JPH05256658A - 図形表示装置 - Google Patents

図形表示装置

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JPH05256658A
JPH05256658A JP5251992A JP5251992A JPH05256658A JP H05256658 A JPH05256658 A JP H05256658A JP 5251992 A JP5251992 A JP 5251992A JP 5251992 A JP5251992 A JP 5251992A JP H05256658 A JPH05256658 A JP H05256658A
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和由 森村
Takumi Kawamoto
巧 川本
Masae Goto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】海図などの図形を発光表示する場合に、図形の
視認性を低下させることなく画面輝度を容易に可変させ
る。 【構成】陸側Aを海側Bと明瞭に区別できるように、陸
地Aを所定の塗りつぶしパターンで塗りつぶし表示し、
その塗りつぶしパターンとして、平均輝度の異なる複数
種の塗りつぶしパターンを設定しておき、周囲の照度に
応じて手動操作または自動制御によって塗りつぶしパタ
ーンを変更する。 【効果】周囲照度の低い場合に塗りつぶしパターンの平
均輝度を低下させることによって、画面の眩しさが抑え
られ、周囲照度の高い場合に塗りつぶしパターンの平均
輝度を上げることによって、領域の把握が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばCRTなど
の表示器上に航跡や海図などの図形を表示する図形表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CRTなどの表示器上に航跡を表示する
ようにした航跡表示装置は、航法装置から送られてくる
位置データをメモリに順次蓄積し、そのメモリからデー
タを読み出して表示器上に表示するようにしている。こ
のような航跡表示装置では、緯度線および経度線だけで
なく、海岸線やその他の物標などの海図とともに航跡が
表示される。
【0003】一般に、CRTなどの表示器上に海図を表
示するための海図データは、実際の海図がディジタイズ
され、データ圧縮されて、一定の区画を複数点の位置デ
ータとしてあらかじめROMやフロッピーディスクに書
き込まれたものが用いられる。このような海図データを
もとに、表示器上に海図を表示する場合、海岸線などは
ディジタイズされた複数点の各点間を直線で結んだ折線
として表示され、通常使用される縮尺率のもとでは、見
掛け上曲線として表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
複数の位置を順次線分で結んだ折線では、たとえば海岸
線の場合、陸地と海との境界線を表すだけであり、実際
に表示された海岸線のどちら側が陸で、どちら側が海で
あるかは直ちに判読できない場合があった。特に入江の
複雑な海岸線や初めて航行する海域における海岸線の表
示ではその傾向が顕著となる。
【0005】そこで、表示器上に海岸線を表示する際、
海岸線を曲線(折線)として表示するのではなく、陸地
側のパターン全体を特定色で塗りつぶして表示すること
が考えられる。しかしながら、陸地全体を特定色で表示
するようにした場合、陸地部分の発光輝度が高いため、
その海図表示を行う航跡表示装置などの機器を船室内で
夜間利用する場合、CRTの表示画面が著しく眩しく感
じられる。つまみやキー操作によって画面輝度を抑える
ことが可能であるとしても、陸地の表示輝度を眩しくな
い程度に低下させた状態では、緯度線、経度線、航跡、
またはその他の文字や記号の表示が極めて暗くなる。そ
のため判読が困難となったり、読み誤る虞もある。
【0006】この発明の目的は、陸地と海など、異なる
領域の区別を視覚上明確にするとともに、低照度下での
使用状態でも、画面輝度を適正に抑えられるようにした
図形表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、異なる領域
間の境界を示す境界線を含む図形を表示する図形表示装
置において、表示信号を入力して図形を発光表示する表
示手段と、前記境界線の表示用データを生成し、表示用
メモリに書き込む、境界線表示データ書込手段と、平均
輝度の異なる複数種の塗りつぶしパターンから一つの塗
りつぶしパターンを選択する塗りつぶしパターン選択手
段と、前記境界線を境界として区分される複数の領域の
うち少なくとも一つの領域を、前記塗りつぶしパターン
選択手段により選択されたパターンで塗りつぶし表示す
る表示用データを生成し、前記表示用メモリに書き込
む、塗りつぶしパターン表示データ書込手段と、前記表
示用メモリの内容から表示信号を生成して前記表示手段
に与える表示信号生成手段、とからなる。
【0008】
【作用】この発明の図形表示装置では、境界線表示デー
タ書込手段は境界線の表示用データを生成して表示用メ
モリに書き込み、塗りつぶしパターン選択手段は平均輝
度の異なる複数種の塗りつぶしパターンから1つの塗り
つぶしパターンを選択する。塗りつぶしパターン表示デ
ータ書込手段は、境界線が境界となる2つの領域のうち
いずれか一方の領域を選択されたパターンによって塗り
つぶし表示する表示用データを生成し、表示用メモリに
書き込む。表示信号生成手段は表示用メモリの内容から
表示信号を生成して表示手段へ与える。これにより表示
手段は境界線とともに、その境界線が境界となる2つの
領域のうちいずれか一方の領域に塗りつぶしパターンを
それぞれ発光表示する。
【0009】以上のように作用するため、塗りつぶしパ
ターン選択手段の選択可能な複数種の塗りつぶしパター
ンとして、それぞれ平均輝度の異なる複数種の塗りつぶ
しパターンをあらかじめ設定しておき、たとえば夜間な
ど装置周囲の照度の低い状態では、平均輝度の低い塗り
つぶしパターンを選択することによって、表示画面の眩
しさを抑えることができる。また、日中など外光が多量
に入射する環境下では、平均輝度の高い塗りつぶしパタ
ーンを選択することによって、境界線を境界とする2つ
の領域を容易に把握できるようになる。
【0010】
【実施例】この発明の実施例である航跡表示装置の構成
をブロック図として図1に示す。
【0011】図1において1はROM6にあらかじめ書
き込んだプログラムを実行して後述する各種処理を行う
マイクロプロセッサ。航法装置2はたとえばGPS受信
機やロランC受信機などからなり、自船位置を測位して
マイクロプロセッサ1に対し割り込み信号を与える。マ
イクロプロセッサ1は割り込み処理によって航法装置2
から測位データを読み取る。キー入力装置3は表示画面
の輝度調整用キースイッチを含み、いずれかのキー操作
によりマイクロプロセッサ1に対し割り込み信号を与え
る。マイクロプロセッサ1は割り込み処理によってキー
操作内容を読み取る。PROM4には後述する複数種の
塗りつぶしパターンをあらかじめ書き込んでいる。RA
M5はマイクロプロセッサ1のプログラム実行時の各種
ワーキングエリアとして用いる。時計回路7は現在日時
を計時する。トラックボール8は表示画面内のカーソル
位置を移動させる場合などに用いる。アップダウンカウ
ンタ9はトラックボール8の操作量をカウントし、マイ
クロプロセッサ1はアップダウンカウンタ9の内容によ
ってトラックボールの操作量を読み取る。メモリカード
10にはあらかじめ一定範囲の海図データを書き込んで
いて、マイクロプロセッサ1はバッファ11を介してそ
のデータを読み取る。マルチプレクサ12はアドレス・
データマルチプレックスを行い、GDC(グラフィック
ディスプレイコントローラ)13はマルチプレクサ12
を介してマイクロプロセッサ1から各種コマンドおよび
データを入力する。デマルチプレクサ14はアドレス・
データ分離を行い、GDC13はデマルチプレクサ14
を介してVRAM15に対し表示用のドットパターンを
書き込む。19は信号変換回路であり、GDC13はこ
の信号変換回路19を介して垂直および水平同期信号を
CRT20へ与える。16はそれぞれ4ビットデータを
パラレル−シリアル変換する4組のP−S変換回路であ
る。VRAM15はそれぞれたとえば128kバイト
(横640ドット×縦400ドット×4ビット=128
kバイト)の容量を有する4画面分の表示用メモリから
なり、その内3画面分はグラフィックス表示用のRGB
3色表示用画面、残る1画面はカーソルやマークなど白
色表示する表示パターン用のメモリである。映像合成回
路17は4画面分の表示用メモリをそれぞれシリアルに
入力し、RGBの映像信号として合成する。18はバッ
ファ回路であり、映像合成回路17はバッファ回路18
を介してCRT20へRGB信号を出力する。
【0012】次に、図1に示したCRT20に表示され
る表示画面の例を図2〜図4に示す。図2〜図4におい
てAは陸地、Bは海、Cは海岸線、またDは湾内から沖
合へ出航した船の航跡を示す。また、Laは緯度線、L
oは経度線である。図2では海岸線Cと緯度線Laおよ
び経度線Loによって海図を示し、この海図とともに航
跡Dを表示している。図3および図4では、海岸線Cを
境界とする陸側の領域Aを一定のパターンで塗りつぶし
表示している。図3ではその塗りつぶしパターンの平均
輝度は低く、図4ではその平均輝度が高い。日中などの
高照度下では、図4のように、平均輝度の高い塗りつぶ
しパターンによって陸地を塗りつぶし表示することによ
って、海岸線の形状を明瞭に表示することができる。夕
刻や早朝など低照度下では、図3のように、平均輝度の
低い塗りつぶしパターンで陸地を塗りつぶし表示するこ
とによって、画面の眩しさを抑えるとともに海図を明瞭
に表示することができる。また、必要に応じてさらに画
面の明るさを抑えるために、図2に示すように、黒(非
発光)ドットパターンだけで塗りつぶすか、始めから陸
地の塗りつぶしを行わない。なお、塗りつぶし領域の平
均輝度を変化させても、海岸線C、緯度線La、経度線
Loおよび航跡Dなどの輝度は変化しない。
【0013】これらのパターンも含めて表示画面全体の
明るさを変えるためには、従来と同様の画面輝度の調整
によればよい。
【0014】次に、あらかじめ設定しておく塗りつぶし
パターンの例を図5に示す。塗りつぶしパターンは図1
に示したGDC13に対し塗りつぶしパターンとして与
えるデータであり、たとえば縦16ドット×横16ドッ
トのパターンを繰り返して平曲面内を塗りつぶす。図5
において(A)は16×16ドットの全領域を黒(非発
光)とした塗りつぶしパターン、(B)〜(G)は16
×16ドット内に発光ドットを分散させた塗りつぶしパ
ターンであり、それぞれその発光ドットの分布密度を異
ならせている。(H)は16×16ドットの全ドットを
発光ドットとした塗りつぶしパターンである。このよう
に、(A)〜(H)に示す8種類の塗りつぶしパターン
を選択することによって、塗りつぶし領域を8通りの階
調で表示できるようになる。
【0015】図1に示したGDC13を用いて所定領域
の塗りつぶしを行う場合、境界色(境界とすべきライン
の色)と検索開始点(以下種データという。)のドット
アドレスを指定し、塗りつぶしコマンドを発行すること
によって、閉曲面内をあらかじめ設定された塗りつぶし
パターンで塗りつぶすことができる。たとえば海岸線の
表示色を境界色として設定し、陸地側を塗りつぶす場合
には、陸地内の或る一点を種データとすればよいが、海
図の縮尺率によっては、たとえば図6に示すように本来
なら連続している1つの領域が縮尺表示された場合、境
界線どうしが融合して複数の閉領域に区分される場合が
ある。このような場合には、種データの存在する閉領域
にのみ塗りつぶしが実行され、その他の隔離された閉領
域は塗りつぶされないという問題が生じる。そこで、図
6のような、縮小によって連続領域が区分されるような
場合には、縮小によっても、区分された各領域内に種デ
ータが存在するように、あらかじめ複数の種データを設
定しておく。図6においてS1,S2はそれぞれ種デー
タの位置を示す。
【0016】また、縮尺率が一定であっても、海図の表
示範囲が移動して、種データが表示画面内に存在しなく
なった場合、画面内の陸地が塗りつぶされるまでに長時
間を要することになる。そこで、陸地などの所定領域内
に複数の種データを設定しておく。図7においてS3,
S4,S5はそれぞれ種データの位置を示し、この場
合、表示画面内にあるS3から塗りつぶしが行われるこ
とによって、表示画面内の陸地が短時間に塗りつぶされ
ることになる。
【0017】次に、図1に示したメモリカード10に書
き込まれている海図データおよびRAM5に書き込まれ
る海図データの主要部の構成を図8に示す。図8(A)
はメモリカード10にあらかじめ書き込まれている、海
岸線を表す各点の位置を記憶する領域であり、各点の緯
度データ,経度データをそれぞれ記憶する。図8(A)
において(La0,Lo0)は0番目の緯度,経度デー
タ、(Lan,Lon)はn番目の緯度,経度データで
ある。また(Las0,Los0)は0番目の種データ
の緯度,経度データ、(Lasm,Losm)はm番目
の種データの緯度,経度データである。
【0018】図8(B)は同図(A)に示した緯度,経
度データからVRAM(表示メモリ)上の各点のドット
アドレスを記憶するRAM5内の領域であり、(x0,
y0)は0番目のドットアドレス、(xn,yn)はn
番目のドットアドレスである。また(xs0,ys0)
は0番目の種データのドットアドレス、(xsm,ys
m)はm番目の種データのドットアドレスである。VR
AM上に海岸線のパターンを書き込む場合、(x0,y
0)〜(xn,yn)の各点を節点とし、各節点間を直
線で結んだ折線として表示する。また、陸地側を所定の
塗りつぶしパターンで塗りつぶす際、(xs0,ys
0)〜(xsm,ysm)で示す各種データのドットア
ドレスから塗りつぶしを開始する。
【0019】次に、図1に示したGDC13によって塗
りつぶしを行わせる際に、GDC13に対し与えるべき
データおよびコマンドの例を図9〜図11に示す。ここ
ではGDCとして日本電気製μPD72123を用いる
例を示す。図9においてPTNPは塗りつぶしパターン
格納メモリ領域の最低位アドレス(パターンポインタ)
の3バイトからなるアドレスデータ、PTNCNTは塗
りつぶしパターンのワード数を示す2バイトのデータで
ある。たとえば16×16ドットの塗りつぶしパターン
であれば、PTNCNTに値16を書き込む。図10は
図5に示した8種類の塗りつぶしパターンの記憶領域
(図1に示したPROM4内の領域)であり、図9に示
したPTNPが8種類の塗りつぶしパターンのうち所定
の塗りつぶしパターンの最低位アドレスを設定すること
によって、1つの塗りつぶしパターンを設定することが
できる。図11においてX,Yは種データのドットアド
レスを設定するレジスタ、DXは境界色を設定するため
のレジスタである。図9〜図11に示したように各種デ
ータを設定した後、塗りつぶしコマンドをGDC13に
与える。
【0020】次に、図1に示したマイクロプロセッサ1
の処理手順をフローチャートとして図12〜図16に示
す。
【0021】図12は海図表示の処理手順であり、まず
現在設定されている縮尺データおよび画面中央位置(緯
度,経度)データを読み出す(n1→n2)。その後、
メモリカード10にあらかじめ書き込まれている海図デ
ータのスタートアドレス(図8(A)に示したLa0,
Lo0の格納アドレス)をポインタPに設定する(n
3)。続いてポインタPで示される海図データ(緯度,
経度データ)を読み出し、そのドットアドレスを算出
し、記憶する(n4→n5)。そしてそのドットアドレ
スに海岸線の色でドットを表示する(n6)。ポインタ
Pが終点に達するまで、ポインタPをインクリメントす
るとともにステップn4以降の処理を繰り返す(n7→
n8→n4・・・)。なお、ステップn6では、ポイン
タP−1で示されるドットとポインタPで示されるドッ
ト間を直線で結び、微視的には折線の表示パターンをV
RAMに書き込む。その後、ポインタPに種データのス
タートアドレス(図8(A)に示した(Las0,Lo
s0)の格納アドレス)を設定し(n9)、そのポイン
タPで示される種データを読み出し、そのドットアドレ
スを算出し、記憶する(n10→n11)。ステップn
10,n11の処理をすべての種データについて行う
(n12→n13→n10・・・)。その後、海図の塗
りつぶし処理を行う(n14)。
【0022】図13はその海図塗りつぶし処理の手順で
ある。まず変数B(B=0〜7の整数)に応じて塗りつ
ぶしパターンの格納アドレスを図9に示したPTNPに
設定する(n20)。続いてポインタPに種データのド
ットアドレスデータのスタートアドレス(図8(B)に
示したxs0,ys0のアドレス)を設定する(n2
1)。そしてポインタPで示される種データのドットア
ドレスが表示画面内であるか否かの判定を行い、画面外
であればポインタPをインクリメントして同様の判定を
行う(n22→n23→n22・・・)。ドットアドレ
スが表示画面内であれば、その種データのドットアドレ
スを図11に示したX,Yレジスタに設定する(n2
4)。続いて図11に示したDXレジスタに境界色の設
定を行う(n25)。その後、GDC13に対し塗りつ
ぶしコマンドを発行する(n26)。
【0023】以上の処理をポインタPが終点に達するま
で繰り返し行う(n27→n23→n22・・・)。
【0024】図14はキー入力部3からの割り込み処
理、図15は*キーの操作に応じた処理を示す。キー入
力部が操作されれば、図14に示す割り込み処理によっ
てキーの読み取りを行い、操作されたキーが*キーであ
れば、図15に示すように、まず変数Bのインクリメン
トを行う(n30→n31)。ただしB=7のときはB
=0に戻す(n32)。続いて海図塗りつぶし処理を行
う(n33)。このように*キーを操作するごとに変数
Bの値が変更され、Bの値に応じて塗りつぶしパターン
が選択される。したがって*キーを操作するごとに、海
図中に表示されている塗りつぶしパターンが図5に示し
たように8種類に順次切り換わる。
【0025】図16は航法装置2からの割り込みにより
行う処理である。まず航法装置3から自船の緯度,経度
データを読み取る(n40)。続いてそのドットアドレ
スを算出し、表示メモリ(VRAM)へ書き込むととも
に、前回の自船位置間を直線で結ぶ航跡パターンを書き
込む(n41→n42)。
【0026】なお、実施例ではキー操作によって塗りつ
ぶしパターンを選択するように構成したが、たとえば航
跡表示装置周囲の照度を計測して、その値に応じて塗り
つぶしパターンを自動的に切り替えるように構成するこ
とも可能である。
【0027】
【発明の効果】この発明の図形表示装置によれば、境界
線を境界として区分される複数の領域のうち少なくとも
1つの領域が塗りつぶしパターンにより塗りつぶし表示
され、しかもその塗りつぶしパターンを変更可能とした
ため、塗りつぶしパターンの平均輝度を変更することに
よって、図形表示装置周囲の照度に応じた最適な輝度で
図形表示を行うことができる。しかも、前記塗りつぶし
パターンとは独立して境界線が表示されるため、塗りつ
ぶしパターンの平均輝度が低下しても、境界線の視認性
が低下することなく画面の眩しさが抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である航跡表示装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】表示画面の表示例を示す図である。
【図3】表示画面の表示例を示す図である。
【図4】表示画面の表示例を示す図である。
【図5】塗りつぶしパターンの例を示す図である。
【図6】種データの設定例を示す図である。
【図7】表示画面と種データとの位置関係を示す図であ
る。
【図8】海図データの構成を示す図であり、(A)はメ
モリカード内の一部構成例、(B)はRAM内の一部構
成例である。
【図9】GDC13に対する塗りつぶしパターン格納メ
モリ領域の最低位アドレスおよび塗りつぶしパターンの
ワード数の設定例を示す図である。
【図10】塗りつぶしパターンの設定例を示す図であ
る。
【図11】種データのドットアドレスおよび境界色の設
定例を示す図である。
【図12】海図表示の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図13】海図塗りつぶしの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】キー入力部からの割り込みによる処理手順を
示すフローチャートである。
【図15】*キー操作時の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図16】航法装置からの割り込みによる処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
A−陸地 B−海域 C−海岸線 D−航跡 La−緯度線 Lo−経度線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる領域間の境界を示す境界線を含む図
    形を表示する図形表示装置において、 表示信号を入力して図形を発光表示する表示手段と、 前記境界線の表示用データを生成し、表示用メモリに書
    き込む、境界線表示データ書込手段と、 平均輝度の異なる複数種の塗りつぶしパターンから一つ
    の塗りつぶしパターンを選択する塗りつぶしパターン選
    択手段と、 前記境界線を境界として区分される複数の領域のうち少
    なくとも一つの領域を、前記塗りつぶしパターン選択手
    段により選択されたパターンで塗りつぶし表示する表示
    用データを生成し、前記表示用メモリに書き込む、塗り
    つぶしパターン表示データ書込手段と、 前記表示用メモリの内容から表示信号を生成して前記表
    示手段に与える表示信号生成手段、 とからなる図形表示装置。
JP5251992A 1992-03-11 1992-03-11 図形表示装置 Expired - Lifetime JP3153314B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08234655A (ja) * 1995-02-24 1996-09-13 Nissan Motor Co Ltd 車両用経路誘導装置
JP2009008737A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Toshiba Corp 地図生成装置
JP2016118705A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 株式会社 ミックウェア 地図出力装置、地図出力方法、およびプログラム

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