JPH0525530Y2 - - Google Patents

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JPH0525530Y2
JPH0525530Y2 JP1987029591U JP2959187U JPH0525530Y2 JP H0525530 Y2 JPH0525530 Y2 JP H0525530Y2 JP 1987029591 U JP1987029591 U JP 1987029591U JP 2959187 U JP2959187 U JP 2959187U JP H0525530 Y2 JPH0525530 Y2 JP H0525530Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、弾性復元力を有する容器内の化粧料
を押圧縮して筆穂に強制的に浸透供給するように
した化粧料塗布具に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の塗布具としては、たとえば第3
図に示す実開昭57−78977号公報に記載の液体押
圧式塗布具がある。この塗布具は、弾性復元力を
有する軸1の内部に、筆状の塗布体2に連通する
内パイプ体3を設け、更にこの内パイプ体3の外
周面から所定の間隙5を以て外パイプ体4を二重
に設け、こうした二重パイプ構造を内蔵した軸1
内は液体が充填された液体室6となつている。即
ち、軸1を押圧縮してポンプ作用による液圧を加
えることによつて、液体を内外パイプ体3,4間
の間〓から内パイプ体3の後部開口端を経て、こ
の内パイプ体3の先端の塗布体2に強制的に浸透
供給せしめるようにした構造となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような第3図に示す従来の
液体押圧式塗布具にあつては、軸1の材質が押圧
縮によつて所要のポンプ作用を得るような弾性復
元力を備えたものであるために、外装部材として
把持して使用する際、自らの弾性によつて逆に使
用感が低下するという問題点がある。また、軸1
を外装部材としていることから外観面でも優れて
いるとは言い難い。
本考案は、このような従来の問題点を解決すべ
くなされたものであり、使用感および外観性の向
上を図つた化粧料塗布具の提供を目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために、本考案による化
粧料塗布具は次の構成を具備する。
(イ) 外周面に窓口10aを有する外装筒10。
(ロ) 前記外装筒10の内部に格納され、弾性復元
力を有し化粧料11が充填された収納容器。
(ハ) 前記外装筒10の内部に格納され、外装筒1
0の前記窓口10aから外方に覗かせて配され
た押圧釦13Aと、外装筒10の底部に当接す
る基部13Bとを有する押圧操作部材13。
(ニ) 前記収納容器12の口頸部12aに保持部材
を介して取り付けられた筆穂17。
そして、前記押圧操作部材13の押圧釦13A
を外方から内方に向かつて押し込むことによつ
て、前記収納容器12を側周面外方から押圧縮で
きるようにした。
〔作用〕
押圧釦13を外装筒10の外方から内方に向か
つて指圧押圧すると、この押圧釦13によつて収
納容器12が押圧縮され、この押圧縮によつて内
圧が高められることで、充填されたパウダー等の
化粧料が強制的に筆穂17に供給される。
〔実施例〕
以下、本考案による化粧料塗布具の一実施例に
ついて図面を参照しつつ説明する。
第1図および第2図に示すように、外装筒10
は一方端を開口端とした有底容器状に成形され、
この側周面の円周上には実施例の場合対向するよ
うにして一対の窓口10a,10aが設けられて
いる。こうした形状の外装筒10の内部には、例
えばパウダーなどの化粧料11を充填した収納容
器12が格納されている。
また、外装筒10と収納容器12との間には環
状の押圧釦環13が介装されている。この押圧釦
環(押圧操作部材)13の形状は、前記窓口10
aの設置数に同数の二つの押圧釦13Aと、そし
てこれらの押圧釦13Aから垂下して支持してい
る冠状の支持環13Bからなつている。こうした
形状の押圧釦環13が、その支持環(基部)3B
を外装筒10の底部に載せ、かつ押圧釦13Aが
外装筒10側の各窓口10aに係合して外方に覗
く恰好で、外装筒10の内周面と収納容器12の
外周面の双方に密着して介装されている。
尚、押圧釦環13は、収納容器12を外装筒1
0に格納する前に、次のようにして装着する。押
圧釦13Aの周方向位置と窓口10aの周方向位
置とをほぼ一致させるようにして、押圧釦環13
をその支持環13Bの方から外装筒10内に挿入
し、支持環13Bの基端面を外装筒10の底面に
突き当てる。これによつて、押圧釦13Aと窓口
10aの高さを一致せしめることができる。ここ
までの操作で、押圧釦13Aが窓口10aに入れ
ば、押圧釦環13の取り付け作業は完了となる。
一方、もし押圧釦13Aが窓口10aに入つてい
ない場合には、押圧釦13Aと窓口10Aの周方
向位置がずれているのであるから、押圧釦環13
を外装筒10に対して回転させることにより、押
圧釦13Aを窓口10aに入れる。このように、
押圧釦環13を簡単に外装筒10に装着すること
ができる。
ここで、前記押圧操作部材としては図示のよう
な実施例の構造に限定されず、他にも種々の構造
が考えられる。例えば、収納容器12の側胴部の
好適とする数箇所の位置に、押圧釦13Aの形状
のごとき隆起部を金型による成型が可能な範囲内
で一体成形して、収納容器12と押圧操作部材と
を単一部品にしてもよい。この場合には、収納容
器12に設けた隆起部が押圧操作部材の押圧釦と
して機能し、収納容器12の底部が押圧操作部材
の基部として機能する。そして、収納容器12の
底部を外装筒10の底部に当接させることによつ
て、収納容器12の隆起部と窓口の高さを簡単に
一致せしめることができ、押圧操作部材の装着が
容易である。
一方、前記収納容器12の口頸部12a側には
図示のような繰り出し機構によつて塗布体の筆穂
17が軸線方向に進退自在に設けられている。但
し、このように筆穂17を進退自在な構造としな
いで、筆穂17自身を直接口頸部12aに固定し
て取り付けた型式であつてもよい。
口頸部12aには穂先ガイドスリーブ14が嵌
着され、この穂先ガイドスリーブ14はスリツト
状の案内溝14aが穿孔された割形となつてい
て、底部には収納容器12内に連通の注出孔14
bが穿孔されている。なお、この穂先ガイドスリ
ーブ14としては外装筒10の先端開口端の内周
面にも螺合されて固定される形となつている。ま
た、穂先ガイドスリーブ14の同軸上には注出孔
14bに連通して化粧料11が流通する供給管1
5が固定されている。また、皿形状の可動保持駒
16が穂先ガイドスリーブ14の内周面および供
給管15の外周面にそれぞれ摺接して軸線方向に
往復動自在であり、この可動保持駒16に塗布体
の筆穂17が植設されるなどして保持されてい
る。
即ち、可動保持駒16は皿形状の中心孔で供給
管15の外周面に摺接し、外周に突出して設けら
れた螺子突起16aが穂先ガイドスリーブ14の
案内溝14aに係合して案内されるようになつて
いる。
一方、穂先ガイドスリーブ14の外周面には繰
り出しキヤツプ18が回転自在であり、この繰り
出しキヤツプ18の内周面には螺旋ネジ18aが
形成され、螺旋ネジ18aに前記可動保持駒16
の螺子突起16aが係合し、繰り出しキヤツプ1
8の回転によつて可動保持駒16には軸線方向へ
の進退推進力が作用する構造となつている。
次に、前記実施例の動作態様および作用は、使
用に際して、繰り出しキヤツプ18を回転させて
筆穂17を第2図のように繰り出す。これより、
押圧釦13Aを指圧押圧して収納容器12を押圧
縮せしめると、内部圧が高まつて充填されている
パウダー等の化粧料11が注出管15を介して強
制的に筆穂17に浸透供給される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による化粧料塗布
具は、使用前または使用中に押圧釦を指圧押圧す
ると、収納容器内の化粧料が強制的かつ効果的に
筆穂に浸透供給され、外装筒を把持することで好
適な使用感が得られると共に、収納容器が外装筒
の内部に格納された構造であるから、外観性も向
上するなど実用的な効果を奏する。
また、押圧操作部材の装着には、押圧操作部材
を外装筒に挿入し、押圧操作部材の基部を外装筒
の底部に当接させることにより押圧釦と窓口の高
さを一致させることができ、必要に応じて押圧操
作部材を回転すれば押圧釦を窓口に侵入させるこ
とができるので、押圧操作部材の装着が極めて簡
単にできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案による化粧料塗
布具の一実施例の使用前の断面図および使用中の
断面図をそれぞれ示し、第3図は従来例の断面図
である。 10……外装筒、11……化粧料、12……収
納容器、13……押圧釦環(押圧操作部材)、1
3A……押圧釦、13B……支持環(基部)、1
4……穂先ガイドスリーブ、15……注出管、1
6……可動保持駒、17……筆穂、18……繰り
出しキヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 外周面に窓口10aを有する外装筒10と、 (ロ) 前記外装筒10の内部に格納され、弾性復元
    力を有し化粧料11が充填された収納容器12
    と、 (ハ) 前記外装筒10の内部に格納され、外装筒1
    0の前記窓口10aから外方に覗かせて配され
    た押圧釦13Aと、外装筒10の底部に当接す
    る基部13Bとを有する押圧操作部材13と、 (ニ) 前記収納容器12の口頸部12aに保持部材
    を介して取り付けられた筆穂17、 とを具備し、 前記押圧操作部材13の押圧釦13Aを外方か
    ら内方に向かつて押し込むことによつて、前記収
    納容器12を側周面外方から押圧縮できるように
    したことを特徴とする化粧料塗布具。
JP1987029591U 1987-02-28 1987-02-28 Expired - Lifetime JPH0525530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987029591U JPH0525530Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987029591U JPH0525530Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS63175510U JPS63175510U (ja) 1988-11-15
JPH0525530Y2 true JPH0525530Y2 (ja) 1993-06-28

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ID=30833613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987029591U Expired - Lifetime JPH0525530Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262872U (ja) * 1985-10-07 1987-04-18

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JPS63175510U (ja) 1988-11-15

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