JPH05244742A - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
- Publication number
- JPH05244742A JPH05244742A JP4279492A JP4279492A JPH05244742A JP H05244742 A JPH05244742 A JP H05244742A JP 4279492 A JP4279492 A JP 4279492A JP 4279492 A JP4279492 A JP 4279492A JP H05244742 A JPH05244742 A JP H05244742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- electric machine
- air holes
- rotary electric
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 抵抗の大きな冷媒中で回転電機を使用する場
合、回転子鉄心に設けられた冷却用風穴により機械損失
が増加し、回転電機の効率が低下するためこれらを防止
することを目的とする。 【構成】 機械損失の増加を防止するため、風穴3を塞
ぐ回転子構造とするにあたり、標準的な風穴付鉄心抜板
を使用し、回転子のダイカスト時に積層された回転子鉄
心の両端部の鉄心抜板のみを、互いに風穴が重ならない
ように任意の角度回転させてダイスカストした回転子構
造とする。
合、回転子鉄心に設けられた冷却用風穴により機械損失
が増加し、回転電機の効率が低下するためこれらを防止
することを目的とする。 【構成】 機械損失の増加を防止するため、風穴3を塞
ぐ回転子構造とするにあたり、標準的な風穴付鉄心抜板
を使用し、回転子のダイカスト時に積層された回転子鉄
心の両端部の鉄心抜板のみを、互いに風穴が重ならない
ように任意の角度回転させてダイスカストした回転子構
造とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転電機に関し、風
穴を有した鉄心抜板を積層して製作する回転子の風穴構
造に関するものである。
穴を有した鉄心抜板を積層して製作する回転子の風穴構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の回転電機の回転子を示す正
面図であり、図において、1は回転子の導体を短絡する
エンドリング、2はエンドリング1に等間隔に配置され
たバランス調整用ピース座、3は回転子鉄心抜板に等間
隔に設けられた風穴である。
面図であり、図において、1は回転子の導体を短絡する
エンドリング、2はエンドリング1に等間隔に配置され
たバランス調整用ピース座、3は回転子鉄心抜板に等間
隔に設けられた風穴である。
【0003】従来の回転電機の回転子は上記のように構
成され、電源の印化により発生した回転磁界により、回
転子は回転し、回転機内部の冷媒は風穴3を通して移動
し回転子を冷却する。
成され、電源の印化により発生した回転磁界により、回
転子は回転し、回転機内部の冷媒は風穴3を通して移動
し回転子を冷却する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転電機の構造
では、液体中などのように抵抗の大きな冷媒中で回転し
た場合、風穴による抵抗損失が増加し、回転機の効率が
低下するという問題がある。
では、液体中などのように抵抗の大きな冷媒中で回転し
た場合、風穴による抵抗損失が増加し、回転機の効率が
低下するという問題がある。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、回転子の風穴を塞ぐことを目的
としたものである。
ためになされたもので、回転子の風穴を塞ぐことを目的
としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による回転電機
の回転子は、回転子端部の鉄心抜板を風穴が重ならない
ように、任意の角度回転させ積層したものである。
の回転子は、回転子端部の鉄心抜板を風穴が重ならない
ように、任意の角度回転させ積層したものである。
【0007】
【作用】この発明における回転電機は、回転子端部の鉄
心抜板を風穴が重ならないように、任意の角度回転させ
積層したため、冷媒が風穴を通じて移動するのを防止で
きる。
心抜板を風穴が重ならないように、任意の角度回転させ
積層したため、冷媒が風穴を通じて移動するのを防止で
きる。
【0008】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す
回転電機の回転子を示す正面図であり、1及び2は上記
従来構造と全く同一のものである。3aは任意の角度回
転した回転子端部の鉄心抜板に設けられた風穴、3bは
同一位置にて積層された鉄心抜板による風穴である。
回転電機の回転子を示す正面図であり、1及び2は上記
従来構造と全く同一のものである。3aは任意の角度回
転した回転子端部の鉄心抜板に設けられた風穴、3bは
同一位置にて積層された鉄心抜板による風穴である。
【0009】前記のように回転子端部の鉄心抜板を風穴
が重ならないよう任意の角度回転させ積層された回転子
において、電源の印加により発生した回転磁界により、
回転子は回転するが、風穴は塞がれている為、冷却の移
動は防止される。
が重ならないよう任意の角度回転させ積層された回転子
において、電源の印加により発生した回転磁界により、
回転子は回転するが、風穴は塞がれている為、冷却の移
動は防止される。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、液体中など抵抗の大きな冷媒中にて回転した場合、
冷媒の移動が防止され、冷媒の抵抗損失が減少するた
め、回転機の効率低下を防止する効果がある。又、同一
鉄心形状で、風穴を塞ぐ構造としたため、鉄心抜型の新
製費用や改造費用の必要がなく、部品管理も容易ならし
める効果がある。
で、液体中など抵抗の大きな冷媒中にて回転した場合、
冷媒の移動が防止され、冷媒の抵抗損失が減少するた
め、回転機の効率低下を防止する効果がある。又、同一
鉄心形状で、風穴を塞ぐ構造としたため、鉄心抜型の新
製費用や改造費用の必要がなく、部品管理も容易ならし
める効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す回転電機の回転子の
正面図である。
正面図である。
【図2】従来の回転電機の回転子の正面図である。
1 エンドリング 2 バランスピース座 3 風穴 3a 任意の角度回転した回転子端部の鉄心抜板の風穴 3b 同一位置にて積層された鉄心抜板の風穴
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸穴を中心とする円周上に等間隔に
配されたn個(但しnは自然数)の冷却用風穴を有する
回転子鉄心抜板を積層した回転子において、端部の鉄心
抜板を任意の角度回転させ、風穴を塞いだことを特徴と
する回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4279492A JPH05244742A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4279492A JPH05244742A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05244742A true JPH05244742A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12645877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4279492A Pending JPH05244742A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05244742A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7102259B2 (en) * | 2001-11-15 | 2006-09-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotor of a synchronous induction electric motor |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4279492A patent/JPH05244742A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7102259B2 (en) * | 2001-11-15 | 2006-09-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotor of a synchronous induction electric motor |
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