JPH05253412A - 真空脱気装置及び方法 - Google Patents

真空脱気装置及び方法

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JPH05253412A
JPH05253412A JP5002239A JP223993A JPH05253412A JP H05253412 A JPH05253412 A JP H05253412A JP 5002239 A JP5002239 A JP 5002239A JP 223993 A JP223993 A JP 223993A JP H05253412 A JPH05253412 A JP H05253412A
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JP
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container
liquid
pressure
tube
degassed
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JP5002239A
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Donald E Eaton
イー.イートン ドナルド
Errol S Francis
エス.フランシス エロル
Eric L Dillenbeck
リー ディレンベック エリック
Lawrence D Meston
ディー.メストン ローレンス
Walter Johannes
ジョハネス ウォルター
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B11/00Feeding, charging, or discharging bowls
    • B04B11/08Skimmers or scrapers for discharging ; Regulating thereof
    • B04B11/082Skimmers for discharging liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/0042Degasification of liquids modifying the liquid flow
    • B01D19/0052Degasification of liquids modifying the liquid flow in rotating vessels, vessels containing movable parts or in which centrifugal movement is caused
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
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    • B04B11/02Continuous feeding or discharging; Control arrangements therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B15/00Other accessories for centrifuges
    • B04B15/08Other accessories for centrifuges for ventilating or producing a vacuum in the centrifuge
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S494/00Imperforate bowl: centrifugal separators
    • Y10S494/90Imperforate bowl: centrifugal separators involving mixture containing one or more gases

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は真空脱気装置及び方法に関し、脱気
された液流の圧力変動を抑制することを目的とする。 【構成】 ハウジング4内に遠心容器3が回転自在に配
置され、脱気すべき液体を遠心力で拡開せしめる内面
と、脱気された液体を保持する溝6とを形成する。液体
を容器3に供給する手段12と、脱気された液体を取り出
す手段とが設けられる。この取出手段はチューブ9より
成り、チューブ9はハウジングの外側から細長内端8ま
で延びており、この内端8は容器3の溝6に近接して位
置すると共に、液中に浸漬される。脱気された流出ガス
の圧力を計測する手段(10)を有し、圧力の計測値は容器
(3) への液体の流れを制御するのに使用され、容器(3)
内のレベルは実質的に一定に制御される。取り出された
気体の圧力を大気圧以下に制御する手段(14,15) と、脱
気された液体流の制御を行う手段(16)が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液体からの脱気装置、
より詳しくは大気圧力以下の圧力の液体の脱気のための
装置及び液体からの脱気方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工業的な生産過程で使用される液体は準
備工程もしくは漉過工程で空気等のガスが混入もしくは
溶解されている。多くの場合はこれらのガスを所期の工
程を実施するために除去する必要があるが、発泡性もし
くは粘稠性のある液体の場合等は脱気を完全に行なうこ
とは容易ではない。写真製品の製造等の場合には発泡性
でかつ粘稠性の準備溶液から気泡を排除することが必須
であり、これにより溶液中に新規な気泡が後で形成され
るのを排除し、かつ所望な厚みの均等でかつ円滑なコー
ティングを得ることができる。
【0003】米国特許第2,63,907号はガスを連続的に除
去するための遠心方法及び装置を開示しており、この特
許では脱気が必要な液体はシリンダ状ロータの遠心領域
に供給され、脱気された気体は液体シールを介して実質
的にガスが不存在の採集領域に取り出される。ロータチ
ャンバ内の液体レベルは出口に位置するオリフィスプレ
ート内の開口の寸法によって制御されるようになってい
るのが好ましいとされる。
【0004】米国特許第2,785,765 号が開示する液体か
らの脱気装置は気密にされたハウジング内に全体として
ドーム形状の回転可能部材が部分的真空状態にて配置さ
れ、この回転可能部材内に液体が“バッターリングリン
グ(buttering ring)" を介して供給され、この回転可能
部材から処理後の液体は湾曲した輪郭形状の中空チュー
ブであるスクープ(scoop) によって取り出される。
【0005】米国特許第3,228,595 号は遠心型の放出手
段を開示しており、この放出手段は細長い本体、及び上
部開口と下部開口とに分離される導入先端とを有したス
キマー(skimmer) である。スキマーは作動時にはその一
部分のみが液体中に浸漬され、液体に気泡が形成される
傾向を抑制しようとしている。脱気が必要となる液体と
して単なる溶液ではなく懸濁液もしくはエマルジョンで
ある場合がある。米国特許第3,996,117 号は液体処理装
置から液体を取り出すための放出装置を開示するが、こ
の装置では液体は流線型流れパターンをもってその収束
側面の周囲を流通せしめられ、表面下方において強い乱
れが生成されて、液体の全体に元から分散されていた粒
子が底部に落下しないように工夫している。この装置
は、更に、その側面に一つもしくはそれ以上の入口ポー
トを具備しており、流体はその処理装置の出口に向けて
流出せしめられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】バキューム型の遠心装
置が理想的に動作するのは定常状態であって、この定常
状態とは遠心容器の環状溝内の脱気された液体のレベル
が実質的に一定に維持された状態のことをいう。このよ
うな条件は流入及び流出速度が全く等しい完全に調和し
た2台のポンプを使用したときに理論的に実現されるに
すぎない。実際問題としては、理論的な平衡条件を阻害
する他の因子が入ってくるとき(例えば、システムのフ
ィルタの変更を行なったとき等)は前記した平衡条件は
現実には達成することができない。このような場合には
遠心容器中の液体レベルを制御するための他の手段が必
要となる。
【0007】従来採用された液体レベル制御手段ではセ
ンサプローブは遠心容器の溝内に位置させている。特
に、導電性センサは米国特許第3,966,117 号に示すよう
に遠心放出装置の先端エッジに配置されている。採集さ
れた液体内に浸漬される導電センサが露出された状態に
至るとバルブが開かれ余計の液体が容器に導入せしめら
れる。センサが再び浸漬される状態に至るとバルブは再
度閉鎖されて流れは停止せしめられる。
【0008】遠心容器内の液体のレベルを検出し制御す
る上述の方法はバルブの作動が急激に行なわれ、圧力変
動が大きくなるという欠点がある。圧力変動が大きいと
液圧ハンマー効果が惹起され、システムのフィルタが損
傷される恐れがある。しかしながら圧力変動が小さいと
装置から流出される脱気された液体の流れのスパイク的
な変化が発生し、液体がコーティング用の写真エマルジ
ョンの場合はコーティングの不均一及び欠陥の原因とな
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の連続的に流れ
る液体流供給システムにおける脱気装置は気密にされた
ハウジングを備え、ハウジング内に断面円形の遠心容器
が軸線の回りを回転可能に取り付けられる。この回転軸
線は円形断面の中心を通過しかつ円形断面に直交する。
前記容器は遠心力によって付勢された液体を薄い層状に
拡開せしめる内側表面と、遠心力によって付勢された液
体を容器の回転に際して保持する環状周囲溝とを有して
いる。この発明の装置は更に前記液流を容器に供給する
手段と、前記容器から脱気された液体流を取り出す手段
とを具備し、該容器はハウジングの外側の出口ラインか
ら細長い断面形状の開口端まで延びるチューブを具備し
ており、かつ前記開口端は前記容器の環状周囲溝内に位
置すると共にそこに収容される液体に浸漬されている。
この発明の装置は更に前記チューブを介して前記容器か
ら取り出される脱気された液流の圧力を計測する手段
と、該圧力計測手段に応動し前記容器への液体供給流を
調整して前記容器の環状周囲溝内の液体のレベルを一定
に維持する手段と、ハウジングからガスを取り出しその
内部を大気圧以下の圧力に維持する手段と、脱気された
液流の流れを調整する手段とを具備する。
【0010】この発明の装置は遠心容器内の液体レベル
を検出する公知方法の前記欠点を解消するために容器内
のレベルが増加すると増加する脱気装置の外側の出口ラ
インの脱気された液体の圧力を計測すると共に、この計
測された圧力値を利用して液体の流入を制御して、遠心
容器内の液体レベルを実質的に一定レベルとなるように
維持している。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の真空型脱気装置の概略図で
ある。脱気すべき液体は導入ライン1によって遠心容器
(bowl)3の内面2の中心に導入される。遠心容器3は気
密にしたハウジング4内に位置され軸5の回りを回転す
るように取り付けられている。図1では容器は水平な軸
の回りを回転するように配置されている。
【0012】図1は遠心容器の環状周囲溝6をも示して
いる。この遠心容器は容器が回転する際に遠心力にて付
勢される液体を保持するものである。開放端8を有した
チューブ7が容器の溝内に位置しておりかつ出口ライン
9に接続されている。脱気された液体の圧力の計測手
段、即ち圧力センサ10が液体供給流の流れ制御手段、
即ち制御エレメント11及びポンプ12に連結され、遠
心容器の溝内の液体レベルを実質的一定に維持する。気
体はバキューム制御装置14及びバキューム源15によ
ってバキューム配管13を介して気密ハウジングから取
り出される。計量ポンプ16は脱気された液体の流れを
制御する。
【0013】図1において可変速度容積型ポンプ12は
液体流を容器に供給するように図示されている。他の適
当な手段としては遠心ポンプ、ギヤポンプ、加圧供給タ
ンク、重力供給手段、もしくはこれらの組み合せがあ
る。この発明によれば、配管9内の脱気された液体の圧
力は圧力センサ10によって計測される。圧力センサ1
0は液体流の圧力を計測することができるものであれば
いかなるものでも良く、例えば、電気式のトランスデュ
ーサがある。他の好適なものとしては空気圧式のトラン
スデューサ、液圧ゲージもしくはこれらの組み合せが挙
げられる。
【0014】圧力センサ10に応動する手段、即ち制御
エレメント11はコンピュータ、プログラム可能なロジ
ックコントローラ、比例積分微分コントローラ、もしく
はこれらの組み合せとすることができる。この発明によ
れば、気密にされたハウジングからガスを取り出す手段
は、バルブより構成されるバキュームコントローラ1
4、コンピュータ、プログラム可能論理コントローラも
しくはその組み合せ、及びバキューム源15(好ましく
はウォータポンプ)を具備する。他の適当な装置として
は拡散ポンプ、アスピレータ、もしくはその組み合せよ
りなる。
【0015】図1において容積型ポンプは計量ポンプ1
6として図示してある。しかしながら、脱気された液体
の流れを制御する他の適当な手段としては遠心ポンプ、
ギヤポンプ、バルブもしくはこれらのの組み合せがあ
る。図2及び3はこの発明の実施例の詳細を図示してお
り、入口手段は液体を遠心容器3の内面2に供給するよ
うになっている。そして、この遠心容器3は気密なハウ
ジング4内に配置され、かつ軸5により回転するように
取り付けられている。スプラッシュプレート(はねよけ
板(splash plate)) 17は容器の入口を覆うように取り
付けられている。更に、図示するように環状の周囲溝6
(トラフ(trough)) 及びチューブ7を有する。このチュ
ーブ7はその開口端8が溝6内に位置していると共に、
出口配管9に連結されている。このチューブ7にスプラ
ッシュガード18が固定されている。
【0016】図4,5及び6においてチューブ7の好ま
しい実施例が図示されている。即ち、その開口端8は長
寸法に対する端寸法の比率が約10:1である細長い断
面形状をなすように形成されている。この図にはスプラ
ッシュプレートも図示されている。図7はチューブ8の
面取りした開口端を示しており、この開口端はシャープ
な流線形エッジを有する細長い形状に形成されている。
【0017】図8に示す好ましい実施例ではチューブ
7′の開口端8′は液体の移動方向と実質的に直交して
おり、かつ、はね(スプラッシング)を減少する目的
で、軸線から遠心容器の最下位置への垂線から計測し
て、90゜から約45゜の好ましい角度に位置してい
る。チューブ7の開口端8の形態はこの発明の装置から
出てくる脱気された液体の圧力変動に影響を及ぼす。こ
の点は以下の例において説明される試験によって表され
ている。
【0018】例 一連の4本のチューブを公称1/2インチの内径のステ
ンレスチューブ材にて形成し、このチューブ材は図3に
示すように曲折された。チューブの開口端の内縁は急峻
ではあるが流線型のエッジが形成されるようにスムーズ
に成形し、かつチューブの端部はかしめることにより種
々の寸法の細長い断面形状とした。各場合におけるかし
めはその長さが2.54 センチメートルであったが、かし
めの長さにおける変動が圧力脈動に有意な影響を及ぼす
ことがないように独立に決定された。このようにして作
られたチューブは細長い断面形状を有し、その長い側の
寸法の短い側の寸法に対する比は夫々5:1,10:1
及び20:1である。加えて、丸い形状のかしめていな
いチューブについても試験を行なった。チューブは脱気
試験装置の遠心容器の内部に位置させ、40CPS の粘度
のゼラチン溶液が約18キログラム/分の流速で装置に
供給された。脱気装置内でチューブは3.6 メートルの長
さのフレキシブルチューブを介してData Instruments A
B (登録商標)型圧力トランスデューサにレンジを0〜
100 psi(0-689.5KPa) として連結された。トランスデュ
ーサからの信号はKeithley データ取得システム(Keit
hley/Asyst社製)に供給され、このKeithley データ取
得システムは10秒の間にわたって25Hzの周波数で圧
力読み取りを行なうように調整された。
【0019】以下のテーブルは試験サンプルに含まれる
4個のチューブについて決定された出口圧力に標準偏差
を表にしたものである。 チューブの断面形状 出口での液体圧力標準偏差 psi KPa 円形 0.737 5.08 細長(5:1) 0.542 3.74 細長(10:1) 0.344 2.37 細長(20:1) 0.252 1.74 これらの結果はチューブの開口断面形状を円形から1
0:1の寸法比の細長い形状とすることで液体圧力変動
の有意な削減が得られることを示している。チューブの
開口を20:1の細長い断面形状とすることにより圧力
変動は更に縮減することができる。しかしながら、2
0:1の場合は流速が大きく減少され、従って10:1
の比率が好適であった。
【0020】遠心容器を流出する脱気された液体の圧力
は、この発明によれば、液流の流れを制御すると共に容
器内レベルを実質的一定に維持するのに使用されるが、
同圧力は前記液体レベル、容器の所定回転速度に基本的
に依存し、またその程度は少ないが液体の粘度に依存す
る。圧力セット点を調整することによってこの発明の装
置を使用して1以下から250 CPに至る粘度の溶液から脱
気することができた。
【0021】脱気装置の外側での出口配管9での脱気さ
れた液体の圧力を計測し、この計測された圧力を可変容
積型ポンプによりこの発明に従って液体の流入を制御す
ることによって、遠心容器内における液体レベルを実質
的一定に維持することができ、流出液体の圧力における
変動は最小となり、約1.4 から約2.8 KPa の範囲に維持
することができる。即ち、有意な改善効果がこの発明に
より得られたといいえる。即ち、遠心容器内の液体の流
入を容器内に位置する導電性センサによって制御するバ
ルブによって制御した場合に、液体圧力変動が約35か
ら50KPa もあったのである。
【0022】この発明により導電性の計測の代りに圧力
計測を行なうことにより容器内のレベルを一定に制御す
ることの利点として、この発明の装置により有機溶媒等
低導電性の液体の脱気を行なうことができことも挙げら
れる。この発明によれば、バキューム型脱気装置の気密
ハウジング内を大気圧以下の圧力に維持することができ
る。好ましい実施例では、約10KPa の圧力を得るため
ウォータリング(water ring)ポンプを使用している。
【0023】この発明を以上実施例に即して説明したが
以上の説明以外にこの発明の範囲内で種々の変形を行な
うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の装置の概略的断面図である。
【図2】図2はこの発明の実施例の遠心容器、チュー
ブ、及びハウジングの一部破断前面図である。
【図3】図3は図2の装置の端部断面図である。
【図4】図4はこの発明の好ましい実施例に採用された
チューブ及びスプラッシュガードの詳細側面図である。
【図5】図5は図4に示すものと同一の部分の側面図で
ある。
【図6】図6は図4の6−6線沿って表す図である。
【図7】図7はチューブの断面図である。
【図8】図8は図2と類似しているがこの発明の好まし
い実施例における遠心容器内のチューブの位置とチュー
ブの開口端部の向きを示している。
【符号の説明】
1…導入配管 3…遠心容器 5…軸 6…溝 9…出口配管 10…圧力センサ 11…制御エレメント 12…供給ポンプ 13…負圧配管 14…負圧装置 15…負圧源 17…スプラッシュプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック リー ディレンベック アメリカ合衆国,ニューヨーク 14613, ロチェスター,クレイ アベニュ 446 (72)発明者 ローレンス ディー.メストン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14543, ラッシュ,ウェスト ヘンリエッタ ロー ド 8281 (72)発明者 ウォルター ジョハネス アメリカ合衆国,ニューヨーク 14615, ロチェスター,ヤーカーデイル ドライブ 171

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に流れる液体流供給システムにお
    ける脱気装置において、 気密にされたハウジングと、 該ハウジング内に設けられる断面円形の遠心容器とを具
    備し、該容器は、その円形断面の中心を通過しかつ円形
    断面に直交する軸線の回りを回転可能に取り付けられて
    おり、 前記容器は遠心力によって付勢された液体を薄い層状に
    拡開せしめる内側表面と、遠心力によって付勢された液
    体を容器の回転に際して保持する環状周囲溝とを有して
    おり、 前記液流を容器に供給する手段と、 前記容器から脱気された液体流を取り出す手段とを具備
    し、該容器はハウジングの外側の出口ラインから細長い
    断面形状の開口端まで延びるチューブを具備しており、
    かつ前記開口端は前記容器の環状周囲溝内に位置すると
    共にそこに収容される液体に浸漬されており、 前記チューブを介して前記容器から取り出される脱気さ
    れた液流の圧力を計測する手段と、 該圧力計測手段に応動し前記容器への液体供給流を調整
    して前記容器の環状周囲溝内の液体のレベルを一定に維
    持する手段と、 ハウジングからガスを取り出しその内部を大気圧以下の
    圧力に維持する手段と、 脱気された液流の流れを調整する手段とを具備する真空
    脱気装置。
  2. 【請求項2】 前記容器は水平な軸線の回りを回転可能
    に取り付けられている請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記チューブの開口端は細長い断面形状
    を有している請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記細長い断面形状は長い方の寸法と短
    い方の寸法とが約3:1から20:1の比である請求項
    3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記細長い断面形状は長い方の寸法と短
    い方の寸法とが約10:1である請求項4に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記チューブの開口端は前記容器の方向
    と反対の方向に位置している請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記チューブの開口端は液体の移動方向
    に対して実質的に垂直である請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記チューブの開口端は前記軸線から容
    器の最下位置への垂線から計測して90度から45度の
    角度をなす請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 連続的に流れる液体流から脱気する方法
    であって、 前記液体流を遠心容器に供給し、ここに遠心容器は回転
    するように取り付けられていると共に、気密なハウジン
    グ内で回転し、かつ内部は大気圧以下の圧力に維持さ
    れ;前記容器の内面に遠心力にて付勢される薄い液体層
    を形成して、そこに含まれたガスを除去し;前記容器の
    環状周囲溝内の脱気された液体を回収し;前記容器の環
    状溝内に開放端が位置するチューブによって該環状溝か
    ら脱気された液体を取り出し;前記チューブの開放端を
    通して容器内に存在している液体の圧力を計測し;該計
    測圧力値に応じて容器内の液体流れを制御することによ
    り容器の前記周囲溝内の液体のレベルを実質的に一定に
    維持することからなる真空脱気方法。
  10. 【請求項10】 前記液体は写真用ゼラチンエマルジョ
    ンである請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記液体流は容積型ポンプによって前
    記容器に供給される請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記液体は開口端が細長い断面形状を
    有するチューブによって前記容器から取り出される請求
    項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記容器を流出する液体の圧力は温度
    トランスデューサによって計測される請求項9に記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 前記容器の周囲溝内の液体のレベルは
    圧力の計測値に応じて容積型ポンプの回転速度を制御す
    ることによって維持される請求項11に記載の方法。
JP5002239A 1992-01-13 1993-01-11 真空脱気装置及び方法 Pending JPH05253412A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US820449 1992-01-13
US07/820,449 US5190515A (en) 1992-01-13 1992-01-13 Vacuum degassing apparatus

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JPH05253412A true JPH05253412A (ja) 1993-10-05

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US (2) US5190515A (ja)
EP (1) EP0552110B1 (ja)
JP (1) JPH05253412A (ja)
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