JPH0523509A - 浴槽の浄化装置 - Google Patents
浴槽の浄化装置Info
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- JPH0523509A JPH0523509A JP18505591A JP18505591A JPH0523509A JP H0523509 A JPH0523509 A JP H0523509A JP 18505591 A JP18505591 A JP 18505591A JP 18505591 A JP18505591 A JP 18505591A JP H0523509 A JPH0523509 A JP H0523509A
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- tank
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- filter tank
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ろ材を確実に逆洗浄できてろ過性能の低下を
来さないようにする。 【構成】 浴槽１に設けた吸い込み口２と吐水口３とを
循環流路４により接続する。循環流路４の途中に砂ろ過
槽５を設けて浴槽１の湯水を循環流路４に流して砂ろ過
槽５によりろ過する。ろ過時には砂ろ過槽５の上の入口
６から砂ろ過槽５内を通って砂ろ過槽５の下の出口７か
ら流れ且つ砂ろ過槽５内のろ材８の逆洗浄時には下の出
口７から砂ろ過槽５内を通って砂ろ過槽５の上の入口６
から流れるようにする。砂ろ過槽５内のろ材８を入れる
ろ材収納部１６を略逆錐台状の空所とする。
来さないようにする。 【構成】 浴槽１に設けた吸い込み口２と吐水口３とを
循環流路４により接続する。循環流路４の途中に砂ろ過
槽５を設けて浴槽１の湯水を循環流路４に流して砂ろ過
槽５によりろ過する。ろ過時には砂ろ過槽５の上の入口
６から砂ろ過槽５内を通って砂ろ過槽５の下の出口７か
ら流れ且つ砂ろ過槽５内のろ材８の逆洗浄時には下の出
口７から砂ろ過槽５内を通って砂ろ過槽５の上の入口６
から流れるようにする。砂ろ過槽５内のろ材８を入れる
ろ材収納部１６を略逆錐台状の空所とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽の湯水を濾過して
再び浴槽に返すための浴槽の浄化装置に関するものであ
る。
再び浴槽に返すための浴槽の浄化装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来から、浴槽に設けた吸い込み口と吐
水口とにそれぞれ循環流路の両端部を接続し、循環流路
の途中に循環ポンプ、砂ろ過槽を配置し、浴槽内の湯水
を循環ポンプにより循環流路を介して循環させて再び浴
槽に返送し、この循環流路を通過する際に途中に設けた
砂ろ過槽により浴槽の湯水をろ過して浄化した湯水を再
び浴槽内に返送することで、長時間にわたり入浴ができ
るようにするものが知られている。そして、砂ろ過槽内
のろ材には汚れが付着するので、時々、砂ろ過槽内に出
口側から入口側にかけての逆の流れを流していわゆる逆
洗浄をおこなってろ材に付着した汚れを剥離させて洗い
流すようにしている。
水口とにそれぞれ循環流路の両端部を接続し、循環流路
の途中に循環ポンプ、砂ろ過槽を配置し、浴槽内の湯水
を循環ポンプにより循環流路を介して循環させて再び浴
槽に返送し、この循環流路を通過する際に途中に設けた
砂ろ過槽により浴槽の湯水をろ過して浄化した湯水を再
び浴槽内に返送することで、長時間にわたり入浴ができ
るようにするものが知られている。そして、砂ろ過槽内
のろ材には汚れが付着するので、時々、砂ろ過槽内に出
口側から入口側にかけての逆の流れを流していわゆる逆
洗浄をおこなってろ材に付着した汚れを剥離させて洗い
流すようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来例にあっては、ろ材同士が汚れにより付着しあって固
着してしまい、逆洗浄をしても固着したろ材を舞い上が
らせて十分に汚れを除去できないという問題があった。
特に、逆洗浄流の圧力分布が不均一であるため、ろ材が
不均一にろ過され、ろ材の詰まりが不均一となり、これ
らの理由により、逆洗浄時にろ材の流動しにくい部分が
できて汚れが十分放出されないという問題がある。そし
て、一度このような事態になると、詰まり具合がますま
す不均一となって詰まり部分に細菌が繁殖して最終的に
ろ材全体が固着を起こすという問題がある。図６には上
記の作用を説明しており、図６（ａ）はろ材８は流動的
であるが一部動きにくいところがある。図６（ｂ）は流
動的な部分と流れにくい部分とに別れる（ここでハッチ
ング部分が流れにくいところを示している）。図６
（ｃ）は水の通りやすいところ以外は動かなくなること
を示している。図６（ｄ）は完全に水の道ができ、ろ材
８の殆どは固まってしまってろ過性能低下状態を示して
いる。図６において、５は砂ろ過槽を示し、６は通常の
循環時の入口、７は出口を示している。
来例にあっては、ろ材同士が汚れにより付着しあって固
着してしまい、逆洗浄をしても固着したろ材を舞い上が
らせて十分に汚れを除去できないという問題があった。
特に、逆洗浄流の圧力分布が不均一であるため、ろ材が
不均一にろ過され、ろ材の詰まりが不均一となり、これ
らの理由により、逆洗浄時にろ材の流動しにくい部分が
できて汚れが十分放出されないという問題がある。そし
て、一度このような事態になると、詰まり具合がますま
す不均一となって詰まり部分に細菌が繁殖して最終的に
ろ材全体が固着を起こすという問題がある。図６には上
記の作用を説明しており、図６（ａ）はろ材８は流動的
であるが一部動きにくいところがある。図６（ｂ）は流
動的な部分と流れにくい部分とに別れる（ここでハッチ
ング部分が流れにくいところを示している）。図６
（ｃ）は水の通りやすいところ以外は動かなくなること
を示している。図６（ｄ）は完全に水の道ができ、ろ材
８の殆どは固まってしまってろ過性能低下状態を示して
いる。図６において、５は砂ろ過槽を示し、６は通常の
循環時の入口、７は出口を示している。
【０００４】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、ろ材を
確実に逆洗浄できてろ過性能の低下を来さないようにで
きる浴槽の浄化装置を提供するにある。
明したものであって、その目的とするところは、ろ材を
確実に逆洗浄できてろ過性能の低下を来さないようにで
きる浴槽の浄化装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の浴槽の浄化装置
は、浴槽１に設けた吸い込み口２と吐水口３とを循環流
路４により接続し、この循環流路４の途中に砂ろ過槽５
を設けて浴槽１の湯水を循環流路４に流して砂ろ過槽５
によりろ過するものであって、ろ過時には砂ろ過槽５の
上の入口６から砂ろ過槽５内を通って砂ろ過槽５の下の
出口７から流れ且つ砂ろ過槽５内のろ材８の逆洗浄時に
は下の出口７から砂ろ過槽５内を通って砂ろ過槽５の上
の入口６から流れるようにしたものにおいて、砂ろ過槽
５内のろ材８を入れるろ材収納部１６を略逆錐台状の空
所として成ることを特徴とするものであって、このよう
な構成を採用することで、上記した従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成したものである。
は、浴槽１に設けた吸い込み口２と吐水口３とを循環流
路４により接続し、この循環流路４の途中に砂ろ過槽５
を設けて浴槽１の湯水を循環流路４に流して砂ろ過槽５
によりろ過するものであって、ろ過時には砂ろ過槽５の
上の入口６から砂ろ過槽５内を通って砂ろ過槽５の下の
出口７から流れ且つ砂ろ過槽５内のろ材８の逆洗浄時に
は下の出口７から砂ろ過槽５内を通って砂ろ過槽５の上
の入口６から流れるようにしたものにおいて、砂ろ過槽
５内のろ材８を入れるろ材収納部１６を略逆錐台状の空
所として成ることを特徴とするものであって、このよう
な構成を採用することで、上記した従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成したものである。
【０００６】
【作用】しかして、吸い込み口２から吸い込んだ浴槽１
の湯水を砂ろ過槽５でろ過して吐水口３から浴槽１に返
送するものである。そして、砂ろ過槽５のろ材８の逆洗
浄をするには、砂ろ過槽５の出口７から入口６側にかけ
て逆の流れを生じさせてろ過槽５内のろ材８を攪拌して
ろ材８同士を衝突させることでろ材８に付着している汚
れを剥離して流出させるものである。この時ろ材８を入
れている部分が逆錐台状をしているので、略逆錐台状と
なったろ材８を収納するろ材収納部１６の下部の開口が
狭くて縮流された流れが下から流入して逆錐台状のろ材
収納部１６内において対流を起こしてろ材８を攪乱して
ろ材８同士が汚れを介して固着することがなく、効果的
に汚れを剥離することができるようになった。
の湯水を砂ろ過槽５でろ過して吐水口３から浴槽１に返
送するものである。そして、砂ろ過槽５のろ材８の逆洗
浄をするには、砂ろ過槽５の出口７から入口６側にかけ
て逆の流れを生じさせてろ過槽５内のろ材８を攪拌して
ろ材８同士を衝突させることでろ材８に付着している汚
れを剥離して流出させるものである。この時ろ材８を入
れている部分が逆錐台状をしているので、略逆錐台状と
なったろ材８を収納するろ材収納部１６の下部の開口が
狭くて縮流された流れが下から流入して逆錐台状のろ材
収納部１６内において対流を起こしてろ材８を攪乱して
ろ材８同士が汚れを介して固着することがなく、効果的
に汚れを剥離することができるようになった。
【０００７】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。浴槽１の側壁には吸い込み口２と吐水口３
とが設けてある。この浴槽１に設けた吸い込み口２と吐
水口３とが循環流路４により接続してある。循環流路４
の途中には吸い込み口２側から吐水口３側にかけて順に
循環ポンプ９、砂ろ過槽５が配置してある。砂ろ過槽５
の入口６側には循環流路４から分岐する排出部１０が設
けてあり、この分岐部分に三方弁よりなる第１切り替え
弁１１が設けてある。循環流路４の循環ポンプ９と入口
６との間と上記出口７側の循環流路４との間には接続管
１２が連通接続してあり、接続管１２の出口７側の連通
部分においては三方弁よりなる第２切り換え弁１３が設
けてある。
て詳述する。浴槽１の側壁には吸い込み口２と吐水口３
とが設けてある。この浴槽１に設けた吸い込み口２と吐
水口３とが循環流路４により接続してある。循環流路４
の途中には吸い込み口２側から吐水口３側にかけて順に
循環ポンプ９、砂ろ過槽５が配置してある。砂ろ過槽５
の入口６側には循環流路４から分岐する排出部１０が設
けてあり、この分岐部分に三方弁よりなる第１切り替え
弁１１が設けてある。循環流路４の循環ポンプ９と入口
６との間と上記出口７側の循環流路４との間には接続管
１２が連通接続してあり、接続管１２の出口７側の連通
部分においては三方弁よりなる第２切り換え弁１３が設
けてある。
【０００８】砂ろ過槽５のろ材８を入れる部分は逆錐台
状となっている。図１に示す実施例では砂ろ過槽５のケ
ース１４内の上部と下部とにそれぞれ多孔板よりなる整
流板１５（この整流板１５としては殺菌性を考慮すると
銅製のものが好ましい）を張設してあり、ケース１４の
中央部に略逆円錐台状の空所となったろ材収納部１６が
設けてあって、この略逆円錐台状の空所となったろ材収
納部１６内にろ材８が収納してある。略逆円錐台状の空
所よりなるろ材収納部１６の下部の開口の最も径が小さ
くなった部分にろ材支持網１７が張設してある。このろ
材支持網１７も殺菌性を考慮すると銅製のものが好まし
い。そして、ろ材収納部１６の下部にはろ材収納部１６
に連続して略円錐台状をしたガイド用通路１８が連続し
て設けてある。
状となっている。図１に示す実施例では砂ろ過槽５のケ
ース１４内の上部と下部とにそれぞれ多孔板よりなる整
流板１５（この整流板１５としては殺菌性を考慮すると
銅製のものが好ましい）を張設してあり、ケース１４の
中央部に略逆円錐台状の空所となったろ材収納部１６が
設けてあって、この略逆円錐台状の空所となったろ材収
納部１６内にろ材８が収納してある。略逆円錐台状の空
所よりなるろ材収納部１６の下部の開口の最も径が小さ
くなった部分にろ材支持網１７が張設してある。このろ
材支持網１７も殺菌性を考慮すると銅製のものが好まし
い。そして、ろ材収納部１６の下部にはろ材収納部１６
に連続して略円錐台状をしたガイド用通路１８が連続し
て設けてある。
【０００９】ところで、ろ材収納部１６内に収納される
ろ材８としては砂、ビーズ、その他の粒状物が使用され
る。しかして、浴槽１の湯水を循環させながら浄化する
には、図３に示すように第１切り換え弁１１、第２切り
換え弁１３を切り換えて、循環ポンプ９を運転して図３
の矢印のように浴槽１内の湯水を循環流路４を循環させ
ることで、砂ろ過槽５の上部の入口６から砂ろ過槽５内
に流れ、砂ろ過槽５内のろ材８によりろ過して出口７か
ら流出させ、浄化した湯水を再び吐水口３から浴槽１内
に戻すものである。
ろ材８としては砂、ビーズ、その他の粒状物が使用され
る。しかして、浴槽１の湯水を循環させながら浄化する
には、図３に示すように第１切り換え弁１１、第２切り
換え弁１３を切り換えて、循環ポンプ９を運転して図３
の矢印のように浴槽１内の湯水を循環流路４を循環させ
ることで、砂ろ過槽５の上部の入口６から砂ろ過槽５内
に流れ、砂ろ過槽５内のろ材８によりろ過して出口７か
ら流出させ、浄化した湯水を再び吐水口３から浴槽１内
に戻すものである。
【００１０】一方、砂ろ過槽５内のろ材８を逆洗浄する
には、図４に示すように１切り換え弁１１、第２切り換
え弁１３を切り換えて、循環ポンプ９を運転して図４の
矢印のように浴槽１内の湯水を砂ろ過槽５の下部の出口
７から砂ろ過槽５内に流し、砂ろ過槽５内を通過してろ
材８を逆洗浄してろ材８に付着している汚れを落とし、
剥離した汚れと共に上部の入口６から流出させて排出部
１０に流して外部に排出するものである。
には、図４に示すように１切り換え弁１１、第２切り換
え弁１３を切り換えて、循環ポンプ９を運転して図４の
矢印のように浴槽１内の湯水を砂ろ過槽５の下部の出口
７から砂ろ過槽５内に流し、砂ろ過槽５内を通過してろ
材８を逆洗浄してろ材８に付着している汚れを落とし、
剥離した汚れと共に上部の入口６から流出させて排出部
１０に流して外部に排出するものである。
【００１１】この場合、図２に示すようにろ材８を収納
しているろ材収納１６が略逆円錐台状の空所となってい
るので略逆円錐台状のろ材収納部１６の下部に開口の狭
い所から勢いよくろ材収納部１６内に流れ込んだ湯水は
ろ材収納部１６内が略逆円錐台状の空所となっているこ
とからこの内部で図２の矢印に示すように対流を起こし
てろ材８を攪乱してろ材８から汚れを剥離し、ろ材８同
士が汚れを介して固着し合うようなことがなく、ろ材８
全体が攪拌されて汚れを剥離して剥離された汚れは入口
６、排出部１０の順に外部に排出されるものである。こ
こで、図に示すように略逆円錐台状をしたろ材収納部１
６の下部にはろ材収納部１６に連続して略円錐台状をし
たガイド用通路１８が連続して設けておくと、逆洗浄時
にろ材収納部１６の下部の最小径の開口部分における縮
流がより助長されてより加速された状態で略逆円錐台状
をしたろ材収納部１６に水流を流すことができるもので
ある。
しているろ材収納１６が略逆円錐台状の空所となってい
るので略逆円錐台状のろ材収納部１６の下部に開口の狭
い所から勢いよくろ材収納部１６内に流れ込んだ湯水は
ろ材収納部１６内が略逆円錐台状の空所となっているこ
とからこの内部で図２の矢印に示すように対流を起こし
てろ材８を攪乱してろ材８から汚れを剥離し、ろ材８同
士が汚れを介して固着し合うようなことがなく、ろ材８
全体が攪拌されて汚れを剥離して剥離された汚れは入口
６、排出部１０の順に外部に排出されるものである。こ
こで、図に示すように略逆円錐台状をしたろ材収納部１
６の下部にはろ材収納部１６に連続して略円錐台状をし
たガイド用通路１８が連続して設けておくと、逆洗浄時
にろ材収納部１６の下部の最小径の開口部分における縮
流がより助長されてより加速された状態で略逆円錐台状
をしたろ材収納部１６に水流を流すことができるもので
ある。
【００１２】図５には本発明の他の実施例が示してあ
る。この実施例においては、略逆円錐台状の空所となっ
たろ材収納部１６を複数個設けた実施例が示してあり、
このようにして略逆円錐台状の空所となったろ材収納部
１６を複数個設けると、一つのろ材収納部１６当たりの
ろ材８の量が少なく、したがって、ろ材収納部１６の下
部の小径となった開口からろ材収納部１６内に流入する
流れで確実にろ材８を攪拌して汚れを落とすことができ
るものである。
る。この実施例においては、略逆円錐台状の空所となっ
たろ材収納部１６を複数個設けた実施例が示してあり、
このようにして略逆円錐台状の空所となったろ材収納部
１６を複数個設けると、一つのろ材収納部１６当たりの
ろ材８の量が少なく、したがって、ろ材収納部１６の下
部の小径となった開口からろ材収納部１６内に流入する
流れで確実にろ材８を攪拌して汚れを落とすことができ
るものである。
【００１３】なお、上記実施例においてはろ材収納部１
６が略逆円錐台状の空所となった例を示しているが、本
発明においては逆円錐台状以外の他の錐台の空所であっ
てもよいものである。
６が略逆円錐台状の空所となった例を示しているが、本
発明においては逆円錐台状以外の他の錐台の空所であっ
てもよいものである。
【００１４】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のようにろ過時
には砂ろ過槽の上の入口から砂ろ過槽内を通って砂ろ過
槽の下の出口から流れ且つ砂ろ過槽内のろ材の逆洗浄時
には下の出口から砂ろ過槽内を通って砂ろ過槽の上の入
口から流れるようにしたものにおいて、砂ろ過槽内のろ
材を入れるろ材収納部を略逆錐台状の空所としてあるの
で、略逆錐台状となったろ材を収納するろ材収納部の下
部の開口が狭くて縮流された流れが下から流入して逆錐
台状のろ材収納部内において対流を起こしてろ材を攪乱
してろ材同士が汚れを介して固着することがなく、効果
的に汚れを剥離することができるものである。
には砂ろ過槽の上の入口から砂ろ過槽内を通って砂ろ過
槽の下の出口から流れ且つ砂ろ過槽内のろ材の逆洗浄時
には下の出口から砂ろ過槽内を通って砂ろ過槽の上の入
口から流れるようにしたものにおいて、砂ろ過槽内のろ
材を入れるろ材収納部を略逆錐台状の空所としてあるの
で、略逆錐台状となったろ材を収納するろ材収納部の下
部の開口が狭くて縮流された流れが下から流入して逆錐
台状のろ材収納部内において対流を起こしてろ材を攪乱
してろ材同士が汚れを介して固着することがなく、効果
的に汚れを剥離することができるものである。
【図１】本発明の砂ろ過槽の断面図である。
【図２】同上の逆洗浄時の作用説明図である。
【図３】本発明の浄化時の全体説明図である。
【図４】同上の砂ろ過槽の逆洗浄時の全体説明図であ
る。
る。
【図５】本発明の他の実施例の砂ろ過槽を示し、（ａ）
は縦断面図であり、（ｂ）は平断面図である。
は縦断面図であり、（ｂ）は平断面図である。
【図６】（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）は従来例の逆
洗浄におけるろ材の固着の作用を示す説明図である。
洗浄におけるろ材の固着の作用を示す説明図である。
１ 浴槽 ２ 吸い込み口 ３ 吐水口 ４ 循環流路 ５ 砂ろ過槽 ６ 入口 ７ 出口 ８ ろ材 １６ ろ材収納部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成３年１０月７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来例にあっては、ろ材同士が汚れにより付着しあって固
着してしまい、逆洗浄をしても固着したろ材を舞い上が
らせて十分に汚れを除去できないという問題があった。
特に、逆洗浄流の圧力分布が不均一であるため、ろ材が
不均一に洗浄され、ろ材の詰まりが不均一となり、これ
らの理由により、逆洗浄時にろ材の流動しにくい部分が
できて汚れが十分放出されないという問題がある。そし
て、一度このような事態になると、詰まり具合がますま
す不均一となって詰まり部分に細菌が繁殖して最終的に
ろ材全体が固着を起こすという問題がある。図６には上
記の作用を説明しており、図６（ａ）はろ材８は流動的
であるが一部動きにくいところがある。図６（ｂ）は流
動的な部分と流れにくい部分とに別れる（ここでハッチ
ング部分が流れにくいところを示している）。図６
（ｃ）は水の通りやすいところ以外は動かなくなること
を示している。図６（ｄ）は完全に水の道ができ、ろ材
８の殆どは固まってしまってろ過性能低下状態を示して
いる。図６において、５は砂ろ過槽を示し、６は通常の
循環時の入口、７は出口を示している。
来例にあっては、ろ材同士が汚れにより付着しあって固
着してしまい、逆洗浄をしても固着したろ材を舞い上が
らせて十分に汚れを除去できないという問題があった。
特に、逆洗浄流の圧力分布が不均一であるため、ろ材が
不均一に洗浄され、ろ材の詰まりが不均一となり、これ
らの理由により、逆洗浄時にろ材の流動しにくい部分が
できて汚れが十分放出されないという問題がある。そし
て、一度このような事態になると、詰まり具合がますま
す不均一となって詰まり部分に細菌が繁殖して最終的に
ろ材全体が固着を起こすという問題がある。図６には上
記の作用を説明しており、図６（ａ）はろ材８は流動的
であるが一部動きにくいところがある。図６（ｂ）は流
動的な部分と流れにくい部分とに別れる（ここでハッチ
ング部分が流れにくいところを示している）。図６
（ｃ）は水の通りやすいところ以外は動かなくなること
を示している。図６（ｄ）は完全に水の道ができ、ろ材
８の殆どは固まってしまってろ過性能低下状態を示して
いる。図６において、５は砂ろ過槽を示し、６は通常の
循環時の入口、７は出口を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０１Ｄ 24/46 29/62 Ｆ２４Ｈ 9/00 Ｗ 9033−3Ｌ 7112−4Ｄ Ｂ０１Ｄ 29/38 Ａ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 浴槽に設けた吸い込み口と吐水口とを循
環流路により接続し、この循環流路の途中に砂ろ過槽を
設けて浴槽の湯水を循環流路に流して砂ろ過槽によりろ
過するものであって、ろ過時には砂ろ過槽の上の入口か
ら砂ろ過槽内を通って砂ろ過槽の下の出口から流れ且つ
砂ろ過槽内のろ材の逆洗浄時には下の出口から砂ろ過槽
内を通って砂ろ過槽の上の入口から流れるようにしたも
のにおいて、砂ろ過槽内のろ材を入れるろ材収納部を略
逆錐台状の空所として成ることを特徴とする浴槽の浄化
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18505591A JPH0523509A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 浴槽の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18505591A JPH0523509A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 浴槽の浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523509A true JPH0523509A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16164016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18505591A Withdrawn JPH0523509A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 浴槽の浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523509A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006074529A1 (en) * | 2005-01-17 | 2006-07-20 | H2O World Wide Water Solutions Pty Ltd | Water treatment |
| CN113860584A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-12-31 | 电子科技大学 | 一种污水处理系统 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP18505591A patent/JPH0523509A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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