JPH05229788A - 作業用ブームリフト - Google Patents

作業用ブームリフト

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JPH05229788A
JPH05229788A JP7034392A JP7034392A JPH05229788A JP H05229788 A JPH05229788 A JP H05229788A JP 7034392 A JP7034392 A JP 7034392A JP 7034392 A JP7034392 A JP 7034392A JP H05229788 A JPH05229788 A JP H05229788A
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JP
Japan
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boom
lift
work
electric
outrigger
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7034392A
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English (en)
Inventor
Koji Sakata
光司 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ブームリフトの先端に作業台2を備えた作業用
ブームリフトである。ブーム1は電動式の伸縮用モータ
ー5で作動するスプロケット5Aを介して伸縮自在に設
ける。更に、電動式の昇降用ウィンチ6を介して支持脚
3にブーム1を上下揺動自在に固定する。また、ブーム
1に紐状物を備え、揺動するブーム1に連動して、アウ
トリガー4が伸長する。 【効果】油圧モーターや油圧シリンダー等のアクチュエ
ータを一切使用せずに、ブームリフトの伸縮や上下移動
をすることが可能で、しかも、ブームリフトの移動を広
い範囲で行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、昇降自在な作業台を
備えた作業用ブームリフトの改良に係り、特に、ブーム
リフトの昇降に油圧ホンプを使用せずに電動式のウィン
チにてブームリフトを作動せしめる事が可能な作業用ブ
ームリフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、実開昭62-1
44292 号公報に記載された産業車両のブーム伸縮装置
や、実開昭63-100495 号公報に記載された作業台の昇降
装置が知られている。
【0003】前者の伸縮装置は、ブームリフトの伸縮装
置にスプロケットホイールとチェーンを利用したもので
ある。そして、このスプロケットホイールやチェーンの
駆動源は、油圧モーターを利用し、また、ブームリフト
の上下移動には、油圧シリンダーを使用するものであ
る。
【0004】また、後者の昇降装置も回転スプロケット
やチェーンを使用して作業台を昇降するものである。こ
の作業台は、屈伸可能に連結した上下一対のリンクの上
部に配置されたもので、モーターの駆動に連動した回転
スプロケットやチェーンがこのリンクを介して作業台を
上下移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の伸縮
装置は、ブームリフトの伸縮装置にスプロケットホイー
ルとチェーンを利用しているが、このスプロケットホイ
ールを回転せしめる油圧モーターや、ブームリフトを上
下移動せしめる油圧シリンダーを使用している。したが
って、この伸縮装置には、油圧モーターや油圧シリンダ
ー等を作動せしめる油圧ポンプが必要になり、装置全体
の構造が大掛かりなものになるものであった。
【0006】また、後者の昇降装置は、油圧モーターや
油圧シリンダー等のアクチュエータを使用していない
が、屈伸可能なリンクの上部に作業台を配置するものな
ので、この作業台の移動範囲は、上下方向に限定されて
しまう不都合があった。
【0007】そこで、この発明は、上述の課題を解消す
るために創出されたもので、油圧モーターや油圧シリン
ダー等のアクチュエータを一切使用せずに、ブームリフ
トの伸縮や上下移動をすることが可能で、しかも、ブー
ムリフトの移動を広い範囲で行うことができる作業用ブ
ームリフトの提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、ブームリフトの先端に作業台2を備え
た作業用ブームリフトであって、ブーム1は電動式の伸
縮用モーター5で作動するスプロケット5Aを介して伸
縮自在に設ける。更に、伸縮自在なブーム1は、電動式
の昇降用ウィンチ6を介して支持脚3に上下揺動自在に
固定する。
【0009】また、ブーム1は、伸縮自在なアウトリガ
ー4に連動する紐状物を備え、揺動するブーム1の上昇
に連動して、アウトリガー4が伸長するように構成す
る。
【0010】
【作用】この発明によると、ブーム1の伸縮移動は、電
動式の伸縮用モーター5で作動するスプロケット5Aを
介して行われる。そして、ブーム1の上下揺動運動も、
電動式の昇降用ウィンチ6を介し、支持脚3を支点とし
て行なわれる。
【0011】また、ブーム1の上下揺動運動は、紐状物
を介してアウトリガー4に連動し、ブーム1の上昇運動
がアウトリガー4の伸長を促すものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図中符号1はブームを示し、先端に作業台2を
備えた作業用ブームリフトとして使用する(図1参
照)。このブーム1は電動式の伸縮用モーター5で作動
するスプロケット5Aを介して伸縮自在に設けてある
(図2参照)。伸縮用モーター5の駆動力は、減速機5
Bを介してスプロケット5Aに連動し、ブーム1に沿っ
て配したチェーン5Cを移動せしるめることでブーム1
を伸縮自在とするものである。図示例では3段式のブー
ム1を示し、大径ブーム1Aに沿って配したスプロケッ
ト5Aのチェーン5Cが中径ブーム1Bを伸縮させる。
更に、この中径ブーム1Bに沿って配した連動スプロケ
ット5Dのチェーン5Eが、大径ブーム1Aと小径ブー
ム1Cとに連結してあり、中径ブーム1Bの伸縮に連動
して、小径ブーム1Cが伸縮する構造を成している。こ
のとき、符号5Fは、伸縮用モーター5に連結した操作
用ケーブルを示す。
【0013】更に、伸縮自在なブーム1は、電動式の昇
降用ウィンチ6を介して支持脚3に上下揺動自在に設け
る(図2参照)。この昇降用ウィンチ6は、ブーム1の
基端部に設けたシーブ6Aにワイヤー6Bを掛止してあ
る。このときワイヤー6Bの代わりにチェーンを使用し
てもよい。また、同図では、シーブ6Aを1個使用する
外、図5及び図6に示す如く、補助シーブ6Cを使用し
てより牽引力の高い昇降用ウィンチ6にすることも可能
である。更に、昇降用ウィンチ6は、負荷感応の逆戻り
防止装置を内臓したリモコン式にすることを予定してい
る。
【0014】ブーム1は、伸縮自在なアウトリガー4に
連動する紐状物を備えている。そして、揺動するブーム
1の上昇に連動して、アウトリガー4が伸長する(図
3,図4参照)。図示例のアウトリガー4はワイヤー4
Aを備えている。そして、このワイヤー4Aをブーム1
が引き上げることで、アウトリガー4に内装された伸縮
脚4Bが伸長する。また、この伸縮脚4Bをアウトリガ
ー4内部に縮退するのに、アウトリガー4内部に備えた
スプリング4Cを利用している(図3参照)。このとき
アウトリガー4は、支持アーム4Dを水平方向にスライ
ドするように設け、ロックピン4Eで支持アーム4Dの
長さを調整している。更に、ワイヤー4Aは、連結部4
Fにて切り離し自在に連結している(図4参照)。
【0015】本発明リフトは、通常トラック等の車輌P
上に積載して移動し、アウトリガー4を設置すると、本
発明リフトと車輌Pとを分離して使用できるものであ
る。また、図7及び、図8で示す実施例では、電動式の
走行用モーターQ1を備えたシャーシーQ上に、本発明
リフトを搭載した例を示している。シャーシーQには、
走行用モーターQ1、伸縮用モーター5、昇降用ウィン
チ6を作動するバッテリーQ2と、このバッテリーQ2
に充電する充電器Q3とを搭載している。また、電動式
の走行用モーターQ1の代わりにエンジンを搭載しても
よい。尚、本発明リフトを車輌Pに積載した場合は、伸
縮用モーター5や昇降用ウィンチ6の作動に車輌Pのバ
ッテリーを使用する予定である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の如く、ブーム1の伸縮
を伸縮用ウィンチ5によって行ない、また、ブーム1の
昇降を電導式の昇降用ウィンチ6が行なうから、油圧モ
ーターや油圧シリンダー等のアクチュエータを一切使用
せずに、ブームリフトの伸縮や上下移動をする事ができ
る。この結果、装置全体の構造を簡素化できるから、軽
トラック等への積載も可能になる。したがって、特殊な
車輌を使用せずにブームリフトの使用が可能になり、例
えば、植木作業等の高所作業に手軽に用いる事ができ
る。
【0017】しかも、ブーム1の伸縮と昇降とを異なっ
たウィンチで作動するから、ブームリフトの移動を広い
範囲で行うことができる。
【0018】このように本発明によると、油圧モーター
や油圧シリンダー等のアクチュエータを一切使用せず
に、ブームリフトの伸縮や上下移動をする事ができ、し
かも、ブームリフトの移動を広い範囲で行うことができ
るなどといった産業上有益な種々の効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を車輌に積載した状態を示す正面図。
【図2】この発明のブームと昇降用ウィンチとを示す要
部断面図。
【図3】この発明のアウトリガーを示す縦断面図。
【図4】この発明のアウトリガーを示す平断面図。
【図5】昇降用ウィンチの他の実施例を示す正側面図。
【図6】昇降用ウィンチの他の実施例を示す側面図。
【図7】この発明を電動式のシャーシーに搭載した状態
を示す正面図。
【図8】この発明を電動式のシャーシーに搭載した状態
を示す平面図。
【符号の説明】
P 車輌 Q シャーシー Q1 走行用モーター Q
2 バッテリー Q3 充電器 1 ブーム 1A 大径ブーム 1
B 中径ブーム 1C 小径ブーム 2 作業台 3 支持脚 4 アウトリガー 4A ワイヤー 4
B 伸縮脚 4C スプリング 4D 支持アーム 4E ロックピン 4F 連結部 5 伸縮用モーター 5A スプロケット 5
B 減速機 5C チェーン 5D 連動スプロケット 5E チェーン 5F 操作用ケーブル 6 昇降用ウィンチ 6A シーブ 6
B ワイヤー 6C 補助シーブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブームリフトの先端に作業台を備えた作業
    用ブームリフトであって、ブームは電動式の伸縮用モー
    ターで作動するスプロケットを介して伸縮自在に設けら
    れ、更に、伸縮自在なブームは、電動式の昇降用ウィン
    チを介して支持脚に上下揺動自在に設けたことを特徴と
    する作業用ブームリフト。
  2. 【請求項2】ブームは、伸縮自在なアウトリガーに連動
    する紐状物を備え、揺動するブームの上昇に伴なって、
    アウトリガーが伸長する請求項1記載の作業用ブームリ
    フト。
JP7034392A 1992-02-20 1992-02-20 作業用ブームリフト Withdrawn JPH05229788A (ja)

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JP7034392A JPH05229788A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 作業用ブームリフト

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JPH05229788A true JPH05229788A (ja) 1993-09-07

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JP7034392A Withdrawn JPH05229788A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 作業用ブームリフト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018505084A (ja) * 2014-12-04 2018-02-22 ジェイエルジー インダストリーズ インク.Jlg Industries Inc. 安定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018505084A (ja) * 2014-12-04 2018-02-22 ジェイエルジー インダストリーズ インク.Jlg Industries Inc. 安定装置
US10308492B2 (en) 2014-12-04 2019-06-04 Jlg Industries, Inc. Stabilizer arrangement

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Effective date: 19990518