JPH05249807A - 電子写真装置の帯電器 - Google Patents
電子写真装置の帯電器Info
- Publication number
- JPH05249807A JPH05249807A JP5027792A JP5027792A JPH05249807A JP H05249807 A JPH05249807 A JP H05249807A JP 5027792 A JP5027792 A JP 5027792A JP 5027792 A JP5027792 A JP 5027792A JP H05249807 A JPH05249807 A JP H05249807A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- generated
- photosensitive body
- photoconductor
- apex
- Prior art date
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- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子写真装置の帯電器において、電極近傍の
電離領域で発生した電荷を効率よく感光体表面に搬送
し、感光体を帯電させる。 【構成】 感光体軸方向に平行で少なくとも一つの頂点
が感光体９に対向している三角柱の電極１と、前記三角
柱の電極１を支持する誘電体２と、前記三角柱の電極１
に電圧を供給する電源３とで構成されている。そして、
三角柱の電極１に電源３から電圧を供給することで、電
極１の感光体９に対向した頂点近傍において電離領域ａ
が生じ、電荷が発生する。それと同時にその頂点を構成
する面により生じる電気力線ｂの作用で、電離領域ａで
生じた電荷を効率よく感光体９表面に搬送し、感光体９
を帯電させることができる。
電離領域で発生した電荷を効率よく感光体表面に搬送
し、感光体を帯電させる。 【構成】 感光体軸方向に平行で少なくとも一つの頂点
が感光体９に対向している三角柱の電極１と、前記三角
柱の電極１を支持する誘電体２と、前記三角柱の電極１
に電圧を供給する電源３とで構成されている。そして、
三角柱の電極１に電源３から電圧を供給することで、電
極１の感光体９に対向した頂点近傍において電離領域ａ
が生じ、電荷が発生する。それと同時にその頂点を構成
する面により生じる電気力線ｂの作用で、電離領域ａで
生じた電荷を効率よく感光体９表面に搬送し、感光体９
を帯電させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置の帯電器に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 近年、電子写真装置の帯
電器は、帯電の均一性からグリッドを設けたスコロトロ
ンが利用されている。
電器は、帯電の均一性からグリッドを設けたスコロトロ
ンが利用されている。
【０００３】以下図面を参照しながら、上記した従来の
スコロトロンの一例について説明する。
スコロトロンの一例について説明する。
【０００４】図３は従来のスコロトロンの断面図を示す
ものである。図３において、３１はワイヤ電極で、高電
圧が供給される。３２はケースである。３３はグリッド
であり、所定の電圧が供給されている。９は感光体で、
この感光体表面が帯電する。ａは電離領域であり、ｂは
ワイヤ電極３１から生じる電気力線である。
ものである。図３において、３１はワイヤ電極で、高電
圧が供給される。３２はケースである。３３はグリッド
であり、所定の電圧が供給されている。９は感光体で、
この感光体表面が帯電する。ａは電離領域であり、ｂは
ワイヤ電極３１から生じる電気力線である。
【０００５】以上のように構成されたスコロトロンにつ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【０００６】まずワイヤ電極３１に高電圧を供給すると
ワイヤ電極３１近傍で、電離領域ａが生じ電荷が発生す
る。この電荷はワイヤ電極３１から生じる電気力線ｂの
作用により感光体表面に搬送されるとともに、グリッド
３３の整流作用により感光体を均一に帯電させるもので
ある。
ワイヤ電極３１近傍で、電離領域ａが生じ電荷が発生す
る。この電荷はワイヤ電極３１から生じる電気力線ｂの
作用により感光体表面に搬送されるとともに、グリッド
３３の整流作用により感光体を均一に帯電させるもので
ある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ワイヤ電極近傍の電離領域で発生した電
荷は、電気力線に沿って搬送されるので、その一部がケ
ース及びグリッドに吸収され、効率が悪くなるという問
題点を有していた。
うな構成では、ワイヤ電極近傍の電離領域で発生した電
荷は、電気力線に沿って搬送されるので、その一部がケ
ース及びグリッドに吸収され、効率が悪くなるという問
題点を有していた。
【０００８】本発明は上記問題点を鑑み、電極近傍の電
離領域で発生した電荷を効率よく感光体表面に搬送する
ことができる電子写真装置の帯電器を提供するものであ
る。
離領域で発生した電荷を効率よく感光体表面に搬送する
ことができる電子写真装置の帯電器を提供するものであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の電子写真装置の帯電器は、感光体軸方向に
平行で少なくとも一つの頂点が前記感光体に対向してい
る三角柱の電極と、前記三角柱の電極を支持する誘電体
と、前記三角柱の電極に電圧を供給する電源という構成
を備えたものである。
めに本発明の電子写真装置の帯電器は、感光体軸方向に
平行で少なくとも一つの頂点が前記感光体に対向してい
る三角柱の電極と、前記三角柱の電極を支持する誘電体
と、前記三角柱の電極に電圧を供給する電源という構成
を備えたものである。
【００１０】
【作用】本発明は上記した構成によって、電源から三角
柱の電極に電圧を供給する。これにより、三角柱の電極
の感光体表面に対向した頂点近傍において電離領域を生
じさせ電荷を発生させる。この電荷をその頂点を構成す
る面より生じる電気力線の作用により効率よく感光体表
面に電荷を搬送することとなる。
柱の電極に電圧を供給する。これにより、三角柱の電極
の感光体表面に対向した頂点近傍において電離領域を生
じさせ電荷を発生させる。この電荷をその頂点を構成す
る面より生じる電気力線の作用により効率よく感光体表
面に電荷を搬送することとなる。
【００１１】
【実施例】以下本発明の一実施例の電子写真装置の帯電
器について、図面を参照しながら説明する。
器について、図面を参照しながら説明する。
【００１２】図１は本発明の第１の実施例における電子
写真装置の帯電器の断面図を示すものである。図１にお
いて、１は三角柱の電極、２は誘電体、３は電圧を供給
するための電源、９は感光体である。また、ａは電離領
域、ｂは三角柱の電極１より生じる電気力線である。
写真装置の帯電器の断面図を示すものである。図１にお
いて、１は三角柱の電極、２は誘電体、３は電圧を供給
するための電源、９は感光体である。また、ａは電離領
域、ｂは三角柱の電極１より生じる電気力線である。
【００１３】以上のように構成された電子写真装置の帯
電器について、以下図１を用いてその動作を説明する。
電器について、以下図１を用いてその動作を説明する。
【００１４】まず、三角柱の電極１に電源３より電圧を
供給すると、電極１の感光体表面に対向した頂点近傍に
おいて電離領域ａが生じ電荷が発生する。それと同時に
その頂点を構成する面より生じる電気力線ｂの作用によ
り感光体９表面に電荷を搬送することができるのであ
る。
供給すると、電極１の感光体表面に対向した頂点近傍に
おいて電離領域ａが生じ電荷が発生する。それと同時に
その頂点を構成する面より生じる電気力線ｂの作用によ
り感光体９表面に電荷を搬送することができるのであ
る。
【００１５】以上のように本実施例によれば、感光体軸
方向に平行で少なくとも一つの頂点が前記感光体に対向
している三角柱の電極と、前記電極を支持する誘電体
と、前記電極に電圧を供給する電源とを設けることによ
り、効率よく電荷を感光体表面に搬送し、感光体表面を
帯電させることができる。
方向に平行で少なくとも一つの頂点が前記感光体に対向
している三角柱の電極と、前記電極を支持する誘電体
と、前記電極に電圧を供給する電源とを設けることによ
り、効率よく電荷を感光体表面に搬送し、感光体表面を
帯電させることができる。
【００１６】以下本発明の第２の実施例について図面を
参照しながら説明する。図２は本発明の第２の実施例を
示す電子写真装置の帯電器の断面図である。
参照しながら説明する。図２は本発明の第２の実施例を
示す電子写真装置の帯電器の断面図である。
【００１７】同図において、１は三角柱の電極、２は誘
電体で、３は電圧を供給するための電源で、以上は図１
の構成と同様なものである。図１と異なるのは三角柱の
電極１を複数個設け、個々の電極に異なる電圧を供給す
る点である。
電体で、３は電圧を供給するための電源で、以上は図１
の構成と同様なものである。図１と異なるのは三角柱の
電極１を複数個設け、個々の電極に異なる電圧を供給す
る点である。
【００１８】以上のように構成された電子写真装置の帯
電器について、以下その動作を説明する。複数個の三角
柱の電極１のうち中央部に配設された電極に供給される
電圧が高くなるように個々の電極に異なる電圧を供給す
る。中央部の電極の感光体９表面に対向した頂点近傍に
おいて電離領域ａが生じ電荷が発生する。それと同時に
その頂点を構成する面及び周辺の三角柱の電極１により
生じる電気力線ｂの作用により感光体９表面に電荷を広
範囲に搬送することができる。
電器について、以下その動作を説明する。複数個の三角
柱の電極１のうち中央部に配設された電極に供給される
電圧が高くなるように個々の電極に異なる電圧を供給す
る。中央部の電極の感光体９表面に対向した頂点近傍に
おいて電離領域ａが生じ電荷が発生する。それと同時に
その頂点を構成する面及び周辺の三角柱の電極１により
生じる電気力線ｂの作用により感光体９表面に電荷を広
範囲に搬送することができる。
【００１９】以上のように、三角柱の電極を複数個設け
ることにより、電荷を広範囲に効率よく搬送することで
感光体を均一に帯電できる。
ることにより、電荷を広範囲に効率よく搬送することで
感光体を均一に帯電できる。
【００２０】
【発明の効果】 感光体軸方向に平行で少なくとも一つ
の頂点が前記感光体に対向している三角柱の電極と、前
記三角柱の電極を支持する誘電体と、前記三角柱の電極
に電圧を供給する電源とを設けることにより、発生した
電荷を効率よく感光体に搬送し帯電させることができ
る。
の頂点が前記感光体に対向している三角柱の電極と、前
記三角柱の電極を支持する誘電体と、前記三角柱の電極
に電圧を供給する電源とを設けることにより、発生した
電荷を効率よく感光体に搬送し帯電させることができ
る。
【図１】本発明の第１の実施例における電子写真の帯電
器の断面図である。
器の断面図である。
【図２】本発明の第２の実施例における電子写真の帯電
器の断面図である。
器の断面図である。
【図３】従来のスコロトロンの断面図である。
１ 三角柱の電極 ２ 誘電体 ３ 電源 ４ 電離領域 ９ 感光体 ３１ ワイヤ電極 ３２ ケース ３３ グリッド
Claims (2)
- 【請求項１】 感光体軸方向に平行で少なくとも一つの
頂点が前記感光体に対向している三角柱の電極と、前記
三角柱の電極を支持する誘電体と、前記三角柱の電極に
電圧を供給する電源とを備えたことを特徴とする電子写
真装置の帯電器。 - 【請求項２】 三角柱の電極を複数配設し、前記複数の
三角柱の個々の電極に異なる電圧を供給することを特徴
とする請求項１記載の電子写真装置の帯電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5027792A JPH05249807A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電子写真装置の帯電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5027792A JPH05249807A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電子写真装置の帯電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05249807A true JPH05249807A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12854446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5027792A Pending JPH05249807A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電子写真装置の帯電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05249807A (ja) |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP5027792A patent/JPH05249807A/ja active Pending
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