JPH05251901A - 複数周波数マトリクスマルチプレクサ - Google Patents

複数周波数マトリクスマルチプレクサ

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JPH05251901A
JPH05251901A JP3182679A JP18267991A JPH05251901A JP H05251901 A JPH05251901 A JP H05251901A JP 3182679 A JP3182679 A JP 3182679A JP 18267991 A JP18267991 A JP 18267991A JP H05251901 A JPH05251901 A JP H05251901A
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    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q25/00Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 マルチプレクサの様々の信号チャンネル間に
生じる相互変調を発生しないで、マトリクスの複数の入
力からの信号の加算を可能とする。 【構成】 異なる搬送波周波数の信号を送信するマルチ
プレクサ10であって、マトリクスの出力端子を救済す
る遅延要素32〜38のセット14を含みバトラーマト
リクス12を有する。各遅延要素32〜38は、遅延単
位の構成数だけ異なる各要素により信号に生じる遅延に
おいて、他の遅延要素とは異なる。周波数の選択は、バ
トラーマトリクス12の位相シフトテーパにより生じる
位相シフトを補償する位相シフトの増加値を発生するた
めに、遅延単位の増加量に従って行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマイクロ波電磁信号の
マルチプレクサに関し、特に複数の入力チャンネルの各
チャンネルでの位相テーパ(phase tapers)を零にし、そ
して複数の出力ポートに複数の各入力信号の分散信号を
供給し、一方、信号振幅の均一分布をマルチプレクサ全
体を通して維持する量子化遅延ユニットを有するバトラ
ーマトリクス(Butler Matrix) の複合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチプレクサは様々の信号処理に広く
用いられている。例えばマルチプレクサは、衛星を使用
する直接放送のような通信システムに使用されている。
その衛星にはアレイ状のアンテナが設けられ、地球上の
指定された地域に複数の信号を異なる周波数で送信す
る。衛星で信号を受信した直後、分離チャンネル内の各
信号を増幅し、その後、信号は電力分配器の入力ポート
に接続される単一送信ラインに結合される。電力分配器
はアンテナの一組の放射器中で信号電力を均等に分割
し、電磁力ビームを形成し、このビームは地球に信号を
運ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電力分配器の
入力に接続される前述の信号チャンネルを使用するとき
に問題が生じる。信号チャンネル内の全信号の加算は、
強い電界及び磁界を発生し、それは、マイクロ波回路の
導波管を接続する導波管フランジ間のインターフェース
での強電界の下で生じるような非線形効果を生じる傾向
がある。複数の信号の加算により生じた非線形効果は、
各信号を破壊する相互変調(intermoduration) を発生す
る。その結果、現在使用できる衛星通信システムにより
通信される信号は、所望の忠実度を達成しない。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題は、単一出力
ラインに全電力を供給する代わりに、4つの出力ライン
の各々に全電力の1/4を提供するマルチプレクサによ
り克服できる。この特徴及び他の利点は、バトラーマト
リクスと、バトラーマトリクスの出力ポートに挿入され
る一組の遅延固定値を使用し、異なる周波数帯域の信号
に用いられるマルチプレクサを構成することにより提供
される。バトラーマトリクス入力ポートは、マルチプレ
クサの入力ポートとして用いられ、各入力ポートは各信
号周波数帯域の一つとして各々使用される。遅延の固定
値はマトリクスの出力ポートに接続されるディレイライ
ン(delay lines) により提供され、ディレイラインの出
力ポートはマルチプレクサの出力ポートとして用いられ
る。
【0005】マイクロ波技術として一般に良く知られる
ように、バトラーマトリクスは電力分配器の属性で、マ
トリクスの入力ポートにのどれか一つに供給された信号
電力は、マトリクスの出力ポートの中で等しく分割され
る。更に、入力ポートのどれか一つに入力された信号に
応答して、マトリクスの連続するポートに出力される信
号に、位相テーパを提供し、位相テーパ量は各入力ポー
トで異なる。位相テーパは、位相内の固定増加量として
発生し、この位相は連続する出力ポートの一つから出力
される信号内に現れる。信号がマトリクスの帯域幅以内
であれば、特定入力ポートに供給された全信号に同一の
位相テーパが信号周波数に関係なく発生する。
【0006】又、ディレイラインは遅延及び位相シフト
を、ディレイラインを伝播する正弦波信号に提供するこ
とも一般に知られている。位相シフト量は信号周波数及
び遅延の量に比例する。マトリクスの出力ポートに一組
の固定増加量を挿入することにより、信号周波数のあら
ゆる特定値に対して、連続する出力ポート間の位相シフ
ト内に固定増加量が発生する。
【0007】この発明によれば、遅延の量子化された値
は、バトラーマトリクスの位相テーパに関係する位相シ
フトの量子化された値に対抗するために適用される。マ
トリクスの出力ポートに挿入された遅延量は、マトリク
スの連続する出力ポートの間の固定増加量だけ異なる。
遅延増加量は、対象とする全ての信号周波数に対するバ
トラーマトリクスの位相テーパを補償するために、次に
示す方法で設定される。
【0008】第1に、所望の位相テーパ補償は、信号周
波数の特定信号値において得られる。この周波数はマト
リクスの出力ポートの一つに供給された信号の周波数で
ある。第2に、バトラーマトリクスは周波数に関係な
く、そのマトリクスの帯域幅以内の全ての信号に対して
その位相テーパを提供し、一方、ディレイラインにより
提供された補償遅延は周波数に直結して変化する。従っ
て、マトリクスの他の入力ポートに供給された信号周波
数の他の値の位相テーパ補償を提供する。ここで周波数
は、遅延要素が所望位相補償量を供給するように選択さ
れる。バトラーマトリクスの一組の位相テーパ内の様々
な位相増加は、周波数スペクトルにおいて均一に分離し
て位置する信号周波数を使用して補償できる値を有す
る、という事実によりこの発明の有益な特徴が提供され
る。本発明のマルチプレクサは、前述の衛星アンテナに
適用でき、又同時に一般的な信号処理回路にも適用でき
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明に従って構成されたマルチプレ
クサ10を示し、バトラーマトリクス12及び遅延回路
14を含む。例えばこのマルチプレクサは、4入力ポー
ト16及び4出力ポート18により提供される。入力ポ
ート16は各々、符号A、B、C、及びDにより区別さ
れる。出力ポート18は各々、符号W、X、Y、及びZ
により区別される。バトラーマトリクスは8又は16入
力ポートのような比較的大きな数の入力ポートにより構
成できるものである。ここで入力ポートの数は出力ポー
トの数に一致している。マトリクス12は、図1に示さ
れるように4入力ポートにより構成され、4つのハイブ
リッドカプラ(hybrid couplers) 20、22、24、及
び26と、2個の位相シフター(phase shifter) 28及
び30により構成される。各カプラー20〜26は90
°位相シフト、電力の均等分割、3dB(デシベル)結合
を提供する。位相シフター28及び30は各々45°の
位相遅れ(phase lag) を提供する。
【0010】遅延回路14は4個の分離セクション3
2、34、36、及び38により示される。マルチプレ
クサ10の出力ポート40はセクション32〜38の各
々を介して、マトリクス12の対応する出力ポート18
に接続される。各出力ポート40は更に符号WW、X
X、YY、及びZZにより区別される。遅延セクション
32はポートW及びWWの間に遅延を生じない(零遅
延)簡単な直接接続である。遅延セクション34は遅延
の一単位、T、をポートX及びXXの間に提供する。遅
延セクション36及び38は、遅延の2単位及び3単位
を、それらが接続される各ポート対の間に各々提供す
る。
【0011】動作において、マトリクス12では、入力
ポート16のいずれかに提供された信号は、4個の出力
ポート18全てに、電力に関して均等に分割される。更
に、一組の出力ポート18に出力される信号は、入力ポ
ート16のいずれかの入力の発生に応答して、図3〜5
を参照して後に説明されるように、連続する出力ポート
18の間に、位相テーパ又は進みを有する。各入力ポー
ト16での入力信号は異なる周波数であって、4つのポ
ート16に対して、4つの周波数f1、f2、f3、及
びf4がある。出力ポートの位相進みは各入力ポート1
6からの信号に対して異なる。更に、マトリクス12
は、必要な位相テーパを有する一組の信号のように、そ
の動作は相互動作であり、4個の出力ポート18の全て
に同時に供給され、一つの入力ポート16に単一信号を
発生するために結合される。
【0012】図2に示されるように、マルチプレクサ1
0は、例えば反射アンテナ42と共に使用することがで
き、入力ポート16に供給される異なる周波数の信号を
結合し、その結果生じる複合信号を一組の放射器44に
分配する。放射器44は出力ポート40に接続され、ア
ンテナ42のリフレクタ46を照射するフィードアレイ
(feed array)として動作する。又、マルチプレクサ10
及び放射器44のアレイは、直接放射アレイ(図示され
ず)として反射器46を用いずに動作しえる。反射器4
6と共に使用したとき、角度領域を明らかに反転して、
放射器44のアレイは成分ビーム(component beam)48
を発生する。成分ビーム48の方向は位相テーパにより
決定される。4つの周波数f1〜f4の各々に対して、
異なる位相テーパ及び対応するビーム方向が存在する。
マルチプレクサ10は入力ポート16のいずれか一つの
入力信号部分を、各放射器44に供給するので、4つの
周波数の入力信号から生じる複合包含ビームが存在し、
この複合包含ビームは各成分ビーム48の組み合わせで
ある。
【0013】例えば、アンテナ42を有する衛星は、合
衆国の地理的に異なる領域をカバーする成分ビームを発
生し、これら成分ビームは加算されて、合衆国全土をカ
バーする複合ビームを形成する。反射器46がないと
き、放射器44は、方向放射アレイとして動作し、各放
射器44から放射される信号は結合されて、放射器44
から離れたポイントPの単一方向の単一ビームを形成す
る。各入力ポート16での各入力信号の電力を分割する
マルチプレクサ10の動作により、マルチプレクサ10
は、全電力を単一出力ライン内に供給するのではなく、
4個の各出力ポートに各入力信号の電力の1/4の電力
を供給する。従って各出力ポート40は、各入力信号電
力の合計電力を出力する。マルチプレクサのこの特徴は
衛星の動作において有益である。なぜならば、4個の入
力端子16に接続される4個の独立したアンプは、全信
号が従来の通信システムの単一チャンネル内で共に増幅
されて、前述のように相互変調信号を生成する危険を犯
すことなく、4個の入力信号を増幅して総合出力電力を
発生するからである。
【0014】衛星内にマルチプレクサ10を使用する前
述の効果は、一般的な信号処理及び通信に応用できる。
例えば、4つの異なるRF(無線周波数)の値で動作す
る4つの分離信号源は、4つの入力部分16に接続され
て、4つの信号電力を4つの出力ポート40に均等に分
割し、各出力ポート40は各入力信号電力の1/4の電
力を出力する。アンテナ42のような適切な信号結合手
段が出力ポート40に電磁的に結合され、各信号成分を
結合し、前述の成分ビーム48のような結合された出力
信号を発生する。
【0015】衛星の構造における例により、図2はマル
チプレクサ10を使用する衛星の更に詳細な部分を示
す。衛星に上方リンク(up-link) アンテナ50を設け、
地上局から衛星に送信された信号を受信できる。上方リ
ンク信号は、例えば17GHz(ギガヘルツ)の中心周
波数のRFの分離した信号である。信号は広帯域アンプ
52により増幅され、そしてミキサ54に供給され、そ
こで信号は参照源56のRF信号と混合されて、例えば
12GHzに周波数降下変換(down convert)される。そ
して信号はミキサ54からアンプ58を介してマルチプ
レクサ60に接続される。アンプ58は信号を更に増幅
し、そしてマルチプレクサ60は信号を比較的狭い帯域
幅の分離チャンネルに分割する。この発明の実施例によ
れば、衛星回路は更に4個のアンプ64の(set) セット
を具備し、これらアンプは信号の最終振幅をそのチャン
ネル62に各々提供し、マルチプレクサ10の各入力ポ
ートに信号を供給する。その結果、信号は4出力マルチ
プレクサポート40で分配され、前述の成分ビーム48
を発生する。4個のアンプ64のセットに結び付いてマ
ルチプレクサ10を使用することにより、従来の単一増
幅チャンネル内に発生する相互変調の危険を犯すことな
く、所望出力電力レベルを得ることができる。
【0016】図3のチャートは、入力ポートA、B、
C、又はDのいずれか一つにの入力に応答して発生した
マトリクス12の出力ポートW、X、Y、及びZの位相
テーパ、及び実際の位相シフトの実験による値である。
このチャートにおいて、符号Wで示される列及び符号A
により示される行の交点において、マトリクス12の入
力ポートAから出力ポートWに伝播する電磁波の45°
位相遅れの値(マイナス記号により示される)が示され
る。同様に、符号Xで示される列及び符号Aにより示さ
れる行の交点において、チャートは90°位相遅れを示
し、この位相遅れはポートAでの入力信号に応答して、
出力ポートXに発生する。同様に、チャートの行及び列
の他の交点は、マトリクス12の入力ポート16のいず
れか一つに供給された信号に応答して、マトリクス12
の出力ポート18のいずれか一つにおいて信号に与えら
れた位相シフトを示す。マトリクス12は線形に動作
し、信号の線形の重ね合わせがマトリクス12により達
成される。従って入力信号は複数の入力ポート16に同
時に供給することができ、出力ポート18のセットにお
いて出力信号のセットが同時に発生することが判る。チ
ャートの右側の列は、出力ポート18の中の連続するポ
ート間の位相における増加量を提供し、これは信号が入
力ポート16のいずれか一つに入力された場合の一定位
相増加量を提供する。
【0017】この発明によれば、入力ポートのいずれか
一つに入力された入力信号は、出力において、等しい位
相で、電力に関して均等に分割されるマルチプレクサを
制作するのが望ましい。従って、本発明のマルチプレク
サ10は、入力ポート16のいずれか一つの入力に応答
して、等しい値の位相シフトの値を各マルチプレクサ出
力ポート40に発生する。位相テーパ、又はポート40
での位相進みは零である。図1、4、及び5に示される
ように、この発明の目的はマトリクス12の出力ポート
18での遅延に独立した値を提供することにより、及び
マルチプレクサ10の各入力ポート16に供給される搬
送信号での異なる周波数による動作によって達成され
る。
【0018】図4はT、2T、及び3Tにより示される
ディレイラインに関する所望の位相シフト対周波数の特
性を示す。一般に、正弦信号に時間遅延を適用すること
は、位相シフトを生じる効果があり、ここで時間遅延の
値は周波数に対する位相シフトの導関数のマイナスに等
しい。図4には4つの周波数、即ち周波数f1、f2、
f3及びf4が示される。これらの周波数は中心周波数
Fcに対して対象に位置する。そして図4には、中心周
波数Fcにより定義される、各周波数f1、f2、f
3、及びf4、及び多数の単位増加量Fuにより定義さ
れる4つの式を示す。従ってf1は中心周波数の3単位
だけ左の周波数としてグラフに示され、f4は中心周波
数Fcの3単位右に位置する。周波数f2及びf3は各
々中心周波数の左1単位、及び左1単位に位置する。
【0019】グラフにおいて、異なる軌跡が、遅延部分
32〜38(図1)内の遅延量に依存して発生される。
セクション32の場合、それに関係する位相遅延及び位
相シフトは無い。セクション34の場合、1単位の遅延
Tがあり、比較的少ないマイナス傾斜を有する直線が提
供される。セクション36に関する遅延の2単位による
位相シフトを示す軌跡につして急激な傾斜が示される。
グラフの対応する軌跡は遅延セクション34、36及び
38に対して各々用語T、2T、及び3Tにより区別さ
れる。
【0020】又、図4で、位相シフト量は、遅延量およ
び周波数の値に比例することを示す位相シフトに関する
等式を示す。文字Nは遅延回路14の各セクション内の
遅延単位の数を示す。比例定数において、1ナノ秒の遅
延はメガヘルツの周波数当たり、0.36°の位相シフ
トを提供する。位相シフトに関するこの等式は、周波数
は中心周波数Fcと、一つ以上の単位周波数Fuに等し
い周波数増加量Δfの和によって表せることを示す。こ
の等式では、位相シフトは、周波数増加量とは無関係の
固定値シフトφ0 と、周波数増加量に依存する位相シフ
トの可変値の和に等しいことが示される。
【0021】位相シフトを零に設定することにより、セ
クション32〜38の相対位相シフト特性を適切に表現
することができる。等式から、あらゆる周波数での位相
シフト及び線の傾斜は、そのセクションに示される遅延
単位の数に比例するといえる。従って、2単位の遅延を
有するセクション36に関する軌跡は、セクション34
に関する軌跡より2倍の傾斜を有し、あらゆる周波数で
2倍の位相シフトを有する。同様に、これらの遅延単位
を有するセクション38に関する軌跡は、セクション3
4に対する軌跡に比べ3倍の傾斜を有し、あらゆる周波
数で3倍の位相シフトを有する。1単位の遅延を有する
セクション34の位相シフト特性はφとして示され、こ
こで実際の位相シフトは周波数の関数である。同様に、
2単位及び3単位の遅延を各々有するセクション36及
び38の位相シフト特性は、各々2φ及び3φとして示
すことができる。
【0022】図5のチャートは、4入力ポート16のい
ずれかのポートから、4出力ポート40のいずれかまで
の、マルチプレクサを介した位相シフトを示す。チャー
トはマトリクス12の位相シフトを含み、同時に遅延セ
クション32〜36の位相シフトを含む。チャートの最
下行は、マルチプレクサの各出力ポートに関係する相対
遅延を示す。チャート内の位相テーパ列は、信号がマル
チプレクサの入力ポートに入力したとき、隣接する出力
ポート間の信号位相差を示す。例えば、隣接する出力ポ
ート間の信号位相差は、マルチプレクサの入力ポートA
に入力した信号に対して、φ−45°である。
【0023】この発明によれば、すべての位相テーパ値
を零にするのが望ましい。入力ポートAを使用する信号
に対して、出力ポート位相テーパは、fが45°に等し
いとき、零に等しい。図4では、この条件は周波数がf
2に等しいときに達成されることを示す。入力ポートB
を使用する信号に対する出力ポート位相テーパは、周波
数がf4に等しいとき零に等しい。同様に、入力ポート
C及びDに関係する出力ポート位相テーパは、周波数が
各々f1及びf3に等しいときに零に等しい。入力ポー
トに関するこれらの動作周波数は図5の最右列に示され
る。
【0024】この発明によれば、各入力ポートに関する
動作周波数の増加の選択は、及び遅延回路14により提
供される遅延値の単調に増加するセットの導入は、セク
ション32〜38内でマトリクス12の位相テーパをキ
ャンセルするのに必要な位相シフトの値を提供する。こ
れは図1、3、4、及び5を参照することにより理解さ
れる。
【0025】マトリクス12及びマルチプレクサ10に
供給される信号を考察する。マトリクスの出力ポートW
〜Zで各々発生した位相シフトの結果的セットは、図3
のチャートの第1行に示される。位相シフトは、連続す
るポート間の45°の位相遅れだけ増加する。図5に示
される補償周波数は、図4に示されるように周波数f2
であり、これは、零遅延に対して0°の位相シフト、1
単位の遅延に対して45°、2単位の遅延に対して90
°、3単位の遅延に対して135°を各々発生する。図
1及び5に示されるように、零単位の遅延はマルチプレ
クサの出力WWに発生し、これは位相シフトを45°位
相遅れのまま変化させない。1単位の遅延はマルチプレ
クサの出力XXに発生し、45°の位相進みを生じ、こ
れは90°の位相遅れを45°の位相遅れに減少する。
同様に、マルチプレクサの出力YYでの2単位の遅延、
及びマルチプレクサの出力ZZでの3単位の遅延は、位
相遅れを90°、及び135°だけ各々減少し、45°
の等しい位相遅れを生じる。
【0026】ポートBに入力した信号に対する位相補償
の効果も又、同様に図1、3、4、及び5を参照するこ
とにより決定することができる。図3はポートBに対す
るマトリクスの位相テーパ(チャートの第2行)は、1
35°の位相進み(lead)である。補償周波数は図5の第
2列に示されるようにf4である。図4において、f4
は、各々1単位、2単位、及び3単位の遅延量の介在に
より、135°、270°、405°の位相シフトの遅
れ値を提供する。従って、図3の左手において、零の位
相校正がマトリクスの出力ポートWに供給され、135
°の校正はマトリクスのポートXに供給され、この27
0°と405°の校正値は、マトリクスのっポートY及
びZでの信号に供給される。これは、信号周波数f4を
入力ポートBに供給した直後、マルチプレクサの各出力
ポートWW〜ZZでの135°遅れの位相シフトを生じ
る。同様に、信号周波数f1及びf3を入力ポートC及
びDに供給することにより、各々135°遅れ及び45
°進みのマトリクスの位相テーパをキャンセルするのに
必要な補償が提供される。
【0027】更に、各信号チャンネルはマルチプレクサ
の枝路又はセクション内の高信号強度の危険を犯すこと
なく、独立したアンプを設けることができる。なぜなら
ば、いずれか一つの入力ポートから、その入力ポートに
接続される出力ポートの様々の送信ラインに信号電力を
均一に分散することは、バトラマトリクスの特性だから
である。
【0028】これは図1の入力ポートAからマトリクス
の各出力ポートW〜Zへの信号経路を参照することによ
り理解できる。ハイブリッドカプラ(hybrid couppler)
20において、ポートAからの信号は2つの等しい部分
に細分される。ハイブリッドカプラー22及び26にお
いて、各信号部分は再び等しい電力の信号に分割され、
入力の1/4の電力を、マトリクスの各出力ポート18
に供給する。入力ポートBからの信号の同時送信がある
とき、ポートBからの信号は、第1ハイブリッドカプラ
ー20で均等に分散し、等しい振幅の2つの信号を発生
する。これらの信号は入力ポートAからの2つの信号と
共に同時に存在する。従って、カプラー20からの出力
送信ラインのいずれか一つの総合電力は、ポートA及び
Bに入力された信号の平均電力に等しい。ポートC及び
Dに入力された信号についても同じことがいえる。ポー
トC及びDからの信号は、カプラー24により分散され
た後、カプラー22及び26を介して、入力ポートA及
びBの細分された信号と結合する。カプラー22及び2
6の送信ライン内の信号、及びその出力送信ライン内の
一部の信号は4つの入力ポート16に供給された4つの
信号の平均値を越えることはない。従って、この発明に
よれば、マルチプレクサ10内には、様々のポートA〜
Dの信号間で受動的非線形内部変調効果(passive nonli
near intermoduration effects) を生じるような、大き
すぎる強度の信号は無い。
【0029】前述したこの発明の動作より、マルチプレ
クサ10は衛星放送システムに最適であることが判る。
その衛星放送システムは、異なる搬送波周波数の複数の
テレビチャンネルが、独立して増幅されて衛星に受信で
き、又、地上に放送できる。位相テーパを取り除くこと
により、マルチプレクサは入力ポート16の中の分離し
た一つに供給されている信号を結合し、放射器44に分
散する。
【0030】送信ライン及びバトラーマトリクスの成分
は、全ての入力ポート16の信号の結合されたスペクト
ルを適合させるために、充分広帯域である。遅延回路1
4の各セクションは線形に動作し、それにより、幾つか
の信号が各遅延セクションを介して伝播する。
【0031】バトラーマトリクスと遅延回路14を組み
合わせは、横信号フィルタ(transversal filter)の1形
式と考えられる。このフィルタで、遅延セクション32
〜38(図1)は、アンテナ42を介してポイントP
(図2)での出力信号の結果的な加算と結び付いて、フ
ィルタの周波数特性を定義する。アンテナが使用されな
い場合、マルチプレクサ出力ポートからの信号加算は、
ハイブリッドカプラーよりなる加算ネットワークにより
容易に達成される。両方の場合で信号加算の周波数応答
は次の数学的説明により示される。Pで示されるよう
に、4個のマルチプレクサの出力ポートWW〜ZZの出
力信号Vは、入力ポートAでの入力信号に応答し、次式
により与えられる。 VAWP =1/4cos(2πft−45°) VAXP =1/4cos(2πft+φf −90°) VAYP =1/4cos(2πft−2φf −135°) VAZP =1/4cos(2πft+3φf −180°)
【0032】ここで、tは時間、fは搬送波周波数、及
びφfは1単位の遅延Tにより発生し周波数に依存する
位相シフト。4つの信号を加えることにより、エンベロ
ープ関数(enbelope function) Eφが与えられる。この
エンベロープ関数は次式により与えられる。
【0033】
【数1】 ここで、示される周波数での応答ピークはf。ポート
B、C、及びDに入力した信号に対しても同様に表現で
きる。
【0034】
【数2】
【0035】前述の計算により示されるフィルタ応答を
図6A〜6Dに示す。これらの図は、振幅対位相シフト
を表し、この位相シフトは図4に示したように周波数の
関数である。従って、マルチプレクサ10の各搬送波周
波数での様々の信号チャンネルに対する応答は周波数に
関して離れている。
【0036】前述の周波数分布は、複数のアンテナ及び
複数のマルチプレクサを使用する通信システムに効果的
に使用することができ、各アンテナは図7の16チャン
ネルシステムに示されるようなアンテナである。ここで
全部で4個のマルチプレクサ10は、放射器のアレイを
介して2個のアンテナに接続される。隣接する周波数帯
域のTVチャンネルは、あらゆるマルチプレクサにおけ
る周波数帯域間の間隔を広げるために、独立したマルチ
プレクサに供給される。あらゆるマルチプレクサにおい
てチャンネル間隔を広げることにより、複数のTVチャ
ンネルの同時送信における忠実度が向上する。図7のシ
ステムに、このチャンネル周波数の割り付け方法を適用
した例を図8に示す。第1マルチプレクサ10のポート
A〜Dに入力した信号は、符号A1、B1、C1、及び
D1により示される。同様に第2、第3及び第4マルチ
プレクサに入力した信号は、各々符号A2〜D2、A3
〜D3、A4〜D4により示される。図8において、4
個のマルチプレクサのチャンネル割り付けは、各チャン
ネルの周波数が比較できるように、互いの表示の中に描
かれる分離した4つのグラフにより示される。あらゆる
マルチプレクサにおいてチャンネル間に位置する周波数
は、隣接するチャンネル間に位置する周波数より遥かに
大きく示されている。
【0037】従ってこの発明により、マルチプレクサは
各々大振幅を有する複数のチャンネルを処理できるよに
なり、受動的内部変調の発生を減少できる。更にマルチ
プレクサは、マルチプレクサにより伝送される多信号の
周波数スペクトル間に明確な検定を有するフィルタとし
て機能する。
【0038】以上説明された本発明の実施例は一例に過
ぎず、当業者はこの例に変更などを施すことができるも
のである。従って、この発明はここに開示された例に限
定されることはなく、特許請求の範囲にのみ限定される
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によって構成されたマルチプレクサの
略図。
【図2】電磁放射ビームを発生する本発明のマルチプレ
クサを導入するシステムを概略図。
【図3】バトラーマトリクスの様々の出力で発生した位
相シフトを示し、マトリクスは図1のマルチプレクサの
一部分である。
【図4】相対位相シフトを、バトラーマトリクスの出力
端子で用いられた遅延の異なる値に対する周波数の関数
として示すグラフ。
【図5】マルチプレクサの様々の出力で発生した位相シ
フトを示し、更に、バトラーマトリクスの位相テーパに
関してマルチプレクサを補償するために使用された遅延
及び周波数の値を示すチャート
【図6】マルチプレクサの異なるチャンネルの周波数ス
ペクトルを示す。
【図7】複数のアンテナを有する複数のマルチプレクサ
システムを示す。
【図8】図7に示すシステムに用いられるチャンネルの
周波数割り付けを示す。
【符号の説明】
10…マルチプレクサ、12バトラーマトリクス、14
…遅延回路、16…入力ポート、18…出力ポート、4
6…アンテナ、52…広帯域受信器、54…ミキサ、5
8…アンプ、60…マルチプレクサ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力ポートと、前記入力ポートと同
    数の出力ポートを有するバトラーマトリクスであって、
    前記マトリクスは前記入力ポートのいずれかに入力した
    信号に応答して前記出力ポートに出力される信号に位相
    テーパを発生し、ここで、前記入力ポートに各々入力さ
    れた複数の入力信号に対応する複数の異なるテーパが存
    在し、前記テーパは周波数とは無関係であり、 前記マトリクスの出力ポートに接続され、前記マトリク
    スの出力ポートにより出力される信号に遅延を生じさせ
    る遅延手段であって、ここで、各前記出力ポートでの前
    記遅延手段による遅延量は、一つの出力ポートと次の出
    力ポートでは遅延の構成量だけ異なっており、 を具備し、 異なる周波数の独立した入力信号を、規定された順序(o
    rder) で各前記入力ポートに供給し、前記信号周波数の
    前記規定された順序は、各前記入力ポートの位相テーパ
    の位相増加とは反対方向の周波数増加を有し、信号周波
    数と前記マトリクスの出力ポートでの遅延の積は前記位
    相テーパを零とする、 ステップを有することを特徴とするマルチプレクサ。
  2. 【請求項2】前記信号周波数は、信号スペクトルの中心
    周波数に対して対称に配置されることを特徴とする請求
    項1記載のマルチプレクサ。
  3. 【請求項3】前記中心周波数の一方の側の周波数帯に位
    置する各前記信号は位相の進み補償が行われ、前記中心
    周波数の他方の側の周波数帯に位置する各前記信号は位
    相の遅れ補償が行われるこを特徴とする請求項2記載の
    マルチプレクサ。
  4. 【請求項4】前記位相進み補償及び位相遅れ補償の大き
    さは、前記中心周波数から前記信号周波数までの間隔の
    増加につれて増加することを特徴とする請求項3記載の
    マルチプレクサ。
  5. 【請求項5】前記遅延手段により、遅延の最小値即ち零
    が前記入力ポートの一つに供給されることを特徴とする
    請求項4記載のマルチプレクサ。
  6. 【請求項6】マルチプレクサの複数の入力端子のセット
    に各々供給された複数の信号を多重送信し、各前記信号
    の電力を前記マルチプレクサの複数の出力端子に分割す
    る方法であって、 所定の順序に配置された複数の入力ポートを有し、所定
    の順序に配置され前記入力ポートと同数の出力ポートを
    有するバトラーマトリクスを提供し、ここで、前記マト
    リクスは、前記出力ポートに位相テーパの所定セットを
    提供し、そして前記マトリクスの前記入力ポートのいず
    れかに入力された信号に応答して、異なる位相テーパが
    提供され、 所定順序のディレイラインのセットを前記マトリクスの
    出力ポートに結合し、ここで、各前記ディレイラインは
    前記出力ポートを伝播する信号に異なる遅延量を供給
    し、前記遅延量は、前記ディレイラインの第1ディレイ
    ラインが最小の遅延量を有し及び連続する各ディレイラ
    インが先行するディレイラインの遅延量より1単位以上
    の遅延量を有するように量子化され、各前記ディレイラ
    インは前記ディレイラインを伝播する信号に位相シフト
    を生成し、前記位相シフトは前記信号の周波数に比例
    し、 前記マトリクスの各入力ポートに供給される異なる周波
    数の入力信号のセットを選択し、前記マトリクスの各入
    力ポートに供給される前記信号周波数は、ディレイライ
    ンの位相シフトのセットを充分生成する量だけ互いに異
    なっており、前記位相シフトは、前記マトリクスにより
    提供される各前記位相テーパ内の位相シフトを対抗し、 前記マトリクスの入力ポートは前記マルチプレクサの入
    力ポートとして機能し、前記ディレイラインの出力ポー
    トは前記マルチプレクサの出力ポートとして機能し、 以上のステップを有することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】通信方法において、 複数のマルチプレクサを構成し、ここで、各マルチプレ
    クサは前記マルチプレクサの複数の入力端子のセットに
    各々供給された複数の信号を多重送信し、各前記信号の
    電力を前記マルチプレクサの複数の出力端子のセットに
    おいて分割し、前記マルチプレクサは以下のステップに
    基づき構成され、 所定の順序に配置された複数の入力ポートを有し、所定
    の順序に配置され前記入力ポートと同数の出力ポートを
    有するバトラーマトリクスを提供し、ここで、前記マト
    リクスは、前記出力ポートに位相テーパの所定セットを
    提供し、そして前記マトリクスの前記入力ポートのいず
    れかに入力された信号に応答して、異なる位相テーパが
    提供され、 所定順序のディレイラインのセットを前記マトリクスの
    出力ポートに結合し、ここで、各前記ディレイラインは
    前記出力ポートを伝播する信号に異なる遅延量を供給
    し、前記遅延量は、前記ディレイラインの第1ディレイ
    ラインが最小の遅延量を有し及び連続する各ディレイラ
    インが先行するディレイラインの遅延量より1単位以上
    の遅延量を有するように量子化され、各前記ディレイラ
    インは前記ディレイラインを伝播する信号に位相シフト
    を生成し、前記位相シフトは前記信号の周波数に比例
    し、 前記マトリクスの各入力ポートに供給される異なる周波
    数の入力信号のセットを選択し、前記マトリクスの各入
    力ポートに供給される前記信号周波数は、ディレイライ
    ンの位相シフトのセットを充分生成する量だけ互いに異
    なっており、前記位相シフトは、前記マトリクスにより
    提供される各前記位相テーパ内の位相シフトを対抗し、
    及びここで、前記マトリクスの入力ポートは前記マルチ
    プレクサの入力ポートして機能し、前記ディレイらいん
    の出力ポートは前記マルチプレクサの出力ポートとして
    機能し、 前記通信方法は更に、 複数の前記マルチプレクサの出力ポートをアレイ・アン
    テナの放射要素に結合し、 前記アンテナにより前記複数のマルチプレクサの信号か
    ら放射ビームを発生し、 連続する周波数帯域を有する信号スペクトルの異なる周
    波数で、前記マルチプレクサの入力ポートに信号を入力
    し、ここで、独立した周波数帯域が各前記入力ポートに
    供給され、そして、隣接する前記帯域が前記マルチプレ
    クサの中の異なるマルチプレクサに供給され、マルチプ
    レクサのチャンネルにおける信号のスペクトル間隔を最
    大にするステップを有することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】前記ビームを発生するステップは、各前記
    放射要素からの放射を地理的に異なる領域に方向付ける
    複数のビームの発生を含むことを特徴とする請求項7記
    載の方法。
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