JPH05253712A - 複合工具を形成するために２個の円筒部材を正確に連結する装置 - Google Patents

複合工具を形成するために２個の円筒部材を正確に連結する装置

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JPH05253712A
JPH05253712A JP4338740A JP33874092A JPH05253712A JP H05253712 A JPH05253712 A JP H05253712A JP 4338740 A JP4338740 A JP 4338740A JP 33874092 A JP33874092 A JP 33874092A JP H05253712 A JPH05253712 A JP H05253712A
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pin
bush
screw
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JP4338740A
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Andrea Ermanno D
ダンドレア エルマンノ
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DAndrea SpA
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    • B23B31/1075—Retention by screws
    • B23B31/1077—Retention by screws acting on a floating pin
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23Q1/703—Spindle extensions
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    • Y10T82/2589—Quick release tool or holder clamp

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合工具を形成するために、２つの円筒形本
体を、簡単な構成でかつ自動芯出し状態で強力に軸方向
に結合できる装置の提供を目的としている。 【構成】 一方の円筒形本体１０に突出ピン１２を設
け、他方の円筒形本体１１に突出するピン１２を収容す
るシート１３を形成する。連結シート１３側の傾斜壁１
５が突出ピン側の傾斜壁１４と係合して円筒形本体１
０，１１の自動芯出しをする。突出ピンの横穴１６にね
じ部１８を有するブシュ１７を収容し、このブシュ１７
に円筒形ヘッド２０を有するねじ１９を螺合する。ねじ
１９を、ブシュ１７から離反する方向に回すと、ヘッド
２０及びブシュ１７の傾斜円周面２３，２４が、横穴２
７，２８の傾斜円周面２５，２６と強力に圧接し、２つ
の円筒形本体１０，１１が強く結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の背景】本発明は、２個の円筒形部材を連結する
ための装置に関し、特に複合工具を形成する装置に関す
る。
【０００２】『複合工具』という語句は、ドリルビット
や円筒形カッタ又はタップのように、工作機械で使用す
るために、機械のチャックに挿入される円錐形をした部
材によって結合される従来のチップ除去工具（chip-rem
oving tools)として理解されたい。
【０００３】同じ工具を各種の異なるチップ除去（chip
-removing)作業に使用するためには、一つ又は複数の中
継部（extension)を円錐形部材及びチップ除去工具に設
けなければならないことが多い。この中継部は、円筒形
の構成部品より成り、相互に堅牢に、かつ極めて正確に
結合させることが要求される。
【０００４】この業界においては、シートを有する一方
の円筒形本体の一端を、他方の円筒形本体に設ける突出
部と結合させ、雄雌結合によって２個の中継部を連結さ
せる方法が知られている。
【０００５】既知の装置において、確実に結合するため
には、先ず結合すべき円筒部に形成された空所に突出部
を挿入し、次に２個の円筒形本体の横方向に挿入したね
じ又はグラブねじによって適所にロックする。
【０００６】既知の実施例の一つにおいては、連結ピン
内に円錐端を有する小さな円筒体を設ける。該末端部
は、同様に円錐端を有する前記横方向グラブねじと係合
し、従って２個のロック用のグラブねじが深くねじ込ま
れると、突出ピンはそれを受ける空所内にロックされ
る。締め付け中、円筒形本体の２個の平行端面は相互に
締め付けられて工具用の中継部を形成する。
【０００７】既知の実施例の場合、２個の円筒形本体相
互間の接触区域は、互いに平行で組合せ中の円筒形本体
の長手方向軸線に垂直な２個の面によって形成されるの
で、横移動のおそれと円筒形本体の軸線が離れるおそれ
があった。
【０００８】更に既知の実施例の場合、ロック用のグラ
ブねじの円錐部の角度は、連結された円筒形本体の長手
方向軸線に対して４５°であり、従ってロック用のグラ
ブねじを締め付ける力は等しいロック力に変換される。
ロッキング用のグラブねじをねじ込む力が大きくすれ
ば、ねじ部が破損してしまうので、２個の円筒形本体相
互間に加える力が大きければ、２個の円筒形本体の連結
強度が増加するにもかかわらず、加えることができるロ
ッキング力は、制限されてしまう。
【０００９】既知の実施例において更に問題となる点
は、雄雌結合を形成するピン又は空所のいずれかが摩耗
した場合、円筒形本体は平行な連結面に沿って往復運動
して機械加工の精度の低下を招くことである。
【００１０】最後に既知の装置は組み立て段階にて２個
のロッキングねじ又はグラブねじを使用しなければなら
ない。これは必要な構成部品の数を増やすだけではな
く、２個のロッキングねじを慎重かつバランスよく締め
付けなければならない。更にかかるロッキング部品はピ
ン及び空所の結合中に除去し、その後で再度挿入しなけ
ればならない。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
既知の技術における問題点を除去することによって円筒
形本体相互間で横移動するおそれがなくなり、簡単で経
済的な補助装置を使用することによって円筒形本体相互
間の完全な自動調芯、及び最も強力な軸方向ロッキング
が可能な前記種類の新規組み立て装置を提供することで
ある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この目的は、一方の円筒
形本体が他方の円筒形本体から突出するピンを収容する
ためのシートを有するようにした２個の円筒形本体によ
って達成され、連結シートを備える円筒形本体の前端に
設ける傾斜壁が他方の本体から突出する連結ピンの基部
から離れて分岐する傾斜壁と係合可能であり、突出ピン
の横穴が円筒形ヘッドを有するねじと係合する螺止部を
有するブシュを収容し、ねじヘッド及びブシュの自由端
の傾斜円周面が、連結シートに面する側にて横穴を設け
る傾斜円周面と係合可能なことを特徴とする。
【００１３】本発明の構造により、円筒形本体の自動芯
出し結合（傾斜壁）が可能となり、ねじとブシュを締め
付けることによって組み立て中の円筒形本体相互間にロ
ッキング力が生じる。
【００１４】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は、本発明の好適
実施例を非制限例として示す添付の図面を参照して以下
に詳述する。
【００１５】第１図から解るように工具１は、円錐体２
と連結して工作機械のチャックに挿入されるようになっ
ており、連結は、一つ又は複数の中継部、すなわち、中
間部材３によって行われる。連結は全体として４で示す
区域で行われ、シート６に締まり嵌めされる突出ピン５
を含む雄雌結合により、正確で極めて堅牢な連結とな
る。この技術方法を第１図に線図で示す。
【００１６】第２図に示すように、本発明によれば、円
筒形本体１１と連結する円筒形本体１０は、円筒形本体
１１内に形成したシート１３に締まり嵌めされる突出ピ
ン１２を有する。ピン１２及びシート１３は、焼入れ研
磨がされていることが望ましい。
【００１７】円筒形本体１０と円筒形本体１１とが自動
的に芯出しされた状態となるように、ピン１２の基部に
設ける円周壁１４が傾斜面となっており、望ましくはピ
ン１２から本体１０の外周部へ向かう傾斜面を有してい
る。壁１４の傾斜角を定める角度（α）はほぼ６５°で
ある。
【００１８】同様に、本体１１のシート１３側の自由端
も１５で示す傾斜円周面を有する。同じくこの面も本体
１１の外周部へ傾斜する。突出部１２に設ける貫通穴１
６は内側にねじ１８を刻設したブシュ１７を収容し、こ
こに、円筒形の頭部を有するねじ２０の軸部１９が螺合
する。
【００１９】ブシュ１７の頂部には、フライス削り等に
より平らにした平坦部２１を設け、だぼピン２２の平坦
部と常時係合させて、ブシュ１７が貫通穴１６内で回転
しないようにしている。
【００２０】第２図に示すように、ブシュ１７の自由端
の円周面２３は傾斜面を成し、同様に円筒ヘッド２０の
自由端は、円周傾斜面２４を有する。傾斜面２３及び２
４は傾斜環状面２５，２６と係合し、これらの面２５，
２６は、シート１３の側面に穿設され本体１１のシート
１３部分を貫通する穴２７，２８を画定している。
【００２１】ねじ２０，１９の長手方向軸線と傾斜面２
３，２４，２７及び２８との間に形成される角度（β）
はほぼ２０°が望ましい。
【００２２】該角度（β）が鋭い鋭角になっている利点
は、示力図から容易に解るように、軸方向におけるねじ
１９，２０に働きかけられる極めて小さい締め付け力に
より、極めて大きな力成分が傾斜面２５，２６を介して
伝達される。従ってねじを締め付ける力が小さいという
事実にもかかわらず極めて大きな締め付け力が得られ
る。
【００２３】同様に、第２図から解るように本体１０の
ピン１２を貫通する穴１６の軸線は本体１１のシート１
３を貫通する穴２７，２８の軸線とは一致していない。
【００２４】該軸線が一致していないゆえに、ヘッド２
０及びブシュ１７の傾斜面２５，２６が、（ブシュ１７
及びねじ１９システムの伸張時に）円筒形本体１０，１
１相互間に軸方向運動を生じさせるように穴２７，２８
の面２４，２３にそれぞれ接することになり、従ってピ
ン１２はシート１３の底部に押され、同時に円筒形本体
１０の傾斜面１４は傾斜面１５に強く押圧される。
【００２５】ねじ１９の締め付け中にねじ切りブシュ１
７が穴１６内にて回転しないように、ブシュ１７は、だ
ぼピン２２上の偏平部２７と幾何学的に当接する偏平部
を有する（第３図）。
【００２６】第４，５図は、円筒形本体１０と円筒形本
体１１との間の連結区域を通る横方向断面図である。
【００２７】ねじ２０のねじ切り軸部１９がブシユ１７
に完全にねじ込まれると、ねじ−ブシュシステムの寸法
は突出ピン１２の直径より小さくなる。従ってピン１２
は円筒形本体１１内のシート１３に自由に挿入可能であ
る。
【００２８】２個の円筒形本体１０及び１１を結合する
には、作業者はねじ２０，１９を回してねじ２０のねじ
切り軸部１９と、内側ねじ部１８を有するブシュ１７と
を離間する方向に動かす。これによって、部材２０，１
９，１７で構成されるシステムは横方向に伸び、ヘッド
２０とスリーブ１７の傾斜面２６，２４の頂部は傾斜面
２５，２３と接触し、傾斜面２５，２３は穴２７，２８
を画定するので、円筒形本体１０及び１１は反動で組み
合わさる。
【００２９】実際の試験から判明したことであるが、第
６図のような連結装置を構成すれば効果的である。
【００３０】第６図から明らかなように、連結面１１
４，１１５はピン１２の軸線Ｘから本体１０の外周部ま
で上昇するように形成可能である。言い換えれば、形成
されたものが切り込まれた連結面ではなくて、装置の中
央から外側へ上昇傾斜して延長する傾斜面であるという
ことである。このような構造の故に製造作業が極めて簡
単になる。
【００３１】面１１４，１１５と軸線Ｘに垂直な線との
間の角度γがほぼ２０乃至２５°であれば特に効果的で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図１】工具支持円錐部を有する本発明の装置と連結す
るようにした延長部の円錐形シートに嵌め込むチップ除
去具の裂開図である。
【図２】本発明により構成した連結装置の詳細を示す断
面図である。
【図３】位置決めだぼの詳細を示す第２図の線III −II
I における断面図である。
【図４】休止位置にあるねじ及びブシュシステムを示す
もので、２個の円筒形本体の連結帯域の線IV−IVにおけ
る断面図である。
【図５】ロック位置にあるねじ及びブシュシステムを示
す第４図と同様な断面図である。
【図６】本発明の別の実施例を示すものである。
【符号の説明】
１０，１１ 本体 １２ ピン １３ シート １４，１５ 傾斜壁 １６ 横穴 １７ ブシュ １８ 螺止部 １９ ねじ ２０ 円筒形ヘッド ２１ 偏平部 ２２ だぼ ２３，２４ 傾斜円周面 ２５，２６ 傾斜円周面 ２７，２８ 穴 １１４，１１５連結面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 一方の円筒形本体が他方の円筒形本体か
    ら突出するピンを収容するためのシートを形成した２個
    の円筒形本体より成り、連結位置において両円筒形本体
    が、組み立てた円筒形本体を貫通する穴に挿入される組
    み合せ装置によって組み立てられ、特に複合工具を形成
    するために該２個の円筒部を正確に連結するための装置
    であって、連結シート（１３）を備える円筒形本体（１
    １）の前端に設ける傾斜壁（１５）が他方の本体（１
    ０）から突出する連結ピン（１２）の基部から分岐する
    傾斜壁（１４）と係合可能であり、突出ピン（１２）の
    横穴（１６）が円筒形ヘッド（２０）を備えたねじ（１
    ９）と螺合するねじ部（１８）を刻設したブシュ（１
    ７）を収容し、ねじヘッド（２０）及びブシュ（１７）
    の自由端の傾斜円周面（２３，２４）が、連結シート
    （１３）の側面に形成された横穴（２７，２８）の傾斜
    円周面（２５，２６）と係合可能なことを特徴とする複
    合工具を形成するために２個の円筒部材を正確に連結す
    る装置。
  2. 【請求項２】 ねじ部（１８）を有するブシュ（１７）
    の本体が、円筒形本体（１０）に挿入しただぼピン（２
    ２）の平坦部（２７）と係合する平坦部（２１）を有す
    ることを特徴とする請求項１記載の複合工具を形成する
    ために２個の円筒部材を正確に連結する装置。
  3. 【請求項３】 円筒形本体（１０）のピン（１２）を
    介して形成される穴（１６）の軸線が、シート（１３）
    と接触する本体（１１）を介して形成される穴（２７，
    ２８）の軸線と一致しないことを特徴とする請求項１記
    載の複合工具を形成するために２個の円筒部材を正確に
    連結する装置。
  4. 【請求項４】 シート（１３）及び面（１５）の壁相
    互間の傾斜角（α）がほぼ６５°であることを特徴とす
    る請求項１記載の複合工具を形成するために２個の円筒
    部材を正確に連結する装置。
  5. 【請求項５】 ねじ（１９）の軸線とねじ（１９）の
    円筒形ヘッド（２０）のブシュ（２４）の傾斜面（１
    ５）との間の角度（β）がほぼ２０°であることを特徴
    とする請求項１記載の連結複合工具を形成するために２
    個の円筒部材を正確に連結する装置。
  6. 【請求項６】 連結面（１４，１５）の傾斜面が、軸
    線（Ｘ）から装置の外周部の方向に降下することを特徴
    とする請求項１記載の連結複合工具を形成するために２
    個の円筒部材を正確に連結する装置。
  7. 【請求項７】 連結面（１１４，１１５）が、軸線
    （Ｘ）から装置の外側境界線の方へ上昇することを特徴
    とする請求項１記載の連結複合工具を形成するために２
    個の円筒部材を正確に連結する装置。
  8. 【請求項８】 傾斜面（１１４，１１５）と軸線
    （Ｘ）に垂直な直線との間の角度（γ）が２０°乃至２
    ５°であることを特徴とする請求項７記載の連結複合工
    具を形成するために２個の円筒部材を正確に連結する装
    置。
JP4338740A 1991-12-20 1992-12-18 複合工具を形成するために２個の円筒部材を正確に連結する装置 Pending JPH05253712A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITMI913435A IT1252570B (it) 1991-12-20 1991-12-20 Dispositivo per l'accoppiamento con precisione tra due parti cilindriche, in particolare per la realizzazione di utensili componibili
IT91A003435 1991-12-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05253712A true JPH05253712A (ja) 1993-10-05

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ID=11361400

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4338740A Pending JPH05253712A (ja) 1991-12-20 1992-12-18 複合工具を形成するために２個の円筒部材を正確に連結する装置

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US (1) US5378076A (ja)
EP (1) EP0548878B1 (ja)
JP (1) JPH05253712A (ja)
DE (1) DE59205594D1 (ja)
ES (1) ES2086630T3 (ja)
IT (1) IT1252570B (ja)

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