JPH0525713U - 差動トランス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 先端子の改良により、振れない、誤差の極め
て少ない、差動トランスを提供する。 【構成】 コア２のついた軸４の先に永久磁石先端子５
を設け、対象物の測定部に固定して、測定を行う。先端
子５は磁力により先端子に密着する。 【効果】 先端が振れないので、極めて誤差の少ない測
定が出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本願は差動トランスに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来より差動トランスには、平形先端子、ボール先端子、球面先端子、又はロ ーラー等の検出端子を使っていた。この場合、人の動き、振動等に対し敏感に検 知し、データにふらつきや誤差が生じることが多かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、振れないで誤差の極めて少ない測定の出来る差動トランスを提供す ることを目的とする。

【０００４】

【作用】

作動トランスの永久磁石先端子を対象物である測定部に固定する。そしてコア の動きで測定するのは従来の技術と全く同じである。このようにして、磁石の対 象物への固定により、振れない先端子が得られ、その結果として極めて優れた誤 差の少ないデータが得られる。

【０００５】

【実施例】

図中、１はケース、２はコア、３はコイル、４は軸、５は永久磁石先端子であ る。永久磁石先端子５を、軸４の先に設ける。すると、鉄である対象物の測定部 に固定され、密着し、その状態で測定する。先端子は磁力により対象物に密着し 、横に振れたり、ずれたりすることが無い。

【０００６】

【考案の効果】

これを用いるとコアが振動に強くなり、１０００分の１ミリメートルの誤差も なく、更に正確で確実な測定によるデータが得られる。 この作動トランスは、用途も広く、長さ、厚み、太さ、伸び縮み、圧力、荒さ 、撓み、重量、比重、流量、加速度、振動等、又、耐油性、耐水性、耐熱性等と 、幅広い分野で使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】差動トランスの断面図である。

【図２】先端子の側面図である。

【符号の説明】

１ ケース ２ コア ３ コイル ４ 軸 ５ 永久磁石先端子

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コア２のついている軸６の先端に永久磁
   石端子７を設けた差動トランス。