JPH05233971A - 電波式防犯検知器 - Google Patents

電波式防犯検知器

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JPH05233971A
JPH05233971A JP3746092A JP3746092A JPH05233971A JP H05233971 A JPH05233971 A JP H05233971A JP 3746092 A JP3746092 A JP 3746092A JP 3746092 A JP3746092 A JP 3746092A JP H05233971 A JPH05233971 A JP H05233971A
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JP
Japan
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output
level
unit
radio wave
detector
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Pending
Application number
JP3746092A
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English (en)
Inventor
Joji Tsutsui
譲二 筒井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩わしい増幅率の調整をすることなく適切な
防犯検出を可能とする。 【構成】 電波MO を送出し該電波の反射波MR を受信
して反射波状態を出力する送受波部2と、送受波部から
の出力を侵入者の有無確率に応じて重み付けして出力す
るフィルタ部3と、フィルタ部からの出力を増幅する増
幅部4と、増幅部からの出力レベルの大小から侵入者の
有無を判定する制御部5とを備える電波式防犯検知器1
において、制御部を、増幅部からの出力レベルを記憶す
るレベル記憶手段と、増幅部からの出力レベルをレベル
記憶手段が記憶した記憶レベルに基づいて比較する比較
手段とを備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送出した電波の反射波
によって侵入者を検出する電波式防犯検知器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の電波式防犯検知器の要部を
示すブロック図である。電波式防犯検知器1は送受波器
2とフィルタ部3と増幅部4と制御部5とを含んで構成
されている。送受波器2は、マイクロ波MO を発生する
発振部21と、マイクロ波MOを送出する送波器22
と、マイクロ波MO が周囲に存在する物体で反射した反
射波MR を受信する受波器23と、反射波MR にマイク
ロ波MO の周波数(略10GHz)と等しい周波数を混
合してビート(唸り)をとる混合部24とから構成され
た1個のモジュールとしたものである。制御部5は判定
部51、CPU、ROM、RAM、入出力ポート(以下
I/Oと記す)等を備えている。
【0003】上述の電波式防犯検知器1は次のようにし
て防犯検出を行う。すなわち、送波器22から送出され
たマイクロ波MO は、周囲に存在する静止物体や移動物
体によって反射する。しかも、移動物体には高速で移動
するものや低速で移動するもの等様々のものがある。と
ころで、移動物体で反射した反射波には移動物体の速度
に応じて周波数の変化する所謂ドップラー効果が生じて
いるので、受波器23に受信される反射波MR には、マ
イクロ波MO の周波数を中心とする様々な周波数の反射
波が混在している。受波器23にて受信されたこのよう
な反射波MR は、混合部24でドップラー効果が生じて
いる反射波のみが交流成分となりアナログ電圧波形とし
て出力される。従って、混合部24からの電圧出力は、
様々な周波数の反射波が混在している反射波MR の状態
を反映した様々の周波数を含んだ複雑な波形となってい
る。
【0004】このような混合部24からの電圧出力はフ
ィルタ部3に入力され、フィルタ部3は混合部24から
の電圧出力のうち、侵入者の移動によって生ずる確率の
高い周波数成分(本実施例では20〜140Hz)のみ
を通過し増幅部4に出力する。増幅部4はフィルタ部3
の電圧出力を増幅して判定部51へ出力する。判定部5
1は、増幅部4からの電圧出力を製造当初に設定された
比較電圧値と比較し、もしも増幅部4からの電圧出力が
比較電圧値よりも高ければI/Oを介してCPUに「侵
入者有り」の信号(例えば「侵入者有り」の場合High)
を出力する。すると、「侵入者有り」の信号を受けたC
PUはI/Oを介して警報表示部(図示せず)を点灯し
たり、警報を移信するためのリレーを駆動したり等す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電波式防犯検知器1の送受波器2の混合部24から出
力される電圧出力のレベルはそれぞれの送受波器2によ
ってバラツキがあると共に、混合部24からの電圧出力
にはそれぞれの送受波器2固有のノイズ成分が含まれて
いる。また、増幅部4からの電圧出力にあっては、送受
波器2固有のノイズ成分と共にフィルタ部3や増幅部4
固有のノイズ成分も含まれる。
【0006】従って、判定部51の製造当初に設定され
た比較電圧値に対して、増幅部4からの電圧出力のノイ
ズ成分は充分下回るが、ノイズ成分とシグナル成分との
総合成分では充分上回るように、増幅率調整部41(例
えば半固定抵抗など)を可変して電波式防犯検知器1毎
に増幅部4の増幅率を調整しないと、電波式防犯検知器
1は侵入者の有無の適切な防犯検出ができないと言う問
題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、煩わしい増
幅率の調整をすることなく適切な防犯検出が可能となる
増幅率の無調整化を図った電波式防犯検知器を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、電波を送出し該電波の反射波を受信して該
反射波状態を出力する送受波部と、前記送受波部からの
出力を侵入者の有無確率に応じて重み付けして出力する
フィルタ部と、該フィルタ部からの出力を増幅する増幅
部と、該増幅部からの出力レベルの大小から侵入者の有
無を判定する制御部とを備える電波式防犯検知器におい
て、前記制御部を、前記増幅部からの出力レベルを記憶
するレベル記憶手段と、前記増幅部からの出力レベルを
前記レベル記憶手段が記憶した記憶レベルに基づいて比
較する比較手段とを備えて構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記のように構成したことにより、侵入者の有
無を判定する制御部は、レベル記憶手段で侵入者の無い
環境での増幅部からの出力レベルを記憶すると共に、比
較手段で増幅部からの出力レベルを前記レベル記憶手段
が記憶した侵入者の無い環境での増幅部からの出力レベ
ルに基づいて比較するのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る電波式防犯検知器の一実
施例を図1〜図3に基づいて詳細に説明する。図1は電
波式防犯検知器の要部を示すブロック図、図2は電波式
防犯検知器の制御部を示すブロック図、図3は増幅部の
電圧出力波形を示す説明図である。図1及び図2にあっ
ては、従来のものと同様の箇所には同一の符号を付して
いる。従って、以下の説明にあっては、従来のものと異
なる構成を中心に説明する。
【0011】図1に示す電波式防犯検知器1が従来のも
のと異なり特徴となるのは次の構成である。すなわち、
制御部5のROMに増幅部4からの出力レベルを記憶す
るレベル記憶手段52と、増幅部4からの出力レベルを
前記レベル記憶手段52が記憶した記憶レベルに基づい
て比較する比較手段53とを備えたことである。なお、
レベル記憶手段52及び比較手段53はROMに書き込
まれたソフトウェアである。また、CPUが増幅部4か
らの出力レベルを認識したりRAMに記憶したりできる
ようにするために、制御部5にはアナログ・デジタル変
換器(以下A/Dと記す)が付加されている。
【0012】上述の電波式防犯検知器1は次のように動
作し防犯検出を行う。電波式防犯検知器1が部屋に設置
されているものとすると、その部屋を移動物体の無い環
境にする。その後、電波式防犯検知器1の電源を投入す
る。すると、送波器22はマイクロ波MO を送出すると
共に受波器23は反射波MR を受信する。この場合の反
射波MR にはドップラー効果の生じた反射波は混在しな
い。従って、混合部24からは殆ど交流成分の無いアナ
ログ電圧波形が出力される。このアナログ電圧波形の出
力レベルはそれぞれの送受波器2毎のバラツキや設置し
た部屋の環境によって異なるノイズ成分が含まれてい
る。
【0013】前述のような、混合部24からの電圧出力
はフィルタ部3に入力され、20〜140Hzのバンド
パスフィルタで構成しているフィルタ部3で濾過されて
増幅部4に出力される。増幅部4はフィルタ部3で濾過
された成分のみを増幅して制御部5のA/Dに出力す
る。この場合の増幅部4の電圧出力波形は図3に示す振
幅V1P-P を有したもののみであり、この振幅V1P-P
が最終的なノイズレベルである。A/Dは振幅V1P-P
を逐次アナログ・デジタル変換する。この振幅V1P-P
は電源投入後1分程度で安定する。CPUは電源投入か
ら1分経過した時点でレベル記憶手段52によって自動
的にA/Dから振幅V1P-P のデジタル変換データを読
み取りRAMに記憶するようにされている。この記憶動
作は電源投入から1分経過した時点の1回のみである。
【0014】その後、CPUは、比較手段53で、A/
Dが逐次増幅部4からの出力をアナログ・デジタル変換
したデータを、レベル記憶手段52で記憶した振幅V1
P-Pのデジタル変換データに基づいて比較することを繰
り返し実行する。従って、部屋内に侵入者が侵入して動
き回ったり部屋の扉が開かれたりすると、動いていると
きの侵入者や扉に反射したドップラー効果の生じた反射
波の含まれた反射波M R が受波器23に受信され、その
結果として増幅部4から図3に示すような振幅V2P-P
の電圧出力がなされる。すると、この振幅V2P-P はA
/Dでアナログ・デジタル変換され、CPUは比較手段
53で振幅V2P-P のアナログ・デジタル変換データが
レベル記憶手段52で記憶した振幅V1P-P のデジタル
変換データに対してN倍以上か否かを比較する。本実施
例では通常N=3としている。そして、もしもN倍以上
であれば、CPUは侵入者が存在すると判定して警報を
出力する。また、制御部5はディップスイッチ(図示せ
ず)を備え、このディップスイッチのオン・オフの組合
せで、侵入者有無の判定基準になる前述の「N」の値を
可変できるようにされている。
【0015】なお、この比較方法にあっては、前述のよ
うに除算結果が所定値以上か否かで発報させても良い
し、また、減算結果が所定値以上か否かで発報させても
良い。個々の送受波器2や電波式防犯検知器1の設置環
境によって変化する増幅部4の出力に含まれるノイズレ
ベルを記憶し、この記憶したノイズレベルを基にして侵
入者の有無判定をさせるのである。従って、レベル記憶
手段52でノイズレベルを記憶した後にノイズレベルや
増幅部4の増幅率が変化しない限り、増幅部4の増幅率
を調整することなく侵入者の有無判定は適切に行われ
る。しかも、電波式防犯検知器1を防犯警戒する必要の
無い場合は電源をオフし、必要時のみ電源を投入するよ
うにして使用すれば、電源を投入するたびにノイズレベ
ル記憶はリフレッシュされるので、経年変化的なノイズ
レベルの変化や増幅率の変化にも対処できることにな
る。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、レベル記憶手段や比較手段は所謂マイクロ
コンピュータを用いない構成であっても良いことは言う
までもない。
【0017】
【発明の効果】本発明の電波式防犯検知器は、上記のよ
うに構成されているので、煩わしい増幅率の調整をする
ことなく適切な防犯検出が可能となり、増幅率の無調整
化が図れる電波式防犯検知器を提供できると言う効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の電波式防犯検知器の要
部を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る一実施例の電波式防犯検知器の制
御部を示すブロック図である。
【図3】増幅部の電圧出力波形を示す説明図である。
【図4】従来の電波式防犯検知器の要部を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 電波式防犯検知器 2 送受波器 4 増幅部 MR 反射波 5 制御部 52 レベル記憶手段 53 比較手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波を送出し該電波の反射波を受信して
    該反射波状態を出力する送受波部と、前記送受波部から
    の出力を侵入者の有無確率に応じて重み付けして出力す
    るフィルタ部と、該フィルタ部からの出力を増幅する増
    幅部と、該増幅部からの出力レベルの大小から侵入者の
    有無を判定する制御部とを備える電波式防犯検知器にお
    いて、前記制御部を、前記増幅部からの出力レベルを記
    憶するレベル記憶手段と、前記増幅部からの出力レベル
    を前記レベル記憶手段が記憶した記憶レベルに基づいて
    比較する比較手段とを備えて構成したことを特徴とする
    電波式防犯検知器。
JP3746092A 1992-02-25 1992-02-25 電波式防犯検知器 Pending JPH05233971A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010109