JPH052297U - Ccdを使用した警報確認装置 - Google Patents
Ccdを使用した警報確認装置Info
- Publication number
- JPH052297U JPH052297U JP4856991U JP4856991U JPH052297U JP H052297 U JPH052297 U JP H052297U JP 4856991 U JP4856991 U JP 4856991U JP 4856991 U JP4856991 U JP 4856991U JP H052297 U JPH052297 U JP H052297U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ccd
- alarm
- leg
- confirmation device
- pilot
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、航空機の飛行中の火災、脚の動作
位置の異常、フラップ位置の異常等の警報装置が動作し
たときそれを確認することのできるを提供することを目
的とする。 【構成】 エンジン室内、脚室内、操縦舵面付近、およ
び機体全体を観察できる翼端部にその状態を観察できる
CCD1〜7を取付け、それを画像処理コンピュータ8
で制御して、警報装置が動作したとき必要なCCDを選
択してその画像をCRT10で表示して観察できるよう
にしたことを特徴としている。
位置の異常、フラップ位置の異常等の警報装置が動作し
たときそれを確認することのできるを提供することを目
的とする。 【構成】 エンジン室内、脚室内、操縦舵面付近、およ
び機体全体を観察できる翼端部にその状態を観察できる
CCD1〜7を取付け、それを画像処理コンピュータ8
で制御して、警報装置が動作したとき必要なCCDを選
択してその画像をCRT10で表示して観察できるよう
にしたことを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は航空機の各種警報装置の確認装置及び機体外観の確認装置に関する。
【0002】
従来の航空機の警報装置としては下記のものが使用されている。 1.火災/過熱検知器としてサーモスタット、ガス封入式、サーミスタが使用さ れ、火災/過熱で温度が上昇した時に作動するようになっている。 2.脚がアップ・ロック又はダウン・ロックしたことはポジションスイッチで感 知する。 3.フラップがアップ又はダウン位置になったことはポジションスイッチで感 知するが、他の舵はポジションを示す装置がない。
【0003】 これらの系統が正常に作動している時は問題ないが、警報が発生した場合、そ れが本当の不具合か、または検知回路が故障して警報が発生したのか搭乗パイロ ットには判断できない。従って、パイロットは通常本当の不具合が発生したもの として例えばエンジンを切ったり、消火操作を行ったり、あるいは緊急着陸を行 う。 また、その他に、搭乗パイロットは以下の状態も確認できない。 1.離陸時に発生したタイヤのバーストの状況。 2.戦闘機での被弾状況。
【0004】
上記のように、従来の航空機では搭乗パイロット自身の目で不具合を確認でき ない。(火災警報が発生しても、煙や炎が見えない限りわからない。また脚が出 てもそれがロックしているかどうかはわからない。)また、警報回路の信頼性を 100%にすることは不可能である。 本考案はエンジン室内、脚室内、操縦舵面、機体全体の様子をパイロットが自 分の目で確認できる装置を提供することを目的とする。
【0005】
本考案においては、エンジン室内、脚室内、操縦舵面近傍、機体全体がわかる 垂直尾翼先端及び主翼端にCCDを取付け、ここで撮影した画像をコックピット 内のCRTに映し、パイロットが目視でそれらの様子を確認できるようにする。 また、エンジン室内のCCDは過熱不具合を感知できるように赤外線センサと して使用する。
【0006】
本考案による確認装置は、前記のように検知器にCCDを使用し、これを処理 するコンピュータ及びCRTで構成され火災/過熱警報、脚警報、操縦関係等の 異常/:警報が発生した場合にこの装置を使用し、目視(CRTに映った画像) によりその異常を確認でき、それが誤警報かまたはそれが発生している場合、ど の程度かを判断できる。さらに検知器にCCDを使用することで狭い場所でも使 用できる。
【0007】
図面を参照にして本考案の実施例について述べる。
【0008】 エンジン室内で火災/過熱不具合の発生が予想される部分を撮影できる個所に CCD5を取付ける。前脚及び主脚のアップ・ロック機構及びダウン・ロック機 構が撮影できる個所にCCD3,4を取付ける。なお脚のアップ及びダウン機構 は、目視でロックされたことを確認できるように設計する必要がある。前輪及び 主輪のタイヤが撮影できる個所にCCDを取付ける。操縦舵面が撮影できる個所 にCCDを取付ける。 垂直尾翼端及び主翼端等、機体全体が見わたせる個所にCCD1、1´を取付 ける。またエルロン、フラップモニタ用のCCD2を取付ける。 また、ラダーモニタCCD7を取付けるこれらのCCD1〜7で撮影した信号 を画像処理コンピュータ8に導き、ここで画像処理する。 画像処理された信号はCRT10に送られ映像として表示される。 パイロットは警報が発生した時、あるいは必要に応じてコックピットにあるコ ントロール・パネル9で希望する個所の映像を見ることができる。
【0009】
本考案は次に示す効果を有する。
【0010】 1.火災/過熱警報が発生した場合、この装置を使用することによりパイロット は本当に火災/過熱が発生しているのかを目視で確認できる。(赤外線センサを 使用しているため過熱状態も確認できる。) これにより、誤警報による不必要なエンジン・カットオフや消火操作、緊急着 陸を防止できる。 2.脚警報が発生した場合、この装置を使用することにより、本当にダウン・ロ ックあるいはアップ・ロックしていないのかをパイロットは目視で確認できる。 これにより、任務中止や不必要な地上救難活動の発動を防止できる。
【0011】 3.離陸時にタイヤがバーストした可能性がある場合、この装置を使用すること によりタイヤの損傷状況や損傷した本数をパイロットは把握でき、着陸操作時の 参考となり安全な着陸に役立つ。
【0012】 4.操縦系統に異常が発生した場合、この装置を使用することによりパイロット は操縦舵面の状況(飛散有無、舵角等)を把握でき、その後の操縦操作の参考に なり飛行安全に寄与する。 5.被弾や被雷、鳥の衝突があった場合、この装置を使用することによりパイロ ットは損傷状況を把握でき、その後の任務遂行可否の判断に役立つ。
【図1】本考案の一実施例に係る警報確認装置の配置側
面図。
面図。
【図2】本考案の警報確認装置の平面図。
1〜7…CCD、8…画像処理コンピュータ 10…CRT。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 エンジン室内、脚室内、操舵面近傍、機
体全体を観察できる翼端部に取付けられた観察用の電荷
結合素子と、それらの電荷結合素子に結合されてそれら
を制御するコンピュータと、コンピュータにより選択さ
れた電荷結合素子によって得られた画像を表示する表示
装置とを具備していることを特徴とする警報確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4856991U JPH052297U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | Ccdを使用した警報確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4856991U JPH052297U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | Ccdを使用した警報確認装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052297U true JPH052297U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12807032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4856991U Withdrawn JPH052297U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | Ccdを使用した警報確認装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052297U (ja) |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP4856991U patent/JPH052297U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |