JPH0524794B2 - - Google Patents

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JPH0524794B2
JPH0524794B2 JP61230220A JP23022086A JPH0524794B2 JP H0524794 B2 JPH0524794 B2 JP H0524794B2 JP 61230220 A JP61230220 A JP 61230220A JP 23022086 A JP23022086 A JP 23022086A JP H0524794 B2 JPH0524794 B2 JP H0524794B2
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heat
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biological fluid
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Ii Chaamu Sutanrii
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23BPRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
    • A23B5/00Preservation of eggs or egg products
    • A23B5/005Preserving by heating
    • A23B5/01Preserving by heating by irradiation or electric treatment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/0005Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor for pharmaceuticals, biologicals or living parts
    • A61L2/0011Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor for pharmaceuticals, biologicals or living parts using physical methods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/08Radiation
    • A61L2/12Microwaves

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 産業上の利用分野 本発明はウイルスを駆除する及び/又は熱過敏
性生物液を滅菌する処理装置及び系に関し、及び
高温、短時間の低温殺菌法に関する。特に、本発
明は高誘電性生物液によるマイクロ波エネルギー
を用いて生物液を高温、短時間加熱するマイクロ
波に基づく熱処理系及び方法に関する。 従来の技術及び問題点 ミルク或は繊細な風味成分を有する商品等の熱
過敏性食品は、食品を低温殺菌
(pasteurization)、及び滅菌するに際し、非常に
短い時間高温に加熱することによつて保存するこ
とが特に食品産業において望ましい。しかし、こ
のような多くの系は相対的に大規模の食品生産に
対してのみ利用可能であり、小規模の実験室生産
或は実験に実験室において用いる熱過敏性液又は
懸濁液等の大切な低容量物を可能にしていない。 更に、血漿或はタンパク質含有液等の生物液或
は懸濁液を殺菌すること、選択した病原性有機
体、例えばウイルスのような感染性物質或は実質
的にタンパク質及び核酸のその他の物質を、その
他の微生物を破壊したり又は大きく変えたり、或
はその他のタンパク様質物質を沈殿又は破壊しな
いで破壊することが望ましいことがしばしばあ
る。例えば、血漿からウイルス及びウイルス型物
質を、プロセスにおいて血漿を凝固し、曇らせ、
凝集し、凝結し、沈殿し、或は生物学的に変えな
いで選択的に破壊することが望ましい。 しかしながら、従来の長時間加熱殺菌法では、
殺菌温度を60℃から70又は80℃に高めると熱過敏
性たんぱく質性物質の多くが変性してその活性を
失つてしまう等の不都合が知られている。 よつて、特に低容量の生物液に関して用い及び
小規模の実験室で用いるための早い連続熱処理装
置及び高温、短時間加熱して体液を含む熱過敏性
生物液及び懸濁液の滅菌或は低温殺菌する方法を
提供することが望ましい。 発明の要約 問題点を解決するための手段 本発明は生物活性を破壊或は実質的に変えない
で滅菌或は低温殺菌を行うように生物液の迅速な
連続加熱を可能にし、及び貴重な低容量の生物液
又は物質を用いる小規模の実験室生産或は実験に
及び血漿等の体液からのウイルス、ウイルス型物
質のような感染性物質を選択的に駆除するのに特
に有用であるが、これらに限定されない。 本発明の高温、短時間加熱殺菌法は、限定され
た低温(例えば、一般には、50〜60℃より低い)
において、熱過敏性液体体中のたんぱく質様物質
等の望ましい物質は、例えば、細菌フアージ物質
又はウイルス等の微生物より早い速度で破壊され
るという発見、及び一層高い温度(典型的には、
約60〜65℃より高温)においては、ウイルス又は
微生物物質は、典型的に、一層早い速度で破壊さ
れるという発見に基づくものである。それ故、熱
過敏性物質を、好ましくは、マイクロ波エネルギ
ーにより、急速に加熱して所定の保持温度に保持
し[その温度は限定した温度より高く、その熱過
敏性物質の破壊の速度が微生物又はウイルスに対
して約0.100秒以下の時間の間だけ逆転する(微
生物又はウイルスの破壊速度の方が大きくな
る)]、次いで、熱過敏性物質の破壊がかなり減少
又は起こらなくなる温度まで急速に冷却すること
により所望の殺菌を行なうことが出来る。熱過敏
性物質を保持温度まで加熱する加熱時間は、微生
物又はウイルスの全致死又は殺菌の20%までを構
成し得る。 第2図は、減少速度対温度の実験データのグラ
フであり、本発明の原理を示している。熱過敏性
の水性液体試料物質を、試料用微生物としてE.
coliを、熱過敏性物質としてアルカリホスフアタ
ーゼを用いて調製した。グラフの横軸は、熱過敏
性物質をマイクロ波低温殺菌工程の間に保持する
ピーク温度を示し、他方縦軸は、毎秒不活性化又
は減少するE.coliのlog10サイクルの数を示してい
る。80℃以上の高温において示されるように、E.
coli微生物の減少速度は熱過敏性物質の不活性化
の速度より遥かに大きい。 発明の方法は電子オーブン(microwave
oven)から誘導されるようなマイクロ波エネル
ギーをマイクロ波源として用いて高誘電性液を急
速に非常に短い時間、代表的には1秒より短い時
間加熱して規定の滅菌温度、例えば143℃又はそ
れ以上に、或は約0.05秒又はそれ以下の間規定の
低温殺菌温度、例えば75℃又はそれ以上にするこ
とを含む。発明の方法はウイルス含有血漿(これ
に限定されない)等の熱過敏性生物液に、代表的
には住宅或は家庭型の電子オーブンを用いてマイ
クロ波エネルギーを当てることを含むもので、該
電子オーブンはプラスチツク又はガラスチユーブ
材料の透過域を収容し、その中に生物学的溶液を
選んだ時間循環させて滅菌或は低温殺菌温度を達
成する。流量が大きくなれば、入力のより高い電
子オーブン或はマイクロ波源を用いる。 マイクロ波源における加熱時間は生物液の誘電
率によるので、一実施態様において、典型的には
誘電率増進添加剤を用い及び熱過敏性生物液に加
え、誘電率を調節して加熱時間を短かくする。添
加剤は、生物液をマイクロ波エネルギーで極めて
短い時間で急速に加熱することができるように液
の高い誘電率を付与するイプのものであり及び高
い誘電率を付与する程の量で加える。誘電性添加
剤は、該添加剤を加える生物液の所望の本質的性
質又は品質に影響を与えてはならない、すなわち
生物学的に不活性であるべきである。添加剤は高
誘電性塩又は塩溶液及び代表的には無機金属塩、
例えばアルカリ又はアルカリ土類塩を含むことが
でき、塩化ナトリウムが血漿用の一つの好ましい
添加剤である。代表的には、添加剤を生物液に水
溶液で加える。生物液がすでに高い、例えば100
を越える誘電率を有する場合、所望の加熱時間に
より添加剤を用いる必要がない。 誘電率増進剤を加える生物液は、液を選定した
滅菌或は低温殺菌温度に急速に加熱することがで
きるように、典型的には電子オーブンの中を通つ
て伸びるプラスチツク又はガラスチユーブ材料の
中をポンプで循環させる。添加剤を有する加熱し
た生物液を次いで冷却し、次いで必要に応じて誘
電性添加剤を除き、無菌の生物液を回収する。 発明の方法は広範囲の微生物液及び懸濁液、例
えば微生物媒質、組織培養地、限外過を用いて
滅菌することができない懸濁液、ワクチン、母乳
等を滅菌するのに用いることができる。また、発
明の方法は血漿(全プラズマ又は血清)、第及
び因子を含有する血漿生成物を低温殺菌或は滅
菌し、及び肝炎、エイズ(AIDS)等のウイルス
のような物質を選択的に駆除するのに用いること
もできる。系は保有容量約0.4リツトル又はそれ
以下で、通常流量を約3.0/時間又はそれ以上
に調節するように設計する。 系は電子オーブン及びオーブン内に温度、例え
ば143℃、すなわち選んだ滅菌又は低温殺菌温度
或はこのような他の所定温度を可能とする十分な
バツクアツプ圧を保つのに必要な器具を使用す
る。典型的には、殺菌温度において0.5秒又は143
℃においてそれ以下の滞留時間が、C1ボツリナ
ム(botulinum)等の耐熱性微生物の12ログサイ
クル減数によつて規定される通りの繁殖不能性を
達成するのに十分である。 電子オーブンにおける液の加熱時間は被加熱液
の誘電率によるので、誘電率増進添加剤、例えば
化ナトリウム或はその他の化学作用を起こさない
調剤上不活性の塩又は塩溶液、一層代表的には生
理食塩水として、必要とする種々の量で加える。
誘電率増進添加剤の量は元の生物液の誘電率によ
つて変わり得るが、通常液の約0.1〜10重量%又
はそれ以上の塩を加えることができ、一層典型的
には0.5〜5.0%、なお一層特別には0.5〜約4.0%
が家庭又は住居型の電子オーブンにおける迅速な
滅菌を可能とするのにしばしば十分である。必要
に応じて、添加剤は滅菌した生物液から除かれる
ので、過剰量の誘電率増進添加剤は避けるべきで
ある。添加剤を有する生物液の誘電率は到達する
所望の温度によつて変わり得るが、通常添加剤を
有する生物液の誘電率は少なくとも水の誘電率、
例えば約100〜300、例えば90〜200になるべきで
ある。 通常、コイル又はらせん状で用いるマイクロ波
加熱器内のチユーブ材料の寸法は、十分なマイク
ロ波エネルギーを吸収して電子オーブン内のマグ
ネトロン管を焼き尽くすのを防ぐためにマイクロ
波室内に十分な容量を維持しなければならない。
誘電率の高い生物液が必要とする保持容量が誘電
率の低い物質より小さいことはもち論である。よ
つて、誘電率増進添加剤を用いて誘電率の調整を
完全に行なうことができない場合には、生物液を
電子オーブンに通して循環させるチユーブ材料寸
法の変更を用いて誘電性液の異なる範囲を調節す
べきである。 誘電率増進添加剤を加えた生物液は通常ポンプ
でマイクロ波加熱器内のチユーブ材料に通して循
環させ、及びマイクロ波加熱器と次の冷却機構と
の間にダイバートバルブを用い、それにより必要
な選んだ滅菌温度に達しない生物液の進路を変え
ることができる。このような生物液は循環させな
いで捨てるのが普通である、というのは生物液の
高温加熱は液を変質し得るからである。しかし、
かかる変質が生物液に影響を与えない場合、ダイ
バートバルブにより転流され及び再加熱によつて
悪影響を受けない生物液を生物液源として循環さ
せて電子オーブンにおいて再加熱することができ
る。 また、典型的には冷却器の後に背圧バルブを用
いて液のフラツシング或は加熱した生物液の蒸発
を防ぐ。また、通常、誘電率増進剤を加える場
合、該増進剤を滅菌した生物液から無菌状態下
で、例えば限外過、透析或はクロマトグラフイ
ーカラム或はその他の塩分離技法によつて除くこ
とが望ましい。これより、誘電率増進剤は、適用
可能な場合、また生物液を無菌受け器に回収する
前に滅菌した生物液からの除去或は分離が容易或
は有効になるように選ぶべきである。必要に応じ
て、凝血因子等の所定の生成物を血漿から短時間
の加熱プロセスの後に回収することができ、及び
誘電増進剤、例えば塩の除去は不必要になり得
る。 発明の熱加工糸は下記を含む: 加熱或は滅菌すべき生物液源;十分な量の誘電
率増進剤を生物液に加える手段;ポンプ等により
必要とする誘電率を調整する添加剤を有する生物
液を循環させて、 チユーブ材料等のマイクロ波透過性容器の中に
住居電子オーブン等のマイクロ波源の通る所望の
長さ及び直径において規定の保有時間通るマイク
ロ波エネルギーに暴露する時間中選んだ温度への
急速加熱を得る手段;任意であるが好ましくは所
望の滅菌或は低温殺菌温度でない物質を転流させ
得るためのダイバートバルブ手段;加熱加工した
生物液を一層低い温度、例えば室温又はそれ以
下、例えば10゜〜20℃に冷却する冷却器等の冷却
手段;加熱滅菌した物質の蒸発を防ぐ背圧バルブ
手段;誘電率増進剤を滅菌した生物液から無菌状
態下で除く必要に応じての分離手段;短時間加熱
滅菌した生物液を受ける無菌受け器。必要に応じ
て、転流させた生物液を生成物液源に循環させる
ことができ、及び不活性な誘電率増進剤を取り除
いた後に更に生物液に関して使用するために循環
させることができる。 発明の例示の目的でいくつかの実施態様に関連
してのみ説明するが、当業者であれば種々の変
更、追加、改良を発明の精神及び範囲から逸脱し
ないで発明の内で行い得ることが認められる。 実施態様の説明 図面は熱過敏性生物液14を収容する容器12
と、熱過敏性生物液14に加える塩化ナトリウム
溶液等の誘電性添加剤16源とを含む。誘電性添
加剤を有する生物液14を、次いで管路18より
ポンプ20及び管路22を通してマイクロ波加熱
器24に導入する。該加熱器24では、規定容量
の生物液がコイル状プラスチツクチユーブ26の
中に存在し及びマイクロ波エネルギーを受け、今
高い誘電率にある生物液を約1秒又はそれ以下、
例えば0.1〜0.5秒で143℃に加熱する。次いで、
加熱滅菌した生物液を管路28より抜き出してダ
イバート三方(オフ−オン−ダイバード)バルブ
30に通す。生物液が加熱滅菌温度(或は低温殺
菌においては低温殺菌温度)に達しなければ、生
物液を管路32に通して転流させて捨てる。加熱
滅菌した物質を管路34より冷却器36内のコイ
ル状プラスチツクチユーブ38に導入し、そこで
該物質を室温、例えば40℃又はそれ以下に冷却
し、次いで管路40より加熱した液の気化を防止
する背圧バルブ42に導入する。次いで、加熱し
た液を管路44より分離器46、例えば透析ユニ
ツト或はクロマトグラフイーカラム、限外過或
はその他の分離手段に導入し、次いで加えた誘電
性添加剤の全部又はいくらかを管路50より取り
出し、滅菌した生物液を管路48より取り出して
消毒した受け器52に入れて実験室、実験或はそ
の他に用いる。 例 1 図面に記載の如き装置を使用して、約27℃の初
期温度及び得られる約4℃の冷却温度で様々の重
量%の塩の塩水を用いて幾つかの試験を行なう
と、次の表に示したような試験結果が得られた。
【表】 例示されるように、0.5%の低い誘電率の塩水
とは対照をなして、0.9及び1.5%の塩水は、143
℃の温度及び0.5秒の保持時間で且つすべて実質
上同じ流量で殺菌時間に対して6秒以内での極め
て急速な温度上昇を可能にする。また、4%塩水
の使用は、143〜144℃の殺菌温度においてより急
速な温度上昇及び短い時間(0.15秒)をもたら
す。 例 2 4重量%の塩化ナトリウムを加えた血漿からな
る熱過敏性生物流体を図面の装置において処理し
たが、しかし塩の除去を行わなかつた。この結果
を表に示す。
【表】 例2では、未処理対照試料と比較してアルブミ
ン、グロビン又はフアクター及びの変化は全
くなかつた。例2は、迅速高温マイクロ波加熱法
によつて肝炎B又はAIDSの如き病原ウイルスを
含有する熱過敏血しようを低温殺菌してウイルス
を死滅させることができることを示す。例示され
るように、誘電添加剤の添加による低温殺菌保持
時間は加熱を提供するのに極めて短かく0.05〜
0.07秒であり、この場合にもし加熱時間が0.07秒
の保持時間で1.9秒よりも長くならないならば凝
固フアターに影響を及ぼさない。 例 3 ウイルスを死滅させるがしかし血しようの血液
凝固フアクター例えばフアクター及びを保持
しようとして、血しようと従来技術において59℃
の温度で12時間の間処理した。しかしながら、肝
炎Bウイルス及び他の原因物質は、この処理の後
にも生き残ることができる。更に、この処理は時
間を要する。マイクロ波エネルギーを使用すると
短かい期間例えば0.5秒又はそれ以下例えば0.05
秒で高温例えば75℃又はそれ以上を達成し、しか
も、この短かい加熱時間によつてウイルスの如き
感染性原因物質を死滅させると共に血しようの血
液凝固フアクターを保持するのが可能であること
がわかつた。75℃で0.05秒の範囲内の温度及び時
間を達成することによつて、血しよう中に4%塩
を使用して血しようのフアクター及びを保持
し且つ血しよう中のウイルスを死滅させることが
可能である。 添加するのに必要な誘電添加剤の量を決定する
に当つては、その液体をマイクロ波加熱器の容積
全体に間隔を置いて配置された28ftの1/16″内
径管に8.35/hrの割合で通しそして系を定常状
態にすることによつて誘電率を得ることができ
る。マイクロ波加熱器における液体滞留時間は
7.04秒である。
【表】 表における試験データによつて例示されるよ
うに、温度上昇の増大には誘電率の向上が伴なう
(水は約69の誘電率を有し、そして4%塩水は約
126である)。 例 4 高温短時間加熱処理による殺菌効果 前述した装置を、誘電率増進添加剤を加えずに
用いて、ヒト血漿に由来する5%IgG(免疫グロ
ブリン)溶液標品を低温殺菌して表に示す結果
を得た。加熱、保持及び冷却時間は、それぞれ、
0.1188、0.0079及び0.095秒であり、全工程時間は
250ミリ秒以下であつた(第3図参照)。 IgGの物理的完全性を高圧液体クロマトグラフ
イーを用いて測定した。凝集物を形成した全IgG
の百分率がこの破壊の指標である。IgGは、凝集
が2.0%より少ないならば良好であると考えられ
る。
【表】 熱過敏性物質:5%(w/v)濃縮IgGたんぱく
質(PH5.3のリン酸緩衝液中) 流量: 8L/時 レイノルズ数:9065(乱流) 微生物: 大腸菌(E.coli) 例 5 高温短時間加熱処理による卵製品の殺菌 現在、生卵からの製品は、殆どの卵の中に少量
含まれている細菌の生長を阻止するために凍結し
なければならない。前述の装置を用いて、卵製品
を熱処理して混入している胞子形成しない微生物
を破壊することが出来る。多くの病原性微生物は
胞子形成しない(例えば、サルモネラ菌)。その
製品は長期間にわたつて冷蔵温度に保存すること
が出来る。 卵製品を前述の装置で試験して、表に示す結
果を得た。
【表】 流量:16L/時 加熱チユーブ:長さ15Ft、内径1/8″ 保熱チユーブ容積:0.0836ml 開始温度:35℃ 保持時間:0.18秒 冷却時間:2.1秒 例 6 高温短時間加熱処理による胞子の破壊 抗生物質を含むリポソームの懸濁液を前述の装
置を用いて処理し、胞子形成する微生物を殺菌、
破壊した。
【表】 この懸濁液に1010のB.stearothermophilusの胞
子を接種した。上記のパラメーターにて処理した
後、リポソームの物理的完全性は無傷であり、リ
ポソーム内の抗生物質の化学活性は否定的な影響
を受けておらず、且つ存在する胞子は破壊され
た。 リポソームは、薬物の送達、免疫化(抗原の送
達)及び遺伝子治療(遺伝物質の送達)に用いら
れる。それ故、抗生物質その他の薬物並びに熱過
敏性化合物及び材料を含むリポソームを高温短時
間加熱処理してその中の抗生物質又は他の活性成
分の活性に影響を与えることなく微生物の存在を
減らすことが出来る。 例 7 高温短時間加熱処理によるウイルスの不活性化 ウイルスの準備及び検定法 水疱性口内炎ウイルス(VSV)をWilliam
Stewart.、博士から得て、マウスL929細胞中
で培養した。 脳心筋炎ウイルス(EMC)をEmilio Emini博
士から得て、マウスL929細胞中でウイルスを培
養することによつてストツクを調製した。培養培
地(MEM)での10倍連続希釈を用いる終点希釈
検定法によつて感染性を検定した。各希釈物を、
96穴ミクロ滴定プレート中のヒトA549細胞の同
型培養用穴(replicate well)に接種するために
用いた。5%CO2中における37℃での72時間のイ
ンキユベーシヨンの後に、ウイルス誘導性の細胞
異常を記録した。ID50値を、Spearman−Karber
法(Spearman C:Br J Psychol 1908;2:
227−242)を用いて計算した。 HIVのHTLb株の高力価ストツクを
Pharmacia社(米国、ニユージヤージー、
Piscataway)から購入した。滴定を、ミクロ滴
定プレート上で、10%FCSを含むRPMI640を用
いて、8×105/mlのCEM細胞で、10倍希釈にて
行なつた。各試料を4複製にて検定した。使用前
に、2μg/mlのポリブレンを含む上記の培地中
で37℃で1時間インキユベートすることによつて
細胞の調子を整えた。処理した試料中のウイルス
は37℃で2時間にわたつて細胞に吸着され、次い
で、プレートを10分間、2000rpmで遠心分離し且
つ上清を吸引することによつて、培養を培地で2
回洗つた。それから、培養(150μ)に、4,
7及び10日目に25μの培地を供給した。14日目
に、培養をPBSで2回洗つてウイルス性抗原を
接種物から除去し、細胞を0.5%トリトンX−100
を含む100μのPBS中で溶解させた。溶解物を
組換えp55に対するウサギ抗血清でコートしたプ
レート(米国、カルホルニア、Palo Altoの
Hardy Chan博士の好意による)及びペルオキシ
ダーゼ標識ウサギ抗p55を用いてELISAによつて
HIVp55抗原について検定した。 HIV接種した血漿試料を、陽性及び陰性の標
準対照と共に、組換えp55に対するウサギ抗血清
でコートしたプレートを用いるELISAによつて、
HIVp55抗原について検討した。24ng/mlの濃度
を有する標準HIVストツクの2倍希釈を行なう
ことにより検定を照査した。この標準の滴定は、
1:64及び1:256(即ち0.37及び0.09ng/ml)の
間でなければならない。この感度はDuponh p24
キツトのそれと等しい。試料の陽性のカツトオフ
は、陰性対照穴の平均の2倍である。 ウイルスの不活性化実験 脂質エンベロープを有するウイルス、VSV及
びンベロープを有しないウイルス、EMCの2種
のウイルスの各々をすべての濾過した血漿に加
え、前述の装置にて別々にいろいろな温度で加熱
した。全工程時間は0.250秒(“保持時間”は
0.006秒)であつた。検出可能なEMCの不活性化
は72℃以上で完全(≧105.8TCID50)であり、
VSVの不活性化は75℃以上で完全(≧104.4
TCID50)であつた(第4図)。 HIVの不活性化を別の実験において検定した
(保持時間は0.006±0.002秒)。HIVを混入させた
血漿に、少量の14Cグルコースを、試料の希釈が
起きた場合に測定するために加えた。HIVの完
全な不活性化(≧104.4TCID50)は、77℃以上で
起きた。75℃では、103TCID50の不活性化のみが
生じた(表)。
【表】 低温殺菌した血漿試料を、HIVp55抗原の存在
について試験した。77℃で処理してウイルス濃度
の4.4より大きいログ減少があつたものを含むす
べての試料は、試験の結果、この抗原について陽
性であつた(表)。
【表】 例 8 高温短時間加熱処理のたんぱく質への影響 たんぱく質分析 凝固フアクター及びの活性を、適当なフア
クター欠乏血漿(米国、カンザス州、Overland
ParkのGeorg King)の活性化部分トロンボプラ
スチン時間の補正の程度の測定によつて評価した
(米国、ニユージヤージー、Morris Plaingの
General Diagnostics)。フアクターVの活性を
同様にして評価した。但し、非活性化部分トロン
ボプラスチン試薬(General Diagnostics)を用
いた(Lenahan JG,Phillips GE:Clin Chem
1966;12:269、Miale JB:Laboratory
Medicine:Hematolosy,6版、St Louis
Mosby,1982)。 凝固フアクターの回収率 2つの別々の実施の際の凝固フアクター、
及びの回収率を第5図a〜cに与える(保持時
間は0.006±0.002秒)。 そのたんぱく質活性を未処理の新鮮凍結血漿試
料と比較した。測定したフアクターのうち、フア
クターが最も不安定であり、75〜77℃において
初期活性の60%が失われた(第5図a)。78〜84
℃の温度での処理がフアクターの活性の増加を
生じたことは興味深い。この増加は活性化を示唆
した。フアクター及びの活性の優れた回収率
が、それぞれ77及び89℃の高温において観られた
(第5図b,c)。 電気泳動分析 SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−
PAGE)を、本質的にはLaemmli UK:Nature
1970;227:680−685に記載されたようにして、
1%ジチオスレイトールの存在において行ない、
クーマシーブルーでたんぱく質を染色した。 上述の装置で処理した正常な新鮮凍結血漿を
SDS−PAGEにかけて(第6図)。75℃の温度に
おいては、殆ど変化は認められなかつた。86℃で
は、低移動度型のバンドが観られ且つ分子量約
200000のバンドの消失が認められ得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を用いる熱処理系を例
示する図である。第2図は、ピーク温度に対する
細菌の減少速度のデータを示す、温度に対する細
菌のログ減少速度のグラフである。第3図は、細
菌を含む熱過敏性物質の低温殺菌のデータを示
す、時間−温度グラフである。第4図は、HIV,
VSV及びEMCウイルスの不活性化を示すグラフ
である。第5図は、示した温度で高温短時間加熱
処理した血漿の血液凝固フアクターの回収率を示
すグラフである(a:フアクター、b:フアク
ター、c:フアクター)。第6図は、高温短
時間加熱処理した血漿のSDSポリアクリルアミド
ゲル電気泳動結果を示す写真である。 12…容器、30…ダイバートバルブ、46…
分離器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 たんぱく質性物質及び病原性生物を含む熱過
    敏性生物液の高温、短時間加熱方法であつて、 a) マイクロ波加熱エネルギーを使用し、その
    熱過敏性生物液を長くて1秒の期間急速加熱し
    て所定の加熱温度にして加熱生物液とし、 b) 該加熱生物液を、所定の加熱滅菌温度にお
    いて、長くて0.5秒の滞留時間の間保持して生
    物液を滅菌し、 c) 加熱生物液を冷却時間の間急速冷却して所
    定の低い温度にして冷却生物液とする ことを含み、 該加熱及び冷却期間は実質的に該液の該熱過敏
    性特性に影響を与えないだけ十分短いが、該病原
    性生物を減少させるのには十分である、 熱過敏性生物液の高温、短時間加熱方法。 2 生物液が90を越える誘電率を有する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3 前記熱過敏性生物液の前記誘導電率が、誘電
    率増進添加剤を前記加熱工程より前に加えて得ら
    れる特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 前記所定の加熱温度が少なくとも75℃であ
    り、前記滞留時間が長くて0.05秒である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 5 生物液が血漿或は血清を含み、かつ血漿或は
    血清を加熱して病原性生物を破壊するが、血漿或
    は血清の血液凝固因子及び成分を実質的に変
    化させない程の所定の温度にすることを含む特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 6 前記病原性生物が感染性ウイルス或はウイル
    ス様微生物である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 7 前記冷却器温度が高くて40℃である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
JP61230220A 1985-09-30 1986-09-30 熱過敏性生物液の高温、短時間加熱方法 Granted JPS62109572A (ja)

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