JPH052511A - フアイルアロケーシヨン空領域チエツク方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】アロケーション領域情報読取手段２は、システ
ムファイル１で管理された、利用者ごとのファイルアロ
ケーション領域情報を直接読み取る。アロケーション空
領域チェック手段３は、アロケーション領域情報読取手
段２により読み込まれたファイルアロケーション領域情
報に基づき、ファイルアロケーション実行前に利用者の
空領域をチェックし、利用者が確保可能な領域の大きさ
の情報を出力する。利用者ファイルアロケーション領域
情報出力手段４は、アロケーション空領域チェック手段
３のチェック結果に基づいて、利用者が確保可能なファ
イルアロケーション領域の大きさを示す利用者ファイル
アロケーション領域情報５を出力する。 【効果】アロケーション可能容量とファイルアロケーシ
ョンを実施する位置の決定を、アロケーション実施前に
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はファイルアロケーション
空領域チェック方式に関し、特に汎用コンピュータの運
用管理のために、ファイルアロケーションにおける空領
域をチェックするファイルアロケーション空領域チェッ
ク方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、汎用コンピュータシステムで、磁
気ディスクを使用するときに、磁気ディスクのファイル
に空領域がない場合は、エラーコードが利用者に返却さ
れていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファイ
ルアロケーションのチェック方式では、ファイルアロケ
ーション実行時に、空領域が存在しないときには、エラ
ーコードが利用者に返却されるだけで、どれだけの容量
が足らないのか分らないという欠点を有していた。

【０００４】本発明の目的は、アロケーション可能容量
とファイルアロケーションを実施する位置の決定を、ア
ロケーション実施前に行うことができるファイルアロケ
ーション空領域チェック方式を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明のファイルアロケ
ーション空領域チェック方式は、汎用コンピュータの運
用管理のために、ファイルアロケーションにおける空領
域をチェックするプログラムを備えたファイルアロケー
ション空領域チェック方式であって、（Ａ）システムフ
ァイルで管理された、利用者ごとのファイルアロケーシ
ョン領域情報を直接読み取るアロケーション領域情報読
取手段、（Ｂ）前記アロケーション領域情報読取手段に
より読み込まれたファイルアロケーション領域情報に基
づき、ファイルアロケーション実行前に利用者の空領域
をチェックするアロケーション空領域チェック手段、
（Ｃ）前記アロケーション空領域チェック手段のチェッ
ク結果に基づいて、利用者が確保可能なファイルアロケ
ーション領域の大きさを示す情報を含む利用者ファイル
アロケーション領域情報を、出力装置に出力する利用者
ファイルアロケーション領域情報出力手段、を備えて構
成されている。

【０００６】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。

【０００７】図１は、本発明のファイルアロケーション
空領域チェック方式の一実施例を示すブロック図であ
る。

【０００８】図１に示す本実施例のファイルアロケーシ
ョン空領域チェック方式は、システムファイル１で管理
された、利用者ごとのファイルアロケーション領域情報
を直接読み取るアロケーション領域情報読取手段２、ア
ロケーション領域情報読取手段２により読み込まれたフ
ァイルアロケーション領域情報に基づき、ファイルアロ
ケーション実行前に利用者の空領域をチェックし、利用
者が確保可能な領域の大きさの情報を出力するアロケー
ション空領域チェック手段３、アロケーション空領域チ
ェック手段３のチェック結果に基づいて、利用者が確保
可能なファイルアロケーション領域の大きさを示す利用
者ファイルアロケーション領域情報５を出力する利用者
ファイルアロケーション領域情報出力手段４とから構成
されている。

【０００９】次に、動作を説明する。

【００１０】図２は、本実施例のファイルアロケーショ
ン空領域チェック方式における動作の一例を示す説明図
である。

【００１１】図２において、いま利用者「Ａ」が、まず
ファイルアロケーション時に必要な、例えば、利用者名
及び利用者がアロケーションしようとするボリューム名
等を含むパラメータ１１をコンピュータシステムに入力
して処理プログラム１２を実行すると、アロケーション
領域情報読取手段２により、システムファイル１で管理
された、利用者ごとのファイルアロケーション領域情報
１３が直接読み取られる。

【００１２】次に、アロケーション領域情報読取手段２
により読み込まれたファイルアロケーション領域情報に
基づき、アロケーション空領域チェック手段３によっ
て、ファイルアロケーション実行前に利用者「Ａ」の空
領域がチェックされる。そして、アロケーション空領域
チェック手段３のチェック結果に基づいて、利用者
「Ａ」が確保可能な領域の大きさの情報（利用者のボリ
ューム使用量１６とボリューム残量１７の情報等を含
む）を示す利用者ファイルアロケーション領域情報５
が、利用者ファイルアロケーション領域情報出力手段４
により、出力装置であるディスプレイ画面１４またはプ
リンタ１５に出力される。

【００１３】このように、利用者がファイルアロケーシ
ョンを行う前にアロケーションに必要な情報を取り込む
ことにより、アロケーション可能容量とファイルアロケ
ーションを実施する位置の決定を、アロケーション実施
前に行うことができる。

【００１４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
アロケーション空領域チェック方式は、利用者がファイ
ルアロケーションを行う前にアロケーションに必要な情
報を取り込むことにより、アロケーション可能容量とフ
ァイルアロケーションを実施する位置の決定を、アロケ
ーション実施前に行うことができるという効果を有して
いる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のファイルアロケーション空領域チェッ
ク方式の一実施例を示すブロック図である。

【図２】本実施例のファイルアロケーション空領域チェ
ック方式における動作の一例を示す説明図である。

【符号の説明】

１ システムファイル ２ アロケーション領域情報読取手段 ３ アロケーション空領域チェック手段 ４ 利用者ファイルアロケーション領域情報出力手段

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 汎用コンピュータの運用管理のために、
   ファイルアロケーションにおける空領域をチェックする
   プログラムを備えたファイルアロケーション空領域チェ
   ック方式であって、（Ａ）システムファイルで管理され
   た、利用者ごとのファイルアロケーション領域情報を直
   接読み取るアロケーション領域情報読取手段、（Ｂ）前
   記アロケーション領域情報読取手段により読み込まれた
   ファイルアロケーション領域情報に基づき、ファイルア
   ロケーション実行前に利用者の空領域をチェックするア
   ロケーション空領域チェック手段、（Ｃ）前記アロケー
   ション空領域チェック手段のチェック結果に基づいて、
   利用者が確保可能なファイルアロケーション領域の大き
   さを示す情報を含む利用者ファイルアロケーション領域
   情報を、出力装置に出力する利用者ファイルアロケーシ
   ョン領域情報出力手段、を備えたことを特徴とするファ
   イルアロケーション空領域チェック方式。
2. 【請求項２】 請求項１記載のファイルアロケーション
   空領域チェック方式において、前記利用者ファイルアロ
   ケーション領域情報は、前記利用者のボリューム使用量
   とボリューム残量であることを特徴とするファイルアロ
   ケーション空領域チェック方式。