JPH0524973U - 揺動板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置 - Google Patents

揺動板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置

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JPH0524973U
JPH0524973U JP7999791U JP7999791U JPH0524973U JP H0524973 U JPH0524973 U JP H0524973U JP 7999791 U JP7999791 U JP 7999791U JP 7999791 U JP7999791 U JP 7999791U JP H0524973 U JPH0524973 U JP H0524973U
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control valve
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克彦 新井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出圧が異常に高くなったときに生じるコン
トロールバルブの変形や破損を防ぐ。 【構成】 吸入室15と揺動板50が収容されたクラン
ク室6とを連通させる連通路16を設け、その連通路1
6の途中にバルブチャンバ18を設け、吸入圧Psが所
定値以上のとき連通路16を閉じ、吸入圧Psが所定値
以下のとき連通路16を開くコントロールバルブ19を
バルブチャンバ18に配設し、吐出室10から吐出ガス
が導入される高圧チャンバ22をバルブチャンバ18に
隣接配置してコントロールバルブ19の後端面に吐出圧
Pdを加えるようにした揺動板式圧縮機のコントロール
バルブ変形防止装置において、高圧チャンバ22を吸入
室15に近接配置し、高圧チャンバ22と吸入室15と
を連通させる連通路26を設け、この連通路26の途中
にリリーフバルブ27を配設し、高圧チャンバ22の圧
力が所定値以上になったときに連通路26を開くように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、クランク室の圧力を調節するコントロールバルブの変形、破損を 防ぐ揺動板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の揺動板式圧縮機として、図7に示すように、吸入室15と揺動板が収容 されたクランク室6とを結ぶ連通路16を設け、その連通路16の途中にバルブ チャンバ18を設け、吸入圧Psが所定値以下のとき連通路16を閉じ、吸入圧 Psが所定値以上のとき連通路16を開くコントロールバルブ19をバルブチャ ンバに配設し、コントロールバルブによりクランク室6の圧力を調節して揺動板 の傾斜角を変化させるようにしたものがある(特開昭62−294782号公報 )。
【0003】 この揺動板式圧縮機においては、吐出室10に通じる高圧チャンバ22をバル ブチャンバ18に隣接配置し、高圧チャンバ22の吐出圧Pdをコントロールバ ルブ19の後端に加えて、コントロールバルブ19の設定圧力を調整するように している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、吐出室10の圧力Pdが異常に高くなった場合、コントロールバル ブ19のバルブケース21先端がバルブチャンバ18内壁に強く押しつけられ、 バルブケース21先端が変形、破損するという問題がある。
【0005】 この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は吐出圧が異常 に高くなることによるコントロールバルブの変形、破損を防ぐことができる揺動 板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するためこの考案は、吸入室と揺動板が収容されたクランク 室とを連通させる第1の連通路を設け、その連通路の途中にバルブチャンバを設 け、吸入圧が所定値以下のとき前記第1の連通路を閉じ、吸入圧が所定値以上の とき前記第1の連通路を開くコントロールバルブを前記バルブチャンバに配設し 、吐出室から吐出ガスが導入される高圧チャンバを前記バルブチャンバに隣接配 置して前記コントロールバルブの後端面に吐出圧を加えるようにした揺動板式圧 縮機のコントロールバルブ変形防止装置において、前記高圧チャンバを前記吸入 室に近接配置し、前記高圧チャンバと前記吸入室とを連通させる第2の連通路を 設け、この連通路の途中にリリーフバルブを配設し、前記高圧チャンバの圧力が 所定値以上になったときに前記第2の連通路を開くようにした。
【0007】 また、前記コントロールバルブのバルブケースの後端にフランジを設け、この フランジが突き当たる突当部を前記バルブチャンバに設けるようにしてもよい。
【0008】
【作用】
前述のように高圧チャンバを吸入室に近接配置し、高圧チャンバと吸入室とを 連通させる第2の連通路を設け、この第2の連通路の途中にリリーフバルブを設 けたので、高圧チャンバ内の圧力が異常に高くなった場合、その圧力によりリリ ーフバルブが開き、第2の連通路を通じて高圧チャンバの吐出ガスが吸入室に逃 げ、高圧チャンバ内の圧力が下がる。
【0009】 また、コントロールバルブのバルブケースの後端にフランジを設け、このフラ ンジが突き当たる突当部をバルブチャンバに設けたので、高圧チャンバの圧力が 異常に高くなり、コントロールバルブ後端がその圧力を受けた場合、フランジが 突当部に突き当たっているから、バルブケース先端の受ける圧力が分散する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の各実施例を図面に基づき説明する。
【0011】 図3はこの考案の一実施例に係るコントロールバルブ変形防止装置を備えた可 変容量型揺動板式圧縮機の縦断面図であり、同図中1は圧縮機のハウジングで、 このハウジング1はシリンダブロック2と、このシリンダブロック2の一端面( 図中左端面)にバルブプレート3を介して気密に取り付けられたリヤヘッド4と 、前記シリンダブロック2の他端面(図中右端面)に気密に取り付けられたフロ ントヘッド5とからなる。前記ハウジング1の内部には、前記シリンダブロック 2のフロントヘッド5側端面と、このフロントヘッド5の内周面及び内端面とに よってクランク室6が画成されている。前記シリンダブロック2には、前記ハウ ジング1の略中心線上に沿って配設されたシャフト7を中心として且つその軸線 をシャフト7のそれと平行にして、周方向に所定間隔を存して複数個のシリンダ 8が配設され、これらの各シリンダ8内には、ピストン9がそれぞれ摺動自在に 嵌装されている。
【0012】 前記リヤヘッド4の一端面(図中左端面)には、圧縮された冷媒ガスが吐出す る吐出口4aが穿設されている。前記リヤヘッド4の内部の略中央部には吐出室 10が形成され、吐出室10は隔壁11により、第1室101と第2室102とに 仕切られており、隔壁11に穿設された絞り孔11aを介して、これら第1室1 01と第2室102とが互いに連通されている。前記バルブプレート3には、前記 シリンダ8と第1室101とに連通する吐出ポート3aが穿設されており、この 吐出ポート3aは、前記第1室101、絞り孔11a及び第2室102を順次介し て、前記吐出口4aに連通している。前記吐出ポート3aは吐出弁12にて開閉 され、吐出弁12は前記バルブプレート3のリヤヘッド4側に弁押え13ととも にボルト14により固定され、ボルト14は前記バルブプレート3の中心孔3b を介して前記シリンダブロック2の雌ねじ2aに螺合されている。
【0013】 前記吐出室10の外周側には吸入室15が形成され、この吸入室15は前記バ ルブプレート3に穿設された吸入ポート3cを介して、前記シリンダ8に連通さ れている。前記吸入ポート3cは吸入弁17にて開閉されるもので、吸入弁17 は前記バルブプレート3のシリンダブロック2側に取り付けられている。
【0014】 前記吸入室15は図示しない吸入口を介して図示しない空気調和装置のエバポ レータの出口に、また、前記吐出室10は前記吐出口4aを介して図示しないコ ンデンサの入口にそれぞれ接続されている。
【0015】 また、前記シリンダブロック2には吸入室15とクランク室6とを連通する連 通路16が設けてあり、この連通路16の途中にはバルブチャンバ18が設けら れ、バルブチャンバ18内にはコントロールバルブ19が収容されている。
【0016】 前記コントロールバルブ19は、図1に示すように、弁本体20とこの弁本体 20を収容するバルブケース21とからなる。弁本体20は、弁体20aと、吸 入圧Psに応じて伸縮する低圧側ベローズ部(図示せず)と、吐出圧Pdに応じ て伸縮する高圧側ベローズ部(図示せず)とを一連に結合してなる。
【0017】 バルブケース21はアルミニウムでできた円筒であり、バルブケース21の先 端面には弁体20aを逃がす逃がし孔21aが設けられ、バルブケース21の後 端面はリヤヘッド4のシリンダブロック側端面に設けた高圧チャンバ22内に開 口している。バルブケース21の先端部には周方向に沿って一定間隔おきに通孔 21bが設けられている。バルブケース21は高圧チャンバ22内に収容したコ イルばね23によって図1右方向に付勢され、バルブケース21の開口縁はガス ケット24を介してバルブチャンバ18の内壁に当接している。
【0018】 高圧チャンバ22は、連通路25を介して吐出室10に連通しているとともに 、連通路26を介して吸入室15に連通している(図2)。連通路26の途中に はリリーフバルブ27が配設されている。このリリーフバルブ27は、連通路2 6を開閉するボール27aと、このボール27aを閉弁方向に付勢するコイルば ね27bとからなる。
【0019】 前記シャフト7のフロントヘッド5側外周面にはシャフト7の回転を揺動板取 付部材39に伝達する回転保持部材40が嵌着され、回転保持部材40はスラス ト軸受41を介して前記フロントヘッド5に支承されている。前記回転保持部材 40と揺動板取付部材39の互いの対向面の下側部相互間は、リンクアーム42 を介して回動自在に連結されている。即ち、リンクアーム42の一端は、ピン4 3により前記回転保持部材40の一側面の下側部に回動自在に、他端はピン44 により前記揺動板取付部材39の一側面の下側部に回動自在にそれぞれ連結され ている。
【0020】 前記揺動板取付部材39の中心孔39aは、前記シャフト7の外周に遊嵌され 且つシャフト7の軸線方向の略中間部外周に軸線方向に摺動可能に嵌装されたヒ ンジボール45の外周に摺接している。ヒンジボール45と回転保持部材40と の間のシャフト7の外周には、バネ46が介装されており、バネ46により前記 ヒンジボール45がシリンダブロック2側に付勢されている。また、前記ヒンジ ボール45よりシリンダブロック2側のシャフト7にはストッパ47が突設され 、ストッパ47とヒンジボール45との間の駆動軸7の外周には、複数個の皿バ ネ48及びコイルバネ49が順次介装され、これらのバネ48,49により、前 記ヒンジボール45がフロントヘッド5側に付勢されている。
【0021】 前記揺動板取付部材39には揺動板50が回転自在に設けられている。揺動板 50のピストン9と対向する先端部50aと、ピストン9とは、両端部にボール 51a、51bをそれぞれ有するピストンロッド51によって互いに回動自在に 連結されている。前記ピストン9は揺動板50の揺動運動に伴いピストンロッド 51によってシリンダ8内を軸方向に往復摺動し、冷媒ガスの吸入、圧縮作用を 行なうようになっている。
【0022】 前記揺動板50には、その中心部付近から外端部にかけてリストラントピン5 2が1個設けられ、リストラントピン52の外端部付近の外周には、スリッパ5 3が回転自在に設けられている。
【0023】 前記ハウジング1のスリッパ53が対向する内周面には、シリンダブロック2 のフロントヘッド5側端面からフロントヘッド5の内周面に亘って且つ前記駆動 軸7の軸方向に沿って2枚の案内板54が設けられ、前記リストラントピン52 及びスリッパ53は前記2枚の案内板54相互間に形成される溝に沿って動くよ うになっている。従って、揺動板50は前記案内板54によってシャフト7の円 周方向の動きを拘束され、シャフト7の軸方向に沿って前記ヒンジボール45を 支点として揺動運動を行なうようになっている。
【0024】 次に上記構成のこの実施例の揺動板式圧縮機の作動を説明する。
【0025】 図示しない車載エンジンの回転動力がシャフト7に伝達されると、シャフト7 は回転保持部材40及び揺動板取付部材39と共に回転する。この回転に伴い揺 動板50は、ヒンジボール45を支点として揺動する。クランク室6の圧力Pw に応じてシャフト7の軸線に対する揺動板50の傾斜角が変化し、傾斜角の変化 に伴いピストン9に与えるストローク運動量が変化することにより吐出容量が変 化する。即ち、クランク室6内の圧力Pwが減少するのに伴い揺動板50の傾斜 角は増加し、これに伴いピストン9のストローク運動量も増加して吐出容量が増 加する。また、逆にクランク室6内の圧力Pwが増加するのに伴い揺動板50の 傾斜角は減少し、これに伴いピストン9のストローク運動量も減少して吐出容量 が減少する。
【0026】 コントロールバルブ18が開くと、クランク室6内の圧力Pwが連通路16を 介して吸入室15内へリークするため、クランク室6内の圧力Pwが減少する。 クランク室6内の圧力Pwの減少に伴い揺動板50の傾斜角が増加し、これに伴 いピストン9のストローク運動量も増加して、吐出容量が増加する。
【0027】 これに対し、コントロールバルブ18が閉じると、クランク室6内の圧力Pw が吸入室15側へリークしなくなり、ブローバイガスがクランク室6内に蓄積さ れることにより、クランク室6内の圧力Pwが増加し、揺動板50の傾斜角が減 少し、これによりピストン9のストローク運動量も減少して吐出容量が減少する 。
【0028】 吐出圧Pdが上がると、弁本体20の高圧ベローズ部が収縮して低圧ベローズ 部が伸張し、コントロールバルブ19の設定圧力が小さくなる。逆に、吐出圧P dが下がると、コントロールバルブ19の設定圧力が大きくなる。
【0029】 吐出圧Pdが異常に高くなった場合、コイルばね27bの付勢力に抗してボー ル27aが弁座から離れ、連通路26が開き、高圧チャンバ22内の高圧冷媒ガ スは吸入室15に素早く逃げる。その結果、高圧チャンバ22内の圧力が下がり 、バルブケース21の先端がバルブチャンバ18の内壁に強く押しつけられるこ とはなく、バルブケース21先端が変形、破損したりしない。
【0030】 なお、前記ボルト14は図5及び図6に示すように円盤状のバルブ押え13を 一体に有している。この点従来は図8及び図9に示すように吐出バルブ固定用の ボルト14やリベット60に、図10に示すように吐出バルブ12と同形状のバ ルブ押え61を装着していた。この実施例のボルト押え13によれば、吐出バル ブ12を締め付けるとき、吐出バルブ12とバルブ押え13とを重ね会わせる作 業が不要になり、組付性が向上する。
【0031】 図4はこの考案の他の実施例に係るコントロールバルブ変形防止装置を示す拡 大断面図である。バルブケース21の後端にはフランジ21cが設けられている 。バルブチャンバ18のリヤヘッド側開口縁に溝18aを設けて突当段部(突当 部)62を形成している。コイルばね23の付勢力により、フランジ21cは突 当段部62に当接し、バルブケース21の先端面はガスケット24を介してバル ブチャンバ18内壁に当接する。この実施例のコントロールバルブ変形防止装置 によれば、高圧チャンバ22の圧力が異常に上昇してコントロールバルブ後端が その圧力を受けた場合、バルブケース21の先端面がバルブチャンバ18の内壁 に押圧されると同時に、フランジ21cが突当段部61に押圧されるので、バル ブケース21先端面の受ける圧力が減少し、バルブケース先端面の変形、破損を 防ぐことができる。
【0032】
【考案の効果】
この考案の揺動板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置によれば、高圧 チャンバを吸入室に近接配置し、高圧チャンバと吸入室とを連通させる第2の連 通路を設け、この第2の連通路の途中にリリーフバルブを設けたので、高圧チャ ンバ内の圧力が異常に高くなった場合、その圧力によりリリーフバルブが開き、 第2の連通路を通じて高圧チャンバの吐出ガスを吸入室に素早く逃がし、高圧チ ャンバ内の圧力を下げることができる。したがって、高圧チャンバ内の圧力によ りコントロールバルブのバルブケースがバルブチャンバの内壁に強く押しつけら れることはなく、バルブケース先端が変形したり、破損したりしない。
【0033】 また、コントロールバルブのバルブケースの後端にフランジを設け、このフラ ンジが突き当たる突当部をバルブチャンバに設けたので、高圧チャンバの吐出圧 が異常に高くなり、コントロールバルブ後端がその圧力を受けた場合、フランジ が突当部に突き当たっているから、バルブケース先端の受ける圧力が分散し、そ の結果バルブケース先端が変形したり、破損したりしない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案の一実施例に係るコントロール
バルブ変形防止構造を示す断面図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図3はコントロールバルブ変形防止構造を備え
た揺動板式圧縮機である。
【図4】図4はこの考案の他の実施例に係るコントロー
ルバルブ変形防止構造を示す断面図である。
【図5】図5は吐出バルブ固定用のボルトを示す断面図
である。
【図6】図6は吐出バルブ固定用のボルトの平面図であ
る。
【図7】図7は従来のコントロールバルブを示す断面図
である。
【図8】図8は従来の吐出バルブ固定用のボルトとバル
ブ押えとを示す断面図である。
【図9】図9は従来の吐出バルブ固定用のリベットとバ
ルブ押えとを示す断面図である。
【図10】図10は従来のバルブ押えを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
6 クランク室 10 吐出室 15 吸入室 16 連通路(第1の連通路) 18 バルブチャンバ 19 コントロールバルブ 22 高圧チャンバ 26 連通路(第2の連通路) 27 リリーフバルブ 50 揺動板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入室と揺動板が収容されたクランク室
    とを連通させる第1の連通路を設け、その連通路の途中
    にバルブチャンバを設け、吸入圧が所定値以下のとき前
    記第1の連通路を閉じ、吸入圧が所定値以上のとき前記
    第1の連通路を開くコントロールバルブを前記バルブチ
    ャンバに配設し、吐出室から吐出ガスが導入される高圧
    チャンバを前記バルブチャンバに隣接配置して前記コン
    トロールバルブの後端面に吐出圧を加えるようにした揺
    動板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置におい
    て、前記高圧チャンバを前記吸入室に近接配置し、前記
    高圧チャンバと前記吸入室とを連通させる第2の連通路
    を設け、この連通路の途中にリリーフバルブを配設し、
    前記高圧チャンバの圧力が所定値以上になったときに前
    記第2の連通路を開くようにしたことを特徴とする揺動
    板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置。
  2. 【請求項2】 吸入室と揺動板が収容されたクランク室
    とを連通させる第1の連通路を設け、その連通路の途中
    にバルブチャンバを設け、吸入圧が所定値以下のとき前
    記第1の連通路を閉じ、吸入圧が所定値以上のとき前記
    第1の連通路を開くコントロールバルブを前記バルブチ
    ャンバに配設し、吐出室から吐出ガスが導入される高圧
    チャンバを前記バルブチャンバに隣接配置して前記コン
    トロールバルブの後端面に吐出圧を加えるようにした揺
    動板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置におい
    て、前記コントロールバルブのバルブケースの後端にフ
    ランジを設け、このフランジが突き当たる突当部を前記
    バルブチャンバに設けたことを特徴とする揺動板式圧縮
    機のコントロールバルブ変形防止装置。
JP7999791U 1991-09-05 1991-09-05 揺動板式圧縮機のコントロールバルブ変形防止装置 Pending JPH0524973U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11201033A (ja) * 1998-01-12 1999-07-27 Sanden Corp 斜板式圧縮機
JP2008291836A (ja) * 2007-04-26 2008-12-04 Anest Iwata Corp 気体多段昇圧装置

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