JPH05253038A - 音の出る敷物用カバー - Google Patents

音の出る敷物用カバー

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Publication number
JPH05253038A
JPH05253038A JP5336792A JP5336792A JPH05253038A JP H05253038 A JPH05253038 A JP H05253038A JP 5336792 A JP5336792 A JP 5336792A JP 5336792 A JP5336792 A JP 5336792A JP H05253038 A JPH05253038 A JP H05253038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
cover
sound
cushioning material
buffer material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5336792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Ogita
邦男 荻田
Yoshitaka Morikawa
由隆 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5336792A priority Critical patent/JPH05253038A/ja
Publication of JPH05253038A publication Critical patent/JPH05253038A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音質がよく見栄えもよく、そしてスピーカ内
にほこりが入らなく、薄くて蹴つまずく可能性も少な
く、さらに意外な所から音がすることによる感動を与え
ることができる電気カーペット等の音の出る敷物用カバ
ーを提供する。 【構成】 平織・斜文織・朱子織等の各々またはいずれ
かの混合織である織物生地或いは不織布等の通気性のあ
る表布31と、発泡ウレタン等のクッション性を有する
第1の緩衝材32と、厚さ方向にへたりが比較的少なく
可撓性を有する第2の緩衝材33とを備え、前記表布の
下に第1の緩衝材32を接着し、その下に音の出る敷物
のスピーカケース2に対応する部分にスピーカケース2
よりも大きな形状に切り欠きを設けた第2の緩衝材33
を接着して1体とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音の出る敷物用カバーの
構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気カーペットなどの敷物が非常
に好評である。また、音響機器で音楽を聴くことが日常
的に行われている。従来、この種の音響機器に接続され
るスピーカはオーソドックスなボックスタイプの据え置
き型スピーカ、あるいは壁に埋め込んだスピーカ、また
は天井に備えつけたスピーカ等が一般的である。敷物か
ら音が直接出るものはない。そこで発明者等は従来の電
気カーペットの断熱材部分にスピーカを係止し、上に表
布を置いて音楽を鳴らしたところ、音が内側にこもりも
ごもごしたような音しかでてこなかった。
【0003】これは表布にタフト、ハンドタフト、モケ
ットなどを使用すると糸が抜けないように、また、寸法
が安定するようにバッキング材と呼ばれる接着剤が塗布
されているので通気性が無く音をとうさないためであ
る。
【0004】また、スピーカケース部分の表布に孔を開
けると音は出るが見栄えが非常に悪くなる。また、カー
ペット本体にスピーカを係止し、これとカバーを接着し
て1体とすることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
カーペットにスピーカを組み込み、従来の表布の下から
音楽を鳴らしただけではまともな音或いは音楽を楽しん
で聴くことが出来ないという不具合が生じる。
【0006】また、スピーカケース部分の表布を切り欠
くと音質的な問題は解決されるがほこりが入ったり、表
布の一部にスピーカケースが見えるので見栄えが劣ると
共に意外な所から音が出ている意外性が無く感動が薄れ
る。スピーカケースの上ケースが直接見えるので仕上げ
も見栄えよくしなければならず高価なものになるととも
に表布の断面の仕上げや寸法精度を出すのが難しいとい
う欠点があった。
【0007】また、カーペット本体にカバーを接着して
1体とするとカバーをクリーニングする時にスピーカに
洗剤等が入り故障の原因となったり、ケースを傷つけた
りする。また、カーペットが傷んだ時にスピーカ部分が
正常でも捨てることにもなる。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、音質がよく、見栄えもよく、ほこりの入らなく、か
つ薄くて蹴つまずく可能性の少なく、さらに意外な所か
ら音がすることによる感動を与えることができ、また、
上ケースを安くすることもできる。
【0009】また、製造が容易にでき、カバーのみ取り
替えができる非常に便利な電気カーペット等の音の出る
敷物用カバーを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、スピーカケースを内蔵した敷物と平織・斜
文織・朱子織等の各々またはいずれかの混合織である織
物生地或いは不織布等の通気性のある表布と、クッショ
ン性を有する第1の緩衝材と、厚さ方向にへたりが比較
的少なく可撓性を有する第2の緩衝材とを備え、前記表
布の下に前記第1の緩衝材を接着し、前記敷物のスピー
カケースに対応する部分に前記スピーカケースよりも大
きな形状に切り欠きを設けた前記第2の緩衝材を第1の
緩衝材に接着して1体となしたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、スピーカケース
の上面には通気性のある表布を使用しているので音がこ
もらず良い音がでる。
【0012】また、第2の緩衝材のスピーカケースに対
応する部分にスピーカケースよりも大きな形状に切り欠
きを設けているので音がよくとうり、かつ平面とするこ
とができる。また、前記表布の下にスピーカケースがあ
るので薄くかつ見栄えをよくすることができる。また、
敷物本体とカバーが別になっているのでカバーのみ取り
替えができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例である音の出る敷物
のスピーカ付き電気カーペットのカバーについて図1、
図2を参照しながら説明する。
【0014】図2はスピーカ付き電気カーペット本体の
上にカバーを設置した平面図である。
【0015】図1は電気カーペットにスピーカを内蔵し
た部分の要部の断面図である。図1、図2に示すように
スピーカ付き電気カーペット本体1の表布11と断熱材
12をスピーカ4を内蔵したスピーカケース2の上ケー
ス21と下ケース22の間に挟んで係止する。13は暖
房用の発熱体である。5はスピーカ付き電気カーペット
本体1の温度制御とスピーカ4から音を出すための増幅
器(音源は別にあり図示せず)あるいはラジオ等の音源
を内蔵したコントローラである。
【0016】3はスピーカ付き電気カーペット本体1の
上に置くカバーであり、通気性のある表布31と第1の
緩衝材32と第2の緩衝材33により構成される。
【0017】31は平織・斜文織・朱子織等の各々また
はいずれかの混合織である織物生地或いは不織布等の通
気性のある表布であり、タフト、ハンドタフト、モケッ
ト等の一般のカーペットのように裏面にバッキング材と
呼ばれる接着材が塗布されていないのでスピーカ4から
の音は充分に通過する。
【0018】32は発泡ウレタン等のクッション性を有
する第1の緩衝材であり、製造時に表布の皺の発生を防
止すると共に上に載った時の感触を良くする。また、発
泡しているので音は充分に通過できる。
【0019】33は厚さ方向にへたりが比較的少なく可
撓性を有するフェルト等の第2の緩衝材であり、スピー
カケース2の所が浮き上がらないようにするための厚さ
調整をすると共に発熱体を表面側から人が感じさせない
ためのものである。
【0020】カバー3の切り欠き部331はカバー3を
スピーカ付き電気カーペット本体1の上に置いた時にス
ピーカケース2の形状よりも大きくフェルト等の第2の
緩衝材を切り欠いているので図1の如くスピーカケース
2の所で盛り上がることなく平面になるとともにスピー
カケース2の上には通気性のある表布31と発泡ウレタ
ンなどの第2の緩衝材32があるだけなので音が充分に
通過するとともに上に載ったときにクッション性があり
違和感を感じさせない。なお表布31と第2の緩衝材3
2との接着は網目状の網の部分に接着材を塗付するので
通気性は損わない。又スピーカに対応する部分のみ接着
材を塗付しなくて他の部分は全面塗付してよい。
【0021】また、外観は1枚の平面なカバーが見える
だけなので薄くてかつ見栄えのよいものとすることがで
き、スピーカが外側から見えないので意外な所から音が
聞こえて来るので聴いた人に感動を与えることができ
る。また、カバー3をいろいろな色柄に取り替えて楽し
むこともできる。
【0022】なお、電気カーペットのカバーの代わりに
カーペット、電気毛布、毛布、電気座布団、座布団、ベ
ット、或いは敷布団等の音の出る敷物用カバーであって
も良いことは言うまでもない。また、スピーカはペーパ
ースピーカ等であってもよい。
【0023】
【発明の効果】このように本発明の実施例によれば、平
織・斜文織・朱子織等の各々またはいずれかの混合織で
ある織物生地或いは不織布等の通気性のある表布と、ク
ッション性を有する第1の緩衝材と、厚さ方向にへたり
が比較的少なく可撓性を有する第2の緩衝材とを備え、
前記表布の下に第1の緩衝材を接着し、その下の音の出
る敷物のスピーカケースに対応する部分にはスピーカケ
ースよりも大きな形状に切り欠きを設けた第2の緩衝材
を接着して1体となした音の出る敷物用カバーとしてい
るので、音質がよく、見栄えもよく、そしてスピーカ内
にほこりが入らなく、平面で薄くて蹴つまずく可能性が
少なく、さらに意外な所から音がすることによる感動を
与えることができる。また、汚れや傷んだときはカバー
のみ或いは音の出る敷物のみを取り替えることもでき
る。またスピーカに対応する部分の表布と第1の緩衝材
には接着材を使用しない事によりより通気性が良好とな
り、スピーカの音質がより良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である音の出る敷物のスピー
カを内蔵した部分の要部の断面図
【図2】同音の出る敷物を上から見た平面図
【符号の説明】
1 スピーカ付き電気カーペット本体 2 スピーカケース 3 カバー 31 通気性のある表布 32 第1の緩衝材 33 第2の緩衝材 331 切り欠き部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 1/02 103 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカケースを内蔵した敷物と、平織・
    斜文織・朱子織等の各々またはいずれかの混合織である
    織物生地或いは不織布等の通気性のある表布と、クッシ
    ョン性を有する第1の緩衝材と、厚さ方向にへたりが比
    較的少なくかつ可撓性を有する第2の緩衝材とを備え、
    前記表布の下に前記第1の緩衝材を接着し、前記敷物の
    スピーカケースに対応する部分に前記スピーカケースよ
    りも大きな形状に切り欠きを設けた前記第2の緩衝材を
    第1の緩衝材に接着して1体となした音の出る敷物用カ
    バー。
  2. 【請求項2】第1の緩衝材と通気性のある表布の接着は
    スピーカに対応する部分には行わないようにした請求項
    1記載の音の出る敷物用カバー。
JP5336792A 1992-03-12 1992-03-12 音の出る敷物用カバー Pending JPH05253038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5336792A JPH05253038A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 音の出る敷物用カバー

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JPH05253038A true JPH05253038A (ja) 1993-10-05

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JP5336792A Pending JPH05253038A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 音の出る敷物用カバー

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JP (1) JPH05253038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012019476A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Yamaha Corp 静電型スピーカ
US8885853B2 (en) 2010-07-09 2014-11-11 Yamaha Corporation Electrostatic loudspeaker

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012019476A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Yamaha Corp 静電型スピーカ
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