JPH05228613A - 含浸装置 - Google Patents

含浸装置

Info

Publication number
JPH05228613A
JPH05228613A JP3201992A JP3201992A JPH05228613A JP H05228613 A JPH05228613 A JP H05228613A JP 3201992 A JP3201992 A JP 3201992A JP 3201992 A JP3201992 A JP 3201992A JP H05228613 A JPH05228613 A JP H05228613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impregnating
impregnating liquid
liquid
impurities
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3201992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3024342B2 (ja
Inventor
Mitsuyoshi Sato
三由 佐藤
Minoru Uozumi
稔 魚住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP4032019A priority Critical patent/JP3024342B2/ja
Publication of JPH05228613A publication Critical patent/JPH05228613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024342B2 publication Critical patent/JP3024342B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】不純物除去装置を一連の含浸液流動路内に含浸
槽から独立させて設けることにより、含浸液の劣化を遅
らせ、かつ、効率よく含浸液の不純物除去を行うことを
目的とする。 【構成】含浸槽に収納された含浸液中に空孔中の空気を
除去した鋳造品を浸漬することにより、前記鋳造品に含
浸処理を施す含浸装置において、前記含浸槽に排出路を
介して連通し、前記含浸液中の不純物を除去する不純物
除去装置と、この不純物除去装置と連通し、不純物が除
去された含浸液を前記含浸槽に戻す送出路と、前記含浸
液を前記含浸槽から前記不純物除去槽に流動させ、前記
不純物除去装置にて不純物が除去された含浸液を前記不
純物除去装置から含浸槽に流動させる流動装置とを設け
たことを特徴とする含浸装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳造品の鋳巣やピンホ
ール等の空孔内に含浸液を含浸させるための含浸装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、自動車の鋳造部品の多くは、ダイカ
スト鋳造法にて製造されている。このダイカスト鋳造法
は生産性が良い反面、鋳造品に鋳巣やピンホール等の空
孔が生じ易く、鋳造品の耐圧性が劣るといった問題があ
る。そこで、ダイカスト鋳造法にて製造された鋳造品の
耐圧性を向上させる目的で、熱硬化性樹脂などの有機系
の含浸液を鋳巣やピンホール等の空孔に含浸させるとと
もに該含浸液を硬化させる含浸処理が行なわれている。
【0003】この含浸処理を行う含浸装置としては、鋳
造品を浸漬する含浸液を有する含浸槽と、この含浸槽に
電磁弁を有する配管を介して連通する貯槽と、前記含浸
槽と前記貯槽とのそれぞれに電磁弁を有する排気管を介
して連通されて設けられた真空ポンプと、一端を貯槽と
含浸槽とそれぞれに連通し、他端を大気に連通し、電磁
弁を有する大気開放通路とで構成されている。
【0004】そして、鋳造品に含浸処理を施す際には、
含浸槽内に鋳造品を投入し、この含浸槽内を密閉する。
このとき含浸液は、貯槽内に貯溜されている。次に、真
空ポンプを作動させ、含浸槽と真空ポンプを連通する排
気管の電磁弁を開にして、含浸槽内を減圧し、鋳造品の
空孔中に滞留する空気を完全に除去する。続いて、含浸
槽内が所定の減圧度に達したことを確認した後、含浸槽
と貯槽を連通する配管の電磁弁を開にして、貯槽内の含
浸液を貯槽と含浸槽との差圧によって含浸槽に移動さ
せ、鋳造品を含浸液に浸漬させ、その空孔内に含浸液が
浸入する。そして、所要時間待って、真空ポンプを停止
し、真空ポンプと含浸槽を連通する排気路の電磁弁を
閉、含浸槽と外界を連通する大気開放通路の電磁弁を開
として、含浸層内を大気開放する。さらに、真空ポンプ
を作動させ、貯槽と真空ポンプを連通する排気管の電磁
弁を開、他の電磁弁を閉として、含浸槽と貯槽との差圧
によって含浸槽内の含浸液を貯槽に戻し、この後、含浸
槽から鋳造品を取り出し、含浸処理された鋳造品を加熱
雰囲気内に放置することにより、鋳造品の空孔中の含浸
液を硬化させて、空孔に含浸処理を施していた。
【0005】このように、繰り返し含浸処理を行ってい
ると、鋳造品に付着している金属粉や切削油等の不純物
が含浸液内に混入してしまう。そして、この不純物と含
浸液が反応し、含浸液が重合反応してしまう。これによ
り、含浸液の粘性が増し、鋳造品の空孔への含浸性が悪
くなり、また、含浸装置の配管内に粘着性の含浸液が付
着してしまい、その結果配管が詰まり、装置を破損させ
てしまう虞がある。したがって、この不純物を除去する
ために、作業者の手作業にて含浸液をくみ出し、濾過を
行い不純物の除去をおこなっていた。しかしながら、こ
れは作業者の手作業によるところが多く、不純物除去作
業に多大な時間を費やし、生産性が悪くなるだけでな
く、その処理の間にも重合反応が進行し、含浸液が劣化
してしまう。
【0006】そこで、含浸液から不純物を容易に除去す
る技術として、例えば、実開昭63−69541公報に
示されているような装置が用いられている。この従来技
術を図2に基づいて説明する。図2において、含浸槽本
体101は、フロア102上に設置され、その内部に
は、含浸液Aを収納するように設けられており、上蓋1
03は含浸槽本体101の上方に、該含浸槽本体101
に被蓋するように上下動自在に吊設され、含浸槽本体1
01と上蓋102の両者によって一つの含浸槽119が
形成されている。そして上蓋103は釣鐘状に形成され
ており、含浸槽本体101との間に比較的大きな密閉空
間を画成することができる。また、上蓋103には真空
ポンプ104に一端が接続する配管105が延設されて
おり、この配管105の途中には外界に一端を開放する
分岐配管106が接続されている。さらに、配管105
の分岐配管106より真空ポンプ104側には、電磁弁
107が設けられている。また、分岐配管106の途中
にも電磁弁108が設けられており、これら二つの電磁
弁107、108の切替えと真空ポンプ104の作動と
によって、含浸槽本体101と上蓋103とで形成され
る密閉空間は、適時減圧あるいは大気に開放されるよう
になる。シャフト109は、シリンダ120から上蓋1
03の天井部を通して該上蓋103内まで延設されてお
り、このシャフト109の下端にはパレット110が取
り付けられている。このパレット110は、鋳造品Wを
保持する役割をなすもので、含浸槽本体101の上端よ
り僅か上方位置に下面が位置決めされる状態と、含浸液
A中に完全に浸漬される状態とを維持できるようにシリ
ンダ120によって、その上昇端および下降端が定めら
れている。そして、含浸槽本体101の下方内部には含
浸槽本体101の底面と平行に所定距離を有して配置さ
れ、含浸槽本体101の断面の全面をカバーするように
フィルタ装置111が配設されている。このフィルタ装
置111は、上下二枚のパンチングメタル112a、1
12bの間にフィルタ113を保持し、その中央部にエ
ア通路114を穿設して成るもので、含浸槽本体101
の内壁に凸設されたリング状の支持部材115上に脱着
自在に載置されている。一方、フィルタ装置111の下
方には、図示しないエア源に一端を結ぶエア配管116
の開口端部が配設されている。このエア配管116の途
中には、除湿器117および電磁弁118が設けられて
おり、この電磁弁118の開作動により、含浸槽本体1
01の含浸液A中には乾燥したエアが供給されるように
なっている。
【0007】このように構成された従来技術について作
用を以下に説明する。先ず、上蓋103を開いた状態
で、パレット110上に鋳造品Wを載置し、その後、上
蓋103を下降させて、含浸槽本体101に被蓋する。
次に、真空ポンプ104を作動させ、電磁弁107を
開、電磁弁108を閉として、含浸槽119内を減圧す
る。この時、鋳造品Wを含むパレット110は含浸液A
上に位置されており、これによって鋳造品Wの空孔およ
び含浸液Aの双方に滞留する空気が除去されるようにな
る。次に、シリンダ120の作動によってパレット11
0を下降させ、鋳造品Wの全体を含浸液A中に浸漬す
る。この浸漬によって鋳造品Wの空孔内に含浸液Aが浸
入する。そして、所定時間待って真空ポンプ104を停
止し、電磁弁107を閉、電磁弁108を開として、含
浸槽119内を大気に開放する。この大気開放によって
含浸液Aはさらに鋳造品Wの空孔内に浸入する。再びシ
リンダ120の作動によりパレット110を上昇させ、
これと同時に上蓋103も上昇させて、パレット110
より鋳造品Wを取り出し、加熱雰囲気内に放置し、含浸
液Aを硬化させ、一連の含浸処理が終了する。ここで、
電磁弁118を開として含浸液A中にエアを供給し、こ
の供給されたエアはフィルタ装置111のエア通路11
4から上方へ通過して含浸液Aをバブリングさせる。こ
の結果、含浸液Aに対流が生じ、その際、不純物を有す
る含浸液Aは、フィルタ装置111を通過して含浸槽本
体101の底部に移動し、この間、含浸液A中に浮遊し
ている不純物がフィルタ113に捕捉される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
タ装置111自体が含浸液A内に浸漬した状態であるた
め、含浸液Aがフィルタ装置111に捕捉された不純物
と反応し、重合反応を起こしてしまう。これにより、含
浸液Aの劣化が促進され、含浸液Aの粘性が増し、鋳造
品の空孔への含浸性が悪くなるという問題がある。そこ
で本発明は、不純物除去装置を一連の含浸液流動路内に
おいて含浸槽から独立させて設けることにより、含浸液
の劣化を遅らせ、かつ、効率よく含浸液中の不純物の除
去を行うことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の含浸装置におい
ては、含浸槽に収納された含浸液中に空孔中の空気を除
去した鋳造品を浸漬することにより、前記鋳造品に含浸
処理を施す含浸装置において、前記含浸槽に排出路を介
して連通し、前記含浸液中の不純物を除去する不純物除
去装置と、この不純物除去装置と連通し、不純物が除去
された含浸液を前記含浸槽に戻す送出路と、前記含浸液
を前記含浸槽から前記不純物除去槽に流動させ、前記不
純物除去装置にて不純物が除去された含浸液を前記不純
物除去装置から含浸槽に流動させる流動装置とを設けた
ものである。
【0010】
【作用】含浸液から不純物を除去する際には、流動装置
を作動させ、含浸層内の含浸液を排出路を介して不純物
除去装置内に導入し、含浸液内の不純物を除去する。そ
の後、送出路を介して不純物除去済の含浸液を含浸槽へ
戻す。不純物除去装置を一連の含浸液流動路内において
含浸槽から独立させて設けることにより、通常時に含浸
液と不純物除去装置に触れることがなくなり、含浸液の
劣化を遅らせることができる。また、含浸液の流動を自
動化したことにより、効率良く含浸液から不純物の除去
を行うことができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1に基づいて以下に説明
する。図1は本発明の含浸装置を表す断面図であり、含
浸槽本体1は図示しないブラケット、台座等を介してフ
ロア上に設置され、含浸液Aを収容して設けられてい
る。また、含浸槽本体1の上方には上蓋2が配設されて
おり、含浸槽本体1に被蓋するように上下動自在に吊設
されており、この含浸槽本体1と上蓋2の両者によって
一つの含浸槽24を形成している。そして、上蓋2は釣
鐘状に形成されており、含浸槽本体1に被蓋された際
に、含浸槽本体1との間に比較的大きな密閉空間Kを画
成することができる。上蓋2にはシャフト3が移動可能
に設けられており、シリンダ25から上蓋2の天井部を
通して該上蓋2内まで延設され、その下端には枠体のパ
レット4が取り付けられている。このパレット4は、鋳
造品Wを保持する役割をなすもので、含浸槽本体1の上
端より僅か上方位置に下面が位置決めされる状態と、含
浸液A中に完全に浸漬される状態とを維持できるように
シリンダ25によって、その上昇端および下降端が定め
られている。そして、含浸槽本体1の内側底部には、含
浸液Aを含浸槽本体1外に排出する排出路11の一端が
配設されており、この排出路11の他端は不純物除去槽
7に開口し、その途中には第一の電磁弁13が設けられ
ている。この不純物除去槽7の底部には、凹状の不純物
集積部12が設けられており、この不純物集積部12に
は、含浸液Aに比べ比重の重い金属粉等の不純物5が集
積されるようになっている。また、不純物除去槽7の内
側底部には、含浸液Aを含浸槽本体1に戻す連通路26
の一端が開口して設けられており、その途中には第二の
電磁弁14が設けられている。そして、連通路27の他
端には、ケース8内に孔径が約1μmのフィルター9を
収納している不純物濾過装置6が連通して設けられてい
る。これらの不純物除去槽7と不純物濾過装置6及び、
連通路27により、不純物除去装置26が構成されてい
る。また、不純物濾過装置6には、他端を含浸槽本体1
に連通した送出路10が連通して設けられている。一
方、上蓋2には真空ポンプ19に接続する第一のエア配
管20がパッキン28を介して、上蓋2上昇時には解放
し、上蓋2の被蓋時には連結する様に脱着自在に設けら
れており、その途中には第三の電磁弁15が設けられて
いる。この第一のエア配管20の第三の電磁弁15より
上蓋2側には、第一の大気開放電磁弁17を有する第一
の大気開放配管22が配設されている。また、不純物除
去槽7には、真空ポンプ19に接続する第二のエア配管
21が延設されており、その途中には第四の電磁弁16
が設けられている。そして、第二のエア配管21の第四
の電磁弁16より不純物除去槽7側には、第二の大気開
放電磁弁18を有する第二の大気開放配管23が配設さ
れている。これらの、真空ポンプ19とエアー配管2
0、21と大気開放配管22、23と電磁弁15、16
及び、大気開放電磁弁17、18とで含浸液Aを流動さ
せる流動装置が構成される。
【0012】以上のように構成された含浸装置にて鋳造
品Wに含浸処理を施す際には、先ず、シリンダ25を作
動させ、上蓋2を開いた状態で、図示しない搬送装置に
よって搬送されて来た鋳造品Wをパレット4に移載す
る。その後、シリンダ25を逆作動させ、上蓋2を下動
して含浸槽本体1に被蓋する。その際、含浸槽本体1と
上蓋2とで密閉空間Kが形成される。次に、真空ポンプ
19を作動させ、第三の電磁弁15を開、他の電磁弁1
3、14、16、17、18を閉とし、含浸槽24内を
減圧する。この時、鋳造品Wを載置したパレット4は含
浸液A上に位置決めされており、これによって、鋳造品
Wの空孔から空気が除去される。そして、シリンダ25
の作動によってパレット4を下降させ、鋳造品Wを含浸
液A中に浸漬し、所定時間待って真空ポンプ19を停止
させ、第三の電磁弁15を閉、第一の大気開放電磁弁1
7を開にして、含浸槽24内の密閉空間Kを大気に開放
する。これにより、含浸液Aは差圧により押され、さら
に鋳造品Wの空孔内に浸入する。含浸槽内が大気に開放
されるのを待って、再びシリンダ25の作動によりパレ
ット4を上昇させ、これと同時に上蓋2も上昇させてパ
レット4より鋳造品Wを取り出す、その後、この鋳造品
Wを加熱雰囲気中に放置し、含浸液Aを硬化させて一連
の含浸処理が完了する。このように鋳造品Wに含浸処理
を繰り返し行っていると、鋳造品Wに付着していた、切
削油や金属粉等の不純物5が含浸液A中に混入してく
る。そして、含浸液Aから不純物5を除去する際には、
先ず真空ポンプ19を作動させると同時に第一の電磁弁
13と第四の電磁弁16を開、他の電磁弁14、15、
17、18を閉とし、含浸槽本体1内の含浸液Aを排出
路11を介して不純物除去槽7に移動させる。含浸液A
の移動を確認した後、真空ポンプ19を停止させ、第二
の大気開放電磁弁18を大気開放して不純物除去装置7
内を大気開放する。この状態で一定時間静止させること
により、不純物除去槽7内の含浸液A中の含浸液Aに比
べ比重の重い金属粉等の不純物5が不純物除去槽7下部
に設けられた不純物集積部12に沈澱する。次に、真空
ポンプ19を作動させ、第二の電磁弁14と第三の電磁
弁15を開、他の電磁弁13、16、17、18を閉と
すると、不純物除去槽7内の含浸液Aが連通路27、不
純物濾過装置6及び送出路10を介して含浸層本体1に
移動する。
【0013】この際、不純物濾過装置6に設けられたフ
ィルタ9により含浸液A中の不純物除去槽7で除去しき
れなかった切削油等の含浸液より比重の軽い不純物5を
除去する。これにより、含浸液A中の不純物が完全に除
去される。含浸液Aから不純物の除去を行う不純物除去
装置26を含浸槽24から独立させて設け、かつ、それ
を一連の含浸液A流動経路上に設けることにより、含浸
液Aの劣化を遅め、効率良く含浸液Aから不純物5の除
去が行え、作業性が向上する。また、不純物除去槽7で
含浸液Aに比べ比重の重い不純物5を除去し、さらに、
それから不純物濾過装置6にてそれ以外の不純物5を濾
過する構成にしたことにより、確実に不純物の除去が行
えるだけでなく、不純物濾過装置6のフィルタ9の寿命
も延びフィルタ交換の手間が省ける。
【0014】
【発明の効果】含浸液から不純物の除去を行う不純物除
去装置を含浸槽から独立させて設け、かつ、それを一連
の含浸液の流動経路上に設けることにより、通常時に含
浸液と不純物除去装置に触れることがなくなり、また、
含浸液の流動を自動化したことにより、効率良く含浸液
から不純物の除去を行うことができる。これによって含
浸液の劣化を遅めることができ、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す正面図である。
【図2】従来技術の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
A・・・含浸液 W・・・鋳造品 K・・・密閉空間 1・・・含浸槽本体 2・・・上蓋 3・・・シャフト 4・・・パレット 5・・・不純物 6・・・不純物濾過装置 7・・・不純物除去槽 8・・・ケース 9・・・フィルタ 10・・・送出路 11・・・排出路 12・・・不純物集積部 13・・・第一の電磁弁 14・・・第二の電磁弁 15・・・第三の電磁弁 16・・・第四の電磁弁 17・・・第一の大気開放電磁弁 18・・・第二の大気開放電磁弁 19・・・真空ポンプ 20・・・第一のエア配管 21・・・第二のエア配管 22・・・第一の大気開放配管 23・・・第二の大気開放配管 24・・・含浸槽 25・・・シリンダ 26・・・不純物除去装置 27・・・連通路 28・・・パッキン 101・・・含浸槽本体 102・・・フロア 103・・・上蓋 104・・・真空ポンプ 105・・・配管 106・・・分岐配管 107・・・電磁弁 108・・・電磁弁 109・・・シャフト 110・・・パレット 111・・・フィルタ装置 112a・・・パンチングメタル 112b・・・パンチングメタル 113・・・フィルタ 114・・・エア通路 115・・・リング状支持部材 116・・・エア配管 117・・・除湿器 118・・・電磁弁 119・・・含浸槽 120・・・シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】含浸槽に収納された含浸液中に空孔中の空
    気を除去した鋳造品を浸漬することにより、前記鋳造品
    に含浸処理を施す含浸装置において、前記含浸槽に排出
    路を介して連通し、前記含浸液中の不純物を除去する不
    純物除去装置と、この不純物除去装置と連通し、不純物
    が除去された含浸液を前記含浸槽に戻す送出路と、前記
    含浸液を前記含浸槽から前記不純物除去槽に流動させ、
    前記不純物除去装置にて不純物が除去された含浸液を前
    記不純物除去装置から含浸槽に流動させる流動装置とを
    設けたことを特徴とする含浸装置。
JP4032019A 1992-02-19 1992-02-19 含浸装置 Expired - Fee Related JP3024342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4032019A JP3024342B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 含浸装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4032019A JP3024342B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 含浸装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05228613A true JPH05228613A (ja) 1993-09-07
JP3024342B2 JP3024342B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=12347155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4032019A Expired - Fee Related JP3024342B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 含浸装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024342B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5770038A (en) * 1994-06-29 1998-06-23 Sanyo Electric Co., Ltd. Method for detecting chemical substances

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5770038A (en) * 1994-06-29 1998-06-23 Sanyo Electric Co., Ltd. Method for detecting chemical substances

Also Published As

Publication number Publication date
JP3024342B2 (ja) 2000-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4528152A (en) Method for obtaining drain-cast hollow articles for ceramic ware
CA2921031C (en) Fluid treatment system
US20220040724A1 (en) Vacuum impregnation device
JP2010279860A5 (ja)
EP0151050B1 (en) Apparatus for the impregnation of porous articles
JPH05228613A (ja) 含浸装置
CN203343021U (zh) 一种浸渗装置
EP0415091B1 (en) Countergravity casting using particulate filled vacuum chambers
US5044420A (en) Vacuum-assisted, countergravity casting apparatus and method
EP3246114A1 (en) Low-pressure casting method and low-pressure casting apparatus
WO2002020123A1 (fr) Procede et dispositif de filtration de fluide residuaire
CN102116325A (zh) 一种液压油箱的呼吸器及工程机械
TW201347875A (zh) 利用真空及高壓的微封孔方法
CN209156251U (zh) 一种真空浸渗罐
JP5024148B2 (ja) 粘性材料吸引装置
EP2301692B1 (de) Vorrichtung und Verfahren zum Auspacken und Entsanden von Gussformteilen
CN208261786U (zh) 一种消除人造砂显气孔的装置
CN201101913Y (zh) 冷却过滤器
FR2484871A1 (fr) Procede et appareillage pour l'impregnation d'articles poreux
JPH08174187A (ja) 減圧鋳造装置
JPH06182520A (ja) 吸引鋳造装置
US20110042030A1 (en) Filter For Use In The Casting Of Aluminium, Magnesium, Copper Alloy And The Like
US5062467A (en) Vacuum countergravity casting apparatus and method
CN220560705U (zh) 一种激光切割机料架升降机构
CN108339933A (zh) 一种消除人造砂显气孔的装置及方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees