JPH05256668A - 光透過式ロータリーエンコーダ - Google Patents

光透過式ロータリーエンコーダ

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Publication number
JPH05256668A
JPH05256668A JP4057632A JP5763292A JPH05256668A JP H05256668 A JPH05256668 A JP H05256668A JP 4057632 A JP4057632 A JP 4057632A JP 5763292 A JP5763292 A JP 5763292A JP H05256668 A JPH05256668 A JP H05256668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary encoder
light
hollow cylindrical
slit
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4057632A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Sawai
剣 澤井
Yasunori Okamoto
耕典 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4057632A priority Critical patent/JPH05256668A/ja
Publication of JPH05256668A publication Critical patent/JPH05256668A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータ機器等に使用されるマウス等の
ポインティングデバイスに使用される光透過式ロータリ
ーエンコーダの小形化、精度向上を図ることを目的とす
るものである。 【構成】 本発明は操作軸7の一端の中空円筒部にスリ
ット部8を形成し、この中空円筒部の中心位置に発光素
子9を、スリット部8の外側に受光素子10を配置した
ものである。この構成により、発光素子9を中空円筒部
の中心に配置することで、小形化を図るとともに、操作
軸7とスリット部8を一体で構成したことにより、精度
向上とコストダウン等に寄与するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてコンピュータ機
器・ワードプロセッサに使用されるマウスやトラックボ
ールなどのポインティングデバイスや、ビデオ機器・オ
ーディオ機器の音量調整用等に使用され、回転操作によ
りパルス信号を発生する光透過式ロータリーエンコーダ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図3〜図4の光透過式ロー
タリーエンコーダにより説明する。同図によると、2は
操作軸1に取り付けられた円盤状のスリット板であり、
このスリット板2は光が透過するようにスリット部2a
と、遮光されるように遮光部2bとで構成されている。
このスリット板2を挟み込むように片側に発光素子3
が、もう一方側に受光素子4が対向して配置され、それ
ぞれ下部ケース5と上部ケース6に固定されている。
【0003】次に、上記従来技術の動作について説明す
ると、操作軸1を回転操作してスリット板2を回転させ
ると、発光素子3から発した光はスリット部2aと遮光
部2bとにより、受光素子4に照射・遮光されてパルス
波形が出力されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光透過式のロータリーエンコーダでは、スリット板
が円盤状のためにエンコーダの占める体積が大きくな
り、小型化が困難であるといった課題があった。例え
ば、小型マウスや小型トラックボールといった製品では
限られた直径の中にエンコーダを収めなければならず、
光透過式では小型化という点で不可能であった。
【0005】また、操作軸1とスリット板2は別々の部
品を組み合わせるために、取り付け精度が良くないとい
う課題や、取り付けることにより製造コストがかかると
いう課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、スリット操作軸の中空円筒部に構成し、発
光素子を円筒の中心に配置したものである。
【0007】
【作用】以上のように、スリット板を円筒状とし、その
中心に発光素子を配置することによって、エンコーダの
小型化ができ、小型マウスや小型トラックボールといっ
た製品に応用することができるとともに、また、操作軸
と円筒状スリット板を一体構造とすることによって、取
り付けによる寸法変動要因や製造コストを抑えることが
できるという効果を有するものである。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例である光透過式ロータリー
エンコーダを図1〜図2により説明する。同図による
と、8は操作軸7の一端の中空円筒部に設けられたスリ
ット部であり、このスリット部8は、円筒の回転方向と
垂直に光を透過するスリット8aと遮断する遮断部8b
で構成されている。そして、円筒の中心位置に発光素子
9が、スリット部8を挟んで外側に受光素子10がそれ
ぞれ配置され、下部ケース11に固定されている。ま
た、上部ケース12は蓋の役目をも果たすものである。
【0009】なお、スリット部8は操作軸7と一体構造
としたため、スリット部8の遮断部8bが端面で切断さ
れた形としているので、樹脂等の材料で射出成形も可能
である。
【0010】次に、上記実施例の動作について説明する
と、操作軸7を回転操作してスリット部8を回転させる
と、スリット部8の中心に配置してある発光素子9から
発した光は、スリット8aと遮断部8bとにより受光素
子10に照射・遮光されて、従来例と同様にパルス波形
が出力される。
【0011】なお、受光素子10を二つ以上配置し、位
相差出力といった信号を出力する場合でも、光源となる
発光素子9は円筒状スリット板8の円筒の中心に配置さ
れているので、複数個必要としないものとなる。
【0012】更に、本発明に用いられているスリット部
8のパルス数を増やし内側もしくは外側に固定スリット
板を構成することによって、高パルス化を図ることも可
能である。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように、中空円筒部に設
けられたスリット部の中心に発光素子を配置し、外側に
受光素子を配置しているので、小型化が可能になり小型
マウスや小型トラックボール等に使用されるエンコーダ
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光透過式ロータリーエンコーダの側断
面図
【図2】同要部である操作軸一端の中空部のスリット部
の構造図
【図3】従来の光透過式ロータリーエンコーダの側断面
【図4】同要部であるスリット板の構造図
【符号の説明】
7 操作軸 8 スリット部 8a スリット 8b 遮断部 9 発光素子 10 受光素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能な中空円筒部の回転方向と垂直に
    この中空円筒部に一定間隔にスリットを形成して設けら
    れたスリット部と、この中空円筒部内に配置された発光
    素子と、上記中空円筒部外に配置された受光素子とから
    なる光透過式ロータリーエンコーダ。
  2. 【請求項2】発光素子が中空円筒部の中心に配置され、
    受光素子が複数個配置された請求項1記載の光透過式ロ
    ータリーエンコーダ。
  3. 【請求項3】中空円筒部のスリット部が、操作軸の一端
    に形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の光透過式ロータリーエンコーダ。
  4. 【請求項4】スリットが操作軸の端部に設けられた請求
    項3記載の光透過式ロータリーエンコーダ。
JP4057632A 1992-03-16 1992-03-16 光透過式ロータリーエンコーダ Pending JPH05256668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4057632A JPH05256668A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 光透過式ロータリーエンコーダ

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JP4057632A JPH05256668A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 光透過式ロータリーエンコーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05256668A true JPH05256668A (ja) 1993-10-05

Family

ID=13061273

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4057632A Pending JPH05256668A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 光透過式ロータリーエンコーダ

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JP (1) JPH05256668A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1591713A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-02 Chin-Chih Lin Suspension arm

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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