JPH0523412A - 人工スキー場用滑走マツト - Google Patents
人工スキー場用滑走マツトInfo
- Publication number
- JPH0523412A JPH0523412A JP20571791A JP20571791A JPH0523412A JP H0523412 A JPH0523412 A JP H0523412A JP 20571791 A JP20571791 A JP 20571791A JP 20571791 A JP20571791 A JP 20571791A JP H0523412 A JPH0523412 A JP H0523412A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat
- plastic pipes
- sliding
- sliding mat
- plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人工スキー場用滑走マットにスキーヤーの指
が引っ掛かるような隙間がなく、また組立て及び施工が
容易である。 【構成】 滑走マット１０は、複数のプラスチックパイ
プ１２を簾状に組合わせて形成されている。これらの複
数のプラスチックパイプ１２は、その外表面に凹凸１６
を有する。複数のプラスチックパイプ１２は、スレッデ
ィング部分２６を貫通するワイヤ２８によって連結され
ている。
が引っ掛かるような隙間がなく、また組立て及び施工が
容易である。 【構成】 滑走マット１０は、複数のプラスチックパイ
プ１２を簾状に組合わせて形成されている。これらの複
数のプラスチックパイプ１２は、その外表面に凹凸１６
を有する。複数のプラスチックパイプ１２は、スレッデ
ィング部分２６を貫通するワイヤ２８によって連結され
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、人工スキー場の滑走路
を形成するのに用いられる滑走マットの改良に関するも
のである。
を形成するのに用いられる滑走マットの改良に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来から種々の人工スキー場用滑走マッ
トが提案されている。１つの滑走マットは、シート状の
人工芝マットから成っているが、このような人工芝マッ
トは、冬期に雪が降ると、積もった雪がマットから滑り
落ちて自然雪マット部分と人工マット部分とがまだらに
形成されて滑走に危険があり、また部分的に損傷した滑
走路部分を補修することが困難であった。
トが提案されている。１つの滑走マットは、シート状の
人工芝マットから成っているが、このような人工芝マッ
トは、冬期に雪が降ると、積もった雪がマットから滑り
落ちて自然雪マット部分と人工マット部分とがまだらに
形成されて滑走に危険があり、また部分的に損傷した滑
走路部分を補修することが困難であった。
【０００３】他の滑走マットは、実公昭５１−５１７３
６号公報に記載され、この滑走マットは、図５乃至図７
に示すように、内部に空間３２、３２’を有し上面に多
数の可撓性小柱状突起物３４を有するする複数のフレー
ム３６、３６’を一体に結合して形成されたプラスチッ
ク製滑走用素材３８から成っている。
６号公報に記載され、この滑走マットは、図５乃至図７
に示すように、内部に空間３２、３２’を有し上面に多
数の可撓性小柱状突起物３４を有するする複数のフレー
ム３６、３６’を一体に結合して形成されたプラスチッ
ク製滑走用素材３８から成っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
の人工スキー場用滑走マットは、フレーム３６、３６’
の内部に空間（隙間）３２、３２’を有するため、スキ
ーヤーの転倒時に指等をこの隙間３２、３２’に引っ掛
ける虞があって危険である上に敷設に手間がかかる欠点
があった。このため、この滑走マットは、ジャンプ場の
着地部分や初心者及び子供が滑る滑走路に用いることが
できなかった。
の人工スキー場用滑走マットは、フレーム３６、３６’
の内部に空間（隙間）３２、３２’を有するため、スキ
ーヤーの転倒時に指等をこの隙間３２、３２’に引っ掛
ける虞があって危険である上に敷設に手間がかかる欠点
があった。このため、この滑走マットは、ジャンプ場の
着地部分や初心者及び子供が滑る滑走路に用いることが
できなかった。
【０００５】また、この従来技術の滑走マットは、マッ
トの面積を大きくすることができないので、組立てに手
間がかかって施工性に劣る欠点があった。
トの面積を大きくすることができないので、組立てに手
間がかかって施工性に劣る欠点があった。
【０００６】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、ス
キーヤーの指が引っ掛かるような隙間がなく、また組立
て及び施工が容易な人工スキー場用滑走マットを提供す
ることにある。
キーヤーの指が引っ掛かるような隙間がなく、また組立
て及び施工が容易な人工スキー場用滑走マットを提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、複数のプラスチックパイプを簾状に組合
わせて形成されたマット本体から成り、これらのプラス
チックパイプは、その外表面に凹凸を有し、且つ複数の
プラスチックパイプに設けられたスレッディング部分を
貫通して複数のプラスチックパイプを連結するワイヤか
ら成る連結手段を備えたことを特徴とする人工スキー場
用滑走マットを提供することにある。
解決するため、複数のプラスチックパイプを簾状に組合
わせて形成されたマット本体から成り、これらのプラス
チックパイプは、その外表面に凹凸を有し、且つ複数の
プラスチックパイプに設けられたスレッディング部分を
貫通して複数のプラスチックパイプを連結するワイヤか
ら成る連結手段を備えたことを特徴とする人工スキー場
用滑走マットを提供することにある。
【０００８】
【作用】このように、滑走マットが複数のプラスチック
パイプを簾状に組合わせて形成されていると、マットに
隙間がないのでスキーヤーが転倒しても指が引っ掛かる
ことがなく安全であり、また比較的大きな面積で形成す
ることができるので敷設が容易に行なわれる。更に、こ
れらの複数のプラスチックパイプは、それに設けられた
スレッディング部分にワイヤを貫通して連結するのでプ
ラスチックパイプを容易に組立てることができる。尚、
複数のプラスチックパイプの凹凸は、滑走マットの摩擦
係数を適宜調整する機能を有する。
パイプを簾状に組合わせて形成されていると、マットに
隙間がないのでスキーヤーが転倒しても指が引っ掛かる
ことがなく安全であり、また比較的大きな面積で形成す
ることができるので敷設が容易に行なわれる。更に、こ
れらの複数のプラスチックパイプは、それに設けられた
スレッディング部分にワイヤを貫通して連結するのでプ
ラスチックパイプを容易に組立てることができる。尚、
複数のプラスチックパイプの凹凸は、滑走マットの摩擦
係数を適宜調整する機能を有する。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図１及び図２は本発明に係る人工スキー場用滑走
マット１０を示し、この人工スキー場用滑走マット１０
は、複数のプラスチックパイプ１２を簾状に組合わせて
形成されたマット本体１４から成り、これらのプラスチ
ックパイプ１２は、表面に凹凸１６を有する。プラスチ
ックパイプ１２は、弾力性、耐衝撃性及び耐摩耗性に優
れ、更に滑り易いポリエチレンから作られるのが好まし
い。
ると、図１及び図２は本発明に係る人工スキー場用滑走
マット１０を示し、この人工スキー場用滑走マット１０
は、複数のプラスチックパイプ１２を簾状に組合わせて
形成されたマット本体１４から成り、これらのプラスチ
ックパイプ１２は、表面に凹凸１６を有する。プラスチ
ックパイプ１２は、弾力性、耐衝撃性及び耐摩耗性に優
れ、更に滑り易いポリエチレンから作られるのが好まし
い。
【００１０】プラスチックパイプ１２は、図１及び図２
の実施例では、断面略半円形であるが、図３及び図４に
示すように、断面三角形または円形であってもよく、ま
た図４に示すように、内周面に長手方向に連続しまたは
長手方向に間隔をあけて設けられた十字状の薄肉の補強
リブ１８を有していてもよい。しかし、床への敷設時の
安定性を考慮すると、図２及び図３に示すように、断面
半円形または三角形のように底面が平坦な形状が望まし
い。
の実施例では、断面略半円形であるが、図３及び図４に
示すように、断面三角形または円形であってもよく、ま
た図４に示すように、内周面に長手方向に連続しまたは
長手方向に間隔をあけて設けられた十字状の薄肉の補強
リブ１８を有していてもよい。しかし、床への敷設時の
安定性を考慮すると、図２及び図３に示すように、断面
半円形または三角形のように底面が平坦な形状が望まし
い。
【００１１】プラスチックパイプ１２の表面の凹凸１６
は、図１及び図２に示すように、プラスチックパイプ１
２の長手方向に間隔をあけて形成された複数のリング状
突起２０とその隣合う突起２０の間の窪み２２とによっ
て形成されているが、この凹凸１６は、他の適宜の形態
で形成することができる。また、この凹凸１６の突起２
０の密度は、マット本体１４の摩擦係数に応じて定めら
れる。
は、図１及び図２に示すように、プラスチックパイプ１
２の長手方向に間隔をあけて形成された複数のリング状
突起２０とその隣合う突起２０の間の窪み２２とによっ
て形成されているが、この凹凸１６は、他の適宜の形態
で形成することができる。また、この凹凸１６の突起２
０の密度は、マット本体１４の摩擦係数に応じて定めら
れる。
【００１２】マット本体１４は、複数のプラスチックパ
イプ１２を相互に連結する連結手段２４を有し、この連
結手段２４は、特に図２に詳細に示すように、複数のプ
ラスチックパイプ１２に設けられたスレッディング部分
２６の貫通孔２６ａを貫通して複数のプラスチックパイ
プ１２を連結するワイヤ２８から成っている。図示の実
施例では、スレッディング部分２６は、プラスチックパ
イプ１２の窪み２２から下方に延びる耳状突起から成っ
ている。
イプ１２を相互に連結する連結手段２４を有し、この連
結手段２４は、特に図２に詳細に示すように、複数のプ
ラスチックパイプ１２に設けられたスレッディング部分
２６の貫通孔２６ａを貫通して複数のプラスチックパイ
プ１２を連結するワイヤ２８から成っている。図示の実
施例では、スレッディング部分２６は、プラスチックパ
イプ１２の窪み２２から下方に延びる耳状突起から成っ
ている。
【００１３】また、隣合うプラスチックパイプ１２は、
必要によりプラスチックパイプ１２同志が接触しないよ
うに、それらの間に配置されて適宜の手段で取付けられ
たスペーサ３０を有する。このスペーサ３０は、可撓性
を有するプラスチック材料から形成され、隣合うプラス
チックパイプ１２の対応する位置で突起と溝との弾発的
な嵌め合い等によって取付けることができる。プラスチ
ックパイプ１２の直径、隣合うプラスチックパイプ１２
の間隔は、使用目的に応じて適宜設定することができ
る。特に、積雪が多いところでは、積もった雪が滑り落
ちることがないように、プラスチックパイプ１２の間隔
を大きくするのが好ましく、これは長いスペーサ３０を
用いることによって達成される。
必要によりプラスチックパイプ１２同志が接触しないよ
うに、それらの間に配置されて適宜の手段で取付けられ
たスペーサ３０を有する。このスペーサ３０は、可撓性
を有するプラスチック材料から形成され、隣合うプラス
チックパイプ１２の対応する位置で突起と溝との弾発的
な嵌め合い等によって取付けることができる。プラスチ
ックパイプ１２の直径、隣合うプラスチックパイプ１２
の間隔は、使用目的に応じて適宜設定することができ
る。特に、積雪が多いところでは、積もった雪が滑り落
ちることがないように、プラスチックパイプ１２の間隔
を大きくするのが好ましく、これは長いスペーサ３０を
用いることによって達成される。
【００１４】本発明の滑走マット１０は、簾状であるの
で敷設現場には丸めて運搬することができるが、敷設現
場ではこの簾を広げて敷設することができる。この滑走
マット１０は、傾斜した山間地に敷設して通常の人工ス
キー場の滑走路を形成するのに用いられるが、その外に
ジャンプ場の着地路や滑走路脇にリフタ代わりに用いら
れるリフタ路として設置してもよい。リフタ路は、その
脇に設置され常に駆動されている無端ベルトにつかまっ
てスキーヤーが上昇するのに用いられる。
で敷設現場には丸めて運搬することができるが、敷設現
場ではこの簾を広げて敷設することができる。この滑走
マット１０は、傾斜した山間地に敷設して通常の人工ス
キー場の滑走路を形成するのに用いられるが、その外に
ジャンプ場の着地路や滑走路脇にリフタ代わりに用いら
れるリフタ路として設置してもよい。リフタ路は、その
脇に設置され常に駆動されている無端ベルトにつかまっ
てスキーヤーが上昇するのに用いられる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、滑走マ
ットが複数のプラスチックパイプを簾状に組合わせて形
成しているため、滑走マットの表面に隙間がないので、
スキーヤーが転倒しても指が引っ掛かることがなく安全
である上に滑走マットはプラスチックパイプから成って
いるので滑走面に弾性が付与されて滑り心地がよく、ま
た比較的大きな面積で形成することができるので敷設が
容易に行なわれる。更に、複数のプラスチックパイプ
は、スレッディング部分を貫通するワイヤによって連結
するので、滑走マットを容易に組立てることができる実
益がある。尚、プラスチックパイプの凹凸の凸部の密度
によって滑走マットの摩擦係数を適宜設定することがで
きる。
ットが複数のプラスチックパイプを簾状に組合わせて形
成しているため、滑走マットの表面に隙間がないので、
スキーヤーが転倒しても指が引っ掛かることがなく安全
である上に滑走マットはプラスチックパイプから成って
いるので滑走面に弾性が付与されて滑り心地がよく、ま
た比較的大きな面積で形成することができるので敷設が
容易に行なわれる。更に、複数のプラスチックパイプ
は、スレッディング部分を貫通するワイヤによって連結
するので、滑走マットを容易に組立てることができる実
益がある。尚、プラスチックパイプの凹凸の凸部の密度
によって滑走マットの摩擦係数を適宜設定することがで
きる。
【図１】本発明に係る人工スキー場用滑走マットの平面
図である。
図である。
【図２】本発明に係る人工スキー場用滑走マットの一部
の切口を示す斜視図である。
の切口を示す斜視図である。
【図３】本発明の滑走マットに用いられるプラスチック
パイプの異なる例の拡大断面図である。
パイプの異なる例の拡大断面図である。
【図４】本発明の滑走マットに用いられるプラスチック
パイプの他の異なる例の拡大断面図である。
パイプの他の異なる例の拡大断面図である。
【図５】従来技術の滑走マットの一例の平面図である。
【図６】図５の滑走マットの側面図である。
【図７】図５の滑走マットの断面図である。
１０ 人工スキー場用滑走マット １２ プラスチックパイプ １４ マット本体 １６ 凹凸 １８ 補強リブ ２０ リング状突起 ２２ 窪み ２４ 連結手段 ２６ スレッディング部分 ２８ ワイヤ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 複数のプラスチックパイプを簾状に組合
わせて形成されたマット本体から成り、前記プラスチッ
クパイプは、その外表面に凹凸を有し、且つ前記複数の
プラスチックパイプに設けられたスレッディング部分を
貫通して前記複数のプラスチックパイプを連結するワイ
ヤから成る連結手段を備えたことを特徴とする人工スキ
ー場用滑走マット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20571791A JPH0523412A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 人工スキー場用滑走マツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20571791A JPH0523412A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 人工スキー場用滑走マツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523412A true JPH0523412A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16511525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20571791A Pending JPH0523412A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 人工スキー場用滑走マツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523412A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0798023A2 (en) * | 1996-03-30 | 1997-10-01 | HOMMA SCIENCE Co. Ltd. | Skiing slope specialized for artificial skis and method for producing the same |
| EP1220269B1 (en) * | 1998-06-15 | 2004-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for producing a plasma display panel with superior light-emitting characteristics |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP20571791A patent/JPH0523412A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0798023A2 (en) * | 1996-03-30 | 1997-10-01 | HOMMA SCIENCE Co. Ltd. | Skiing slope specialized for artificial skis and method for producing the same |
| EP0798023A3 (en) * | 1996-03-30 | 1998-12-16 | HOMMA SCIENCE Co. Ltd. | Skiing slope specialized for artificial skis and method for producing the same |
| EP1220269B1 (en) * | 1998-06-15 | 2004-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for producing a plasma display panel with superior light-emitting characteristics |
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