JPH05240151A - 定量吐出装置の保持構造 - Google Patents

定量吐出装置の保持構造

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JPH05240151A
JPH05240151A JP4080456A JP8045692A JPH05240151A JP H05240151 A JPH05240151 A JP H05240151A JP 4080456 A JP4080456 A JP 4080456A JP 8045692 A JP8045692 A JP 8045692A JP H05240151 A JPH05240151 A JP H05240151A
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JP
Japan
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sub
port
base member
valve
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP4080456A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Arakawa
郁夫 荒川
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定量吐出装置本体の取付・取外し作業性を向
上する。 【構成】 定量弁1の吸入ポート及び吐出ポートに、各
他端がそれぞれ平行をなして延在する筒状をなす第1及
び第2の継手部材10・13のそれぞれの一端10c・
13cを接続し、これらの他端10a、13aをサブベ
ース部材3の上壁に開口するポート8、9に着脱容易に
接続する。そして、各ポート8、9にそれぞれ互いに連
通するポート5、7に外部配管を接続する。 【効果】 定量弁1は、キャップスクリュー17を緩
め、取付ベース2とは反する向きに定量弁を移動するこ
とでサブベース部材より取外され、また、上記した作業
とは逆の作業を行うだけで、定量弁をサブベース部材に
取付けられ、しかも外部配管は作業に関係なく取外す必
要がないため、定量弁をサブベース部材より取外す、ま
たはサブベース部材に取付ける作業に要する時間を大幅
に削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定量吐出装置の保持構造
に関し、特に高粘度材料吐出用の定量吐出装置の保持構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流体としてのグリスや接着剤を対
象ワークに定量塗布する場合に、図2に示されるよう
に、駆動信号に応じて動作するようにされたピストン2
0の往復運動により流体を吐出する定量弁1を用いたも
のがある。
【0003】この定量弁1のケーシング1aの側壁に
は、図示されない貯蔵漕に受容された供給ポンプに接続
された高圧ホース4が接続される吸入ポート12と、図
示されない塗布ノズルに接続された銅パイプ6が接続さ
れる吐出ポート15とが開設されている。ケーシング1
a内の上部に形成されたエアシリンダ室24内には、上
下方向に往復動自在に偏平なエアピストン25が受容さ
れており、その下方に向けて同軸的に垂設されたロッド
25aの図に於ける下端には弁体27が固着されてお
り、その弁体27が弁室28内を往復動自在に受容され
ており、ケーシング1a内の図の右側部分に設けられた
定量室29と吸入ポート12及び吐出ポート15のいず
れか一方とを選択的に連通する3ポート2位置切り替え
弁が構成されている。
【0004】ケーシング1aの右側壁部に設けられた定
量室29内に、左右方向に往復動自在にピストン20が
受容されており、ピストン20には、その右方に向けて
同軸的に延出されたピストンロッド20aが形成されて
いる。なお、ピストンロッド20aを受容する円筒状の
ピストンロッド用ケーシングの図に於ける右端部には調
節ねじ31が螺合しており、調節ねじ31に螺合されて
いるロックナット32を緩めて、調節ねじ31を螺進螺
退させることにより、ピストンロッド20a即ちピスト
ン20の図の右方への後退限位置を任意に設定し得る。
【0005】また、ケーシング1aの側壁の上部にはエ
アポート33が開設されており、エアポート33を介し
てエアシリンダ室24内のエアピストン25の上面側に
エアが給排されることにより、エアピストン25が往復
動する。エアシリンダ室24内のエアが排出されている
場合にはエアピストン25のロッド25a先端部に設け
られた弁体27が、その弁体27を往復動自在に受容す
る弁室28の天井に当接しており、その状態では、弁室
28を介して吸入ポート12と定量室29とが互いに連
通状態であり、定量室29と吐出ポート15とが遮断さ
れている。エアシリンダ室15内にエアが供給された場
合にはそのエア圧によりエアピストン25が押し下げら
れ、弁室28の底面に弁体27が当接して、吸入ポート
12と定量室29とが遮断され、定量室29と吐出ポー
ト15とが互いに連通状態になる。
【0006】また、定量室29のピストン20の背面側
20bと吸入ポート12とが背圧供給路34を介して互
いに常時連通するようにされており、ピストン20の背
面には、図の波線の矢印に示されるように常時吸入ポー
ト12に供給される流体の液圧が作用しており、背面側
20bの液圧により、定量室29内の流体を吐出する向
きにピストン20が付勢されている。なお、ピストン2
0の吐出面20cの方が上記背面20bよりも広くされ
ているため、定量室29内に流体が流入される場合に
は、両者間の差圧により、ピストン20は、図の右方に
向けて即ち後退する向きに押し戻され、その際に、図の
矢印Aに示されるように定量室29内に流体が充填され
る。
【0007】このようにして構成された定量弁1では、
図2に示されるように複数の取付ボルト36により取付
ベース2に対して締結され、図2に示される待機状態に
於いてピストンロッド20aが後退限に位置しており、
この待機状態では、エアピストン25が図2の上限に位
置して、即ちエアピストン25のロッド25a先端部の
弁体27も弁室28の上方に位置しており、吸入ポート
12と定量室29とが互いに連通され、定量室29と吐
出ポート15とが互いに遮断されている。そして、図示
されない例えば電磁弁を駆動して、エアをエアシリンダ
室24内に供給し、エアピストン25を押し下げる。す
ると、吸入ポート12と定量室29とが遮断されると共
に、定量室29と吐出ポート15とが互いに連通される
ため、定量室29のピストン吐出面側20cが大気開放
されて、前記したように背面20bに作用する液圧によ
りピストン20が前進し、定量室29内の流体を図の想
像線の矢印により示されるように吐出ポート15から吐
出する。
【0008】この定量弁1では、各ピストン20、25
が左右並びに上下方向に摺動することで流体を定量吐出
する関係上、それぞれのピストン20、25の外周面、
及び該各ピストンの各ロッド20a、25bの外周面、
並びに該各ロッド20a、25aに摺接するシールパッ
キン37、38、及び弁対27の外周面等の摺動部分が
摩耗して流体漏れを起こす虞があるため、特に、高粘度
の材料を吐出する定量弁1にあっては、上記した不具合
が現れ易いことから、これらの部品を定期的に交換する
等のオーバーホールが必要不可欠となっていた。
【0009】しかしながら、オバーホールを行うに場合
には、取付ベース2より定量弁1本体を取外さなければ
ならず、この場合、高圧ホース4、及び銅パイプ6、並
びに各取付ボルト36を、それぞれ異なった工具を用い
て緩める関係上、作業性の低下及び作業時間が浪費して
いた。また、取付ベース2に定量弁1本体を取付ける場
合には、上記した作業とは逆の作業をし、そして、図示
しないワークの塗布面に正確に流体を吐出する為に、銅
パイプ6に接続されたノズルの位置調整を厳密に行わな
ければならず、多大な作業時間を費やすこととなり、例
えば、ライン生産工程内に設置されている定量弁1をオ
バーホールする際には、上記した作業時間はライン工程
上大きな生産ロスとなるためこの点の改善が望まれてい
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、取外し・取付作業
が短時間で行える定量吐出装置の保持構造を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、吸入ポートより高粘度材料を吸入し該材料を吐
出ポートより定量吐出する定量吐出装置の保持構造であ
って、一端にて前記吸入ポートに接続された筒状をなす
第1の継手部材と、一端にて前記吐出ポートに接続さ
れ、他端にて前記第1の継手部材の他端と平行をなして
延在する筒状をなす第2の継手部材と、前記第1及び第
2の継手部材を着脱容易にかつ液密に接続するべき第1
及び第2のポートと、該第1及び第2のポートにそれぞ
れ連通し、外部配管に接続された第3及び第4のポート
とを有するサブベース部材とを備えることを特徴とする
定量吐出装置の保持構造を提供することにより達成され
る。
【0012】
【作用】このようにすれば、吸入ポートには、第1・第
3のポートを介し、更に第1の継手部材を介して流体が
吸入されると共に、吐出ポートからは、第2の継手部材
を介し、更に第2・第4のポートを介して流体を吐出す
ることができる。しかも、吐出装置本体は、第1・第2
の継手部材を介してサブベース部材に着脱容易に接続さ
れていることから、吐出装置本体をサブベース部材より
切離す場合であっても該サブベース部材より外部配管を
取外す必要がないため、それぞれの外部配管を定位置で
保持することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。図1は、本発明が適用された定量
吐出装置の保持構造を示す側断面図であり、取付ベース
2に固着されるサブベース部材3の図の右壁には、図2
に示された高圧ホース4が接続される第3のポート5が
開設されていて、その左壁には図2に示された銅パイプ
6が接続される第4のポート7が開設されている。ま
た、サブベース部材3の上壁には、第3のポート5と連
通する第1のポート8が開設されていると共に、その第
1のポートの図1の左側には第4のポート7と連通する
第2のポート9が第1のポートと平行をなすように開設
されていている。
【0014】サブベース部材3の上壁に開口された第1
のポート8には、円筒状の第1の継手部材10の他端1
0aが接続されており、その第1の継手部材10の他端
10a外周には、Oリング11を受容するシール溝10
bが形成されていると共に、第1の継手部材10の一端
10cは、図1に示す取付状態において、図2に示す定
量弁1の吸入ポート12に接続されている。また、第2
のポート9には、第1の継手部材と平行をなして延在す
る円筒状の第2の継手部材13の他端13aが接続され
ており、その第2の継手部材13の他端13a外周に
は、Oリング14を受容するシール溝13bが形成され
ていると共に、第2の継手部材13の一端13cは、前
記した定量弁1の吐出ポート15が接続されている。
【0015】サブベース部材3の図1の上側には、第1
・第2の継手部材10、13の各他端外周面に補完的な
形状をなす2つの継手用孔を有するホールディングプレ
ート16が着脱容易に設置されており、図1に示す取付
状態に於いて、キャップスクリュー17によりサブベー
ス部材3に向けて押圧固定されることで第1・第2の継
手部材10、13とサブベース部材3とをより堅固に保
持するようにされている。
【0016】このように構成された定量吐出装置の保持
構造にあっては、高圧ホース4より供給される流体が、
第3及び第1のポート5・8を介し、更に第1の継手手
段10を介して定量弁1の吸入ポート12に供給され、
一方、吐出ポート15より吐出される流体は、第2の継
手部材13を介し、更に第2及び、第4のポート9・7
を介して銅パイプ6に供給することができる。
【0017】定量弁1本体は、図1に示す取付状態に於
いて、キャップスクリュー17を緩め、取付ベース2と
は反する向きに定量弁1本体を移動することでサブベー
ス部材3より取外される。また、上記した作業とは逆の
作業を行えば、即ち、第1及び第2の継手手段10、1
3の各他端10a、13aが互いに各第1及び第2のポ
ート8、9に嵌入される向きに定量弁1を移動し、それ
ら他端10a、13aが嵌入された後にキャップスクリ
ュー17を締め込むだけで、定量弁1本体をサブベース
部材3に取付けられる。
【0018】上記したように、定量弁1を、取付ベース
2より取外す、または取付ベース2に取付けるだけの作
業では、従来の取外し・取付作業に見られた、高圧ホー
ス4及び銅パイプ6並びに取付ボルト36をそれぞれ異
なった工具を用いて緩めたり、また逆に締め込んだりす
る作業が削減されると共に、特に、高圧ホース4及び銅
パイプ6を外す必要がないことから、図示しないワーク
の塗布面に対するノズル吐出位置等を調整する必要がな
いため大幅な作業時間の短縮を実現できる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による定量吐出装置の保持構造によれば、吐出装置本
体が容易にサブベース部材に着脱でき、しかも外部配管
が吐出装置本体の着脱に関係なくサブベース部材に接続
されていることから、吐出装置本体をサブベース部材よ
り取外す、またはサブベース部材に取付ける作業に要す
る時間を大幅に削減することができる。従って、オバー
ホール時の取外し・取付作業性を向上することができる
ことから、より多くのワークの塗布面に流体を吐出する
ことができる定量吐出装置の保持構造を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された定量吐出装置の保持構造を
示す要部側断面図である。
【図2】従来の定量吐出装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 定量弁 2 取付ベース 3 サブベース部材 4 高圧ホース 5 第3のポート 6 銅パイプ 7 第4のポート 8 第1のポート 9 第2のポート 10 第1の継手部材 11、14 Oリング 12 吸入ポート 13 第2の継手部材 15 吐出ポート 16 ホールディングプレート 17 キャップスクリュー 20 ピストン 24 エアシリンダ室 25 エアピストン 27 弁体 28 弁室 29 定量室 31 調整ねじ 32 ロックナット 33 エアポート 34 背圧供給路 36 取付ボルト 37、38 シールパッキン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入ポートより高粘度材料を吸入し該材
    料を吐出ポートより定量吐出する定量吐出装置の保持構
    造であって、 一端にて前記吸入ポートに接続された筒状をなす第1の
    継手部材と、 一端にて前記吐出ポートに接続され、他端にて前記第1
    の継手部材の他端と平行をなして延在する筒状をなす第
    2の継手部材と、 前記第1及び第2の継手部材を着脱容易にかつ液密に接
    続するべき第1及び第2のポートと、該第1及び第2の
    ポートにそれぞれ連通し、外部配管に接続された第3及
    び第4のポートとを有するサブベース部材とを備えるこ
    とを特徴とする定量吐出装置の保持構造。
JP4080456A 1992-03-02 1992-03-02 定量吐出装置の保持構造 Pending JPH05240151A (ja)

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JP4080456A JPH05240151A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 定量吐出装置の保持構造

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JP4080456A JPH05240151A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 定量吐出装置の保持構造

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JPH05240151A true JPH05240151A (ja) 1993-09-17

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JP4080456A Pending JPH05240151A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 定量吐出装置の保持構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107794579A (zh) * 2017-12-11 2018-03-13 济南大自然新材料有限公司 一种喷丝计量泵安装装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6149178A (ja) * 1984-08-10 1986-03-11 ウイリアム・エフ・ワナ− ポンプ装置

Patent Citations (1)

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