JPH05249403A - 光ビーム走査装置 - Google Patents

光ビーム走査装置

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JPH05249403A
JPH05249403A JP4886492A JP4886492A JPH05249403A JP H05249403 A JPH05249403 A JP H05249403A JP 4886492 A JP4886492 A JP 4886492A JP 4886492 A JP4886492 A JP 4886492A JP H05249403 A JPH05249403 A JP H05249403A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホログラムを用いた光ビーム走査装置におい
て、光源の波長変動がある場合でも、走査ビームの結像
特性、湾曲性および等速性を高精度に維持でき、信頼性
の向上が図れると共に、コストダウンが可能になる光ビ
ーム走査装置を実現する。 【構成】 前置のホログラム2、回転ホログラムディス
ク1および後置のホログラム3を有する構成とする。回
転ホログラムディスク1のデイスク面にはその周方向に
複数のホログラム6が配設されている。更に、走査面と
なる感光体ドラム9の像面における走査メリジオナル面
において、前置のホログラム2により回折される第1回
折光12の回折方向と、ホログラム6により回折される
第2回折光13の回折方向が逆方向が逆で、かつ後置ホ
ログラム3の回折方向を、前置ホログラム2と回転ホロ
グラムディスク1の空間周波数の小さい方の回折方向と
同じ方向とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホログラムを用いたホ
ログラムスキャナ等の光ビーム走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンタ等に用いられる光ビー
ム走査装置の一例として、ホログラムスキャナがある。
この種のホログラムスキャナは、例えば感光体ドラム等
の走査面上で光走査するための光ビーム偏光手段として
回転ホログラムディスクを備えている。
【0003】このような回転ホログラムディスクは、デ
ィスク基板上に複数のホログラムがその円周方向に沿っ
て配列形成されており、モータ等の駆動手段により所定
速度で回転するように構成されている。以下にその動作
の概略を説明する。
【0004】回転ホログラムディスクに形成されたホロ
グラムに、半導体レーザ等の光源からの光ビームが入射
すると、該ホログラムの回折機能により、入射光ビーム
は偏向され、これにより回折光が生成される。続いて、
この回折光は、回転ホログラムディスクの回転動作に伴
って所定位置に配置された走査面上で走査され、所定の
走査線が形成される。
【0005】また、このようなホログラムには、上記の
回折機能の他に、回折光ビームを走査面において結像さ
せるための収束機能や、回折光ビームを走査面において
等速走査させるためのfθ補正機能等も併せて持たせる
ことができるので、ホログラムを備えた光ビーム走査装
置は、偏光手段としてポリゴンミラー等を用いた光走査
装置等に比べて、装置構成の小型化、薄型化およびコス
トダウンを図る上で有利であるとされている。
【0006】この種のホログラムスキャナの従来例とし
て、ホログラムを1個用いたもの、あるいは2個用いた
ものが数多く報告されている。この内、回転ホログラム
ディスクのみにホログラムを備えたホログラムスキャナ
の一例として、「Holographic disk
scanners for bow−free sca
nning」(APPLIED OPTICS/Vo
l.22,No.14/15 JULY 1983)、
及び「レーザプリンタ用ホログラムスキャナ」(RIC
HO TECHNICAL REPORT/No.10
/DECEMBER 1983)等がある。
【0007】また、ホログラム2個を用いたホログラム
スキャナの一例として、上記同様の回転ホログラムディ
スクと、該回転ホログラムディスクの前方(光源方向前
方)に固定配置された前置ホログラムとで構成されたも
のがある。このようなホログラムスキャナとしては、特
公平2−47726号公報、特開昭62−234118
号公報等で提案されたものがある。
【0008】更には、他の例として、回転ホログラムデ
ィスクの後方に固定の後置ホログラムを配置した構成を
とるホログラムスキャナがあり、例えば、開昭60−1
1817号公報で提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホログラム
スキャナのような光ビーム走査装置においては、一般に
走査ビームを十分小さく走査面上に結像させること、走
査ビームの湾曲性を小さくすることおよび走査ビームを
等速走査することが要求されている。
【0010】ここで、ホログラムスキャナは、上記のよ
うに光の回折現象を利用して光ビームの走査を行うもの
であるため、下記式で示されるように、その回折角は
ホログラムに入射する光ビームの波長に大きく依存す
る。
【0011】Sinα+Sinβ=n・λ/d… 但し、α:入射角 β:出射角 n:回折次数 λ:波長 d:ホログラムの格子ピッチ である。
【0012】従って、光源における波長変動により光ビ
ームの波長が変化すると、回折光ビームの偏向角(回折
角)が変化し、走査面上における結像位置が所定位置か
ら外れ、走査線が湾曲したり、像高さのずれを生じたり
する不具合が発生する。
【0013】ここで、ホログラムスキャナにおいて通常
用いられる半導体レーザ等の光源は、環境温度等の変化
や使用状態、使用条件等に起因して、多かれ少なかれ波
長変動を生じる。特に、半導体レーザにあっては、その
温度特性や駆動条件が要因となって発振波長が無視でき
ない程に変化する場合がある。従って、ホログラムスキ
ャナは、他のポリゴンミラー等を用いた光ビーム走査装
置に比べると、更に光源の波長変動に対する光走査の安
定性が要求される。
【0014】上記のようにホログラムを1個用いる構成
のホログラムスキャナにおいては、走査ビームの湾曲性
と等速性を同時に満足することが困難であるばかりでな
く、光源における波長変動がわずかに生じた場合でも、
主走査方向及び副走査方向の結像位置が大きく変動して
しまうという問題がある。
【0015】また、前置ホログラムと回転ホログラムデ
ィスクで構成されるホログラムスキャナの場合は、前述
の波長変動にともなう副走査方向の結像位置の変動はか
なり緩和されるものの、主走査方向の結像位置の変動は
緩和されない。また、走査ビームの湾曲性と等速性を同
時に満足することは困難であり、例えば、等速走査を行
わせるためにfθレンズ等の高価な結像レンズ系が別途
必要になり、装置構成が大型化すると共に、コストアッ
プにつながるという問題点がある。
【0016】更に、回転ホログラムディスクと後置ホロ
グラムで構成されるホログラムスキャナの場合は、後置
ホログラムにより光ビームの等速走査が可能となり、f
θレンズ等の高価な結像レンズ系がなくても走査ビーム
の結像特性、湾曲性および等速性を同時に満足できる。
しかるに、光源の波長変動にともなう結像位置の変動と
いった問題は十分には解消されない。
【0017】また、特開昭60−11817号公報に記
載のホログラムスキャナの場合は、後置ホログラムの作
製波の一方、あるいは両方ともに球面収差を有すること
が必要であり、ホログラム作製時の露出光学配置の設定
に特別の配慮が必要になるといった新たな問題がある。
【0018】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するものであり、光源の波長変動がある場合でも走
査ビームの結像特性、湾曲性、等速性を良好に維持で
き、かつ製作性の向上が図れ、コストダウンが可能にな
る光ビーム走査装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の光ビーム走査装
置は、走査面上を光走査する光ビーム走査装置におい
て、光源からの光ビームを回折して第1回折光ビームを
生成する前置ホログラムと、該第1回折光ビームを更に
回折して第2回折光ビームを生成する複数のホログラム
が回転可能になったディスク面の周方向に複数配設され
た回転ホログラムディスクと、該第2回折光ビームを更
に回折して第3回折光ビームを生成する後置ホログラム
とを具備し、該走査面上の走査中央メリジオナル断面に
おける該第1回折光ビームの回折方向と、該第2回折光
ビームの回折方向とが逆方向になるように該前置ホログ
ラムと、該回転ホログラムディスクの該ホログラムの回
折角を設定し、かつ該後置ホログラムの回折方向を、該
前置ホログラムと該回転ホログラムディスクの空間周波
数の小さい方の回折方向と同じ方向に設定しており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0020】また、本発明の光ビーム走査装置は、走査
面上を光走査する光ビーム走査装置において、光源から
の光ビームを回折して第1回折光ビームを生成する前置
ホログラムと、該第1回折光ビームを更に回折して第2
回折光ビームを生成する複数のホログラムが回転可能に
なったディスク面の周方向に複数配設された回転ホログ
ラムディスクと、該第2回折光ビームを更に回折して第
3回折光ビームを生成する後置ホログラムとを具備し、
該走査面上のサジタル面において、該第2回折光ビーム
の回折方向と、前記第3回折光ビームの回折方向が逆方
向になるように設定しており、そのことにより上記目的
が達成される。
【0021】また、本発明の光ビーム走査装置は、走査
面上を光走査する光ビーム走査装置において、光源から
の光ビームを回折して第1回折光ビームを生成する前置
ホログラムと、該第1回折光ビームを更に回折して第2
回折光ビームを生成する複数のホログラムが回転可能に
なったディスク面の周方向に複数配設された回転ホログ
ラムディスクと、該第2回折光ビームを更に回折して第
3回折光ビームを生成する後置ホログラムとを具備し、
該後置ホログラムが収束パワーを有しており、そのこと
により上記目的が達成される。
【0022】
【作用】上記のように、前置ホログラム、回転ホログラ
ムディスクおよび後置ホログラムの少なくとも3個のホ
ログラムを設けると、後述するように、走査ビームの結
像特性、湾曲性および等速性を同時に満足することがで
きる。
【0023】また、このように少なくとも3種類のホロ
グラムを設けると、それぞれのホログラムに機能を分担
できるため、各ホログラムは基本的に球面波もしくは平
面波の2光束干渉による縞あるいは同心円状の縞でよ
く、複雑な収差波を必要としない。従って、ホログラム
の作製が容易になり、製作性の向上が図れる。
【0024】更に、走査面上の走査中央メリジオナル断
面において、前置ホログラムで回折された光ビームの回
折方向と、回転ホログラムディスクでの光ビーム回折方
向が逆方向になるように、かつ後置ホログラムの回折方
向を、前置ホログラムと回転ホログラムディスクの空間
周波数の小さい方の回折方向と同じ方向に設定すると、
後述するように波長変動による副走査方向の結像位置の
変動を小さくすることができる。
【0025】また、サジタル面において、回転ホログラ
ムディスクで回折された光ビームの回折方向と、後置ホ
ログラムでの光ビーム回折方向が逆方向となるようにホ
ログラムを作製すると、光路長を短縮でき、波長変動に
よる主走査方向の結像位置の変動を小さくすることがで
きる。
【0026】また、後置ホログラムが収束パワーを有す
ると、波長変動による主走査方向の結像位置の変動を更
に小さくすることができる。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0028】図1は本発明が適用されるホログラムスキ
ャナを示す。以下にその構成を動作と共に説明する。
【0029】半導体レーザ16から出射された光ビーム
10はコリメートレンズ5によりコリメート光11とな
り前置のホログラム2に入射する。該ホログラム2によ
り回折された回折光12(以下第1回折光という)は複
数個のホログラム6がディスク面の周方向に配設された
回転ホログラムディスク1に入射し、該ホログラム6に
よって回折される。続いて、この回折光13(以下第2
回折光という)はミラー8により反射され、後置のホロ
グラム3に入射する。該ホログラム3により回折された
回折光14(以下第4回折光という)は感光体ドラム9
に達し、結像点15に収束される。
【0030】回転ホログラムディスク1は、モータ7に
より回転されるようになっており、この回転によって結
像点15が感光体ドラム9上を直線状に移動し、これに
よって光ビームの走査が行われる構成になっている。
【0031】図2は、本発明ホログラムスキャナにおけ
る走査中央メリジオナル面での主光線の挙動を示す。コ
リメートレンズ5によりコリメートされた入射ビーム1
7が前置ホログラム2に入射することにより、第1回折
光18は、回折角Aで光ビーム進行方向に対して図上左
側に回折される。続いて、回転ホログラムディスク1に
入射し、該回転ホログラムディスク1によって回折され
る第2回折光19は、回折角Bで光ビーム進行方向に対
して図上右側に回折される。この時、回折効率等の理由
で、入射角と出射角はほぼブラッグ条件を満足させてい
る。すなわち、ホログラムに対する入射角と出射角がほ
ぼ等しくなるように設定されている。
【0032】この場合、図面から明かなように、回折角
Aよりも回折角Bの方が小さくなっているので、後置ホ
ログラム3による第3回折光20の回折方向は、回転ホ
ログラムディスク1の回折方向と同じで進行方向に対し
て図上右側になっている。
【0033】以下に図3〜図7に従って光源の波長変動
時の光ビームの基本的な挙動を上記従来技術のホログラ
ムスキャナと対比しつつ説明する。図3は、ホログラム
として回転ホログラムディスク1のみを有する構成のホ
ログラムスキャナにおける走査中央メリジオナル面での
主光線の挙動を示す。回転ホログラムディスク1に入射
角Cで入射する波長λの光ビームの1次回折光は、下記
式に従い出射角Dで出射し、像面(感光体ドラム上の
像面)4に達する。
【0034】SinC+SinD=λ/d… 但し、C:入射角 D:出射角 λ:波長 d:ホログラムの格子ピッチ である。
【0035】今、仮に光源(半導体レーザ)の波長λ=
780nm、入射角C=45°、格子ピッチd=0.5
5μmとすると、上記式より、出射角Dは45.3゜
となる。この状態から波長λが1nm変動して781n
mになると、出射角Dは同様にして45.5゜と算出さ
れる。仮に、回転ホログラムディスク1から像面4まで
の距離を400mmとすると、像面4における結像点の
副走査方向の変位η1は下記式により算出され、1.
4mmになる。
【0036】η1=h1・tan(θ1−θ2)… 但し、η1:副走査方向の変位 h1:回転ホログラムディスク1から像面4までの距離 θ1:出射角(波長781nm) θ2:出射角(波長780nm) である。
【0037】このように、ホログラムとして回転ホログ
ラムディスク1のみを有するホログラムスキャナにあっ
ては、光源の波長変動に起因する像面4における結像点
の副走査方向の変位η1が無視できない大きさになる。
【0038】なお、図中に波長λが±方向に変動した場
合(λ+△λ、λ−△λ)の回転ホログラムディスク1
により回折される1次回折光の回折方向を示してある。
【0039】図4は、ホログラムとして回転ホログラム
ディスク1と、前置のホログラム2を有する構成のホロ
グラムスキャナにおける走査中央メリジオナル面での主
光線の挙動を示す。ここで、前置のホログラム2と回転
ホログラムディスク1とは互いに平行で、かつホログラ
ムの格子ピッチdは互いに等しく、更に該格子ピッチd
は等ピッチであるとする。
【0040】この場合、上記式を前置のホログラム2
と回転ホログラムディスク1の両方に適用すると、前置
のホログラム2への入射光11と回転ホログラムディス
ク1からの第2回折光13とが平行になることがわか
る。すなわち、これが光源の波長が変化しても出射角D
が変化しない基本構成である。
【0041】今、仮に光源の波長λ=780nm、入射
角D=45゜、前置のホログラム2の格子ピッチd=
0.55μmとすると、上記式より前置のホログラム
2の出射角Dは45.3°となる。この状態から、波長
λが1nm変動して781nmになると、前置のホログ
ラムの出射角Dは45.5°となる。仮に、前置のホロ
グラム2と回転ホログラムディスク1との距離が10m
mであるとすると、該回転ホログラムディスク1面上で
の副走査方向の変位η2は下記式により算出され70
μmとなる。
【0042】更に、この場合の像面4における結像点1
5の副走査方向の変位η3は、下記式により算出さ
れ、50μmとなる。
【0043】 η2=h2(tanθ3−tanθ4)… 但し、η2:回転ホログラムディスク1面上での副走査
方向の変位 h2:前置のホログラム2と回転ホログラムディスク1
との距離 θ3:前置のホログラム2の出射角(波長781nm) θ4:前置のホログラム2の出射角(波長780nm) である。
【0044】η3=η2・Sinθ5… 但し、η2:回転ホログラムディスク1面上での副走査
方向の変位 η3:像面4での副走査方向の変位 θ5:回転ホログラムディスク1の出射角 である。
【0045】上記のホログラムスキャナにおいて、出射
角度に関して波長不感となるような構成にし、かつホロ
グラム間距離h2を小さくすれば、像面4での副走査方
向の変位η3もかなり圧縮(低減)されることがわか
る。
【0046】このような性質は、図1および図2に示す
本発明ホログラムスキャナについても応用できる。そし
て、この場合に以下のように設定すると、波長変動に伴
う像面4における結像点15の副走査方向の変位η3を
小さくできることが、光線追跡により確認できた。
【0047】それは、前置のホログラム2で回折された
第1回折光12の回折方向と、回転ホログラムディスク
1で回折された第2回折光13の回折方向が逆方向にな
るように設定し、かつ、後置のホログラム3で回折され
た第3回折光14の回折方向を、前置のホログラム2の
回折角Aと回転ホログラムディスク1の回折角Bの小さ
い方と同方向になるように、該後置のホログラム3の回
折角を設定する構成とすることである。
【0048】図5は、ホログラムとして回転ホログラム
ディスク1のみを用いるホログラムスキャナ、又はホロ
グラムとして、該回転ホログラムディスク1と、前置の
ホログラム2の2個を用いるホログラムスキャナにおけ
るサジタル面での主光線の挙動を示す。
【0049】回転ホログラムディスク1が回転すること
により、該回転ホログラムディスク1の縞のサジタル面
成分が変化し、主光線がその走査左端23から順に走査
中央24、走査右端25へと移動する。
【0050】今、仮に光源の波長λ=780nm、回転
ホログラムディスク1の縞ピッチのサジタル面成分を
1.56μmとすると、出射角Dは上記の式より3
0.04°となる。仮に、回転ホログラムディスク1か
ら像面4までの距離が400mmとすると、走査端にお
ける結像点15の主走査方向の変位ξ1は、下記式に
より算出され、0.40mmとなる。
【0051】 ξ1=h3(tanθ6−tanθ7)… 但し、ξ1:像面4上での主走査方向の変位 h3:回転ホログラムディスク1と像面4との距離 θ6:回転ホログラムディスク1の出射角のサジタル成
分(波長781nm) θ7:回転ホログラムディスク1の出射角のサジタル成
分(波長780nm) このように、ホログラムとして回転ホログラムディスク
1のみを用いるホログラムスキャナ、又はホログラムと
して、該回転ホログラムディスク1と、前置のホログラ
ム2の2個を用いるホログラムスキャナにあっては、主
走査方向の変位ξ1が比較的大きなものになるという問
題点がある。
【0052】図6は、ホログラムとして、回転ホログラ
ムディスク1と後置のホログラム3を用いたホログラム
スキャナ、又はホログラムとして、前置のホログラム
2、回転ホログラムディスク1および後置のホログラム
3を用いたホログラムスキャナにおけるサジタル面での
主光線の挙動を示す。
【0053】サジタル面において、回転ホログラムディ
スク1で回折された第2回折光の回折方向と、後置のホ
ログラム3で回折された第3回折光の回折方向が逆方向
となるようなホログラムとすれば、以下に示すように光
源の波長変動に起因する結像点の主走査方向の変位ξ2
を小さくすることができる。
【0054】今、仮に、光源の波長λ=780nm、回
転ホログラムディスク1の縞ピッチのサジタル面成分を
1.56μmとすると、回転ホログラムディスク1の出
射角は上記式より30.00°となる。この状態から
波長λが1nm変動し、781nmとなった場合、該回
転ホログラムディスク1の出射角は30.04°とな
る。
【0055】後置のホログラム3を設ける場合は、回転
ホログラムディスク1と後置のホログラム3との距離h
4は、後置のホログラム3がない場合の回転ホログラム
ディスク1と像面4との距離よりも小さくすることがで
きる。従って、仮に回転ホログラムディスク1から後置
のホログラム3までの距離を200mmとすると、走査
端における後置のホログラム3上での主走査方向の変位
ξ2は、下記式により算出され、0.20mmとな
る。
【0056】 ξ2=h4(tanθ8−tanθ9)… 但し、ξ2:後置のホログラム3面上での主走査方向の
変位 h4:回転ホログラムディスク1と後置のホログラム3
との距離 θ8:回転ホログラムディスク1出射角のサジタル成分
(波長781nm) θ9:回転ホログラムディスク1の出射角のサジタル成
分(波長780nm) である。
【0057】今、仮に、後置のホログラム3の縞ピッチ
のサジタル面成分を2.4μmとすると、波長λ=78
0nmのときの後置のホログラム3の出射角は上記式
より10.08°になる。この状態から波長λが1nm
変動し、λ=781nmになると、このときの後置のホ
ログラム出射角は10.09°となる。従って、走査端
における像面4上での主走査方向の変位ξ1は、さきほ
ど算出した0.20mmよりもやや大きくなる。
【0058】このように、サジタル面において、回転ホ
ログラムディスク1で回折された第2回折光の回折方向
と、後置のホログラム3で回折された第3回折光の回折
方向が逆方向となるようなホログラムとすれば、上記の
ものに比べて波長変動に伴う像面4上における主走査方
向の変位ξ1を小さくできることがわかる。
【0059】図7は、ホログラムとして、回転ホログラ
ムディスク1と後置のホログラム3を用いたホログラム
スキャナ、又はホログラムとして、前置のホログラム
2、回転ホログラムディスク1および後置のホログラム
3を用いたホログラムスキャナにおけるサジタル面での
主光線の挙動を示す。
【0060】サジタル面において、回転ホログラムディ
スク1で回折された第2回折光13の回折方向と、後置
のホログラム3で回折される第3回折光14の回折方向
が逆方向となるようなホログラムとし、かつ後置のホロ
グラム3に収束パワーを持たせると、以下に示す理由に
より、光源の波長変動に伴う像面4上の主走査方向の変
位をさらに一層小さくすることができる。
【0061】ここで、後置のホログラム3が収束パワー
を持つということは、例えば、図示の走査右端25にお
いて、後置のホログラム3のサジタル面での主光線近傍
の縞ピッチ(縞ピッチのサジタル面成分)d1より、主
光線右側の光線近傍の縞ピッチ(縞ピッチのサジタル面
成分)d2の方が小さいということである。
【0062】図7において、後置のホログラム3の縞ピ
ッチ以外は図6と同様とすると、光源の波長λ=780
nmの時の主光線近傍の縞ピッチのサジタル面成分d1
を2.4μmとすると、後置のホログラム3の出射角は
上記式より10.01°となる。この状態から波長λ
が1nm変動して781nmになり、このときの主光線
近傍の縞ピッチのサジタル面成分d2を2.39μmと
すると、後置のホログラム3の出射角は同様にして1
0.01゜になる。
【0063】従って、後置のホログラム3から像面4ま
での距離を200mmとすると、走査端における像面4
上での主走査方向の変位ξ3は、下記式によって算出
され、0.05mmとなる。
【0064】 ξ3=ξ2−h5・(tanθ10−tanθ11)… 但し、ξ2:後置のホログラム3面上での主走査方向の
変位 ξ3:像面4上での主走査方向の変位 h5:後置のホログラム3と像面4との距離 θ10:後置のホログラム3の出射角のサジタル成分
(波長780nm) θ11:後置のホログラム3の出射角のサジタル成分
(波長781nm) である。
【0065】このように、サジタル面において、回転ホ
ログラムディスク1で回折された第2回折光13の回折
方向と、後置のホログラム3で回折される第3回折光1
4の回折方向が逆方向となるようなホログラムとし、か
つ後置のホログラム3に収束パワーを持たせると、図6
に示す構成のホログラムスキャナによる場合に比べて、
像面4上での主走査方向の変位ξ3を更に一層低減でき
ることがわかる。
【0066】図3から図7を用いた上記の説明から分か
るように、光源の波長変動に起因する光線の基本的な性
質を考慮して、走査ビームの結像特性、湾曲性および等
速性を全て満足する構成のホログラムスキャナが、図
1、図2に示す本発明ホログラムスキャナである。
【0067】加えて、本発明ホログラムスキャナにおい
て、各ホログラム2、3、6は、それぞれが機能を分担
するので、複雑な収差波を含まない球面波もしくは平面
波の2光束干渉による縞、或は同心円状の縞として設計
でき、具体的に光線追跡に基づいて設計を行ったとこ
ろ、トータル光路長350mm、走査幅210mm、解
像度600DPI、光源の波長変動±5nmの条件下
で、走査湾曲0.4mm、等速特性からの偏差±0.4
mm以内の高精度のホログラムスキャナが達成できた。
【0068】また、モードホップ等の瞬時の波長変動
(約0.3nm)に対するスポット位置の変動は、主走
査方向、副走査方向共に約10μmで達成できた。
【0069】ここで、等速特性からの偏差は下記式に
より与えられる。
【0070】Xerr=X−Xref… 但し、Xerr:等速特性からの偏差 X:走査位置 Xref:等速性を完全に満たす走査位置 である。
【0071】なお、上記の実施例では、前置ホログラム
2に入射する光ビームを平行光としたが、入射光ビーム
の形態については特に限定されるものではなく、トータ
ルの収差を除去するために、収束光、発散光又は収差波
であってもよい。
【0072】また、上記のようなホログラムスキャナを
実用化レベルにするためには、高回折効率は絶対条件で
ある。従って、ホログラムの波面設計はその制約下で行
われる。
【0073】ここで、ホログラムで高回折効率を得る最
も現実的な方法の一つは、ブラッグ条件にできるだけ近
い光学系とし、少なくとも0次回折光と1次回折光以外
の光が出射しないようにすることである。すなわち、上
記の式において、α=β、λ/d>0.75となるよ
うに条件設定すればよい。
【0074】上記図2の実施例は、この条件を満足する
もので、前置ホログラム2、回転ホログラムディスク1
および後置ホログラム3がほぼブラッグ条件を満足して
おり、且つ回折角Aと回折角Bとの差が比較的大きく、
回折角Cも大きいものである。この構成で、具体的に光
線追跡法で設計した結果として、前置ホログラム2の回
折角47.3゜、回転ホログラムディスク1の回折角2
9.5゜、後置ホログラム3の回折角24.0゜、再生
波長780nmがあり、この場合の波長変動1nmに対
する結像点の副走査方向変位は38μmである。
【0075】また、ホログラムで高回折効率を得るもう
一つの方法として、ブレーズ化がある。この場合には、
ブラッグ条件から大きく外れてもよい。ブラッグ条件を
満足している場合、回折角とホログラムの空間周波数は
ほぼ等価であるが、ブレーズを用いた場合はそうではな
らなくなる。従って、この場合に結像点の副走査方向変
位を小さくする方法は、「後置ホログラム3の回折方向
を、前置ホログラム2と回転ホログラムディスク1の空
間周波数の小さい方の回折方向と同じ方向とすること」
となる。
【0076】ところで、図8に示すように、後置ホログ
ラム3の空間周波数が非常に小さく、回折角Cが小さい
場合に、波長変動に対する結像点の副走査方向変位を小
さくする条件として、「後置ホログラム3の回折方向
を、前置ホログラム2と回転ホログラムディスク1の空
間周波数の小さい方の回折方向と同じ方向とすること」
の条件を満足しない場合がある。
【0077】しかし、このような場合でも、メリジオナ
ル面の構成とは無関係に、サジタル面において、「回折
光19の回折方向と、回折光20の回折方向が逆方向に
なるようになるように設定する」ことにより、また、
「後置ホログラム3が収束パワーを有する」ことによ
り、波長変動に対する結像点の主走査方向変位を小さく
できる。従って、本発明ではこのような実施形態をとる
ことも可能である。なお、図8において、図2と共通す
る部分には同一の番号を付し、詳細についは省略する。
【0078】
【発明の効果】以上の本発明光ビーム走査装置は、前置
のホログラム、回転ホログラムディスクおよび後置のホ
ログラムの少なくとも3個のホログラムを用いる構成を
とるので、光源の波長変動がある場合に従来のホログラ
ムスキャナでは困難であった走査ビームの結像特性、湾
曲性、および等速性を同時に満足することができる。従
って、走査ビームの走査特性を向上でき、信頼性を格段
に向上できる。
【0079】更には、fθレンズ等の高価な結像系レン
ズを必要とせず、ホログラムだけで走査ビームの結像特
性、湾曲性、および等速性を同時に満足することができ
るので、装置構成の小型化および大幅なコストダウンが
図れる利点がある。
【0080】また、少なくとも3個のホログラムを用い
る場合は、各ホログラムに機能を分担させることができ
るので、各ホログラムは基本的に球面波もしくは平面波
の2光速干渉による縞あるいは同心円状の縞でよく、複
雑な収差波を必要としない。従って、ホログラムの作製
が容易になり、コストダウンが可能になる。逆に、さら
に収差波を使用することにより、光走査特性のさらなる
向上が期待できる。
【0081】また、特に請求項2又は請求項3記載の光
ビーム走査装置によれば、光源の波長変動に起因する主
走査方向の結像点の位置変動を更に一層低減できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ホログラムスキャナの構成を示す斜視
図。
【図2】本発明ホログラムスキャナの走査中央メリジオ
ナル面での主光線の挙動を示す模式図。
【図3】回転ホログラムディスクのみを用いたホログラ
ムスキャナにおける波長変動時の主光線の走査中央メリ
ジオナル面での挙動を示す模式図。
【図4】回転ホログラムディスクと前置のホログラムを
用いたホログラムスキャナにおける波長変動時の主光線
の走査中央メリジオナル面での挙動を示す模式図。
【図5】回転ホログラムディスクのみを用いたホログラ
ムスキャナ又は回転ホログラムディスクと前置のホログ
ラムを用いたホログラムスキャナにおける波長変動時の
主光線のサジタル面での挙動を示す模式図。
【図6】回転ホログラムディスクと後置のホログラムを
用いたホログラムスキャナ又は前置のホログラム、回転
ホログラムディスクおよび後置のホログラムを用いたホ
ログラムスキャナにおける波長変動時の主光線のサジタ
ル面での挙動を示す模式図。
【図7】本発明ホログラムスキャナにおける波長変動時
の主光線のサジタル面での挙動を示す模式図。
【図8】本発明の他の実施例を説明するための図2同様
の模式図。
【符号の説明】
1 回転ホログラムディスク 2 前置のホログラム 3 後置のホログラム 4 像面 5 コリメートレンズ 7 モータ 8 ミラー 9 感光体ドラム 12 第1回折光 13 第2回折光 14 第3回折光 15 結像点 16 半導体レーザ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査面上を光走査する光ビーム走査装置に
    おいて、 光源からの光ビームを回折して第1回折光ビームを生成
    する前置ホログラムと、 該第1回折光ビームを更に回折して第2回折光ビームを
    生成する複数のホログラムが回転可能になったディスク
    面の周方向に複数配設された回転ホログラムディスク
    と、 該第2回折光ビームを更に回折して第3回折光ビームを
    生成する後置ホログラムとを具備し、該走査面上の走査
    中央メリジオナル断面における該第1回折光ビームの回
    折方向と、該第2回折光ビームの回折方向とが逆方向に
    なるように該前置ホログラムと、該回転ホログラムディ
    スクの該ホログラムの回折角を設定し、かつ該後置ホロ
    グラムの回折方向を、該前置ホログラムと該回転ホログ
    ラムディスクの空間周波数の小さい方の回折方向と同じ
    方向に設定した光ビーム走査装置。
  2. 【請求項2】走査面上を光走査する光ビーム走査装置に
    おいて、 光源からの光ビームを回折して第1回折光ビームを生成
    する前置ホログラムと、 該第1回折光ビームを更に回折して第2回折光ビームを
    生成する複数のホログラムが回転可能になったディスク
    面の周方向に複数配設された回転ホログラムディスク
    と、 該第2回折光ビームを更に回折して第3回折光ビームを
    生成する後置ホログラムとを具備し、該走査面上のサジ
    タル面において、該第2回折光ビームの回折方向と、前
    記第3回折光ビームの回折方向が逆方向になるように設
    定した光ビーム走査装置。
  3. 【請求項3】走査面上を光走査する光ビーム走査装置に
    おいて、 光源からの光ビームを回折して第1回折光ビームを生成
    する前置ホログラムと、 該第1回折光ビームを更に回折して第2回折光ビームを
    生成する複数のホログラムが回転可能になったディスク
    面の周方向に複数配設された回転ホログラムディスク
    と、 該第2回折光ビームを更に回折して第3回折光ビームを
    生成する後置ホログラムとを具備し、該後置ホログラム
    が収束パワーを有する光ビーム走査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6011817A (ja) * 1983-06-30 1985-01-22 Fujitsu Ltd 光ビ−ム走査装置
US4973112A (en) * 1988-12-01 1990-11-27 Holotek Ltd. Hologon deflection system having dispersive optical elements for scan line bow correction, wavelength shift correction and scanning spot ellipticity correction

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