JPH05235604A - 偏波切換器 - Google Patents
偏波切換器Info
- Publication number
- JPH05235604A JPH05235604A JP3165292A JP3165292A JPH05235604A JP H05235604 A JPH05235604 A JP H05235604A JP 3165292 A JP3165292 A JP 3165292A JP 3165292 A JP3165292 A JP 3165292A JP H05235604 A JPH05235604 A JP H05235604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- switching device
- polarization switching
- axial direction
- yokes
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、導波管内に偏波切換器を機械
的にも電気的にも強固に固定する。 【構成】 偏波切換器5の保持導波管11の外周面上に
コイルボビン13の両端側に夫々対向した状態で一対の
ヨーク17A,17Bをカシメ,圧入等により夫々嵌挿
固定させると共に、そのヨーク17A,17Bを夫々サ
ラバネ形状に形成して軸方向への弾性を持たせるように
する。そして、偏波切換器5を導波管部4内に挟持固定
する際にその偏波切換器5のヨーク17A,17B自体
を弾性変形させて挟持方向の寸法誤差を吸収する。
的にも電気的にも強固に固定する。 【構成】 偏波切換器5の保持導波管11の外周面上に
コイルボビン13の両端側に夫々対向した状態で一対の
ヨーク17A,17Bをカシメ,圧入等により夫々嵌挿
固定させると共に、そのヨーク17A,17Bを夫々サ
ラバネ形状に形成して軸方向への弾性を持たせるように
する。そして、偏波切換器5を導波管部4内に挟持固定
する際にその偏波切換器5のヨーク17A,17B自体
を弾性変形させて挟持方向の寸法誤差を吸収する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導波管内に挟持固定さ
れ、その導波管に入力される電波の偏波面を切り換える
偏波切換器に関するものである。
れ、その導波管に入力される電波の偏波面を切り換える
偏波切換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば放送衛星から送られてくる
衛星放送電波を受信するために、衛星放送受信用(以
下、「BS」という)アンテナとしてのパラボラアンテ
ナと共に用いられる一次放射器1は(図2参照)、パラ
ボラアンテナの反射鏡から円偏波の電波が入力されるホ
ーン部2と後段のBSコンバータ3の入力導波管に接続
される円形の導波管部4とで構成され、その導波管部4
内にファラデー効果を応用した偏波切換器5を設置して
水平偏波と垂直偏波の両方の電波を受信できるようにし
ている。
衛星放送電波を受信するために、衛星放送受信用(以
下、「BS」という)アンテナとしてのパラボラアンテ
ナと共に用いられる一次放射器1は(図2参照)、パラ
ボラアンテナの反射鏡から円偏波の電波が入力されるホ
ーン部2と後段のBSコンバータ3の入力導波管に接続
される円形の導波管部4とで構成され、その導波管部4
内にファラデー効果を応用した偏波切換器5を設置して
水平偏波と垂直偏波の両方の電波を受信できるようにし
ている。
【0003】そして、この偏波切換器5を導波管部4内
に設置するのに、図3に示すような構成のものを既に提
案していた(平成3年3月5日付出願の特願平3−65
440号参照)。即ち、導波管部4の内壁に凹所6を形
成すると共にこの導波管部4を第1,第2導波管4A,
4Bの2つに分けて、この第1,第2導波管4A,4B
の連結部分に夫々形成された鍔部7,8を取付螺子9
A,9Bにより締め付け固定してその凹所6内に偏波切
換器5の両端外縁を入り込ませることで、偏波切換器5
を導波管部4内に軸方向から挟持固定するようにしてい
た。ここで、偏波切換器5はフェライト棒10を同軸に
なるよう嵌入保持する保持導波管11と、この保持導波
管11の外周面上に嵌挿されフェライト棒10の軸方向
に静磁界を与えるためのコイル12が巻装されるコイル
ボビン13と、このコイルボビン13の両端側に夫々対
向した状態で保持導波管11の外周面上に夫々嵌挿され
る一対の鍔状のヨーク14A,14Bとで構成されてお
り、この偏波切換器5の両端外縁を形成する一対のヨー
ク14A,14Bを保持導波管11の外周面上でその軸
方向に変移自在に嵌挿すると共に、そのヨーク14A,
14Bとコイルボビン13の端面との間にゴム等の円板
状の弾性体15A,15Bを配するようにしている。
尚、保持導波管11はコイル12により発生した静磁界
を短絡させることなくフェライト棒10に導くためにア
ルミパイプ等の非磁性体の金属材料で形成されており、
またカシメ部16A,16Bによってその外周面上に嵌
挿したヨーク14A,14Bが弾性体15A,15Bの
弾性力にて外れないようにしている。
に設置するのに、図3に示すような構成のものを既に提
案していた(平成3年3月5日付出願の特願平3−65
440号参照)。即ち、導波管部4の内壁に凹所6を形
成すると共にこの導波管部4を第1,第2導波管4A,
4Bの2つに分けて、この第1,第2導波管4A,4B
の連結部分に夫々形成された鍔部7,8を取付螺子9
A,9Bにより締め付け固定してその凹所6内に偏波切
換器5の両端外縁を入り込ませることで、偏波切換器5
を導波管部4内に軸方向から挟持固定するようにしてい
た。ここで、偏波切換器5はフェライト棒10を同軸に
なるよう嵌入保持する保持導波管11と、この保持導波
管11の外周面上に嵌挿されフェライト棒10の軸方向
に静磁界を与えるためのコイル12が巻装されるコイル
ボビン13と、このコイルボビン13の両端側に夫々対
向した状態で保持導波管11の外周面上に夫々嵌挿され
る一対の鍔状のヨーク14A,14Bとで構成されてお
り、この偏波切換器5の両端外縁を形成する一対のヨー
ク14A,14Bを保持導波管11の外周面上でその軸
方向に変移自在に嵌挿すると共に、そのヨーク14A,
14Bとコイルボビン13の端面との間にゴム等の円板
状の弾性体15A,15Bを配するようにしている。
尚、保持導波管11はコイル12により発生した静磁界
を短絡させることなくフェライト棒10に導くためにア
ルミパイプ等の非磁性体の金属材料で形成されており、
またカシメ部16A,16Bによってその外周面上に嵌
挿したヨーク14A,14Bが弾性体15A,15Bの
弾性力にて外れないようにしている。
【0004】従って、偏波切換器5を導波管部4内にそ
の軸方向から挟持固定する際に、一対のヨーク14A,
14Bの間隔により決まる偏波切換器5の軸方向長と凹
所6の軸方向長との間に寸法誤差が生じ、例えば偏波切
換器5の軸方向長の方が若干大きくなった場合には、こ
の偏波切換器5を第1,第2導波管4A,4Bの間に配
して、その導波管4A,4Bの鍔部7,8を取付螺子9
A,9Bにより締め付け固定すると、両側のヨーク14
A,14Bが弾性体15A,15Bを圧迫しながら保持
導波管11の外周面上を軸方向に変移(この場合、摺
動)して凹所6内に入り込むことで、このヨーク14
A,14Bを介して偏波切換器5は導波管部4内に軸方
向から挟持固定されることになる。
の軸方向から挟持固定する際に、一対のヨーク14A,
14Bの間隔により決まる偏波切換器5の軸方向長と凹
所6の軸方向長との間に寸法誤差が生じ、例えば偏波切
換器5の軸方向長の方が若干大きくなった場合には、こ
の偏波切換器5を第1,第2導波管4A,4Bの間に配
して、その導波管4A,4Bの鍔部7,8を取付螺子9
A,9Bにより締め付け固定すると、両側のヨーク14
A,14Bが弾性体15A,15Bを圧迫しながら保持
導波管11の外周面上を軸方向に変移(この場合、摺
動)して凹所6内に入り込むことで、このヨーク14
A,14Bを介して偏波切換器5は導波管部4内に軸方
向から挟持固定されることになる。
【0005】その結果、挟持方向の寸法誤差がヨーク1
4A,14Bを塑性変形させることなく吸収されること
になると共に、その凹所6内で一対のヨーク14A,1
4Bが両導波管4A,4Bと弾性体15A,15Bによ
って常に弾性的に当接した状態になるので、偏波切換器
5は導波管部4内において機械的に強固に挟持固定され
ることになる。また、偏波切換器5はそのヨーク14
A,14Bがコイル12により発生した静磁界をフェラ
イト棒10に導き易くするために鉄等の強磁性体の金属
材料で形成されていることから、このヨーク14A,1
4Bによって導波管部4と保持導波管11との電気的な
接続(即ち、アース)もなされることになる。
4A,14Bを塑性変形させることなく吸収されること
になると共に、その凹所6内で一対のヨーク14A,1
4Bが両導波管4A,4Bと弾性体15A,15Bによ
って常に弾性的に当接した状態になるので、偏波切換器
5は導波管部4内において機械的に強固に挟持固定され
ることになる。また、偏波切換器5はそのヨーク14
A,14Bがコイル12により発生した静磁界をフェラ
イト棒10に導き易くするために鉄等の強磁性体の金属
材料で形成されていることから、このヨーク14A,1
4Bによって導波管部4と保持導波管11との電気的な
接続(即ち、アース)もなされることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来構成の偏波切換器では、その保持導波管の外周面上
に一対のヨークを変移自在に嵌挿させる必要上、その保
持導波管とヨーク間の嵌合を十分密にすることができ
ず、即ち保持導波管とヨークとの間に隙間を生じ、この
隙間にて保持導波管とヨーク間での電気的接続が不安定
になったり電波洩れが生じたりする虞れがあり、特性上
問題となっていた。更に、保持導波管とヨーク間での適
切な嵌合を得るために極めて高い加工精度と組立精度を
必要とすると共に、別途弾性体を必要とするため、部品
点数やコストの増加と共に構造の複雑化を来たしてい
た。
従来構成の偏波切換器では、その保持導波管の外周面上
に一対のヨークを変移自在に嵌挿させる必要上、その保
持導波管とヨーク間の嵌合を十分密にすることができ
ず、即ち保持導波管とヨークとの間に隙間を生じ、この
隙間にて保持導波管とヨーク間での電気的接続が不安定
になったり電波洩れが生じたりする虞れがあり、特性上
問題となっていた。更に、保持導波管とヨーク間での適
切な嵌合を得るために極めて高い加工精度と組立精度を
必要とすると共に、別途弾性体を必要とするため、部品
点数やコストの増加と共に構造の複雑化を来たしてい
た。
【0007】本発明はこのような点に鑑み成されたもの
であって、構成が簡素化でき、更に導波管内に機械的に
も、電気的にもより強固に固定することができる偏波切
換器を提供することを目的とするものである。
であって、構成が簡素化でき、更に導波管内に機械的に
も、電気的にもより強固に固定することができる偏波切
換器を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明では、導波管内に挟持固定され、その導波管
に入力される電波の偏波面を切り換える偏波切換器にお
いて、フェライト棒を同軸になるよう嵌入保持する保持
導波管と、この保持導波管の外周面上に嵌挿されフェラ
イト棒の軸方向に静磁界を与えるためのコイルが巻装さ
れるコイルボビンと、このコイルボビンの両端側に夫々
対向した状態で保持導波管の外周面上に夫々嵌挿固定さ
れ前記導波管内においてその両端側から軸方向に挟持さ
れるヨークとからなり、この少なくとも一端側のヨーク
に軸方向への弾性を持たせた構成としたものである。具
体的には、少なくとも一端側のヨークを、サラバネ形状
に形成して軸方向への弾性を持たせるようにしたもの
で、例えばこのような構成の偏波切換器をBSコンバー
タの入力導波管に接続される一次放射器の導波管部内に
挟持固定するようにしたものである。
ため本発明では、導波管内に挟持固定され、その導波管
に入力される電波の偏波面を切り換える偏波切換器にお
いて、フェライト棒を同軸になるよう嵌入保持する保持
導波管と、この保持導波管の外周面上に嵌挿されフェラ
イト棒の軸方向に静磁界を与えるためのコイルが巻装さ
れるコイルボビンと、このコイルボビンの両端側に夫々
対向した状態で保持導波管の外周面上に夫々嵌挿固定さ
れ前記導波管内においてその両端側から軸方向に挟持さ
れるヨークとからなり、この少なくとも一端側のヨーク
に軸方向への弾性を持たせた構成としたものである。具
体的には、少なくとも一端側のヨークを、サラバネ形状
に形成して軸方向への弾性を持たせるようにしたもの
で、例えばこのような構成の偏波切換器をBSコンバー
タの入力導波管に接続される一次放射器の導波管部内に
挟持固定するようにしたものである。
【0009】
【作用】このような構成の偏波切換器では、その両端側
のヨークを保持導波管の外周面上に夫々嵌挿固定するよ
うにしているので、保持導波管とヨーク間での電気的接
続の安定化と電波洩れの防止が行なえることになる。そ
して、その両端側のヨークをサラバネ形状に形成して軸
方向への弾性を持たせるようにしているので、このよう
な偏波切換器を導波管内に挟持固定するためにその両端
側のヨークを軸方向から挟持すると、そのヨークが軸方
向に弾性変形して寸法誤差を吸収することになり、その
弾性的当接によって導波管とヨークとが機械的,電気的
に強固に固定されることになる。
のヨークを保持導波管の外周面上に夫々嵌挿固定するよ
うにしているので、保持導波管とヨーク間での電気的接
続の安定化と電波洩れの防止が行なえることになる。そ
して、その両端側のヨークをサラバネ形状に形成して軸
方向への弾性を持たせるようにしているので、このよう
な偏波切換器を導波管内に挟持固定するためにその両端
側のヨークを軸方向から挟持すると、そのヨークが軸方
向に弾性変形して寸法誤差を吸収することになり、その
弾性的当接によって導波管とヨークとが機械的,電気的
に強固に固定されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面と共に
説明する。尚、従来と同一部分については同一符号を付
すと共にその説明を省略する。本実施例では、偏波切換
器を導波管部内に挟持固定する際にその偏波切換器のヨ
ーク自体を弾性変形させて挟持方向の寸法誤差を吸収す
るようにしたもので、具体的には図1に示すように偏波
切換器5の保持導波管11の外周面上にコイルボビン1
3の両端側に夫々対向した状態で一対のヨーク17A,
17Bをカシメ,圧入等により夫々嵌挿固定させると共
に、そのヨーク17A,17Bを夫々サラバネ形状に形
成して軸方向への弾性を持たせるようにしたものであ
る。
説明する。尚、従来と同一部分については同一符号を付
すと共にその説明を省略する。本実施例では、偏波切換
器を導波管部内に挟持固定する際にその偏波切換器のヨ
ーク自体を弾性変形させて挟持方向の寸法誤差を吸収す
るようにしたもので、具体的には図1に示すように偏波
切換器5の保持導波管11の外周面上にコイルボビン1
3の両端側に夫々対向した状態で一対のヨーク17A,
17Bをカシメ,圧入等により夫々嵌挿固定させると共
に、そのヨーク17A,17Bを夫々サラバネ形状に形
成して軸方向への弾性を持たせるようにしたものであ
る。
【0011】従って、偏波切換器5を導波管部4内にそ
の軸方向から挟持固定する際に、一対のヨーク17A,
17Bの間隔により決まる偏波切換器5の軸方向長と凹
所6の軸方向長との間に寸法誤差が生じ、例えば偏波切
換器5の軸方向長の方が若干大きくなった場合には、こ
の偏波切換器5を第1,第2導波管4A,4Bの間に配
して、その導波管4A,4Bの鍔部7,8を取付螺子9
A,9Bにより締め付け固定すると、両側のヨーク17
A,17Bが弾性変形しながら凹所6内に入り込むこと
で、このヨーク17A,17Bを介して偏波切換器5は
導波管部4内に軸方向から挟持固定されることになる。
の軸方向から挟持固定する際に、一対のヨーク17A,
17Bの間隔により決まる偏波切換器5の軸方向長と凹
所6の軸方向長との間に寸法誤差が生じ、例えば偏波切
換器5の軸方向長の方が若干大きくなった場合には、こ
の偏波切換器5を第1,第2導波管4A,4Bの間に配
して、その導波管4A,4Bの鍔部7,8を取付螺子9
A,9Bにより締め付け固定すると、両側のヨーク17
A,17Bが弾性変形しながら凹所6内に入り込むこと
で、このヨーク17A,17Bを介して偏波切換器5は
導波管部4内に軸方向から挟持固定されることになる。
【0012】このようにすると、ヨーク17A,17B
と保持導波管11との嵌合を隙間等を生じることのない
ように十分密にすることができると共に、導波管部4の
凹所6内にその両端側のヨーク17A,17Bを弾性的
に当接させることができるので、偏波切換器5は導波管
部4内においてガタツキや電波洩れ等を生じることなく
機械的に強固に挟持固定されることになると共に、その
保持導波管11がヨーク17A,17Bを介して導波管
部4と電気的に接続されて確実にアースされることにな
る。
と保持導波管11との嵌合を隙間等を生じることのない
ように十分密にすることができると共に、導波管部4の
凹所6内にその両端側のヨーク17A,17Bを弾性的
に当接させることができるので、偏波切換器5は導波管
部4内においてガタツキや電波洩れ等を生じることなく
機械的に強固に挟持固定されることになると共に、その
保持導波管11がヨーク17A,17Bを介して導波管
部4と電気的に接続されて確実にアースされることにな
る。
【0013】以上、本実施例では両端側のヨークに軸方
向への弾性を持たせるようにしたが、一端側のヨークだ
けであっても良く、またその形状もサラバネ形状に限定
されるものではなく、軸方向への弾性を有する形状であ
れば良い。
向への弾性を持たせるようにしたが、一端側のヨークだ
けであっても良く、またその形状もサラバネ形状に限定
されるものではなく、軸方向への弾性を有する形状であ
れば良い。
【0014】
【発明の効果】上述した如く本発明によれば、導波管内
に挟持固定される偏波切換器のヨーク自体に弾性を持た
せて、その挟持固定の際の寸法誤差をヨークの弾性変形
にて吸収するようにしているので、部品点数の削減や構
成の簡素化が行なえ、その加工や組立を容易にすること
ができる。そして、このような構成ではヨークが導波管
に弾接することによってヨークと導波管との機械的,電
気的接続を強固にすることができると共に、ヨークを保
持導波管の外周面上に嵌挿固定してヨークと保持導波管
との機械的,電気的接続も強固にすることができるの
で、導波管内に偏波切換器を機械的にも、電気的にも強
固に固定してガタツキや電波洩れ,アースの不安定化等
を確実に防止することができる。
に挟持固定される偏波切換器のヨーク自体に弾性を持た
せて、その挟持固定の際の寸法誤差をヨークの弾性変形
にて吸収するようにしているので、部品点数の削減や構
成の簡素化が行なえ、その加工や組立を容易にすること
ができる。そして、このような構成ではヨークが導波管
に弾接することによってヨークと導波管との機械的,電
気的接続を強固にすることができると共に、ヨークを保
持導波管の外周面上に嵌挿固定してヨークと保持導波管
との機械的,電気的接続も強固にすることができるの
で、導波管内に偏波切換器を機械的にも、電気的にも強
固に固定してガタツキや電波洩れ,アースの不安定化等
を確実に防止することができる。
【図1】 本発明偏波切換器の挟持固定例を示す図。
【図2】 一次放射器の構造を示す図。
【図3】 従来の偏波切換器の挟持固定例を示す図。
1 一次放射器 2 ホーン部 4 導波管部 5 偏波切換器 10 フェライト棒 11 保持導波管 13 コイルボビン 17A,17B ヨーク
Claims (3)
- 【請求項1】 導波管内に挟持固定され、その導波管に
入力される電波の偏波面を切り換える偏波切換器におい
て、フェライト棒を同軸になるよう嵌入保持する保持導
波管と、この保持導波管の外周面上に嵌挿されフェライ
ト棒の軸方向に静磁界を与えるためのコイルが巻装され
るコイルボビンと、このコイルボビンの両端側に夫々対
向した状態で保持導波管の外周面上に夫々嵌挿固定され
前記導波管内においてその両端側から軸方向に挟持され
るヨークとからなり、この少なくとも一端側のヨークに
軸方向への弾性を持たせた構成としたことを特徴とする
偏波切換器。 - 【請求項2】 前記した少なくとも一端側のヨークを、
サラバネ形状に形成して軸方向への弾性を持たせたこと
を特徴とする請求項1に記載の偏波切換器。 - 【請求項3】 衛星放送受信用アンテナの反射鏡から円
偏波の電波が入力されるホーン部と、衛星放送受信用コ
ンバータの入力導波管に接続される導波管部とで構成さ
れる一次放射器の導波管部内に挟持固定されることを特
徴とする請求項1に記載の偏波切換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3165292A JPH05235604A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 偏波切換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3165292A JPH05235604A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 偏波切換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05235604A true JPH05235604A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12337105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3165292A Pending JPH05235604A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 偏波切換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05235604A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985002168A1 (en) * | 1983-11-09 | 1985-05-23 | Ford Motor Company | Tape deck with take-up reel rotation sensor configured to prevent tape windup on the capstan or pinch roller |
US6499346B1 (en) * | 1998-03-28 | 2002-12-31 | Endress + Hauser Gmbh + Co. | Filling level measuring device operating with microwaves |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP3165292A patent/JPH05235604A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985002168A1 (en) * | 1983-11-09 | 1985-05-23 | Ford Motor Company | Tape deck with take-up reel rotation sensor configured to prevent tape windup on the capstan or pinch roller |
US6499346B1 (en) * | 1998-03-28 | 2002-12-31 | Endress + Hauser Gmbh + Co. | Filling level measuring device operating with microwaves |
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