JPH05240965A - 自動時刻合わせ時計 - Google Patents

自動時刻合わせ時計

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Publication number
JPH05240965A
JPH05240965A JP7927092A JP7927092A JPH05240965A JP H05240965 A JPH05240965 A JP H05240965A JP 7927092 A JP7927092 A JP 7927092A JP 7927092 A JP7927092 A JP 7927092A JP H05240965 A JPH05240965 A JP H05240965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
timepiece
radio receiver
time signal
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7927092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Aerospace Systems Ltd
Original Assignee
NEC Aerospace Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Aerospace Systems Ltd filed Critical NEC Aerospace Systems Ltd
Priority to JP7927092A priority Critical patent/JPH05240965A/ja
Publication of JPH05240965A publication Critical patent/JPH05240965A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時計の時刻合わせをラジオの時報を利用して
自動的に行うようにする。 【構成】 時計の時刻が常に正確な時刻より進むような
発振源によって駆動される時計機構(水晶発振回路3,
時刻表示部4)に、ラジオ受信機1と、このラジオ受信
機1の時報音を検出する回路2と、この時報音から検出
される正確な時刻と、その時の時計の時刻との差を計算
する回路5と、その時刻の差分だけ時計機構の駆動を停
止させる回路6とを設け、ラジオ受信機1から得られる
時報音に基づいて時計の時刻合わせを自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラジオの時報を利用して
自動的に時刻の修正を行う時計に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、水晶振動子を用いた時計が提供さ
れ、時計の時刻の高精度化が図られている。しかしなが
ら、かなり高級な水晶振動子を用いても、通常では一ヵ
月に数秒の誤差を生じる。このため、使用者は適宜ラジ
オの時報等を利用して時刻合わせを行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の時計
では、定期的に時刻の修正を行う必要があり、腕時計の
ような携帯用の時計では時刻合わせを比較的簡単に行う
ことができるが、据置型の時計、例えば壁掛け型の時計
では時刻合わせを行うことが困難或いは面倒な場合が多
いという問題がある。本発明の目的は、ラジオの時報を
利用して自動的に時刻合わせを行うことができる時計を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、時計の時刻が
常に正確な時刻より進むような発振源によって駆動され
る時計機構に、ラジオ受信機と、このラジオ受信機の時
報音を検出する手段と、この時報音から検出される正確
な時刻と、その時に時計機構が表示する時刻との差を計
算する手段と、その時刻の差分だけ時計機構の駆動を停
止させる手段とを設けている。この場合、時報の前後短
時間のみ、ラジオ受信機,時報検出手段等に電源を供給
するようにしてもよい。又、受信すべき時報音の波形又
は特徴を記憶する手段を有し、これに記憶された波形又
は特徴とラジオ受信機の時報音を比較し、両者が一致し
た時のみ時報を検出するようにしてもよい。
【0005】
【作用】ラジオ受信機からの時報に基づいて正確な時刻
を検出し、この時刻と時計機構が表示する時刻との差を
求め、その時刻差の間だけ時計の駆動を停止すること
で、時計の時刻を正確な時刻に一致させることが可能と
なる。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図であり、1は
ラジオ受信機、2はラジオ受信機1から発せられる時報
を検出する時報検出回路、3は時計の水晶発振回路、4
は水晶発振回路3によって駆動される時計の時刻表示
部、5は時刻表示部4の表示する時刻と時報検出回路2
から出力される時報による正確な時刻との差を計算する
計算回路、6は計算回路5で計算された時間差だけ水晶
発振回路3を停止する停止回路、7は時報検出器2で検
出すべき時報音の波形を記憶しておく記憶回路である。
【0007】この構成の時計では、水晶発振回路3を構
成する水晶振動子にはそれ程精度の高いものを使用する
必要はないが、水晶振動子の周波数が正確な数よりやや
高いものを使用する。即ち、この水晶振動子を用いるこ
とにより、この時計は補正がなされない場合には常に正
確な時刻より進むことになる。したがって、ラジオ受信
機1によって受信された信号の中の時報音の信号が時報
検出回路2によって検出された場合、時刻表示部4の表
示は時報音によって知らされる正確な時刻より必ず進ん
でいる。この時間差を計算回路5によって計算し、その
分だけ水晶発振回路3の動作を停止回路6によって停止
させれば、時刻表示部4の表示は時報の度に正確な値に
なる。NHKのラジオ第一放送はほぼ24時間の間1時
間毎正時に時報を放送している。JJYは24時間毎分0
秒の識別信号を放送している。したがって水晶振動子の
精度は、これら補正のための時報又は信号の間隔内で、
実用上支障ない誤差の範囲であればよいから、現在要求
されている精度に比し数十倍悪くても良いこととなる。
【0008】又、この時計では、検出すべき時報音の波
形を記憶し、記憶された波形と実質的に同じ波形が受信
された時のみ時報音として検出する。即ち、ラジオ受信
機1は時報音以外の放送信号をも受信するため、時報音
以外に時報音に極めて似た信号を受信する可能性があ
り、このため時計の時刻を誤った時刻に補正することが
考えられる。これを防止するため、記憶回路7には検出
すべき時報音の波形あるいはその特徴を記憶させ、ラジ
オ受信機1からの信号と記憶回路7の波形あるいは特徴
を比較し、これが合致した時のみ時報検出回路2及び計
算回路5を作動させれば、先に述べた誤動作を防止する
ことができる。
【0009】時報音の特徴としては、正時に先立ち2〜
3回1秒間隔で例えば 400サイクルの信号を送り、正時
に1000サイクルの信号を送るとか、あるいは正時に先立
つ数秒間は無信号の期間をおき、正時に1000サイクルの
信号を送る等の方法が一般に行われている。日本国内で
はNHKは何処でも受信できる故、記憶回路7はNHK
の時報音又は特徴を予め記憶させておいてもよい。ある
いは最初にラジオ受信機1で受けた実際の時報音を利用
して、これを記憶回路7内に記録する方法もある。
【0010】更に、毎正時の時報を用いて補正しようと
する時は、逆に時計のタイマー機能を利用して正時の前
後1分程度の間のみ各回路1,4,5,6に電源を供給
するようにすれば、消費電力の節約と誤動作の防止に有
益である。即ち、一般の放送プログラム内で例えばドラ
マ放送の時等において検出せんとする時報音と同一の時
報音を放送することがある。これを正規の時報音と誤認
識することを避けるにはこのような回路は有効である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ラジオ受
信機の時報音を利用して時計を正確な時刻に合わせるこ
とができるので、安価な水晶振動子を用いた時計でも、
自動的に時刻合わせを行って時刻誤差の少ない時計を得
ることができる。又、ラジオ受信機や計算回路等の選択
された回路部分を時限的に動作させることで消費電力を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時計の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 ラジオ受信機 2 時報検出回路 3 水晶発振回路 4 時刻表示部 5 計算回路 6 停止回路 7 記憶回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計の時刻が常に正確な時刻より進むよ
    うな発振源によって駆動される時計機構と、時計に内蔵
    されるラジオ受信機と、このラジオ受信機の時報音を検
    出する手段と、この時報音から検出される正確な時刻
    と、その時に時計機構が表示する時刻との差を計算する
    手段と、その時刻の差分だけ時計機構の駆動を停止させ
    る手段とを備えることを特徴とする自動時刻合わせ時
    計。
  2. 【請求項2】 時報の前後短時間のみ、ラジオ受信機,
    時報検出手段等に電源を供給する請求項1の自動時刻合
    わせ時計。
  3. 【請求項3】 受信すべき時報音の波形又は特徴を記憶
    する手段を有し、これに記憶された波形又は特徴とラジ
    オ受信機の時報音を比較し、両者が一致した時のみ時報
    を検出する請求項1又は2の自動時刻合わせ時計。
JP7927092A 1992-02-29 1992-02-29 自動時刻合わせ時計 Pending JPH05240965A (ja)

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JP7927092A JPH05240965A (ja) 1992-02-29 1992-02-29 自動時刻合わせ時計

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