JPH05254604A - 水切袋及びその製造方法 - Google Patents

水切袋及びその製造方法

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JPH05254604A
JPH05254604A JP3054282A JP5428291A JPH05254604A JP H05254604 A JPH05254604 A JP H05254604A JP 3054282 A JP3054282 A JP 3054282A JP 5428291 A JP5428291 A JP 5428291A JP H05254604 A JPH05254604 A JP H05254604A
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JP
Japan
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bag
drainage
draining
roller
slit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3054282A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Okubo
嘉男 大窪
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KUBO CERAMIC KK
Original Assignee
KUBO CERAMIC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、水切れが良く、しかも細かな
ゴミを溜めておく効果に優れた水切袋を提供する。 【構成】 袋体10に2〜5mm長さのスリット形状の
水抜き孔11を縦列ジグザグ状に多数設けた水切袋1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流しの排水口内に設け
られる内ネットに装着されたり、流しの三角コーナーに
セットされたりする水切袋及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、水切袋としては、図6に示す
ように、ビニル袋100に丸孔をパンチングして水抜き
孔101を設けたものや、図7に示すように、樹脂製の
ネット袋102等が知られている。このような水切袋
は、図8に示すように流しの排水口110内に着脱自在
に取り付けられる内ネット111に装着されて、排水口
110に流れてくる食物のくずやコーヒーの挽豆のかす
等のゴミを溜めておき、溜ったゴミの廃棄を容易にして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の水切袋では、コーヒーの挽豆等の細かいゴ
ミは水抜き孔から抜けて溜めておくことができず、配水
管内に流れ込んでしまうという問題があった。
【0004】このため、樹脂製のネット袋102の場合
には網目を細かくすることが考えられるが、製造が大変
でありコストが高くつくという問題がある。水切袋はゴ
ミが溜ったらそのまま廃棄できる点に利点があり、コス
トの高くつくものは適さない。又、ビニル袋100に丸
孔の水抜き孔101をパンチ加工したものは、パンチ加
工のときに水抜き孔101を小さくすることが考えられ
るが、小さくすると水抜き孔101がきれいに形成でき
ず、袋に切りかすが残り、そのため、水切れが悪くなる
という問題があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、請求項1記載の発明にあっては、簡単な構
造で、水切れが良く、しかも細かなゴミを溜めておく効
果に優れた水切袋を提供することを目的とし、又、請求
項2記載の発明にあっては、そのような水切袋を安価に
供給することができる製造方法を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
として、請求項1記載の発明は、「袋体10に2〜5m
m長さのスリット形状の水抜き孔11を多数設けたこと
を特徴とする水切袋1」を、その要旨としている。
【0007】又、請求項2記載の発明は、「多数の三面
刃42を縦列させた部分と、三面刃42を有しない部分
とを外周面に形成したローラ41を回転させ、この回転
するローラ41に袋となる筒状シート13を送り込み、
該筒状シート13に多数のスリット形状の切込みを設け
ることにより、スリット形状の水抜き孔11を多数備え
た水切袋1を得ることを特徴とする水切袋の製造方法」
を、その要旨としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の水切袋にあっては、水抜き孔が
スリット形状であるため、袋体の表面に直接開口してい
る網目や丸孔の水抜き孔と異なり、押し広げないと開口
しない切込み状態のものであるから、細かいゴミも外部
に抜け落ちにくいようになっている。又、水はスリット
形状の水抜き孔に沿って抜けやすいものとなっている。
この水抜き孔の切込みの長さは2〜5mmが最適であ
り、2mm以下であれば水抜き効果が悪くなり、又、5
mm以上であれば細かいゴミが抜け落ちるのを十分抑制
することができなくなるからである。
【0009】又、請求項2記載の水切袋の製造方法にあ
っては、これを図4に示す実施例を例に説明すると、図
の中央に複数積層された袋となる筒状シート13が図の
左から右へ送り込まれている。図の左側の装置は、筒状
シートを一定の長さ毎に熱融着させて袋の底部を形成す
るための融着装置50であり、図の右側の装置は、個々
の袋に形成するための切断装置60であり、そして、図
の中央には多数の三面刃42を縦列させた部分と、三面
刃42を有しない部分とを外周面に形成したローラ41
が回転している。
【0010】この製造方法では、回転するローラ41に
袋となる筒状シート13を送り込むことにより、該筒状
シート13に多数のスリット形状の切込みが設けられ、
スリット形状の水抜き孔を多数備えた水切袋1が得られ
るようになっている。従って、この製造方法では、プレ
ス打抜きによって水抜き孔を形成して水切袋を製造する
方法と異なり、水切袋を回転するローラを利用して連続
的に得ることができ、生産効率が極めて高く、安価な水
切袋を供給することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例に従って、請求項1
記載の水切袋及び請求項2記載の水切袋の製造方法を具
体的に説明する。
【0012】図1〜図3は請求項1記載の水切袋1の一
実施例を示している。水切袋1の袋体10は、ポリエチ
レン、塩化ビニル等の合成樹脂や、耐水性のある紙等に
よって作成される。この水切袋1は、袋体10の下部よ
り2/3程度のところまでスリット形状の水抜き孔11
が縦にジグザグ状に配列されて、多数設けられている。
水抜き孔11の配列形態は問わないが、横孔より縦孔の
方が水抜きに適している。又、ジグザグ状に配列されて
いる方が、袋体10の強度を保つのに適している。
【0013】このような水切袋1は、例えば、図3に示
すように、流しの排水口20に設けられる内ネット21
に挿入されて、袋体10の上部を内ネット21の上端縁
で折り返して開口させ、ネット蓋22でおさえこんで装
着され、使用される。そして、使用時に水切袋1内に流
れ込んだ細かいゴミ30は、図2に示すように、水抜き
孔11から外部にこぼれ落ちることなく、又、水は図の
矢印に示すように外部下方に容易に抜けるようになって
いる。
【0014】次に、このような水切袋1の製造方法につ
いて説明する。図4に示すように、図の中央に複数積層
された袋となる筒状シートが図の左から右へ送り込まれ
ている。図の左側の装置は、筒状シートを一定の長さ毎
に熱融着させて袋の底部を形成するための融着装置50
であり、図の右側の装置は、個々の袋に形成するための
切断装置60であり、そして、図の中央には多数の三面
刃を縦列させた部分と、三面刃を有しない部分とを外周
面に形成したローラが回転している。又、三面刃42を
有するローラ41と接触するように、外周面に弾性体で
あるゴム43を被装させたローラ44が設けられてい
る。
【0015】従って、この製造方法では、多数積層され
た筒状シート13が、まず融着装置40に送り込まれ
て、水切袋の底部を形成し、ついで、回転ローラ41と
ローラ42との間に送り込まれて、筒状シート13に多
数のスリット形状の水抜き孔11が形成される。そし
て、切断装置45に送り込まれて、多数の水抜き孔11
を有する水切袋1が連続的に製造される。
【0016】なお、前記製造方法に使用される装置につ
いて、図5に示すように、ローラ41上に設けられる三
面刃42は、先端に向かうほど幅を細くした台形状に形
成されている。これは、多数積層された筒状シート13
に対して、形成されるスリット形状の水抜き孔11が同
じ長さになるようにするためである。すなわち、三面刃
42はローラ41の回転によって円周上を移動するの
で、三面刃42の先端と基端とでは筒状シート13に対
して切込みを加える長さが異なるからであり、先端及び
基端を同じ幅で形成した場合には、先端側で切込まれる
下方に積層された筒状シート13に形成される水抜き孔
11の長さが長くなるからである。
【0017】又、ローラ41は、一回転すると水切袋1
が一枚分とれる長さに形成されており、三面刃42のな
い部分は水切袋1の上部に当たるように設計されてい
る。又、水抜き孔11どうしの横の間隔は、ローラ41
上に設けられる三面刃42の取付け位置によるが、ロー
ラ41は三面刃42の形成されたリング45と、間に介
在されるリング46とを組合せて、ローラ軸に外嵌させ
て構成されており、これらリングの組合せを変更するこ
とで、種々の間隔の水抜き孔11をもった水切袋1を製
造することができる。さらに、三面刃42の上面刃の長
さにより水抜き孔11の長さを調整することができる。
【0018】ローラ41に接触するように設けられたロ
ーラ44は、外周面に弾性体であるゴム43を被装させ
ているが、このゴム43にはローラ41に設けられた三
面刃42をくい込ませるマットの役割を果たしている。
これにより、スリット形状の水抜き孔11を確実に形成
できるようにしている。又、ローラ44はローラ41の
回転数に対応する径で形成されており、ローラ41が三
回転するとローラ44が一回転するようになっている。
三面刃42のくい込みが常に一定になるように調整する
ためである。
【0019】なお、上記製造方法にあっては、筒状シー
ト13を熱融着してから、水抜き孔11を設けている
が、水抜き孔11を設けてから熱融着するようにしても
よい。
【0020】
【発明の効果】以上、請求項1記載の水切袋にあって
は、袋体にスリット形状の水抜き孔が設けられているか
ら、細かいゴミも外部に抜け落ちにくく、又、水はスリ
ット形状の水抜き孔に沿って抜けやすいものとなってい
る。従って、従来のネット状や丸孔の水切孔を備えた水
切袋と異なって、配水管内に細かいゴミを流してしまっ
て廃水処理の問題となったり、配水管内をつまらせたり
するということがない。
【0021】又、請求項2記載の水切袋の製造方法によ
り、スリット形状の水抜き孔を多数備えた水切袋を連続
的に製造することができ、生産効率がきわめて高く、安
価な水切袋を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の水切袋の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示す水切袋の水抜き孔部分を示す正面図
である。
【図3】図1に示す水切袋を流しの排水口にセットする
場合の使用状態を示す分解斜視図である。
【図4】請求項2記載の水切袋の製造方法を説明するた
め模式的に表した図である。
【図5】請求項1記載の水切袋の製造に使用される装置
の斜視図である。
【図6】従来の水切袋を示す斜視図である。
【図7】従来の水切袋を示す斜視図である。
【図8】従来の水切袋の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 水切袋 10 袋体 11 水抜き孔 13 筒状シート 41 ローラ 42 三面刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体に2〜5mm長さのスリット形状の
    水抜き孔を多数設けたことを特徴とする水切袋。
  2. 【請求項2】 多数の三面刃を縦列させた部分と、三面
    刃を有しない部分とを外周面に形成したローラを回転さ
    せ、 この回転するローラに袋となる筒状シートを送り込み、
    該筒状シートに多数のスリット形状の切込みを設けるこ
    とにより、スリット形状の水抜き孔を多数備えた水切袋
    を得ることを特徴とする水切袋の製造方法。
JP3054282A 1991-03-19 1991-03-19 水切袋及びその製造方法 Pending JPH05254604A (ja)

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