JPH0524286Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0524286Y2
JPH0524286Y2 JP1987173857U JP17385787U JPH0524286Y2 JP H0524286 Y2 JPH0524286 Y2 JP H0524286Y2 JP 1987173857 U JP1987173857 U JP 1987173857U JP 17385787 U JP17385787 U JP 17385787U JP H0524286 Y2 JPH0524286 Y2 JP H0524286Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
fish
balance
weight
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987173857U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0179976U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987173857U priority Critical patent/JPH0524286Y2/ja
Publication of JPH0179976U publication Critical patent/JPH0179976U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0524286Y2 publication Critical patent/JPH0524286Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、防錆加工をした金属製の胴体スプリ
ングの一部を残して、ポリ塩化ビニル管で被覆
し、L字型に加工して、中空の天秤に中通した道
糸にL字型曲部に僅かな摩擦を生じさせ、竿先に
魚の当たりの感触を生じ易くさせことを特徴とし
た魚釣天秤用であつて、天秤に道糸を中通しし、
一個のよりもどしの介在のみで、道糸に直接はり
すが連結されるため、魚にとつて餌の当たりは、
極く自然となり、釣人に対しては釣り感触が抜群
によい魚釣用天秤である。
(従来の技術) 従来の魚釣天秤1′は、第4図に示すように針
金を主材とし、天秤の縦軸上端16に道糸12が
結ばれ、その下部に錘18が嵌合され、横軸先端
17によりもどし13を介在させて、はりすを連
結させてなるものであるから、はりす自体が短
く、錘の付いた天秤を魚が餌とともに引くことに
なるので魚の餌に対する感触はきわめて不自然で
あるため、餌の食いがいま一つ悪く、魚を釣り失
う場合が多々生じていた。
また、釣り人にとつては、道糸とはりすの間に
感触を失う錘の付いた天秤が介在しているため、
魚の当たりを敏感に釣竿より感知することが難し
く、魚釣りの熱練度により釣り量に大差を生じる
欠点を有していた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような実情に鑑み、従来の問題
点を一掃すべく全く新しい構想に基づいて創作さ
れたものであつて、その目的とするところは、
竿先に魚の当たりの感触をより一層良くするこ
と、魚の餌に対する当たりをなるべく自然の状
態にまで和らげ、魚の口に餌が吸い込みやすくす
ること、集魚率を高めること、錘の着脱を簡
便にすることの4点を改善することを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するため、次のよ
うな技術手段を採用した。
すなわち、防錆加工をした金属製の胴体スプリ
ングの一部を残して、ポリ塩化ビニル管を用いて
被覆し、中空の魚釣用のL字型天秤を形成して、
その天秤の中空の部分に道糸を中通しし、その道
糸にL字型曲部に僅かな摩擦を生じさせ、竿先に
魚の当たりの感触を生じ易くさせことを特徴とし
た魚釣天秤用であつて、天秤に道糸を中通しし、
道糸の先端によりもどしを介在させるのみで、道
糸とはりすとが、できるだけ直結に近い状態で連
結させたため、天秤に阻害されることなく、はり
す、道糸を通じて竿先に魚の当たりを敏感に感知
できるものである。
そして、天秤の長軸部分の一部が上下左右斜め
に屈折できるようスプリングを露出させたこと
と、上記のようにL字型天秤を中空としたため、
従来のように道糸が天秤に中断されることなく、
中空の天秤に道糸が中通しされ、はりすに連結さ
れたため、はりすと道糸の動きが、従来のものと
比較すれば数倍大きく、餌に対する魚の当たりは
自然の状態に近くなり、餌に対する魚の警戒感が
除かれて、釣り上げ率が高まるものである。
また、L字型天秤の両端に発光性プラスチツク
を接着されたここの天秤を用いる釣りは、水底よ
り10cm乃至1m前後の低中層のところを上下に釣
り竿を操作して釣りを行なうので、この操作を魚
から見れば発光性が何かの餌が浮遊しているよう
に見えるので、はりすに近い天秤周辺に魚を集
め、餌に食い付く率を上げるものである。
更に、魚釣り場における潮の流れ、深さに応じ
て錘を敏捷に変える必要があるので、錘嵌合環の
上部を錘着脱スプリングとしたことにより、波立
つ水面に浮かぶ船上においても、簡便に錘を変更
できるものである。
(考案の作用) したがつて、本考案によれば、竿先に魚の当た
りを敏感に感知でき、天秤の両端に設置された発
光プラスチツクによりはりすの周辺に集魚できる
こと。餌に対する魚の当たりが自然の状態に近く
なつたため、釣量が増大する。
また、錘の変更も簡便にできるため、錘の変更
時において、道糸あるいは、はりすのもつれ防止
ができる等、釣りの熱練度に左右されることな
く、平均に誰でも、効率よく釣りを楽しめるもの
である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面を参照にして
詳細に説明する。
すなわち、第1図乃至第3図及び第5図を参照
して、防錆を加工した金属製胴体用スプリング2
に該スプリング2よりも、少々短いポリ塩化ビニ
ル管3を、そのスプリング2の一端4′に寄せて
被覆し、上記ポリ塩化ビニル管3で被覆されてい
る部分31を短く、スプリング2が露出している
部分32を長くするよう、且つ、胴体の折り曲り
部分5は、円弧状に彎曲させるよう熱処理により
L字型に加工して、その胴体スプリング2の両端
部分2′,2に集魚を目的とした、楕円型の長軸
に向かつて、貫通した穴7を有する発光プラスチ
ツク製道糸案内6を接着させた。
そして、ポリ塩化ビニル管3で被覆した短い部
分31に錘着脱スプリング9、錘係合スプリング
10を用いた錘嵌合環11を設けてなるものであ
り、これはスプリング2,9,10,を主材と
し、道糸12を天秤の胴体であるスプリング2に
中通しし、中通しした道糸にL字型曲部5に僅か
な摩擦を生じさせて、竿先に魚の当たりの感触を
生じ易くさせたことを特徴とする釣用天秤1であ
る。(第3図参照) (考案の効果) これを要するに本考案は、天秤の胴体に巻き線
を用い中空とし、これに道糸を中通しできるよう
にした結果、次のような格別顕著な効果を奏する
ものである。
(1) 道糸の先端に、よりもどしを介在させるのみ
で、道糸に直結させるように、はりすを連結で
きる。
(2) 道糸とはりすが、連結され天秤に中断される
ことなく、一本の糸で魚の感触を敏捷に感知で
きるものである。すなはち、天秤の胴体がL字
型で中空であり、水中においてはここに水が侵
入し、その水が油のような働きをするので、道
糸の動きが滑らかではあるが、中通しした道糸
にL字型曲部に僅かな摩擦を生じさせて、竿先
に魚の当たの感触を生じ易くさせている。
(3) 道糸とはりすが、一本化されたことにより、
天秤に阻害されることが極めて少なく、道糸と
はりすの糸全体が滑らかに動くため、餌に対す
る魚の当たりが、極く自然であり餌に対する魚
の警戒感が取り除かれ、餌の食い率が良くな
り、釣量が増加するものである。
(4) 天秤胴体スプリングの両端に魚の集まり易い
発光プラスチツク製の道糸案内を接着したこと
により集魚率が増大したこと。
(5) 天秤のはりす側をポリ塩化ビニル管から開放
しスプリングを露出させたため、魚が餌に食い
付き、餌と道糸を引つ張つても、魚にはスプリ
ングを露出させた部分の働きにより柔らかく当
たり、人にはL型曲部における道糸の僅かな摩
擦により、竿先に感触が良く伝わると共に、魚
が上下左右斜めに暴れても、当たりを露出した
スプリングの部分の効果により和らげられて、
魚が餌から外れることを防止できるものであ
る。
(6) 錘取付部分は第2図、第3図に示すとおり、
ポリ塩化ビニル管で被覆した短い部分に、錘を
装着する錘嵌合環が設けられ、該錘嵌合環の上
部には錘の敏速な着脱と錘の脱落防止を兼させ
るために、スプリングで構成された錘着脱スプ
リングを設けた。
したがつて、通常の状態では錘が脱落すること
なく、且つ、該スプリングを指で押し上げること
により、環状の先端が錘着脱スプリング内より離
脱し大きく開ので、環状の先端から錘の環状部へ
の装着が容易となつた。
また、錘装着後は、第3図に仮想線で示すよう
に環状の先端を他端に合わせて押し上げたスプリ
ングの指を離すと、環状の端部は錘着脱スプリン
グ内に納まり、環状の端部は第2図に示すよう、
常に着脱スプリング環状の上の部分を応圧してい
るため、環状の端部が開くことなく、環状内の錘
が脱落することは全く無いに等しい。
そして、錘を外す場合には、錘着脱スプリング
を指で押し上げると第3図に示すよう環状の先端
部が大きく開くため、錘の取り外しが極めて容易
に行なえる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るスプリングを主材とした釣
用天秤の構造の一実施例を示すものであつて、第
1図は全体斜視図、第2図は全体の縦断面図、第
3図は錘嵌合環部分の拡大縦断面図、第4図は従
来の天秤使用時における道糸、はりすの動きを示
す図面、第5図は、本考案に係る天秤を使用した
場合の道糸、はりすおよび天秤の動きを示す図面
である。 1……本考案に係る天秤、1′……従来の天秤、
2……胴体スプリング、3……ポリ塩化ビニル、
4……被覆された部分、4′……被覆された部分
の一端、4″……被覆された部分の他端、5……
胴体湾曲部分、6……楕円型の発光プラスチツク
製道糸案内、7……発光プラスチツク製道糸案内
の穴、8……被覆した短い部分、9……錘着脱ス
プリング、10……錘係合スプリング、11……
嵌合環、12……道糸、13……よりもどし、1
4……はりす、15……竿、16……縦軸上端、
17……横軸先端、18……錘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防錆加工をした金属製スプリング2(以下「ス
    プリング」という。)より少々短いポリ塩化ビニ
    ル管3を、スプリング2の一端4′に寄せて被覆
    し、4′に寄せて被覆した方のポリ塩化ビニル管
    3の部分31を短く、スプリング2が露出してい
    る方の部分32が長くなるよう、熱処理によりL
    字型に加工し、その両端のスプリング2,2部分
    に楕円型の長軸に向かつて貫通した穴7を有する
    プラスチツク製道糸案内6,6を接着してなり、
    そのL字型に加工したポリ塩化ビニル管3の短い
    部分31の曲部5に近い部分に、スプリング10
    により構成された錘嵌合環11を設けてなること
    を特徴とする釣用天秤。
JP1987173857U 1987-11-16 1987-11-16 Expired - Lifetime JPH0524286Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987173857U JPH0524286Y2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987173857U JPH0524286Y2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0179976U JPH0179976U (ja) 1989-05-29
JPH0524286Y2 true JPH0524286Y2 (ja) 1993-06-21

Family

ID=31465744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987173857U Expired - Lifetime JPH0524286Y2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0524286Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161299A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Mera Eiko 釣り具
JP2014147301A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Best Selection Fishing Ikenaga カゴ釣用天秤
KR102678073B1 (ko) * 2023-11-20 2024-06-24 신승호 원줄 이격 파이프를 갖는 갈치 낚시용 채비

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6169977U (ja) * 1984-10-16 1986-05-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0179976U (ja) 1989-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060191187A1 (en) Weighted shank fish hooks
US20100050497A1 (en) Spitting weedless surface fishing lure
JPH0524286Y2 (ja)
US7363743B2 (en) Safety bobber
US2814151A (en) Fishing apparatus
US20110214333A1 (en) Fishing Lure
KR20230001923U (ko) 한치 낚시채비
US4999942A (en) Fishing lure
KR20190103569A (ko) 루어 낚시용 일체형 스푼 루어
JP2001333661A (ja) 魚釣り用擬似餌及び魚釣り用仕掛け
US20170325435A1 (en) Rattling fishing jig
US20040064999A1 (en) Center-weighted shank fish hooks
KR102719291B1 (ko) 두족류 낚시용 채비
CN221729440U (zh) 一种雷蛙拟饵
KR101457307B1 (ko) 기능성 낚시찌
CN213214974U (zh) 一种新型活扣式螃蟹自动垂钓工具
JP2001190197A (ja) コマセかご及び仕掛け
JPS599135B2 (ja) 魚釣り用底どりを兼用した天ビン重錘
KR20240032374A (ko) 자석을 이용한 두족류 포획용 애자
JP3099558U (ja) うき天秤
KR20010028608A (ko) 게 잡이용 낚시바늘
KR20240032375A (ko) 자석을 포함하는 두족류 포획용 애자
JPH05123089A (ja) 釣用立ちテンビン
JP3577699B2 (ja) 釣り針
JP2785244B2 (ja) 自動釣仕掛