JPH0523085U - 油圧センサ - Google Patents

油圧センサ

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JPH0523085U
JPH0523085U JP7229191U JP7229191U JPH0523085U JP H0523085 U JPH0523085 U JP H0523085U JP 7229191 U JP7229191 U JP 7229191U JP 7229191 U JP7229191 U JP 7229191U JP H0523085 U JPH0523085 U JP H0523085U
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JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
hydraulic pressure
airtight chamber
airtight
pressure sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7229191U
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English (en)
Inventor
久寿 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TGK Co Ltd
Original Assignee
TGK Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0523085U publication Critical patent/JPH0523085U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】周辺温度が変動しても常に油圧を正確に測定す
ることができる油圧センサを提供することを目的とす
る。 【構成】外面で油圧を受けるダイアフラム5の内面側
を、所定圧力の気体が封入された気密室20内に面して
配置して、上記油圧の変化によって生じる上記ダイアフ
ラム5の変位量を検出するための検出手段2を上記気密
室20内に設けた油圧センサにおいて、上記気密室20
を形成する気密壁の少なくとも一部を膨縮自在な弾性壁
18によって形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のエンジンオイル等の圧力を検出するための油圧センサに 関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の油圧センサは、オイルや埃などが飛散する環境中に取り付けられるこ とが多い。そこで従来は、外面で油圧を受けるダイアフラムの内面側を、所定圧 力(例えば1気圧)の気体が封入された気密室内に面して配置して、上記油圧の 変化によって生じる上記ダイアフラムの変位量を検出するための検出手段を上記 気密室内に設けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、自動車のエンジンオイルの油圧を検出する場合、油圧センサの取り付 けられる周辺の温度環境は、例えばマイナス40℃という低温から130℃とい う高温まで非常に大きな範囲での変化があり得る。
【0004】 すると、その温度変化によって、ダイアフラムの内面側が面する気密室の気圧 がかなり変動するので、その変動が油圧の検出値に誤差として含まれてしまい、 油圧が正しく測定されない欠点があった。
【0005】 そこで本考案は、周辺温度が変動しても常に油圧を正確に測定することができ る気密式の油圧センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の油圧センサは外面で油圧を受けるダイア フラムの内面側を、所定圧力の気体が封入された気密室内に面して配置して、上 記油圧の変化によって生じる上記ダイアフラムの変位量を検出するための検出手 段を上記気密室内に設けた油圧センサにおいて、上記気密室を形成する気密壁の 少なくとも一部を膨縮自在な弾性壁によって形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
周辺温度の変動によって気密室内の圧力が変化すると、その圧力に応じて弾性 壁が弾性変形して、気密室内はほぼ一定の圧力に常に維持される。
【0008】
【実施例】
図面を参照して実施例を説明する。 図1において、1は、先側が自動車のエンジンオイル室にねじ込まれる接続本 体であり、その基部側には、後方にポテンショメータ2が立設されたベース3が 、かしめられて固定されている。
【0009】 接続本体1とベース3との間には、ダイアフラム室4が形成されていて、ダイ アフラム室4は、面方向に変位自在な可撓性薄膜からなるダイアフラム5によっ て仕切られている。
【0010】 そして、接続本体1の先端とダイアフラム室4との間には連通孔7が穿設され ていて、その連通孔7を経由して、エンジンオイルの油圧がダイアフラム5の外 面側の面に加わるようになっている。8はシール用のOリング、9はダイアフラ ム5を受ける受け盤であり、中央には孔が穿設されている。
【0011】 ベース3の中央部分には、一端がダイアフラム5の内面の中央部分に当接する 短いロッド11が摺動自在に配置されている。また、ダイアフラム5側からみて ベース3の逆側の面には、図2にも示されるような回動板12が、回動自在に両 端で軸支されている。
【0012】 この回動板12の中央部分には、ロッド11の端面に当接する突起14が突設 されており、回動板12の一端側には、突起14をロッド11の端面に押し付け る方向に回動板12を付勢するバネ16が取り付けられている。
【0013】 このように、回動板12は、油圧によって押されるダイアフラム5の力をロッ ド11と突起14を介して受け、それと逆方向の力をバネ16から受け、両方の 力がつり合う位置で静止する。
【0014】 また、回動板12の他端側には、ポテンショメータ2の抵抗(電気抵抗)列2 1に接触するブラシ22が固着されている。 したがって、油圧が変化するとそれに追随してダイアフラム5が変位し、さら にその変位に追随して回動する回動板12と共にブラシ22が回動し、その結果 抵抗列21に対するブラシ22の接触位置が変化する。すると、抵抗列21から 外部に引き出されたリード線23の電位が変化して、その電位から油圧を検出す ることができる。
【0015】 このような機構が配置されたベース3の裏面側には、図3にも示されるような 、回動板12とポテンショメータ2の形状に合わせて形成されたプラスチック製 の内キャップ17が被せられている。
【0016】 そして、内キャップ17の外側には、膨縮自在な膜状のゴム製のゴムキャップ 18が、外気との間を完全にシールする状態で被せられて、その内側を気密室2 0に形成している。そして、さらにその外側には、プラスチック製又は金属製の 円筒状の外キャップ19が被せられている。
【0017】 この外キャップ19は、内キャップ17とゴムキャップ18をしっかりと固定 すると共に、ゴムキャップ18が装置内部を外気から完全にシールするように、 ゴムキャップ18の端部を挟み付けて、接続本体1側にかしめにより固定されて いる。
【0018】 なお、図1に示されるように、内キャップ17の下部にはゴムキャップ18に 通じる隙間30があいており、外キャップ19には、図3に示されるように、通 気孔31が穿設されている。したがって、ゴムキャップ18は気密壁を形成して いるが、内外両キャップ17,19は気密壁にはなっていない。32,33及び 34は、リード線23を挿通するために各キャップ17,18,19に穿設され た通孔である。
【0019】 図3に示されるように、ゴムキャップ18には、内外両キャップ17,19の 間の空間を約半分程度に仕切る凸部18aが形成されている。 したがって、ゴムキャップ18は、この凸部18aにおいて、内キャップ17 の外面に密着するまで縮み、或いは外キャップ19の内面に密着するまで膨らむ ことができる。
【0020】 このようにして、ゴムキャップ18を気密壁として形成された気密室20内に は所定圧力(例えば1気圧)の空気が封入されており、ダイアフラム5の内面側 はこの気密室20内に面している。言いかえれば、ダイアフラム5も気密室20 の壁の一部を形成しているとも言える。
【0021】 この油圧センサが自動車のエンジンオイル室に取り付けられた状態では、その 周囲は大気である。しかし、大気温度は環境によって相当に大きく変動し、さら に、エンジンオイル室が熱されるとその熱が接続本体1及びベース3などを伝わ って侵入し、気密室20内の空気も相当の高温になる。
【0022】 このような要因によって生じる気密室20内の空気の温度が変動すると、それ に従って空気の体積が収縮又は膨張をする。すると、それに伴ってゴムキャップ 18が内外両キャップ17,19の間で収縮又は膨張をして、気密室20内の圧 力、即ちダイアフラム5の内面側の気圧は常にほぼ大気圧に維持される。その結 果、周辺の温度変化にほとんど左右されることなく、ダイアフラム5が油圧変化 に応じて一定の変位をし、油圧が常に正確に測定される。
【0023】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えばゴムキャップは 、気密室を形成する気密壁の少なくとも一部を形成する膨縮自在な弾性壁であれ ばよい。
【0024】
【考案の効果】
本考案の油圧センサによれば、周辺温度が変化しても気密室内の圧力が一定に 維持されるので、ダイアフラムが油圧変化に応じて一定の変位をして、油圧が常 に正確に測定される優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断面図である。
【図2】実施例の部分斜視図である。
【図3】実施例の部分分解斜視図である。
【符号の説明】
2 ポテンショメータ(検出手段) 5 ダイアフラム 18 ゴムキャップ(弾性壁) 20 気密室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面で油圧を受けるダイアフラムの内面側
    を、所定圧力の気体が封入された気密室内に面して配置
    して、上記油圧の変化によって生じる上記ダイアフラム
    の変位量を検出するための検出手段を上記気密室内に設
    けた油圧センサにおいて、 上記気密室を形成する気密壁の少なくとも一部を膨縮自
    在な弾性壁によって形成したことを特徴とする油圧セン
    サ。
JP7229191U 1991-09-09 1991-09-09 油圧センサ Pending JPH0523085U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7229191U JPH0523085U (ja) 1991-09-09 1991-09-09 油圧センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7229191U JPH0523085U (ja) 1991-09-09 1991-09-09 油圧センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0523085U true JPH0523085U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13485024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7229191U Pending JPH0523085U (ja) 1991-09-09 1991-09-09 油圧センサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521702A (ja) * 2000-02-03 2003-07-15 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 流体の圧力を検出するための圧力センサ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52109159A (en) * 1976-03-11 1977-09-13 Nippon Electric Co Method of producing thick circuit substrate
JPS59141545A (ja) * 1983-01-31 1984-08-14 ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト 光学的に活性な二環式イミノ−α−カルボン酸エステルのラセミ体の分割法

Patent Citations (2)

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