JPH0525718Y2 - - Google Patents

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JPH0525718Y2
JPH0525718Y2 JP2551588U JP2551588U JPH0525718Y2 JP H0525718 Y2 JPH0525718 Y2 JP H0525718Y2 JP 2551588 U JP2551588 U JP 2551588U JP 2551588 U JP2551588 U JP 2551588U JP H0525718 Y2 JPH0525718 Y2 JP H0525718Y2
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JP
Japan
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spray
rotating shaft
bracket
main body
hollow
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JP2551588U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、畝に植えられた農作物、特に畝に叢
生する茶木などに散水や消毒を行うための噴霧器
に関する。
B 従来の技術 従来から茶園で散水や害虫駆除のための薬剤噴
霧は、地上に立設されたポールの上端に取付けら
れた噴霧ノズルの多数を用いて、作物の上方より
行われていた。
C 考案が解決しようとする課題 しかしながら従来の方法によると、薬液は葉の
表面にしか散布されず、葉裏まで及ばない。従つ
て、葉裏にひそんでいた害虫がすぐはびこつて噴
霧の効果が低く、そのため噴霧回数を増やさねば
ならず、人体への健康を害するばかりでなく、経
費が嵩んでいた。
本考案は上記課題を解決し、葉の表は勿論、裏
にまで散水や薬剤散布が可能な噴霧器を安価に提
供することを目的とする。
D 課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本考案の構成は次の通
りである。即ち、植物の畝をまたいで両側をハン
ドルで保持される本体と、該本体の下面から垂下
されたブラケツトと、該ブラケツトに支持された
回転噴霧体とを有し、該回転噴霧体は前記ブラケ
ツトに支持された中空回転軸と、該回転軸に連通
してそれを中心として放射状に接続された複数の
中空噴霧管とを含む。
E 作用 流体が加圧供給される噴霧器が畝の両側から作
業者により支持され、下向きの噴霧管を樹冠内に
差し込んで畝の長さ方向に沿い移動される。これ
により前記噴霧管に回転軸まわりの回転が付与さ
れ、各噴霧管を経て樹冠の内外に対して均一な噴
霧が行われる。
F 実施例 以下本考案の実施様態を図面に示す一実施例に
もとづいて説明する。第1図及び第2図に示され
るように、噴霧器は大略的に本体1とブラケツト
3と回転噴霧体4とを有する。該回転噴霧体には
流体供給管5が接続される。
しかして本体1は植物の畝をまたいで両側をハ
ンドル2で保持され、合成樹脂または金属からな
る枠体を呈する。即ち、2本の縦棒体11が並列
され、これら縦棒体が横棒体12により連結され
て5個の平面枠体1a,1b,1c,1d,1e
が形成され、本体1が茶木の樹冠頂面に沿う円弧
状となるよう、各平面枠体1a…1e間が鈍角に
曲折される。また、本体1の上側は円弧状断面の
トンネル状カバー6で覆われている。
ブラケツト3は前記各平面枠体毎に前記横棒体
12の下面から垂下固定されて、下端部で回転噴
霧体4の中空回転軸4aの両端部を支持する。
回転噴霧体4は前記中空回転軸4aと、その軸
方向に隔置された複数組(図示2組)の中空噴霧
管4bからなる。該噴霧管は回転軸4aに連通し
てそれを中心として放射状に接続された複数(図
示4本)からなる。各噴霧管4bの先端には噴霧
ノズルが設けられる。
前記流体供給管5は、本体1の長さ方向に沿つ
て配設された主管5aと、それから分岐されて各
中空回転軸4aの一端に接続された支管5bとか
らなる。前記主管5aには、図示外の流量調整弁
を介して加圧流体が圧送される可撓性ホース(図
示せず)が接続される。
以上において薬剤散布時の作動状態を説明す
る。噴霧器には流体供給管5を経て水溶薬剤が加
圧供給される。そして噴霧器は、茶木の畝の両側
からハンドル2を介して2人の作業者によつて支
持され、回転噴霧体4の中空回転軸4aが茶木の
樹冠頂部に近接され、この状態で畝長さ方向に移
動される。これにともない、樹冠中に挿入された
下向きの噴霧管4bが茶木に邪魔されて進行を止
められるので、噴霧体4は回転する。そして次の
噴霧管4bが下向きとなつて樹冠中に進入され、
このようにして噴霧体4は本体1の進行と共に回
転を続ける。従つて、葉の表裏へ薬剤が散布され
る。上方に向いた噴霧管4bからの流体はカバー
に遮られ、無駄や人体に有害な噴霧が防がれる。
中空噴霧管4bは1組当り3本以上がほぼ等角
度で放射状となつていればよい。また、回転噴霧
体4は各平面枠体毎に本体1の幅方向に2列並設
されてもよい。
本考案は他の農作物に対しても適用される。
本考案は前記した実施例や実施態様に限定され
ず、本考案の精神および実用新案登録請求の範囲
を逸脱しない範囲で種々の変形を含む。
G 考案の効果 本考案は以上の如く植物の畝をまたいで両側を
ハンドルで保持される本体と、該本体の下面から
垂下されたブラケツトと、該ブラケツトに支持さ
れた回転噴霧体とを有し、該回転噴霧体は前記ブ
ラケツトに支持された中空回転軸と、該回転軸に
連通してそれを中心として放射状に接続された複
数の中空噴霧管とを含む可搬式園芸用噴霧器であ
る。従つて、農作物の葉の表面だけでなく裏面へ
も噴霧でき、特に薬剤の散布に際して効果が向上
し、散布回数を減らすことができる。これによ
り、人体への薬剤の影響や、薬剤消費量および作
業時間が格段に減少された。
しかも、構造が簡単で安価に提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は一部切欠−平面図である。 A……樹木、1……本体、2……ハンドル、3
……ブラケツト、4……回転噴霧器、4a……中
空回転軸、4b……中空噴霧管、5……流体供給
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 植物の畝をまたいで両側をハンドルで保持され
    る本体と、該本体の下面から垂下されたブラケツ
    トと、該ブラケツトに支持された回転噴霧体とを
    有し、該回転噴霧体は前記ブラケツトに支持され
    た中空回転軸と、該回転軸に連通してそれを中心
    として放射状に接続された複数の中空噴霧管とを
    含むことを特徴とする可搬式園芸用噴霧器。
JP2551588U 1988-02-26 1988-02-26 Expired - Lifetime JPH0525718Y2 (ja)

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JP2551588U JPH0525718Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

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JP2551588U JPH0525718Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

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JPH01128852U JPH01128852U (ja) 1989-09-01
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JP7168935B2 (ja) * 2019-03-07 2022-11-10 鹿児島県 茶園における液剤散布方法 並びに液剤散布装置

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JPH01128852U (ja) 1989-09-01

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