JPH0524956B2 - - Google Patents

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JPH0524956B2
JPH0524956B2 JP59133447A JP13344784A JPH0524956B2 JP H0524956 B2 JPH0524956 B2 JP H0524956B2 JP 59133447 A JP59133447 A JP 59133447A JP 13344784 A JP13344784 A JP 13344784A JP H0524956 B2 JPH0524956 B2 JP H0524956B2
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reactor
effluent
gasoline
stream
liquid
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JP59133447A
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Ooen Haatorii
Fuengu Hishaa Chungu
Sutanrii Raito Baanaado
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ExxonMobil Oil Corp
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Mobil Oil Corp
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Publication of JPH0524956B2 publication Critical patent/JPH0524956B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G50/00Production of liquid hydrocarbon mixtures from lower carbon number hydrocarbons, e.g. by oligomerisation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S203/06Reactor-distillation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はオレフイン類のより高級炭化水素類例
えばガソリン沸点範囲及び留出油沸点範囲燃料へ
の転化方法に関する。 〔従来技術〕 改善された炭化水素接触転化方法は例えばC5
+ガソリン及びデイーゼル燃料を製造するために
低級オレフイン類に富んだ石油精製流のようなオ
レフイン質装入原料を利用することに関心を持た
せるようにした。ZSM−5型ゼオライト触媒研
究に由来する基本的研究に加えて、多数の知見が
モービル・オレフインズ−トウ−ガソリン/デイ
ステイレート〔Mobil Olefins−to−gasoline/
Distillate(MOGD)〕方法(オレフイン原料/ガ
ソリン及び留出油生成物法)として既知であるよ
うな新しい工業的方法の発達に寄与した。
MOGD法は低級オレフイン類、特にC2〜C5アル
ケン類を含有する石油精製流を利用するための環
境保全上許容できる技術として重要であり、慣用
のアルキル化装置に取つて代ることができる。米
国特許第3960978号及び第4021502号明細書には酸
度を制御した結晶性ゼオライト上でのC2〜C5
レフイン類単独あるいはパラフイン質成分との混
合物より高沸点成分への転化方法が記載されてい
る。MOGD法装置に関する改善された操作技法
は米国特許第4150062号、同第4211640号及び同第
4227992号明細書に記載されている。 低級オレフイン類特にプロペン及びブテン類の
HZSM−5上での転化は穏やかな加熱及び加圧
条件下で効果がある。転化生成物は液体燃料特に
C5+脂肪族質炭化水素類及び芳香族質炭化水素
類として得られるものである。オレフイン質ガソ
リンがMOGD法により好収率で製造され、有用
な生成物として回収されるか、あるいは留出油沸
点範囲生成物へ更に転化するために反応器へリサ
イクルされる。 既知のオリゴマー化触媒を用いるエチレンの相
対的に低い反応性の結果として(HZSM−5で
約10〜20%の転化率)、装入原料中の多量のエチ
レン質成分を完全に転化するように設計された留
出油生成型反応装置は他の低級オレフイン類を転
化するための類似の反応装置より非常に大きな寸
法を必要とする。反応装置流出流中のエチレンの
多量割合量をリサイクルすれば装置寸法を非常に
増大させる結果となる。これとは異なつてプロペ
ン及びブテンは留出油生成型操作において使用す
る高圧及び中温接触転化条件下において1回の通
過で75〜95%あるいはそれ以上の転化率で効率的
に転化される。 〔発明の構成〕 本発明はC2〜C4オレフイン質装入原料を使用
するオレフイン類の留出油への転化方法(オレフ
イン原料/留出油生成物)が装入原料予備精留工
程と組み合わせることができるという観察に基ず
くものである;この方法においてC3+オレフイ
ン質成分は留出油沸点範囲生成物へ接触転化で
き、またエチレンはポリマー製造あるいは他の工
業的操作に使用するために経済的に回収される。 本発明はエチレン及びC3+オレフイン類含有
オレフイン質装入原料のより重質な液体炭化水素
生成物への転化方法において、 (a) 前記オレフイン質装入原料を予備精留し、エ
チレンに富んだガス状流及びC3+オレフイン
類含有液体流を回収し; (b) 工程(a)からの液体流を気化し、得られた蒸気
とオリゴマー化触媒とを少なくとも1つの発熱
性反応帯域で接触させて留出油、ガソリン及び
より軽質な炭化水素類を含有するより重質な炭
化水素流出流を回収し; (c) 工程(b)からの前記流出流を冷却及び精留し、
留出油、ガソリン及び軽質な炭化水素類を別々
に回収し;且つ (d) 工程(c)において液体収着剤流として回収した
ガソリンの少なくとも1部分を予備精留工程(a)
にリサイクルすることを特徴とするエチレン及
びC3+オレフイン類含有オレフイン質装入原
料のより重質液体炭化水素生成物への転化方法
を提供するにある。 本発明の好適な1面によれば本発明方法は工程
(b)における発熱性反応帯域からの熱流出流を予備
精留工程(a)のC3+オレフイン類含有液体流の少
なくとも1部分とリボイラー循環路(リボイラー
ループ)中で間接熱交換をする付加工程(e)を含
む。 以下に詳細に記述する本発明の予備精留工程(a)
は別に同時特許出願の客体である。 本発明方法用オレフイン質装入原料はガス分離
装置、C2+炭化水素類のクラツキング、石炭副
生成物、アルコール転化及び種々の合成燃料製造
流のような、化石燃料製造流をも含めた種々の給
源から得ることができる。例えば軽油の流動床接
触クラツキングからのオレフイン質流出流は
MOGD法による発熱性転化反応のために適した
オレフイン類、主にC3〜C4オレフイン類の貴重
な給源である。 代表的にはオレフイン質装入原料はモノアルケ
ン類の多量割合量を含有するC2〜C6脂肪族炭化
水素類より実質的になり、ズレン類及び他の有害
な物質は実質的に不在である。本発明方法は装入
原料として種々の揮発性低級オレフイン類を使用
でき、またC3+α−オレフイン類のオリゴマー
化はガソリンあるいは留出油製造のために好まし
い。オレフイン質装入原料はC3〜C5アルケン類
を50〜75モル%含有するものが好ましい。 オレフイン類原留流出油生成物法に含まれる反
応は酸性ZBM−5型ゼオライト触媒のような中
気孔シリケート質金属酸化物結晶性触媒の存在下
で行うことが好ましい。上述の物質は通常アルミ
ノシリケート類あるいはプロテクトシリケート類
と呼ばれるものである;しかし酸官能は四面体に
配位結合した他の金属酸化物成分、特にGa、B、
Fe及びCrによつて付与することができる。ZSM
−5のような商業的に入手できるアルミノシリケ
ート類を操作の具体化において使用することが好
ましい;しかし同様な気孔寸法及び酸官能を持つ
他のシリケート質触媒もまた使用できることを理
解されたい。 本発明方法に使用するために特に適当な触媒は
低級オレフイン類、特にプロペン及び1−ブテン
のより高沸点炭化水素類へのオリゴマー化に効果
的なものである。酸形ZSM−5型触媒特有の特
性はMOGD法装置に使用するために特に適当で
ある。本発明方法に使用するのに特に好適な触媒
はHZSM−5 65重量%及びアルミナ結合剤35
重量%よりなる1.5mm押出注形物質であり、該触
媒は約160〜200の酸クラツキング活性(α)を持
つ。 本発明方法に使用できるクラスのゼオライトは
約5Å(0.5mm)以上の気孔直径によつて特徴付
けられる;すなわち該ゼオライトは1個のメチル
枝分れ鎖を持つパラフイン類ならびにn−パラフ
イン類を収着することができ、且つ少くとも12の
シリカ/アルミナモル比を持つ。少なくとも約12
のシリカ/アルミナモル比を持つ上述のゼオライ
トが有用であるが、しかし少なくとも約30の、よ
り高いシリカ/アルミナ比を持つゼオライトを使
用することが好適である。いくつかのゼオライト
においてシリカ/アルミナモル比の上限は事実上
無限大となる;すなわち30000あるいはそれ以上
のシリカ/アルミナモル比となる。 このクラスのゼオライトはZSM−5、ZSM−
5/ZSM−11中間生成物、ZSM−11、ZSM−
12、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−38、ZSM−48
及び他の類似物質により例示される。上述のゼオ
ライト類は例えば米国特許第3702886号、米国再
発行特許第29948号、米国特許第4061724号、同第
4229424号、同第3709979号、同第3832449号、同
第4076842号、同第4016245号、同第4046859号及
び欧州特許出願EP−A−13640号明細書に記述さ
れている。 添加触媒に使用するゼオライト類は水素型であ
ることができ、また該触媒は希土類陽イオン成分
を含有するために塩基交換あるいは含浸すること
ができる。上述の希土類陽イオンはSm陽イオン、
Nd陽イオン、Pr陽イオン、Ce陽イオン及びLa陽
イオンを含む。塩基交換の後ゼオライトを燬焼す
ることが望ましい。 触媒と別個添加物との組成物は種々の方法で製
造することができる。上述の触媒及び別個添加物
との組成物は例えばペレツトあるいは押出成形物
のような粒子の形態で別々に製造することがで
き、また必要な割合で簡単に混合できる。個々の
成分粒子の粒径は非常に小さく、例えば流動床操
作において使用することが意図された場合には約
10〜150μmであり、また固定床操作に使用する
ためには1〜10mmの寸法であることができる。別
法として各成分を粉末形態で混合し、ペレツトあ
るいは押出成形物へ成形することにより個々のペ
レツトは実質的に必要な割合で両成分を含有する
ことができる。個々の添加組成物のゼオライト成
分を母材中に配合することが望ましい。母材は結
合剤として有用であり、多くのクラツキング方法
において遭偶する苛酷な温度、圧力及び空間速度
に対してより大きな抵抗力を触媒に与える。母材
は合成及び天然産物質例えば粘土類、シリカ及び
金属酸化物の1種または2種以上を含む。後者は
天然産物、あるいはシリカ及び金属酸化物の混合
物を含有するゼラチン状沈殿、ゾルあるいはゲル
の形態であつてもよい。しばしばゼオライトは天
然産粘土例えばベントナイト及びカオリンへ混合
される。 触媒の特に有利な形態はスチーム処理したゼオ
ライト結晶(例えばシリカ/アルミナ比70/1〜
500/1)/α−アルミナ1水和物を約2/1の
割合で混合し、得られた混合物を〓焼することに
よつて得られた約30〜40%、好ましくは約36%の
気孔割合を持つ直径1〜3mmの押出成形したペレ
ツトである。 示例のためにのみ示す図面について本発明方法
を以下に更に詳細に説明する。 図を参照すれば、第1図は石油精製に関する本
発明の全体の関係を記述したものである。種々の
オレフイン質及びパラフイン質軽質炭化水素流は
反応器あるいは精留二次的装置中に導入すること
ができる。流動床接触クラツキング(FCC)装
置流出流から得られたC2〜C4オレフイン類のよ
うなオレフイン類装入原料は本発明方法のための
エテン、プロペン及びブテン類に富んだ装入原料
として使用できる。予備精留塔(吸着精留塔)は
装入原料を比較的純粋なエテンガス生成物と大量
の吸着剤を含有するC3+液体とに分離する。
ZSM−5のような形状選択性触媒上で加温及び
加圧条件下で反応した後、反応装置流出流は精留
される。精留二次的装置は3種の主な液体生成物
流−LPG(主にC3〜C4アルケン類)、ガソリン沸
点範囲炭化水素類(C5〜165℃)及び留出油範囲
のより重質炭化水素類(165℃+)を生成するよ
うに設計されている。生成物精留装置からのオレ
フイン質ガソリン沸点範囲炭化水素類の全部ある
いは1部を適宜留出油範囲のより重質炭化水素類
へ更に転化するためにリサイクルできる。これは
リサイクルガソリンと予備精留工程中のC5+オ
レフイン装入原料とを加熱前に混合することによ
つて行われる。 MOGD法に使用するために適当な操作条件、
触媒及び装置は米国特許第3960978号、同第
4021502号及び同第4150062号明細書に記述されて
いる。オレフイン質ガソリンの水素化処理及びリ
サイクルは米国特許第4211640号明細書に記述さ
れている。オレフイン類のガソリン/留出油への
接触転化方法に関する他の適切な開示は米国特許
第4227992号及び米国特許出願第448834号明細書
に記述されている。 第2図に関して、オレフイン質装入原料を定常
流条件下で流体導入口1を通りプラントへ供給す
る。該オレフイン質装入原料を予備精留塔2中で
分離し、以下に詳細に説明するようにエチレンに
富んだスチーム流2E及びC3+装入原料成分を
含有する液体炭化水素流2Lを回収する。この液
体炭化水素流(C3+装入流)2Lをポンプ12
により加圧し、次に連続的に間接熱交換装置14
及び16及び炉20を通過することによつて加熱
し、反応装置容器31A,31B,31Cを含む
反応装置区域30内での接触転化のための温度に
する。 図示する反応装置区域30は3個の下降流式固
定床直列反応装置よりなり、該反応装置間は冷却
する熱交換装置43に接続している。個々の反応
装置の配置はどの反応器が反応装置容器31A,
31B,31Cのどの位置にあつてもよい。反応
装置容器31Aに位置する反応装置は最も老化し
た触媒を備え、反応装置容器31Cに位置する反
応装置は新鮮な再生された触媒を備える。冷却し
た反応器流出流は最初に脱ブタン塔40で精留さ
れ、低級脂肪族液体リサイクルを得て、次に脱ブ
タン装置残さをガソリン及び留出油生成物に分離
するだけではなく、また液体ガソリンリサイクル
も得られるスプリツター塔50で精留される。 ガソリンリサイクルは高品質留出油を製造する
ためのみならず個々の反応装置温度を30℃以下に
発熱昇温を制限するためにもまた必要である。リ
サイクル流速の変化は主としてオレフイン非含有
装入原料流速の正味の変化を補足するために意図
される。予熱の結果として液体リサイクルが反応
装置装入口に達するまでに液体リサイクルは実質
的に気化される。以下に操作の流れを詳細に記述
する。 オレフイン質ガソリンと混合した収着された
C3+オレフインをポンプ12により装置圧力ま
で加圧し、ポンプ58で装置圧力まで加圧したガ
ソリンリサイクルと混合する。混合流(C3+装
入原料+ガソリンリサイクル)を予熱し、該混合
流を反応装置区域30の反応装置容器31Aの反
応装置挿入口30Fへ送る。該混合流(反応装置
装入原料流と呼ぶ)を最初に間接熱交換装置14
中でスプリツター塔50流出流との熱交換により
予熱し(反応装置装入原料流/スプリツター塔残
さ熱交換)、次に間接熱交換装置16中で反応装
置容器31C中の反応装置からの流出流との熱交
換により予熱される(反応装置装入原料流/反応
装置流出流熱交換)。炉20において反応装置装
入原料流を反応装置容器31Aに必要な挿入口温
度へ加熱する。 反応が発熱性であるために、最初の2個の反応
装置容器31A,31B中の反応装置からの流出
流は脱ブタン塔40を部分的に再加熱することに
よつて後の2個の反応装置容器31B,31C中
の反応装置の挿入口で必要な温度へ冷却される。
温度制御は反応装置流出流の1部分が再沸器(リ
ボイラー)42を迂回することによつて行われ
る。予備精留塔(収着粘留塔)2の塔底留分の温
度制御条件下で再沸騰のためのエネルギーは反応
装置容器31C中の反応装置からの流出流の少な
くとも1部分により提供される。 予備精留塔2の塔底留分加熱後、反応装置流出
流は脱エタン塔残さ油61を再加熱し、次に脱ブ
タン塔40へ送られる。該脱ブタン塔40はコン
デンサー44中で脱ブタン塔塔頂油40Vを冷却
することによつて該塔頂油が完全に凝縮するよう
な圧力で操作される。脱ブタン塔塔頂油アキユム
レーター46からの液体は脱ブタン塔還流液47
及び脱エタン塔60への装入原料を生ずる。脱エ
タン塔60への装入原料はポンプ49により脱エ
タン塔圧力へ加圧された後脱エタン塔60へ送ら
れる。脱エタン塔アキユムレーター塔頂油65は
燃料ガス装置へ送られる。脱エタン塔アキユムレ
ーター液体64は脱エタン塔還流液となる。脱エ
タン塔残さ油流63(LPG生成物)は不飽和ガ
スプラントへ送られるか、あるいは他の方法で回
収される。 脱ブタン塔40からの脱ブタン塔残さ油41は
スプリツター塔50へ直接送られる。スプリツタ
ー塔50はC5+物質をC5−165℃ガソリン(塔頂
油液体生成物及びリサイクル)及び165℃+留出
油(残さ油生成物)へ分割する。スプリツター塔
塔頂油流52はスプリツター塔塔頂油コンデンサ
ー54中で全て凝縮される。スプリツター塔塔頂
油アキユムレーター56からの液体はリサイクル
のためのポンプ57により加圧された流れ制御条
件下スプリツター塔還流液50L、ガソリン生成
物50P及び前述のガソリンリサイクル50Rを
生ずる。ガソリン生成物50Pはガソリン生成物
冷却器59中で冷却した後、ガソリン溜へ送られ
る。スプリツター塔残さ油留分はポンプ58によ
り必要な圧力へ加圧され、次に間接熱交換装置1
4中で反応装置装入原料流を予熱する。最後に留
出油生成物50Dは該留出油生成物のセタン価を
改善するための水素化処理前に環境温度へ冷却さ
れる。 エネルギー保存の観点から燃焼式再沸器の使用
するのではなくて反応装置流出流を使用して脱ブ
タン塔40を再加熱することが好都合である。反
応装置容器31A,31Bからの流出流が循環す
る2個のU字管式熱交換装置43を備えるケツト
ル再沸器(再沸器)42は本発明装置の望ましい
特徴である。脱ブタン塔40の底部からの液体は
外側管に循環される。 第2図に説明した装置に使用する熱相互作用技
法はMOGD法装入原料及び流出流精留二次的装
置の操作の始動及び定常状態のための柔軟な操作
条件を提供する。反応装置装入原料を予熱した後
反応帯域流出流はスポンジ吸収塔残さ油と混合す
る前に予備精留塔液体残さ及び脱エタン塔を再加
熱し、脱ブタン塔へ入る。予備精留したオレフイ
ン質装入原料は留出油生成物により若干の予熱を
受けた後反応装置容器31A中の反応装置へ装入
され、また第3反応装置(反応装置容器31C中
の反応装置)流出流の温度に存在して、反応装置
装入原料は反応装置容器31A中の反応装置のた
めに必要な温度へ加熱される炉20に入る前に該
流出流により予熱を受けることができる。 最初の2個の反応装置(反応装置容器31A,
31B中の反応装置)からの流出流は脱ブタン塔
及びスプリツター塔生成物を再加熱することによ
つて最後の2個の反応装置(反応装置容器31
B,31C中反応装置)のための装入口温度へ冷
却される。反応装置挿入口温度の制御はガソリ
ン/留出油スプリツター塔用再沸器へ送られる第
1反応装置(反応装置容器31A中の反応装置)
流出流の量及び脱ブタン塔用再沸器へ送られる中
間反応装置(反応装置容器31B中の反応装置)
流出流の量を制御することによつて行われる。脱
ブタン塔用再沸器へ送られる第1反応器流出流の
量は脱ブタン塔底部温度によつて制御される温度
である。もし必要であればスプリツター塔生成物
へ送られる第1反応装置流出流区分は予熱用炉対
流帯域を通して送ることができる。 ガソリンリサイクルの望ましい品質及び速度を
得るために反応装置流出流の精留が必要である。
相分離装置では両液体リサイクルの品質標準及び
速度を満足するための反応装置流出流の厳密な分
離は得られない。例えばガソリンリサイクルは過
度に大量の留出油及び軽質炭化水素類を含有する
であろう。したがつて相分離装置が使用された場
合には液体リサイクルの厳密な制御が困難となる
であろう。 生成物精留塔40(脱ブタン塔)、50(スプ
リツター塔)及び60(脱エタン塔)は(棚段
塔)型構造あるいは充填塔型であつてもよい。ス
プリツター塔(スプリツター留出油塔)50は留
出油を有害にする残さ油の過度な高温を回避する
ために実質的に大気圧条件下で操作されることが
好ましい。上述の生成物精留塔及びその操作技法
は慣用の棚段塔構造、還流及び再沸器要素を持つ
た主要な上述の蒸溜塔40,50及び60の個々
について実質的に同様である。本発明装置の精留
塔系列の精留手順及び熱交換の特性は効率のよい
MOGD法装置に効果的にできて大きな経済的利
益を与える。 MOGD操作はガソリンリサイクル及び最適な
装置条件により最大限の留出油生成物を得るよう
に選択できる。留出油製造型の作業例はオレフイ
ン質装入原料として利用する留出油型操作のため
に与えられ、加圧した(約1200kPa)C3=(プロ
ピレン)/C4=(ブテン)の主要重量比 及び主要モル分率を含有することからなるオレフ
イン質原料を使用する。断熱発熱性オリゴマー化
反応条件は所望するように留出油収率あるいはガ
ソリン収率を増大するためにHZSM−5型触媒
を使用して高めた温度及び/または圧力で容易に
最適化される。空間速度及び最大発熱性温度上昇
のような特定の操作パラメーターは使用する特定
のオリゴマー化触媒、オレフイン質装入原料及び
所望の生成物分布により最適化される。 代表的な留出油型多帯域反応装置は反応帯域間
冷却を使用するものであり、それにより反応の発
熱は約190℃〜315℃の通常の中温範囲より過度に
高温となるのを防止するために注意深く制御され
る。 好都合な反応装置の最大温度差(△T)は約30
℃であり、空間速度(オレフイン質装入原料に基
づくLHSV)は約0.5〜1である。熱交換装置は
反応装置間の冷却を行い、流出流を精留温度へ低
下させる。1つまたはそれ以上の反応装置からの
反応装置熱流出流を精留塔流と熱交換して反応装
置からの発熱量の少くとも利用することによつて
液体炭化水素蒸留塔流を蒸発させることは
MOGD方法のエネルギー保存の重要な一面であ
る。適宜な熱交換装置は精留前に流出流から熱を
回収できる。リサイクル用導管からのガソリンは
ポンプで加圧され、装入原料中のオレフイン1モ
ル当り約1〜2のモル比で装入原料と混合するこ
とが好ましい。留出油型においては約4200〜
7000kPaの加圧条件下で操作することが好まし
い。 反応装置は個々の反応装置容器中に多数の下降
流式断熱性接触帯域を持つ。新鮮な装入原料の全
量当りの液体時間空間速度は約1LHSVである。
留出油型において、第1反応装置への装入圧力は
約4200kPaであり、オレフインの分圧は少なくと
も約1200kPaである。エテンのオレフイン転化率
50%、プロペンのオレフイン転化率95%、1−ブ
テンのオレフイン転化率85%及び1−ペンテンの
オレフイン転化率75%に基づいて、反応の発熱量
は転化したオレフイン1Kg当り1050KJ(キロジユ
ール)と算出された。上述の発熱量が個々の反応
装置触媒床中で均一に放出される場合、個々の反
応装置中の最大温度差(△T)は約30℃である。
留出油型においてガソリンのためのリサイクルモ
ル比は装入原料中のオレフイン類を基本として等
モルであり、またC3−C4リサイクルモル比は
0.5/1である。 予備精留等は主要量のC2−C4オレフイン類、
代表的にはエテン及びプロペンを個々に10〜50モ
ル%含有する揮発性炭化水素を分離するために適
応できる。以下に詳述する例において装入原料は
次のような揮発性脂肪族成分より実質的になる:
エテン24.5モル%、プロペン46モル%、プロパン
6.5モル%、1−ブテン15モル%・及び平均分子
量約42を持つブタン類8モル%、及びオレフイン
類85モル%以上。 ガソリン収着剤は少量のC4−C5アルカン及び
アルケンを含む約50〜165℃の通常のガソリン範
囲の沸点の脂肪族炭化水素混合物である。全ガソ
リン収着剤流/装入原料重量比は約3/1以上が
好ましい。しかし装入原料中のC3+オレフイン
質成分の含量は被収着剤/収着剤比のより好適な
尺度である。したがつて操作は装入原料中のC3
+炭化水素1モル当りガソリン約0.2〜10モルの
モル比で操作され、吸収剤/被収着剤モル比約
1/1〜1.5/1を使用する操作が最適である。 第3図に関して、オレフイン質装入原料は予備
精留塔(精留吸収着)2の段間に接続する液体導
入口(装入原料導入口)1を通り装置へ導入され
る。予備精留塔(精留収着塔)2中でガス状オレ
フイン質装入原料は垂直精留カラムの少なくとも
上部帯域で向流で操作される液体収着剤と接触す
る。現にこの装置はC2/C3+スプリツター塔で
ある。収着装置の設計及び吸着の単位操作は化学
技術技法により確立されており、カーク−オスマ
ー(Kirk−Othmer)著「エンサイクロペデイ
ア・オブ・ケミカル・テクノロジー
(Encyclopedia of Chemical Technology)」第
3版(1978)、第1巻53〜96頁に一般的に記述さ
れている。一般的な石油精製用語において収着剤
流は時にはリーンオイルとして知られている。 第3図に記載するように予備精留塔2(以下に
精留収着塔2という)は多数の接触帯域を持ち、
吸収熱は冷却用循環路2A,2B中にある中間ポ
ンプを経て除去される。液体ガソリン収着剤は上
部接触帯域2D上部の上部挿入口2Cを通つて精
留収着塔2に導入される。導入される液体収着剤
と上部ガス排出口から排出されるスプリツター塔
項のエチレンに富んだガス2Eとを混合し、この
多相混合物を精留収着塔2とスポンジ吸収塔3の
間に動作するように設置した相分離装置2Fへ送
ることが好ましい。次に相分離装置2Fからの液
体収着剤はプレート塔中で昇流するエチレンに富
んだ蒸気と向流的に接触するために上部挿入口
(上部液体挿入口)2Cへポンプを用いて送られ
る。上部接触帯域2Dの底部からの液体は冷却用
循環路2A中の熱交換装置へポンプを用いて送ら
れ、冷却され、精留収着塔中間接触帯域2Gより
上部へ戻され、再び冷却用循環路2Bで冷却さ
れ、装入原料導入口1の下方に設置された精留収
着塔低部接触帯域2Hより上部へ戻される。約
2100kPaの精留収着塔設計条件下で、冷却用循環
路2A,2B及び相分離装置2Fから精留収着塔
へ入る流れの液体温度を約40℃に維持することが
好ましい。低部接触帯域2Hでは更にオレフイン
に富んだ液体の精留が行われる。精留収着塔への
熱は該塔底部から液体を取り出し、この液体流を
再沸用循環路2Jを通して熱交換装置2K中で加
熱し、再加熱された塔底部液体流を低部接触帯域
2Hへ戻すことによつて供給される。 液体被収着物質/収着剤混合物(液体炭化水素
流)2Lを低部排出口を経て取り出し、オレフイ
ン類オリゴマー化装置の装入原料として使用す
る。精留収着塔から取出したエチレンに富んだ蒸
気は相分離装置2Fを経て導管3Aへ通す。 留出油リーンオイルは操作圧力条件下環境温度
あるいは穏やかに加温された温度(例えば40℃)
でスポンジ吸収塔3の頂部挿入口3Bへ装入さ
れ、多数段を提供するために十分な床の高さを持
つラシツピリングのような有孔充填材含有充填塔
の頂部に分散される。液体速度は低い;しかしス
ポンジ吸収塔はエチレンに富んだ流れから収着さ
れたC3+成分を留出油の重量の約25重量%収着
することを可能にする。該留出油に収着した流れ
は底部排出口3Cから回収される。被収着物質は
収着剤との混合物を精留することによつて回収で
き、回収した収着剤はリサイクルするかあるいは
他の操作に利用できることを理解されたい。高純
度エチレンがガス排出口3Dを経て本発明装置か
ら回収され、貯槽へ送られ、更に他の操作あるい
は他の生成物へ転化するために使用される。 第3図に示した精留収着塔2は棚段塔を使用す
るものであり、またスポンジ吸収塔3は充填塔を
使用するが、しかし精留収着装置各段においてラ
シツヒ・リング、くら型充填材あるいは他の有孔
質固体の充填床あるいは低圧力降下トレイ〔グリ
トシユ・グリツズ(Glitsch grids)〕を含む種々
の設計の蒸気−液体接触装置を精留装置として使
用することができる。精留装置の理論段数は装入
原料の組成、液体/蒸気(L/V)比、望ましい
回収量及び生成物の純度により決定される。以下
に詳述する例において、17理論段数が予備精留塔
(精留収着塔)に使用され、8理論段数がスポン
ジ吸収塔に使用され、精留収着塔の第7理論段と
第9理論段の間にオレフイン質装入原料が装入さ
れる。 〔実施例〕 以下に実施例(以下単に「例」と記載する)を
挙げて本発明を説明する。以下の例は上述の装入
原料を温度40℃、圧力2100kPaで精留収着塔の第
9理論段に供給することを基本とするものであ
る。ガソリン収着剤は温度85℃、圧力2150kPaで
供給され、また、留出油リーンオイルは温度40
℃、圧力2100kPaで供給される。精留収着塔の各
段での条件を第1表に示し、また例1(装入原料
中のオレフイン1モル当りガソリン2モル)のた
めのスポンジ吸収塔の条件を第2表に示す。
【表】
【表】
【表】 例 1〜9 上述の設計に基づいて、下記データは精留収着
塔2のガソリン収着剤の流速変化の効果及び対応
するスポンジオイル吸収塔3の留出油リーンオイ
ルの流速変化の効果を示すものである。精留収着
塔2及びスポンジオイル吸収塔3から回収したエ
チレン(C= 2)の回収率及び純度を示すデータを
第3表に記載する。
【表】 一般にリーンオイルの流速が増加するとエチレ
ン回収率は減少するが、一方純度は上昇する。精
留収着塔/スポンジ吸収塔を組み合わせるための
データは優秀な結果が少なくとも1/1(C3+炭
化水素を基準として)のガソリンモル比を用いて
得られることを示す。該条件下では98%以上の
C= 2回収率が得られるであろう。99モル%以上の
純度は少なくとも2/1のガソリンモル比を用い
て達成される。 C3+オレフイン被収着物質及びガソリンは直
接オリゴマー化工程へ装入され、また回収された
ガソリン及び留出油区分は精留収着塔装置へリサ
イクルされる。代表的なガソリン及び留出油収着
剤のための沸点範囲留分組成物を第4表に示す。
【表】
【表】 スポンジ吸収塔は図に示すように別の装置に構
築することができ、またこの操作はスポンジ吸収
塔が精留収着装置と一体構造をなすシエル型容器
中で行うことができる。別な一体構造においては
エチレンに富んだスポンジオイルを分離流として
上部接触帯域から回収するか、あるいは重質留出
油収着剤とガソリン収着剤とを降流させながら混
合し、精密留収着帯域の底部から取り出すことが
できる。 オレフイン質装入原料流、予備精留塔(精留収
着塔)の他の主な流れ及び反応装置装入原料の成
分を投入原料100重量部当りの重量部として第5
表に示す。
【表】 上述の例において装入原料から98%以上のエチ
レンが回収され、ガス生成物の純度を99.2モル%
からポリマー級へ上昇するために該ガス生成物を
更に処理する必要はほとんどなかつた。 石油の精製、あるいは化石燃料あるいは種々の
炭化水素質給源からの燃料類の製造においてオレ
フイン質混合物がしばしば製造される。例えばガ
ソリンあるいは留出油沸点範囲生成物を製造する
ために軽油のようなより重質な石油留分の分解に
おいて、エテン、プロペン、ブテン及び同族の脂
肪族炭化水素類を含有する軽質ガスが製造され
る。アルキル化、ポリマー化、オリゴマー化及び
LPG燃料製造のような他の操作のための装入原
料化学品として使用するために価値ある上述の副
生成物を回収する方法は既知である。エチレンは
ポリエチレン及び他のプラスチツクの製造におけ
る基礎材料として特に価値があり、エチレンの商
業的価値は燃料成分としてよりも化学工業のため
の先駆体として非常に高い。したがつて上述の用
途のために高純度でエチレンを分離することが望
ましい。 流動床接触クラツキング(FCC)装置の代表
的な副生成物はC2−C4オレフイン類に富んだオ
レフイン質流であり、通常低級アルカン類との混
合物である。エチレンはC2及びC3+留分を回収
するための極低温蒸留のような慣用の精留装置に
よつて上述のオレフイン質流から回収できるが、
しかし装置及び操作コストは高い。 エチレンを留出油及びガソリンへ転化しないい
くつかの理由がある。約75重量%程度の高い転化
率のために必要な高圧及び低空間速度は別の反応
装置及び少なくとも1個の付加的な塔を必要とす
るであろう。これは装置の資本コストの実質的な
増加である。プレピレン/ブチレン流を用いるエ
チレン転化率を生ずる。更にポリマー級エチレン
の量はエチレンを転化した場合に製造されるガソ
リン及び留出油より非常に高くすることができ
る。最後にエチレン転化反応装置及びプロピレ
ン/ブチレン転化反応装置を再生するための再生
帯域を組み込むことが困難である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の主要装置に関するフロー
シートを示す図であり、第2図は本発明方法の詳
細なフローシートを示す図であり、第3図は本発
明方法の予備精留工程のフローシートを示す図で
ある。 図中:1……流体導入口、2……予備精留塔
(精留収着塔)、2A……冷却用循環路(第1冷却
用循環路)、2B……冷却用循環路(第2冷却用
循環路)、2C……上部挿入口(上部液体挿入
口)、2D……上部接触帯域、2E……エチレン
に富んだ流れ、2F……相分離装置、2G……中
間接触帯域、2H……低部接触帯域、2J……再
沸用循環路、2K……熱交換装置、2L……液体
炭化水素流、3……スポンジ吸収塔(第2スポン
ジ吸収塔)、3A……導管、3B……頂部挿入口、
3C……底部排出口、3D……ガス排出口、12
……ポンプ、14……間接熱交換装置、16……
間接熱交換装置、20……炉、30……反応装置
区域、31A……反応装置容器、31B……反応
装置容器、31C……反応装置容器、40……脱
ブタン塔、40V……脱ブタン塔塔頂油、41…
…脱ブタン塔残さ油、42……再沸器(ケツトル
再沸器)、43……熱交換装置(U字管式熱交換
装置)、44……コンデンサー、46……アキユ
ムレーター、47……脱ブタン塔還流液、49…
…ポンプ、50……スプリツター塔、50D……
留出油生成物、50L……スプリツタ塔還流液、
50P……ガソリン生成物、50R……ガソリン
リサイクル、52……スプリツター塔塔頂油流、
54……スプリツター塔塔頂油コンデンサー、5
6……スプリツター塔塔頂油アキユムレーター、
57……ポンプ、58……ポンプ、59……ガソ
リン生成物冷却器、60……脱エタン塔、61…
…脱エタン塔残さ油、63……脱エタン塔残さ油
流(LPG生成物流)、64……脱エタン塔アキユ
ムレーター液体、65……脱エタン塔アキユムレ
ーター塔頂油、66……脱エタン塔アキユムレー
ター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エチレン及びC3+オレフイン類含有オレフ
    イン質装入原料のより重質な液体炭化水素生成物
    への転化方法において、 (a) 前記オレフイン質装入原料を予備精留し、エ
    チレンに富んだガス状流及びC3+オレフイン
    類含有液体流を回収し; (b) 工程(a)からの液体流を気化し、得られた蒸気
    とオリゴマー化触媒とを少なくとも1つの発熱
    性反応帯域で接触させ、留出油、ガソリン及び
    より軽質な炭化水素を含有するより重質な炭化
    水素流出流を回収し; (c) 工程(b)からの前記流出流を冷却及び精留し、
    留出油、ガソリン及び比較的軽質な炭化水素類
    を別々に回収し;且つ (d) 工程(c)において回収したガソリンの少なくと
    も1部分を予備精留工程(a)に液体収着剤として
    リサイクルすることを特徴とするエチレン及び
    C3+オレフイン類含有オレフイン質装入原料
    のより重質液体炭化水素生成物への転化方法。 2 工程(b)における発熱性反応帯域からの熱流出
    流を予備精留工程(a)のC3+オレフイン類含有液
    体流の少なくとも1部分とリボイラー循環路中で
    間接熱交換をする工程(e)を含む特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 C3+オレフイン類が工程(b)において直列固
    定床断熱反応装置中で加圧下及び190〜315℃の温
    度で且つ個々の反応装置中の最大温度上昇が30℃
    である条件下で反応し、個々の反応装置からの流
    出流を次の反応装置に入る前に冷却し、且つ少な
    くとも1個の反応装置からの流出流を工程(e)で液
    体予備精留流と熱交換して吸着した炭化水素を気
    化することからなる特許請求の範囲第2項記載の
    方法。 4 工程(b)からの反応装置熱流出流が軽質ガス、
    オレフイン質C5+ガソリン及び留出油沸点範囲
    炭化水素成分を含有し、前記流出流を工程(c)で精
    留して該成分に分離する特許請求の範囲第1項な
    いし第3項のいずれかに記載の方法。 5 液体予備精留流と熱交換した工程(b)からの熱
    流出流を軽質ガス脱エタン塔を再加熱するために
    使用する特許請求の範囲第2項ないし第4項のい
    ずれかに記載の方法。 6 オリゴマー化触媒が酸性ZSM−5型ゼオラ
    イトを含有する特許請求の範囲第1項ないし第5
    項のいずれかに記載の方法。
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