JPH05238400A - 一体の補助弁を備えた流体コントローラ - Google Patents

一体の補助弁を備えた流体コントローラ

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JPH05238400A
JPH05238400A JP32875492A JP32875492A JPH05238400A JP H05238400 A JPH05238400 A JP H05238400A JP 32875492 A JP32875492 A JP 32875492A JP 32875492 A JP32875492 A JP 32875492A JP H05238400 A JPH05238400 A JP H05238400A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の弁アセンブリのみで主および補助装置
への加圧流体の流れを制御して、両装置の弁動作を行え
ること。 【構成】 流体コントローラ(15)は第1弁部材(53)と追
随弁部材(55)を有し、ステアリングシリンダ(19)に接続
される主流体通路(27,29) を形成し、補助流体モータ(2
1)に接続される補助流体ポート(31,33) を形成するハウ
ジング(41)を含む。スプールおよびスリーブの相対的な
回転に応答してステアリングシリンダへの流体の流れを
制御する主制御弁(35)と、スプールおよびハウジングに
対して、スリーブの軸方向運動に応答して補助モータへ
の流れを制御する補助制御弁(37)を設ける。スプールお
よびスリーブとで主および補助弁の動作を実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの主負
荷回路(流体圧力作動装置)に加圧流体を供給するため
のオープンセンター装置に関し、とくに、主流体通路お
よび補助流体通路を形成する流体コントローラを含む装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの車両油圧装置において、2つの主
要負荷回路、または流体圧力作動装置がある。一方は油
圧ステアリングシリンダであり、そして他方はリフトシ
リンダまたはウインチモータ等のある種の補助装置であ
る。
【0003】このような装置においては、油圧装置にか
かる費用を最小にするために両負荷回路に関して単一の
ポンプを有するのが普通である。加えて、装置はステア
リングシリンダへの流れを制御するために主ステアリン
グ制御ユニツト、および補助装置への流れを制御するた
めに補助弁を含んでいる。2つの別個の弁のコストに加
えて、かかる装置は弁間に或る種の制御またはインター
フェースを必要とするので、一般的に、ステアリング回
路は、安全のために、補助回路より優先されるなければ
ならない。
【0004】それゆえ、補助装置が作動しており、かつ
車両オペレータがステアリングを開始した場合には、補
助回路への流れを遮断しなければならず、それによりス
テアリング回路に利用し得る十分な加圧流体が与えられ
る。かかるインターフェース制御装置を必要とするため
に上記型式の装置が高価なものなり、かつ複雑になる。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】このような事情に鑑み
て、本発明の目的は、単一の弁アセンブリのみで主およ
び補助装置への加圧流体の流れを制御して、両装置の弁
動作を行えるオープンセンター型コントローラを提供す
ることにある。
【0006】本発明はまた、主装置への弁が補助装置へ
の流れを制御する弁より自動的にかつ機械的に優先され
る装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】および
【作用】本発明の上記および他の目的は、加圧流体源か
ら主および補助流体圧力作動装置への流体の流れを制御
すべく作動する改良型コントローラを提供することによ
り達成される。
【0008】このコントローラは、加圧源への接続のた
めの流体入口ポート、装置容器への接続のための戻りポ
ート、および主流体圧力作動装置へ接続のための第1,
第2の流体ポートを形成するハウジングと、第1回転可
能弁部材とこれに協働する相対的に回転可能な追随弁部
材とからなり、これらの両部材が、中立回転位置と、前
記第1弁部材が追随弁部材に対して中立回転位置から回
転自在に変位する回転作動位置を形成し、さらに前記追
随弁部材が中立軸方向位置を形成して、前記ハウジング
内に配置される弁手段とを含む形式からなる。
【0009】前記第1弁部材は第1および第2流体通路
を形成し、前記追随弁部材が入口ポートと連続流体連通
にある第1流体ポートおよびこれと連続流体連通にある
第2流体ポートを形成し、第1および第2流体ポート
は、弁部材が中立回転位置にあるとき、それぞれ第1お
よび第2流体通路との流体連通から遮断される。前記第
1流体ポートは、第1可変流れ制御オリフイスを形成す
るために第1流体通路と流体連通しており、かつ第2流
体ポートは、弁部材が回転作動位置にあるとき、第2可
変流れ制御オリフイスを形成するために、前記第2流体
通路と流体連通している。ハウジング手段および弁手段
は協働して、弁部材が作動位置にあるとき、第1および
第2可変流れ制御オリフイス間の流体連通を与える主流
体通路を形成する。
【0010】改良されたコントローラは、ハウジング手
段が前記第1および第2補助流体圧力作動装置を形成す
ることにより特徴付けられる。追随弁部材は第1軸方向
位置を形成し、かつコントローラが追随弁部材を中立軸
方向位置に向けて付勢すべく作動する手段、および追随
弁手段を第1位置に向けて移動させる手段を含む。ハウ
ジング手段および弁手段は協動して、入口ポートから第
1補助流体ポートへ、かつ弁部材が第1軸方向位置にあ
るとき第2補助流体ポートから戻りポートへ流体連通を
与える第1補助流体通路を形成する。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るオープンセンタ型の流体コントロー
ラの油圧回路を示す概略図である。しかしながら、本発
明はオープンセンタ型の利用に限定されず、しかもまた
クローズドセンタ型および負荷感知利用にも関連して使
用できるということである。
【0012】より詳細には、図1の概略図は、本発明に
したがつて作られた流体コントローラを含む、車両油圧
パワーステアリング装置を示す。この装置は、ここでは
定容量形ポンプとして示され、かつタンク(装置容器)
13に接続される入口を有する流体ポンプ11を含んで
いる。装置は流体コントローラ15を含み、該流体コン
トローラはステアリングホイール17によつて回転入力
を受け入れ、かつ(1)流体圧力作動の車両ステアリン
グシリンダ19を含む主負荷回路と、(2)回転流体モ
ータ21として概略示される補助負荷回路との間に流体
ポンプ11からの流体の流れを割り当てる。
【0013】さらに図1において、流体コントローラ1
5は入口ポート23、戻りポート25(図1の概略図で
は2つの位置で示される)、およびステアリングシリン
ダ19の反対端に接続される1対の主(シリンダ)流体
ポート27,29を含んでいる。流体コントローラはさ
らに補助流体モータ21の反対端に接続される1対の補
助流体ポート31,33を含んでいる。
【0014】本発明の第1の特徴によれば、流体コント
ローラ15は、2つの異なる機能、すなわち、主(ステ
アリング)制御弁35、および補助制御弁37を実行す
る弁動作を含んでいる。当該技術において良く知られて
いるように、ステアリング制御弁35の機能は、ステア
リングホイール17の回転に応答して、入口ポート23
からステアリングシリンダ19への流体の流れを制御す
ることにある。補助制御弁37の機能は、電子コントロ
ーラ39からの命令信号に応答して、かつステアリング
制御弁が作動しないとき、入口ポート23から補助流体
モータ21への流体の流れを制御することにある。
【0015】図1を見て注目すべきことは、ここに示さ
れた流体コントローラ15は許される形式で例示されて
おり、ステアリング制御弁35と補助制御弁37が概略
的に別個のものとして示されている。しかしながら、本
発明の1つの態様によれば、ステアリング制御弁35お
よび補助制御弁37の両方は以下でより詳細に説明され
るように同一の弁要素により達成される。
【0016】次に、図2を参照して、かつ図1に関連し
て、流体コントローラ15をより詳細に、構造的に、し
かも適当ならば、図1の概略図を参照して説明する。流
体コントローラ15は、本発明の譲受人に譲渡されかつ
参考として本書に組み込まれる、アメリカ再発行特許第
25,126号に例示されかつ記載された一般的な型か
らなつても良い。本発明の実施例は、より詳細には、ま
た本発明の譲受人に譲渡されかつ参考として本書に組み
込まれるアメリカ特許第5,016,672号に例示さ
れかつ記載された形式をより特定したものである。
【0017】流体コントローラ15は弁ハウジング部4
1、受け板43、流体計45(同様に図1に略示され
る)からなる部分、および端キヤツプ47を含んでいる
幾つかの部分からなる。これらの部分は弁ハウジング部
41とネジ嵌合している複数のボルト49によつて密封
係合で共に保持される。弁ハウジング部41は流体入口
ポート23、戻りポート25、主流体ポート27,2
9、そして補助流体ポート31,33を形成する。
【0018】弁ハウジング部41には弁孔51が形成さ
れており、この弁孔内に図1で示される弁装置が回転可
能に配置される。本実施例において、この弁装置は、第
1の回転可能な弁部材53(同様に以下で「スプール」
と呼ばれる)と、協働して相対的に回転可能な追従形弁
部材55(同様に以下で「スリーブ」と呼ばれる)から
構成される。
【0019】スプール53の前方端には、縮径部を有
し、かつスプール53とステアリングホイール17との
間に直接機械的に連結される1組の内側スプライン57
を形成している。スプール53およびスリーブ55は以
下でより詳細に説明する。
【0020】流量計45は当該技術において良く知られ
た形式でも良く、本発明の実施例では、内歯付きリング
部材59および外歯付き星形部材61を備えている。星
形部材61は、リング部材59に対して周回運動および
回転運動のために、リング部材59内に偏心的に配置さ
れる。星形部材61は、1組の内方スプライン63と、
これとスプライン係合しかつ主駆動軸67の後方端に設
けられた1組の外方スプライン65とを有する。主駆動
軸67は、駆動ピン71によつて、主駆動軸67とスリ
ーブ55との間の駆動連結を可能にする二又状の前方端
69を有する。ピン71の両端部は、スプール53によ
り形成される1対の拡径したピン開口73を貫通し、そ
してスリーブ55におけるはめあい嵌合の開口内に受け
入れられる。
【0021】当業者には良く知られているように、加圧
流体はスプール53およびスリーブ55により形成され
た種々の通路およびポートを通って流れ、次いで流量計
45を通って流れ、リング部材59内の星形部材61の
周回および回転運動を生じる。星形部材61のかかる運
動は駆動軸67とピン71によつてスリーブ55の回転
追随運動を発生して、スプール53とスリーブ55との
間に特別な相対的変位(以下で「回転作動位置」と呼ば
れる)を維持する。特別な回転作動位置、すなわち、ス
プールとスリーブとの間の回転変位の量はステアリング
ホイール17の回転率に概略比例する。
【0022】さらに、図2を参照して、スプール53お
よびスリーブ55の前方端(図2の左方端)に隣接して
配置されるのは、中立心出しばね装置75であり、この
ばね装置は、本発明の譲受人に譲渡されかつ参考として
本書に組み込まれる、「改良された流体コントローラお
よびそれとともに使用する論理制御装置」に関してドワ
イト・ビー・スティーブンソンおよびジエームズ・ジェ
イ・ハストライターの名義で、1991年5月20日に
提出された、アメリカ特許出願番号第703,318号
により詳細に例示されかつ記載されている。
【0023】一般的に、装置75は、図3に関連して定
められるように、スプール53に対して、スリーブ55
を「回転中立」位置に向けて付勢する少なくとも1つの
螺旋、コイル圧縮ばね77を含んでいる。加えて、スリ
ーブ55の前方端(図2の左方端)には、ハウジング4
1およびスプール53に対して図5に関連して定められ
るように、「中立軸方向位置」に向けてスリーブ55を
付勢するように作動できる複数の比較的短いコイル圧縮
ばね78がある。同様に、スリーブ55の後方端には中
立軸方向位置に向けてスリーブ55を付勢するように作
動する複数のばね78がある。
【0024】次に、図3に関連して図2を参照すると、
弁ハウジング部41の弁孔51はスリーブ55を取り囲
む複数の環状流体室を形成しており、種々のポート2
3,33とスリーブ55の外面との流体連通を与える。
環状流体室23cは入口ポート23から加圧流体を受け
入れ、一方、環状流体室25c(図2のみに示される)
は戻り流体を戻りポート25に連通させる。環状流体室
27cは制御ポート27へのまたはそれからの連通を与
え、一方、環状流体室29cは制御ポート29へまたは
それからの連通を与える。最後に、環状流体室31cは
補助ポート31へのまたはそれからの連通を与える一
方、環状流体室33cは補助ポート33へのまたはそれ
からの連通を与える。
【0025】リング部材59内の軌道を周回しかつ回転
する、星形部材61の噛み合い相互作用は、複数の膨張
および収縮流体容積室79を形成し、そしてこのような
室79の各々に隣接して、受け板43が流体ポート81
を形成する。弁ハウジング部41は複数の軸方向孔83
(その1つのみが図2に示されるが、2つの部分に分け
て示される)を形成し、その各々が流体ポート81の1
つと開放連通している。弁ハウジング部41はさらに軸
方向孔83と弁孔51との間を連通する1対の半径方向
孔85Lおよび85R(図3参照)を形成し、その目的
については以下でより詳細に説明する。
【0026】主制御弁35の通常の回転作動は当業者に
は良く知られていると思われるので、ここではかかる弁
の作動は簡単に説明する。さらに、図4に関連して幾ら
か説明する。ステアリングホイール17が、例えば車両
の右折を達成するために、時計回り方向に回転される
と、スプール53はまた、車両オペレータにより見られ
るように、時計回り方向に回転され、スプール53とス
リーブ55との間の一連の可変流れ制御オリフイスを開
く。
【0027】これらのオリフイスは環状室23cから弁
35を通って、次いで半径方向孔85Rおよび軸方向孔
83を通って流量計45の膨張容積室79への流体連通
を可能にする。流量計45の収縮容積室から流れる流体
は他の軸方向孔83を通って、次いで半径方向孔85L
を通り、かつ弁35を通って、それからシリンダポート
27へ外方に流れる。ステアリングシリンダ19から戻
る流体はシリンダポート29に入り、次いで弁35を通
って流れ、かつ次いで戻りポート25へ外方に流れる。
【0028】上述した流体通路、またはその幾つかの部
分は、代表的には「主流体通路」と呼ばれ、そして以下
で、かつ特許請求の範囲におけるその用語の使用は、ス
プール53およびスリーブ55が回転作動位置にあると
き、上記した流体通路、またはその部分を意味するもの
と理解されたい。
【0029】本発明の重要な態様の1つは、スプール5
3およびスリーブ55の相対的な回転運動、および弁ハ
ウジング41およびスプール53に対するスリーブ55
の軸方向運動に応答して、コントローラ弁内に可変制御
オリフイスを形成できることである。
【0030】ここで例示される本実施例は限定されるも
のではなく、かかる相対的な軸方向運動は、スリーブ5
5をスプール53の隣接部分より軸方向に短くし、かつ
スリーブ55を弁ハウジング41に対して(かつスプー
ル53に対して)軸方向に移動する手段を設けることに
より達成される。さらに、同様に本実施例において、ス
プール53とスリーブ55との間の中間面は、それらの
間の相対的な回転に応答して、主制御弁35からなる可
変流れ制御オリフイスを形成する一方、スリーブ55と
弁ハウジング41との中間面は、それらの間の軸方向運
動に応答して、補助制御弁37からなる可変流れ制御オ
リフイスを形成する。
【0031】回転弁装置 弁装置の以下の説明に関連して、かつ特許請求の範囲に
おいて、種々の要素に用語「軸方向」が使用されてい
る。当業者に理解できることは、用語「軸方向」の使用
は、特定の要素の構造的特徴または特別な方向を定める
ものではなく、その代わりに、特定の要素がスリーブ5
5の軸方向作動に関連付けられるか、または補助制御弁
37のオリフイス形成に関係していることが、当業者に
は理解できるであろう。
【0032】次に、主として図3を参照して、スプール
53およびスリーブ55が、それらにより形成された種
々のポートおよび通路に関連して詳細に説明される。以
下の説明に関連して留意されるべきことは、多数のポー
トおよび通路が、環状室23cに対して、対称的に、ま
たは略対称的に配置され、そしてかかる要素は該要素が
室23cのそれぞれ左側または右側に配置されることを
示すためにLまたはRを付した参照符号により説明され
る。一方、他の幾つかの要素は室23cに対して軸方向
に心出しされ、かつ参照符号の使用により単に言及され
る。
【0033】理解されるべきことは、図3および図4の
ごとき種々のオーバーレイ図は主としてスプール53
(点線)およびスリーブ55(実線)との間の中間面を
例示するのに向けられる。スプール53は、それぞれ半
径方向孔85L,85Rと軸方向に一直線にされる1対
の略環状の計量溝87L,87Rを形成する。計量溝8
7Lと連通して複数の圧力通路がありかつ計量溝87R
と連通して複数の圧力通路89Rがある。各圧力通路8
9Lに隣接してタンクポート91Lがあり、そして各圧
力通路89Rに隣接してタンクポート91Rがある。図
3を図2と比較することにより見ることができるよう
に、ピン開口73(図3に示されない)は計量溝87L
の幾らか左に配置される。スプール53の残りの構造的
特徴は図4ないし図7に関連して以下で説明する。
【0034】スリーブ55は、環状室23cと連続流体
連通の状態に配置された、3つの圧力ポート93を形成
する。図3にはスプールおよびスリーブの周部全体が示
されており、圧力ポート93のごとき多数の要素がそれ
ぞれ3つあり、それらは120°離して配置される。ス
リーブ55は環状室29cと連続流体連通するように配
置された作動孔95Lを形成し、各作動孔95Lは圧力
室29cに隣接して周辺に配置される。同様に、スリー
ブ55は、環状室27cと連続流体連通するように配置
された、複数の作動ポート95Rを形成し、各作動ポー
ト95Rは圧力通路89Rに隣接して周辺に配置されて
いる。最後に、スリーブ55は複数の計量ポート97L
を形成し、その各々が計量溝87Lと連続連通しかつ半
径方向孔85Lに転流する。同様に、スリーブ55は複
数の計量ポート97Rを形成し、その各々が計量溝87
Rと連続連通しかつ半径方向孔85Rに転流する。
【0035】回転作動位置 次に、主として図4を参照して、ステアリングホイール
17およびスプール53が時計回り方向に回転される
(すなわち、スプール53が図4において「下方」に動
く)とき、加圧流体は環状室23cから圧力ポート93
を通ってかつ圧力通路89Rに流れ、それらの間の重な
りは主可変流れ制御オリフイスA1を形成する(また図
1を参照)。この「計量されない」流体は、前述された
方法において、圧力通路89Rから計量溝87Rへ、次
いで計量ポート97Rを通って、流量計45の膨張容積
室79へ流れる。「計量された」流体は、前述された方
法において、収縮容積室79から、計量ポート97L
へ、次いで計量溝87Lを通って圧力通路89Lへ流れ
る。圧力通路89Lは今や作動ポート95Lと連通して
おり、それらの間の累積的な重なりは可変流れ制御オリ
フイスA4を形成する。計量された流体はA4オリフイ
スから環状室29cへ、次いで主流体ポート29へ、さ
らにステアリングシリンダ19へ流れる。ステアリング
シリンダの排出側から戻る流体は主流体ポート27へ、
次いで環状室27cへ、それから作動ポート95Rおよ
びタンクポート91Rの累積的な重なりにより形成され
る可変流れ制御オリフイスA5を通って流れ、A5オリ
フイスは当業者には良く知られているので、ここでは説
明しない。低圧排出流体はA5オリフイスからスプール
53の内部へ、次いで半径方向に外方にピン開口73を
通って環状室25cへ、当業者に良く知られる方法にお
いて流れる。
【0036】上述した流路は前に言及した主流路の1部
を構成し、そしてスプール53およびスリーブ55が図
3の中立回転位置から図4の回転作動位置へ相対的に移
動されるとき、主制御弁35によって形成される。注目
すべきことは、主制御弁35は、スプール53とスリー
ブ55の中間面にあると説明されており、そこにA1、
A4、およびA5の可変流れ制御オリフイスが形成され
ることである。しかしながら、慣習的でかつ当業者に良
く知られるように、流量計45(主制御弁35の1部か
らなる)の出入りを切換える連通は、スリーブ55の回
転に応答して、それぞれスリーブ55およびハウジング
41の中間面で、すなわち計量ポート97Lおよび97
Rと半径方向孔85Lおよび85Rとの間に発生する。
【0037】軸方向弁装置 図3および図4の双方において、注目すべきことは、ス
リーブ55がその「中立軸方向位置」にあるとみなされ
るのは、スリーブ55が圧縮ばね78により付勢される
位置であるということである。車両オペレータが補助流
体モータ21を作動したいとき、必要とされることは電
気コントローラ39を作動することであり、該電気コン
トローラ39は電気信号をパイロツト制御弁101に連
通し、そして本書では概略のみ示されるが、上述のアメ
リカ特許第5,016,672号により詳細に例示され
かつ説明されている。
【0038】ここで簡単にかつ例示としてのパイロツト
制御弁101は、「調整された」タンク圧力、すなわち
戻りポート25とタンクとの間の下流制限により100
psi程度の所定圧力レベルに維持される戻りポートで
の圧力で作動するようになる。調整されたタンク圧力の
創出および使用は当業者には良く知られており、かつこ
こではさらに説明されない。
【0039】再び図2を参照して、スリーブ55の前方
端(図2の左端)には通路105によつてスプール53
の内部で調整されたタンク圧力と連通している圧力室1
03がある。同様に、スリーブ55の後方端には、通路
109によつてスプール53の内部で調整されたタンク
圧力と連通して、圧力室107がある。パイロツト制御
弁101が図1に示した心出しされた(中立)位置にあ
るとき、圧力室103および107の両方がタンク13
に連通する。しかしながら、補助モータ21の前進作動
に対応する位置「F」への電気信号による作動時、圧力
室107はまだタンクに連通しているが、圧力室103
からタンクへの連通は今や遮断され、かつパイロツト圧
力が圧力室103内に発生し、スリーブを図2において
右方へ付勢する。
【0040】再び図3を参照すると、スプールおよびス
リーブが回転中立および軸方向中立位置において、スプ
ールおよびスリーブは、ポートおよび通路の略対称な
(すなわち環状室23cに対して)領域を形成し、環状
室31cおよび33cに沿う、補助制御弁37を構成す
る。また、スプールおよびスリーブの周辺には3つの回
転計量点があるので、同一の3つの領域が補助制御弁3
7を構成するポートおよび通路が設けられている。
【0041】次に、図5ないし図7を参照して、補助制
御弁37をより詳しく説明する。スプール53は該スプ
ールの外面に配置される略H形状の凹所111を形成す
る。凹所111は対向して、周辺に延在する端部分11
3Lおよび113R(図6参照)を含んでいる。凹所1
11の端部に隣接して配置されるのは、スプール53の
内部と連通する、1対の排出ポート115Lおよび11
5Rである。
【0042】スリーブ55は軸方向に細長い圧力ポート
117を形成し、該圧力ポート117は、スリーブ55
の回転または軸方向位置に関係なく、環状室23cによ
つて入口ポート23と連続流体連通している。圧力ポー
ト117の左端に隣接して配置されるのは1対のチェッ
ク通路119Lであり、そして圧力ポート117の右端
に隣接して配置されるのは1対のチェック通路119R
である。チェック通路の各々に配置されるのはチェック
ボール121であり、その機能は後述される。スリーブ
55の内面に弓状にフライス加工された凹所123Lあ
り、チェック通路119Lの左方に配置されている。同
様に、スリーブの内部に弓状にフライス加工された凹所
123Rがあり、チェック通路119Rの右方に配置さ
れている。最後に、さらにスリーブ55には、軸方向外
方に配置される、排出ポート125Lおよび125Rを
形成している。
【0043】図3および図5に示された中立軸方向位置
にあるスプールおよびスリーブにより、圧力ポート11
7は凹所111と連通し、かつ凹所111の端部分11
3L,113Rはフライス加工された凹所123L,1
23Rとそれぞれ連通している。順次、凹所123L,
123Rはそれぞれ排出ポート115L,115Rに開
放され、前述に記載の種々の凹所およびポートの累積的
な重なりが可変中立オリフイスANからなる(図1参
照)。それゆえ、図3および図5に示した中立回転、中
立軸方向位置において、入口ポート23からの加圧流体
はスプール53の内部に流れ(図5の矢印参照)、かく
してコントローラ15をオープンセンター装置にする。
【0044】次に図4を参照して、スプールおよびスリ
ーブが回転作動位置に移動されるとき、凹所111は圧
力ポート117との流体連通からずれた位置に動かさ
れ、かくして前述されたオープンセンター通路を遮断
し、かつ図4に関連して前述された方法において主制御
弁35を通る流体の流れを許容する。
【0045】軸方向作動位置 次に、主として図6および図7において、スプールおよ
びスリーブの軸方向作動位置が示されており、この位
置、すなわち、電子コントローラ39が作動するとき、
図2、図6および図7において右方にスプール53を付
勢し、前述された方法でパイロット制御弁101を作動
させる。図6に見ることができるように、軸方向作動位
置(補助制御弁37を作動するための)は、スプールお
よびスリーブが回転中立位置にあるとき、すなわち、主
制御弁35が補助弁37よりも優先されるときにのみ発
生する。スリーブ55が図6および図7において右方に
移動するとき、入口ポート23からの加圧流体は、前述
した方法で環状室23cを通り、次いで圧力ポート11
7を通って凹所111に流れる。
【0046】しかしながら、図示のごとく移動したスリ
ーブにより、チェック通路119Rは、凹所111の端
部分113Rから環状室31cに加圧流体を連通させる
位置にあり、そこから、加圧流体は補助流体ポート31
に連通され、前進方向に補助モータ21を駆動する。モ
ータ21からの低圧排出流体は補助流体ポート33へ、
次いでそれがスリーブにより形成された排出ポート12
5Lを通って流れる環状室33cへ、次いでスプールに
より形成される排出ポート115Lを通って、かつ結局
前述された方法において戻りポート25へ戻る。
【0047】チェック通路119Lおよび119Rはこ
こで示されるように形作られ、かつ「負荷保持」能力を
設けるためにチェックボール121を含んでいる。スリ
ーブ55が図6および図7に示した位置にありかつ補助
モータ21が負荷を許容するならば、結果は逆の流れ
(すなわち、図7に示した矢印と反対の流れ)になるか
も知れない。しかしながら、チェック通路119Rに包
含されたチェックボール121がどのような逆流も阻止
する結果、負荷のドロップアウトを防止する。
【0048】図7を見て明らかなことは、オペレータが
補助モータ21の作動方向を逆転したい場合に、電気信
号99がモータ21の逆の作動に対応する位置(R)に
パイロット制御弁101を位置決めするように変化す
る。その結果、室103内の流体圧力が排出される一
方、パイロット圧力が圧力室107に発生し、スリーブ
55を図2、図3および図5に示した位置から左方に付
勢する。逆の位置では、加圧流体は環状室23cから圧
力ポート117を通って凹所111に、次いで該凹所1
11の端部分113Lを通り、かつチェック通路119
Lを通って環状室33cへ流れる。同時に、低圧排出流
体はモータ21からポート31に流れ、環状室31cか
ら排出ポート125R,115Rを通ってスプールの内
部に、さらに戻りポート125へ流れる。
【0049】代替的な実施例 次に、主として図8および図9を参照して、本発明の代
替的な実施例を説明する。説明を容易にするために、図
3ないし図7の実施例におけると同一の構造および機能
を有する要素は同一の参照符号を付し、かつ図8および
図9の実施例において追加される要素はない。
【0050】図8のハウジングの軸方向断面を図3の軸
方向断面と比較することにより、図8および図9の実施
例が補助流体ポート31,33を含まず、かつそれゆ
え、環状室31c,33cを含まないことがわかる。
【0051】代替的な実施例の目的は、主制御弁35お
よび「補助」制御弁37双方がステアリングシリンダ1
9への流れを与えるコントローラを提供することである
が、コントローラは、全体的に見て、オープンセンター
構造となっている。
【0052】図8および図9に示すように、スリーブ5
5は中立軸方向位置にあり、かつスプールおよびスリー
ブが中立回転位置にあることにより、入口ポート23か
らの流れは環状室23cを通って、次いで圧力ポート1
17を通って凹所111に流れる。加圧流体は、図5に
関連して説明したように、凹所111の端部分113
L,113Rからスリーブ55により形成されたフライ
ス加工された凹所123L,123Rをそれぞれ通っ
て、次いで排出ポート115Lおよび115Rをそれぞ
れ通って流れる。かくして、代替的な実施例のオープン
センター機能は、代替的な実施例の凹所111が最初の
実施例における凹所に対して実質上軸方向に細長くした
ことが、図8を図3に比較することにより理解でき、前
の実施例のオープンセンター機能と実質上同一である。
【0053】前の実施例との相違は、フライス加工され
た凹所123L,123Rがそれぞれ環状室33c,3
1cと軸方向に整列されるということである。代替的な
実施例において、フライス加工された凹所123L,1
23Rは、以下で明らかになる理由のために、それぞれ
環状室29c,27cと軸方向に整列される。
【0054】さらに、図8および図9において、代替的
な実施例のスリーブ55が図8および図9に示した中立
軸方向位置から軸方向作動位置へ移動する(すなわち、
スリーブ55が図8および図9の位置から左方へ動かさ
れる)とき、結果は前の実施例におけるような「補助」
流体通路の定めることになるが、補助流体通路は補助流
体モータ21に向けられず、その代わり、前述のアメリ
カ特許第5,016,672号におけると同一な一般的
方法におけるステアリングシリンダ19に向けられる。
【0055】スリーブ55が図8および図9において左
方に動くと、加圧流体は、前に説明したように、圧力ポ
ート117を通って凹所111へ、次いで端部分113
Lへ、次いでチェック通路119Lを通って半径方向に
外方へ、さらに主流体ポート29と連通しかつステアリ
ングシリンダ19に接続される環状室29cへ流れる。
【0056】ステアリングシリンダ19から戻る低圧排
出流体は主流体ポート27に入り、次いで環状室27c
を通って、さらにスリーブ55の排出ポート125Rを
通って、次いでスプール53の排出ポート115Rを通
って流れる。排出ポート115Rから、排出流体はスプ
ール53の内部を通ってかつ戻りポート25へ流れる。
【0057】
【発明の効果】本発明の流体コントローラは、ステアリ
ングシリンダに接続される主流体通路を形成し、補助流
体モータに接続される補助流体ポートを形成するハウジ
ングを含み、スプールおよびスリーブはハウジングと協
働してスプールおよびスリーブの相対的な回転に応答し
てステアリングシリンダへの流体の流れを制御する主制
御弁と、スプールおよびハウジングに対して、スリーブ
の軸方向運動に応答して補助モータへの流れを制御する
補助制御弁を備えるので、これらの両制御弁への加圧流
体の流れを制御して、両方の弁作用を実行でき、しかも
主制御弁を高価な、複雑な制御装置または2つの型の弁
の間のインターフェースを必要としないで、自動的に補
助制御弁より優先させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオープンセンター流れ制御装置を
示す油圧概略図である。
【図2】図1の概略図に基づいて作られた流体コントロ
ーラを示す軸方向断面図である。
【図3】図1および図2に示した流体コントローラに使
用される弁を図2より拡大してかつハウジングの部分軸
方向断面を含んで、弁の回転中立位置において示すオー
バーレイ図である。
【図4】図3と同様であるが、回転作動位置に移動(右
回り)された弁を示す拡大部分オーバーレイ図である。
【図5】図3の線5−5に沿って、しかも拡大して示す
部分軸方向断面図である。
【図6】図3および図4と同様で、かつ軸方向作動位置
に移動された弁とともに示す拡大部分軸方向断面図であ
る。
【図7】図6の線7−7に沿いかつ図6と同一の尺度で
示す軸方向断面図である。
【図8】本発明の代替的な実施例を示す、図3および図
4と同様な、部分オーバーレイ図である。
【図9】図8の線9−9に沿うが、図8より幾分拡大し
て示す軸方向断面図である。
【符号の説明】
11 加圧源 15 コントローラ 19 主流体圧力作動装置(ステアリングシリンダ) 21 補助流体圧力作動装置(補助流体モータ) 23 流体入口ポート 25 戻りポート 27 第2主流体ポート(第2制御流体ポート) 29 第1主流体通路(第1制御流体ポート) 31 第1補助流体ポート 33 第2補助流体ポート 41 ハウジング手段 45 流体作動手段 53 第1の回転可能な弁部材(スプール) 55 追随弁部材(スリーブ) 78 追随弁部材付勢手段 89L 第2流体通路 89R 第1流体通路 93 第1流体ポート 95L 第2流体ポート 101 追随弁部材移動手段(パイロット制御弁) 107 第2軸方向室(圧力室) 111 第1補助流体通路(軸方向流体ポート) 113R 第1補助流体通路 115R 中立排出通路手段 117 第1補助流体通路(軸方向延在入口ポート) 119R 第1補助流体通路 123R 中立排出通路手段(弓形フライス加工凹所)
フロントページの続き (72)発明者 ケネス ガリー ラスムッセン アメリカ合衆国 ミネソタ 55311 メイ プル グローブ チェスシャイヤー レイ ン ノース 6838 (72)発明者 ヘルマン ピーター シュッテン アメリカ合衆国 ミネソタ 55344 アー デン プレーリー アンダーソン レイク ス パークウエイ ナンバー105 13945

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧流体源(11)から主流体圧力作動装置
    (19)および補助流体圧力作動装置(21)への流体の流れを
    制御すべく作動するコントローラ(15)であつて、該コン
    トローラが、 前記加圧源への接続のための流体入口ポート(23)、装置
    容器への接続のための戻りポート(25)、および前記主流
    体圧力作動装置へ接続のための第1,第2の流体ポート
    (29,27) を形成するハウジングと、 第1回転可能弁部材(53)とこれに協働する相対的に回転
    可能な追随弁部材(55)とからなり、これらの両部材が、
    中立回転位置(図3)と、前記第1弁部材が追随弁部材
    に対して中立回転位置から回転自在に変位する回転作動
    位置(図4)を形成し、さらに前記追随弁部材が中立軸
    方向位置(図5)を形成して、前記ハウジング内に配置
    される弁手段とを含む形式からなり、 前記第1弁部材が第1,第2の流体通路(89R,89L) を形
    成し、前記追随弁が前記入口ポートと連続流体連通にあ
    る第1流体ポート(93)、および前記第1主流体ポートと
    連続流体連通にある第2流体ポート(95L) を形成し、こ
    れらの両流体ポートは、前記弁部材が前記中立回転位置
    にあるとき、それぞれ前記第1,第2の流体通路との流
    体連通を遮断されており、 前記第1流体ポート(93)は、第1流体通路(89R) と流体
    連通して第1可変流れ制御オリフイス(A1)を形成し、か
    つ前記第2流体ポート(95L) は、前記弁部材が前記回転
    作動位置(図4)にあるとき、第2流体通路(89L) と流
    体連通して第2可変流れ制御オリフイス(A4)を形成して
    おり、 前記ハウジング手段および弁手段は協動して、弁部材が
    前記作動位置にあるとき前記第1,第2の可変流れ制御
    オリフイス間に流体連通を与える主流体通路を形成して
    おり、 (a)前記ハウジング手段(41)が補助流体圧力作動装置
    (21)に連結するための第1,第2の補助流体ポート(31,
    33) を形成し、 (b)前記追随弁部材(55)が第1軸方向位置(図6)を
    形成し、 (c)前記コントローラ(15)が、前記追随弁部材(55)を
    前記中立軸方向位置(図5)に向けて付勢する手段(78)
    と、前記追随弁手段を前記第1位置(図6)に向けて移
    動させる手段(101,103) を含み、 (d)前記ハウジング手段(41)と弁手段(53,55) は協動
    して、前記入口ポート(23)から前記第1補助流体ポート
    (31)へ、かつ前記弁部材が前記第1軸方向位置にあると
    き前記第2補助流体ポート(33)から前記戻りポート(25)
    へ流体連通を与える第1補助流体通路(23c,117,111,113
    R,119R,31c, および33c,125L,115L)を形成することを特
    徴とするコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記弁部材(53,55) が回転作動位置(図
    4)にあるとき、前記主流体通路を通って流体流れの容
    積に比例した追随運動を前記追随弁部材(55)に付与する
    流体作動手段(45)を備えることを特徴とする請求項1に
    記載のコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記第1および追随弁部材(53,55) がハ
    ウジング手段(41)と協働して、第1,第2の軸方向室(1
    03,107) を形成し、前記追随弁部材を第1軸方向位置
    (図6)に向けて移動するための手段が前記第1軸方向
    室(103) にパイロツト圧力を与えるべく作動する手段(1
    01,105) を含んでいることを特徴とする請求項1に記載
    のコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記追随弁部材(55)が第2軸方向位置を
    形成し、そして前記コントローラが前記追随弁部材を第
    2軸方向位置に向けて移動すべく作動する手段(39,99,1
    01,107) を含むことを特徴とする請求項3に記載のコン
    トローラ。
  5. 【請求項5】 前記ハウジング手段(41)と弁手段(53,5
    5) は協動して、前記入口ポート(23)から前記第2補助
    流体ポート(33)へ、かつ前記弁部材が第2軸方向位置に
    あるとき前記第1補助流体ポート(31)から前記戻りポー
    ト(25)へ流体連通を与える第2補助流体通路(23c,117,1
    11,119L,33c,および31c,125R,115R)を形成することを特
    徴とする請求項4に記載のコントローラ。
  6. 【請求項6】 前記追随弁部材(55)を第2軸方向位置に
    向けて移動する手段が前記第2軸方向室(107) にパイロ
    ット圧力を与えるべく作動する手段(101) を含んでいる
    ことを特徴とする請求項5に記載のコントローラ。
  7. 【請求項7】 前記ハウジング手段(41)が前記追随弁部
    材(55)を回転自在に配置する弁孔(51)を形成し、該弁孔
    が前記流体入口ポート(23)と連続流体連通する環状入口
    溝(23c) を形成し、かつさらに前記第1,第2補助流体
    ポート(31,33) と連続流体連通する第1,第2の環状補
    助溝(31c,33c) を形成し、前記第1,第2補助溝が前記
    環状入口溝(23c) のまわりに対向配置されることを特徴
    とする請求項1に記載のコントローラ。
  8. 【請求項8】 前記追随弁部材(55)が前記環状入口溝(2
    3c) と連続流体連通となる軸方向に延在する入口ポート
    (117) を形成し、前記追随弁部材が中立軸方向位置(図
    5)にあるとき、前記第1,第2の環状補助溝(31c,33
    c) との流体連通を遮断することを特徴とする請求項7
    に記載のコントローラ。
  9. 【請求項9】 前記軸方向に延在する入口ポート(117)
    は、前記追随弁部材が第1軸方向位置(図6)にあると
    き、前記入口溝(23c) から前記第1補助溝(31c) への流
    体連通を与えるために配置されていることを特徴とする
    請求項8に記載のコントローラ。
  10. 【請求項10】 加圧流体源(11)から流体圧力作動装置
    (19)への流体の流れを制御すべく作動するコントローラ
    (15)であつて、 該コントローラが、 前記加圧源への接続のための流体入口ポート(23)、装置
    容器への接続のための戻りポート(25)、および前記主流
    体圧力作動装置へ接続のための第1,第2の流体ポート
    (29,27) を形成するハウジング手段(41)と、 第1回転可能弁部材(53)とこれに協働する相対的に回転
    可能な追随弁部材(55)とからなり、これらの両部材が、
    中立回転位置(図8)と、前記第1弁部材が追随弁部材
    に対して中立回転位置から回転自在に変位する回転作動
    位置を形成し、さらに前記追随弁部材が中立軸方向位置
    (図5)を形成して、前記ハウジング内に配置される弁
    手段とを含む形式からなり、 前記第1弁部材が第1,第2の流体通路(89R,89L) を形
    成し、前記追随弁が前記入口ポートと連続流体連通にあ
    る第1流体ポート(93)、および前記第1主流体ポートと
    連続流体連通にある第2流体ポート(95L) を形成し、こ
    れらの両流体ポートは、前記弁部材が前記中立回転位置
    にあるとき、それぞれ前記第1,第2の流体通路との流
    体連通を遮断されており、 前記第1流体ポート(93)は、第1流体通路(89R) と流体
    連通して第1可変流れ制御オリフイス(A1)を形成し、か
    つ前記第2流体ポート(95L) は、前記弁部材が前記回転
    作動位置(図4)にあるとき、第2流体通路(89L) と流
    体連通して第2可変流れ制御オリフイス(A4)を形成して
    おり、 前記ハウジング手段および弁手段は協動して、弁部材が
    前記作動位置にあるとき前記第1,第2の可変流れ制御
    オリフイス間に流体連通を与える主流体通路を形成して
    おり、 (a)前記追随弁部材(55)が第1軸方向作動位置を形成
    し、 (b)前記コントローラ(15)が前記追随弁部材(55)を中
    立軸方向位置(図8)に向けて付勢する手段(78)、およ
    び前記追随弁手段を第1軸方向作動位置に向けて移動さ
    せる手段(101,107) を含み、 (c)前記第1弁手段(55)が軸方向流体通路(111) を形
    成し、前記追随弁部材が、前記入口ポート(23)と連続流
    体連通する第1軸方向流体ポート(117) と、前記追随弁
    部材が前記第1軸方向作動位置にあるとき第1制御流体
    ポート(29)と流体連通する第2軸方向流体ポート(119L)
    とを形成しており、前記第1および第2軸方向流体ポー
    トは、前記追随弁部材が軸方向作動位置に、かつ中立回
    転位置にあるとき前記軸方向流体通路と流体連通してお
    り、 (d)前記第1および追随弁部材(53,55) は協働して、
    前記追随弁部材が中立軸方向位置にあるとき前記軸方向
    流体通路(111) と前記戻りポート(25)との間の流体連通
    を与える中立排出通路手段(123R,115R) を形成すること
    を特徴とするオープンセンター型コントローラ。
  11. 【請求項11】 前記弁部材(53,55) が回転作動位置に
    あるとき、前記主流体通路を通って流体流れの容積に比
    例した追随運動を前記追随弁部材(55)に付与する流体作
    動手段(45)を備えることを特徴とする請求項10に記載の
    コントローラ。
  12. 【請求項12】 前記第1および追随弁部材(53,55) が
    ハウジング手段(41)と協働して、第1,第2の軸方向室
    (103,107) を形成し、前記追随弁部材を第1軸方向位置
    (図6)に向けて移動するための手段が、前記第2軸方
    向室(107) にパイロット圧力を与えるべく作動する手段
    (101,109) を含んでいることを特徴とする請求項10に記
    載のコントローラ。
  13. 【請求項13】 前記ハウジング手段(41)が前記追随弁
    部材(55)を回転自在に配置する弁孔(51)を形成し、該弁
    孔は、前記流体入口ポート(23)と連続流体連通する環状
    入口溝(23c) を形成するとともに、前記第1,第2制御
    流体ポート(29,27) と連続流体連通する第1,第2の環
    状溝(29c,27c) を形成し、前記第1,第2環状溝が前記
    環状入口溝(23c) のまわりに対向配置されることを特徴
    とする請求項10に記載のコントローラ。
  14. 【請求項14】 前記追随弁部材(55)が前記環状入口溝
    (23c) と連続流体連通となる軸方向に延在する入口ポー
    ト(117) を形成し、前記追随弁部材が中立軸方向位置
    (図8)にあるとき、前記第1,第2の環状溝(29c,27
    c) との流体連通を遮断することを特徴とする請求項13
    に記載のコントローラ。
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