JPH05253199A - 医療用生体信号導出コード - Google Patents
医療用生体信号導出コードInfo
- Publication number
- JPH05253199A JPH05253199A JP4055879A JP5587992A JPH05253199A JP H05253199 A JPH05253199 A JP H05253199A JP 4055879 A JP4055879 A JP 4055879A JP 5587992 A JP5587992 A JP 5587992A JP H05253199 A JPH05253199 A JP H05253199A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible insulating
- seal
- flexible
- cord
- code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】長時間心電図入力や患者監視装置に於いて、生
体信号を入力する際用いられるコードで、体表面に貼り
付けるストリップ状の可撓性材料で挟み込んだテープ状
のコードとすることで、ケーブル押えと、操作性を向上
させ、長時間体表面に装置しても、体動や外部の引張力
によって電極部が動かぬ安定性のある医療用生体信号導
出コードを供する。 【構成】可撓性のあるケーブル導体を可撓性絶縁シール
８で挟み込み、下面に粘着剤９と剥離紙を上面にシール
ドを兼ねた保護シール７を積層し、使用に際してはミシ
ン目６の部分から切り離し、適切なコード長として使用
する生体表面へ貼り付けて使用する。 【効果】可撓性ケーブル導体と粘着剤付き絶縁シールを
テープ状の積層構造とすることで操作性に優れ、体表面
に密着するストリップ状のコードのため、体動やコード
の引張力に強く、装着電極に悪影響を与えずに安定した
生体情報を得ることができる。
体信号を入力する際用いられるコードで、体表面に貼り
付けるストリップ状の可撓性材料で挟み込んだテープ状
のコードとすることで、ケーブル押えと、操作性を向上
させ、長時間体表面に装置しても、体動や外部の引張力
によって電極部が動かぬ安定性のある医療用生体信号導
出コードを供する。 【構成】可撓性のあるケーブル導体を可撓性絶縁シール
８で挟み込み、下面に粘着剤９と剥離紙を上面にシール
ドを兼ねた保護シール７を積層し、使用に際してはミシ
ン目６の部分から切り離し、適切なコード長として使用
する生体表面へ貼り付けて使用する。 【効果】可撓性ケーブル導体と粘着剤付き絶縁シールを
テープ状の積層構造とすることで操作性に優れ、体表面
に密着するストリップ状のコードのため、体動やコード
の引張力に強く、装着電極に悪影響を与えずに安定した
生体情報を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用生体信号導出コ
ードに関し、特に長時間心電図入力装置や患者監視装置
に接続して生体信号を入力する時に生体と装置の入力部
門とを接続し体表面に粘着してなる医療用生体信号導出
コードに関する。
ードに関し、特に長時間心電図入力装置や患者監視装置
に接続して生体信号を入力する時に生体と装置の入力部
門とを接続し体表面に粘着してなる医療用生体信号導出
コードに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のコードは図７に示すよう
に、複数のケーブル２３と電極２１とを接続し、さらに
体動や引っ張り力によって動かぬようテーブ等で個々に
ケーブル２３とケーブル分岐部２４およびシールド一体
化ケーブル２５を押えた後に、使用される。電極２１に
接続される個々のケーブルは、長く柔軟性を持たせるた
め、ある程度細くして可撓性を持たせているため、絡ま
り易く、扱いにくく、生体正面に電極と共に装着する際
にはテクニシャンが細心の注意を払っても常に一定状態
になるとは限らず、安定性・信頼性に欠け、人体への装
着固定に長時間を要した。
に、複数のケーブル２３と電極２１とを接続し、さらに
体動や引っ張り力によって動かぬようテーブ等で個々に
ケーブル２３とケーブル分岐部２４およびシールド一体
化ケーブル２５を押えた後に、使用される。電極２１に
接続される個々のケーブルは、長く柔軟性を持たせるた
め、ある程度細くして可撓性を持たせているため、絡ま
り易く、扱いにくく、生体正面に電極と共に装着する際
にはテクニシャンが細心の注意を払っても常に一定状態
になるとは限らず、安定性・信頼性に欠け、人体への装
着固定に長時間を要した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の生体信
号導出コードは、装置または入力コードの分岐部から引
き出された複数のコードが個別に構成されており、柔軟
性を持たせるために細くすると互いに絡まり易く、体表
面から浮き上らぬように、それぞれを固定する必要があ
り、扱いにくいという欠点があった。又、テクニシャン
が細心の注意を払って装着しなければ、体表面に沿って
引き廻し方や固定の方法が安定せずデータの品質に影響
を与え安定性に欠けるという問題点と、さらには操作性
が悪いという問題点があった。
号導出コードは、装置または入力コードの分岐部から引
き出された複数のコードが個別に構成されており、柔軟
性を持たせるために細くすると互いに絡まり易く、体表
面から浮き上らぬように、それぞれを固定する必要があ
り、扱いにくいという欠点があった。又、テクニシャン
が細心の注意を払って装着しなければ、体表面に沿って
引き廻し方や固定の方法が安定せずデータの品質に影響
を与え安定性に欠けるという問題点と、さらには操作性
が悪いという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の医療用生体信号
導出コードは、複数本の可撓性ケーブル導体を第１の可
撓性絶縁シールと第２の可撓性絶縁シールとで挟み込ん
で接着し、前記第１の可撓性絶縁シールの外側に生体の
皮膚表面に貼り付ける粘着剤を塗布し、その外側に剥離
自在の剥離紙を設け、前記第２の可撓性絶縁シールの外
側に保護シールを接着して構成される。
導出コードは、複数本の可撓性ケーブル導体を第１の可
撓性絶縁シールと第２の可撓性絶縁シールとで挟み込ん
で接着し、前記第１の可撓性絶縁シールの外側に生体の
皮膚表面に貼り付ける粘着剤を塗布し、その外側に剥離
自在の剥離紙を設け、前記第２の可撓性絶縁シールの外
側に保護シールを接着して構成される。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明の一実施例の構成を示す装着
外観である。１ａ〜１ｅは生体の体表面に貼り付けられ
たディスポーザブルの貼付電極、２は本発明の信号導出
コードと体表面に貼り付けて使用するテープ状のシール
が一体となった貼付生体導出コードである。４は心電計
装置５に接続するための接続用コネクタ、３は各々の信
号導出ケーブル導体で前記貼付生体導出コード本体の両
端から引き出される。
外観である。１ａ〜１ｅは生体の体表面に貼り付けられ
たディスポーザブルの貼付電極、２は本発明の信号導出
コードと体表面に貼り付けて使用するテープ状のシール
が一体となった貼付生体導出コードである。４は心電計
装置５に接続するための接続用コネクタ、３は各々の信
号導出ケーブル導体で前記貼付生体導出コード本体の両
端から引き出される。
【０００７】図２は本実施例の詳細を示す説明図であ
る。Ａ−Ａ’はその断面図、ケーブル導体３は０．３〜
０．４ｍｍの可撓撚り線で、各々は単体として分離する
構造であっても、互いに被覆どうしが融着する構造でも
良い。前記導体は上下から可撓性絶縁シール８で挟み込
まれ圧着され、下面には体表面に接着させるための粘着
剤９が塗布されており、さらに粘着面を保護する剥離紙
１０がこの上に貼り付けられている。一方、上側の可撓
絶縁シールの上面には保護シール７が積層されており、
このシールは薄い箔膜状の電動体で構成される。以上の
積層された各構造体には、使用に際して適切な長さで用
いるために、同一長さで、一定間隔で切り離し易いよう
にミシン目が入れてある。図３は本実施例の詳細を示す
説明図で前述の構造の詳細断面図と内部構造の詳細を示
している。図４は本実施例の詳細を示す説明図で、医療
用生体信号導出コードを例えば幅３０〜６０ｍｍのスト
リップ状のテープとして巻き取った外観図を示してお
り、使用目的に応じて適切な長さと径のロール体として
取り扱われる。
る。Ａ−Ａ’はその断面図、ケーブル導体３は０．３〜
０．４ｍｍの可撓撚り線で、各々は単体として分離する
構造であっても、互いに被覆どうしが融着する構造でも
良い。前記導体は上下から可撓性絶縁シール８で挟み込
まれ圧着され、下面には体表面に接着させるための粘着
剤９が塗布されており、さらに粘着面を保護する剥離紙
１０がこの上に貼り付けられている。一方、上側の可撓
絶縁シールの上面には保護シール７が積層されており、
このシールは薄い箔膜状の電動体で構成される。以上の
積層された各構造体には、使用に際して適切な長さで用
いるために、同一長さで、一定間隔で切り離し易いよう
にミシン目が入れてある。図３は本実施例の詳細を示す
説明図で前述の構造の詳細断面図と内部構造の詳細を示
している。図４は本実施例の詳細を示す説明図で、医療
用生体信号導出コードを例えば幅３０〜６０ｍｍのスト
リップ状のテープとして巻き取った外観図を示してお
り、使用目的に応じて適切な長さと径のロール体として
取り扱われる。
【０００８】図５と図６は本発明の他の実施例である。
いづれもテーブ状の医療用生体信号導出コードのセンタ
ー部分に電極の径に合わせて、電極内部を露出すること
ができる複数の穴をあけ、電極を押えると同時に電極を
一定の位置に固定するために使用される。図５の分図
（ａ）は両端に平行ケーブル導体を布設した実施例であ
り図５の分図（ｂ）は前記の穴にケーブル導体の一端を
引き出して両側の各々のケーブルを付設した例である。
また、図５の分図（ａ）と（ｂ）に示すケーブル導体
は、直列に接続して使用することができる。いづれの場
合も穴の径は組み合わせて使用される電極の外径よりも
やや小さくあけられており、電極の押え効果が十分とな
るよう構成されている。図６は電極１ａ〜１ｃと生体信
号導出コード２とを組み合わせた時の外観図で、各穴の
センタにディスポーザブルの貼付電極が固定されて、側
面に付設した各々のケーブル導体３と電極が接続され生
体信号を導出することができるようになっている。
いづれもテーブ状の医療用生体信号導出コードのセンタ
ー部分に電極の径に合わせて、電極内部を露出すること
ができる複数の穴をあけ、電極を押えると同時に電極を
一定の位置に固定するために使用される。図５の分図
（ａ）は両端に平行ケーブル導体を布設した実施例であ
り図５の分図（ｂ）は前記の穴にケーブル導体の一端を
引き出して両側の各々のケーブルを付設した例である。
また、図５の分図（ａ）と（ｂ）に示すケーブル導体
は、直列に接続して使用することができる。いづれの場
合も穴の径は組み合わせて使用される電極の外径よりも
やや小さくあけられており、電極の押え効果が十分とな
るよう構成されている。図６は電極１ａ〜１ｃと生体信
号導出コード２とを組み合わせた時の外観図で、各穴の
センタにディスポーザブルの貼付電極が固定されて、側
面に付設した各々のケーブル導体３と電極が接続され生
体信号を導出することができるようになっている。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のケ
ーブル導体を可撓性絶縁シールで挟み込み、片面に粘着
剤を他面に導電性保護シールを一体積層化することで操
作性に優れ、シールド効果を持つ体表面貼り付けの一体
化生体信号導出コードのため、体動やコードの引っ張り
力に強く、装着電極に悪影響を与えず、安定した生体情
報を得ることができるという効果がある。
ーブル導体を可撓性絶縁シールで挟み込み、片面に粘着
剤を他面に導電性保護シールを一体積層化することで操
作性に優れ、シールド効果を持つ体表面貼り付けの一体
化生体信号導出コードのため、体動やコードの引っ張り
力に強く、装着電極に悪影響を与えず、安定した生体情
報を得ることができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す装着外観図。
【図２】本実施例の詳細を示す説明図。
【図３】本実施例の詳細を示す説明図。
【図４】本実施例の詳細を示す説明図。
【図５】本発明の他の実施例の詳細を示す説明図。
【図６】本発明の他の実施例で使用される電極の構造を
示す説明図。
示す説明図。
【図７】従来の技術による医療用生体信号導出コードの
使用例を示す外観図。
使用例を示す外観図。
１ａ〜１ｃ 電極 ２ 医療用生体信号導出コード ３ ケーブル導体 ４ 接続用コネクタ ５ 心電図装置 ６ ミシン目 ７ 保護シール ８ 可撓性絶縁シール ９ 粘着剤 １０ 剥離紙
Claims (6)
- 【請求項１】 複数本の可撓性ケーブル導体を第１の可
撓性絶縁シールと第２の可撓性絶縁シールとで挟み込ん
で接着し、前記第１の可撓性絶縁シールの外側に生体の
皮膚表面に貼り付ける粘着剤を塗布し、その外側に剥離
自在の剥離紙を設け、前記第２の可撓性絶縁シールの外
側に保護シールを接着して成ることを特徴とする医療用
生体信号導出コード。 - 【請求項２】 前記第１および第２の可撓性絶縁シール
が一体化した形状の可撓性絶縁シール内の複数本の可撓
性ケーブル導体を並列に埋設して成ることを特徴とする
請求項１記載の医療用生体信号導出コード。 - 【請求項３】 前記可撓性シールと前記保護シールとは
通気性を有する軟質合成樹脂またはパルプ用シートで構
成されて成ることを特徴とする請求項１もしくは請求項
２記載の医療用生体信号導出コード。 - 【請求項４】 前記第２の可撓性絶縁シールの外側に接
着された保護シールは導電性の箔状体をコーティングし
て成ることを特徴とする請求項１〜３記載の医療用生体
信号導出コード。 - 【請求項５】 可撓性絶縁シール内に可撓性ケーブル導
体を並列に設置し前記ケーブル導体方向にストリップ状
に形成しロール状に巻いて成ることを特徴とする請求項
１〜４記載の医療用生体信号導出コード。 - 【請求項６】 ストリップ状に形成された医療用生体信
号導出コードを横切って一定間隔ごとにミシン目をあら
かじめ備えて成ることを特徴とする請求項１〜５記載の
医療用生体信号導出コード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055879A JPH05253199A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 医療用生体信号導出コード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055879A JPH05253199A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 医療用生体信号導出コード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253199A true JPH05253199A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13011389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4055879A Withdrawn JPH05253199A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 医療用生体信号導出コード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05253199A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4846158A (en) * | 1986-06-06 | 1989-07-11 | Akihiko Teranishi | Hand type electric massage machine |
| JP2005183133A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Fukuda Denshi Co Ltd | 生体情報取得用リード線 |
| JP2007050033A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-01 | Fukuda Denshi Co Ltd | 心電図測定用電極 |
| JP2014008166A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | I Medex Co Ltd | 生体電極用パッド |
| CN105813556A (zh) * | 2013-12-11 | 2016-07-27 | 皇家飞利浦有限公司 | 用于生物电势测量的平面磁共振安全线缆 |
| CN108970082A (zh) * | 2017-06-03 | 2018-12-11 | 郑州动量科技有限公司 | 一种智能电子运动贴及其方法 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP4055879A patent/JPH05253199A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4846158A (en) * | 1986-06-06 | 1989-07-11 | Akihiko Teranishi | Hand type electric massage machine |
| JP2005183133A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Fukuda Denshi Co Ltd | 生体情報取得用リード線 |
| JP2007050033A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-01 | Fukuda Denshi Co Ltd | 心電図測定用電極 |
| JP2014008166A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | I Medex Co Ltd | 生体電極用パッド |
| CN105813556A (zh) * | 2013-12-11 | 2016-07-27 | 皇家飞利浦有限公司 | 用于生物电势测量的平面磁共振安全线缆 |
| JP2017500103A (ja) * | 2013-12-11 | 2017-01-05 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェＫｏｎｉｎｋｌｉｊｋｅ Ｐｈｉｌｉｐｓ Ｎ．Ｖ． | 生体電位測定用平面磁気共鳴セーフケーブル |
| CN108970082A (zh) * | 2017-06-03 | 2018-12-11 | 郑州动量科技有限公司 | 一种智能电子运动贴及其方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |