JPH05232932A - 文字縮小変換方法 - Google Patents

文字縮小変換方法

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JPH05232932A
JPH05232932A JP4032335A JP3233592A JPH05232932A JP H05232932 A JPH05232932 A JP H05232932A JP 4032335 A JP4032335 A JP 4032335A JP 3233592 A JP3233592 A JP 3233592A JP H05232932 A JPH05232932 A JP H05232932A
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JP
Japan
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character
character font
pixel
conversion
memory
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Pending
Application number
JP4032335A
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English (en)
Inventor
Koichi Suzuki
宏一 鈴木
Mitsuo Kinoshita
光夫 木下
Mitsugi Yumiyama
貢 弓山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2値文字フォントを、かすれ、つぶれの少な
い高品質のグレースケール文字フォントに高速に縮小変
換する。 【構成】 プロセス1でメモリ11からメモリ12へ2
値文字フォントデータを転送し、プロセス2で2値文字
フォント上の各画素について周囲画素との画素値の加重
平均をとり結果をメモリ13に出力する。プロセス3
で、メモリ13上のデータに対し、縮小率に応じて決ま
る大きさの画素範囲毎に画素値の加算値を求める。プロ
セス4で、その加算値を変換テーブル16により階調レ
ベルに変換し、これをプロセス5で表示装置14に出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1ビット/画素で表現
された2値の文字フォントの縮小変換方法に係り、特
に、縮小した文字フォントを階調表現可能な表示装置な
どに出力する用途に好適な文字縮小変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1ビット/画素で表現された白黒2値の
文字フォントの縮小変換方法としては、元の文字フォン
トから画素を間引く方法、縮小率によって決まる大きさ
の画素範囲について画素値の論理和をとる方法があり、
これらの方法はワードプロセッサなどにおいてディスプ
レイにレイアウト表示を行なうような場合に広く採用さ
れている。
【0003】また、文字フォントデータの縮小変換に限
定しない画像縮小変換に関しては、特開平1−1123
79号の画像の縮小変換方法や、特開平2−22299
2号の映像信号の倍率変換回路が知られている。前者の
画像縮小方法は、白黒2値の原画像を任意の倍率で縮小
して中間調表示可能な画像出力装置に出力する縮小変換
において、着目した変換画素の周囲の複数の原画素の値
に、原画素と着目変換画素との相対的位置の情報で重み
付けした係数を掛けた値を加算した値を、着目変換画素
の値として縮小した中間調画像を得ることを特徴として
いる。また、後者の映像の信号倍率変換回路は、映像信
号の解像度変換を行なう回路であって、変換前の画素デ
ータを変換前の隣接画素の値に基づいた補間によって求
めるが、この補間に隣接画素のデータによる直線近似を
採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の縮小変
換方法は、変換後に線の切れ(かすれ)や文字のつぶれ
が発生し、文字が不鮮明あるいは判読不能になることが
あった。また、変換処理の高速性に改善の余地があっ
た。
【0005】よって本発明の目的は、2値の文字フォン
トを品質劣化の少ないグレースケールの縮小文字フォン
トに高速変換する方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1、2または3の
発明による縮小文字変換方法は、1画素が1ビットで表
現された2値の文字フォントをグレースケールの文字フ
ォントに縮小変換する方法であって、2値文字フォント
の、縮小率に応じて決まる大きさの画素範囲毎に画素値
の加算値を求める過程と、該過程で得られた加算値を変
換テーブルを使用として階調レベルに変換する過程とを
含む。
【0007】そして請求項2の発明によれば、縮小変換
後のグレースケール文字フォントの階調数を、該文字フ
ォントの出力装置の文字出力サイズの大小に応じて増減
させる。また請求項3の発明によれば、画素値の加算値
を求める過程の前処理として、2値文字フォントの各画
素について周囲の画素との画素値の加重平均をとる。
【0008】
【作用】請求項1、2または3の発明によれば、変換テ
ーブルを用いてグレースケールへの変換が行なわれ演算
回数が少ないので、縮小変換処理の高速化が容易であ
り、また変換文字フォントの出力装置の特性、文字の黒
/白出力の特性、出力モード(ポジ/ネガ)、出力文字
サイズなどが異なっても、変換テーブルの内容を最適化
するのみで品質劣化の少ない縮小変換が可能である。
【0009】請求項2の発明によれば、文字の輪郭のぼ
けが生じやすい大サイズ出力のときに階調数を少なくし
て文字輪郭のぼけを防止し、逆に、文字のつぶれが生じ
やすい小サイズ出力のときには階調数を増加し文字のつ
ぶれを防止することによって、文字の出力サイズにかか
わらず高品質の縮小変換が可能である。
【0010】請求項3の発明によれば、前処理で文字輪
郭を際立たせることによって、縮小変換後の文字フォン
トにおいて、明朝体とゴシック体といった書体差などの
文字形の違いの認識性を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を用い本発明の一実施例について
説明する。
【0012】図1は文字縮小変換処理の概略フローであ
る。この処理は概ね1ビット/画素の2値文字フォント
データのアクセスプロセス1、2値文字フォントデータ
に対する加重平均演算のプロセス2、これによって得ら
れた加重平均値の加算演算のプロセス3、これによって
得られた加算値を加算値−階調レベル変換テーブルによ
って階調レベルに変換するプロセス4、以上によって縮
小変換されたグレースケール文字フォントデータを階調
表示可能な表示装置(または印刷装置など)に出力する
プロセス5からなる。プロセス3,4が縮小変換処理の
本体といえる部分で、プロセス2はその前処理と位置付
けてよい部分である。各プロセスの内容は以下の説明に
よって明かにする。
【0013】このような縮小変換処理のためのシステム
構成の一例を図2に示す。前記プロセス1〜5はCPU
(中央処理装置)10上でソフトウエアにより実現され
る。11は元の2値文字フォントデータが格納される2
値データのメモリであり、12はプロセス1の出力バッ
ファあるいはプロセス2の入力バッファとして利用され
る2値データのメモリ、13はプロセス2,3,4の作
業バッファとして用いられる多値データのメモリであ
る。14は階調表示可能な表示装置(例えばCRTディ
スプレイ)である。16はプロセス4によって用いられ
る加算値−階調レベル変換テーブルである。
【0014】以下、処理の流れに従って、処理内容を具
体的に説明する。まず、プロセス1によって、必要な2
値文字フォントデータをメモリ11からメモリ12へ入
力する。
【0015】プロセス2は、メモリ12より2値文字フ
ォントデータを取り込み、各画素について周囲画素との
加重平均を計算し、得られた画像平均値を多値データメ
モリ13に出力する。この際に用いる重み係数の意味と
計算方法は、図3に示すとおりである。
【0016】図3においてa12が注目している画素の
加重平均前の値を意味し、a12’はその加重平均値で
ある。また、A〜Dは重み係数であり、その具体例を図
4に示す。ただし、この係数は、文字の表示サイズある
いは書体に応じて最適な組み合わせを選ぶべきである。
【0017】図7は元の2値文字フォントデータの例を
示す。これは「旭」のデータであって、黒画素は”1”
のビットで表わされ、白画素は”0”のビットで表わさ
れている。この2値文字フォントデータを、図4に示し
た係数を用いて加重平均した結果を図8に示す。なお、
文字の上下左右端の画素の計算の際に背景の値(=0)
を用いる。また、ここに示された加重平均値は、計算値
を小数第1位で四捨五入し整数化し、負の計算値を0に
したものである。
【0018】このような加重平均をとる前処理を行な
い、2値文字フォントデータ上のビットが”0”から”
1”に変化する境界、すなわち文字の輪郭を際立たせる
ことによって、縮小変換後において、明朝体とゴシック
体といった書体の違いなど、文字の形の違いの認識性を
高めることができる。
【0019】次のプロセス3は、メモリ13上の加重平
均後データに対し、縮小率で決まる大きさの画素範囲毎
に加算値を求め、これをメモリ13に格納する。縮小率
と画素範囲の大きさとの関係を図5に示す。また、縮小
率が1/4であるとして、図8に示した加重平均後のデ
ータに対し4×4の画素範囲毎に加算した結果を図9に
示す。
【0020】最後にプロセス4,5(図2では一つにま
とめて示されている)は、メモリ13より加算値データ
を読み込み、これを加算値−階調レベル変換テーブル1
6によって階調レベルに変換することによって、グレー
スケールの縮小文字フォントを求め、これを表示装置1
4に出力する。このようなテーブル変換は高速化が容易
である。
【0021】加算値−階調レベル変換テーブル16の内
容は、文字の表示サイズ(縮小率)、表示装置14の可
能階調数や黒/白表示特性、表示モードの違い(ネガ/
ポジ)、書体の違いなどに応じて、最適な品質の縮小文
字フォントが得られるように決めるべきである。例え
ば、表示サイズが大きいときには、使用する階調数が大
き過ぎると文字の輪郭がぼけて見えやすいため、階調数
を減らしたテーブル内容とすることが好ましい。逆に、
文字の表示サイズが小さいときには、使用する階調数が
少な過ぎると文字のつぶれて見えやすいので、階調数を
増加したテーブル内容が好ましい。
【0022】表示装置14が16階調表示が可能な装置
であるとして、加算値−階調レベル変換テーブル16の
例を図6に示す。(a)に示す例は文字の表示サイズが
8×8の場合に適用され、文字フォントは7階調表示さ
れる。(b)に示す例は文字の表示サイズが12×12
の場合に適用され、文字フォントは4階調で表示され
る。また(c)に示す例は文字の表示サイズが16×1
6の場合に適用され、文字フォントは3階調で表示され
る。
【0023】図6(b)に示した内容の加算値−階調レ
ベル変換テーブル16を用い、図9のデータをグレース
ケールに変換した結果を図10に示す。また、同じ2値
文字フォントデータを間引き法と論理和法によって4分
の1に縮小した結果を図11の(a)と(b)に示す
が、これらは文字のかすれ、またはつぶれが目立つ。こ
れに対し、図10から明らかなように、本発明により縮
小変換されたフォントは品質劣化がはるかに少ない。
【0024】なお、本実施例では縮小変換結果の出力装
置として表示装置14が用いられたが、階調表現が可能
な印刷装置を用いることもできる。また、縮小変換結果
をメモリに保存したり、通信回線を通じて電送する用途
においても、本発明の縮小変換方法を適用できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1、2または3の発明によれば、
品質劣化の少ない縮小変換を高速に行なうことができる
とともに、変換文字の出力装置の特性、文字サイズの違
いなどに容易に対応できる。
【0026】請求項2の発明によれば、文字出力サイズ
にかかわらず高品質の縮小変換が可能である。
【0027】請求項3の発明によれば、縮小変換後の文
字フォントにおいて、明朝体とゴシック体といった書体
差などの文字形の違いの認識性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縮小変換処理の概略フローを示す。
【図2】縮小変換処理のためのシステム構成の一例を示
す。
【図3】加重平均の係数及び計算式を示す。
【図4】加重平均の係数の具体例を示す。
【図5】画素値を加算する画素範囲の大きさと縮小率の
関係を示す。
【図6】(a)8×8表示のための変換テーブルの内容
を示す。 (b)12×12表示のための変換テーブルの内容を示
す。 (c)16×16表示のための変換テーブルの内容を示
す。
【図7】2値文字フォントデータを示す。
【図8】加重平均のプロセス後のフォントデータを示
す。
【図9】画素値加算のプロセス後のフォントデータを示
す。
【図10】本発明による縮小変換結果を示す。
【図11】(a)間引き法による縮小変換結果を示す。 (b)論理和法による縮小変換結果を示す。
【符号の説明】
1 フォントデータアクセスプロセス 2 加重平均演算プロセス 3 加算演算プロセス 4 階調レベル取得プロセス 10 CPU 11,12,13 メモリ 14 表示装置 16 加算値−階調レベル変換テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1画素が1ビットで表現された2値の文
    字フォントをグレースケールの文字フォントに縮小変換
    する文字縮小変換方法において、2値文字フォントの、
    縮小率に応じて決まる大きさの画素範囲毎に画素値の加
    算値を求める過程と、該過程で得られた加算値を変換テ
    ーブルを使用として階調レベルに変換する過程とからな
    ることを特徴とする文字縮小変換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文字縮小変換方法におい
    て、縮小変換後の文字フォントの階調数を、該文字フォ
    ントの出力装置の文字出力サイズの大小に応じて増減さ
    せることを特徴とする文字縮小変換方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の文字縮小変換方
    法において、画素値の加算値を求める過程の前処理とし
    て、2値文字フォントの各画素について周囲の画素との
    画素値の加重平均をとることを特徴とする文字縮小変換
    方法。
JP4032335A 1992-02-19 1992-02-19 文字縮小変換方法 Pending JPH05232932A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030062653A (ko) * 2002-01-18 2003-07-28 텔슨전자 주식회사 그레이 레벨 폰트를 화면에 표시하는 장치, 방법 및프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030062653A (ko) * 2002-01-18 2003-07-28 텔슨전자 주식회사 그레이 레벨 폰트를 화면에 표시하는 장치, 방법 및프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체

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