JPH05250980A - 故障電池の切り離し方法及び装置 - Google Patents
故障電池の切り離し方法及び装置Info
- Publication number
- JPH05250980A JPH05250980A JP4046789A JP4678992A JPH05250980A JP H05250980 A JPH05250980 A JP H05250980A JP 4046789 A JP4046789 A JP 4046789A JP 4678992 A JP4678992 A JP 4678992A JP H05250980 A JPH05250980 A JP H05250980A
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- Japan
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- electrode
- string
- arm
- battery
- fuse
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池装置中の単電池に故障が生じた場合、運
転を継続したままで故障電池を含むストリングを他のス
トリングから容易に切り離すことができる方法及び装置
を提供すること。 【構成】 電池容器6の内部に電極13を挿入し、この電
極13を故障ストリングに接触させて大電流を流すことに
より故障ストリングのヒューズを溶断する。このため、
ストリングの配列方向に延びるアーム8上に各ストリン
グのヒューズの位置に対応させて予め電極13を配置して
おき、アーム8の回転軸15上に配置された電極押圧用カ
ム21を駆動体22により選択的に作動させる装置が使用さ
れる。
転を継続したままで故障電池を含むストリングを他のス
トリングから容易に切り離すことができる方法及び装置
を提供すること。 【構成】 電池容器6の内部に電極13を挿入し、この電
極13を故障ストリングに接触させて大電流を流すことに
より故障ストリングのヒューズを溶断する。このため、
ストリングの配列方向に延びるアーム8上に各ストリン
グのヒューズの位置に対応させて予め電極13を配置して
おき、アーム8の回転軸15上に配置された電極押圧用カ
ム21を駆動体22により選択的に作動させる装置が使用さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型の電池容器の内部
に収納された多数の単電池のうちの故障電池を他の健全
電池から切り離すための故障電池の切り離し方法及び装
置に関するものである。
に収納された多数の単電池のうちの故障電池を他の健全
電池から切り離すための故障電池の切り離し方法及び装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力貯蔵用の大型のナトリウム−硫黄電
池装置は、電池容器の内部に数百本にのぼる多数のナト
リウム−硫黄単電池を収納したものであり、300 〜350
℃の高温で運転されている。図1に示されるように、こ
れらの単電池1は数本が直列に接続されてストリング2
を形成しており、各ストリング2の接続部から引き出さ
れた電圧計測線3を利用して内部の電圧を測定すること
ができるようになっている。また各ストリング2はヒュ
ーズ4を介してインターコネクション5に接続されてい
る。
池装置は、電池容器の内部に数百本にのぼる多数のナト
リウム−硫黄単電池を収納したものであり、300 〜350
℃の高温で運転されている。図1に示されるように、こ
れらの単電池1は数本が直列に接続されてストリング2
を形成しており、各ストリング2の接続部から引き出さ
れた電圧計測線3を利用して内部の電圧を測定すること
ができるようになっている。また各ストリング2はヒュ
ーズ4を介してインターコネクション5に接続されてい
る。
【0003】ところが多数の単電池1のうちの何れかが
運転中に故障した場合、電圧計測線3の電圧に変動が生
ずるので故障発生の事実は容易に把握することができる
ものの、高温で運転中の電池装置を停止して冷却したう
えでなければ故障単電池の特定やその修理を行うことは
できなかった。このために高温で運転を継続した場合、
従来は故障電池に他のストリング2から引き続いて電流
が流れ、火災等の重大事故を引き起こすおそれがあっ
た。
運転中に故障した場合、電圧計測線3の電圧に変動が生
ずるので故障発生の事実は容易に把握することができる
ものの、高温で運転中の電池装置を停止して冷却したう
えでなければ故障単電池の特定やその修理を行うことは
できなかった。このために高温で運転を継続した場合、
従来は故障電池に他のストリング2から引き続いて電流
が流れ、火災等の重大事故を引き起こすおそれがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したよう
な従来の問題点を解決して、高温で運転中の電池装置中
の単電池に故障が生じた場合、運転を継続したままで故
障電池を含むストリングを他のストリングから切り離す
ことができる故障電池の切り離し方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
な従来の問題点を解決して、高温で運転中の電池装置中
の単電池に故障が生じた場合、運転を継続したままで故
障電池を含むストリングを他のストリングから切り離す
ことができる故障電池の切り離し方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、単電池を
直列に接続した多数のストリングを並列に接続してなる
単電池集合体を内蔵する電池容器の内部に電極を挿入
し、この電極を故障ストリングのヒューズ両端に接触さ
せて大電流を流すことにより故障ストリングのヒューズ
を溶断することを特徴とする故障電池の切り離し方法に
よって解決される。
直列に接続した多数のストリングを並列に接続してなる
単電池集合体を内蔵する電池容器の内部に電極を挿入
し、この電極を故障ストリングのヒューズ両端に接触さ
せて大電流を流すことにより故障ストリングのヒューズ
を溶断することを特徴とする故障電池の切り離し方法に
よって解決される。
【0006】また上記の課題は、電池容器の上部空間に
おいてストリングの配列方向に延びるアームと、このア
ーム上に各ストリングのヒューズの位置に対応させて予
め配置された電極と、このアームの長手方向に延びる回
転軸と、この回転軸上に各電極に対応させて配置された
電極押圧用カムと、この回転軸上に固定され選択された
電極押圧用カムを駆動する駆動体とからなることを特徴
とする故障電池の切り離し装置によって解決される。
おいてストリングの配列方向に延びるアームと、このア
ーム上に各ストリングのヒューズの位置に対応させて予
め配置された電極と、このアームの長手方向に延びる回
転軸と、この回転軸上に各電極に対応させて配置された
電極押圧用カムと、この回転軸上に固定され選択された
電極押圧用カムを駆動する駆動体とからなることを特徴
とする故障電池の切り離し装置によって解決される。
【0007】以下に本発明を図示の実施例とともに更に
詳細に説明する。図2は本発明の実施例を示す水平断面
図であり、電池容器6の内部に図1の回路図に示したよ
うな多数のストリング2がヒューズ4を上にして一定ピ
ッチで配列されている。電池容器6の上部壁面には貫通
孔7が形成されており、内部の単電池1に故障が発生し
たことが発見された場合には、この貫通孔7からアーム
8付きの軸9が電池容器6の内部の上部空間に挿入され
るようになっている。
詳細に説明する。図2は本発明の実施例を示す水平断面
図であり、電池容器6の内部に図1の回路図に示したよ
うな多数のストリング2がヒューズ4を上にして一定ピ
ッチで配列されている。電池容器6の上部壁面には貫通
孔7が形成されており、内部の単電池1に故障が発生し
たことが発見された場合には、この貫通孔7からアーム
8付きの軸9が電池容器6の内部の上部空間に挿入され
るようになっている。
【0008】図2に示すように、このアーム8は軸9の
先端にピン10によって枢着されたもので、軸9を貫通す
る開閉用ロッド11の先端のリンク12がアーム8の一点に
枢着されている。そこでこの開閉用ロッド11を押し込む
と図2のようにアーム8は軸9に対して直角な姿勢を取
るが、開閉用ロッド11を引くとアーム8は軸9と一直線
となる。このため、アーム8を軸9と一直線の状態とし
て貫通孔7から電池容器6の内部へ挿入したうえ、開閉
用ロッド11を操作してアーム8を図2の位置とすること
ができる。なお本実施例ではアーム8は左右が非対称で
あるが、左右対称な形状とすることもできる。
先端にピン10によって枢着されたもので、軸9を貫通す
る開閉用ロッド11の先端のリンク12がアーム8の一点に
枢着されている。そこでこの開閉用ロッド11を押し込む
と図2のようにアーム8は軸9に対して直角な姿勢を取
るが、開閉用ロッド11を引くとアーム8は軸9と一直線
となる。このため、アーム8を軸9と一直線の状態とし
て貫通孔7から電池容器6の内部へ挿入したうえ、開閉
用ロッド11を操作してアーム8を図2の位置とすること
ができる。なお本実施例ではアーム8は左右が非対称で
あるが、左右対称な形状とすることもできる。
【0009】アーム8上には、電池容器6の内部の各ス
トリング2に対応する位置に同一構造の電極13とその昇
降機構14とがそれぞれ設けられている。図3〜図5はそ
のうちの一つを拡大して示すものであり、図3は平面
図、図4は正面図、図5は左側面図に相当するものであ
る。また図6は一つの昇降機構14を分解して示したもの
である。
トリング2に対応する位置に同一構造の電極13とその昇
降機構14とがそれぞれ設けられている。図3〜図5はそ
のうちの一つを拡大して示すものであり、図3は平面
図、図4は正面図、図5は左側面図に相当するものであ
る。また図6は一つの昇降機構14を分解して示したもの
である。
【0010】まずアーム8の中央には、その長手方向に
延びる回転軸15が設けられている。この回転軸15は図2
に示すようにその基部に傘歯車16を備え、軸9側の駆動
軸17を回転させることによって正逆両方向に回転できる
構造となっている。そしてこの回転軸15のやや下側に、
一対の電極13、13がピン19により数着されている。これ
らの電極13はバネ20により常時は上向きに弾発されてい
るが、昇降機構14によって押し下げられたときには図5
に示すように対応するストリング2のヒューズ4の両側
に接触できるようになっている。
延びる回転軸15が設けられている。この回転軸15は図2
に示すようにその基部に傘歯車16を備え、軸9側の駆動
軸17を回転させることによって正逆両方向に回転できる
構造となっている。そしてこの回転軸15のやや下側に、
一対の電極13、13がピン19により数着されている。これ
らの電極13はバネ20により常時は上向きに弾発されてい
るが、昇降機構14によって押し下げられたときには図5
に示すように対応するストリング2のヒューズ4の両側
に接触できるようになっている。
【0011】また回転軸15上の各ストリング2に対応す
る位置には、電極押圧用カム21とこの電極押圧用カム21
を駆動するための駆動体22とからなる昇降機構14が設け
られている。図6に分解斜視図として示したように、電
極押圧用カム21は回転軸15上を自由に回転できるが、駆
動体22は回転軸15上に固定されており、回転軸15と一体
に回転されるものである。
る位置には、電極押圧用カム21とこの電極押圧用カム21
を駆動するための駆動体22とからなる昇降機構14が設け
られている。図6に分解斜視図として示したように、電
極押圧用カム21は回転軸15上を自由に回転できるが、駆
動体22は回転軸15上に固定されており、回転軸15と一体
に回転されるものである。
【0012】図6に示されるように、各電極押圧用カム
21の側面にはゆるやかな斜面23と垂直面24とからなる突
起が形成されている。一方、駆動体22には駆動ピン25が
貫通させてあり、駆動ピン25の先端が電極押圧用カム21
の側面に弾性的に接触するようになっている。そこで図
6において回転軸15を時計方向に回転させたときは駆動
ピン25はゆるやかな斜面23を乗り越えてしまうために電
極押圧用カム21は回転しないが、回転軸15を反時計方向
に回転させると駆動ピン25が垂直面24に当たると同時に
電極押圧用カム21は反時計方向に回転される。この結
果、電極押圧用カム21は一対の電極13、13間の連結バー
26を押圧し、図4、図5に一点鎖線で示したように電極
13、13を押し下げることとなる。
21の側面にはゆるやかな斜面23と垂直面24とからなる突
起が形成されている。一方、駆動体22には駆動ピン25が
貫通させてあり、駆動ピン25の先端が電極押圧用カム21
の側面に弾性的に接触するようになっている。そこで図
6において回転軸15を時計方向に回転させたときは駆動
ピン25はゆるやかな斜面23を乗り越えてしまうために電
極押圧用カム21は回転しないが、回転軸15を反時計方向
に回転させると駆動ピン25が垂直面24に当たると同時に
電極押圧用カム21は反時計方向に回転される。この結
果、電極押圧用カム21は一対の電極13、13間の連結バー
26を押圧し、図4、図5に一点鎖線で示したように電極
13、13を押し下げることとなる。
【0013】以上の説明は一つのストリング2に対応し
て設けられた昇降機構14についてのものであるが、図2
に示されるように実施例では5つの電極13と昇降機構14
が並列に設けられている。これらは同一の構造のもので
あるが、図7に示したように駆動ピン25の取付け位置だ
けをずらせてある。すなわち、各昇降機構14の駆動体22
の駆動ピン25の位置は360 度を5等分した72度ずつずら
せてあり、この角度内において回転軸15を反時計方向に
回転させた場合には、いずれか一つの駆動体22の駆動ピ
ン25のみが電極押圧用カム21の垂直面24に当たって電極
押圧用カム21を回転させるのみであり、残りの4つの駆
動体22の駆動ピン25は垂直面24に当たることがないよう
になっている。
て設けられた昇降機構14についてのものであるが、図2
に示されるように実施例では5つの電極13と昇降機構14
が並列に設けられている。これらは同一の構造のもので
あるが、図7に示したように駆動ピン25の取付け位置だ
けをずらせてある。すなわち、各昇降機構14の駆動体22
の駆動ピン25の位置は360 度を5等分した72度ずつずら
せてあり、この角度内において回転軸15を反時計方向に
回転させた場合には、いずれか一つの駆動体22の駆動ピ
ン25のみが電極押圧用カム21の垂直面24に当たって電極
押圧用カム21を回転させるのみであり、残りの4つの駆
動体22の駆動ピン25は垂直面24に当たることがないよう
になっている。
【0014】
【作用】次にこの装置の作動とあわせ、本発明の故障電
池の切り離し方法を説明する。まずナトリウム−硫黄電
池装置の運転中にいずれかの単電池1において故障が発
生した場合、電池装置の運転を継続したまま電池容器6
の上部壁面の貫通孔7からアーム8付きの軸9を挿入
し、開閉用ロッド11を操作して図2のようにアーム8を
直角に開く。このときアーム8の電極13、13が故障した
単電池1を含むストリング2の真上に位置するように軸
9の挿入深さを調整する。
池の切り離し方法を説明する。まずナトリウム−硫黄電
池装置の運転中にいずれかの単電池1において故障が発
生した場合、電池装置の運転を継続したまま電池容器6
の上部壁面の貫通孔7からアーム8付きの軸9を挿入
し、開閉用ロッド11を操作して図2のようにアーム8を
直角に開く。このときアーム8の電極13、13が故障した
単電池1を含むストリング2の真上に位置するように軸
9の挿入深さを調整する。
【0015】次に軸9の駆動軸17を回転させ、アーム8
の回転軸15を時計方向に回転させることにより、故障し
たストリング2の直上の駆動体22の駆動ピン25を、これ
に対応する電極押圧用カム21の垂直面24の斜面23とは反
対側に位置させる。そして駆動軸17を逆方向に回転さ
せ、アーム8の回転軸15を反時計方向に回転させれば、
駆動体22の駆動ピン25が電極押圧用カム21の垂直面24を
押圧してこれを回転させる。この結果、電極押圧用カム
21の先端により一対の電極13、13が下向きに押し下げら
れ、図5に一点鎖線で示したようにヒューズ4の両側に
接触する。この状態で一対の電極13、13に大電流を流す
と、故障したストリング2のヒューズ4は溶断すること
となり、そのストリング2を他の健全な部分から切り離
すことができる。
の回転軸15を時計方向に回転させることにより、故障し
たストリング2の直上の駆動体22の駆動ピン25を、これ
に対応する電極押圧用カム21の垂直面24の斜面23とは反
対側に位置させる。そして駆動軸17を逆方向に回転さ
せ、アーム8の回転軸15を反時計方向に回転させれば、
駆動体22の駆動ピン25が電極押圧用カム21の垂直面24を
押圧してこれを回転させる。この結果、電極押圧用カム
21の先端により一対の電極13、13が下向きに押し下げら
れ、図5に一点鎖線で示したようにヒューズ4の両側に
接触する。この状態で一対の電極13、13に大電流を流す
と、故障したストリング2のヒューズ4は溶断すること
となり、そのストリング2を他の健全な部分から切り離
すことができる。
【0016】なお、前記したように回転軸15上に実施例
では同一構造の5組の電極13及びその昇降機構14が取り
付けられているが、回転軸15を時計方向に回転させるこ
とにより一つの駆動体22の駆動ピン25を電極押圧用カム
21を押し下げできる位置に調整すれば、その他の駆動体
22の駆動ピン25はそれぞれずれた位置を取ることとな
る。このため任意の一つの電極押圧用カム21のみを選択
して押し下げることが可能となり、どのストリング2で
故障が生じた場合にも、そのストリング2のみを切り離
すことが可能である。
では同一構造の5組の電極13及びその昇降機構14が取り
付けられているが、回転軸15を時計方向に回転させるこ
とにより一つの駆動体22の駆動ピン25を電極押圧用カム
21を押し下げできる位置に調整すれば、その他の駆動体
22の駆動ピン25はそれぞれずれた位置を取ることとな
る。このため任意の一つの電極押圧用カム21のみを選択
して押し下げることが可能となり、どのストリング2で
故障が生じた場合にも、そのストリング2のみを切り離
すことが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の故障電
池の切り離し方法及び装置によれば、高温で運転中の電
池装置中の単電池に故障が生じた場合、運転を継続した
ままで故障電池を含むストリングを他のストリングから
容易に切り離すことができる利点がある。特に本発明で
は電極を故障ストリングに接触させて大電流を流すこと
により故障ストリングのヒューズを溶断する方法を採用
したため、機械的にヒューズを切断する方法よりも確実
であり、また本発明の装置によれば外部からの回転操作
のみにより、任意のストリングを選択して切り離しが可
能である。よって本発明は従来の問題点を解消した故障
電池の切り離し方法及び装置として、産業の発展に寄与
するところは極めて大きいものがある。
池の切り離し方法及び装置によれば、高温で運転中の電
池装置中の単電池に故障が生じた場合、運転を継続した
ままで故障電池を含むストリングを他のストリングから
容易に切り離すことができる利点がある。特に本発明で
は電極を故障ストリングに接触させて大電流を流すこと
により故障ストリングのヒューズを溶断する方法を採用
したため、機械的にヒューズを切断する方法よりも確実
であり、また本発明の装置によれば外部からの回転操作
のみにより、任意のストリングを選択して切り離しが可
能である。よって本発明は従来の問題点を解消した故障
電池の切り離し方法及び装置として、産業の発展に寄与
するところは極めて大きいものがある。
【図1】電池装置の内部の結線状態を示す回路図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例の装置を示す平面図である。
【図3】一組の電極及び昇降機構を示す平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3の左側面図である。
【図6】昇降機構の一つを示す分解斜視図である。
【図7】各昇降機構の駆動ピンの取付け位置を示す斜視
図である。
図である。
1 単電池 2 ストリング 4 ヒューズ 6 電池容器 8 アーム 13 電極 15 回転軸 21 電極押圧用カム 22 駆動体
Claims (2)
- 【請求項1】 単電池を直列に接続した多数のストリン
グを並列に接続してなる単電池集合体を内蔵する電池容
器の内部に電極を挿入し、この電極を故障ストリングに
接触させて大電流を流すことにより故障ストリングのヒ
ューズを溶断することを特徴とする故障電池の切り離し
方法。 - 【請求項2】 電池容器の上部空間においてストリング
の配列方向に延びるアームと、このアーム上に各ストリ
ングのヒューズの位置に対応させて予め配置された電極
と、このアームの長手方向に延びる回転軸と、この回転
軸上に各電極に対応させて配置された電極押圧用カム
と、この回転軸上に固定され選択された電極押圧用カム
を駆動する駆動体とからなることを特徴とする故障電池
の切り離し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4046789A JPH05250980A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 故障電池の切り離し方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4046789A JPH05250980A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 故障電池の切り離し方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250980A true JPH05250980A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12757104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4046789A Withdrawn JPH05250980A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 故障電池の切り離し方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05250980A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010134515A1 (ja) * | 2009-05-20 | 2010-11-25 | 日本碍子株式会社 | ナトリウム-硫黄電池の健全ストリング数算出方法、及びそれを用いた故障検出方法 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4046789A patent/JPH05250980A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010134515A1 (ja) * | 2009-05-20 | 2010-11-25 | 日本碍子株式会社 | ナトリウム-硫黄電池の健全ストリング数算出方法、及びそれを用いた故障検出方法 |
US8914243B2 (en) | 2009-05-20 | 2014-12-16 | Ngk Insulators, Ltd. | Method for calculating number of healthy strings of sodium-sulfur battery and failure detection method using same |
JP5684117B2 (ja) * | 2009-05-20 | 2015-03-11 | 日本碍子株式会社 | ナトリウム−硫黄電池の健全ストリング数算出方法、及びそれを用いた故障検出方法 |
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