JPH05257428A - 公衆表示装置およびその制御方法 - Google Patents
公衆表示装置およびその制御方法Info
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- JPH05257428A JPH05257428A JP5273592A JP5273592A JPH05257428A JP H05257428 A JPH05257428 A JP H05257428A JP 5273592 A JP5273592 A JP 5273592A JP 5273592 A JP5273592 A JP 5273592A JP H05257428 A JPH05257428 A JP H05257428A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フルカラー表示が可能なガス放電ディスプレイ
パネル（ＰＤＰ）や液晶ディスプレイパネル（ＬＣＤ）
を用いた公衆表示装置およびその制御方法に関し，情報
更新を容易にし，且つ小型で表示情報量が多く，利用者
の視野範囲も広くなり，多彩な情報を効果的に提供す
る。 【構成】移動体を含む構造物１の外囲壁に取りつけられ
た，少なくとも２枚の表示手段をその表示面が外方に向
くよう背中合わせにして両面表示する平板型画像表示手
段２と，該表示手段の表示内容を切り替え制御する手段
３を有する構成とする。また切り替え制御手段３は表示
手段２に表示情報を周期的に繰り返し表示させると共
に，１つの繰り返しの表示情報単位に含まれる各利用者
層向けの広告情報を，一日における各利用者層の利用時
間帯に対応させて切り替える構成にする。
パネル（ＰＤＰ）や液晶ディスプレイパネル（ＬＣＤ）
を用いた公衆表示装置およびその制御方法に関し，情報
更新を容易にし，且つ小型で表示情報量が多く，利用者
の視野範囲も広くなり，多彩な情報を効果的に提供す
る。 【構成】移動体を含む構造物１の外囲壁に取りつけられ
た，少なくとも２枚の表示手段をその表示面が外方に向
くよう背中合わせにして両面表示する平板型画像表示手
段２と，該表示手段の表示内容を切り替え制御する手段
３を有する構成とする。また切り替え制御手段３は表示
手段２に表示情報を周期的に繰り返し表示させると共
に，１つの繰り返しの表示情報単位に含まれる各利用者
層向けの広告情報を，一日における各利用者層の利用時
間帯に対応させて切り替える構成にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，フルカラー表示が可能
なガス放電ディスプレイパネル（ＰＤＰ）や液晶ディス
プレイパネル（ＬＣＤ）などの平板型画像表示手段を用
いた広告表示を行う公衆表示装置およびその制御方法に
関する。例えば，電車，バス等の移動体には多くの情報
広告手段が設置されているが，その殆どが印刷物であ
り，車両内壁に張りつけたり，中吊り等の方法で車内に
設置され、利用者への情報提供を行っている。
なガス放電ディスプレイパネル（ＰＤＰ）や液晶ディス
プレイパネル（ＬＣＤ）などの平板型画像表示手段を用
いた広告表示を行う公衆表示装置およびその制御方法に
関する。例えば，電車，バス等の移動体には多くの情報
広告手段が設置されているが，その殆どが印刷物であ
り，車両内壁に張りつけたり，中吊り等の方法で車内に
設置され、利用者への情報提供を行っている。
【０００２】しかし，利用者が求める情報或いは情報提
供側の情報は多岐多様に渡り，しかも常に変化してお
り，その更新は頻繁に行われる必要がある。
供側の情報は多岐多様に渡り，しかも常に変化してお
り，その更新は頻繁に行われる必要がある。
【０００３】
【従来の技術】従来の情報広告手段は主に印刷物で行わ
れており，情報更新時には人手による差し替え作業に依
っている。また最近，車両内にＬＣＤを用いた広告表示
装置を設置することが提案されている。
れており，情報更新時には人手による差し替え作業に依
っている。また最近，車両内にＬＣＤを用いた広告表示
装置を設置することが提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷物による広
告表示は人力による情報更新作業であるため，費用（工
数）がかさむ点に最大の問題があった。また，印刷物で
あるため，張り替えするまで同一情報の表示しかでき
ず，結局，総合情報量としては少ないものとならざるを
得ない。この意味で表示効果対コストがかなり小さいも
のとなっていた。
告表示は人力による情報更新作業であるため，費用（工
数）がかさむ点に最大の問題があった。また，印刷物で
あるため，張り替えするまで同一情報の表示しかでき
ず，結局，総合情報量としては少ないものとならざるを
得ない。この意味で表示効果対コストがかなり小さいも
のとなっていた。
【０００５】また従来のＬＣＤを用いた広告表示は表示
面が片側のみであるため表示情報量が少なく，視野範囲
も狭く，利用者の集中を避けるためには数多く表示装置
を設置する必要があり，且つ表示方法も複数の広告情報
を周期的に切り替えるだけで利用者対応に適切に提供す
るようになっていなかった。
面が片側のみであるため表示情報量が少なく，視野範囲
も狭く，利用者の集中を避けるためには数多く表示装置
を設置する必要があり，且つ表示方法も複数の広告情報
を周期的に切り替えるだけで利用者対応に適切に提供す
るようになっていなかった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の従来欠点
を解決するもので，これは移動体を含む構造物１の外囲
壁に取りつけられた，少なくとも２枚の表示手段をその
表示面が外方に向くよう背中合わせにして両面表示する
平板型画像表示手段２と，該表示手段の表示内容を切り
替え制御する手段３を有することを特徴とした公衆表示
装置の提供により実現できる。
を解決するもので，これは移動体を含む構造物１の外囲
壁に取りつけられた，少なくとも２枚の表示手段をその
表示面が外方に向くよう背中合わせにして両面表示する
平板型画像表示手段２と，該表示手段の表示内容を切り
替え制御する手段３を有することを特徴とした公衆表示
装置の提供により実現できる。
【０００７】また同様に，移動体を含む構造物１の外囲
壁に取りつけられた平板型画像表示手段２と，該表示手
段の表示内容を切り替え制御する手段３を備え，該切り
替え制御手段３は表示手段２に表示情報を周期的に繰り
返し表示させると共に，１つの繰り返しの表示情報単位
に含まれる各利用者層向けの広告情報を，一日における
各利用者層の利用時間帯に対応させて切り替えることを
特徴とした公衆表示装置の制御方法の提供で実現でき
る。
壁に取りつけられた平板型画像表示手段２と，該表示手
段の表示内容を切り替え制御する手段３を備え，該切り
替え制御手段３は表示手段２に表示情報を周期的に繰り
返し表示させると共に，１つの繰り返しの表示情報単位
に含まれる各利用者層向けの広告情報を，一日における
各利用者層の利用時間帯に対応させて切り替えることを
特徴とした公衆表示装置の制御方法の提供で実現でき
る。
【０００８】
【作用】本発明の公衆表示装置では，少なくとも２枚の
平板表示手段を張り合わせ，両側から表示するため，例
えば車内通路天井に架設した所謂中吊り広告表示や，車
壁に埋め込み，車外向けには行先表示，車内向けには着
駅案内他，宣伝広告等の一般情報を表示させるなど，小
型で表示情報量が多く，利用者の視野範囲も広くなり，
多彩な情報を効果的に提供ができる。また利用者の時間
帯に応じた情報を表示するため，その宣伝効果は一層顕
著にできる。
平板表示手段を張り合わせ，両側から表示するため，例
えば車内通路天井に架設した所謂中吊り広告表示や，車
壁に埋め込み，車外向けには行先表示，車内向けには着
駅案内他，宣伝広告等の一般情報を表示させるなど，小
型で表示情報量が多く，利用者の視野範囲も広くなり，
多彩な情報を効果的に提供ができる。また利用者の時間
帯に応じた情報を表示するため，その宣伝効果は一層顕
著にできる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の公衆表示装置全体の回路ブロ
ック構成図である。図中２はフルカラーＰＤＰ等のディ
スプレイパネル21,22 を金属製の不透明な取り付け支持
板23の両側に, その表示面が互いに外方に向くよう背中
合せにして取り付けた複数台の平板型画像情報表示手
段，３は通信手段４，データ処理部５，管理制御手段
６，画像蓄積手段７，表示制御手段８を含んで構成され
る表示内容切り替え制御手段であり，該制御手段３は複
数台の表示手段２についてその両面表示も含め一括して
表示制御する。
ック構成図である。図中２はフルカラーＰＤＰ等のディ
スプレイパネル21,22 を金属製の不透明な取り付け支持
板23の両側に, その表示面が互いに外方に向くよう背中
合せにして取り付けた複数台の平板型画像情報表示手
段，３は通信手段４，データ処理部５，管理制御手段
６，画像蓄積手段７，表示制御手段８を含んで構成され
る表示内容切り替え制御手段であり，該制御手段３は複
数台の表示手段２についてその両面表示も含め一括して
表示制御する。
【００１０】通信手段４は図示せぬ外部装置より画像デ
ータや制御手順のコマンド信号を電話回線を使用して受
信するためのモデムとシリアルポートを備えた通信装置
である。画像蓄積手段７は映像データが書き込まれたビ
デオテープやレーザディスクより映像データを読み出す
ビデオテープレコーダVTR,レーザディスクプレーヤLDP
と, 文字・画像データが書き込まれたプロッピディスク
やハードディスクより文字・画像データを読み出すフロ
ッピディスクドライブFDD,ハードディスクドライブHDD,
文字・画像データ用インターフェイスSCSIを備えてい
る。
ータや制御手順のコマンド信号を電話回線を使用して受
信するためのモデムとシリアルポートを備えた通信装置
である。画像蓄積手段７は映像データが書き込まれたビ
デオテープやレーザディスクより映像データを読み出す
ビデオテープレコーダVTR,レーザディスクプレーヤLDP
と, 文字・画像データが書き込まれたプロッピディスク
やハードディスクより文字・画像データを読み出すフロ
ッピディスクドライブFDD,ハードディスクドライブHDD,
文字・画像データ用インターフェイスSCSIを備えてい
る。
【００１１】データ処理部５はＣＲＴコントローラCRTC
とビデオランダムアクセスメモリVRAMを有する文字・画
像データ記憶部51と, CRTC,VRAM,メモリコントローラ，
アナログ信号をデジタル信号に変換し出力するＡＤコン
バータ，映像処理部を有する映像データ記憶部52を備え
ている。また該データ処理部は，文字・画像データと映
像データを合成するデータ合成部，デジタル信号をアナ
ログ信号に変換し出力するＤＡコンバータを有する表示
情報出力部53を備えている。
とビデオランダムアクセスメモリVRAMを有する文字・画
像データ記憶部51と, CRTC,VRAM,メモリコントローラ，
アナログ信号をデジタル信号に変換し出力するＡＤコン
バータ，映像処理部を有する映像データ記憶部52を備え
ている。また該データ処理部は，文字・画像データと映
像データを合成するデータ合成部，デジタル信号をアナ
ログ信号に変換し出力するＤＡコンバータを有する表示
情報出力部53を備えている。
【００１２】表示制御手段８は複数台の表示手段２の各
々のディスプレイ21,22 を選択駆動するパネル制御部8
1, 表示情報出力部53よりの表示情報を各ディスプレイ2
1,22に割り当てる分配器82を備えるている。管理制御手
段６は表示内容切り替え手段３の各手段４，５，６，
７，８と信号バス９を介し接続され，それらをコントロ
ールするマイクロプロセッシングユニットMPU ，コント
ロール用の制御信号を記憶するRAM ，コントロール用プ
ログラムが記憶されたリードオンリーメモリROM を備え
ている。
々のディスプレイ21,22 を選択駆動するパネル制御部8
1, 表示情報出力部53よりの表示情報を各ディスプレイ2
1,22に割り当てる分配器82を備えるている。管理制御手
段６は表示内容切り替え手段３の各手段４，５，６，
７，８と信号バス９を介し接続され，それらをコントロ
ールするマイクロプロセッシングユニットMPU ，コント
ロール用の制御信号を記憶するRAM ，コントロール用プ
ログラムが記憶されたリードオンリーメモリROM を備え
ている。
【００１３】図１に示す公衆表示装置において，広告す
る表示情報の入力は２種類の方法でもたらされる。一つ
は記憶媒体の運搬で，本実施例ではフロッピディスク，
ハードディスクおよびビデオテープ，レーザディスクを
用いている。フロッピディスク，ハードディスク内には
文字・画像情報が蓄積されており，FDD, HDDの装置にて
読み取り，それをデータ処理部５にて表示手段２で表示
可能な表示情報に変換した上で，表示制御手段８へ転送
され，これにより表示手段２での画像表示が行われる。
また文字・画像情報を一旦ハードディスクにて読み込
み，継続蓄積する場合もある。
る表示情報の入力は２種類の方法でもたらされる。一つ
は記憶媒体の運搬で，本実施例ではフロッピディスク，
ハードディスクおよびビデオテープ，レーザディスクを
用いている。フロッピディスク，ハードディスク内には
文字・画像情報が蓄積されており，FDD, HDDの装置にて
読み取り，それをデータ処理部５にて表示手段２で表示
可能な表示情報に変換した上で，表示制御手段８へ転送
され，これにより表示手段２での画像表示が行われる。
また文字・画像情報を一旦ハードディスクにて読み込
み，継続蓄積する場合もある。
【００１４】ビデオテープ，レーザディスクの場合はVT
R,LDP により再生された映像情報をデータ処理部５にて
表示情報に変換した上で，表示制御手段８へ転送，同期
信号Ｈ，Ｖ，ＲＧＢカラーデータ信号を再生した後，表
示手段２へ送られ，映像表示が行われる。これらの表示
制御は管理制御手段６のコントロールの下で動作し，表
示手段２の各ディスプレイ21,22 には文字・画像情報又
は映像情報或いはそれら情報が合成された情報が表示さ
れる。
R,LDP により再生された映像情報をデータ処理部５にて
表示情報に変換した上で，表示制御手段８へ転送，同期
信号Ｈ，Ｖ，ＲＧＢカラーデータ信号を再生した後，表
示手段２へ送られ，映像表示が行われる。これらの表示
制御は管理制御手段６のコントロールの下で動作し，表
示手段２の各ディスプレイ21,22 には文字・画像情報又
は映像情報或いはそれら情報が合成された情報が表示さ
れる。
【００１５】一方，第二の表示データ入力方法は通信に
よるもので，パソコン通信等で近年よく行われるデータ
通信手段４を介した構成である。高速大容量の伝送手段
を用いることにより，上記映像データの転送も可能であ
るが，本実施例では公衆電話回線を用いたデータ通信の
場合を示す。電話回線を通じて伝送されるデータには，
フロッピディスクの場合と同様の文字・画像情報の他こ
れら多種類の信号源の切替え制御を行うためのコマンド
信号も含まれ，遠隔操作により管理制御手段６を制御
し，表示内容の切替えを行うようにしている。
よるもので，パソコン通信等で近年よく行われるデータ
通信手段４を介した構成である。高速大容量の伝送手段
を用いることにより，上記映像データの転送も可能であ
るが，本実施例では公衆電話回線を用いたデータ通信の
場合を示す。電話回線を通じて伝送されるデータには，
フロッピディスクの場合と同様の文字・画像情報の他こ
れら多種類の信号源の切替え制御を行うためのコマンド
信号も含まれ，遠隔操作により管理制御手段６を制御
し，表示内容の切替えを行うようにしている。
【００１６】図２は本公衆表示装置の適用例であり，移
動体として特に列車内設置状況を示したもので，Ａ図は
列車側面図，Ｂ図は列車内部図であり，図中１は列車ボ
ディである。表示手段２にはフルカラー表示ＰＤＰを用
い，列車ボディ１の貫通孔11内に配置した支持体23を挟
んで２枚背中合せに取り付け, 該貫通孔11内に設置す
る。車両前後左右の列車ボディ１に取り付ける表示手段
２a は一方パネル21が列車外の利用者に対し情報表示
し，他方パネル22が列車内の利用者に対し情報表示す
る。
動体として特に列車内設置状況を示したもので，Ａ図は
列車側面図，Ｂ図は列車内部図であり，図中１は列車ボ
ディである。表示手段２にはフルカラー表示ＰＤＰを用
い，列車ボディ１の貫通孔11内に配置した支持体23を挟
んで２枚背中合せに取り付け, 該貫通孔11内に設置す
る。車両前後左右の列車ボディ１に取り付ける表示手段
２a は一方パネル21が列車外の利用者に対し情報表示
し，他方パネル22が列車内の利用者に対し情報表示す
る。
【００１７】列車内の座席12上の天井部に架設された中
吊り型表示手段２ｂも，フルカラー表示ＰＤＰを用い，
吊り下げ形状の支持体の表裏にそれぞれ２枚のディスプ
レイを背中合せに取り付けている。表示手段２ａと２ｂ
は内部ケーブル13を介して制御部分に接続され，表示制
御される。天井架設の表示手段２ｂは特に省スペースに
て情報利用度が大幅に改善される。また列車ボディ側壁
の表示手段２ａについても２枚合わせとなっており，車
両内外へ異なる情報を提供することが可能である。
吊り型表示手段２ｂも，フルカラー表示ＰＤＰを用い，
吊り下げ形状の支持体の表裏にそれぞれ２枚のディスプ
レイを背中合せに取り付けている。表示手段２ａと２ｂ
は内部ケーブル13を介して制御部分に接続され，表示制
御される。天井架設の表示手段２ｂは特に省スペースに
て情報利用度が大幅に改善される。また列車ボディ側壁
の表示手段２ａについても２枚合わせとなっており，車
両内外へ異なる情報を提供することが可能である。
【００１８】図３，図４は列車の案内広告表示を行う場
合の一例を示す。図３は表示手段２ｂの表示例で，Ａ図
は列車内部全体を示し、Ｂ図は表示手段２ｂの裏面側の
表示状態を示している。また図４は表示手段２ａの表示
例で，Ａ図は列車外方から見た側面図，Ｂ図は列車内か
ら見た側面図である。図３の場合には表示手段２ｂの表
面はＡ図の如く文字を表示し，裏面はＢ図の如く映像を
表示している。図４の場合には表示手段２ａの表面はＡ
図の如く列車名・列車番号を，裏面はＢ図の如く行先名
の文字情報を表示している。
合の一例を示す。図３は表示手段２ｂの表示例で，Ａ図
は列車内部全体を示し、Ｂ図は表示手段２ｂの裏面側の
表示状態を示している。また図４は表示手段２ａの表示
例で，Ａ図は列車外方から見た側面図，Ｂ図は列車内か
ら見た側面図である。図３の場合には表示手段２ｂの表
面はＡ図の如く文字を表示し，裏面はＢ図の如く映像を
表示している。図４の場合には表示手段２ａの表面はＡ
図の如く列車名・列車番号を，裏面はＢ図の如く行先名
の文字情報を表示している。
【００１９】表示手段２ｂについては上記例以外に従来
の印刷物による中吊り広告と同様，雑誌，一般商品広告
が主の表示内容で，定期的に着駅案内，ニュース等を流
すようにしてもよい。表示手段２ａについては列車外表
示は列車名，行き先案内，号車番号が主であるが，車内
向けは図３と類似の宣伝広告主体の内容となっもよい。
このように構造物外壁を境にその内外の人への提供情報
は大きく異なることが多く，入場が有償であればなおそ
の傾向が強い。このため，一つの表示装置が複数の表示
画面を制御することのメリットは大きい。
の印刷物による中吊り広告と同様，雑誌，一般商品広告
が主の表示内容で，定期的に着駅案内，ニュース等を流
すようにしてもよい。表示手段２ａについては列車外表
示は列車名，行き先案内，号車番号が主であるが，車内
向けは図３と類似の宣伝広告主体の内容となっもよい。
このように構造物外壁を境にその内外の人への提供情報
は大きく異なることが多く，入場が有償であればなおそ
の傾向が強い。このため，一つの表示装置が複数の表示
画面を制御することのメリットは大きい。
【００２０】本発明は表示内容を自由に変更できる電子
ディスプレイを使用していることで多くのメリットがあ
る。従来の人手による取り替え作業が不要になるばかり
でなく，例えば，列車内の広告表示内容を，時間帯によ
り異なる客層に合わせて内容変更することができ，その
効果を一層高めることができる。図５は列車, バス等に
おける各利用者層の利用時間帯に対応して表示情報を切
り替える本発明に係る表示制御方法を説明する図であ
り，時間帯（早朝７時台），（早朝7:30〜10:30)，
（昼間10:30 〜16:00), （夕方〜16:00 以降）につ
いて図示してある。
ディスプレイを使用していることで多くのメリットがあ
る。従来の人手による取り替え作業が不要になるばかり
でなく，例えば，列車内の広告表示内容を，時間帯によ
り異なる客層に合わせて内容変更することができ，その
効果を一層高めることができる。図５は列車, バス等に
おける各利用者層の利用時間帯に対応して表示情報を切
り替える本発明に係る表示制御方法を説明する図であ
り，時間帯（早朝７時台），（早朝7:30〜10:30)，
（昼間10:30 〜16:00), （夕方〜16:00 以降）につ
いて図示してある。
【００２１】時間帯は通勤客を対象にTVニュースや
週刊誌の宣伝を行い, 時間帯は主婦層を対象とした旅
行会社のプロモーションビデオの繰り返し, 時間帯に
なると通勤帰り客を狙った飲食店の宣伝を繰り返してい
る。そして，この表示情報を情報変更まで毎日繰り返し
制御する。また当然上記時間帯〜について停車近く
では着駅案内を表示する。
週刊誌の宣伝を行い, 時間帯は主婦層を対象とした旅
行会社のプロモーションビデオの繰り返し, 時間帯に
なると通勤帰り客を狙った飲食店の宣伝を繰り返してい
る。そして，この表示情報を情報変更まで毎日繰り返し
制御する。また当然上記時間帯〜について停車近く
では着駅案内を表示する。
【００２２】
【発明の効果】以上の本発明によれば，従来の印刷物媒
体方式に比べ，情報交換の手間が不要となって，維持費
は大幅に低減できる。また従来の平板ディスプレイを用
いた広告表示に比べ，本発明では２枚背中合わせの平板
ディスプレイにより小型で表示情報量および利用者の視
野範囲を飛躍的に増大でき，より多くの利用者に対する
効果的な情報提供が可能になる。
体方式に比べ，情報交換の手間が不要となって，維持費
は大幅に低減できる。また従来の平板ディスプレイを用
いた広告表示に比べ，本発明では２枚背中合わせの平板
ディスプレイにより小型で表示情報量および利用者の視
野範囲を飛躍的に増大でき，より多くの利用者に対する
効果的な情報提供が可能になる。
【００２３】また本発明では，利用者の時間帯に応じた
適切で極めて多様な情報を広告表示できるなど、その実
用上の効果は著しい。
適切で極めて多様な情報を広告表示できるなど、その実
用上の効果は著しい。
【図１】本発明の公衆表示装置全体の回路ブロック構成
を示す実施例図である。
を示す実施例図である。
【図２】本発明の公衆表示装置を列車に搭載使用した実
施例図で，Ａ図が列車側面図，Ｂ図が列車内部図であ
る。
施例図で，Ａ図が列車側面図，Ｂ図が列車内部図であ
る。
【図３】本発明の公衆表示装置を列車内の中吊表示装置
として構成した実施例図で，Ａ図が列車内部図，Ｂ図が
表示手段の裏面側表示状態を示す図である。
として構成した実施例図で，Ａ図が列車内部図，Ｂ図が
表示手段の裏面側表示状態を示す図である。
【図４】本発明の公衆表示装置を列車側壁の表示装置と
して構成した実施例で，Ａ図が列車外から見た側面図，
Ｂ図が列車内から見た側面図である。
して構成した実施例で，Ａ図が列車外から見た側面図，
Ｂ図が列車内から見た側面図である。
【図５】本発明の公衆表示装置による列車内壁表示の制
御方法を説明する図である。
御方法を説明する図である。
１ 構造物（建物，列車など） ２ 平面型画像表示手段 ３ 表示内容切り替え制御手段 ４ 通信手段 ５ データ処理部 ６ 管理制御手段 ７ 画像蓄積手段 ８ 表示制御手段 １１ 貫通孔
Claims (5)
- 【請求項１】移動体を含む構造物（１）の外囲壁に取り
つけられた，少なくとも２枚の表示手段をその表示面が
互いに外方に向くよう背中合わせにして両面表示する平
板型画像表示手段（２）と，該表示手段の表示内容を切
り替え制御する手段（３）を有することを特徴とした公
衆表示装置。 - 【請求項２】前記表示内容切り替え制御手段（３）は，
画像蓄積手段（７）と，外部装置からの制御信号や画像
信号を受信するための通信手段（４）と，前記画像蓄積
手段（７）及び前記通信手段（４）より入力される広告
情報を前記表示手段（２）への表示情報に変換するデー
タ処理部（５）と，前記表示手段（２）を駆動し表示情
報を表示する表示制御手段（８）, 及びこれら各手段を
統括制御するための管理制御手段（６）を有することを
特徴とした請求項１記載の公衆表示装置。 - 【請求項３】前記表示手段（２）は，前記移動体構造物
（１）の天井部又は側壁部の前記外囲壁に形成された貫
通孔（１１）内に，前記表示画面の一方が前記構造物の
内部から，他方が外部から表示観察できるように設置さ
れていることを特徴とした請求項１記載の公衆表示装
置。 - 【請求項４】前記表示手段（２）はカラー表示可能なガ
ス放電ディスプレイパネル又は液晶ディスプレイパネル
からなり，一方の表示パネルに表示される情報が他方の
表示パネルの情報と異なっていることを特徴とした請求
項１記載の公衆表示装置。 - 【請求項５】移動体を含む構造物（１）の外囲壁に取り
つけられた平板型画像表示手段（２）と，該表示手段の
表示内容を切り替え制御する手段（３）を備え，該該切
り替え制御手段（３）は表示手段（２）に表示情報を周
期的に繰り返し表示させると共に，１つの繰り返しの表
示情報単位に含まれる各利用者層向けの広告情報を，一
日における各利用者層の利用時間帯に対応させて切り替
えることを特徴とした公衆表示装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5273592A JPH05257428A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 公衆表示装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5273592A JPH05257428A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 公衆表示装置およびその制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05257428A true JPH05257428A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12923190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5273592A Pending JPH05257428A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 公衆表示装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05257428A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08327982A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-13 | Nec Niigata Ltd | 液晶表示装置 |
| JP3221569B2 (ja) * | 1996-01-23 | 2001-10-22 | グローバルメディアオンライン株式会社 | 情報表示システム |
| WO2002005250A1 (fr) * | 2000-07-11 | 2002-01-17 | Ota, Setsu | Systeme d'affichage electronique |
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1992
- 1992-03-11 JP JP5273592A patent/JPH05257428A/ja active Pending
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