JPH05242154A - ドキュメント検索システム - Google Patents

ドキュメント検索システム

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Publication number
JPH05242154A
JPH05242154A JP4266267A JP26626792A JPH05242154A JP H05242154 A JPH05242154 A JP H05242154A JP 4266267 A JP4266267 A JP 4266267A JP 26626792 A JP26626792 A JP 26626792A JP H05242154 A JPH05242154 A JP H05242154A
Authority
JP
Japan
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microfilm
document
scanner
image
workstation
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Pending
Application number
JP4266267A
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English (en)
Inventor
Joseph David Laurin
ジョセフ・デーヴィッド・ローリン
Mark Christopher Dowdey
マーク・クリストファー・ダウディ
David Edward Zawalski
デーヴィッド・エドワード・ザワルスキ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/40Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of multimedia data, e.g. slideshows comprising image and additional audio data
    • G06F16/48Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/40Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of multimedia data, e.g. slideshows comprising image and additional audio data

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Library & Information Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各検索要求に関して手動的な分類を必要とす
ることなく検索したイメージの完全なセットを発生する
ように、多重検索要求のために検索したイメージを自動
的に編成可能なマイクロフィルム・イメージ検索システ
ムを得る。 【構成】 少なくとも一つのスキャナ・サーバに接続さ
れた少なくとも一つのドキュメント・スキャナ・ワーク
ステーションと、前記スキャナ・サーバに接続された少
なくとも一つの出力装置と、前記ドキュメント・スキャ
ナ・ワークステーション、前記スキャナ・サーバ及び前
記出力装置の動作を制御する制御手段とを備え、ドキュ
メントを前記出力装置に供給する前に、前記ドキュメン
ト・スキャナ・ワークステーションにより検索される多
重検索要求に関連したドキュメントを、前記多重検索要
求のうちの特定のものに対応した複数組にグループ化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロフィルム・イ
メージ検索システムに関する。特に、本発明は、ディジ
タル化したフォーマットにある多重マイクロフィルム・
イメージ又はドキュメントを検索し、かつ検索したイメ
ージを特定の検索要求に関連した複数組に編成して分配
効率を改善させるマイクロフィルム・イメージ検索シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】 多数の事務機構は、年代順で事務機構
に到達する無数のドキュメントを受け取る。ドキュメン
トを検索して再調査する必要性が全く起きないとすれ
ば、事務機構が受け取った元の組の分類ドキュメントを
保持することは、通常、実際的ではない。従って、通
常、元のドキュメントは、格納するのにこれよりもかさ
ばらず、かつ安価な別の媒体を用いて達成される。通
常、元のドキュメントは、それらの到達順序により保管
され、かつ記録したドキュメントを検索できるようにす
るために、別の媒体上のドキュメントの位置に対して簡
単なインデックスが整備される。
【0003】マイクロフィルムは、記録ドキュメントを
記憶するために信頼性があり、かつ安価な別の媒体であ
ることが歴史的に証明されていた。マイクロフィルムの
場合に整備される記録インデックスとは、ロール番号及
びドキュメントを識別する相互参照と共に、それぞれ元
のドキュメントについてのロール上の位置である。記録
ドキュメントを検索するために、インデックスは所望の
ドキュメントを格納しているマイクロフィルム・ロール
上の位置の決定に用いられ、所望のドキュメントのイメ
ージは通常の原版処理又は電子イメージング・システム
を用いてコピー又は検索される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】典型的な事務アプリケ
ーションにおいては、記録マイクロフィルムからイメー
ジを検索する数百の要求が毎日発生し得るものである。
また、通常、各要求はいくつかのイメージを検索するこ
とを必要とするものであって、その結果、記録マイクロ
フィルムから数千のイメージを毎日の形式で検索するこ
とになる。通常、要求は、マイクロフィルム検索装置及
び要員を効率的に使用するために元のドキュメントが到
達したときにこれらに与えられて記録された簡単なイン
デックスを用いてバッチされると共に格納される。与え
られたマイクロフィルム・ロールから、必要とする全て
のイメージは、全般的にロールのうちの一方から反対側
のロール端に向かって走査される。走査又は検索は、通
常、複写したマイクロフィルム・ロールの必要量を最小
化するため、特定の要求に無関係に行なわれ、特定の順
序によりドキュメントを選択し、かつ何度も同一のマイ
クロフィルム・ロールを再ロードする必要性をなくすよ
うに、マイクロフィルム・ロールの一端から他の終端へ
前後させて移動するために必要な時間をなくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、印刷文書形式に
よる結果の出力は、特定の要求に対応する検索ドキュメ
ントを付き合わせるために手で分類しなければならな
い。 要求が完結するために何日も必要とするかも知れ
ない膨大な量のアプリケーションでは、要求された全て
のドキュメントを見出すまで、部分的に分類した複数組
のイメージを手動的に保持なければならない。更に、い
くつかのマイクロフィルム検索装置は、異なる位置で同
時に与えられる要求のためにいくつかのドキュメントを
検索していることがある。いずれの場合も、検索処理に
誤りを導入する結果となり得る付加的な分類及び処理の
問題を発生させる。従って、多重検索要求のために検索
されたイメージを自動的に編成可能な検索システムを得
ることが好ましいことになるので、検索イメージを一つ
の位置から発生しているか、又は多重位置から発生して
いるかにかかわらず、手動的な分類又は編成を必要とす
ることなく、各検索要求について完全な検索イメージの
組を発生する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、手動的な分類
作業を必要とすることなく、多重検索要求に関する検索
イメージを自動的に編成することにより、各検索要求に
関する検索イメージの完全なセットを発生することがで
きるマイクロフィルム・イメージ検索システムを提供す
る。本システムは、検索イメージを一つの位置から発生
しているか、又は多重位置から発生しているかにかかわ
らず、各検索要求について検索イメージを編成すること
ができる。
【0007】特に、本発明の検索システムは、少なくと
も一つのスキャナ・サーバに接続された少なくとも一つ
のドキュメント・スキャナ・ワークステーションと、前
記スキャナ・サーバに接続された少なくとも一つの出力
装置と、前記ドキュメント・スキャナ・ワークステーシ
ョン、前記スキャナ・サーバ及び前記出力装置の動作を
制御する制御手段とを備え、前記ドキュメントを前記出
力装置に供給する前に、前記ドキュメント・スキャナ・
ワークステーションにより検索される多重検索要求に関
連したドキュメントが、前記多重検索要求のうちの特定
の一つに対応する複数組にグループ化される。
【0008】ここでは、背景技術としての以上の説明と
共に、本発明の好ましい実施例についての詳細な下記の
説明、及び添付する図面を参照すべきものとする。
【0009】
【実施例】本発明は、1又はそれ以上のインテリジェン
トなマイクロフィルム・スキャナ・ワークステーション
をネットワーキング機能及び1又はそれ以上のネットワ
ーク・マイクロフィルム・スキャナ・サーバと組合わせ
て、ダイナミックな多重コンカレント・アクセスが可能
なデータベース管理システムを構築し、かつマイクロフ
ィルム・スキャナ・ワークステーションにより更新する
イクロフィルム・イメージ検索システムを提供するもの
である。動作において、マイクロフィルム・イメージ検
索システムは、マイクロフィルム・スキャナ・サーバに
より、ランダムな順序で、かつ特定の要求のための到達
時間に無関係に、多重マイクロフィルム・スキャナ・ワ
ークステーションから来るイメージを識別し、かつグル
ープ化して、特定の検索要求に応答して1又はそれ以上
の宛先に分類した一つのドキュメント・セットとして出
力させる。
【0010】特に、各検索ドキュメントが属するフォル
ダと呼ばれるドキュメント・セットは、検索ドキュメン
トがネットワーク・マイクロフィルム・スキャナ・サー
バに到達するとき、即ち各フォルダを用いて特定の検索
要求に関連するドキュメントを収集するときに、識別さ
れる。検索ドキュメントは、1又はそれ以上の単独ペー
ジ・イメージから作成されると共に、個々のページを多
重イメージ及び/又は「ウインドウ」と呼ばれるコンピ
ュータ生成のデータ断片から構成することができる。ネ
ットワーク・マイクロフィルム・スキャナ・サーバは、
データベースに保持されている適当なフォルダに検索ド
キュメントを配置する。フォルダを起動した後は、フォ
ルダ上に何時でもフォルダ内のドキュメント、又はいく
つかのソースのうちのいずれかからのドキュメントのイ
メージを配置することができる。従って、印刷され、フ
ァクシミリを介して送信され、他の電子システムに転送
され、他の媒体に格納され、又はそれらの組合わせを行
なうように指定された検索ドキュメントを、マイクロフ
ィルム検索装置及び使用可能な要員を最も効率的に使用
する形式で並行して1又はそれ以上のインテリジェント
なマイクロフィルム・スキャナから送出することができ
る。
【0011】図1を参照すると、本発明によるマイクロ
フィルム・イメージ検索システムが示されている。これ
には、ネットワーキング機能を有する少なくとも一つの
インテリジェントなディジタルのマイクロフィルム・ス
キャナ・ワークステーション10(例えば、米国ニュー
・ヨーク州、ロチェスターのイーストマン・コダック
(株)により製造された、20メガバイトのハードディ
スク・ドライブ、直並列インタフェース・ポート、キー
・ボード、3.5インチ・フロッピー・ディスク・ドラ
イブ、イメージ処理カード、プリンタ・インタフェース
・カード、及びネットワーク・インタフェース・カード
を有する埋め込みPA−ATプラットフォームを含むイ
メージリンク(IMAGELINK)(tm)ディジタ
ル・ワークステーション)と、ホスト・コンピュータ1
2と、少なくとも一つのマイクロフィルム・スキャナー
・サーバ14と、(例えば、米国ニュー・ヨーク州、ロ
チェスターのイーストマン・コダック(株)により製造
されたPA−ATプラットフォーム、SCSIディスク
・コントローラ、500又は124メガバイトのSCS
Iディスク、直列ポート、映像ディスプレイ、3.5イ
ンチ・フロッピー・ディスク・ドライブ、ネットワーク
・インタフェース・カード、及びプリンタ・インタフェ
ース・カードを含むイメージリンク・(tm)ネットワ
ーク・ノード)と、マイクロフィルム・スキャナ・サー
バ14に接続されたプリンタ16、ディスク・ドライブ
記憶装置18、又はファクシミリ装置20のような1又
はそれ以上の出力装置とが含まれている。
【0012】図示の実施例では、このシステムは、マイ
クロフィルム・スキャナ・ワークステーション10、ホ
スト・コンピュータ12及び少なくとも一つのマイクロ
フィルム・スキャナ・サーバ14が共通のローカル・エ
リア・ネットワーク(LAN)に接続されるように構築
される。更に、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ1
4を接続している第2の地理的遠方ローカル・エリア・
ネットワークも備えられている。2つのローカル・エリ
ア・ネットワークは、ネットワーク・ブリッジ回路24
により一緒に接続されている。このローカル・エリア・
ネットワークはイサーネット(ETHERNET)、ト
ークン・リング(TOKEN RING)又は他の標準
的なローカル・エリア・ネットワークでもよい。
【0013】マイクロフィルム・スキャナ・ワークステ
ーション10は、好ましくは、マイクロフィルム・スキ
ャナ・ワークステーション10のネットワーキング機能
を利用するためにマイクロフィルム産業標準のコンピュ
ータ支援検索(CAR:Computer Aided
Retieval)インタフェース・エクステンショ
ンを支援しており、RS232 CARインタフェース
を介してホスト・コンピュータ12に接続されている。
全てのCARコマンドを、RS232リンク上で単方向
及び双方向形式で動作することができる。これらのエク
ステンションには、(a)マイクロフィルム・スキャナ
・ワークステーション10とネットワーク上のマイクロ
フィルム・スキャナ・サーバ14に接続された任意の装
置との間の論理リンクを確立する能力、(b)マイクロ
フィルム・スキャナ・サーバ14で利用可能な装置用の
ステータスを得ること、(c)走査しようとするイメー
ジのフォルダ及びドキュメント名を確立すること、
(d)イメージ(単数又は複数のイメージ)をマイクロ
フィルム・スキャナ・サーバ14に転送すること、
(e)マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14で確立
されたフォルダに供給可能な特殊イメージ処理アルゴリ
ズムを識別すること、(f)マイクロフィルム・スキャ
ナ・サーバ14で既に確立したフォルダ又はドキュメン
トを除去すること、(g)ドキュメント又はフォルダを
マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14で支援されて
いる適当な出力装置に転送することが含まれている。検
索ドキュメントのイメージ解像度は、走査された時点で
マイクロフィルム・スキャナ・ワークステーション10
により確立されること、及び検索ドキュメントがマイク
ロフィルム・スキャナ・サーバ14で支援されているい
くつかの出力装置とコンパチブルとなるのを禁止可能な
ことに注意すべきである。
【0014】図1に示したシステムにおいて、制御デー
タはホスト・コンピュータ12からマイクロフィルム・
スキャナ・ワークステーション10へ、及びマイクロフ
ィルム・スキャナ・サーバ14へ流れる。次いで、イメ
ージ・データは、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ
14に接続されている出力装置のいずれか、又はローカ
ル・エリア・ネットワークを介してホスト・コンピュー
タ12に転送される。
【0015】動作において、検索要求は、端末装置、パ
ーソナル・コンピュータ入力又は同様の他の型式の検索
要求入力装置を介してホスト・コンピュータ12に供給
される。検索要求を発生する特定の手段は、図1におい
てシステムの一部分であるとして示されてはいない。マ
イクロフィルムを利用する通常のシステムは、要求発生
及び管理の発行を既に指令しており、従って検索要求の
発生は当該技術分野に習熟する者にとって容易に明らか
となる。
【0016】設定期間で、バッチ・ソートは、保留して
いる検索要求についてホスト・コンピュータ12により
行なわれ、マイクロフィルム・ロールのリストを発生す
る。通常のマイクロフィルム検索システムのように、特
定のマイクロフィルム・ロールが配置され、かつマイク
ロフィルム・ライブラリから取り出され、作業は種々の
マイクロフィルム・スキャナ・ワークステーション10
に分配される。いくつかのマイクロフィルム・ロール
は、遠方位置に配置されてもよく、かつ地理的に遠方の
ローカル・エリア・ネットワークに接続されたマイクロ
フィルム・スキャナ・ワークステーション10に供給さ
れなければならないことに注意すべきである。作業の分
配はホスト・コンピュータ12により管理され、コンピ
ュータ支援検索(CAR)コマンドはホスト・コンピュ
ータ12から各マイクロフィルム・スキャナ・ワークス
テーション10へ送出される。これらのコマンドはマイ
クロフィルム・スキャナ・ワークステーションのオペレ
ータに指令して特定のマイクロフィルム・ロールをロー
ドさせる。
【0017】検索要求を行なうときは、検索ドキュメン
トを戻すために用いられるルーチング情報がホスト・コ
ンピュータ12にセーブされる。伝統的に、この情報は
ホスト・コンピュータ12により印刷され、検索ドキュ
メントを特定の検索要求と人為的に一致させるために用
いられていたので、検索ドキュメントを適当な要求者に
戻すことができた。しかし、図示のシステムでは、ホス
ト・コンピュータ12は、要求者の場所に位置するマイ
クロフィルム・スキャナ・サーバ14と共にマイクロフ
ィルム・スキャナ・ワークステーション10によりネッ
トワーク・セッションを確立させる。
【0018】更に、フォルダは、特定の検索要求用に確
立されていないときは、ホスト・コンピュータ12によ
り生成される。ホスト・コンピュータ12は、フォルダ
の命名について完全に制御しており、フォルダへ配置さ
れるイメージ・セットに意味を付加する名前を選択する
ことができる。各マイクロフィルム・スキャナ・ワーク
ステーション10は、特定のマイクロフィルム・スキャ
ナ・ワークステーション10により走査されるべき各マ
イクロフィルム・ロールについて1パスを作成すると共
に、マイクロフィルムから検索されたイメージを、検索
ドキュメントが配置されるべきフォルダを含む特定のマ
イクロフィルム・スキャナ・サーバ14へ送出する。ホ
スト・コンピュータ12は、マイクロフィルム・スキャ
ナ・サーバ14をアクセスしてフォルダのステータスを
判断することができるので、特定の要求について何時で
も進行に基づきチェックを実行させることができる。
【0019】要求が終結すると、即ち全ての要求ドキュ
メントが指定されたフォルダに配置されたときは、要求
について検索したドキュメントをホスト・コンピュータ
12に転送し、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ1
4に接続されている出力装置のいずれかを介して要求者
に出力し、分配することができる。送出を確認すると、
ホスト・コンピュータ12はマイクロフィルム・スキャ
ナ・サーバ14からフォルダを削除する。従って、特定
の要求のための全ての検索ドキュメントは、常に、手動
的なドキュメントの分類を必要とすることなく、完全な
セットとして当該システムから出力される。
【0020】好ましい動作モードにおいて、マイクロフ
ィルム・スキャナ・ワークステーション10は、フォル
ダが送信しようとしているドキュメント(単数又は複数
のドキュメント)を受け取るのをそれ自体が識別し、ま
た指定されると、2つの装置間にセッションが確立され
たときは、ドキュメント名はマイクロフィルム・スキャ
ナ・サーバ14にも供給される。フォルダ名はそのフォ
ルダを特定の検索要求にリンクさせるために用いられ
る。フォルダは、要求と、包含することになるドキュメ
ントとの間の関係を形成するフォルダの概念を用いるこ
とにより、互いに関係を持つことにはならないドキュメ
ントを一緒にグループ化させる能力を与える。マイクロ
フィルム・スキャナ・ワークステーション10は、可能
ならば、フォルダに送出される各ドキュメント用の名前
も供給する。ドキュメント名は、これを用いることによ
り、ドキュメントを記録して特定のマイクロフィルム・
ロールから検索した項目(又は複数項目)に対して相互
参照を形成した時点で、各ドキュメントに簡単なインデ
ックスをリンクさせることができる。マイクロフィルム
・スキャナ・サーバ14は、マイクロフィルム・スキャ
ナ・ワークステーション10がドキュメント名を提供し
ないときは、ドキュメント名を割り付ける。更に、マイ
クロフィルム・スキャナ・ワークステーション10は、
各イメージを伝送する際に、時間スタンプと、マイクロ
フィルム・ロール番号と、マイクロフィルムのロールに
与えるイメージ・アドレスとを供給する。この情報は、
これを用いて生産性統計を収集させ、かつ各イメージ・
トランザクションについてのイメージ評価を行なうこと
が可能である。
【0021】イメージ・セッションは、マイクロフィル
ム・スキャナ・サーバ14内で疑似物理及び論理イメー
ジ・セッションに分けられる。論理イメージ・セッショ
ンは、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14とマイ
クロフィルム・スキャナ・ワークステーション10との
間でネットワーク・セッション・レベル接続を保持する
ために用いられるが、実際のイメージ転送中に必要とさ
れる特定の資源をイメージ・トランザクション資源プー
ルに開放する。マイクロフィルム・スキャナ・サーバ1
4とマイクロフィルム・スキャナ・ワークステーション
10との間の論理イメージ・セッションは、イメージが
走査されており、かつマイクロフィルム・スキャナ・ワ
ークステーション10で特定のイメージ処理アルゴリズ
ムが適用されている間は、存在するとみなされる。イメ
ージ処理を完了すると、ディジタル・マイクロフィルム
・スキャナ・ワークステーション10は、連続的な並行
処理セットとしてイメージ圧縮及びネットワーク転送を
実行する。この期間において、マイクロフィルム・スキ
ャナ・サーバ14は、マイクロフィルム・スキャナ・ワ
ークステーション10と共に疑似物理イメージ・セッシ
ョンを保持し、高速イメージ転送が必要とされる資源に
対して中断のないアクセスを提供する。
【0022】400キロバイト/秒の持続速度は以上で
説明した手順を用いて10メガビットETHERNET
により達成された。400キロバイト/秒の制限は、こ
の手順を実行するために用いられる特定のディスク・シ
ステム用の最大ディスク転送速度によってもたらされ
る。しかし、600キロバイト/秒の転送速度は、現存
する従来のハードウエアにより容易に達成される。
【0023】論理イメージ・セッションは、マイクロフ
ィルム・スキャナ・ワークステーション10により終結
されるまで、維持される。論理イメージ・セッションが
活性である間に与えられたマイクロフィルム・スキャナ
・ワークステーション10からマイクロフィルム・スキ
ャナ・サーバ14に到達する全てのイメージは、一つの
ドキュメントの一部であるとみなされる。マイクロフィ
ルム・スキャナ・サーバ14は、識別されたフォルダ
(単数又は複数フォルダ)にイメージを配置することが
可能な多くのマイクロフィルム・スキャナ・ワークステ
ーション10と共に、並行する多くの論理及び物理イメ
ージ・セッションを保持することができる。論理イメー
ジ・セッションと物理イメージ・セッションとの間の区
別はマイクロフィルム・スキャナ・サーバ14内で完全
に保持される。
【0024】以上で述べたように、マイクロフィルム・
スキャナ・ワークステーション10はイメージ・セッシ
ョンを開始し、イメージを配置すべきフォルダを識別す
る。ネットワークを見通す当該点で、マイクロフィルム
・スキャナ・ワークステーション10とマイクロフィル
ム・スキャナ・サーバ14との間に物理セッションが存
在するが、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
は、イメージ記録を開始せよを受け取るまで、アプリケ
ーション・ソフトウェア内に両者間の疑似論理イメージ
・セッションを待避させる。マイクロフィルム・スキャ
ナ・サーバ14は、イメージ転送用に3セットの二重イ
メージ・バッファを保持する。マイクロフィルム・スキ
ャナ・サーバ14は、イメージ記録を開始せよを受け取
った後にのみ、マイクロフィルム・スキャナ・ワークス
テーション10へ3セットのうちの一つを割り付けよう
とし、これによってアプリケーション・ソフトウェアを
疑似物理イメージ・セッション状態に置く。バッファ・
セットが割り付けられると、マイクロフィルム・スキャ
ナ・サーバ14は、ディスクに他方のバッファを書き込
む間は、一方のバッファにネットワークを介して単純に
交互的な受信を行なうことにより、バッファからディス
クへの書き込みを行なう間であっても、イメージ・デー
タを受け取ることができるように一定のバッファを維持
している。マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14の
イメージ転送資源は、イメージ記録を終結せよを受け取
と、直ちにイメージ転送資源のプールへ開放される。実
際のネットワーク・セッションは終結されていないの
で、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14のアプリ
ケーション・ソフトウェアは、イメージ記録を開始せよ
を受け取る前に存在していた疑似論理イメージ・セッシ
ョン状態を再確立する。この期間で、マイクロフィルム
・スキャナ・ワークステーション10は次のイメージを
走査し、かつ処理して同一のドキュメントのメンバとな
る。開放されたバッファ・セットは、解放の可能性があ
る他の2つのバッファ・セットのうちの一つによりサー
ビスされていなかったイメージ記録の開始を保留せよと
共に、他のマイクロフィルム・スキャナ・ワークステー
ション10に割り付けられる。この処理は、マイクロフ
ィルム・スキャナ・ワークステーション10がマイクロ
フィルム・スキャナ・サーバ14にジョブの記録を完了
せよによってネットワーク・セッションが終結すべきで
あることを知らされるまで継続する。
【0025】アプリケーション・ネットワーク・ソフト
ウェアは、好ましくは、NETBIOSのような工業標
準セッション・レベル・ネットワーク・アプリケーショ
ン・インタフェースのうちの一つを用いて書き込まれ
る。これは、システムがETHERNET、及びTOK
EN RINGネットワーク・トポロジーと共に、今日
用いられているパーソナル・コンピュータ・ローカル・
エリア・ネットワーク環境に見られる大抵のネットワー
ク・プロトコル・スタックと、変更を必要とせずに、シ
ステムを機能させるものである。
【0026】マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
でのイメージ・データベースは、好ましくは、疑似リレ
ーショナル・データベース方法を確立した後に、モデル
化される。図2は、疑似リレーショナル・データベース
の物理レイアウトを示しており、マイクロフィルム・ス
キャナ・サーバ14により用いられるいくつかのの関係
テーブル・ファイルを識別する。FOLDR.DIRフ
ァイルは、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14の
電子大容量記憶媒体ルート・ディレクトリにおいて見出
され、かつマイクロフィルム・スキャナ・サーバ14の
フォルダ・ディレクトリとして作用する。これは、分類
された順序で保持され、システムに既知の全てのアクテ
ィブ・フォルダを識別する。各フォルダ・サブ・ディレ
クトリに見出されるFOLDER.HDRファイルは、
そのフォルダに見出される全てのドキュメントの全ての
名前に関する分類リストを含む。FOLDER.HDR
ファイルは、そのフォルダに見出される全てのドキュメ
ントに適用される元のイメージ処理アルゴリズムを識別
し、そのフォルダが受け取った全てのドキュメントの実
行カウントを保持している。各ドキュメントに見出され
るJOB.HDRファイルは、マイクロフィルム・ロー
ル(そのドキュメントは走査したマイクロフィルム・ス
キャナ・ワークステーション10から転送された。)
と、ドキュメントを生成した日時と、ドキュメントに受
け取られた各成功イメージ・ファイルに対するインデッ
クスとに関する特定の情報を含む。JOB.HDRファ
イルは、更に、ドキュメントが見出されるフォルダに対
し、リンクの完全性を保証するフォルダ有効性情報も含
む。
【0027】ドキュメントに見出されるイメージ・ファ
イルは、適当なエクステンションにより識別される。例
えば、.TIFエクステンションは、これがデファクト
電子イメージ・ファイル標準、タッグド・イメージ・フ
ァイル・フォーマット(Tagged Image F
ile Format:TIFF)に適合するイメージ
・ファイルであることを示す。1枚のページが1以上の
イメージ又はコンピュータ生成ウィンドウからなるとき
は、ファイル名プレフィックスが各ウィンドウを識別す
る。例えば、(TIFF)ドキュメントにおける第3の
イメージが2つのウィンドウからなるときは、第1のウ
ィンドウがA3.TIF、第2のウィンドウがB3.T
IFと命名される。コンピュータ生成テキストからなる
ウィンドウ及び/又はページは.TXTエクステンショ
ンが与えられ、それ以外は以下に定義した命名規約に適
合させる。
【0028】この実施に採用された技術を用いるするこ
とにより、イメージ・ファイルを固定する必要はない。
更に、フォルダは並行して発生する多重更新を支援す
る。これは、フォルダ内のドキュメントへの付加、そこ
からの削除又は置換に対して成立する。フォルダ及びド
キュメントは、更に、支援されるイメージ出力が可能な
装置、媒体及び環境のうちのいずれかに多重並行出力を
支援する。これらフォルダ及び/又はドキュメントにつ
いての出力サービスは、マイクロフィルム・スキャナ・
ワークステーション10からのフォルダ及びドキュメン
ト更新と並行して発生することができる。
【0029】マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
は、マイクロフィルム・スキャナ・ワークステーション
10にマイクロフィルム・スキャナ・ワークステーショ
ン10が行使する全ての活動に優先度を与える。イメー
ジ転送の場合は、全てのイメージ受信資源が他のスキャ
ナ・ワークステーションによってマイクロフィルム・ス
キャナ・サーバ14で使用中であるとき、又はマイクロ
フィルム・スキャナ・サーバ14におけるハード・ディ
スク能力が限界になったときに、マイクロフィルム・ス
キャナ・ワークステーション10がイメージを転送する
ことを禁止するだけある。
【0030】与えられたフォルダ又はドキュメントを含
むマイクロフィルム・スキャナ・サーバ14で発生する
衝突は、マイクロフィルム・スキャナ・ワークステーシ
ョン10に有利に解決されて、そのパフォーマンスを妨
げない。例えば、現存するフォルダにDELETE処理
を与え、その削除中にマイクロフィルム・スキャナ・ワ
ークステーション10が同一フォルダにイメージ・セッ
ションを確立すると、DELETE処理を開始した後に
到達するドキュメントが削除されることはないが、DE
LETE処理を開始した時点で存在していた全てのドキ
ュメントは削除される。DELETE処理がドキュメン
トをアクティブに受け取っているフォルダに配置される
と、DELETE処理は無視される。
【0031】マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
は、好ましくは、更に全てのフォルダ及びドキュメント
・レベルでコンピュータにより読み出し可能なASCI
Iテキスト・ファイルも保持する。このASCIIテキ
スト・ファイルは、フォルダ及びドキュメント・ヘッ
ダ、ファクシミリ・カバー・シートに、又はユーザ指定
のキー・ボード検索テーブルとして用いられる。
【0032】マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
はそのイメージ構築特性に加えて更に、いくつかのサー
ビスも提供することによりマイクロフィルムから検索し
たイメージの処理を強化させている。フォルダは、いく
つかのイメージ可能出力サービス、例えばファクシミ
リ、高速−高品質のペーパ出力、多重ネットワーク・プ
ロトコル及びトポロジーに対するゲートウエイ・サービ
ス、取り外し可能な媒体、及び/又はイメージ表示装置
のうちのいずれかに転送されてもよい。
【0033】更に、マイクロフィルム・スキャナ・ワー
クステーション10は、指定されたフォルダに関連され
ることなく、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
により支援された出力サービスのうちのいずれかにドキ
ュメントを送信し、かつ直ちに転送する機能を有する。
このモードにおいて、ドキュメントのためのイメージは
内部的にマイクロフィルム・スキャナ・サーバ14によ
り用いられる特定の予約フォルダに配置されて特定の装
置をサービスする。ドキュメントの最終イメージを受け
取ると、ドキュメントについてのエンティティ関係がそ
のドキュメントを受け取るように選択されたサービスの
識別出力サービス・キューに配置される。サービスが完
了すると、そのドキュメントはマイクロフィルム・スキ
ャナ・サーバ14から削除される。
【0034】マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
はタスク制御に3つの概念を用いる。第1、かつ最も簡
単なものは、タスク計画である。図3はマイクロフィル
ム・スキャナ・サーバ14のシステム・タスクを計画す
るためにマイクロフィルム・スキャナ・サーバ14で用
いられるスケジューラの論理フローチャートである。各
タスクはシステム・エンティティに責任を有する。例え
ば、出力装置マネジャーはイメージ出力が可能な全ての
装置を取り扱う。
【0035】このシステム設計は、ネットワーク・タス
クがシステムの全能力を必要とするに等しいCPU資源
の消費を許容する。これは、最適のイメージ転送パフォ
ーマンスを確保するために全ての他のタスクを犠牲にし
て行なわれる。もっと軽負荷の期間における他の各タス
クは、システム資源に関して同一部分を共有する。この
場合も、いくつかのサブ・プロセスに責任を持つことに
なり得る一つのタスク内に、システム資源管理のレベル
が存在する。
【0036】マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
は、これに接続されている出力装置の管理責任があり、
管理する全ての出力装置に対する全てのイメージ出力を
並行して処理しなければならない。このタスクを達成す
るために、いくつかの技術を用い、与えられる大部分の
CPU資源を形成させる。例えば、時々特定のプリンタ
の入出力プロセッサが完了するのを待機する間に、特定
のプリンタ・サブ・プロセスを中断させる。いくつかの
装置は、予め設定された所定の時間間隔で、例えばファ
クシミリ装置の状態を復帰させる速度で処理するように
計画される。他の、例えば特殊なイメージ・デコンプレ
ッション・ハードウエアは、要求に基づきサービスが受
けられるように計画する。
【0037】ユーザ入出力タスクは、与えられるCPU
資源を生起する各バックグラウンド計算処理に等しく共
有させ、要求に基づいてユーザによるキー・ストローク
を処理する。ユーザ入出力タスクは、並行して処理され
るべきいくつかの計算タスクを生起させることができ
る。多数生起されるので、これらの計算タスクは、ユー
ザ入出力タスクを与える総合的なCPU資源を単純に分
割する。
【0038】直列入出力タスクは共に通信ドライバ及び
バックグラウンド・タスクである。バックグラウンド・
タスクは、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14シ
ステムの他の一次タスクと同一レベルで計画される。直
列入出力タスクのバックグラウンド部分は、直列通信の
転送が発生している間は、常に中断されている。通信ド
ライバは直列ラインを介してマイクロフィルム・スキャ
ナ・サーバ14へ、かつこれよりデータを転送するため
に記録パッケト制御プロトコルを用いる。この経路を用
いて転送されるイメージ・データはない。これは、単に
制御を実行するために直列通信に限定されているホスト
・コンピュータから、マイクロフィルム・スキャナ・サ
ーバ14を制御する簡単な他の方法である。このタスク
のバックグラウンド・タスク部分は、ホスト・コンピュ
ータ12が出す計算要求を完結するために用いられる。
ホスト・コンピュータ12が出す全ての計算要求は、要
求の結果として返送されるステータスによって肯定応答
を受信する。直列入出力タスクの外部で、マイクロフィ
ルム・スキャナ・サーバ14は全てのトランザクション
記録に関するウオッチドッグ・タイマを維持している。
このウオッチドッグ・タイマは通信ハードウエアの故障
による通信デッドロックを阻止するために用いられる。
【0039】キュー管理タスクは、全てのイメージ可能
装置に対する全てのイメージ出力のためのフロー制御と
して作用する。このキュー管理タスクは、更に、全ての
イメージ及びイメージ制御データ構造の削除も管理して
いる。各イメージ出力装置は関連されたジョブ・キュー
を有する。イメージ・セット、フォルダ又はドキュメン
トを特定のイメージ装置に送出するように要求される
と、この要求を完結するために必要とされる情報がイメ
ージ装置キューに配置される。プリンタの場合に、キュ
ー・マネジャーは一回に一つだけ要求の各イメージを処
理し、プリンタ装置サブ・プロセスに一つのイメージ情
報のみを渡す。プリンタ装置サブ・プロセスが印刷は完
了したことを示すと、キュー・マネジャーはセットの次
のイメージを処理することになる。ファクシミリ装置の
場合には、イメージ・ドキュメント・セットのリストが
構築され、かつファクシミリ・サブ・システムに渡され
る。このタスクを管理するために、キュー処理に対する
簡単なラウンド・ロビン処理法が実行される。
【0040】このシステムではディスクの入出力が物理
的な制限要素となっているので、全てのタスク管理は、
過度のディスク入出力即ちスラッシング(thrashing)を
最小化するように行なわれる。このシステムはネットワ
ーク・イメージ転送に関してディスク・スラッシングを
可能な限り最小化させるように設計されている。
【0041】ネットワーク・タスクは100マイクロ秒
毎に実行される。また、顕著な全てのネットワーク・ト
ランザクションは、サービスされるべき次の非ネットワ
ーク・タスクに戻る前に、完了するように実行される。
ネットワーク・タスクそれ自体は、前後関係が入り組ん
だ多重駆動処理である。特定のセッションのために受け
取った各ネットワーク記録は、特定の記録トランザクシ
ョン・プロセッサを呼出す結果となる。各セッションは
マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14に保持されて
いる前後関係ステートを有する。受け取った記録型式
は、前後関係ステートに有効に処理されるか、又は拒絶
される。処理された記録はセッションのステート、受け
取った記録、処理の結果に従って前後関係ステートを変
更可能、又は不可能である。いくつかトランザクション
は、応答ハンドシェイクを必要とすることなく、同期モ
ードで発生する。他は非同期で発生し、応答を必要とす
る。マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14は、更
に、与えられたセッションに関する一連の同期トランザ
クション内で発生する非同期トランザクションを有する
ことも可能であって、非同期トランザクションが一回完
了する度に、同期トランザクションの完了を処理するた
めに戻る。ネットワーク・タスク内の誤り訂正は多くの
レベルで発生し、多くの訂正パスに帰結する。ある誤り
訂正はそれが発生するセッション内に制限され、他の誤
りはネットワーク・タスクの活性な全てのスレッド(t
hread)及びセッションに影響する。マイクロフィ
ルム・スキャナ・ワークステーション10における遠方
のネットワーク故障は、マイクロフィルム・スキャナ・
サーバ14により検出され、完結したイメージ・トラン
ザクションの完全性を保証するように適当な回復措置が
取られる。不完全なトランザクションは取り消される。
全てのネットワーク・トランザクションはネットワーク
・トラヒックの検査手掛かりを形成するように記録され
る。日付スタンプ、トランザクション完了コード、及び
記録トランザクション・プロセッサの識別が記録され
る。 用いられる第2のタスク管理方法はタスク管理そ
のものを停止させるタスク機能である。その場合に、停
止の理由は、ある入出力装置がそのトランザクションを
完了するまで待機するということがある。前述のよう
に、いくつかのタスクはこの型式の制御を用いる。
【0042】用いられる第3のタスク管理方法は、一つ
のタスクが他のタスクをダイナミックに中断させる能力
である。これは、一つのタスクが極端なCPU資源を必
要とするとき、又はトランザクションの衝突を解決する
ために行なわれる。ネットワーク・タスクはこの処理方
法を用いる唯一のタスクであるが、そのサービスは全て
のタスクのために利用可能であり、それぞれネットワー
ク・タスクの処理を含む他の全ての処理を停止させるこ
とができる。
【0043】好ましいIMAGELINK(tm)ネッ
トワーク・ノードは2台のプリンタ(好ましくは、40
0dpiの解像度を有するレーザ・プリンタ)まで接続
するすることができ、かつ各プリンタを並行動作により
15枚/分で印刷することができる。各プリンタは、フ
ォルダ又はドキュメントのいずれかを支援しているソー
ト・ビンのいずれかに転送させる多重出力ビン・ソート
機能を備えることができる。従って、マイクロフィルム
・スキャナ・ワークステーション10は、指定されたフ
ォルダ向けでないドキュメントをプリンタのうちの一つ
における指定のソート・ビンに転送することができる。
このために、必要ならば、マイクロフィルム・スキャナ
・サーバ14に位置する出力装置によりフォルダを使用
することなく、全ての要求を物理的に分類することがで
きるか、又はフォルダを使用するときは、指定されたフ
ォルダの内容をソート・ビンのいずれかに転送すること
ができる。更に、フォルダにおける個々のドキュメント
は、任意の順序によって出力されてもよく、また必要な
らば、出力プリンタにより支援されている任意の出力ソ
ート・ビン(単数又は複数の出力ソート・ビン)へ出力
されてもよく、これによって付加的なレベルのソート機
能が付加される。
【0044】更に、IMAGELINK(tm)ネット
ワーク・ノードは、9600ボーでそれぞれ動作する4
ファクシミリ・ラインを支援することもできる。ファク
シミリ・ジョブは、好ましくは、マイクロフィルム・ス
キャナ・ワークスフーション10からホスト・コンピュ
ータ12を介して端末インタフェース22に送出されて
もよく、フォルダ、ドキュメント及びイメージからの別
個のエンティティとして取り扱われる。従って、一方に
ついてのトランザクション処理が他方を変更させること
はない。フォルダ及びドキュメントは多重ファクシミリ
位置に転送されてもよく、またこれを支援するために十
分なラインが存在するときは、処理を並行させることが
できる。
【0045】マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
がプリンタ、ファクシミリ及び他の出力装置の種々の組
合わせを支援するように構築されてもよいことは、理解
すべきことである。更に、マイクロフィルム・スキャナ
・サーバ14は、他のネットワーク・トポロジー、プロ
トコル及びオペレーティング・システムを用いる環境に
フォルダ及びドキュメントを再度転送するために、ゲ−
トウエイ・サービスを支援するように構築されてもよ
い。同様に、マイクロフィルム・スキャナ・サーバ14
は、フォルダ及び/又はドキュメントを磁気ディスク又
は光学ディスクのような取外し可能な媒体へ転送するの
を支援するように構築されてもよい。更に、マイクロフ
ィルム・スキャナ・サーバ14は、端末インタフェース
22を介してユーザ・インタフェース・サービスの拡張
セットを支援してもよい。
【0046】
【発明の効果】説明したシステムにより得られる効果
は、2本のマイクロフィルム・ロールを示す図4にグラ
フにより示されている。このシステムは、互いに地理的
に離れているマイクロフィルム・ロールを特定の順序な
しに処理できるようにし、かつ時間の制約なしに2つの
マイクロフィルム・ロールのいずれをも処理する。例え
ば、ロール番号1はマイクロフィルム・スキャナ・ワー
クステーション10の最初のものにロードされ、続いて
マイクロフィルム・スキャナ・ワークステーション10
がマイクロフィルムの逐次的な検索を行ない、イメージ
#10で最初に停止し、イメージを走査し、かつ必要と
する特殊なイメージ処理を実行する。次に、マイクロフ
ィルム・スキャナ・ワークステーション10はマイクロ
フィルム・スキャナ・サーバ14と共にイメージ・セッ
ションを開き、イメージ#10をマイクロフィルム・ス
キャナ・サーバ14に伝送する。イメージ・セッション
は開かれているので、イメージを受け取るためにフォル
ダ及びドキュメントに関する全ての情報は、マイクロフ
ィルム・スキャナ・ワークステーション10からマイク
ロフィルム・スキャナ・サーバ14に伝送される。マイ
クロフィルム・スキャナ・ワークステーション10は、
走査すべき次のイメージ、例えば説明の例においてイメ
ージ#5000を検索し、前述の処理を反復させる。マ
イクロフィルム・ロールの検索中の任意の時間にマイク
ロフィルム・スキャナ・ワークステーション10は、1
つのマイクロフィルム・スキャナ・サーバ14でセッシ
ョンを終了させ、かつアプリケーションの要求に従って
他のマイクロフィルム・スキャナ・サーバ14でセッシ
ョンを開始させる。
【0047】同一のマイクロフィルム・スキャナ・サー
バ14は、第1のマイクロフィルム・スキャナ・ワーク
ステーション10の処理と並行して、同一のフォルダ/
ドキュメント組合わせのために、付加的なスキャナ・ワ
ークステーション、例えばロール#2からのイメージを
受け取ることができる。この処理は、マイクロフィルム
検索装置と、マイクロフィルム・スキャナ・ワークステ
ーション10及びマイクロフィルム・スキャナ・サーバ
14の両位置におけるユーザとに最も簡単かつ最も効率
的な使用を可能にさせる。ロールは一度にロードされ、
全てのイメージが検索され、かつ本発明はソーティング
及び関連付けを行い、要求に適合するために必要とされ
るイメージ出力装置に正しいイメージを転送させる。
【0048】本発明は、好ましい実施例を詳細に参照し
て説明された。しかし、請求の範囲の記載内で変形及び
変更が可能なことは、理解されるべきである。例えば、
本発明を実施する他の方法には、マイクロフィルム・ス
キャナ・ワークステーション10により走査されたイメ
ージがマイクロフィルム・スキャナ・ワークステーショ
ン10おけるあるローカル記憶媒体上に残留する、分散
データベース実施使用が含まれる。このようなシステム
は、各マイクロフィルム・スキャナ・ワークステーショ
ン10でハードウエア及びソフトウェア資源を共に二重
化することを必要とする。これを実際的な他の実施例に
するために、多数の顧客コンピュータ・プラットフォー
ム上で実行し得るソフトウェアは、放送形式で要求を開
始させてフォルダ及び/又はドキュメントの内容を受け
取るようにすることが必要とされる。このような多重プ
ラットフォームのソフトウェアは、スキャナ・ワークス
テーションの無応答を検出し得ると共に、いくつかのイ
メージが入手不可能なことを要求者に知らせることがで
きなければならない。更に、ホスト・コンピュータ12
を採用できないときは、マイクロフィルム・スキャナ・
ワークステーション10におけるユーザ・インタフェー
スは、オペレータにネットワーク・セッションを確立さ
せ、かつフォルダ名を定義させて、マイクロフィルム・
スキャナ・ワークステーション10から送出されるイメ
ージを受け取るように用いられてもよい。同様に、分配
及び削除処理は、任意のマイクロフィルム・スキャナ・
ワークステーション10のユーザ・インタフェースで、
又はマイクロフィルム・スキャナ・サーバ14に接続さ
れている端末インタフェース22で実行することができ
る。最後に、特定のシステム仕様に適応するために、相
互接続されているマイクロフィルム・スキャナ・ワーク
ステーション10、マイクロフィルム・スキャナ・サー
バ14、及びローカル・エリア・ネットワークの数を容
易に変更できることは、容易に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロフィルム検索システムの
ブロック図である。
【図2】図1に示したマイクロフィルム・スキャナ・サ
ーバにより用いられる疑似リレーショナル・データベー
スの物理レイアウトを示す図である。
【図3】マイクロフィルム・スキャナ・サーバのシステ
ム・タスクを計画するために図1に示したマイクロフィ
ルム・スキャナ・サーバにおいて用いられるスケジュー
ラの論理フローチャートである。
【図4】別個のマイクロフィルム・ロール上のドキュメ
ント位置を示す図である。
【符号の説明】
10 マイクロフィルム・スキャナ・ワークス
テーション 12 ホスト・コンピュータ 14 マイクロフィルム・スキャナ・サーバ 16 プリンタ 18 ディスク・ドライブ記憶装置 20 ファクシミリ装置 22 端末インタフェース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのスキャナ・サーバに接
    続された少なくとも一つのドキュメント・スキャナ・ワ
    ークステーションと、前記スキャナ・サーバに接続され
    た少なくとも一つの出力装置と、前記ドキュメント・ス
    キャナ・ワークステーション、前記スキャナ・サーバ及
    び前記出力装置の動作を制御する制御手段とを備え、ド
    キュメントを前記出力装置に供給する前に、前記ドキュ
    メント・スキャナ・ワークステーションにより検索され
    る多重検索要求に関連したドキュメントを、前記多重検
    索要求のうちの特定のものに対応する複数組にグループ
    化することを特徴とするドキュメント検索システム。
  2. 【請求項2】 前記ドキュメント・スキャナ・ワークス
    テーションは検索されるべきドキュメントに対応するマ
    イクロフィルム・イメージを走査し、前記マイクロフィ
    ルム・イメージのディジタル表示を発生することを特徴
    とする請求項1記載のドキュメント検索システム。
  3. 【請求項3】 前記ドキュメント・スキャナ・ワークス
    テーションはローカル・エリア・ネットワークを介して
    前記スキャナ・サーバに接続されていることを特徴とす
    る請求項1記載のドキュメント検索システム。
  4. 【請求項4】 更に、前記ローカル・エリア・ネットワ
    ークに接続された少なくとも一つの地理的に遠方のロー
    カル・エリア・ネットワークを備え、ドキュメント・ス
    キャナ・ワークステーション及びスキャナ・サーバのう
    ちの少なくとも一つは前記地理的に遠方のローカル・エ
    リア・ネットワークに接続されていることを特徴とする
    請求項3記載のドキュメント検索システム。
  5. 【請求項5】 第1のローカル・エリア・ネットワーク
    と、少なくとも一つのマイクロフィルム・スキャナ・ワ
    ークステーション及び前記第1のローカル・エリア・ネ
    ットワークに接続されたマイクロフィルム・スキャナ・
    サーバと、前記第1のローカル・エリア・ネットワーク
    に接続された第2のローカル・エリア・ネットワーク
    と、マイクロフィルム・スキャナ・ワークステーション
    及び前記第2のローカル・エリア・ネットワークに接続
    されたマイクロフィルム・スキャナ・サーバのうちの少
    なくとも一つと、前記第1及び第2のローカル・エリア
    ・ネットワークのうちの少なくとも一つに接続されて多
    重ドキュメント検索要求を受け取り、かつ前記マイクロ
    フィルム・スキャナ・ワークステーション及び前記マイ
    クロフィルム・スキャナ・サーバの動作を制御して前記
    多重ドキュメント検索要求を処理するホスト・コンピュ
    ータとを備え、前記ドキュメントを前記マイクロフィル
    ム・スキャナ・サーバに接続されている出力装置に供給
    する前に、前記ドキュメント・スキャナ・ワークステー
    ションにより検索される多重検索要求に関連するドキュ
    メントが前記多重検索要求のうちの特定のものに対応す
    る複数組にグループ化されることを特徴とするドキュメ
    ント検索システム。
JP4266267A 1991-10-04 1992-10-05 ドキュメント検索システム Pending JPH05242154A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US77158991A 1991-10-04 1991-10-04
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ID=25092310

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