JPH05245151A - 圧力パルス発生器 - Google Patents

圧力パルス発生器

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JPH05245151A
JPH05245151A JP4201928A JP20192892A JPH05245151A JP H05245151 A JPH05245151 A JP H05245151A JP 4201928 A JP4201928 A JP 4201928A JP 20192892 A JP20192892 A JP 20192892A JP H05245151 A JPH05245151 A JP H05245151A
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JP
Japan
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potential
coil
pressure pulse
partial
pulse generator
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Withdrawn
Application number
JP4201928A
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English (en)
Inventor
Manfred Rattner
ラトナー マンフレート
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B17/225Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves
    • A61B17/2256Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves with means for locating or checking the concrement, e.g. X-ray apparatus, imaging means
    • A61B17/2258Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves with means for locating or checking the concrement, e.g. X-ray apparatus, imaging means integrated in a central portion of the shock wave apparatus
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K9/00Devices in which sound is produced by vibrating a diaphragm or analogous element, e.g. fog horns, vehicle hooters or buzzers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大きい構成スペースを必要とすることなく、電
圧フラッシオーバの危険を回避または低減する。 【構成】導電性ダイヤフラム10を駆動するためのコイ
ル装置4を第1の環状部分コイル6とこの部分コイル6
を包囲する第2の環状部分コイル7とに分割し、第1の
部分コイル6の外側端部18と第2の部分コイル7の内
側端部18とに第1電位U1、第1の部分コイル6の内
側端部17に第2電位U2、第2の部分コイル7の外側
端部20に第3電位U3を導き、第2電位U2は第1の
部分コイル6に隣接する部品の電位に、第3電位U3は
第2の部分コイル7に隣接する部品の電位にほぼ一致さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性ダイヤフラムと
電気コイル装置とを有する電磁式圧力パルス源を備え、
ダイヤフラムと電気コイル装置とを貫通して部品(例え
ば、超音波位置測定装置の超音波ヘッド)を収容するた
めの孔が延在し、そして他の部品(例えば、圧力パルス
源を包囲する容器)がコイル装置の外側縁部の領域に配
置されている圧力パルス発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の音響式圧力パルス発生器は医学
の分野において例えば結石病、骨痛および腫瘍痛を治療
するために使用される。この音響式圧力パルス発生器は
非医学的用途に対しても同様に使用され得る。この場
合、圧力パルス発生器は適宜の結合装置によってその都
度圧力パルスを与えるべき対象物に音響的に結合され、
対象物と圧力パルス発生器とは、圧力パルスが対象物の
治療又は検査範囲を通るように、互いに相対的に調整さ
れる。
【0003】冒頭で述べた種類の圧力パルス発生器はヨ
ーロッパ特許出願公開第301360号公報に記載され
ている。この種の圧力パルス発生器においては、通常、
容器および超音波ヘッドはアース電位を与えられる。同
様に、螺旋状ターンを有するフラットコイルとして構成
されたコイル装置の容器に隣接する外側端子、または該
コイル装置の超音波ヘッドに隣接する内側端子がアース
電位を与えられる。コイル装置のそれぞれ他方の端子は
圧力パルスの発生のために圧力パルス源を作動する際高
電圧を印加される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その場
合、コイル装置の内側端子と超音波ヘッドとの間および
コイル装置の外側端子と容器との間に電圧フラッシオー
バが発生する危険がある。電圧フラッシオーバーは圧力
パルス発生器の寿命に悪く作用するかまたは超音波ヘッ
ドを破壊する可能性があるので、コイル装置の外側端子
と容器との間およびコイル装置の内側端子と超音波ヘッ
ドとの間には電圧フラッシオーバを回避するために充分
な大きさの絶縁距離が設けられる。所定の直径の超音波
ヘッドが使用されなければならない場合、コイル装置の
外側端子または内側端子がアース電位にあるか否かに関
係なく、コイル装置の外側端子と容器との間およびコイ
ル装置の内側端子と超音波ヘッドとの間に設けられるべ
き絶縁距離のために、大きな構成スペースが必要とされ
る。
【0005】本発明は、大きな構成スペースを必要とす
ることなく、電圧フラッシオーバの危険が回避されるか
または少なくとも低減されるように、冒頭で述べた種類
の圧力パルス発生器を構成することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明においては、導電性ダイヤフラムと電
気コイル装置とを有する電磁式圧力パルス源を備え、ダ
イヤフラムと電気コイル装置とを貫通して部品を収容す
るための孔が延在し、および(または)他の部品がコイ
ル装置の外側縁部の領域に配置され、コイル装置は前記
孔を包囲する第1の部分コイルとこの第1の部分コイル
を包囲する第2の部分コイルとを有し、両部分コイルは
それぞれ内側端部と外側端部とを有し、圧力パルスの発
生のために圧力パルス源を作動する際第1の部分コイル
の外側端部と第2の部分コイルの内側端部とは第1電位
を導かれ、第1の部分コイルの内側端部は第2電位を導
かれ、第2の部分コイルの外側端部は第3電位を導か
れ、第2電位は前記孔内に収容された部品の電位に、お
よび(または)第3電位はコイル装置の外側縁部の領域
に配置された他の部品の電位に少なくともほぼ一致する
ようにする。
【0007】本発明による圧力パルス発生器においては
コイル装置が2つの部分コイルに分割されることによっ
て、内側部分コイルおよび外側部分コイルの、孔内に収
容された部品の領域およびコイル装置の外側縁部の領域
に配置された部品の領域にそれぞれ存在する端部は、そ
れぞれ隣接する部品と同じ電位となり、それにより電圧
フラッシオーバが回避され、その結果コイル装置の部分
コイルの上記端部と両部品との間に絶縁距離が確保され
る必要がなくなる。本発明による圧力パルス発生器にお
いては、大きい構成スペースを必要とすることなく、電
圧フラッシオーバに対する高い安全性が得られる。圧力
パルス発生器の許容される運転電圧を上回らない限り、
孔の領域に配置された部品の電位およびコイル装置の外
側縁部の領域に配置された部品の電位とは異なった第1
電位が導かれる互いに隣接する部分コイルの端部間に電
圧フラッシオーバが発生する危険は明らかに無くなる。
【0008】第1電位と第2電位および第3電位との間
の電位差が非常に小さい場合にも本発明の利点が得られ
るが、本発明の別の構成によれば、第1電位と第2電位
および第3電位との間の電位差はkV範囲にあるよう
に、つまり少なくとも約1kVまたはそれ以上の大きさ
となるようにされる。本発明の特に優れた構成によれ
ば、第1電位は第2電位および第3電位から同一方向へ
ずれる、即ち、第2電位および第3電位からも負または
正方向へずれる。この場合には、孔内に配置された部品
とコイル装置の外側縁部の領域に存在する部品との間に
場合によっては必要である絶縁に対する費用が低減す
る。この絶縁に対する費用は、本発明の他の特に優れた
構成によれば、第2電位が少なくとも第3電位とほぼ等
しい場合には完全になくなる。第2電位および第3電位
がアース電位に等しい場合には、圧力パルス発生器への
電圧供給のために必要な電気的発生器装置のための技術
的費用は有利に低減する。第1の部分コイルと第2の部
分コイルとに対して逆方向への電流が流れるように選定
することは基本的には可能であるが、両部分コイル内の
電流が同一方向となるように部分コイルの巻回方向と第
2電位および第3電位とを選定すると有利である。とい
うのは、反対方向への電流の流れに比較して効率が改善
されるからである。
【0009】本発明の別の構成によれば、孔内に収容さ
れた部品は超音波位置測定装置の超音波ヘッドであり、
コイル装置の外側縁部の領域に配置された部品は容器で
ある。
【0010】他のターン配置が同様に可能であるが、電
気コイル装置は特に渦巻き状に配置されたターンを有す
る。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0012】図1に示されている衝撃波発生器は生体内
の結石を破砕するために使われる。衝撃波発生器は管状
容器1を有し、この管状容器1内には圧力パルス源とし
て衝撃波源2が収容されている。衝撃波源2はコイル担
持体3の平坦状取付面上に配置された円形状コイル装置
4を有している。このコイル装置4は渦巻き状に配置さ
れたターンを備え、その内の1つに符号5が付されてい
る。コイル担持体3は電気絶縁性材料、例えば酸化アル
ミニウムセラミックから形成されている。コイル装置4
のターン5間の空間は図示されていない方法で電気絶縁
性注型樹脂が充填されている。コイル装置4は2つの環
状部分コイルに分割され、その内の内側部分コイルには
符号6が付され、外側部分コイルには符号7が付されて
いる。これらはさらに説明する方法で高電圧パルス発生
器8に接続されている。
【0013】絶縁シート9を介して、コイル装置4のコ
イル担持体3とは反対側に対向して円形状平坦ダイヤフ
ラム10が配置されている。このダイヤフラム10は導
電性材料、例えば銅から構成されている。ダイヤフラム
10と、絶縁シート9と、コイル装置4を備えたコイル
担持体3とは、容器1内に挿入されてコイル担持体3と
は反対側端部のところに半径方向外側へ向けられている
フランジを有する管部材11と複数の螺子(これらの螺
子については2個の螺子の中心線が一点鎖線にて図示さ
れているに過ぎない。)とによって、容器の孔内に設け
られたリング状突出部12に向けて押圧されている。そ
の際ダイヤフラム10は場合によっては適宜の図示され
ていない密封手段を介して突出部12に液密に当接す
る。突出部12のダイヤフラム10とは反対側に、例え
ばポリスチロールから構成されている両凹形音響集束レ
ンズ13が当接している。
【0014】絶縁シート9およびダイヤフラム10の厚
みとコイル装置4の導線太さとは理解を容易にするため
に誇張して図示されている。
【0015】ダイヤフラム10のコイル装置4とは反対
側と、容器1と、容器1の対応する端部を閉鎖する弾性
結合膜26とによって画成された空間には、衝撃波のた
めの液状音響伝達媒体、例えば水が充填されている。
【0016】コイル担持体3と集束レンズ13とはそれ
ぞれ中心孔14、15を備えており、それらの中心軸線
は衝撃波発生器の中心軸線Mに一致している。孔14、
15を通って、従ってダイヤフラム10およびコイル装
置4の中心孔を通って、公知の超音波位置測定装置の超
音波ヘッド16が延在している。超音波ヘッド16は公
知の方法で図示されていない調整手段によって中心軸線
Mの方向へ移動可能かつこの中心軸線Mを中心にして回
転可能であり、コイル担持体3の孔14内に液密に収容
されている。その際図示されていない密封手段を設ける
ことができる。
【0017】内側部分コイル6は内側端部17および外
側端部18を有し、外側部分コイル7は内側端部19お
よび外側端部20を有し、そしてこれらの端部は導線3
7、38、39、40を介して高電圧パルス発生器8に
接続されている。導線37、38、39、40は3つの
極P1、P2、P3を有している。第1極P1には内側
部分コイル6の外側端部18とこの端部18に電気的に
接続された外側部分コイル7の内側端部19とが接続さ
れている。第2極P2には内側部分コイル6の内側端部
17とこの端部17に電気的に接続された超音波ヘッド
16もしくはその容器とが接続されている。第3極P3
には外側部分コイル7の外側端部20とこの端部20に
電気的に接続された容器1とが接続されている。
【0018】衝撃波源2が高電圧パルス発生器に接続さ
れたキー25によって衝撃波を発生するために作動され
ると、極P1、P2、P3には少なくとも短時間第1電
位U1、第2電位U2および第3電位U3が与えられ
る。これらの電位U1〜U3は、内側部分コイル6およ
び外側部分コイル7を通ってパルス状電流が流れるよう
に選定されている。極P1と極P2との間の電位差およ
び極P1と極P3との間の電位差はkV範囲にある。極
P1〜P3にそれぞれ電位U1〜U3が与えられる時点
は、パルス状電流が内側部分コイル6および外側部分コ
イル7を通って少なくともほぼ同時に流れかつ少なくと
もほぼ同一のパルス持続時間を有するように選定されて
いる。このことは、極P2、P3は常時それぞれの電位
U2、U3を与えられそして衝撃波の発生のために極P
1だけが電流のその都度の所望のパルス持続時間のため
に電位U1を印加されるように、高電圧パルス発生器8
が構成されることによって簡単に達成される。他の方法
は専門家がその専門知識に基づいて容易に実現すること
ができる。
【0019】部分コイル6、7を通って流れるパルス状
電流によって部分コイル6、7は衝撃的に磁界を形成
し、この磁界はダイヤフラム10の各部分コイル6、7
に対向する範囲内に渦電流を誘起する。この渦電流は対
応する部分コイルを通って流れる電流とは反対向きであ
る。この渦電流によって、各部分コイル6、7を通って
流れる電流に所属する磁界とは反対向きの磁界が生ぜし
められる。このようにして生じた反発力によって、ダイ
ヤフラム10は衝撃的にコイル装置4から離され、これ
によって音響伝播媒体としてダイヤフラム10に接する
水内に最初は平面波状の圧力パルスが導入される。この
圧力パルスは集束レンズ13によって図1に一点鎖線で
示されているように焦点区域Fへ集束される。なお、焦
点区域Fは衝撃波発生器の中心軸線M上に位置してい
る。集束された圧力バルスは集束レンズ13と結合膜2
6との間に存在する水内を伝播し、結合膜26を通って
治療すべき生体27内へ入射する。衝撃波発生器が上述
した超音波位置測定装置の助けの下に結合膜26によっ
て治療すべき生体27の次のような位置、即ち、破砕す
べき結石K、例えば腎臓Nの結石が焦点区域F内に存在
するような位置へ押しつけられると、結石Kは一連の圧
力パルスによって自然に排出され得る程小さい細片に破
砕される。なお、ダイヤフラム10から放出された圧力
パルスは衝撃波発生器内に存在する水と生体27の身体
組織とを通る進行過程においてこれらの媒体の非線形的
圧縮特性によって所謂衝撃波へ変化する。この衝撃波は
非常に急峻な上昇波を有する圧力パルスである。
【0020】コイル装置4が2つの部分コイル6、7に
分割されているという事情によって、上述したように、
容器1および超音波ヘッド16に隣接する端部20およ
び17には容器1および超音波ヘッド16との導電結合
形成によって共通電位が印加され、それゆえこれらの個
所では電圧フラッシオーバが排除され、従って構成スペ
ース、特に衝撃波発生器の直径を増大させる絶縁手段は
必要とされない。衝撃波源2の運転電圧において、構成
要素1、16とは異なった電位を導かれる部分コイル
6、7の端部18、19ならびに対応する導線38、3
9と、上記構成要素との間には電圧フラッシオーバが発
生しないことは自ずから理解されることである。特に、
電位U2と電位U3とが一致していることは好ましく、
このことは図1においては極P2と極P3とが破線にて
示されている導線21によって互いに結合されているこ
とを意味する。この場合には、高電圧パルス発生器8は
2つの電位だけを有すればよいから簡単になる。電位U
2および電位U3がアース電位23に等しい場合にはさ
らに簡単になる。このことは図1においては破線にて示
されたアース導線22によって示されている。電位U2
と電位U3とが互いに異なる場合のために、一方の電位
U2または他方の電位U3がアース電位に等しくなるよ
うに両電位を選定することができる。このことは、図1
においては破線にて示されているアース導線24が設け
られ、このアース導線24が極P2をアース電位23に
接続することによって示されている。
【0021】上述した実施例の場合、部分コイル6、7
のそれぞれの巻回方向は、電位U2、U3を考慮して、
両部分コイル6、7内に同一方向の電流が例えばそれぞ
れ時計方向に生じるように選定されている。これによっ
て、両部分コイル6、7は反対方向に重要な悪影響を及
ぼし合わないので、衝撃波発生器の最適効率が得られ
る。部分コイル6、7内に同一方向の電流を得るため
に、これらの部分コイル6、7は電位U2、U3が一致
する場合には反対の巻回方向へ巻回される。このことは
図2に示されている。図2は、コイル装置4を備え、ダ
イヤフラム10と絶縁シート9とを取除いた際のコイル
担持体3の概略平面図を示す。
【0022】内側部分コイル6の内側端部17および外
側部分コイル7の外側端部20がアース電位23にある
と、図2に図示されているケースでは正電位U1に対し
ては時計方向の電流が生じる。負電位U1に対しては反
時計方向の電流方向が生じる。
【0023】図3には、電位U2、U3がそれぞれ等し
くアース電位にある場合に対して高電圧パルス発生器8
の実施例がブロック回路図にて示されている。それゆ
え、高電圧パルス発生器8は高電圧コンデンサCを有
し、この高電圧コンデンサCは充電電流源30によって
高電圧、例えば+20kVまたは−20kVへ充電可能
である。高電圧コンデンサCの一端はトリガー可能な火
花ギャップ31の一方の主電極に接続されている。火花
ギャップ31の他方の主電極は電位U1を導く極P1に
接続され、この極P1は図示されていない方法によって
内側部分コイル6の外側端部18と外側部分コイル7の
内側端部19とに接続されている。高電圧コンデンサC
の他端は同一電位を導く極P2、P3に接続されてい
る。この場合図1に破線にて示されている接続線21を
省略することができる。図示されていない方法で、極P
2は内側部分コイル6の内側端部17と超音波ヘッド1
6とに接続され、極P3は外側部分コイル7の外側端部
20と容器1とに接続されている。極P2、P3をアー
ス電位23に接続することは、極P2、P3に接続され
た高電圧コンデンサCの端子がアース電位23に接続さ
れることによって行われる。図1に示されているアース
導線22、24は図3の高電圧パルス発生器8を使用す
る際には不必要である。キー25は概略的に図示されて
いるトリガーパルス発生器32に接続され、このトリガ
ーパルス発生器32には火花ギャップ31のトリガー電
極が接続されている。キー25を操作すると、トリガー
パルス発生器32はトリガーパルスを火花ギャップ31
のトリガー電極へ与え、火花ギャップ31を点弧する。
高電圧コンデンサCに蓄積された電気エネルギーはその
場合に衝撃的にコイル装置4へ放電され、その際に部分
コイル6、7を通ってそれぞれ衝撃波を発生するために
必要なパルス状電流が流れる。
【0024】通常、部分コイル6、7はそれらの内側端
部17、19および外側端部18、20間に存在する電
位差を考慮して、両部分コイル6、7に対して同一の面
積電流密度(パルス状電流が流れる単位面積当たりの導
体個数に相当する)を生じるように設計されている。こ
のことによってダイヤフラムが均一に駆動され、ダイヤ
フラム10の直ぐ近くには水内へ導入された圧力パルス
の本質的に位置に依存しない圧力が得られる。しかしな
がら、例えば集束レンズ13の結像誤差を補償するため
に、発生した圧力パルスのパルス波形を制御するという
目的を持って、種々異なった面積電流密度を実現するこ
とも同様に可能である。種々異なった面積電流密度は例
えば異なったインダクタンスの部分コイルを使用するこ
とによって実現することができる。
【0025】内側部分コイル6の外側端部18および外
側部分コイル7の内側端部19のために、上述した実施
例の場合のように、分離された導線38、39を使用す
ることは必ずしも必要ではない。寧ろ、端部18、19
を短絡して、端部18、19を高電圧パルス発生器に接
続するために単一の導線を設けることは可能である。
【0026】上述した実施例は、最初に平面波状の衝撃
波を発生し、この衝撃波がその後集束レンズ13によっ
て集束される衝撃波源に関するものである。本発明は集
束されない任意の衝撃波を発生する電磁式圧力パルス発
生源においても使用することができる。さらに、本発明
は球欠状形状の所謂自己集束形電磁式衝撃波源において
も、または、衝撃波が反射器によって集束される衝撃波
源においても使用することができる。
【0027】上述した実施例においては結石を破砕する
際に本発明による圧力パルス発生器が使用される場合が
示されているが、本発明による衝撃波発生器は任意の医
学的、非医学的用途に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略縦断面図。
【図2】図1の実施例のコイル配置の概略平面図。
【図3】本発明による衝撃波発生器のための高電圧パル
ス発生器のブロック回路図。
【符号の説明】
1 容器 2 衝撃波源 3 コイル担持体 4 コイル装置 5 ターン 6 内側部分コイル 7 外側部分コイル 8 高電圧パルス発生器 9 絶縁シート 10 ダイヤフラム 11 管部材 12 突出部 13 集束レンズ 14、15 孔 16 超音波ヘッド 17 内側端部 18 外側端部 19 内側端部 20 外側端部 21 接続導線 22 アース導線 23 アース電位 24 アース導線 25 キー 26 結合膜 27 生体 30 充電電流源 31 火花ギャップ 32 トリガーパルス発生器 37、38、39、40 導線 C 高電圧コンデンサ F 焦点区域 K 結石 M 中心軸線 N 腎臓

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性ダイヤフラム(10)と電気コイ
    ル装置(4)とを有する電磁式圧力パルス源(2)を備
    え、ダイヤフラム(10)と電気コイル装置(4)とを
    貫通して部品(16)を収容するための孔が延在しおよ
    び(または)他の部品(1)がコイル装置(4)の外側
    縁部の領域に配置され、コイル装置(4)は孔を包囲す
    る第1の部分コイル(6)とこの第1の部分コイル
    (6)を包囲する第2の部分コイル(7)とを有し、部
    分コイル(6、7)はそれぞれ内側端部(17、19)
    と外側端部(18、20)とを有し、圧力パルスの発生
    のために圧力パルス源(2)を作動する際第1の部分コ
    イル(6)の外側端部(18)と第2の部分コイル
    (7)の内側端部(19)とは第1電位(U1)を導か
    れ、第1の部分コイル(6)の内側端部(17)は第2
    電位(U2)を導かれ、第2の部分コイル(7)の外側
    端部(20)は第3電位(U3)を導かれ、第2電位
    (U2)は孔内に収容された部品(16)の電位に、お
    よび(または)第3電位(U3)はコイル装置(4)の
    外側縁部の領域に配置された部品(1)の電位に少なく
    ともほぼ一致することを特徴とする圧力パルス発生器。
  2. 【請求項2】 第1電位(U1)と第2電位(U2)お
    よび第3電位(U3)との電位差はkV範囲にあること
    を特徴とする請求項1記載の圧力パルス発生器。
  3. 【請求項3】 第1電位(U1)は第2電位(U2)お
    よび第3電位(U3)から同一方向にずれていることを
    特徴とする請求項1または2記載の圧力パルス発生器。
  4. 【請求項4】 第2電位(U2)は少なくとも第3電位
    (U3)とほぼ等しいことを特徴とする請求項3記載の
    圧力パルス発生器。
  5. 【請求項5】 部分コイル(6、7)の巻回方向と第2
    電位(U2)および第3電位(U3)とは、圧力パルス
    発生のために圧力パルス源(2)を作動する際両部分コ
    イル(6、7)内に同一方向の電流が流れるように選定
    されていることを特徴とする請求項1ないし4の1つに
    記載の圧力パルス発生器。
  6. 【請求項6】 孔内に収容された部品は超音波位置測定
    装置の超音波ヘッド(16)であることを特徴とする請
    求項1ないし5の1つに記載の圧力パルス発生器。
  7. 【請求項7】 コイル装置(4)の外側縁部の領域に配
    置された部品は容器部材(1)であることを特徴とする
    請求項1ないし6の1つに記載の圧力パルス発生器。
  8. 【請求項8】 電気コイル装置(4)は渦巻き状に配置
    されたターン(5)を有することを特徴とする請求項1
    ないし7の1つに記載の圧力パルス発生器。
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