JPH05249125A - 移動体速度計測装置 - Google Patents

移動体速度計測装置

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JPH05249125A
JPH05249125A JP8022392A JP8022392A JPH05249125A JP H05249125 A JPH05249125 A JP H05249125A JP 8022392 A JP8022392 A JP 8022392A JP 8022392 A JP8022392 A JP 8022392A JP H05249125 A JPH05249125 A JP H05249125A
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JP
Japan
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moving body
moving
speed
reference pattern
measured
Prior art date
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JP8022392A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takagi
博 高木
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Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体の速度を可及的に連続して高精度で計
測することのできる移動体速度計測装置の提供を目的と
する。 【構成】 計測の対象となる移動体12の移動空間にお
ける移動ライン14に平行に延設された基準パターン1
6と,前記移動体12の一定場所に搭載されていると共
に,前記基準パターン16を連続的に読み取るパターン
読取装置18と,該パターン読取装置18と前記移動体
12との間に介在させたジャイロスタビライザ20とを
具備するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体の各瞬間速度を連
続的に高精度で計測する移動体速度計測装置に関する。
従って,自動車の加速性能を評価する時間対速度の曲線
を高精度で得る装置に利用可能である。
【0002】
【従来の技術】移動体の例としての自動車の加速性能を
評価する方法として,スタートしてから所定の速度に達
するまでに要する時間の大小による評価や,また,所定
の時間で達成される速度の大小による評価がある。しか
しこれらは何れも所定の時間内における平均的な加速性
能であり,各瞬間の速度や速度の変化(加速度)を表す
ものではない。
【0003】これに対し,各瞬間の速度を計測する方法
として,自動車の車軸に取りつけたタコメータによって
直接に速度を計測する第1の方法,自動車に搭載してい
るレーザー発射装置からレーザー光を路面に照射し,そ
の反射光を同じく自動車に搭載している受光装置によっ
て受光し,その受光による発生電流の変化をパワースペ
クトル分析し,このパワースペクトルから自動車の速度
を計算する第2の方法,およびドップラー効果を利用し
たレーダースピードメータによる第3の方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら,上記第1
の方法は,タイヤの変形までは考慮しておらず,このた
め自動車が実際に走行した距離と異なる距離を走行した
ものとして速度を計測することとなり,計測精度に問題
がある。
【0005】第2の方法は,パワースペクトルと速度の
関係をモデル化した関係式を用いるが,このモデル化に
おいて既に所定の誤差を含んでいる。またパワースペク
トル分析するためには,受光装置によって所定時間内に
反射したレーザー光を受光する必要があり,このため,
その時間内の平均速度が計測される。この計測精度を向
上させるには,上記所定時間をあまり短くできず,各瞬
間の速度が計測され得ないという問題がある。
【0006】また,第3の方法はノイズ除去のためにフ
ィルターを使用するが,そのフィルターの効果を高め,
速度計測の精度を上げるためにはフィルターの時定数を
大きくする必要があり,上記第2の方法と同様に微小な
時間内では速度が精度良く計測できず,各瞬間の速度が
計測され得ないという問題がある。
【0007】依って本発明は,移動体の速度を可及的に
連続して高精度で計測することのできる移動体速度計測
装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は,第1に,計測の対象となる移動体の移動空間におけ
る移動ラインに平行に延設された基準パターンと,前記
移動体の一定場所に搭載されていると共に,前記基準パ
ターンを連続的に読み取るパターン読取装置と,該パタ
ーン読取装置と前記移動体との間に介在させたジャイロ
スタビライザとを具備することを特徴とする移動体速度
計測装置を提供する。
【0009】また,第2に,計測の対象となる移動体の
移動空間における移動ライン上に延設された基準パター
ンと,前記移動体の一定場所に搭載されていると共に,
前記基準パターンを連続的に読み取るパターン読取装置
と,を具備することを特徴とする移動体速度計測装置を
提供する。
【0010】さらに,第3に,計測の対象となる移動体
の一定場所に搭載されている標的と,前記移動体の移動
空間の一定の場所に設けられており,前記標的の画像を
一定の倍率によって捉え,その捉えた標的の画像の面積
を連続的に計測するカメラ装置とを具備することを特徴
とする移動体速度計測装置を提供する。
【0011】さらにまた,第4に,計測の対象となる移
動体の一定場所に搭載されている光源と,前記移動体の
移動空間の一定の場所に設けられており,前記光源の投
射する光を連続的に検知し,検知した光量を連続的に計
測する光量装置とを具備することを特徴とする移動体速
度計測装置を提供する。
【0012】
【作用】第1の手段によれば,移動体が移動ラインに対
して回転した場合は,移動ラインに対して平行に延設さ
れている基準パターンに対するパターン読取装置の方向
が変化するが,ジャイロスタビライザの存在によってそ
の補正がなされる。従って,このジャイロスタビライザ
に搭載されているパターン読取装置は,上記基準パター
ンに対して常に一定の向きで対面し,基準パターンを正
確に読み取ることができ,基準パターンを連続的に読み
取れば任意の時間における移動体の位置や速度が判る。
即ち,基準パターンの製作精度と,パターン読取装置の
読み取り精度に応じて,移動体の速度が計測される。
【0013】第2の手段によれば,移動体が移動ライン
に対して回転しても,基準パターンを移動体の移動ライ
ン上に設けているため,基準パターンに対するパターン
読取装置の方向の変化は計測の精度に殆ど影響しない。
この点以外は第1の手段の場合と同様である。
【0014】第3の手段によれば,移動体上の標的をカ
メラ装置によって連続的に一定の倍率で捉え,その画像
の面積(2次元)の変化を計測するため,長さ(1次
元)の分解能に対してその2乗の分解能となり,カメラ
の分解能を充分に生かすことができる。このため画像処
理の精度に応じた精度で移動体の速度を計測することが
できる。
【0015】第4の手段によれば,移動体の光源の投射
する光を光量装置によって連続的に検知し,その検知し
ている光の微小時間の光量を次々と連続的に計測するた
め,その光量の変化から各瞬間における移動体の位置が
判り,従って,その速度が判る。即ち,検知している光
から光量を計測するための分割時間の長さに応じた精度
で移動体の速度計測が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
き,更に詳細に説明する。まず,移動体の1例としての
自動車12の加速性能を計測するための本発明に係る移
動体速度計測装置の第1の実施例を示す図1を参照す
る。試験走行路面10の上に描いた自動車案内用の移動
ライン14(直線)と平行に,基準パターン16がその
表面に形成されている基準パターン部材15が延設され
ている。この移動ライン14に沿って自動車12を走行
させるのである。また,移動ライン14と基準パターン
部材15との間隔Lは,例えば,3メートルに設定す
る。
【0017】自動車12の所定の場所,例えば,屋根の
上やトランクフードの上であって自動車の中央ライン上
に,図3に示すレーザー照射用のレーザー光源22等を
収納したパターン読取装置18を取りつけておく。後述
する理由によって,このパターン読取装置18はジャイ
ロスタビライザ20を介して自動車12の屋根に取りつ
けられている。また,屋根は補強されており,自動車1
2の走行中に自動車12のフレーム本体に対して揺れな
いようにされている。
【0018】上記基準パターン16は一定のピッチPの
縦縞が描かれて形成されており,自動車12は走行しな
がら,上記パターン読取装置18に収容されたレーザー
光源22からレーザー光を発射して,この基準パターン
16を照射しつつ,その縦縞のピッチPと自動車12の
速度に応じたパルス状の反射光を図3に示すフォトダイ
オード26等の光電変換器によって受光する。その受光
パルスの処理は図3を参照しながら後述する。また,路
面の多少の凹凸とタイヤの変形等に起因する自動車の走
行中における上下動を考慮し,基準パターン16へのレ
ーザー光の照射を確実に行うために基準パターン部材1
5の高さを20センチメートル程度に設定することが望
ましい。
【0019】図2は図1の自動車12の走行状態の平面
図であり,自動車12が移動ライン14に沿って理想的
に走行している場合はパターン読取装置18内のレーザ
ー光源22から,照射ラインD1の方向にレーザー光を
発射している。
【0020】しかしながら,自動車の走行中は若干の不
安定性が有り,図2の2点鎖線12Aで示す様に,微小
角度θだけ回転することもある。図2ではこの角度は強
調して描いている。この場合,レーザー光の照射方向は
2点鎖線D2に示す方向となり,その結果,基準パター
ン16の照射位置がΔL(=L・θ)だけずれ,その分
だけ自動車12の速度計測上の誤差を生ずることとな
る。
【0021】この様な自動車12の回転によるパターン
読取装置18の回転を補正し,たとえ自動車が上記の様
な回転を生じても,レーザー光の照射方向を常にD1の
方向に保持するため,パターン読取装置18を上述のジ
ャイロスタビライザ20を介して自動車12に取り付け
ているのである。
【0022】上述の様に,自動車12の回転動作による
レーザー光の照射方向の変化に起因した基準パターン1
6の照射位置の変化ΔLは,この基準パターン16と移
動ライン14との距離Lに比例するため,基準パターン
16を上向けて自動車12の移動ライン14上に設ける
ならば,上記距離Lは理論的には零となり,ジャイロス
タビライザ20は不要となる。この場合,パターン読取
装置18は自動車12の底面部であって,先端部の位置
18Fに取りつけることが計測を容易にする。また,そ
のパターン読取装置18は,自動車12の路面走行中の
上下動を考慮して,路面10から20センチメートル程
度の高さ位置に取りつけることが望ましい。
【0023】上述のジャイロスタビライザ18は最も理
想的には3軸のものが望ましいが,本第1実施例におい
ては図2に示す回転角θを補正することができれば充分
であるため,低コストの1軸用のものでよい。こうした
自動車の加速性能の試験計測では,その装置に高いコス
トをかけることは現実的ではないため,可級的に低コス
トな装置が望まれる。ジャイロスタビライザは,その慣
性力の大きな,即ち,高価なものを用いれば速度計測装
置全体の測定精度が向上するが,そのジャイロドリフト
が10度/時間程度の廉価なものであっても,ここでの
速度計測精度への影響は無視できる程小さいことを説明
する。
【0024】例えば,上記図1または図2に示す実施例
のように,移動ライン14と基準パターン16との距離
Lが3メートル(300センチメートル)の場合に,自
動車12が停止状態から加速し,15秒を要して計測走
行距離の50メートルを走行したとする。この場合のジ
ャイロドリフトによるレーザー光の照射方向の変化によ
る照射位置の誤差は次式のごとくなる。 300・(10/3600)・15・(π/180) =0.2(センチメートル)
【0025】即ち,最も大きな誤差の生ずる50メート
ルの最終位置においても,0.2センチメートルしかジ
ャイロドリフトによる誤差が生じない。従って,速度計
測精度への影響は非常に小さく無視可能である。
【0026】次に,図3を参照しながら,パターン読取
装置18の構成について説明する。まず,レーザー光源
22からレーザー光が基準パターン16に対して照射さ
れ,そのパルス状の反射光を望遠鏡24を介してフォト
ダイオード26によって受光する。このフォトダイオー
ド26によってパルス状の反射光は電気に変換されて,
エッジ検出回路28に送信される。厳密にはこのパルス
状の反射光は矩形パルスの形状をしておらず,形状がく
ずれており,波形成形回路を通すことが必要である。
【0027】このエッジ検出回路28は,例えば,図4
の(a)に示す様な波形の成形された矩形パルス信号の
立上がりエッジ又は立下がりエッジを検出する回路であ
り,54の(b)には検出した立上がりエッジを示して
いる。
【0028】一方,発振回路30が装備されており,中
央演算装置(CPU)34の制御の下にクロック発生回
路36を作動させて,上記発振回路30の発振周波数を
基に所定の間隔のクロックを発生させる。このクロック
をカウンタ回路32へ入力し,更に,上記エッジ検出回
路28の検出したエッジもカウンタ回路32へ入力す
る。図4に示す実施例では上記クロックは(c)に示す
ように0.01秒間隔で発生させている。カウンタ回路
32はこの0.01秒間におけるパルスのエッジ数を数
え,その結果であるカウント数7をCPU34に入力
し,時刻tから時刻t+0.01の間の微小間隔におけ
る平均速度をその時刻tにおける瞬間速度として出力す
る。
【0029】キーボード等の入力装置38によって予め
メモリー40には,基準パターン16のピッチPの値
と,クロック発生回路36を介して発振回路30により
カウンタ回路32へ入力するクロック間隔の値とを記憶
させている。上述した所定の間隔のクロックとはこのク
ロック間隔のことである。上記CPU34による自動車
12の速度の算出には,メモリー40から読み取った基
準パターン16のピッチPの値とクロック間隔の値とを
使用する。
【0030】以上説明した図4に示す実施例では,基準
パターン16のピッチPは1センチメートルであり,既
述の如くクロック間隔は0.01秒である。この場合の
自動車の速度Vは以下の如く算出される。 V=1cm・7/0.01s=7m/s=25.2km
/h
【0031】次に,図5に示す他の実施例について説明
する。この実施例では基準パターン16のピッチPは1
0センチメートルであり,クロック間隔は0.0005
秒である。図5の(a)はエッジ検出回路28に入力さ
れる矩形パルス信号,(b)はそのエッジ検出回路28
の出力するエッジ信号,(c)は発生クロックであり,
(b)に示すエッジ信号間に27個のクロック信号が存
在する。この場合はクロックの数をカウントすることに
よってパルス間の時間を計っているのである。この場合
の自動車の算出速度Vは以下の如く計算される。 V=10cm/(0.0005s・27)=7.4m/
s=26.7km/h この時刻Tから時刻T+0.0005x27の間の平均
速度Vを時刻Tにおける瞬間速度として出力する。
【0032】図6から図8を参照して,本発明に係る他
の実施例について説明する。ルーフ上に標的としての球
44を取り付けて試験走行路面10上を走行する自動車
12の速度を連続的に計測するために,路面10の後方
所定位置にCCDカメラ42を設置し,自動車12の走
行中は常時一定の倍率で標的の球44を追尾する。標的
が球であるため,CCDカメラ42から球44までの距
離が同一であれば,CCDカメラがどの方向から標的を
捉えたとしても,その画像は同じ大きさの円形になる。
従って,標的が球であることは,仮にCCDカメラ42
の設置位置が自動車12の移動ラインからずれていて
も,自動車12の速度計測の精度に悪影響を与えないと
いう利点がある。参照番号45はCCDカメラ42によ
って捉えた画像の処理装置である。
【0033】図7は,自動車12がスタート点にある場
合にCCDカメラ42に写っている球44の円形をその
直径D0で表現しており,このスタート点から距離L0
だけ離れた終点にある場合にCCDカメラに写っている
球44の円形をその直径D1で表現した図である。その
任意の中間位置lにある場合は,球44の円形像の直径
Dは図に示すxが次式で示されることより下記のように
計算される。 x=(D0−D1)/L0・(L0−l) D=D1+x =D1+(D0−D1)・(L0−l)/L0
【0034】従って,その円形像の面積Sは下記の式に
よってその自動車12の位置lと関係づけられる。 S=π・D・D/4 =f(l) この関数fは上記Dの計算式を2乗した値にπ/4を掛
けたものである。即ち,lの2乗の関数となり,この関
数fは球44の円形像の面積Sからその球44の位置,
即ち,自動車12の位置lを算出するための図8に示す
変換回路50において使用される。
【0035】この実施例におけるCCDカメラ42によ
る球44の円形画像から自動車12の速度を算出する画
像の処理装置45の回路構成を図8に示す。CCDカメ
ラ42による画像を円の輪郭識別回路46に送信し,そ
のCCDカメラの画素の数に応じた分解能の精度で円の
輪郭を識別する。面積算出回路48では,その円の輪郭
に応じて画像上での面積が計算される。この算出された
面積Sを変換回路50に入力すると,上述の関数fを使
用して面積Sからその面積に対応した自動車12の位置
lに変換する。各回路46,48,50の処理時間だけ
の遅れでこの位置lを連続的に微分回路56に送信す
る。
【0036】一方,発振回路54に対するクロック発生
回路52の制御によって所定間隔のクロックを発生さ
せ,このクロックを上記微分回路56に送信する。以上
の結果,微分回路56では自動車の位置lと時刻との対
応がつき,位置lを時間で微分することにより速度が算
出される。
【0037】この実施例では,標的の面積の変化を計測
するため,CCDカメラの分解能を充分に利用できる。
即ち,1次元である長さが600分割による分解能であ
るとすれば,面積ではその2乗の360000分割の分
解能となり,その標的の面積変化の計測精度に応じて自
動車12の位置が測定できる。このため高精度の速度計
測が可能となる。
【0038】但し,カメラ42から自動車12が遠ざか
ると標的の球44の画像面積の変化率が小さくなるた
め,自動車のスタートから測定の終点までの計測精度を
一定にするためには,カメラ42を自動車12の後方
(又は前方)のみならず前方(又は後方)にも設置し,
両カメラによって計測した結果を平均することにより速
度を高精度で計測することも可能である。
【0039】図6から図8までを用いて面積変化による
速度計測装置につき説明したが,この面積の代わりに,
光量の変化を用いることもできる。即ち,標的の球44
の代わりにヘリウム光源やネオン光源を用い,CCDカ
メラ42の代わりに,他の光の影響を防止するための干
渉フィルターを装着した光量計を用いて,自動車12の
走行に伴う光量計から自動車上の光源までの距離の変化
に応じた光量の変化を計測する。光量の測定から自動車
の速度の算出までの処理回路は,図8において,既述の
如くCCDカメラ42を光量計で置換し,円の輪郭識別
回路46と面積算出回路48とを光量計測回路で置換
し,更に,Sとlの変換回路50を光量と自動車12の
位置lとの変換回路で置換し,他の回路は同様のもので
構成することができる。
【0040】以上の各実施例では,自動車を移動体の例
として説明したが,本発明はこれに限らず,他の移動体
にも適用が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、移動体の速度を可及的に連続して高精度で計測
することのできる移動体速度計測装置の提供が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る移動体速度計測装置の1実
施例を示す斜視図である。
【図2】図2は図1の平面図であり,その作動説明の図
面である。
【図3】図3は図1に示すパターン読取装置の構成を示
すブロック図である。
【図4】図4は図3の作動説明図である。
【図5】図5は図3の他の作動説明図である。
【図6】図6は本発明に係る移動体速度計測装置の他の
実施例を示す側面図である。
【図7】図7は図6に示す装置における作動説明図であ
る。
【図8】図8は図6に示す画像の処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10 走行路面 12 自動車 14 移動ライン 15 基準パターン部材 16 基準パターン 18 パターン読取装置 20 ジャイロスタビライザ 42 CCDカメラ 44 球 45 画像処理装置 D0 スタート点においてCCDカメラの捉えた標
的球の直径相当寸法 D1 終点においてCCDカメラの捉えた標的球の
直径相当寸法

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測の対象となる移動体の移動空間にお
    ける移動ラインに平行に延設された基準パターンと,前
    記移動体の一定場所に搭載されていると共に,前記基準
    パターンを連続的に読み取るパターン読取装置と,該パ
    ターン読取装置と前記移動体との間に介在させたジャイ
    ロスタビライザと,を具備することを特徴とする移動体
    速度計測装置。
  2. 【請求項2】 前記基準パターンが等間隔の縞パターン
    を具備して成る請求項1記載の移動体速度計測装置。
  3. 【請求項3】 計測の対象となる移動体の移動空間にお
    ける移動ライン上に延設された基準パターンと,前記移
    動体の一定場所に搭載されていると共に,前記基準パタ
    ーンを連続的に読み取るパターン読取装置と,を具備す
    ることを特徴とする移動体速度計測装置。
  4. 【請求項4】 計測の対象となる移動体の一定の場所に
    搭載されている標的と,前記移動体の移動空間の一定の
    場所に設けられており,前記標的の画像を一定の倍率に
    よって捉え,その捉えた標的の画像の面積を連続的に計
    測するカメラ装置と,を具備することを特徴とする移動
    体速度計測装置。
  5. 【請求項5】 計測の対象となる移動体の一定の場所に
    搭載されている光源と,前記移動体の移動空間の一定の
    場所に設けられており,前記光源の投射する光を連続的
    に検知し,検知した光量を連続的に計測する光量装置
    と,を具備することを特徴とする移動体速度計測装置。
JP8022392A 1992-03-03 1992-03-03 移動体速度計測装置 Pending JPH05249125A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112881748A (zh) * 2021-01-21 2021-06-01 杭州隆硕科技有限公司 一种具有角度补偿功能的激光测速系统及计算方法

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