JPH05256162A - ガスタービンエンジン - Google Patents

ガスタービンエンジン

Info

Publication number
JPH05256162A
JPH05256162A JP5281492A JP5281492A JPH05256162A JP H05256162 A JPH05256162 A JP H05256162A JP 5281492 A JP5281492 A JP 5281492A JP 5281492 A JP5281492 A JP 5281492A JP H05256162 A JPH05256162 A JP H05256162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
exhaust gas
catalyst
turbine engine
side segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5281492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunpei Hasegawa
俊平 長谷川
Noriyuki Kishi
則行 岸
Masaru Enomoto
勝 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5281492A priority Critical patent/JPH05256162A/ja
Publication of JPH05256162A publication Critical patent/JPH05256162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスタービンエンジンの小型化と熱交換器の
製造容易化を図る。 【構成】 コンプレッサ9で圧縮された吸入空気は、回
転蓄熱式の熱交換器13の上半部を通過して加熱された
後、燃焼器12において燃料と混合して燃焼する。高圧
タービン10と低圧タービン11を通過した排気ガス
は、前記熱交換器13の下半部を通過して該熱交換器1
3を加熱する。熱交換器13は入口側セグメント13a
と出口側セグメント13bに2分割され、高温の排気ガ
スと接触する入口側セグメント13aにのみ排気ガス浄
化触媒が担持される。熱交換器13を利用して触媒を担
持させたことによりガスタービンエンジンを小型化する
ことができ、また熱交換器13を2分割して一方に触媒
を担持したことにより該熱交換器13の製造容易化が達
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温の排気ガスと低温
の吸入空気との間で熱交換を行う熱交換器を備えたガス
タービンエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にガスタービンエンジンは、コンプ
レッサで圧縮加熱した吸入空気を更に高温に加熱して燃
焼器に供給するための熱交換器を備え、その熱交換器は
燃焼器において発生した燃焼ガスがタービンを通過した
後の高温の排気ガスを利用して前記吸入空気を加熱する
ように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガスタービ
ンエンジンの燃焼器では極めて高温で燃焼が行われるた
め、レシプロエンジンと同様に排気ガス中に窒素酸化物
(以下、NOxという)等の有害物質が生成する。した
がって、公害対策上の理由からガスタービンエンジンの
排気ガス通路に排気ガス浄化触媒を設けて前記NOx等
の低減を図る必要がある。前記熱交換器と排気ガス浄化
触媒は排気ガスの温度低下を防止するためにエンジンケ
ーシングの内部に設けられるが、狭隘なエンジンケーシ
ングの内部に熱交換器と排気ガス浄化触媒の両者を収納
しようとすると、ガスタービンエンジンの寸法が必然的
に大型化する問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、熱交換器と排気ガス浄化触媒を合理的にレイアウト
してガスタービンエンジンの小型化を図るとともに、熱
交換器の製造の容易化を達成することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、高温の排気ガスと低温の吸入空気との間
で熱交換を行う熱交換器を備えたガスタービンエンジン
において、前記熱交換器の一部または全体に排気ガス浄
化触媒を担持させたことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記熱交換器を排気ガス入口側セグメントと排気ガス出
口側セグメントに2分割し、その排気ガス入口側セグメ
ントに排気ガス浄化触媒を担持させたことを第2の特徴
とする。
【0007】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記排気ガス浄化触媒が酸化触媒、還元触媒、三元触媒
の何れかであることを第3の特徴とする。
【0008】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記熱交換器が排気ガス流路と吸入空気流路を横切って
回転する回転蓄熱式熱交換器であることを第4の特徴と
する。
【0009】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記熱交換器が伝熱壁の両側に排気ガス流路と吸入空気
流路を並設した伝熱式交換器であることを第5の特徴と
する。
【0010】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記熱交換器が予熱手段を有することを第6の特徴とす
る。
【0011】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記排気ガス浄化触媒が非貴金属系触媒であることを第
7の特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はガスタービンエンジンの縦断面図、図2は
図1の2−2線断面図、図3は図1の3部拡大断面図、
図4は図3の4−4線断面図、図5は作用を説明するグ
ラフである。
【0014】図1および図2に示すように、2軸式のガ
スタービンエンジンGは有底円筒状のアウタケーシング
1と、このアウタケーシング1の後部開口に接続される
環状の熱交換器ハウジング2と、この熱交換器ハウジン
グ2の後部を覆うエグゾーストハウジング3とを備え
る。アウタケーシング1の前部にはエアクリーナ4とサ
イレンサ5を備えた吸気通路6が接続され、またエグゾ
ーストハウジング3の中心には減速機ボックス7が配設
されるとともに、そのエグゾーストハウジング3の下部
には排気ダクト8が接続される。
【0015】アウタケーシング1に形成した中央開口部
の前後には、前記吸気通路6から吸入した空気を圧縮す
る遠心式のコンプレッサ9と、このコンプレッサ9を駆
動する遠心式の高圧タービン10が配設されるととも
に、その後方には出力を取り出すための軸流式の低圧タ
ービン11が配設され、更にアウタケーシング1の上部
空間には前記高圧タービン10と低圧タービン11を駆
動するための燃焼ガスを発生させる燃焼器12が配設さ
れる。アウタケーシング1には筒状の燃焼器ハウジング
41が貫通するように固着され(図2参照)、この燃焼
器ハウジング41を介してアウタケーシング1の外部か
ら燃焼器12が着脱自在に装着される。また熱交換器ハ
ウジング2に内部には、前記両タービン10,11を通
過した排気ガスの熱エネルギーを回収して吸入空気を加
熱するための回転蓄熱式の熱交換器13が前記減速機ボ
ックス7を外周を囲繞するように配設され、その減速機
ボックス7の内部には低圧タービン11の出力を減速し
て外部に取り出す遊星歯車式の減速機14が配設され
る。
【0016】アウタケーシング1に設けられたコンプレ
ッサケーシング15の中央部には高圧タービン軸16が
回転自在に支持され、その高圧タービン軸16には外周
に多数のブレードを形成したコンプレッサロータ17が
固定される。そして、前記吸気通路6からコンプレッサ
ケーシング15に吸入された空気はコンプレッサロータ
17で圧縮され、アウタケーシング1とインナケーシン
グ18との間に形成された放射状の空気通路19を通っ
て後方に供給される。なお、高圧タービン軸16の前端
は図示せぬ補器ハウジングに収納された発電機やスター
タ等の補機類に接続される。
【0017】高圧タービン軸16の後端には外周に多数
のブレードを形成した高圧タービンロータ20が固着さ
れ、その高圧タービンロータ20はバックプレート21
と高圧タービンシュラウド22の間に収納される。高圧
タービンシュラウド22の外側には燃焼器12にトラン
ジェントダクト23を介して接続されたスクロール24
が配設され、そのスクロール24の内周と前記高圧ター
ビンロータ20の外周との間には複数のノズルベーン2
5が設けられる。スクロール24は複数のサポート機構
26により外周から支持され、トランジェントダクト2
3は他のサポート機構27,28により支持される。
【0018】アウタケーシング1の後部に接続された熱
交換器ハウジング2の前端にはコレクタハウジング29
が支持され、その中央部には低圧タービン軸30が支持
される。低圧タービン軸30の先端には低圧タービンロ
ータ31が固着され、その外周に形成した多数のブレー
ドは低圧タービンシュラウド32の内面に嵌合する。低
圧タービンシュラウド32と前記高圧タービンシュラウ
ド22の間は、後端に可変静翼33を有する低圧タービ
ンダクト34によって接続される。そして低圧タービン
軸30は前記減速機14を介して出力軸35に接続され
る。
【0019】コレクタハウジング29の上半部には円弧
状の開口291 が形成され、前記空気通路19からエグ
ゾーストハウジング3の上部に集合した後に熱交換器1
3の上半部を通過して加熱された空気が、この開口29
1 を介してインナケーシング18の内部に供給される。
一方、コレクタハウジング29の下半部には、低圧ター
ビンシュラウド32を通過した排気ガスを熱交換器13
の下半部に導くための排気ガス通路292 が形成され
る。
【0020】熱交換器13の外周には360°にわたっ
てリングギヤ36が装着され、そのリングギヤ36の前
部に形成された平坦な支持面が熱交換器ハウジング2の
内周に設けた複数のガイドローラ37により回転自在に
支持される。1個のガイドローラ37を支持する回転軸
38には前記リングギヤ36に噛合するピニオン39が
固着され、その回転軸38を熱交換器駆動モータ40で
回転させることにより熱交換器13が回転駆動される。
【0021】図3および図4から明らかなように、前記
熱交換器13は、軸方向に2分割された排気ガス入口側
セグメント13aと排気ガス出口側セグメント13bと
を一体に結合して成る。両セグメント13a,13bは
吸入空気と排気ガスが軸方向に通過可能であり、かつ前
記吸入空気おび排気ガスとの接触面積を充分に確保でき
るようにハニカム構造を備える。すなわち、各セグメン
ト13a,13bは、その回転中心回りに螺旋状に巻か
れた仕切り板42と、半径方向に離間した仕切り板42
間を接続する波状の連結板43から構成される。そして
排気ガス入口側セグメント13aの排気ガス接触面、す
なわち図3に矢印で示す排気ガスの流れ方向上流側のセ
グメント13aにおける前記仕切り板42と連結板43
の表面に排気ガス浄化用の触媒44が担持される。
【0022】触媒44としては、排気ガス中の残存酸素
等によってHCやCOを酸化させる酸化触媒、排気ガス
中のHC,CO,H2 等によってNOxを還元させる還
元触媒、および理論空燃比の近傍において前記酸化反応
と還元反応を同時に起こさせる三元触媒の何れかを使用
することができる。これら触媒44には、Pt,Pd,
Rw,Ru等の貴金属系触媒と、Cr,Fe,Ni,C
o,Mn等の化合物より成る非貴金属系触媒がある。前
記非貴金属系触媒は貴金属系触媒に比べて触媒活性化温
度が高いものの、その価格と耐久性の点では貴金属系触
媒よりも優れている。
【0023】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0024】ガスタービンエンジンGが通常運転状態に
あるとき、エアクリーナ4およびサイレンサ5を通過し
て吸気通路6に流入した空気は、コンプレッサケーシン
グ15内部に配設したコンプレッサロータ17により高
温高圧に圧縮され、アウタケーシング1とインナケーシ
ング18間に形成された放射状の空気通路19を介して
後方に送られる。前記空気通路19からエグゾーストハ
ウジング3の内部に達した吸入空気は、そのエグゾース
トハウジング3の上部空間に集合した後、前方に向きを
変えて回転式の熱交換器13のコアの上半部を後から前
に通過する。このように熱交換器13を通過して更に高
温に加熱された空気は、コレクタハウジング29の上部
に形成した開口部291 を通ってインナケーシング18
の内部空間に流入する。
【0025】インナケーシング18の内部空間に供給さ
れた吸入空気は燃焼器12の内部に導入されて燃料と混
合し、その混合気の燃焼により発生した燃焼ガスはトラ
ンジェントダクト23からスクロール24に流入し、そ
こから6枚のノズルベーン25を通って高圧タービンロ
ータ20に吹き付けられる。
【0026】このようにして高圧タービンロータ20が
回転すると、その駆動力により高圧タービン軸16に設
けた前記コンプレッサロータ17が回転する。高圧ター
ビンロータ20を通過した燃焼ガスは、低圧タービンダ
クト34および可変静翼33を介して低圧タービンロー
タ31に吹き付けられ、低圧タービン軸30を回転駆動
する。そして低圧タービン軸30の回転は減速機14に
より減速され、出力軸35から外部に取り出される。低
圧タービンロータ31を通過した排気ガスはコレクタハ
ウジング29の下部に形成した排気ガス通路292 によ
って集められた後、回転式の熱交換器13のコアの下半
部を前から後ろに通過して該熱交換器13を加熱し、排
気ダクト8に排出される。このようにして排気ガスで加
熱された熱交換器13は、熱交換器駆動モータ40によ
りピニオン39およびリングギヤ36を介して回転駆動
され、前記加熱されたコアが順次吸入空気の通路に対向
して吸入空気を加熱する。
【0027】低圧タービンロータ31を通過した排気ガ
スが熱交換器13を通過するとき、その熱交換器13に
担持した触媒44に接触することにより、排気ガスに含
まれるNOX やCO等の有害物質が除去され、浄化され
た排気ガスが排気ダクト8から排出される。そして、触
媒44を熱交換器13に担持したことにより、それらを
別個に設ける場合に比べてスペースを節約することが可
能となるばかりか、熱損失を低減することができる。
【0028】ところで、図5から明らかなように熱交換
器13のコアにおける軸方向の温度分布は、排気ガスの
入口において最も高く、排気ガスの出口に近づくに従っ
て低下する。一方、触媒44はその温度が触媒活性化温
度以下である場合には、排気ガスを浄化する能力を発揮
することができない。そこで本発明の如く、その温度が
前記触媒活性化温度以上に保持される熱交換器13の排
気ガス入口側セグメント13aに触媒44を担持させれ
ば、触媒44と排気ガスの反応を促進させて排気ガスの
浄化能力を充分に発揮させることができる。しかも活性
化温度が比較的に高い前記非貴金属系触媒を使用するこ
とができるので、触媒44のコストの削減と耐久性の向
上を図ることが可能となる。更にまた、熱交換器13を
排気ガス入口側セグメント13aと排気ガス出口側セグ
メント13bとに2分割し、その排気ガス入口側セグメ
ント13aに触媒44を担持させたことにより、熱交換
器13を一体に形成してその一部に触媒44を担持させ
る場合に比べて熱交換器13の製造を容易に行うことが
可能となる。しかも触媒44が劣化して交換を要する場
合に、熱交換器13の一部のみを交換すれば良いのでコ
ストの節減が可能となる。
【0029】図6および図7は本発明の第2実施例を示
すもので、図6は熱交換器13の斜視図、図7は図6の
7−7線断面図である。
【0030】同図から明らかなように、この熱交換器1
3は可動部分を持たずに構造が簡単な伝熱式熱交換器で
あって、第1実施例と同様に排気ガス入口側セグメント
13aと排気ガス出口側セグメント13bとに2分割さ
れる。各セグメント13a,13bは、電気の不良導体
である4枚の平板状の伝熱壁45を平行に配設し、それ
ら伝熱壁45を電気抵抗の大きい材料で形成した波板4
6,47で相互に接続した構造を有する。中央の波板4
6の間は吸入空気が矢印A方向に通過する吸入空気流路
が形成されるとともに、上下の波板47の間は排気ガス
が矢印B方向に通過する排気ガス流路が形成され、排気
ガス流路を形成する上下の2枚の波板47は電源48に
接続される。そして排気ガス入口側セグメント13aの
伝熱壁45と波板47にのみ、排気ガスを浄化するため
の触媒44が担持される。前記波板47と電源48は熱
交換器13の予熱手段を構成する。
【0031】而して、この実施例によっても先の第1実
施例と同様の効果を得ることが可能であり、更にガスタ
ービンエンジンGの始動前に電源48から電気抵抗の大
きい材料で形成した波板47に通電して該波板47を予
熱して触媒44の温度を触媒活性化温度まで上昇させて
おけば、ガスタービンエンジンGの始動直後から触媒4
4を機能させて排気ガスを浄化することができる。ガス
タービンエンジンGが定常運転状態に入れば、排気ガス
によって熱交換器13が加熱されて触媒44の温度が触
媒活性化温度以上に保持されるため、前記電源48から
の通電を遮断しても触媒44の機能を維持することがで
きる。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設
計変更を行うことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、排気ガスを浄化する排気ガス浄化触媒を熱交換器に
担持させたことにより、熱交換器と排気ガス浄化触媒を
独立に設けた場合に比べてスペースと重量を大幅に低減
してガスタービンエンジンの小型軽量化に寄与すること
ができ、同時に熱損失の低減を図ることが可能となる。
【0034】また本発明の第2の特徴によれば、前記熱
交換器を排気ガス入口側セグメントと排気ガス出口側セ
グメントに2分割し、その排気ガス入口側セグメントに
前記触媒を担持させたので、高温の排気ガスを触媒に作
用させて排気ガスの浄化効率を向上させることができる
だけでなく、触媒を担持した熱交換器を容易に製作する
ことが可能となり、更に触媒が劣化した場合の交換コス
トを節減することができる。
【0035】また本発明の第3の特徴によれば、前記排
気ガス浄化触媒が酸化触媒、還元触媒、三元触媒の何れ
かであるため、NOx等の有害物質を効果的に浄化する
ことができる。
【0036】また本発明の第4の特徴によれば、前記熱
交換器が排気ガス流路と吸入空気流路を横切って回転す
る回転蓄熱式熱交換器であるため、熱交換効率を高めて
吸入空気を効果的に加熱することができる。
【0037】また本発明の第5の特徴によれば、前記熱
交換器が伝熱壁の両側に排気ガスの流路と吸入空気の流
路を並設した伝熱式熱交換器であるため、極めて軽量か
つ簡略な構造で熱交換を行うことができる。
【0038】また本発明の第6の特徴によれば、前記熱
交換器が予熱手段を有するため、ガスタービンエンジン
の始動直後の低温運転時においても、排気ガス浄化触媒
を有効に作用させてNOx等の有害成分の発生を防止す
ることができる。
【0039】また本発明の第7の特徴によれば、前記排
気ガス浄化触媒が非貴金属系触媒であるため、コストの
節減と耐久性の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るガスタービンエンジ
ンの縦断面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3部拡大図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】作用を説明するグラフ
【図6】本発明の第2実施例に係る熱交換器の斜視図
【図7】図6の7−7線断面図
【符号の説明】
13 熱交換器 13a 排気ガス入口側セグメント 13b 排気ガス出口側セグメント 44 触媒 47 波板(予熱手段) 48 電源(予熱手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温の排気ガスと低温の吸入空気との間
    で熱交換を行う熱交換器(13)を備えたガスタービン
    エンジンにおいて、 前記熱交換器(13)の一部または全体に排気ガス浄化
    触媒(44)を担持させたことを特徴とするガスタービ
    ンエンジン。
  2. 【請求項2】 前記熱交換器(13)を排気ガス入口側
    セグメント(13a)と排気ガス出口側セグメント(1
    3b)に2分割し、その排気ガス入口側セグメント(1
    3a)に排気ガス浄化触媒(44)を担持させたことを
    特徴とする、請求項1記載のガスタービンエンジン。
  3. 【請求項3】 前記排気ガス浄化触媒(44)が酸化触
    媒、還元触媒、三元触媒の何れかであることを特徴とす
    る、請求項1記載のガスタービンエンジン。
  4. 【請求項4】 前記熱交換器(13)が排気ガス流路と
    吸入空気流路を横切って回転する回転蓄熱式熱交換器で
    あることを特徴とする、請求項1記載のガスタービンエ
    ンジン。
  5. 【請求項5】 前記熱交換器(13)が伝熱壁の両側に
    排気ガス流路と吸入空気流路を並設した伝熱式交換器で
    あることを特徴とする、請求項1記載のガスタービンエ
    ンジン。
  6. 【請求項6】 前記熱交換器(13)が予熱手段(4
    7,48)を有することを特徴とする、請求項1記載の
    ガスタービンエンジン。
  7. 【請求項7】 前記排気ガス浄化触媒(44)が非貴金
    属系触媒であることを特徴とする、請求項1記載のガス
    タービンエンジン。
JP5281492A 1992-03-11 1992-03-11 ガスタービンエンジン Pending JPH05256162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5281492A JPH05256162A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ガスタービンエンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5281492A JPH05256162A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ガスタービンエンジン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05256162A true JPH05256162A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12925318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5281492A Pending JPH05256162A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ガスタービンエンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05256162A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002059467A1 (fr) * 2001-01-26 2002-08-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Moteur a combustion interne

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002059467A1 (fr) * 2001-01-26 2002-08-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Moteur a combustion interne
EP1361346A1 (en) * 2001-01-26 2003-11-12 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Internal combustion engine
EP1361346A4 (en) * 2001-01-26 2004-03-17 Honda Motor Co Ltd INTERNAL COMBUSTION ENGINE
US7096664B2 (en) 2001-01-26 2006-08-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Internal combustion engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09510522A (ja) ガスタービン発電機
JP2001506340A (ja) 発電用ラムジェット・エンジン
US3641763A (en) Gas turbine catalytic exhaust system
US5274997A (en) Gas turbine engine
KR100558575B1 (ko) 발전 장치
AU636416B2 (en) Turbine and turbocharger using the same
JP2000303854A (ja) 高効率ガスタービン
JPS63254304A (ja) 燃料の燃焼方法
EA001417B1 (ru) Способ генерации мощности, комбинированная энергетическая установка для его осуществления, газовая турбина и способ адаптации газовых турбин к работе с частичным окислением топлива (варианты)
US3937009A (en) Torque-jet engine
JPH05256162A (ja) ガスタービンエンジン
JP2008215097A (ja) ターボチャージャ付き内燃機関の排気燃料添加装置
EP0811752B1 (en) Centrifugal gas turbine
JP3901578B2 (ja) 発電装置
JP2745352B2 (ja) ガスタービンエンジン
JPH05256161A (ja) ガスタービンエンジン
JPWO2013099582A1 (ja) ガスタービンにおける触媒燃焼器
JP4129144B2 (ja) 発電装置および発電装置の始動方法
JPH05256165A (ja) 触媒燃焼器
JPH05256163A (ja) 触媒燃焼器
JPH05256164A (ja) 触媒燃焼器
JP3200101B2 (ja) 双スプールガスタービンエンジン
JP3901579B2 (ja) 発電装置
JP6125007B2 (ja) 煙道ガス再循環および触媒コンバータを備えるガスタービン発電プラント
JPH0476231A (ja) ガスタービンエンジン