JPH0525330U - 海苔製造機の海苔計量装置 - Google Patents

海苔製造機の海苔計量装置

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JPH0525330U
JPH0525330U JP5460791U JP5460791U JPH0525330U JP H0525330 U JPH0525330 U JP H0525330U JP 5460791 U JP5460791 U JP 5460791U JP 5460791 U JP5460791 U JP 5460791U JP H0525330 U JPH0525330 U JP H0525330U
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seaweed
laver
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cage
measuring device
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JP5460791U
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Inventor
國勝 甲斐田
Original Assignee
有限会社甲斐田産業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱水処理後に、海苔簀に抄製される海苔の量
を計量して一定量の海苔製造することができる。 【構成】 海苔簀に、海苔を抄製するとともに、抄製し
た海苔を脱水してなる海苔製造機において、脱水装置4
の脱水機昇降体14に、計量機支持杆16を介して海苔計量
装置15としてのロードセル17を一体的に連動連結して、
脱水作動を合わせて同ロードセル17を昇降させて、同ロ
ードセル17を脱水処理後の海苔簀2の下面に当てて、そ
の重量を計量するようにしている。さらに、ロードセル
17には、制御部19が接続されており、同ロードセル17の
出力信号を制御部19に送り、同制御部19によって海苔の
量の表示を行うとともに、海苔抄製装置3を抄製する海
苔の量を制御している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、抄製する海苔を計量して、一定量の海苔を抄製することができる海 苔製造機の海苔計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液状の海苔よりシート状の乾燥海苔を製造する海苔製造機の一形態とし て、機枠に、無端チェンを回動自在に懸架するとともに、同チェン上に、海苔簀 に液状の海苔を抄製する海苔抄製装置と、抄製した海苔の水分を吸収する脱水装 置と、海苔を乾燥させる乾燥装置と、乾燥した海苔を海苔簀より剥離する海苔剥 離装置6とを配設している。
【0003】 そして、海苔を海苔簀に抄製する際に、液状の海苔を水中に溶いて、その水を 海苔簀上に落下させており、海苔量を一定とする為に、抄製水の海苔濃度状態を 濃度センサで検出して、抄製する海苔量を制御していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の海苔製造機は、未だ以下のような課題を有していた。即ち、海 苔を製造する際に、抄製水を回収して何度も使用する為に、海苔の汚れ(珪藻等 )によって、抄製水をも汚していた。そのために、濃度センサでの検出が海苔の 濃度を検出せずに、その汚れを検出していた。
【0005】 従って、濃度センサによって、抄製水に対して海苔の量を制御することにより 、抄製水に溶かす海苔量を減らし、海苔簀上に載置される海苔の量にバラツキが 生じていた。
【0006】 本考案は、上記の課題を解決することができる海苔製造機の海苔計量装置を提 供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案では、海苔簀に、海苔を抄製してなる海苔製造機において、海苔製造機 に、海苔簀に抄製した海苔を計量する海苔計量装置を設けたことを特徴とする海 苔製造機の海苔計量装置を提供するものである。
【0008】 また、本考案は、上記の海苔製造機において、海苔簀の上下位置に、脱水装置 の吸水器を上下昇降自在に取付け、さらに、同吸水器に、海苔を抄製した海苔簀 を計量する海苔計量装置を連動連結したことを特徴としている。
【0009】 また、本考案は、上記の海苔製造装置において、上下昇降する脱水装置の吸水 器に、海苔計量装置としてのロードセルを連動連結し、脱水処理した海苔簀の下 面に同ロードセルを当接することを特徴としている。
【0010】 また、本考案は、上記の海苔製造装置において、ロードセルに、海苔抄製装置 を制御する制御部を接続して、ロードセルからの出力信号に基づいて抄製する海 苔量を調節可能に構成したことを特徴としている。
【0011】
【考案の作用】
本考案では、海苔簀に抄製した海苔を吸水器で脱水した後に、上下昇降する吸 水器に連動して、計量装置のロードセルで、海苔簀を計量して、その海苔を計量 して、一定量の海苔を製造するものである。また、上下昇降作動する吸水器に、 ロードセルを連動連結して、脱水処理した海苔簀にロードセルを当接させる。
【0012】 さらに、ロードセルからの出力信号を制御部に送り、同制御部で出力信号に基 づいて抄製装置を制御して、抄製する海苔量を調節するものである。
【0013】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき詳説すれば、図1において、1は海苔製造機を 示し、同製造機1は、海苔簀2に液状の海苔を抄製する抄製装置3と、抄製した 海苔の水分を吸収する脱水装置4と、海苔を乾燥させる乾燥装置5と、乾燥した 海苔を海苔簀より剥離する剥離装置6とより構成されている。
【0014】 本実施例では、図1に示すように、機枠7に無端チェン8を回動自在に懸架し て、搬送ラインaを形成し、同ラインa上の始端部に、海苔抄製装置3を配設し て、終端部に向かって、脱水装置4、乾燥装置5、海苔剥離装置6をそれぞれ配 設している。また、無端チェン8には、図2に示すように、簀枠9が支持されて おり、同チェン8の回動により同簀枠9を搬送可能としている。
【0015】 かかる簀枠9は、図2に示すように、横長手方向に向かって長尺に形成されて おり、複数の海苔簀2を並設状態に装着している。なお、10は簀枠9に設けた海 苔簀取付用フックを示す。
【0016】 そして、海苔製造機1は、搬送ラインa上において、海苔抄製装置3で海苔簀 2に海苔を抄製しながら脱水装置4に搬送され、同脱水装置4で海苔より水分を 吸収して、次の乾燥装置5に搬送される。さらに、この乾燥装置5において、海 苔簀2を乾燥室11のライン12に受け継いで、海苔の乾燥を行い、乾燥した後には 、再度、海苔簀2を搬送ラインaに受け継いで、海苔剥離装置6に搬送されて、 海苔簀2より海苔を剥ぎ取るものである。
【0017】 また、脱水装置4において、図3に示すように、海苔簀2の上下部に、スポン ジ状の吸水器13,13 を配設し、同吸水器13,13 で各海苔簀2を挟み、海苔より水 分を吸収するものである。本実施例では、機枠7に、簀枠9に沿って長尺の脱水 器昇降体14を設けるとともに、同昇降体14の上下部に、各吸水器13,13 を取付け て、連動機構 (図示なし) によって同昇降体14を昇降させるようにしている。
【0018】 本考案では、海苔製造機1に、海苔簀2に抄製した海苔を計量する海苔計量装 置15を設けており、抄製された海苔の量を計量するようにしており、以下、その 構成について詳説する。
【0019】 即ち、脱水装置4において、図3に示すように、脱水機昇降体14に、計量機支 持杆16を介して海苔計量装置15としてのロードセル17を一体的に連動連結して、 脱水作動を合わせて同ロードセル17を昇降させて、同ロードセル17を脱水処理後 の海苔簀2の下面に当てて、その重量を計量するようにしている。なお、18は計 量機支持杆16の取付部を示す。
【0020】 かかる構成では、ロードセル17で簀枠9に装着した海苔簀2を持ち上げて、海 苔簀2と抄製した海苔との重量をロードセル17で検出するものである。
【0021】 本実施例では、長尺の簀枠9に複数の海苔簀2を取付けており、そのうち1つ の海苔簀2を、ロードセル17で検出しているが、各海苔簀2をそれぞれロードセ ル17で検出することも可能としている。
【0022】 かかるロードセル17は、図3に示すように、ストレンゲージを付着させたビー ムをロードセル本体17a 内に収納し、同ロードセル本体17a の上面に、支持杆17 b を突出するとともに、同支持杆17b の上端部に、ビーム台17c を取付けている 。そして、ロードセル17を上昇させて、海苔簀2に、ビーム台17c を当接させて 際に、その荷重がビーム台17c を介してビームに作用して、ビームが歪み、その 歪みをストレンゲージが電気的に検出するものである。
【0023】 さらに、ロードセル17には、制御部19が接続されており、同ロードセル17の出 力信号を制御部19に送り、同制御部19によって海苔の量の表示を行うとともに、 海苔抄製装置3を抄製する海苔の量を制御している。
【0024】 ここで、海苔計量装置15の制御部19の構成について詳説すると、図4において 、制御部19は、マイクロプロセッサユニットMPUと、入出力インターフエイス 20,21 と、ROM及びRAMからなるメモリ22と、タイマ23とから構成されてお り、ロードセル17からの出力信号を入力インターフエイス20に送信する。
【0025】 一方、出力インターフエイス21には、海苔抄製装置3と表示部24とが接続され ており、抄製装置3と表示部24とに操作信号を送信する。また、メモリ22には、 海苔の重量、海苔簀2の重量、上記のロードセル17からの出力信号に基づいて抄 製装置3と表示部24とを作動させるプログラムが記憶されている。
【0026】 このように、制御部19によって、抄製水中の海苔量が減った場合でも、抄製さ れた海苔の重量を計量することにより、海苔製造装置1を制御して、一定量の海 苔を製造することができる。なお、nは海苔簀2上の海苔を示す。
【0027】
【考案の効果】
このように、本考案によれば、海苔の汚れによって抄製水の海苔濃度が低下し た場合でも、抄製された海苔を計量することにより、海苔抄製装置を制御して、 その海苔量を調節して、一定の量の海苔を製造することができる。
【0028】 また、脱水処理後に、抄製した海苔をロードセルで計量することにより、抄製 された海苔の量を正確に計量することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る海苔製造機の説明図である。
【図2】簀枠に装着された海苔簀の平面である。
【図3】海苔計量装置の側面図である。
【図4】海苔計量装置の制御部の説明図である。
【符号の説明】
1 海苔製造機 2 海苔簀 3 抄製装置 4 脱水装置 13 吸水器 15 海苔計量装置 17 ロードセル

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海苔簀2に、海苔を抄製してなる海苔製
    造機において、 海苔製造機に、海苔簀2に抄製した海苔を計量する海苔
    計量装置15を設けたことを特徴とする海苔製造機の海苔
    計量装置。
  2. 【請求項2】 上記の海苔製造機において、海苔簀2の
    上下位置に、脱水装置4の吸水器13を上下昇降自在に取
    付け、さらに、同吸水器13に、海苔を抄製した海苔簀を
    計量する海苔計量装置15を連動連結したことを特徴とす
    る請求項1に記載の海苔製造機の海苔計量装置。
  3. 【請求項3】 上記の海苔製造装置において、上下昇降
    する脱水装置4の吸水器13に、海苔計量装置15としての
    ロードセル17を連動連結し、脱水処理した海苔簀2の下
    面に同ロードセル17を当接することを特徴とする請求項
    1に記載の海苔製造機の海苔計量装置。
  4. 【請求項4】 上記の海苔製造装置において、ロードセ
    ル17に、海苔抄製装置3を制御する制御部19を接続し
    て、ロードセル17からの出力信号に基づいて抄製する海
    苔量を調節可能に構成したことを特徴とする請求項1に
    記載の海苔製造機の海苔計量装置。
JP5460791U 1991-07-15 1991-07-15 海苔製造機の海苔計量装置 Pending JPH0525330U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020028249A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 竹下産業株式会社 海苔製造機及び海苔製造システム
JP2022059265A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 株式会社イツワ工業 乾燥海苔製造システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6338181A (ja) * 1986-08-04 1988-02-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置
JPH03103159A (ja) * 1989-09-16 1991-04-30 Chiyo Nori Kk 海苔製造装置の脱水装置

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