JPH05235979A - 非同期転送モード通信方式 - Google Patents

非同期転送モード通信方式

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JPH05235979A
JPH05235979A JP3102492A JP3102492A JPH05235979A JP H05235979 A JPH05235979 A JP H05235979A JP 3102492 A JP3102492 A JP 3102492A JP 3102492 A JP3102492 A JP 3102492A JP H05235979 A JPH05235979 A JP H05235979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
cells
exclusive
packet
data packet
Prior art date
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Pending
Application number
JP3102492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Oteru
洋一 大照
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3102492A priority Critical patent/JPH05235979A/ja
Publication of JPH05235979A publication Critical patent/JPH05235979A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非同期転送モード通信システムにおいて、デ
ータパケットをセル化して転送する場合にバーストセル
抜けがあっても、再送することなくデータパケットを復
元することを目的とする。 【構成】 送信側は、パケットをセルに分割して送信す
る際にn−1個おきのセル同志をビット毎に排他的論理
和演算したn個のビット列を生成する手段4−1〜4−
nを備え、受信側は、n−1個おきに受信セルをビット
毎に排他的論理和演算し、n個のレジスタに蓄え、各n
個おきのセルの系列中にセル抜けが1セル以内であれ
ば、送信側から送られた排他的論理和セルを該当するセ
ル系列に対するレジスタ内の排他的論理和値とさらに排
他的論理和演算する手段8−1〜8−nを備えたことを
特徴とする。 【効果】 n個の系列に分けてそれぞれ排他的論理和を
とっているので、連続nセルのバースト抜けがあっても
元のパケットを再生できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode)セルを用
いたデータパケット送受信装置に利用する。特に、セル
紛失回復手段に関する。
【0002】
【従来の技術】情報を固定長のセル単位に分割して送受
信し交換するATM(非同期転送モード)交換方式が、
次世代の広帯域通信の実現方式として有力視されてい
る。データパケットをATM交換網を用いて送信する場
合には、1セル長より長いデータパケットは複数のセル
に分割されて送信されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合に複数のセル
の内の一つのセルでも伝送路で紛失すれば該データパケ
ットは復元できなくなり、再送手順等を用いてもう一度
データパケットの全体が再送されることになる。セル長
は53バイト、セルの情報フィールドの長さは通常44
バイトであり、例えばパケット長が8Kバイトのデータ
パケットの場合だと約200セルに分割されることにな
るが、このうち1セルでも紛失するとこの約180セル
分をすべて再送しなおさなければならないことになる。
なおセルの紛失は連続してバースト的に起こることが多
い。
【0004】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、再送することなく紛失セルが再生できる手段をもつ
非同期転送モード通信方式を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、データパケッ
トを固定長のセルに分割して送信する送信手段を含む送
信装置と到来するセルを組み立ててデータパケットを再
生するパケット再生手段を含む受信装置とを備えた非同
期転送モード通信方式において、上記送信装置は、1以
上の整数nに対して送出順序がn−1個間隔である各セ
ルの情報ビットをビット毎に排他的論理和演算してn個
のビット列を生成し、このn個のビット列を情報とする
セルである回復セルを生成する回復セル生成手段を備
え、上記送信手段は、該データパケットの最後のセルを
送信し終わった後に上記回復セル生成手段で生成された
回復セルを送信する手段を備えたことを特徴とする。
【0006】ここで、上記受信装置は、n−1個おきに
受信したセルを情報ビット単位に排他的論理和演算して
n個のレジスタに蓄え、各n個おきのセルの系列中にセ
ル抜けが1セル以内であるときに、受信した回復セルを
該当するセル系列に対するレジスタ内の排他的論理和演
算値とさらに排他的論理和演算するセル紛失回復手段を
備えることが望ましい。
【0007】
【作用】本発明によれば、1データパケットから分割さ
れて送信された複数個のセルの内の連続するn個のセル
が紛失またはエラーであった場合に、再送することなく
もとのデータパケットが再生できる。以下、本発明の原
理を説明する。
【0008】N個の等しい長さ(M)のビット列{x
(1,1),x(2,1)・・,x(M,1)},{x
(1,2),x(2,2),・・・,x(M,2)},
・・・,{x(1,N),x(2,N),・・,x
(M,N)}があったとき、 y(j)=x(j,1)+x(j,2)+・・+x(j,N) (j=1,2,・・,M (ただし、+は排他的論理和演算を示す。) の演算で得られるy(j)が形成する長さMのビット列
{y(1),y(2),・・・,y(M)}を、N和ビ
ット列と呼ぶことにする。以上のように各ビット列のう
ちの任意のN−1個のビット列がわかったときに、この
N−1個のビット列と該N和ビット列をビット毎に排他
的論理和をとることにより残りの1個のビット列を得る
ことができる。
【0009】この原理に基づき、送信側で1データパケ
ットをセル化して送信する際にこれら全てのセルの排他
的論理和を計算して一緒に送信すると、受信側で一つの
セルが正しく届かなかった場合でも、残りのセルの排他
的論理和と最後に送信された全セルの排他的論理和との
排他的論理和をとることにより、紛失したセルがどれで
あっても回復することができる。さらに本発明では、n
−1個間隔のセル毎に別々に排他的論理和を計算して得
られるn個のビット列を送信するので、各n−1個間隔
のセル系列の中のセルが1つずつ紛失してももとのデー
タパケットを再生できる。典型的な例として、n個のセ
ルが連続してバースト的に紛失した場合でももとのパケ
ットが再生できることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。図1(a)はこの実施例の送信装置を示すブロック
図である。図1(b)はこの実施例の受信装置を示すブ
ロック図である。この実施例は、図1に示すように、デ
ータパケットを固定長のセルに分割して送信する送信手
段であるパケットバッファ1、セル生成器2、レジスタ
3および送信器5を含む送信装置と到来するセルを組み
立ててデータパケットを再生するパケット再生手段であ
る受信器6、セルヘッダチェック回路7およびパケット
組立バッファ9を含む受信装置とを備え、さらに、本発
明の特徴とする手段として、上記送信装置は、1以上の
整数nに対して送出順序がn−1個間隔である各セルの
情報ビットをビット毎に排他的論理和演算してn個のビ
ット列を生成し、このn個のビット列を情報とするセル
である回復セルを生成する回復セル生成手段である送信
排他的論理和回路4−1〜4〜nを備え、上記送信手段
は、該データパケットの最後のセルを送信し終わった後
に上記回復セル生成手段で生成された回復セルを送信す
る手段を備え、上記受信装置は、n−1個おきに受信し
たセルを情報ビット単位に排他的論理和演算してn個の
レジスタに蓄え、各n個おきのセルの系列中にセル抜け
が1セル以内であるときに、受信した回復セルを該当す
るセル系列に対するレジスタ内の排他的論理和演算値と
さらに排他的論理和演算するセル紛失回復手段である受
信排他的論理和回路8−1〜8〜nを備える。
【0011】次に、この実施例の動作を説明する。送信
すべきデータパケットはパケットバッファ1に入力さ
れ、パケットバッファ1を介してセル生成器2に入力さ
れる。セル生成器2は入力されるパケットのビットスト
リームの頭から固定長に区切り、セルヘッダおよびトレ
ーラを付加してセルを生成し、レジスタ3および送信排
他的論理和回路4−1〜4−nへ順に入力する。送信排
他的論理和回路4−1〜4−nへはセルが循環的にn−
1個間隔で入力される。すなわち、1番目、1+n番
目、1+2n番目、・・のセルは送信排他的論理和回路
4−1に入力され、2番目、2+n番目、2+2n番目
・・のセルは送信排他的論理和回路4−2に入力され
る。セルヘッダはバーチャルチャネル番号、シークエン
ス番号およびどのパケットから生成されたセルかを示す
パケット識別子を含む。トレイラはエラーチェックコー
ドを含む。レジスタ3に入力されたセルは送信器5を介
して回線に送出される。一方、送信排他的論理和回路4
−1〜4−nはそれぞれ内部に1セル長分のレジスタを
持ち、入力されたセルと該レジスタの内容を排他的論理
和した結果を該レジスタに蓄える。新たなパケットから
のセルが入力される前にレジスタの値はゼロにリセット
されている。入力パケットの最後のセルを送信すると、
セル生成器2は送信排他的論理和回路4−1〜4−nに
終了信号を入力する。送信排他的論理和回路4−1〜4
−nは、最後のセルの排他的論理和を計算した後に、各
内部のレジスタ内から送信排他的論理和回路4−1、4
−2、4−3・・の順に最終の排他的論理和をセル化し
て送信器5から回線に送出する。受信器6から入力され
たセルはセルヘッダチェック回路7に入力される。セル
ヘッダチェック回路7はセルのヘッダのエラーチェック
コードをチェックし、エラーセルは廃棄する。エラーで
ないセルはパケット識別子ごとにシークエンス番号に従
ってパケット組立バッファ9に格納するとともに受信排
他的論理和回路8−1〜8−nに入力される。受信排他
的論理和回路8−1〜8−nへは受信セルのシークエン
ス番号に従って循環的に入力される。すなわち、シーク
エンス番号が「1」のセルは受信排他的論理和回路8−
1に、番号が「2」のセルは受信排他的論理和回路8−
2に、番号が「i+n」のセルは受信排他的論理和回路
8−iにそれぞれ入力される。シークエンス番号が抜け
た場合には1セル分の領域をあけて次からのセルをパケ
ット組立バッファ9に格納するとともに、セル紛失が生
じたことおよび抜けシークエンス番号を内部レジスタに
記録する。受信排他的論理和回路8−1〜8−nはそれ
ぞれ内部に複数のセル長レジスタを持ち、入力されるセ
ルをパケット識別子毎別々に排他的論理和して蓄えてい
る。セルヘッダチェック回路7は、特定のパケットの情
報部の最終セルを受信した後に、蓄えてあるセル抜けの
シークエンス番号を調べ、「1」から「n−1」までの
各整数iに対してi+kn番目に当たるセル(「k」は
全ての整数)が二つ以上抜けた「i」がある場合にはパ
ケット組立バッファ9内の該当するパケットのセルを全
て廃棄し、それ以外の場合には、「1」から「n−1」
までの各整数iに対してi+kn番目に当たるセル
(「k」は全ての整数)が一つ抜けた全てのiに対し
て、以後送信されてくるi番目の排他的論理和セルを受
信排他的論理和回路8−1に入力して排他的論理和演算
を行い、その結果をパケット組立バッファ9の該当する
シークエンス番号の領域に格納する。これにより、連続
するnセルが紛失してもパケット組立バッファ内のパケ
ットが再生される。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ATM
交換システム内においてデータパケットをセルに分割し
て送信する際にn−1個間隔のセルをビット毎に排他的
論理和して得られるn個のビット列をセルにして余分に
送信するので、受信側ではn個までの連続セル抜けに対
して再送なしにもとのセルを復元することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1 パケットバッファ 2 セル生成器 3 レジスタ 4−1〜4−n 送信排他的論理和回路(送信XOR回
路) 5 送信器 6 受信器 7 セルヘッダチェック回路 8−1〜8−n 受信排他的論理和回路(受信XOR回
路) 9 パケット組立バッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データパケットを固定長のセルに分割し
    て送信する送信手段を含む送信装置と到来するセルを組
    み立ててデータパケットを再生するパケット再生手段を
    含む受信装置とを備えた非同期転送モード通信方式にお
    いて、 上記送信装置は、1以上の整数nに対して送出順序がn
    −1個間隔である各セルの情報ビットをビット毎に排他
    的論理和演算してn個のビット列を生成し、このn個の
    ビット列を情報とするセルである回復セルを生成する回
    復セル生成手段を備え、 上記送信手段は、該データパケットの最後のセルを送信
    し終わった後に上記回復セル生成手段で生成された回復
    セルを送信する手段を備えたことを特徴とする非同期転
    送モード通信方式。
  2. 【請求項2】 上記受信装置は、n−1個おきに受信し
    たセルを情報ビット単位に排他的論理和演算してn個の
    レジスタに蓄え、各n個おきのセルの系列中にセル抜け
    が1セル以内であるときに、受信した回復セルを該当す
    るセル系列に対するレジスタ内の排他的論理和演算値と
    さらに排他的論理和演算するセル紛失回復手段を備えた
    請求項1記載の非同期転送モード通信方式。
JP3102492A 1992-02-18 1992-02-18 非同期転送モード通信方式 Pending JPH05235979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3102492A JPH05235979A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 非同期転送モード通信方式

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JP3102492A JPH05235979A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 非同期転送モード通信方式

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JPH05235979A true JPH05235979A (ja) 1993-09-10

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ID=12319953

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JP3102492A Pending JPH05235979A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 非同期転送モード通信方式

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JP (1) JPH05235979A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055500A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Agere Systems Inc 誤り保護されたパケットベース・フレーム用の受信機
US8812866B2 (en) 2007-02-16 2014-08-19 Fujitsu Limited Method and apparatus for storing data

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US8812866B2 (en) 2007-02-16 2014-08-19 Fujitsu Limited Method and apparatus for storing data
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