JPH0525459B2 - - Google Patents

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JPH0525459B2
JPH0525459B2 JP63503144A JP50314488A JPH0525459B2 JP H0525459 B2 JPH0525459 B2 JP H0525459B2 JP 63503144 A JP63503144 A JP 63503144A JP 50314488 A JP50314488 A JP 50314488A JP H0525459 B2 JPH0525459 B2 JP H0525459B2
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JP
Japan
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starch
food
solution
thickened
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JP63503144A
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Donarudo Jii Koofui
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Dow Chemical Co
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Dow Chemical Co
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Publication date
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Publication of JPH01502482A publication Critical patent/JPH01502482A/ja
Publication of JPH0525459B2 publication Critical patent/JPH0525459B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/20Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents
    • A23L29/206Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents of vegetable origin
    • A23L29/262Cellulose; Derivatives thereof, e.g. ethers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/20Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents
    • A23L29/206Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents of vegetable origin
    • A23L29/212Starch; Modified starch; Starch derivatives, e.g. esters or ethers

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  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

請求の範囲 1 (1)スターチ及び(2)メチルセルロースエーテル
のブレンドを含んで成る食品増粘組成物であつ
て、前記メチルセルロースエーテルが、20℃で2
%水溶液において10cps〜3500cpsの範囲の粘度を
示すのに十分な分子量を有し、前記スターチ:メ
チルセルロースエーテルの重量比が2:1〜28:
1の範囲であり、スターチ及びメチルセルロース
エーテルのブレンドが合計の増粘された食品の約
5重量%までの組合された合計量で使用され、そ
して前記メチルセルロースエーテルは、40゜〜100
℃の範囲の温度での増粘された食品の粘度を、そ
の食品が40゜〜100℃の範囲の温度に加熱される前
の、15゜〜25℃の範囲の温度でのその食品の粘度
に実質的に等しいか又はその粘度よりも高くする
のに有効な量で存在し、そして前記増粘された食
品が、40゜〜100℃の範囲で2000〜25000cpsの粘度
をする均質混合物を形成することを特徴とする増
粘組成物。
2 前記スターチが植物起源の非変性又は変性グ
ルコースポリマーを含有する食物として許可され
ているスターチである請求の範囲第1項記載の組
成物。
3 前記スターチが変性されていない非置換性コ
ンスターチ;即席化された非置換性コンスター
チ;即席化されたヒドロキシルプロピル化された
コンスターチ;又は即席化されたスクシニル化さ
れたコンスターチである請求の範囲第2項記載の
組成物。
4 前記メチルセルロースエーテルが、20℃で2
%水溶液において15〜500cpsの範囲の粘度を生成
するのに十分な分子量を有する請求の範囲第1項
記載の組成物。
5 前記メチルセルロースエーテルが10000〜
1000000の範囲の分子量を有する請求の範囲第1
項記載の組成物。
6 前記高温での増粘された食品の粘度が4000〜
13000cpsの範囲である請求の範囲第1項記載の組
成物。
7 前記高温での増粘された食品が、その増粘さ
れた食品を高温に加熱する前の食品の粘度の少な
くとも約200%の粘度を示す請求の範囲第1項記
載の組成物。
8 前記スターチ:メチルセルロースエーテルの
比が4:1〜12:1の範囲である請求の範囲第1
項記載の組成物。
9 前記スターチが、合計食品の重量の3〜7%
の範囲の量で使用される請求の範囲第1項記載の
組成物。
10 前記メチルセルロースが、合計食品の重量
の0.25〜1.5%の範囲の量で使用される請求の範
囲第1項記載の組成物。
11 前記高温が40゜〜95℃の範囲である請求の
範囲第1項記載の組成物。
12 水基材の食品組成物を増粘するための方法
であつて: (a) 請求の範囲第1項記載の食品増粘組成物と食
品とを混合し: (b) 均質混合物を形成するために、前記スターチ
を効果的にゲル化する温度で且つゲル化する時
間、前記混合物を加熱し;そして (c) 前記混合物を冷却することを含んで成る方
法。
13 前記メチルセルロースに対するスターチの
割合が、スターチ及びメチルセルロースのブレン
ドが合計食品の約5重量%までの量で使用される
場合、高温でその増粘された食品の粘度がその増
粘された食品を高温に加熱される前のその食品の
粘度の少なくとも200%であるような割合である
請求の範囲第12項記載の方法。
14 前記高温が40゜〜90℃の範囲である請求の
範囲第12項記載の方法。
明細書 本明発は、スターチ/メチルセルロース組成物
より増粘され、そして高温にゆだねられた食品に
所望するきめ及び粘度特性を付与ることができる
特定のスターチ/メチルセルロース組成物に関す
る。
多くの食品は、歴史的にスターチにより増粘さ
れて来た流体である。この種の食品の例として、
肉汁、ソース、シチユー、クリームスープ、パイ
充填物、プデイング及び同様のものを挙げること
ができる。多くのこれらの製品は、高温で供給さ
れる。伝統的なスターチ増粘流体食品に存在する
問題は、高い供給温度に加熱し、そしてその温度
で維持した後の粘度の低下である。加熱による粘
度のこの低下は食品製造業者に問題を提起する。
なぜならば、粘度は、これらの食品の最とも重要
な知覚特性の1つであるからである。その製品
は、消費者の許容を受けるために供給温度で相当
に高い粘度を有するべきである。
スターチ増粘システムに類似する、食品として
許容されるガムにより増粘された食品は、高温に
加熱され、そしてその温度に維持される場合、粘
性を失う。高温で適切な粘性を生じるようにガム
により計画された食品は、いくつかの欠点を有す
る。初めに、適切な高温粘性を示す食品は、一般
的に所望としない高に低温度粘性を示す。2番目
に、そのような食品は一般的に、所望としない知
覚特性、たとえばねばり、濃さ及び粘着性を示
す。
高い供給温度で食品に所望する粘性特性を付与
するスターチ基材の増粘組成物を得るための試み
がなされて来た。アメリカ特許第4597974号は、
食品増粘剤の成分として米スターチ及びイナゴマ
メ粉末の混合物を開示し、そしてその引例いづれ
のセルロース誘導体の使用も開示しない。
アメリカ特許第3969340号及び第3970767号号
は、スターチに特定の粘度特性を付与するために
特定の程度にヒドロキシプロピル化され、そして
抑制された、スターチ及びアミローススターチの
あるブレンドを開示する。そのブレンドは、レト
ルト条件下で調製された食品に増粘性質を付与す
ることができるものとして開示される。
スターチ増粘システムの欠点を克服するため
に、製造業者は、高レベルのスターチを食品に添
加する必要があることを見出した。これは、多く
の食品が加工され、そしてパツケージされる低温
度での過剰粘性の問題を引き起こす。食品の製造
業者及び消費者は、加熱に基づく粘性の低下又は
粘性の上昇をほとんど示さない食品から利益を得
るであろう。製造業者は加工効率を得、そして消
費者は供給温度に対する安定した粘度応答を示す
食品に接近するであろう。
本発明は、(1)スターチ及び(2)メチルセルロース
エーテルのブレンドを含んで成る食品増粘組成物
に関し、ここでメチルセルロースエーテルに対す
るスターチの割合は、スターチ及びメチルセルロ
ースエーテルのブレンドが合計食品の約5重量%
までの量で使用される場合、高温での増粘された
食品の粘度が、その食品がその高温に加熱される
前のその増粘された食品の粘度に実質的に等しい
か又はその粘度よりも高いかであるような割合で
ある。
本発明の組成物は、長期の高温にゆだねられる
場合に増粘特性の低下を示す傾向があるスターチ
のみとは違つて、溶液が加熱される場合、その溶
液の粘性を維持する又は高める意外な特性をす。
混合組成物に使用されるメチルセルロースの注意
した選択により、高温で食品の粘性を維持し又は
高める増粘システムが企画され得る。食品加工業
者は、消費者により受け、そしてより味のよいで
あろう、加熱の間相当に安定し又は高い粘度値を
示す食品を製造するためのこの選択を利用するこ
とができる。消費者はまた、容易に製造でき、そ
して広い範囲の増粘にわたつてより味が良い食品
を受けるであろう。
本発明は、加熱の間、安定した又は高い粘性を
生成するために企画された食品を供給するような
手段を提供する。これは、製造業者が低い又は高
い温度でレオロジーを考える事なしに特定の温度
で所望とするレオロジー特性を示す食品を製造す
ることを可能にするであろう。
本発明により増粘され得るこれらの食品は、食
品の加熱に基づいて所望の増粘性を示すいずれか
食用の食品を包含する。そのような食品の例とし
て、スープ、ソース、シロツプ、チーズスプレツ
ト、バター、ドレツシング、ジエリー、ジヤム及
び同様のものを挙げることができる。本発明にお
いて有用である食品は、スターチ基材の及びセル
ロースエーテル基材の増粘組成物と相溶すべきで
ある。
本発明に使用される場合、用語“食品”とは、
本発明の増粘組成物と接触していない食用の食物
組成物を意味する。用語“増粘された食品”と
は、本発明の増粘組成物接触したいづれの食品を
意味する。
本発明に使用されるスターチは、食用として認
められたスターチとして知られているこれらの
種々のものである。そのような食用として認めら
れたスターチは、植物起源の変性されていない及
び変性されたグルコースポリマー類を含む。適切
な食物スターチの例として、トウモロコシ、小
麦、サトウモロコシ、米、マスクメロン、ジヤガ
イモ、クズ、サゴヤシ及びそれらの混合物を挙げ
ることができる。好ましくは、コンスターチが本
発明に使用される。その好ましいコンスターチの
うち最とも好ましいものは、架橋された又は置換
されたものを含む。そのような食物スターチは、
典型的には、それらが添加される食品に増粘性質
を付与する。
本発明に使用されるスターチは、その天然の形
か又は変性された形のいづれかでの上記食物スタ
ーチのいづれかであり得る。天然スターチは、ト
ウモロコシ、小麦、サトウモロコシ又は米のよう
な植物の種子;マスクメロン、ジヤガイモ又はク
ズなどの植物の塊茎又は根;及びサゴヤシの髄か
ら抽出により得られる。スターチは前もつてゲル
化されているか又はゲ化されていないもののいづ
れかであり得る。スターチがゲル化されていない
場合、本発明の調製方法は、増粘組成物の調製の
間、ゲル化をもたらすために十分であるべきであ
る加熱段階を有すべきである。適切なスターチの
いくつかの例は、変性されていない非置換性コン
スターチ;即席化された非置換性コンスターチ;
即席化されたヒドロキシプロピル化されたコンス
ターチ;及び即席化されたスクシニル化されたコ
ンスターチである。
典型的な食物スターチは、A.E.Staley
Company,Decatur,Illinoisから入手できる
Thin−n−ThikTM99,Sta−MistTM365,Kol
GuardTM及びMira−ThikTMを含む。
本発明の増粘組成物を配合するのに使用される
スターチの量は、増粘されるべき食品に所望する
増粘特性を付与するのに有効である量である。ス
ターチは、所部により、高温に加熱される前、増
粘された食品の粘度の少なくとも約100%の粘度
を示す増粘された食品をもたらす量で使用され
る。より好ましくは、スターチは、高温に加熱さ
れる前、増粘された食品の粘度の少なくとも約
125%、最とも好ましくは150%の粘度を示す増粘
された食品をもたらす量で使用される。この量
は、増粘されるべき食品の合計量の3〜7%の範
囲の量である。好ましくは、使用されるスターチ
の量は、増粘されるべき食品の合計量の4〜6%
の範囲の量である。
本発明に使用されるメチルセルロースエーテル
は、粘度調整剤、乳化剤及び結合剤として多くの
製造業に長く使用されて来たセルロースエーテル
の種類である。セルロースエーテルは、水中、2
%又はそれ以上の濃度で、それらが熱ゲル化を受
けることがユニークである。本質的に、セルロー
スエーテルの溶液の温度が上昇するにつれて、ポ
リマー鎖はある程度脱水し、そして架橋し、ゲル
網状構造を形成する。ゲル形成は、セルロースエ
ーテルの溶液の冷却に基づいて可逆性である。低
レベルの濃度で、セルロースエーテルは、溶液の
粘度が温度が上昇するにつれて低下する他の親水
性物質のように反応することが観察される。本発
明の実施において、特定のメチルセルロースエー
テルは、増粘組成物を形成するためにスターチと
組合せられる場合、意外な増粘特性を示すことが
見出される。本発明の特定のメチルセルロースエ
ーテルは、他の増粘組成物、特に他のタイプのセ
ルロースエーテルを用いる組成物の性能と比較す
る場合、加熱に対して溶液の粘性を意外に維持し
又は高めることを助ける。
本発明に使用されるメチルセルロースは、多く
の既知方法のいづれかにより調製され得る。一般
的に、メチルセルロースは、希釈剤中、セルロー
ス凝集塊のスラリへの水酸化ナトリウムの添加に
よるアルカリセルロースの形成により調製され
る。次に、そのアルカリセルロースは、圧力下で
アルキルハリド、たとえば塩化メチルと反応せし
められる。その後、そのスラリーは中和され、そ
して生成物が抽出され、乾燥せしめられ、そして
粉砕される。
本発明において有用であるメチルセルロースエ
ーテルは、種々のスターチと特定の量及び割合で
組合される場合、高温でさえ維持される増粘特性
を食品に付与るものである。その量、割合及び本
発明の増粘組成物により食品に付与される増粘特
性の程度は、続く文章に記載される。
本発明において有用である特定のメチルセルロ
ースエーテルは、2%水溶液中にある場合、20℃
で3〜3500cpsの範囲の粘度をすものを包含する。
好ましくは、20℃でのその2%水溶液は、10〜
1000cps及び最とも好ましくは15〜500cpsの範囲
の粘度を示す。そのような粘度は、ウツベローデ
毛管を用いて従の方法により測定される。
そのようなメチルセルロースエーテルの分子量
は、10000〜1000000、より好ましくは50000〜
500000及び最とも好ましくは80000〜400000の範
囲である。
メチルセルロースエーテルの例は、Dow
Chemical Companyから入手できる
METHOCELTM及びShinetsu Chemical
Company,Tokyo,Japanから入手できる
MetoloseTM及びPharmacoatTMとして市販されて
いるものを包含する。
本発明の増粘組成物に使用されるメチルセルロ
ースの量は、食品が15〜25℃の範囲の増粘から40
〜100℃、好ましくは40〜90℃の範囲の高温に加
熱される場合、増粘された食品の粘度が実質的に
維持され又は高められるであろうような量であ
る。“実質的に維持される”とは、本発明の増粘
組成物を含む食品の粘度が、高温に加熱された
後、その高温に加熱される前の増粘された食品の
粘度の少なくとも100%であろうことを意味する。
好ましくは、高温でのその増粘された食品は、高
温に加熱される前の増粘された食品の粘度の少な
くとも125%及び最とも好ましくは150%である粘
度を示す。
好ましくは、メチルセルロースエーテルは、食
品の合計重量に基づいて0.25〜1.5%の範囲の量
で使用される。最とも好ましくは、メチルセルロ
ースエーテルは、増粘されるべき食品の合計重量
に基づいて0.5〜1.0%の範囲の量で使用される。
スターチ及びメチルセルロースを含んで成る増
粘組成物は、増粘されるべき食品の合計重量の約
5%までの範囲の合計量で使用される。メチルセ
ルロースエーテルに対するスターチの割合は、食
品の約5重量%までの量で使用される場合、高温
での増粘された食品の粘度が、増粘され、そして
高温に加熱される前の食品の粘度の少なくとも
200%であるような割合である。好ましくは、そ
の割合は、高温での増粘された食品の粘度が、増
粘及び加熱する前の食品の粘度の少なくとも400
%であるような割合である。最とも好ましくは、
その割合は、高温での増粘された食品の粘度が、
増粘及び加熱の前の食品の粘度の少なくとも600
%であるような割合である。所望する粘度特性を
付与するであろう、スターチ:メチルセルロース
エーテルの比は、2:1〜28:1、好ましくは
4:1〜12:1の範囲である。
高温での増粘された食品は、2000〜25000cpsの
範囲の粘度を示す。より好ましくは、高温での増
粘された食品の粘度は、3000〜18000cps及び最と
も好ましくは4000〜13000cpsの範囲である。
本発明の特定の増粘組成物は、スターチ及びメ
チルセルロースエーテルのような材料をドライブ
レンドするためのいづれか既知の方法により配合
され得る。混合の順序は臨界ではない。増粘され
るべき食品中に増粘組成物の均質分散体を確保す
るためにできるだけ均質に混合されたブレンドが
所望される。
食品の均質増粘性を確保するためには、増粘組
成物は、増粘されるべき食品を通して均質に分配
されることが重要である。これは、増粘組成物の
添加の後、食品の十分な混合により達成され得
る。
次の比較は、比較の目的のために含まれ、そし
て本発明の例示としては向けられない。
比較例 1 単に比較の目的のために、スターチのみに基づ
く増粘組成物の例を、次の方法で製造し、そして
溶液に高い温度粘度特性を付与するその能力につ
いて試験した。
3:1の比のThin−n−ThikTM99及びSta−
MistTM365変性スターチ5gを、1のビーカー中
において20℃で水95gと共に攪拌することによつ
て分散した。次にその分散体を、スターチ粒体の
ゲル化を確保するのに十分な時間、すなわち約10
分間、95℃に加熱する。その溶液を室温(20℃)
に冷却し、密封されジヤーの中に置き、そして室
温で一晩放置し、その溶液を粘度平衡にする。次
にその溶液の粘度を、2.5rpmでセツトされたB
型RVT回転粘度計及び第3番のスピンドルを用
いて回転粘度測定法により測定した。そのデータ
は、第1表中の例C−1に報告されている。次
に、溶液を含むジヤーを、40℃に調節された水浴
中に含浸し、そして3時間その水浴温度で平衡化
せした。次に、その溶液の粘度を、室温で上記で
論議されたのと同じ手段により測定した。そのデ
ータは、第表の例C−1に報告される。60゜,
80゜及び95℃で調節された水浴中に含浸された溶
液の粘度を、類似する手段で測定した。その結果
は、第表の例C−1に報告される。
類似する手段で、比較例1の方法をくり返した
(但し、変性スターチ5gの代わりに、Kol
GuardTMスターチ3.9gを用いた)。その溶液の粘
度を同じ手段により測定し、そしてその結を第
表の例C−1Aに報告する。
データは、スターチのみに基づく増粘システム
が増粘されたシステムの粘度をスターチで維持す
ることができないことを例示する。
比較例 2 単に比較の目的のために、2%水溶液中にある
場合、20℃で4000cpsの粘度を示す。メチルセル
ロース基材の増粘組成物の例を、次の方法により
製造し、そして溶液に高い温度粘度特性を付与す
るその能力について試験した。
上記メチルセルロースエーテル2.25gを、1
のビーカー中において95℃で水97.75gと共に攪拌
することによつて分散せしめた。次にその溶液を
室温(20℃)に冷却し、密封されジヤー中に置
き、そして室温で一晩放置し、その溶液を粘度平
衡にした。次にその溶液の粘度を、5rpmでセツ
トされたB型RVT回転粘度計及び第4番のスピ
ンドルを用いて回転粘度測定法により測定した。
そのデータは、第1表中の例C−2に報告され。
溶液を含むジヤーを、40℃に調節された水浴中に
含浸し、そして3時間、その水浴温度で平衡化せ
しめた。次に、その溶液の粘度を、室温で上記で
論議されたのと同じ手段により測定した。そのデ
ータは、第表の例C−1に報告される。60゜,
80゜及び95℃で調節された水浴中に含浸された溶
液の粘度を、類似する手段で測定した。その結果
は、第表の例C−2に報告される。
類似する手段で、比較例2の方法をくり返した
(但し、2%水溶液中にある場合、20℃で4000cps
の粘度を示すヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス2.25gを用いた)。その溶液の粘度を類似する手
段で測定し、そしてその結果は第表中の例
C62Aに報告される。
データは、メチルセルロース又ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースが増粘組成物として単独で
使用される場合、高温所望する粘度を維持できな
いことを例示する。
比較例 3 単に比較の目的のために、スターチ及びメチル
セルロース以外のセルロースに基づく増粘組成物
の例を、次の方法により製造し、そして溶液に高
い温度粘度特性を付与するそれらの能力について
試験した。
3:1の比のThin−n−ThikTM99及びSta−
MistTM365変性スターチ4.25gを、1のビーカー
中において20℃で水94.75gと共に攪拌することに
よつて分散せしめた。その分散体を、スターチ粒
子のゲル化を確保するのに十分な時間、すなわち
約10分間95℃に加熱した。その熱い溶液に、2%
水溶液中にある場合、20℃で4000cpsの粘度を示
すヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテル
1gを攪拌しながら添加した。その攪拌された溶
液を室温(20℃)の冷却し、密封されたジヤーに
置き、そして室温は1で一晩放置し、その溶液を
粘度平衡化せしめた。次にその溶液の粘度を、
2.5rpmでセツトされたB型RVT回転粘度計及び
第3番のスピンドルを用いて回転粘度測定法によ
り測定した。そのデータは、第1表中の例C−3
に報告される。次に、溶液を含むジヤーを40℃に
調節された水浴中に含浸し、そして3時間、その
水浴温度で平衡化せした。次に、その溶液の粘度
を、室温で上記論議されたのと同じ手段により測
定した。そのデータは、第表の例C−31に報告
される。60゜,80゜及び95℃で調節された水浴中に
含浸中に含浸された溶液の粘度を、類似する手段
で測定した。その結果は、第表の例C−3に報
告される。
類似する実験を、増粘組成物中に第2の成分と
してヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテ
ルを用いて行なつた。2%水溶液中にある場合、
この特定のセルロースエーテルは、20℃の温度で
約100000opsの粘度を示す。比較実験を、上記論
議されたのと同じ方法により行ない、粘度を測定
した。その結果は、第表中の例C−3に報告さ
れる。
類似する実験を、増粘組成物中に第2の成分と
してメチルセルロースエーテルを用いて行なつ
た。2%水溶液中にある場合、この特定のセルロ
ースエーテルは、20℃の温度で約15000cpsの粘度
を示す。比較実験を、上記論議されたのと同じ方
法により行ない、粘度を測定した。その結果は、
第表中の例C−6に報告される。
データは、増粘組成物を形成するためにスター
チと共に組合せる場合、あるセルロースエーテル
は、本発明が行なう所望の高い温度粘度調節を示
さないことを例示する。
次の例は、本発明を例示するものであつて、制
限するものではない。
例 1 3:1の比のThin−n−ThikTM99及びSta−
MistTM365変性スターチ4.25gを、1のビーカー
中において20℃で水94.75gと共に攪拌することに
よつて分散した。次にその分散体を、スターチ粒
子のゲル化を確保するのに十分な時間、すなわち
約10分間95℃に加熱した。その熱いスターチ溶液
に、2%水溶液中にある場合、20℃で15cpsの粘
度を示すメチルセルロース1.0gを攪拌しながら添
加した。その溶液を10分間攪拌した。攪拌を続
け、そしてその溶液を室温(20℃)に冷却し、密
封されたジヤー中に置き、そして室温は一晩放置
し、その溶液を粘度平衡化せしめた。次に、その
溶液の粘度を、2.5rpmでセツトされたB型RVT
回転粘度計及び第3番のスピンドルを用いて回転
粘度測定法により測定した。そのデータは、第
1表中の例1に報告される。次に溶液を含むジヤ
ーを、40℃に調節された水浴中に含浸し、そして
3時間、その水浴温度で平衡化せした。次にその
溶液の粘度を、室温で上記で論議されたのと同じ
手段により測定した。そのデータは、第表の例
1に報告される。60゜,80゜及び95℃で調節された
水浴中に含浸された溶液の粘度を類似する手段で
測定した。その結果は、第表中の例1に報告さ
れる。
その方法をくり返した。但し、Kol GuardTM
ターチ2.9gが変性スターチ4.25gの代わりに使用
された。その溶液の粘度を同じ手段で測定し、そ
してその結果を第表中の例1Aに報告する。
例 2 3:1の比のThin−n−ThikTM99及びSta−
MistTM365変性スターチ4.25gを、1のビーカー
中において20℃で水94.75gと共に攪拌することに
よつて分散した。その分散体を、スターチ粒子の
ゲル化を確保するのに十分な時間、すなわち約10
分間95℃に加熱した。その熱いスターチ溶液に、
2%水溶液中にある場合、20℃で400cpsの粘度を
示すメチルセルロース1.0gを攪拌しながら添加し
た。その溶液を10分間攪拌した。攪拌を続け、そ
してその溶液を室温(20℃)に冷却し、密封され
たジヤーに置き、そして室温は一晩放置し、その
溶液を粘度平衡化せしめた。次に、その溶液の粘
度を、2.5rpmでセツトされたB型RVT回転粘度
計及び第3番のスピンドルを用いて回転粘度測定
法により測定した。そのデータは、第表中の例
2に報告される。次に溶液を含むジヤーを、40℃
に調節された水浴中に含浸し、そして3時間、そ
の水浴温度で平衡化せした。次に、その溶液の粘
度を、室温で上記で論議されたのと同じ手段によ
り測定した。そのデータは、第表の例2に報告
される。60゜,80゜及び95℃で調節された水浴中に
含浸された溶液の粘度を類似する手段で測定し
た。その結果は、第表中の例2に報告される。
その方法をくり返した。但し、Kol GuardTM
ターチ2.9gを、変性スターチ4.25gの代わりに使
用した。その溶液の粘度を同じ手段により測定
し、そしてその結果を第表中の例2Aに報告す
る。
【表】 * 本発明の例ではない。
第1表のデータは、本発明が広範囲の温度にわ
たつて粘度調節を付与し、そして高温でその増粘
能力を失わないことを指摘する。
JP63503144A 1987-03-11 1988-02-24 高温増粘剤としてのスターチ及びメチルセルロースエーテルの組成物及びそれを用いての増粘法 Granted JPH01502482A (ja)

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EP0305499B1 (en) 1992-09-16
DK131088A (da) 1988-09-12
ATE80525T1 (de) 1992-10-15
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