JPH05254556A - 容 器 - Google Patents
容 器Info
- Publication number
- JPH05254556A JPH05254556A JP5243592A JP5243592A JPH05254556A JP H05254556 A JPH05254556 A JP H05254556A JP 5243592 A JP5243592 A JP 5243592A JP 5243592 A JP5243592 A JP 5243592A JP H05254556 A JPH05254556 A JP H05254556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- upper lid
- protrusion
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器内部の空気を少なくすることにより、内
容物の品質保持を図る。 【構成】 蓋本体部1の適所には飲み口1aが形成され
ている。蓋本体部1の外周部には、容器の端部に嵌合す
る容器嵌合部2が立ち上げ形成されている。容器嵌合部
2の上端部にはフランジ部3が形成されている。容器嵌
合部2にはその周方向の一部に延びる突部形成部4が形
成され、この突部形成部4には蓋本体部1側に突出する
ように複数個の突部5が形成されている。フランジ部3
には蓋本体部1側に突出する突部6が形成されている。
容物の品質保持を図る。 【構成】 蓋本体部1の適所には飲み口1aが形成され
ている。蓋本体部1の外周部には、容器の端部に嵌合す
る容器嵌合部2が立ち上げ形成されている。容器嵌合部
2の上端部にはフランジ部3が形成されている。容器嵌
合部2にはその周方向の一部に延びる突部形成部4が形
成され、この突部形成部4には蓋本体部1側に突出する
ように複数個の突部5が形成されている。フランジ部3
には蓋本体部1側に突出する突部6が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器に係り、特にコーヒ
ー、紅茶等を装填する容器の蓋本体部が容器内部に進入
する容器の蓋に関する。
ー、紅茶等を装填する容器の蓋本体部が容器内部に進入
する容器の蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図6に示すような容器101の
上端部に平板状の上蓋102を貼付するようにしたもの
が知られている。そして、この上蓋102の一端部に引
掛部102aを引張ることにより、上蓋102に注出口
102bが形成される。そして、この上蓋102の縁部
に形成された液誘導部102cをつたわって容器101
内に装填されたコーヒー、紅茶等の液体を注出する。
上端部に平板状の上蓋102を貼付するようにしたもの
が知られている。そして、この上蓋102の一端部に引
掛部102aを引張ることにより、上蓋102に注出口
102bが形成される。そして、この上蓋102の縁部
に形成された液誘導部102cをつたわって容器101
内に装填されたコーヒー、紅茶等の液体を注出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
容器の上端部に平板状の上蓋を貼付するような構造で
は、内部の空気が多く入るために、内容物の香りが逃げ
てしまい、ひいては品質の低下を招来するといった問題
点がある。
容器の上端部に平板状の上蓋を貼付するような構造で
は、内部の空気が多く入るために、内容物の香りが逃げ
てしまい、ひいては品質の低下を招来するといった問題
点がある。
【0004】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、容器内部の空気を少なくすることによ
り、内容物の品質の低下を防止することができるととも
に、容易に容器本体に取り付けることができる容器の上
蓋を提供することを目的とする。
れたものであり、容器内部の空気を少なくすることによ
り、内容物の品質の低下を防止することができるととも
に、容易に容器本体に取り付けることができる容器の上
蓋を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器本体と、
この容器本体に取付けられるとともに注出口を有する蓋
とを備えた容器において、上記蓋は上記注出口が形成さ
れた蓋本体部の外周縁部に容器縁部に嵌合する容器嵌合
部が立ち上げ形成され、この容器嵌合部には蓋同士を重
ね合わせた際に、蓋のブロッキングを防止する突部が蓋
本体部側に突設されるとともに、この容器嵌合部の縁部
にはフランジ部が形成されている。
この容器本体に取付けられるとともに注出口を有する蓋
とを備えた容器において、上記蓋は上記注出口が形成さ
れた蓋本体部の外周縁部に容器縁部に嵌合する容器嵌合
部が立ち上げ形成され、この容器嵌合部には蓋同士を重
ね合わせた際に、蓋のブロッキングを防止する突部が蓋
本体部側に突設されるとともに、この容器嵌合部の縁部
にはフランジ部が形成されている。
【0006】さらに、フランジ部には蓋の向きを決定す
るための突部が蓋本体部側に突設されていることを特徴
とする。
るための突部が蓋本体部側に突設されていることを特徴
とする。
【0007】
【作用】容器本体の蓋取付側開口部に蓋の容器嵌合部を
嵌合させる。さらに、蓋のフランジ部を容器本体上端部
に接合、接着させることにより、容器の蓋を落とし蓋と
して形成することができる。
嵌合させる。さらに、蓋のフランジ部を容器本体上端部
に接合、接着させることにより、容器の蓋を落とし蓋と
して形成することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明に係る容器の上蓋の斜
視図、図2は上面図である。図中符号1は円形の蓋本体
部であり、この蓋本体部1の適所には飲み口1aが設け
られている。この蓋本体部1は真空成形あるいは圧空成
形等のシート成形で形成され、この飲み口1aはシート
成形後、打抜かれる。また、蓋本体部1の外周部には、
容器の端部に嵌合する容器嵌合部2が立ち上げて形成さ
れている。さらに、この容器嵌合部2の上端部にはフラ
ンジ部3が形成されている。また、容器嵌合部2にはそ
の周方向の一部に延びる突部形成部4が形成され、この
突部形成部4には蓋本体部1側に突出するように複数個
の突部5が形成されている。この突部5は本発明に係る
容器の上蓋の製造過程および容器への取付け過程で、上
蓋同士を重ね合わせた際のブロッキングを防止するため
のものであるが、この複数個の突部5の配置パターンが
1通りであるとブロッキングを起す可能性があるため、
この配置パターンはランダムに設定されている。これに
よりブロッキングの防止をより確実に行なうことができ
る。さらに、フランジ部3には蓋本体部1側に突出する
突部6が形成されている。この突部6は、この上蓋の方
向および位置決めを行なうためのものである。そして、
図5に示す搬送工程に上蓋を移す際、みみ10,10が
チェーン11,11に挟持される方向に供給するために
スタッキングの時から上蓋の方向を揃えておくのだが、
突部6が上蓋スタッキング時のスタッキング方向の基準
として作用する。なお、図中符号1bは蓋本体部1の上
方に突設された突部であり、この突部1bによって蓋本
体部1の飲み口1aを覆うように貼付されたブルタブ7
を持ち上げ、はがし易くしたものである(図2)。ま
た、この上蓋は図1に示すように、突部形成部4の高さ
が容器嵌合部2の高さよりも低くなるように形成されて
いる。
について説明する。図1は本発明に係る容器の上蓋の斜
視図、図2は上面図である。図中符号1は円形の蓋本体
部であり、この蓋本体部1の適所には飲み口1aが設け
られている。この蓋本体部1は真空成形あるいは圧空成
形等のシート成形で形成され、この飲み口1aはシート
成形後、打抜かれる。また、蓋本体部1の外周部には、
容器の端部に嵌合する容器嵌合部2が立ち上げて形成さ
れている。さらに、この容器嵌合部2の上端部にはフラ
ンジ部3が形成されている。また、容器嵌合部2にはそ
の周方向の一部に延びる突部形成部4が形成され、この
突部形成部4には蓋本体部1側に突出するように複数個
の突部5が形成されている。この突部5は本発明に係る
容器の上蓋の製造過程および容器への取付け過程で、上
蓋同士を重ね合わせた際のブロッキングを防止するため
のものであるが、この複数個の突部5の配置パターンが
1通りであるとブロッキングを起す可能性があるため、
この配置パターンはランダムに設定されている。これに
よりブロッキングの防止をより確実に行なうことができ
る。さらに、フランジ部3には蓋本体部1側に突出する
突部6が形成されている。この突部6は、この上蓋の方
向および位置決めを行なうためのものである。そして、
図5に示す搬送工程に上蓋を移す際、みみ10,10が
チェーン11,11に挟持される方向に供給するために
スタッキングの時から上蓋の方向を揃えておくのだが、
突部6が上蓋スタッキング時のスタッキング方向の基準
として作用する。なお、図中符号1bは蓋本体部1の上
方に突設された突部であり、この突部1bによって蓋本
体部1の飲み口1aを覆うように貼付されたブルタブ7
を持ち上げ、はがし易くしたものである(図2)。ま
た、この上蓋は図1に示すように、突部形成部4の高さ
が容器嵌合部2の高さよりも低くなるように形成されて
いる。
【0009】このように形成された上蓋8を容器に取付
ける場合には、図3に示すように容器本体9の上端部に
上蓋8の容器嵌合部2に嵌合せしめ、この状態で接合部
に熱風を吹き付けることによって熱融着せしめる。これ
によって、容器本体9に上蓋8を取り付けることができ
る。
ける場合には、図3に示すように容器本体9の上端部に
上蓋8の容器嵌合部2に嵌合せしめ、この状態で接合部
に熱風を吹き付けることによって熱融着せしめる。これ
によって、容器本体9に上蓋8を取り付けることができ
る。
【0010】図4は本発明に係る上蓋8の製造過程にお
ける上蓋8の平面図である。これは上蓋8のフランジ部
3にみみ10,10が互いに相対向するように設けられ
ている。このみみ10,10は図5に示すようにチェー
ン11,11によって挾持された状態で搬送するように
したものである。そして、搬送しながら、上蓋8が成形
され、最終的には、図4に示した切断線12,12によ
って切断することにより、みみ10,10を切り落と
し、上蓋8が形成されるものである。
ける上蓋8の平面図である。これは上蓋8のフランジ部
3にみみ10,10が互いに相対向するように設けられ
ている。このみみ10,10は図5に示すようにチェー
ン11,11によって挾持された状態で搬送するように
したものである。そして、搬送しながら、上蓋8が成形
され、最終的には、図4に示した切断線12,12によ
って切断することにより、みみ10,10を切り落と
し、上蓋8が形成されるものである。
【0011】なお、上述実施例におけるプルタブ7の層
構造は外側から、印刷/上質紙/PE/Al/シーラン
トである。また、上蓋8の層構造は容器本体との接着
性、ガスバリア性、成形性等を考慮し、適宜積層され
る。具体的にはPP/PE,PC/PE,PET/PE
等がある。さらに、容器本体9の層構造の一例としてP
E/印刷/耐酸カップ原紙/PE/Al/PE等の板紙
を主体とする積層シートからなる容器であり、他にピラ
ード容器、ブロー容器、インジェクション成形よりなる
容器等の容器であってもよい。
構造は外側から、印刷/上質紙/PE/Al/シーラン
トである。また、上蓋8の層構造は容器本体との接着
性、ガスバリア性、成形性等を考慮し、適宜積層され
る。具体的にはPP/PE,PC/PE,PET/PE
等がある。さらに、容器本体9の層構造の一例としてP
E/印刷/耐酸カップ原紙/PE/Al/PE等の板紙
を主体とする積層シートからなる容器であり、他にピラ
ード容器、ブロー容器、インジェクション成形よりなる
容器等の容器であってもよい。
【0012】また、上述実施例における上蓋8の形状は
円形状の場合について説明したが、上蓋8の形状は円形
状に限定されるものではなく、例えば四角形状であって
もよく、容器本体の開口形状に合わせて適宜決定すれば
よい。
円形状の場合について説明したが、上蓋8の形状は円形
状に限定されるものではなく、例えば四角形状であって
もよく、容器本体の開口形状に合わせて適宜決定すれば
よい。
【0013】容器本体9に内容物を充填後、上蓋8で密
封し、さらに上蓋8を覆う着脱可能なオーバーキャップ
(図示せず)をフランジ部3にかぶせた形態で流通販売
に供する。また、クリームやガムシロップ等を収納した
容器を、本発明に係る容器とともに流通させる場合、本
発明に係る容器の上蓋は、飲み口をプルタブで貼り付け
ているので、上蓋面上が平らであり、かつ落とし蓋形状
になっているので、上蓋上に別添の容器を載置すること
ができ、オーバーキャップにより別添容器の脱落を防止
することができる。
封し、さらに上蓋8を覆う着脱可能なオーバーキャップ
(図示せず)をフランジ部3にかぶせた形態で流通販売
に供する。また、クリームやガムシロップ等を収納した
容器を、本発明に係る容器とともに流通させる場合、本
発明に係る容器の上蓋は、飲み口をプルタブで貼り付け
ているので、上蓋面上が平らであり、かつ落とし蓋形状
になっているので、上蓋上に別添の容器を載置すること
ができ、オーバーキャップにより別添容器の脱落を防止
することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、容器内部の空気量を少なくすることができ、内容物
の品質保持を図ることができる。また、上蓋の容器本体
への取付けを容易に行なうことができる等の効果を奏す
る。
り、容器内部の空気量を少なくすることができ、内容物
の品質保持を図ることができる。また、上蓋の容器本体
への取付けを容易に行なうことができる等の効果を奏す
る。
【図1】本発明における容器の上蓋の斜視図である。
【図2】本発明における容器の上蓋の平面図である。
【図3】本発明における容器の上蓋を容器本体に取り付
けた状態を示す斜視図である。
けた状態を示す斜視図である。
【図4】本発明における容器の上蓋の製造途中の平面図
である。
である。
【図5】本発明における容器の上蓋の製造途中の平面図
である。
である。
【図6】従来一般に使用されている容器の斜視図であ
る。
る。
1…蓋本体部 2…容器嵌合部 3…フランジ部 5…突部 6…突部
Claims (2)
- 【請求項1】 容器本体と、この容器本体に取付けられ
るとともに注出口を有する蓋とを備えた容器において、
上記蓋は上記注出口が形成された蓋本体部の外周縁部に
容器縁部に嵌合する容器嵌合部が立ち上げ形成され、こ
の容器嵌合部には蓋同士を重ね合わせた際に、蓋のブロ
ッキングを防止する突部が蓋本体部側に突設されるとと
もに、この容器嵌合部の縁部にはフランジ部が形成され
ていることを特徴とする容器。 - 【請求項2】 フランジ部には蓋の向きを決定するため
の突部が蓋本体部側に突設されていることを特徴とする
請求項1記載の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5243592A JPH05254556A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5243592A JPH05254556A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 容 器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254556A true JPH05254556A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12914672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5243592A Pending JPH05254556A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 容 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05254556A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0891343A (ja) * | 1994-09-29 | 1996-04-09 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 注ぎ口付き容器及びその製造方法 |
JP2015193403A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 飲料用紙容器 |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP5243592A patent/JPH05254556A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0891343A (ja) * | 1994-09-29 | 1996-04-09 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 注ぎ口付き容器及びその製造方法 |
JP2015193403A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 飲料用紙容器 |
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