JPH05244674A - 交換モジュール間の通話パス設定方式 - Google Patents

交換モジュール間の通話パス設定方式

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JPH05244674A
JPH05244674A JP4039679A JP3967992A JPH05244674A JP H05244674 A JPH05244674 A JP H05244674A JP 4039679 A JP4039679 A JP 4039679A JP 3967992 A JP3967992 A JP 3967992A JP H05244674 A JPH05244674 A JP H05244674A
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JP
Japan
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path
exchange
inter
exchange module
coupling mechanism
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Application number
JP4039679A
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English (en)
Inventor
Koichi Onishi
廣一 大西
Shinji Yasuda
新二 安田
Koji Kogure
光司 木暮
Shigehiko Suzuki
滋彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Priority to EP93102644A priority patent/EP0557902B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビルディングブロック型交換機における交換
モジュール間の通話パス設定方式において、交換モジュ
ール間結合機構に、接続データを有しないで済むように
して信頼性の向上を図り、オペレーションの複雑化を解
消し、2重処理の問題を解決する。 【構成】 パス設定要求元となる交換モジュール1が、
パス設定要求メッセージを、パス接続先交換モジュール
21に送出し、パス接続先交換モジュール21は、設定
の可否を判定し、可ならばパス設定に必要な情報を交換
モジュール間結合機構6に送出するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加入者線または局間伝
送路等を収容する交換モジュールをブロックとし、それ
らブロックを、クロスコネクト機能を有する交換モジュ
ール間結合機構により結合して構成するビルディングブ
ロック型交換機において、交換モジュール間の通話パス
の捕捉及び解放の必要性が起きたとき、それを実行する
交換モジュール間の通話パス設定方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ここで、ビルディングブロック型交換機
を構成するブロックとしての交換モジュールというの
は、それ自体小さな単位交換機であり、このような交換
モジュールをブロックとして積み上げて一つの交換機
(ビルディングブロック型交換機)を構成するのは、小
規模な交換機から大規模な交換機まで、同じアーキテク
チャで構成するとき、同じ交換モジュールを用い、ただ
その所要個数を変えるだけで済み、好都合だからであ
る。
【0003】かかるビルディングブロック型交換機にお
いて、交換モジュール間の通話パスの捕捉及び解放は、
交換モジュール間結合機構がその契機を判断して行う
か、または、当該交換モジュールの片方が、パスの捕捉
及び解放の契機を判断して直接交換モジュール間結合機
構に対して行い、交換モジュール間結合機構は、当該交
換モジュールのもう一方に対し、捕捉及び解放の要求を
出して行う方法が、従来からある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来技
術においては、以下に示すような問題点がある。即ち、
交換モジュール間結合機構が通話パスの捕捉及び解放の
契機を判断して行う方法は、交換モジュール間結合機構
が、通話パスの使用状況を常に集中監視する機能と機
構、通話パスの捕捉及び解放を行う機能と機構、及び
これに伴うパスと交換モジュールの接続データをも有す
る必要がある。
【0005】このことによって、交換モジュールの追加
・削除等の変更の度に、前記接続データの変更も行うた
め、変更時のミスによる信頼性の低下とオペレーション
の複雑化を招く。また、前記集中監視のためのハードウ
ェアの増加による交換モジュール間結合機構の信頼性の
低下を招く。
【0006】更に、パスの捕捉及び解放に関係する該当
の交換モジュールの片方が、パスの捕捉及び解放の契機
を判断して直接交換モジュール間結合機構に対して行
い、交換モジュール間結合機構は、該当する交換モジュ
ールのもう一方の交換モジュールに、捕捉及び解放の要
求を出して行う方法は、前記接続データを有する必要が
あるために起きる問題点と、該当する交換モジュールの
両方が接続及び解放の要求を出したとき、2重にその処
理をしてしまうという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、上記のような従来技術の
問題点を解決し、交換モジュールの追加・削除等の変更
の度に、接続データの変更を行う必要がなく、また接続
及び解放の2重処理が起きる恐れもない、ビルディング
ブロック型交換機における交換モジュール間の通話パス
設定方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、以下に述べる手段を講じた。即ち、前記接続
データの変更時のミスによる信頼性の低下と、オペレー
ションの複雑化を招くという問題点については、パス設
定要求元となる交換モジュールが、自分のパスIDと本
数等を含むパス設定要求メッセージを、パス接続先交換
モジュールに対して送出する。
【0009】パス接続先交換モジュールは、そのメッセ
ージを受け取ると、設定可能か否かを判断し、設定可能
な時、自分のパスIDとパス設定要求元の交換モジュー
ルのID及び本数等パス設定に必要な情報を含むメッセ
ージを、交換モジュール間結合機構に送出する。
【0010】交換モジュール間結合機構は、その情報を
基に、該当交換モジュール間のパスを設定するととも
に、パス接続先モジュールに、応答メッセージを返し、
パス接続先モジュールは、その応答メッセージを受け取
ると、パス設定要求元の交換モジュールに対して応答メ
ッセージを返す。
【0011】また、交換モジュールと交換モジュール間
結合機構との間においては、当該交換モジュールが、自
分の使用したいパスIDと本数等を含むパス設定要求メ
ッセージを、交換モジュール間結合機構に対し送出し、
交換モジュール間結合機構は、その情報を基に、当該パ
スを設定するとともに、その応答メッセージを当該交換
モジュールに返す。
【0012】なお、当該交換モジュールのパスIDは、
交換機内または外にあってネットワークを管理するオペ
レーションセンタ等が、直接に決めて交換モジュール間
結合機構に送り制御することも可能とする。
【0013】また、集中監視のためのハードウェアの増
加による前記交換モジュール間結合機構の信頼性の低下
の問題点については、集中監視の機能・機構を各交換モ
ジュールに持たせる、即ち、各交換モジュールに分散さ
せる手段を講じた。
【0014】更に、パスの捕捉及び解放の行われる当該
交換モジュールの片方が、パスの捕捉及び解放の契機を
判断して、直接交換モジュール間結合機構に対して行
い、交換モジュール間結合機構は、当該交換モジュール
のもう一方の交換モジュールに、捕捉及び解放の要求を
出して行う方法で、当該交換モジュールの両方が、接続
及び解放の要求を出したとき、2重にその処理をしてし
まう問題点に対しては、前記接続データの変更時のミス
による信頼性の低下とオペレーションの複雑化を招く問
題点を解決する手段として述べたものと、同様の手段で
対処できる。
【0015】
【作用】パス設定要求元となる交換モジュールが、自分
のパスIDと本数等を含むパス設定要求メッセージを、
パス接続先交換モジュールに対して送出し、パス接続先
交換モジュールは、そのメッセージを受け取ると、設定
可能か否かを判断し、設定可能な時、自分のパスIDと
パス設定要求元の交換モジュールのID及び本数等、パ
ス設定に必要な情報を含むメッセージを交換モジュール
間結合機構に送出する。
【0016】交換モジュール間結合機構は、その情報を
基に、当該交換モジュール間のパスを設定するととも
に、パス接続先モジュールに応答メッセージを返し、パ
ス接続先モジュールは、その応答メッセージを受け取る
と、パス設定要求元の交換モジュールに対して、応答メ
ッセージを返すことによって、交換モジュール間結合機
構に、前記接続データを有さないようにしている。
【0017】これにより、各当該交換モジュールが当該
パスの監視の機能・機構を有し、それによってパスの捕
捉・解放の判断を行い、交換モジュール間結合機構は、
交換モジュールが示すパスID同士を接続するだけであ
るため、パスの捕捉・解放に関して、交換モジュール間
結合機構は、指示されたパスID同士を接続するハード
ウェアのみでよく、また、パスと交換モジュールの接続
データも不要になることから、信頼性の低下とオペレー
ションの複雑化の問題の解決が可能となる。
【0018】なお、交換モジュールと交換モジュール間
結合機構との間のパス設定についても同様な作用が得ら
れる。さらに、当該交換モジュール間のパスの捕捉・解
放は、当該交換モジュールが各々他方と直接、捕捉・解
放の要求パス数を、ネゴシエーションして行うために、
両方の交換モジュールが捕捉・解放の要求を出しても2
重に行うことが防げる作用がある。
【0019】
【実施例】第1の実施例:本実施例は、パスの捕捉・解
放をするために、当該交換モジュールがパスの使用状況
を監視し、その契機を判断し、当該交換モジュールと交
換モジュール間結合機構との間で行われる通話パス設定
手順を示す実施例である。
【0020】図1は、本発明の第1の実施例の構成を示
すブロック図である。同図において、1,21はそれぞ
れ交換モジュール、2,22はそれぞれ交換部、3,2
3はそれぞれ送受信部、4,24はそれぞれ内部バス、
5,25はそれぞれパス管理部、6は交換モジュール間
結合機構、7は交換モジュール間結合機構の通話路、8
は交換モジュール1と交換モジュール21との間の制御
バス、である。
【0021】そのほか、9は交換モジュール1と交換モ
ジュール間結合機構6の制御部10との間の制御バス、
10は交換モジュール間結合機構6の制御部、11は交
換モジュール21と交換モジュール間結合機構の制御部
10との間の制御パス、12は交換機、である。
【0022】図2は、本発明の第1の実施例における通
話パス設定手順を示すシーケンス図である。同図におい
て、30,31,32,33はそれぞれメッセージであ
る。
【0023】図1,図2を参照する。 (イ)交換モジュール1と交換モジュール21との間の
制御バス8と、交換モジュール1と交換モジュール間結
合機構の制御部10との間の制御パス9と、交換モジュ
ール21と交換モジュール間結合機構の制御部10との
間の制御パス11は、本発明によるパスの捕捉・解放の
対象ではなく、固定的に張られているパスである。
【0024】(ロ)パス管理部5は、定期的または監視
依頼がある毎に、交換モジュール1と交換モジュール2
1との間のパス使用状況を監視し、その結果、空き回線
が不足しているか、使用率が高くなっている場合で、パ
スの新たな捕捉が必要と判断したら、送受信部3、交換
モジュール1と交換モジュール21との間の制御パス
8、送受信部23と、通じてパス管理部25に対して、
交換モジュール1が捕捉したいパスIDと本数の情報を
含むメッセージを送出する。
【0025】(ハ)パス管理部25は、パス管理部5か
らの前記メッセージを解読し、パスを捕捉(設定)可能
かどうかを判断する。
【0026】(ニ)前記判断の結果、捕捉可能なとき、
パス管理部25は、交換モジュール21の捕捉対象とな
るパスのパスIDと交換モジュール1のパスIDを含む
メッセージを、送受信部23、交換モジュール21と交
換モジュール間結合機構の制御部10との間の制御パス
11を通じて、交換モジュール間結合機構の制御部10
に対し送出する。
【0027】(ホ)交換モジュール間結合機構の制御部
10は、前記メッセージを解読し、当該パスID間の接
続を行い、その応答メッセージを、交換モジュール21
と交換モジュール間結合機構の制御部10との間の制御
パス11、送受信部23を通じて、パス管理部25へ返
す。
【0028】(ヘ)パス管理部25は、前記応答メッセ
ージを、送受信部23、交換モジュール1と交換モジュ
ール21との間の制御パス8、送受信部3を通じてパス
管理部5へ通知する。
【0029】交換モジュール1、交換モジュール21、
交換モジュール間結合機構6の間の各種メッセージの送
受信手順は、図2に示すようになる。なお、パスの解放
は、上記(イ)から(ヘ)と同様な手順によって行う。
【0030】第2の実施例:本実施例は、通話パスの捕
捉・解放をするために、ネットワーク・オペレーション
センタ(OPS)が当該交換モジュール間の全て、また
は一部のパスを対象とするパスの捕捉・解放の契機を判
断し、当該交換モジュールの片方に対し、指示を出して
パスの捕捉・解放を行うパス設定手順を示す実施例であ
る。
【0031】図3は、本発明の第2の実施例の構成を示
すブロック図である。同図において、図1におけるのと
同じもの、対応するものには同じ符号を付してある。そ
のほか、40はオペレーションセンタ(OPS)41と
交換モジュール1との間の制御パス、41はオペレーシ
ョンセンタ(OPS)、である。
【0032】図4は、本発明の第2の実施例の通話パス
設定手順を示すシーケンス図である。同図において、5
0,51,52,53,54,55はそれぞれメッセー
ジである。
【0033】図3,図4を参照する。 (イ)ネットワーク・オペレーションセンタ(OPS)
41が、交換モジュール1と交換モジュール21との間
の全て、または一部のパスを対象とするパスの捕捉・解
放の契機を判断し、オペレーションセンタ(OPS)4
1と交換モジュール41との間の制御パス40、交換部
2を通じて、パス管理部5へパスの捕捉・解放の指示を
出す。
【0034】なお、前記対象外のパスは、ネットワーク
・オペレーションセンタ(OPS)41の管理下に置か
れないために、当該交換モジュールが管理し、その扱い
は第1の実施例に従う。
【0035】(ロ)前記指示を受けた後は、第1の実施
例と同様な手順に移行する。
【0036】(ハ)パス管理部5は、交換モジュール間
結合機構の制御部10からの応答メッセージを受けた
ら、交換部2、オペレーションセンタ(OPS)41と
交換モジュール1との間の制御パス40を通じて、ネッ
トワーク・オペレーションセンタ(OPS)41へ応答
メッセージを返す。
【0037】ネットワーク・オペレーションセンタ(O
PS)41、交換モジュール1、交換モジュール21、
交換モジュール間結合機構6、間の各種メッセージの送
受信手順は、図4のシーケンス図に示すようになる。な
お、パスの解放は、上記(イ)から(ハ)と同様な手順
によって行う。
【0038】第3の実施例:本実施例は、通話パスの捕
捉・解放をするために、ネットワーク・オペレーション
センタ(OPS)が当該交換モジュール間の全て、また
は一部のパスを対象とするパスの捕捉・解放の契機を判
断し、交換モジュール間結合機構に対し指示を出して、
パスの捕捉・解放を行うパス設定手順を示す実施例であ
る。
【0039】図5は、本発明の第3の実施例の構成を示
すブロック図である。同図において、図3におけるのと
同じもの、対応するものには、同じ符号を付してある。
【0040】図6は、本発明の第3の実施例の通話パス
設定手順を示すシーケンス図である。同図において、6
0,61はそれぞれメッセージである。
【0041】図5,図6を参照する。 (イ)ネットワーク・オペレーションセンタ(OPS)
41が、交換モジュール1と交換モジュール21との間
の全て、または一部のパスを対象とするパスの捕捉・解
放の契機を判断し、オペレーションセンタ(OPS)4
1と交換モジュール10との間の制御パス40、交換部
2、送受信部3、交換モジュール1と交換モジュール間
結合機構の制御部10との間の制御パス9を通じて、交
換モジュール間結合機構の制御部10へ、パスの捕捉・
解放に必要な、交換モジュール1のパスIDと交換モジ
ュール21のパスIDのデータを含む指示を出す。
【0042】なお、前記対象外のパスは、ネットワーク
・オペレーションセンタ(OPS)41の管理下に置か
れないために、当該交換モジュールが管理し、その扱い
は第1の実施例に従う。
【0043】(ロ)交換モジュール間結合機構の制御部
10は、前記指示を解読し、当該パスID間の接続を行
い、その応答メッセージを、交換モジュール1と交換モ
ジュール間結合機構の制御部10との間の制御パス9、
送受信部3、交換部2、オペレーションセンタ(OP
S)41と交換モジュール1との間の制御パス10を通
じて、ネットワーク・オペレーションセンタ(OPS)
41へ返す。
【0044】ネットワーク・オペレーションセンタ(O
PS)41、交換モジュール1、交換モジュール間結合
機構6、間の各種メッセージの送受信手順は、図6のシ
ーケンス図に示すようになる。なお、パスの解放は、上
記(イ)から(ロ)と同様な手順によって行う。
【0045】第4の実施例:本実施例は、交換モジュー
ルと交換モジュール間結合機構との間のパスの捕捉及び
解放の設定に関し、それらは各交換モジュールが自律的
に行うことの実施例である。なお、図1と図7を参照し
て記述する。図7において、70,71はそれぞれ制御
情報メッセージである。
【0046】(イ)パス管理部5は、交換モジュール1
と交換モジュール間結合機構6との間のパスの使用状況
を監視するパス管理部5がパスを捕捉する判断をした
時、パス管理部5は、交換モジュール1側が使用したい
パスIDを送受信部3、制御パス9を通じて、交換モジ
ュール間結合機構の制御部10へ通知する。
【0047】(ロ)交換モジュール間結合機構の制御部
10は、パス管理部5から通知された情報の指示通り
に、パスの捕捉を行なう。
【0048】(ハ)交換モジュール間結合機構の制御部
10は、応答信号を制御パス9、送受信部3を通じてパ
ス管理部5へ返す。パスの解放は、捕捉と同様に行う。
【0049】第5の実施例:本実施例は、交換モジュー
ルと交換モジュールとの間のパスの捕捉及び解放を、交
換モジュール結合機構を介して、各交換モジュールが自
律的に行うことの実施例である。なお、図1を参照して
記述する。
【0050】(イ)パス管理部5は、交換モジュール1
と交換モジュール間結合機構6との間のパスの使用状況
を監視するパス管理部5が、パスを捕捉する判断をした
時、パス管理部5は、パス捕捉要求元の交換モジュール
1側が使用したいパスIDと、パス接続先交換モジュー
ル21を、送受信部3、制御パス9を通じて交換モジュ
ール間結合機構の制御部10へ通知する。
【0051】(ロ)交換モジュール間結合機構の制御部
10は、パス管理部5から通知された情報により、接続
先交換モジュール21のパス管理部25へ、パス数と要
求元交換モジュール1を、制御パス11及び送受信部2
3を経由して通知する。
【0052】(ハ)パス管理部25は、必要なパス数を
捕捉可能な場合、交換モジュール21側か使用したいパ
スIDを、交換モジュール間結合機構の制御部10へ、
送受信部23、制御パス11を経由して通知する。
【0053】(ニ)制御部10は、パス捕捉の要求元と
接続先の交換モジュールが示すパスIDに基づき接続す
る。更に、双方の交換モジュールへ、その応答信号を第
4の実施例と同様な方法によって返す。パスの解放は、
捕捉と同様に行う。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の交換モジ
ュール間の通話パス設定方式によれば以下に示すような
効果を期待することができる。
【0055】パス設定要求元となる交換モジュールが、
自分のパスIDと本数等を含むパス設定要求メッセージ
を、パス接続先交換モジュールに対して送出し、パス接
続先交換モジュールは、そのメッセージを受け取ると、
設定可能か否かを判断し、設定可能な時、自分のパスI
Dとパス設定要求元の交換モジュールのID及び本数
等、パス設定に必要な情報を含むメッセージを、交換モ
ジュール間結合機構に送出する。
【0056】交換モジュール間結合機構は、その情報を
基に、当該交換モジュール間のパスを設定するととも
に、パス接続先モジュールに応答メッセージを返し、パ
ス接続先モジュールは、その応答メッセージを受け取る
と、パス設定要求元の交換モジュールに対して、応答メ
ッセージを返すことによって、交換モジュール間結合機
構に、接続データを有さないようにすることができる。
【0057】それにより、当該各交換モジュールが、当
該パスの監視の機能・機構を有し、それによってパスの
捕捉・解放の判断を行い、交換モジュール間結合機構
は、交換モジュールが示すパスID同士を接続するだけ
であるため、パスの捕捉・解放に関して、交換モジュー
ル間結合機構は、指示されたパスID同士を接続するハ
ードウェアのみでよく、また、パスと交換モジュールの
接続データも不要になることから、信頼性の低下とオペ
レーションの複雑化の問題解決の効果がある。
【0058】なお、交換モジュールと交換モジュール間
結合機構との間の通話パス設定方式についても同様な効
果が得られる。さらに、当該交換モジュール間のパスの
捕捉・解放は、当該交換モジュールが各々、他方と直
接、捕捉・解放の要求パス数をネゴシエーションして行
うために、両方の交換モジュールが捕捉・解放の要求を
出しても2重に行うことが防げる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施例の通話パス設定手順を示
すシーケンス図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第2の実施例の通話パス設定手順を示
すシーケンス図である。
【図5】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明の第3の実施例の通話パス設定手順を示
すシーケンス図である。
【図7】本発明の第4の実施例の通話パス設定手順を示
すシーケンス図である。
【符号の説明】
1,21…交換モジュール、2,22…交換部、3,2
3…送受信部、4,24…内部バス、5,25…パス管
理部、6…交換モジュール間結合機構、7…交換モジュ
ール間結合機構の通話路、8…制御パス、9…制御パ
ス、10…制御部、11…制御パス、12…交換機、4
0…制御パス、41…オペレーションセンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 滋彦 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者線または局間伝送路等を収容する
    交換モジュールを、交換モジュール間結合機構によっ
    て、複数結合し、交換モジュール相互間の情報転送は、
    前記交換モジュール間結合機構を介して行うビルディン
    グブロック型交換機において、 交換モジュール間での通話パスの捕捉又は解放の必要性
    が起きたとき、そのことの判断は、そのことの要求元と
    なる当該交換モジュールが自律的に行うか、又はネット
    ワークを管理するオペレーションセンタが行って当該交
    換モジュールに通知し、 その後、当該交換モジュールは、パス設定要求元とし
    て、捕捉または解放の対象とする通話パスについての、
    設定要求元側としてのパスIDを含むパス設定要求メッ
    セージを相手方交換モジュールに対して送出し、 相手方交換モジュールは、そのパス設定要求メッセージ
    を受け取ると、その設定が可能か否かを判断し、設定可
    能と判断したときは、当該パスに対する、被設定要求側
    としてのパスID、及び前記設定要求元側のパスID、
    を含むパス設定要求メッセージを前記交換モジュール間
    結合機構に送出し、 交換モジュール間結合機構は、そのメッセージを基に当
    該両交換モジュール間のパス設定を行うとともに、その
    旨の応答メッセージを被設定要求側の交換モジュールに
    返し、 被設定要求側の交換モジュールは、その応答メッセージ
    を受け取ると、設定要求元側としての前記交換モジュー
    ルにその応答メッセージを返すことにより、パス設定を
    終了することを特徴とする交換モジュール間の通話パス
    設定方式。
  2. 【請求項2】 加入者線または局間伝送路等を収容する
    交換モジュールを、交換モジュール間結合機構によっ
    て、複数結合し、交換モジュール相互間の情報転送は、
    前記交換モジュール間結合機構を介して行うビルディン
    グブロック型交換機において、 二つの交換モジュール間での通話パスの捕捉又は解放の
    必要性が起きたとき、そのことの判断を、交換機内又は
    外にあって、ネットワークを管理するオペレーションセ
    ンタが行い、 その後、オペレーションセンタは、捕捉または解放の対
    象とする通話パスについての、一方の交換モジュール側
    のパスIDと、他方の交換モジュール側のパスIDと、
    を含むパス設定要求メッセージを作成して交換モジュー
    ル間結合機構に送出し、 交換モジュール間結合機構は、そのメッセージを基に当
    該両交換モジュール間の通話パス設定を行うと、その旨
    の応答メッセージをオペレーションセンタに返し、かく
    してパス設定を終了することを特徴とする交換モジュー
    ル間の通話パス設定方式。
  3. 【請求項3】 加入者線または局間伝送路等を収容する
    交換モジュールを、交換モジュール間結合機構によっ
    て、複数結合し、交換モジュール相互間の情報転送は、
    前記交換モジュール間結合機構を介して行うビルディン
    グブロック型交換機において、 交換モジュールと交換モジュール間結合機構との間で通
    話パスの捕捉又は解放の必要性が起きたとき、そのこと
    の判断を、交換モジュールが行い、 その後、交換モジュールは、捕捉または解放の対象とす
    る通話パスについての、パスIDを含むパス設定要求メ
    ッセージを交換モジュール間結合機構に送出し、 交換モジュール間結合機構は、そのメッセージを基に、
    指定された通話パス設定を行うことを特徴とする交換モ
    ジュール間の通話パス設定方式。
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