JPH05253226A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH05253226A
JPH05253226A JP4058329A JP5832992A JPH05253226A JP H05253226 A JPH05253226 A JP H05253226A JP 4058329 A JP4058329 A JP 4058329A JP 5832992 A JP5832992 A JP 5832992A JP H05253226 A JPH05253226 A JP H05253226A
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JP
Japan
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circuit
image
sampling
ultrasonic
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP4058329A
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English (en)
Inventor
Yushin Murakami
雄信 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
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Publication of JPH05253226A publication Critical patent/JPH05253226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腹部、心臓部などの検査部位や、超音波送受
信周波数、受信感度などの検査条件に変更が生じても表
示画像の全体輝度を一定に保ち、ゲイン制御ツマミの調
整を不要として操作性の向上を図る。 【構成】 検査部位や検査条件に応じて決められた画像
メモリ3上のサンプリングエリアの濃度値をサンプリン
グするサンプリング回路5と、このサンプリング回路5
でサンプリングされた濃度値の加算平均値と予め設定さ
れた表示濃度値との差を求める演算回路6と、この演算
回路6により求められた差分に応じて受信信号増幅回路
1のゲインを増減するゲイン制御回路7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モニタ上に表示される
超音波断層像の輝度が、検査部位や検査条件で変化する
のを防止するようにした超音波診断装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、超音波診断装置には、その操作
パネル上に、モニタに表示される超音波断層像の輝度
(濃度)を調整するゲイン調整ツマミが設けられてい
る。このゲイン調整ツマミは、検査者が探触子を患者に
当てて診断部位をモニタ上に表示させ、その表示された
画像(超音波断層像)を見ながら診断に適する表示とな
るよう、装置の受信信号増幅回路のゲインを調整する機
能をもっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような超音波診断
装置により検査(診断)される部位は種々あるが、この
検査部位に応じて、その部位を表示するのに適した超音
波送受信周波数(探触子)がある。例えば、上記周波数
が高い場合は、空間分解能はよいが減衰が大きいので、
深度(体表からの深さ)が比較的小さい部位の検査には
適するが、深度が大きい部位の検査には適さない。上記
周波数が低い場合はその逆で、深度が大きい部位の検査
には適するが、深度が小さい部位の検査には適さない。
そこで一般には検査したい部位に応じた周波数(探触
子)を選択してその部位のモニタ表示を行い、その画像
を観察し、記録する。
【0004】しかし1回の検査中においても、診断する
ための表示部位の変更や周波数(探触子)の変更は少な
くないので、ゲイン制御の必要なことが少なくない。例
えば肝臓の検査において、その中心部は暗く、辺縁部は
明るく表示されるというように画像の全体輝度が異な
り、ゲイン制御の必要なことが少なくない。また、周波
数が高い場合には減衰が大きいので、同じ部位であるに
も拘らず、深度が比較的小さいところから画像が暗くな
り始めるので、表示画像の輝度は全体として暗くなる
が、周波数が低い場合にはそうではなく。したがって、
周波数(探触子)の変更があった場合にも、ゲイン制御
の必要なことが少なくない。更に、探触子の交換に伴う
受信感度の変化があった場合もゲイン制御の必要なこと
が少なくない。
【0005】このような場合、従来装置では、操作パネ
ル上のゲイン制御ツマミを調整して最良の画像を表示し
なければならず、操作が繁雑になるという問題があっ
た。また、次回の検査時、前の検査時でのゲインと同じ
であるとは限らず、検査者、被検体などが変わるたび
に、ゲイン制御ツマミを調整して最良の画像を表示しな
ければならないという問題もあった。
【0006】本発明の目的は、検査部位(内臓、循環
器、それらの辺縁部など)や検査条件(主に超音波送受
信周波数や受信感度)に変更が生じても表示画像の全体
輝度が一定に保たれ、ゲイン制御ツマミの調整を不要と
し、操作性を大きく向上した超音波診断装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、探触子から
の超音波受信信号を増幅する受信信号増幅回路と、この
受信信号増幅回路からの信号が入力され、超音波断層像
の画像データを出力する画像前処理回路と、この画像前
処理回路から出力される前記画像データを記憶する画像
メモリと、この画像メモリに記憶された画像データを受
けて超音波断層像を表示する表示モニタとを備えた超音
波診断装置において、検査部位又は検査条件に応じて予
め決められた前記画像メモリ上の所定の位置及び領域の
画像データの濃度値をサンプリングする所定位置濃度サ
ンプリング手段と、このサンプリング手段でサンプリン
グされた濃度値の加算平均値を求めると共に、求められ
た平均値と予め設定された表示濃度値との差を求める演
算手段と、この演算手段により求められた差分に応じて
前記受信信号増幅回路のゲインを増減するゲイン制御手
段とを設けることにより達成される。
【0008】
【作用】前記サンプリング手段は、検査部位(内臓、循
環器、それらの辺縁部など)や検査条件(主に超音波送
受信周波数や受信感度)に応じて予め決められた画像メ
モリ上の所定の位置及び領域の画像データの濃度値をサ
ンプリングする。演算手段は、前記サンプリング手段で
サンプリングされた濃度値の加算平均値を求めてその平
均値と予め設定された表示濃度値との差を求める。ゲイ
ン制御手段は、その演算手段により求められた差分に応
じて、超音波受信信号を増幅する受信信号増幅回路のゲ
インを増減する。
【0009】前記サンプリング手段でサンプリングする
画像メモリ上の位置及び領域は、例えば、過去に得られ
た、検査部位,検査条件を異にした多数の超音波断層像
に基づいて、いずれの場合でも中間的な濃度が得られる
ような位置及び領域が決められる。
【0010】これにより、検査部位や検査条件に変更が
生じても表示画像の全体輝度が一定に保たれ、ゲイン制
御ツマミの調整が不要となり、操作性が大きく向上す
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による超音波診断装置の一実施例
を示すブロック図である。この図1において、1は探触
子(図示せず)からの超音波受信信号を増幅する受信信
号増幅回路である。2はこの受信信号増幅回路1からの
信号が入力される画像前処理回路で、入力受信信号に対
して検波、対数圧縮、エンハンス処理、A/D変換など
を施して超音波断層像の画像データを出力するものであ
る。3はこの画像前処理回路2から出力される前記画像
データを記憶する画像メモリ、4はこの画像メモリに記
憶された画像データを受けて超音波断層像を表示する表
示モニタである。
【0012】5は検査部位(内臓、循環器、それらの辺
縁部など)や検査条件(ここでは超音波送受信周波数、
換言すれば表示深度)に応じて予め決められた前記画像
メモリ3上の所定の位置及び領域の画像データの濃度値
をサンプリングする所定位置濃度サンプリング回路であ
る。このサンプリング回路5は、ここではサンプリング
エリア設定回路5aと画像データサンプリング回路5b
とからなる。サンプリングエリア設定回路5aは、検査
部位や検査条件に応じて予め決められた画像メモリ3上
の所定の位置及び領域を画像データサンプリング回路5
bに指定するものである。画像データサンプリング回路
5bは、指定された位置及び領域の画像データ(濃度
値)を画像メモリ3から読み込むものである。
【0013】6は上記サンプリング回路5でサンプリン
グされた濃度値の加算平均値を求めると共に、求められ
た平均値と予め設定された表示濃度値との差を求める演
算回路で、加算平均回路6a、表示濃度値設定回路6b
及び加減算回路6cからなる。例えば、画像データが6
4階調(6ビットデータ)の場合は、濃度値64に近づ
くにつれて白く、濃度値0に近づくにつれて黒くなり、
濃度値32が適切な値であり、ここではこの濃度値32
が表示濃度値設定回路6bに設定されている。7はこの
演算回路6により求められた差分に応じて前記受信信号
増幅回路1のゲイン(増幅率)を増減するゲイン制御回
路である。
【0014】次に上述構成の本発明装置の動作について
説明する。被検体内から反射された超音波信号は探触子
(図示せず)で受信され、受信信号Aとして受信信号増
幅回路1に入力される。受信信号増幅回路1で増幅され
た信号は、画像前処理回路2で検波、対数圧縮、エンハ
ンス処理などがなされ、A/D変換されて、4ビット又
は6ビットの超音波断層像の画像データに変換される。
【0015】画像メモリ3は、画像前処理回路2からの
画像データを順次定められた方式で記憶する。モニタ4
は、画像メモリ3に記憶された画像データBを読み出
し、1枚の超音波断層像(画像)として表示する。
【0016】一方、検査者が検査条件、例えばある表示
深度(超音波送受信周波数)を選択すると、それに応じ
て設定されたサンプリングエリアデータがサンプリング
エリア設定回路5aから画像データサンプリング回路5
bに設定される。画像データサンプリング回路5bは、
設定されたサンプリングエリア内の画像データ(濃度
値)を画像メモリ3から読み出す。読み出された濃度値
は、加算平均回路6aに入力され、逐次加算平均され
る。
【0017】この加算平均回路6からの加算平均値と表
示濃度値設定回路6bからの表示濃度設定値は、加減算
回路6cに入力される。加減算回路6cは、これらの値
の差を計算してゲイン制御回路7に送る。
【0018】ゲイン制御回路7の出力電圧は、上記差分
がマイナスの場合は差分値に応じて上昇し、同差分がプ
ラスの場合は差分値に応じて降下する。
【0019】このゲイン制御回路7の出力電圧は受信信
号増幅回路1に入力されるもので、受信信号増幅回路1
はゲイン制御回路9の出力電圧に応じて制御されるゲイ
ン(増幅率)で受信信号Aを増幅する。以上の一連の動
作を1枚の画像を形成する1フレーム毎に行う。
【0020】図2は、サンプリングエリア設定回路5a
に設定された画像メモリ3上の所定の位置及び領域(サ
ンプリングエリア)の一例を示す図である。この図にお
いて、11は画像メモリ3の全エリア(全画面)、12
は同じく画像表示エリア、13はサンプリングエリア設
定回路5aに設定されたサンプリングエリアである。図
示例では画像表示エリア12全域を深度方向に4等分し
てサンプリングエリア13を配置することで均等の画像
が得られるようにしている。これは、主に画像表示エリ
ア12全域において密度差の少ない、例えば肝臓中央部
の検査に使用するサンプリングエリア例である。心臓の
検査の場合は、例えばその中央部(心臓部)を除いた箇
所に設定されたサンプリングエリアを使用することも可
能である。なお、上述実施例では超音波送信系の説明に
ついては省略した。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
査部位や検査条件の変更が生じても表示画像の全体輝度
が一定に保たれ、ゲイン制御ツマミの調整が不要とな
り、操作性を大きく向上することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】サンプリングエリア設定回路に設定されたサン
プリングエリアの一例を示す図である。
【符号の説明】
A 受信信号 B 画像データ 1 受信信号増幅回路 2 画像前処理回路 3 画像メモリ 4 モニタ 5 所定位置濃度サンプリング回路 5a サンプリングエリア設定回路 5b 画像データサンプリング回路 6 演算回路 6a 加算平均回路 6b 表示濃度値設定回路 6c 加減算回路 7 ゲイン制御回路 11 画像メモリの全エリア(全画面) 12 画像表示エリア 13 サンプリングエリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探触子からの超音波受信信号を増幅する
    受信信号増幅回路と、この受信信号増幅回路からの信号
    が入力され、超音波断層像の画像データを出力する画像
    前処理回路と、この画像前処理回路から出力される前記
    画像データを記憶する画像メモリと、この画像メモリに
    記憶された画像データを受けて超音波断層像を表示する
    表示モニタとを備えた超音波診断装置において、検査部
    位又は検査条件に応じて予め決められた前記画像メモリ
    上の所定の位置及び領域の画像データの濃度値をサンプ
    リングする所定位置濃度サンプリング手段と、このサン
    プリング手段でサンプリングされた濃度値の加算平均値
    を求めると共に、求められた平均値と予め設定された表
    示濃度値との差を求める演算手段と、この演算手段によ
    り求められた差分に応じて前記受信信号増幅回路のゲイ
    ンを増減するゲイン制御手段とを具備することを特徴と
    する超音波診断装置。
JP4058329A 1992-03-16 1992-03-16 超音波診断装置 Pending JPH05253226A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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