JPH05248357A

JPH05248357A - 蠕動ポンプ用ポンプホース

Info

Publication number: JPH05248357A
Application number: JP4208812A
Authority: JP
Inventors: Reinhard Knuth; ラインハルト・クヌート
Original assignee: B Braun Melsungen AG
Current assignee: B Braun Melsungen AG
Priority date: 1991-08-07
Filing date: 1992-08-05
Publication date: 1993-09-24
Also published as: US5242279A; EP0526920A1; DE4126087A1

Abstract

(57)【要約】【目的】蠕動ポンプ用のポンプホースにおいて、正し
い流れの向きに一致して簡単にポンプ内に装着すること
を目的とする。【構成】個々のブッシュ（１２、１４）が、ホース
（１０）の長手方向軸に対称に反対側に向き、それぞれ
にアイレット（２４、２５）が設けられた２つの側板
（２２、２３）を備えた吊り装置（２０、２１）を保持
する。ホース（１０）の吸入側の端部の側板（２２）内
のアイレット（２４）は、ホース（１０）の加圧側の端
部の側板（２３）内のアイレット（２５）と異なる形及
び／または大きさを有し、アイレット（２４、２５）は
ポンプ（４０）の嵌め込み保持ピン（３５、３６）上に
装着するために適合される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ブッシュが一体的接
続された吸入端と加圧（圧送）端が備えられ、保持部材
を使ってポンプへ吊下取付するために適用される、蠕動
ポンプ用のポンプホースを目的としている。

【０００２】

【従来の技術】医療に適用した場合、蠕動ポンプるいは
ホースポンプは静脈注入ポンプとして使用される。この
ようなポンプは多量の輸液の無菌輸送のために使用され
る。交換可能なポンプホースは、それに載置された輸注
導管の注入及び排出ホースと共に無菌状態で分配される
費用の安い使い捨て製品であり、使用者によってポンプ
内に挿入され、使用後に廃棄される。しかしながら、連
続輸送精度を得るためには、ポンプホースは絞り、弾
性、摩耗抵抗、縦及び横方向における大きさの精度に関
し、高い要求を充たさなければならない。輸送量はポン
プホースの断面積の大きさ及びホースの貯蔵能力に依存
する。使用される材料は生理学上、問題のないもの、す
なわち、不活性でなければならない。材料が温度、湿
度、光、殺菌剤などの環境の影響を受けるものは除外さ
れる。

【０００３】通常、蠕動ポンプ用ポンプホースは弾性の
高い材料、例えばシリコンから、高い大きさの精度で作
成される。分離用の特別の中間部品を使って、例えば、
ＤＥ−ＧＭ８４０６２０３に従って、輸注導管
の注入及び排出ホースの端が工場渡しのポンプホースに
接続され、使用者がポンプホースを蠕動ポンプのチャネ
ルに挿入し、中間部品を、ポンプホースが正しい位置に
固定されるようにポンプハウジングの保持装置に固定す
る。ポンプホースは当接部とポンプスライダの間に延
び、ポンプスライダはホースに対し、往復運動をし、蠕
動運動的に圧縮する。輸注導管の一端部は輸注液容器等
に接続され、輸注導管の他端部は患者に導かれているの
で、蠕動ポンプへのポンプホースの挿入に関し、流れの
方向が正しいこと、即ち、注入容器側がポンプの吸引側
に、患者側が加圧側になるように位置づけることが必要
不可欠である。今まで、中間部品に装着されたブッシュ
が実質上同じに見え、また、中間部品は、ポンプハウジ
ングのチャネル上の上部あるいは下部保持装置に対する
個々の結合に関してすぐに結論がでないので、この配置
が正しいかどうかは容易に確認できなかった。

【０００４】医科学における絶え間無い発展は、輸注技
術における一定の限界値の維持に対する要求を増加させ
続けることになっている。同時に、多様な装置及び操作
スタッフの高い使用応力により、識別が簡単であり、取
扱が容易なものを提供することが更に早く求められてい
る。誤操作により、最終的に患者を危険にさらすことも
ありうるので、ポンプホースを明確に固定することが医
療技術における安全性の問題となる。ポンプホースのブ
ッシュを注入及び排出ホースに装着させ、ポンプハウジ
ングにそれ自身が固定されなければならない上記中間部
品を使用すると、張力或いはすえ込みによるホースの直
径、ホースの長さ、及びポンプ内のポンプホースの位置
は個々の装着工程に依存するという欠点が生じ、輸送或
いは輸注速度は要求どおりの位置で維持することはでき
ず、かなりの幅の許容誤差でホース毎に変化している。

【０００５】一体的に構成されたブッシュを備えたポン
プホースはＵＳ特許第５０８８５２２号において開示さ
れている。変形されない状態で、このポンプは、ホース
容積が両凸レンズの断面形状を有するように、２つの弓
状部で構成されている。ブッシュ自身は、円筒形のもの
として形成される。このポンプホースの断面形状によ
り、蠕動ポンプのポンプスライダによるホースの吸蔵的
閉鎖に必要な力は減少させられる。２つの弓状のホース
の壁部の接続領域はそこから表面上に突き出たウェブを
有し、該ウェブの厚さは実質上２つの弓状部の厚さの和
に対応する。これらのウェブは、ホース上で外側から働
く吸蔵力の一部を吸収することにより、材料の摩損や裂
けを減少するように機能する。ホース上で使用される力
を設定すると、輸注ポンプの許容誤差が減少される。

【０００６】ＥＰ特許第００２４４３１号で開示
された蠕動ポンプでは、ポンプ要素は、中心の長手方向
軸部分を除き、互いに向かい合った溶接当接部内にある
２つのシートで構成される。該長手方向軸部は、ポンピ
ング効果を得るためにその容積がピストンにより変化さ
せられる、複数のカップ形状の柔軟性のある構造を備え
た下面を有するポンプチャンバを形成する。長手方向軸
部の２つの軸の端部は、それに結合された入口ホース及
び出口ホースを有する。シート形状のポンプ要素の長手
方向軸端部で、とりわけポンプ要素の端部の領域におい
て、当接部表面から突き出した円形シリンダピンが通過
できるようにする長手方向穴や円形穴は、ポンプ要素が
ポンプハウジング上の当接部表面に置かれた際に、形成
される。円形穴とピンの１つを共同して、ポンプ要素の
正しい方向を定義する。その端部に配置されたブッシュ
を有するポンプでは“押しボタン”のようなものは使用
されない。というのは、このようなポンプホースでは、
輸送容積が大きさの変化に影響されないように、ホース
が吊り下げ状態で固定されることが必須だからである。

【０００７】本発明は、ポンプに容易に装着することが
でき、ポンプの吸入側と加圧側に関しては正しい流れの
方向と一致し、均一な輸送特性により特徴づけられるポ
ンプホースを提供することを目的とする。

【０００８】本発明によれば、上記目的は、ホースの長
手方向軸に対称に反対側に向いた２つの側板を含み、そ
れぞれにアイレットが形成された吊り装置上に個々のブ
ッシュが配置され、ホースの吸入側の側板内のアイレッ
トがホースの加圧側の側板内のアイレットに比べて異な
る形及び／又は大きさを有し、アイレットがポンプの嵌
め込み保持ピン上に装着されるように適合されることで
解決される。

【０００９】ポンプの前側に（吸入側）流れの方向に配
列された吊り装置と保持ピンは、ポンプの後ろ側に（加
圧側）流れの方向に配列されたものとは全く異なるもの
であるため、使用者が、ホースを向ける流れの向きを明
白に識別できるだけでなく、その部分の嵌め込みの外観
が異なるため、正しい様式で使用することになる。アイ
レット及びはめ込み式の保持ピンの単純な結合構造によ
り、ポンプ内へのポンプホースの配置と共に、装置側と
ホース側の固定部品の相互の結合の認識が容易になる。
アイレットをポンプのはめ込み式保持ピン上に装着する
ことにより、ポンプホースの固定は簡単で正しい様式で
実行できる。ポンプのはめ込み保持ピン上にアイレット
を簡単に吊ることにより、ポンプホースは、吸入側のブ
ッシュと加圧側のブッシュ間の距離を一定に保って、ポ
ンプ内に挿入される。このように、長手方向の寸法は道
具に依存し、装着には依存しない。吸入側及び加圧側の
固定要素の距離は製造及び装着の許容誤差を免れるの
で、ポンプ部分のホースの不確定の引っ張りを避けるこ
とができ、このため、高い輸送精度を得ることができ
る。ポンプホースは伸張も膨径もされないので、ポンプ
は狭い範囲の許容誤差内で、実際変動もなく、現在の輸
送能力で、作動する。更に、ホースの伸縮のない状態の
利点は、材料の損害がないこと、回復特性が改善される
ことにある。ポンプホースの使用期間が延長され、輸注
時間に対する輸送体積の不変性が増加する。

【００１０】本発明の好都合な実施例においては、吸入
側の端部の側板が共に加圧側の端部に向いた矢先を構成
し、加圧側の端部の側板は矩形である。対の側板によ
り、ポンプホースがポンプ内に挿入されている間のポン
プホースの取扱いが容易になり、安全な保持が可能とな
る。吸入側の側板の矢先の形及び異なる加圧側の側板の
形により、流れの向きがはっきりと、明確に示される。

【００１１】更にポンプホースの向きの間違いを防止す
る際の補助として、吸入側のホースの長手方向軸に対し
て対称に配置されたアイレットの中心が、加圧側のホー
スの長手方向軸に対し対称に配置されたアイレットの中
心と同一直線上にならないように配列される。

【００１２】吸入側の端部の側板内のアイレットは円形
であり、加圧側の端部の側板内のアイレットは矩形であ
り、それらの長手方向軸はホースの長手方向軸と平行に
延びている。従って、はめ込み保持ピンはポンプのチャ
ネルの吸入側の端部にぴったりと合う円形断面を有し、
またポンプのチャネルの加圧側の端部にぴったりと合う
矩形断面を有することとなる。矩形保持ピン上への円形
穴を望ましくない力により写すことを避けるために、矩
形保持ピンの幅は円形のアイレットの直径よりもかなり
大きくしてある。側板が保持ピンから前に向かってずれ
ることがないように、円形断面を有する保持ピンは上向
きに傾けられることが好ましい。下部の矩形保持ピンの
向きは、ホースの安全な保持がかみ合いの摩擦により得
られ、実質上水平にすることが可能である。対の保持ピ
ン相互の距離は実質上、対のアイレットの距離に対応す
る。

【００１３】側板はブッシュに一体的に構成されるのが
好ましい。側板は共通平面内に在り、ブッシュの軸端部
より突き出ない。

【００１４】個々のブッシュはその中にはめ込まれて固
定された管状の固定部材を有し、輸注導管の注入ホース
の端部あるいは放出ホースの端部は該固定部材に挿入さ
れ固定される。管状固定部材は可撓性のあるホース材料
で作られたブッシュを硬化させる固いプラスチック部分
であり、このため、側板の正しい基底を改良することが
でき、それ自体保持ピン上では可撓性も有することとな
る。図１において、ポンプホース１０は高弾性材料、例
えばシリコンにより構成される。ポンプホース１０は、
一体接着された円筒ブッシュ１２を備えた上端部と、中
間部１３を通して固定された円筒ブッシュ１４とを備え
た下端部を有する延長中心部１１を備える。断面を見る
と、ホース１０の中心部１１は、ホース管腔１７が両凸
レンズの断面を有するように、該ホース管腔１７の周囲
をとりまく２つの弓状部１５，１６を備える。ホースの
２つの長手方向軸の縁は、ホース１０の断面の長軸の面
内で、表面のウェブ１８により、結合される。該ウェブ
１８の個々の厚さは２つの弓状部１５，１６の壁の厚さ
の和に対応する。

【００１５】ブッシュ１２，１４のそれぞれは吊り手段
２０，２１を備え、装着された状態において、該吊り手
段の１つは吸入側に配置するために備えられ、もう一方
は加圧側に配置するために備えられる。一方の吊り手段
２０は、共通面内でホース１０の長手方向軸に対称的に
反対側に指向し、ホース１０の本体に一体構成された２
つの同一の側板あるいはフラップ２２を備える。側板２
２のそれぞれは、縁を丸くした三角形であり、２つの側
板２２の向きは、ホース１０の他端部に矢先が向くよう
に構成される。２つの側板２２の端部はブッシュ１２の
開口端部と同一平面となる。２つの側板２２の矢の先端
部はホース１０の中心部の２つのウェブ１８内に合体す
る。側板２２のそれぞれの厚さはウェブ１８の厚さより
大きい（図３）。個々の側板２２内には円形の通路とし
てのアイレット２４が構成される。２つのアイレット２
４はホース１０の長手方向軸に対称に配置され、その中
心はホース１０の長手方向軸に対し直角に延長した共通
線上に位置する。

【００１６】ホースの他端部の吊り装置２１は、ブッシ
ュ１４に一体構成され、ある共通面及び側板２２の面内
に配置されるとホース１０の長手方向軸に対称に逆向き
となる、２つの同一の側板２３を備えている。２つの側
板２３は外側の縁が丸くなった矩形である。側板２３の
それぞれが、それを通過する矩形のアイレット２５を有
する。側板２３及びアイレット２５の長手方向軸はホー
ス１０の長手方向軸と平行に延びている。アイレット２
５の中心はホース１０の長手方向軸に対称に配置され、
ホースの長手方向軸に対し直角に延びた共通線上に位置
する。アイレット２４の中心に関しては、アイレット２
５の中心はこれらのアイレット２４と一直線上に位置し
ておらず、内に向かって対称的にわずかに変位してい
る。矩形のアイレット２５は直接ブッシュ１４の外表面
に結合する。

【００１７】レンズ型の断面の中心部１１の下端部の近
くでは、ホース１０の壁圧は減少され、これにより、圧
力測定区域２６として使用するために適用される長手方
向部が構成される。内圧を検知するための圧力センサは
外部からこの圧力測定区域２６に適用できる。圧力測定
区域２６上の表面上の突き出たボス２７は圧力センサの
影響によるホースの壁の損失を防ぐ。

【００１８】個々のブッシュ１２，１４には管状の固定
部３０，３１がはめ込まれ、この円筒形のチャネルは挿
入された注入ホース３２と排出ホース３３の接着の機能
を持つ；該ホース３２，３３の両方は患者への輸液の入
った容器３４に接続するための輸注導管の一部を構成す
る（図５）。下部の固定部３１は、その外側の管状の肩
により、ブッシュ１４と中心部１１との間のホースの管
腔の移行部で管状の溝２８を噛み合わせる。注入ホース
３２と排出ホース３３は固定部材３０，３１内に接着さ
れるか溶接されることが好ましい。

【００１９】ポンプホース１０は注入ホース３２と排出
ホース３３を備えた状態の工場渡しであり、使用者が２
ｍまでの長さの輸注導管を蠕動ポンプ４０内に装着す
る。その際に、上記輸液容器から患者への正しい向きの
流れを提供するために、注入ホースがポンプ４０の吸入
側の端部に位置し、排出ホース３３がポンプ４０の加圧
側の端部に位置することが重要である。ポンプホース１
０を蠕動ポンプ４０に装着するときに、使用者は２つの
側板２２により構成される矢先の方向を向けることによ
り、最初に流れの方向を認識する。更に、使用者は、ア
イレット２４，２５がホース４０の正しくはめ込まれた
保持ピン上に限って接続することができるので、例え
ば、ポンプホース１０の向きが間違っており、アイレッ
ト２４，２５が混同した場合は、アイレットは簡単に保
持ピン上に移すことができないので、正しい様式で装着
手順を完了することになる。ホース１０の吸入側の端部
に設けられ、装着された状態で先端部に配置される円形
のアイレット２４は、斜め上に向き、直径がアイレット
２４の直径に合わせられた円形断面の２つの保持ピンが
配置されており、アイレットは実際ゆるみ無く保持ピン
３５上に移すことができる。底に配置されたポンプホー
ス１０の加圧側の端部は、ポンプ４０上に設けられた矩
形の断面の２つの保持ピン３６により、固定される；ア
イレット２４、２５と保持ピン３５、３６の垂直距離
は、ホース１０の引き延ばしを限定するための様式で選
択され、すなわち、長手方向軸の寸法は道具に依存し、
装着には依存せず、輸送速度は狭い許容誤差の範囲内で
は一定である。保持ピン３６はポンプ４０の垂直面から
外側に直角に突き出たウェブを構成する。保持ピン３６
の断面は矩形のアイレット２５に嵌め込むために適合さ
れる。保持ピンの断面の垂直幅は円形穴２４の直径より
かなり大きいため、丸い穴は矩形の保持ピン３６上に無
理やり移すことはできない。アイレット２４、２５の場
合のように、保持ピン３５の相互の距離も保持ピン３６
間の距離と異なり、これにより、ポンプホース１０をポ
ンプ４０に間違った向きで装着するのを防ぐ安全機能が
更に付加される。

【００２０】保持ピン３５と３６の間に吊るされたポン
プホース１０はポンプ４０の直線状のチャネル４１内で
線状に延びている。ポンプホース１０の一端部はポンプ
ホース１０を装着したり、取り除いたりするためにチャ
ネル４１から取り出されるように適用された当接部４２
上で保持される。他端部では、複数のポンプスライダ４
３がホースの中心部１１上で作動する。ポンプスライダ
４３は中心部１１に対し、引き上げ運動を行い、該中心
部１１を蠕動様式できつく圧搾する。これにより、ポン
プホース１０を通して輸液容器３４から患者へ輸液の輸
送が効果的に行われる。ポンプスライダ４３の駆動はカ
ム軸により行うことができる。圧力センサ４４はポンプ
ホース１０の圧力測定区域２６の取りつけ部に配置され
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は蠕動ポンプ用のポンプホースの平面図
である。

【図２】図２は図１における線II−IIの断面図であ
る。

【図３】図３は図１における線III −III の断面図で
ある。

【図４】図４は図１における線IV−IVの断面図であ
る。

【図５】図５はその中にポンプホースが装着された蠕
動ポンプの一部の長手方向断面図である。

【符号の説明】

１０…ホース１２，１４…ブッシュ２０，２１…吊り装置２２，２３…側板２４，２５…アイレット３５，３６…保持ピン４０…蠕動ポンプ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一体結合されたブッシュ（１２、１４）
を備えた吸入側の端部と加圧（圧送）側の端部を有し、
保持部を使用して蠕動ポンプ（４０）に吊り下げ取付す
るために適用される、該蠕動ポンプ（４０）用のポンプ
ホースにおいて、個々のブッシュ（１２、１４）は、その上にホース（１
０）の長手方向軸に対称に反対側に指向する２つの側板
（２２、２３）で、それぞれがその中のアイレット（２
４、２５）を備えて構成される吊り装置（２０、２１）
を、その上に配置しており、ホース（１０）の吸入側の端部上の側板（２２）内のア
イレット（２４）は、ホース（１０）の加圧側の端部上
の側板内のアイレット（２５）と異なる形及び／又は大
きさを有し、アイレット（２４、２５）はポンプ（４０）の嵌め込み
保持ピン（３５、３６）上に装着するために適合されて
いることを特徴とする蠕動ポンプ用のポンプホース。
【請求項２】吸入側の端部側板（２２）は共に加圧側
の端部を指す矢先を構成し、加圧側の端部の側板（２
３）は矩形である請求項１記載のポンプホース。
【請求項３】吸入側の端部ホースの長手方向軸に対称
に配置されたアイレット（２４）の中心が、加圧側にホ
ースの長手方向軸に対称に配置されたアイレット（２
５）の中心と同一直線上にない請求項１記載のポンプホ
ース。
【請求項４】吸入側の端部側板（２２）内のアイレッ
ト（２４）が円形をしており、加圧側の端部の側板（２
３）内のアイレット（２５）が矩形をしており、それら
矩形の長手方向軸はホース（４０）の長手方向軸と平行
に延びている請求項１記載のポンプホース。
【請求項５】側板（２２、２３）はブッシュ（１２、
１４）に一体的に構成された請求項１記載のポンプホー
ス。
【請求項６】個々のブッシ（１２、１４）はその中に
嵌め込まれた管状の固定部材（３０、３１）を有し、輸
注導管の注入ホースの端部（３２）あるいは排出ホース
の端部（３３）が該固定部材（３０、３１）内にしっか
りと挿入されている請求項１記載のポンプホース。
【請求項７】ホース（１０）はレンズ型の外側及び内
側の断面の外を有し、ブッシュ（１２、１４）は内部及
び外部が円筒形を有する請求項１記載のポンプホース。