JPH0523652Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523652Y2 JPH0523652Y2 JP6789888U JP6789888U JPH0523652Y2 JP H0523652 Y2 JPH0523652 Y2 JP H0523652Y2 JP 6789888 U JP6789888 U JP 6789888U JP 6789888 U JP6789888 U JP 6789888U JP H0523652 Y2 JPH0523652 Y2 JP H0523652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- coil
- valve body
- switch
- drainage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000035936 sexual power Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、洗面器、浴槽等の底部に設置され
る排水金具の改良に関するものである。
る排水金具の改良に関するものである。
(従来技術及びその課題)
従来、例えば洗面器の排水栓構造として第5図
に示すようなものがある。即ち、洗面器51の底
部には排水栓52が設置されており、この排水栓
52は、弁座部52cと、この弁座部52cを開
閉し得る弁体52aと、弁体52aに垂設された
弁棒52bとを有しており、弁座部52cの下端
部には排水管56が接続され、この排水管56に
一体状に形成された突出部56a内にテコ棒55
が揺動可能に配設され、このテコ棒55の図示左
端部が前記弁棒52bの下端部と連結されてお
り、テコ棒55に形成された球座55aが突出部
56aの先端部に回動可能に支持されている。
又、テコ棒55の図示右端部には操作杆53の下
端部が連結されており、操作杆53の上端部には
操作ノブ54が連結され、この操作ノブ54はカ
ウンター1aの上面側に突出状に設置されてい
る。このような従来構造においては、操作ノブ5
4を上方に引き上げることにより操作杆53及び
テコ棒55を介し弁棒52bが下動されて、弁座
部52cに弁体52aが嵌合し排水栓52を閉止
させることができ、一方、操作ノブ54を押し込
むことにより弁棒52bが上動されて、弁体52
aが弁座部52cより離れ排水栓52が開放され
る構造となつている。
に示すようなものがある。即ち、洗面器51の底
部には排水栓52が設置されており、この排水栓
52は、弁座部52cと、この弁座部52cを開
閉し得る弁体52aと、弁体52aに垂設された
弁棒52bとを有しており、弁座部52cの下端
部には排水管56が接続され、この排水管56に
一体状に形成された突出部56a内にテコ棒55
が揺動可能に配設され、このテコ棒55の図示左
端部が前記弁棒52bの下端部と連結されてお
り、テコ棒55に形成された球座55aが突出部
56aの先端部に回動可能に支持されている。
又、テコ棒55の図示右端部には操作杆53の下
端部が連結されており、操作杆53の上端部には
操作ノブ54が連結され、この操作ノブ54はカ
ウンター1aの上面側に突出状に設置されてい
る。このような従来構造においては、操作ノブ5
4を上方に引き上げることにより操作杆53及び
テコ棒55を介し弁棒52bが下動されて、弁座
部52cに弁体52aが嵌合し排水栓52を閉止
させることができ、一方、操作ノブ54を押し込
むことにより弁棒52bが上動されて、弁体52
aが弁座部52cより離れ排水栓52が開放され
る構造となつている。
このような従来構造においては、排水栓52を
開閉するために操作ノブ54を引き上げたり押し
込んだりする操作が必要であり、開操作と閉操作
とでは操作ノブ54の操作方向が正反対となり、
人間工学的に不都合であるという問題点があり、
又、操作時にテコ棒55が揺動される構造である
ため摩擦抵抗が大きく、かなりの操作力を必要と
し、操作が重くなるという問題点があつた。
開閉するために操作ノブ54を引き上げたり押し
込んだりする操作が必要であり、開操作と閉操作
とでは操作ノブ54の操作方向が正反対となり、
人間工学的に不都合であるという問題点があり、
又、操作時にテコ棒55が揺動される構造である
ため摩擦抵抗が大きく、かなりの操作力を必要と
し、操作が重くなるという問題点があつた。
(課題を解決するための手段)
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、操作性を改善し、かつ操作力を低減し
得る排水金具を提供せんことを目的とし、その要
旨は、洗面器、浴槽等の底部等に設置され内部に
排水路が形成されてなる排水金具であつて、該排
水金具の排水路内には、該排水路を開閉する弁体
を端部に設けたプランジヤーと、該プランジヤー
を吸引作動及び復帰作動させるためのコイルと、
該コイルに前記プランジヤー吸引作動用の電流が
通電された時、同プランジヤーを吸引作動位置に
保持させる磁石とを備えたキープ式ソレノイドが
配設されていることである。
であつて、操作性を改善し、かつ操作力を低減し
得る排水金具を提供せんことを目的とし、その要
旨は、洗面器、浴槽等の底部等に設置され内部に
排水路が形成されてなる排水金具であつて、該排
水金具の排水路内には、該排水路を開閉する弁体
を端部に設けたプランジヤーと、該プランジヤー
を吸引作動及び復帰作動させるためのコイルと、
該コイルに前記プランジヤー吸引作動用の電流が
通電された時、同プランジヤーを吸引作動位置に
保持させる磁石とを備えたキープ式ソレノイドが
配設されていることである。
(作用)
排水金具の内部に排水路内にはキープ式ソレノ
イドが配設されており、このキープ式ソレノイド
のプランジヤーは内部にコイルに通電することに
より吸引作動及び復帰作動され、このプランジヤ
ーの吸引作動及び復帰作動によりプランジヤーの
端部に設けられた弁体が排水路を開閉し得るもの
であり、プランジヤーが吸引作動された時に、こ
の吸引作動位置にプランジヤーを保持させる磁石
が備えられているため、復帰作動のスイツチを押
さない限りプランジヤーは吸引状態を保持し、弁
体は排水路を閉止した状態を保持する。又、コイ
ルに復帰用の電流が通電されることにより、プラ
ンジヤーが復帰して弁体が排水路を解放させる。
このようにキープ式ソレノイドを電気的にON,
OFFさせることにより、操作力を要することな
く排水路を開閉することができ、排水路の開閉を
遠隔操作により簡易に行なうことができる。
イドが配設されており、このキープ式ソレノイド
のプランジヤーは内部にコイルに通電することに
より吸引作動及び復帰作動され、このプランジヤ
ーの吸引作動及び復帰作動によりプランジヤーの
端部に設けられた弁体が排水路を開閉し得るもの
であり、プランジヤーが吸引作動された時に、こ
の吸引作動位置にプランジヤーを保持させる磁石
が備えられているため、復帰作動のスイツチを押
さない限りプランジヤーは吸引状態を保持し、弁
体は排水路を閉止した状態を保持する。又、コイ
ルに復帰用の電流が通電されることにより、プラ
ンジヤーが復帰して弁体が排水路を解放させる。
このようにキープ式ソレノイドを電気的にON,
OFFさせることにより、操作力を要することな
く排水路を開閉することができ、排水路の開閉を
遠隔操作により簡易に行なうことができる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は例えば洗面器の底部に設置される排水
金具の側面断面図を示す。図において、洗面器5
1の底部には排水口が形成されており、この排水
口には弁座部1が嵌着されるとともに、この弁座
部1には上下動可能に弁体Pが配設されており、
この弁体Pが図中左半分のA位置で示す位置に開
放される時には、弁座部1の中央開口部が開放さ
れ、また、弁体Pが弁座部1の内周面に当接する
B位置にある時には、弁座部1の中央開口部が閉
止されるものとなつている。
金具の側面断面図を示す。図において、洗面器5
1の底部には排水口が形成されており、この排水
口には弁座部1が嵌着されるとともに、この弁座
部1には上下動可能に弁体Pが配設されており、
この弁体Pが図中左半分のA位置で示す位置に開
放される時には、弁座部1の中央開口部が開放さ
れ、また、弁体Pが弁座部1の内周面に当接する
B位置にある時には、弁座部1の中央開口部が閉
止されるものとなつている。
弁座部1の下方には筒状の本体部2が螺合状に
接合されており、本体部2の下部の外周に三角パ
ツキン3と締付ナツト4を螺合することにより、
締付ナツト4を洗面器51の裏部に締め付けて本
体部2を洗面器51の裏面に垂下状に取り付ける
ことができる。又、本体部2の下端部には連結管
5が螺合状に連結されており、さらに連結管5の
下端部には排水管6が連結されるものである。本
例においては、前記本体部2の上部部位の内周壁
に内方に突出状に一体形成された内突部2aに、
円筒形に形成されたキープ式ソレノイド7が本体
部2と同軸状に取り付けられている。
接合されており、本体部2の下部の外周に三角パ
ツキン3と締付ナツト4を螺合することにより、
締付ナツト4を洗面器51の裏部に締め付けて本
体部2を洗面器51の裏面に垂下状に取り付ける
ことができる。又、本体部2の下端部には連結管
5が螺合状に連結されており、さらに連結管5の
下端部には排水管6が連結されるものである。本
例においては、前記本体部2の上部部位の内周壁
に内方に突出状に一体形成された内突部2aに、
円筒形に形成されたキープ式ソレノイド7が本体
部2と同軸状に取り付けられている。
このキープ式ソレノイド7の外周壁は防水性を
有するソレノイドケース8となつており、その上
部に鍔状の取付部9が形成されており、この取付
部9をビス18を介し前記内突部2aに固定させ
ることができる。この内突部2aは本体部2の内
側に対向状に2個所又は4個所形成させておくこ
とができ、この内突部2aの個数に応じて取付部
9を突出させておけば、ビス18により2個所又
は4個所で取り付けることができる。その平面図
を第2図に示す。即ち、取付部9が本体部2の内
部の排水路内に同軸状に取り付けられた時には、
取付部9を通り本体部2の内部に洗面器51内の
湯水が排水されることとなる。
有するソレノイドケース8となつており、その上
部に鍔状の取付部9が形成されており、この取付
部9をビス18を介し前記内突部2aに固定させ
ることができる。この内突部2aは本体部2の内
側に対向状に2個所又は4個所形成させておくこ
とができ、この内突部2aの個数に応じて取付部
9を突出させておけば、ビス18により2個所又
は4個所で取り付けることができる。その平面図
を第2図に示す。即ち、取付部9が本体部2の内
部の排水路内に同軸状に取り付けられた時には、
取付部9を通り本体部2の内部に洗面器51内の
湯水が排水されることとなる。
尚、キープ式ソレノイド7は第3図に示すよう
な内部構造となつており、その中央部には前記取
付部9より上端を突出して上下動可能にプランジ
ヤー10が配設されており、このプランジヤー1
0はOリングOを介し取付部9とソレノイドケー
ス8に対し水密状に設けられている。又、プラン
ジヤー10の下端部にはスプリング11が配設さ
れており、常にはこのスプリング11の付勢力に
よりプランジヤー10の上端は取付部9よりも突
出した状態に配置されている。即ち、このプラン
ジヤー10の上端部に前記弁体Pが連結されるも
のであり、常には弁体PはA位置に開放された状
態に保持されることとなる。又、ソレノイドケー
ス8の内部にはプランジヤー10の外周に二段状
にコイル12,12が配設されており、コイル1
2,12の中央部にはリング状の磁石13が配設
されている。又、コイル12には外周に防水膜を
被覆したリード線14が接続されており、このリ
ード線14は第1図に示すように、前記連結管5
の外周に突出状に形成された突出部5aを貫通し
て外部に配線されており、その先端部にはコネク
ター15が接続されている。又、突出部5aの端
部にはシールリング17を配置した袋ナツト16
が取り付けられ、リード線14の水密性が確保さ
れている。又、コネクター15は例えば洗面器5
1のカウンター上等に配設されたシートスイツチ
等のリード線と接続可能になつている。
な内部構造となつており、その中央部には前記取
付部9より上端を突出して上下動可能にプランジ
ヤー10が配設されており、このプランジヤー1
0はOリングOを介し取付部9とソレノイドケー
ス8に対し水密状に設けられている。又、プラン
ジヤー10の下端部にはスプリング11が配設さ
れており、常にはこのスプリング11の付勢力に
よりプランジヤー10の上端は取付部9よりも突
出した状態に配置されている。即ち、このプラン
ジヤー10の上端部に前記弁体Pが連結されるも
のであり、常には弁体PはA位置に開放された状
態に保持されることとなる。又、ソレノイドケー
ス8の内部にはプランジヤー10の外周に二段状
にコイル12,12が配設されており、コイル1
2,12の中央部にはリング状の磁石13が配設
されている。又、コイル12には外周に防水膜を
被覆したリード線14が接続されており、このリ
ード線14は第1図に示すように、前記連結管5
の外周に突出状に形成された突出部5aを貫通し
て外部に配線されており、その先端部にはコネク
ター15が接続されている。又、突出部5aの端
部にはシールリング17を配置した袋ナツト16
が取り付けられ、リード線14の水密性が確保さ
れている。又、コネクター15は例えば洗面器5
1のカウンター上等に配設されたシートスイツチ
等のリード線と接続可能になつている。
又、前記プランジヤー10は前記コイル12,
12により吸引作動及び復帰作動されるものであ
り、コイル12にプランジヤー10を吸引作動さ
せる方向の電流が通電されると、プランジヤー1
0がスプリング11の付勢力に抗して吸引され、
プランジヤー10の下端面がソレノイドケース8
の底部等に配設された吸引板に接触すると同時に
磁石13の作用により、プランジヤー10は磁石
13に磁気的に吸引される。従つて、プランジヤ
ー10が磁気的に吸引された時点でコイル12,
12に通電された電流を遮断しても、プランジヤ
ー10は吸引状態にキープされる。一方、プラン
ジヤー10を復帰作動させる場合には、コイル1
2にプランジヤー10を吸引作動させる方向と反
対方向の電流を通電させる。即ち、上記通電によ
りコイル12には磁石13の磁場を打ち消す方向
の磁場が発生され、その結果プランジヤー10が
スプリング11の反発力を受け非吸引状態に復帰
するものである。
12により吸引作動及び復帰作動されるものであ
り、コイル12にプランジヤー10を吸引作動さ
せる方向の電流が通電されると、プランジヤー1
0がスプリング11の付勢力に抗して吸引され、
プランジヤー10の下端面がソレノイドケース8
の底部等に配設された吸引板に接触すると同時に
磁石13の作用により、プランジヤー10は磁石
13に磁気的に吸引される。従つて、プランジヤ
ー10が磁気的に吸引された時点でコイル12,
12に通電された電流を遮断しても、プランジヤ
ー10は吸引状態にキープされる。一方、プラン
ジヤー10を復帰作動させる場合には、コイル1
2にプランジヤー10を吸引作動させる方向と反
対方向の電流を通電させる。即ち、上記通電によ
りコイル12には磁石13の磁場を打ち消す方向
の磁場が発生され、その結果プランジヤー10が
スプリング11の反発力を受け非吸引状態に復帰
するものである。
次に、コイル12に対し前記プランジヤー10
を吸引作動及び復帰作動させる電流を通電させる
ための制御回路を第4図に示し説明する。
を吸引作動及び復帰作動させる電流を通電させる
ための制御回路を第4図に示し説明する。
第4図におけるONスイツチ21及びOFFスイ
ツチ22は前述した如く、洗面器のカウンター上
面側等に配設されるものである。第4図のように
コイル12は中間タツプ付きのものが用いられて
おり、この中間タツプ端子は電池24の負極側に
接続されている。又、電池24の正極側は前記
ONスイツチ21及びOFFスイツチ22のそれぞ
れに接続されている。そして、ONスイツチ21
の端部はコイル12の一方の端末端子に接続さ
れ、OFFスイツチ22の他端はコイル12の他
端の端末端子に接続されている。上記制御回路に
おいて、ONスイツチ21がONされてコイル1
2に電池24からR1方向の電流が通電されると、
コイル12は前記プランジヤー10を吸引作動さ
せ、前述したようにプランジヤー10は前記磁石
13により吸引保持される。そのためプランジヤ
ー10を吸引作動させるためにはONスイツチを
瞬時的に押すだけで良く、その後、ONスイツチ
21をOFFの状態にしてもプランジヤー10は
吸引位置に保持される。一方、プランジヤー10
を復帰作動させるためにはOFFスイツチ22を
押す。即ち、OFFスイツチ22が押されると電
池24からコイル12に対してR2方向の電流が
通電される。R2方向の電流は前記R1方向の電流
と反対の方向に流れ、かつコイル12による磁場
は前記磁石13の磁力を打ち消す方向に発生する
ためプランジヤー10の吸引保持が解除され、プ
ランジヤー10は前記スプリング11の反発力に
より非吸引位置に復帰する。
ツチ22は前述した如く、洗面器のカウンター上
面側等に配設されるものである。第4図のように
コイル12は中間タツプ付きのものが用いられて
おり、この中間タツプ端子は電池24の負極側に
接続されている。又、電池24の正極側は前記
ONスイツチ21及びOFFスイツチ22のそれぞ
れに接続されている。そして、ONスイツチ21
の端部はコイル12の一方の端末端子に接続さ
れ、OFFスイツチ22の他端はコイル12の他
端の端末端子に接続されている。上記制御回路に
おいて、ONスイツチ21がONされてコイル1
2に電池24からR1方向の電流が通電されると、
コイル12は前記プランジヤー10を吸引作動さ
せ、前述したようにプランジヤー10は前記磁石
13により吸引保持される。そのためプランジヤ
ー10を吸引作動させるためにはONスイツチを
瞬時的に押すだけで良く、その後、ONスイツチ
21をOFFの状態にしてもプランジヤー10は
吸引位置に保持される。一方、プランジヤー10
を復帰作動させるためにはOFFスイツチ22を
押す。即ち、OFFスイツチ22が押されると電
池24からコイル12に対してR2方向の電流が
通電される。R2方向の電流は前記R1方向の電流
と反対の方向に流れ、かつコイル12による磁場
は前記磁石13の磁力を打ち消す方向に発生する
ためプランジヤー10の吸引保持が解除され、プ
ランジヤー10は前記スプリング11の反発力に
より非吸引位置に復帰する。
尚、上記作用により明らかなように、プランジ
ヤー10を非吸引位置に復帰させる場合はOFF
スイツチ22を瞬時的に押すだけで良い。従つ
て、プランジヤー10を吸引作動させたり復帰作
動させたりする場合の電池24の通電時間は瞬時
的であり、電池24の消耗は極めて少ないものと
なる。
ヤー10を非吸引位置に復帰させる場合はOFF
スイツチ22を瞬時的に押すだけで良い。従つ
て、プランジヤー10を吸引作動させたり復帰作
動させたりする場合の電池24の通電時間は瞬時
的であり、電池24の消耗は極めて少ないものと
なる。
以上のように上記制御回路により簡単なスイツ
チ操作でプランジヤー10を上下動させ、弁体P
の開閉を切り替えることができ、操作がワンタツ
チで行なえ、操作スイツチに手を触れるだけの僅
かな操作力で弁体Pが開閉される。
チ操作でプランジヤー10を上下動させ、弁体P
の開閉を切り替えることができ、操作がワンタツ
チで行なえ、操作スイツチに手を触れるだけの僅
かな操作力で弁体Pが開閉される。
尚、本例においては、弁座部1の中央開口部の
直下部にキープ式ソレノイド7を設けたことによ
り、直接的に弁体Pの開閉動作を行なうことがで
き、コンパクトな構造とし得るものである。
直下部にキープ式ソレノイド7を設けたことによ
り、直接的に弁体Pの開閉動作を行なうことがで
き、コンパクトな構造とし得るものである。
尚、本例においては洗面器の排水金具を例示し
て説明したが、このような排水金具は手洗器、キ
ツチンのシンク又は浴槽の底部等に設置すること
ができ、簡易に排水状態を遠隔操作することが可
能となる。
て説明したが、このような排水金具は手洗器、キ
ツチンのシンク又は浴槽の底部等に設置すること
ができ、簡易に排水状態を遠隔操作することが可
能となる。
(考案の効果)
本考案の排水金具は、洗面器、浴槽等の底部等
に設置され内部に排水路が形成されてなる排水金
具であつて、該排水金具の排水路内には、該排水
路を開閉する弁体を端部に設けたプランジヤー
と、該プランジヤーを吸引作動及び復帰作動させ
るためのコイルと、該コイルに前記プランジヤー
吸引作動用の電流が通電された時、同プランジヤ
ーを吸引作動位置に保持させる磁石とを備えたキ
ープ式ソレノイドが配設されていることにより、
外部よりコイルに通電する電流を操作スイツチ等
により制御することにより遠隔的に排水路の開閉
を行なうことができ、電気的な操作により開閉が
可能で、操作力を極めて低減することができ、操
作性の向上を図ることができる効果を有する。
に設置され内部に排水路が形成されてなる排水金
具であつて、該排水金具の排水路内には、該排水
路を開閉する弁体を端部に設けたプランジヤー
と、該プランジヤーを吸引作動及び復帰作動させ
るためのコイルと、該コイルに前記プランジヤー
吸引作動用の電流が通電された時、同プランジヤ
ーを吸引作動位置に保持させる磁石とを備えたキ
ープ式ソレノイドが配設されていることにより、
外部よりコイルに通電する電流を操作スイツチ等
により制御することにより遠隔的に排水路の開閉
を行なうことができ、電気的な操作により開閉が
可能で、操作力を極めて低減することができ、操
作性の向上を図ることができる効果を有する。
又、キープ式ソレノイドを使用したことにより
消費電力が少なく、金具全体をコンパクトな構造
とし得る効果を有する。
消費電力が少なく、金具全体をコンパクトな構造
とし得る効果を有する。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は排水金
具の断面構成図、第2図は第1図のC−C線断面
平面図、第3図はキープ式ソレノイドの内部構造
図、第4図は制御回路図、第5図は従来の排水栓
の斜視構成図である。 1……弁座部、2……本体部、5……連結管、
7……キープ式ソレノイド、10……プランジヤ
ー、11……スプリング、12……コイル、13
……磁石、14……リード線、P……弁体。
具の断面構成図、第2図は第1図のC−C線断面
平面図、第3図はキープ式ソレノイドの内部構造
図、第4図は制御回路図、第5図は従来の排水栓
の斜視構成図である。 1……弁座部、2……本体部、5……連結管、
7……キープ式ソレノイド、10……プランジヤ
ー、11……スプリング、12……コイル、13
……磁石、14……リード線、P……弁体。
Claims (1)
- 洗面器、浴槽等の底部等に設置され内部に排水
路が形成されてなる排水金具であつて、該排水金
具の排水路内には、該排水路を開閉する弁体を端
部に設けたプランジヤーと、該プランジヤーを吸
引作動及び復帰作動させるためのコイルと、該コ
イルに前記プランジヤー吸引作動用の電流が通電
された時、同プランジヤーを吸引作動位置に保持
させる磁石とを備えたキープ式ソレノイドが配設
されていることを特徴とする排水金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6789888U JPH0523652Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6789888U JPH0523652Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01174475U JPH01174475U (ja) | 1989-12-12 |
JPH0523652Y2 true JPH0523652Y2 (ja) | 1993-06-16 |
Family
ID=31293240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6789888U Expired - Lifetime JPH0523652Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523652Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP6789888U patent/JPH0523652Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01174475U (ja) | 1989-12-12 |
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