JPH0523844A - 電気半田こて - Google Patents

電気半田こて

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JPH0523844A
JPH0523844A JP17810191A JP17810191A JPH0523844A JP H0523844 A JPH0523844 A JP H0523844A JP 17810191 A JP17810191 A JP 17810191A JP 17810191 A JP17810191 A JP 17810191A JP H0523844 A JPH0523844 A JP H0523844A
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JP
Japan
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iron
tip
iron member
electric soldering
heater
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Withdrawn
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JP17810191A
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English (en)
Inventor
Minoru Senba
稔 仙波
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0523844A publication Critical patent/JPH0523844A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電子機器の電子部品実装および配線等に
広く使用される電気半田こてに関し、半田付けの大きさ
に対応する熱容量となるように簡単かつ即時にこて先の
大きさを変化させることを目的とする。 【構成】 固定された第一こて部材11の外周に少なくと
も1個の筒状の第二こて部材12を摺動自在に配設して、
当該第一第二のこて部材11,12 のそれぞれに第一第二の
加熱ヒータ11-1a,12-1aを設け、固定された該第一こ
て部材11の上記第一加熱ヒータ11-1aに電源を供給して
他方の第二こて部材12を摺動することにより、前記固定
された第一こて部材11と先端が一体となるとともに上記
第二こて部材12の第二加熱ヒータ12-1a に対して電源が
供給できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器の電子部
品実装および配線等に広く使用される電気半田こてに関
する。
【0002】最近、各種電子部品の実装あるいは配線等
の半田付け作業においては、被半田付け部品の許容温度
や半田付け面積の大小等によって電気半田こてのこて先
の温度や大きさを使い分けねばならないから、半田付け
に対応する熱容量となるようにこて先の大きさを即時に
変化させることができる新しい電気半田こてが要求され
ている。
【0003】
【従来の技術】従来広く使用されている電気半田こて
は、図4に示すように一端側に雄ねじを刻切した断熱材
よりなる円筒状の保持部材1に、加熱ヒータ3aを内設し
た円柱状の発熱体3,例えばセラミック発熱体を前記雄
ねじ側の端面より突出させて固定し、その保持部材1の
他端側に電源スイッチ6を配設したプラスチックよりな
る一端閉鎖した把手部材4を挿入, 固着して、電源コー
ド7と前記加熱ヒータ3aが前記電源スイッチ6を介して
接続されている。
【0004】そして、一端側を所要の直径に細くして他
端側にフランジ部2aを設けた熱伝導性の優れた金属,例
えば銅材よりなるこて先2と前記発熱体3の先端端面と
を当接させ、一端側に前記保持部材1の雄ねじに螺合す
る雌ねじを形成するとともに他端側に前記こて先2のフ
ランジ部2aと係合する締結部材5により結合して、前記
セラミック発熱体3の加熱ヒータ3aに電源を供給するこ
とで当該発熱体3に当接させたこて先2を加熱するよう
に構成されている。
【0005】また、図示していないが熱伝導性の優れた
銅よりなる棒材を把手部材の一端側より突出させ、その
先端近辺に加熱ヒータを巻回してこの電源コードにこて
先温度を制御する可変トランスを介在させたものも多く
使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の電
気半田こてで問題となるのは、一般的に半田付け作業は
被半田付け部品の許容温度や半田付け面積の大小等によ
って電気半田こてのこて先温度や大きさを使い分けねば
ならないが、半田付けの大きさに対応する熱容量となる
こて先2の大きさを変える為にはそのこて先2が完全に
冷却するまで交換作業を待たねばならず、使い勝手が悪
いという問題が生じている。
【0007】本発明は上記のような問題点に鑑み、半田
付けの大きさに対応する熱容量となるように簡単かつ即
時にこて先の大きさを変化させることができる新しい電
気半田こての提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに固定された第一こて部材11の外周に少なくとも1個
の筒状の第二こて部材12を摺動自在に配設して、当該第
一第二のこて部材11,12 のそれぞれに第一第二の加熱ヒ
ータ11-1a,12-1aを設け、固定された該第一こて部材
11の上記第一加熱ヒータ11-1aに電源を供給して他方の
該第二こて部材12を摺動することにより、前記固定され
た該第一こて部材11と先端が一体となるとともに上記第
二こて部材12の該第二加熱ヒータ12-1a に対して電源供
給ができるように構成する。
【0009】
【作用】本発明では、図1に示すように第一加熱ヒータ
11-1aを内設してケース13に固定された第一こて部材11
の外周に第二加熱ヒータ12-1aを有する筒状の第二こて
部材12が摺動自在に配設されて、第二こて部材12を矢印
方向へ摺動することによりその先端部は図2に示すよう
に第一こて部材11と先端が一体となるとともに、第一と
第二のこて部材11,12側に設けた接点11-2b,12-2bが
接続して第二こて部材12の該第二加熱ヒータ12-1aに対
して電源供給ができるから、半田付けの大きさに対応す
る熱容量となるように簡単かつ即時にこて先の大きさを
変化させることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下図1〜図3について本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本実施例による電気半田こてを示
す模式的断面図、図2は本実施例による中電力使用状態
を示す模式的断面図、図3は本実施例の使用状態の回路
図を示し、図中において、図4と同一部材には同一記号
が付してあるが、その他の11は小熱容量の第一こて部
材, 12は第一こて部材の熱容量を増加する第二こて部
材,13は第一こて部材を固定するとともに第二こて部材
を摺動自在に収納するケースである。
【0011】第一こて部材11は、図1に示すように第一
加熱ヒータ11-1aを内設して一端側が一定頂角の円錐に
成形した細径円柱状のセラミック発熱体よりなる第一こ
て先11-1と、その第一こて先11-1と同一外形で中間部よ
り更に細径に成形した第一断熱部材11-2を固着して第一
加熱ヒータ11-1aのリード線を他端側に引出し、この第
一断熱部材11-2の前記細径部の外周面で対向する位置に
前記第一加熱ヒータ11-1aのリード線と導通した接点11
-2bをそれぞれ配設したものである。
【0012】第二こて部材12は、上記第一こて部材11の
外周を軸線方向に摺動可能な円筒状でその一端側が上記
第一こて先11-1と同一定頂角に成形して第二加熱ヒータ
12-1aを埋設したセラミック発熱体よりなる第二こて先
12-1を、この第二こて先12-1と同一内外径で上記第一断
熱部材11-2より短い円筒に突起を形成した第二断熱部材
12-2に固着して、図2に示すように第二断熱部材12-2を
移動させて第二こて先12-1が上記第一こて先11-1と一体
となった時に、上記第一断熱部材11-2の接点11-2bと接
触する位置の内面に接点12-2bをそれぞれ配設してい
る。
【0013】ケース13は、図1に示すように上記第二こ
て部材12が摺動可能な内径で一端側を開口させた合成樹
脂よりなる円筒の外周面に軸線方向へ一定長さを有する
操作孔13aを穿設して、他端側の内部に合成樹脂よりな
る支持部材13bを固着している。
【0014】上記部材を使用した本発明の電気半田こて
は、ケース13の内部に固着した支持部材13bに第一断熱
部材11-2の細径部を固定することにより第一こて部材11
の第一こて先11-1をケース13の開口より一定寸法突出さ
せ、この第一こて部材11に第二こて部材12を摺動自在に
嵌合させて第二断熱部材12-2の前記突起をケース13の操
作孔13aに露出して、この突起12-2aに合成樹脂よりな
るスライドボタン14を固着するとともに電源スイッチ6
を前記支持部材13bに配設する。
【0015】そして、この電源スイッチ6を介して第一
加熱ヒータ11-1aのリード線と電源コード7を接続し
て、上記スライドボタン14を軸線方向に移動することに
より第二断熱部材12-2が同一方向に移動して第一こて部
材11の第一こて先11-1と第二こて部材12の第二こて先12
-1が円錐状で一体となるとともに、第一こて部材11と第
二こて部材12のそれぞれ接点11-2b,12-2bがON−O
FFするように構成している。
【0016】上記の如く構成した電気半田こての操作方
法は、溶着面積の少ない,即ち小電力での使用状態は、
図1に示すようにケース13の操作孔13aから突起したス
ライドボタン14を電源スイッチ6の方向に移動させて、
第二こて部材12の先端をケース13の内部に収納させた後
に電源スイッチ6をONにすると、図3(a) に示すよう
に電源コード7からの電力は第一加熱ヒータ11-1aのみ
に供給されるので前記第一こて部材11が加熱される。
【0017】また、溶着面積の大きい,即ち中電力での
使用状態は、図2に示すようにケース13から突起したス
ライドボタン14を先端方向に移動させると、第二断熱部
材12-2が突出方向へ摺動して第一こて部材11の先端部と
第二こて部材12の先端部が一体になるとともに、図3
(b) に示すように電源コード7側に設けた接点11-2bと
第二こて部材12側の接点12-2bが接続して、第一加熱ヒ
ータ11-1aと第二加熱ヒータ12-1aの双方に電力が供給
されるので前記第一こて部材11の第一こて先11-1と第二
こて部材12の第二こて先12-1が加熱される。
【0018】その結果、スライドボタン14を軸線方向に
移動することにより半田を溶融する先端部の大きさが変
化するとともに、小熱容量が必要な時には第一こて先11
-1のみが加熱され、中熱容量が必要な時は第一こて先11
-1と第二こて先12-1の双方が加熱されるので、被半田付
け部の大きさに対応した熱容量となるようにこて先の大
きさを即時に変化させることができる以上、図示実施例
に基づき説明したが、本発明は上記実施例の態様のみに
限定されるものでなく、例えば第二こて先12-1の外側に
第三こて先を摺動自在に配設しても良く、また上記こて
先11-1,12-1 が互いに摺動する摺動面に半田付着を防止
する被膜を施しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば極めて簡単な構成で、被半田付け部品の大きさに
対応して簡単かつ即時にこて先の大きさを変化させるこ
とができる等の利点があり、著しい経済的及び、信頼性
向上の効果が期待できる電気半田こてを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例による電気半田こてを示す模式的断
面図である。
【図2】 本実施例による中電力使用状態を示す模式的
断面図である。
【図3】 本実施例の使用状態を示す回路図である。
【図4】 従来の電気半田こてを示す模式的断面図であ
る。
【符号の説明】
6は電源スイッチ、 7は電源コード、 11は第一こて部材、 11-1は第一こて先、 11-1aは第一加
熱ヒータ、 11-2b,12-2bは接点、 11-2は第一断熱部材、 12は第二こて部材、 12-1は第二こて先、 12-1aは第二加
熱ヒータ 12-2は第二断熱部材、 13はケース、 13aは操作孔、 13bは支持部
材、 14はスライドボタン、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定されたこて部材(11)に少なくとも
    1個のこて部材(12)を摺動自在に配設して、当該こて部
    材(12)を摺動することにより前記固定された該こて部材
    (11)と先端が一体となるように構成したことを特徴とす
    る電気半田こて。
  2. 【請求項2】 上記こて部材(11,12) に加熱ヒータ(1
    1-1a,12-1a) をそれぞれ配設して、固定された一方の該
    こて部材(11)の上記加熱ヒータ(11-1a) に電源を供給す
    るとともに、他方の該こて部材(12)を摺動することによ
    り上記加熱ヒータ(12-1a) への電源供給をON−OFF
    するように構成したことを特徴とする請求項1記載の電
    気半田こて。
  3. 【請求項3】 固定された上記こて部材(11)を中心に
    して、摺動する少なくとも1個の円筒状該こて部材(12)
    を同心に配設したことを特徴とする請求項2記載の電気
    半田こて。
  4. 【請求項4】 上記こて部材(11,12) の摺動面に、半
    田付着を防止する被膜を施したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の電気半田こて。
JP17810191A 1991-07-18 1991-07-18 電気半田こて Withdrawn JPH0523844A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020068490A (ko) * 2002-08-05 2002-08-27 방주혁 완벽한 한손 납땜인두기
JP2006198626A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Taiyo Denki Sangyo Kk 半田ごて
KR100851647B1 (ko) * 2001-04-26 2008-08-13 학꼬 가부시키가이샤 해제 및 교체 가능한 핸들을 구비한 카트리지형 납땜 인두

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Effective date: 19981008