JPH05227656A - 活線挿抜可能な並列冗長運転方式の電源装置 - Google Patents
活線挿抜可能な並列冗長運転方式の電源装置Info
- Publication number
- JPH05227656A JPH05227656A JP4056604A JP5660492A JPH05227656A JP H05227656 A JPH05227656 A JP H05227656A JP 4056604 A JP4056604 A JP 4056604A JP 5660492 A JP5660492 A JP 5660492A JP H05227656 A JPH05227656 A JP H05227656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply apparatus
- adapter board
- parallel
- modules
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Power Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無停止運転を可能とする並列冗長運転方式の
電源装置において、故障した電源部を他の電源部を動作
させたまま交換する活線挿抜保守時でも安定した電源を
供給できる電源装置を提供する。 【構成】 出力電圧平滑フィルタ回路にコンデンサを持
たない電源モジュールと、複数の電源モジュールを並列
接続させ、電源ラインに平滑コンデンサ4を有するアダ
プタボード3からなる電源装置。
電源装置において、故障した電源部を他の電源部を動作
させたまま交換する活線挿抜保守時でも安定した電源を
供給できる電源装置を提供する。 【構成】 出力電圧平滑フィルタ回路にコンデンサを持
たない電源モジュールと、複数の電源モジュールを並列
接続させ、電源ラインに平滑コンデンサ4を有するアダ
プタボード3からなる電源装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路に関し、特に活
線挿抜を可能とする電源モジュールの並列冗長運転方式
に関する。
線挿抜を可能とする電源モジュールの並列冗長運転方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の並列運転方式電源は、図2に示す
様に数台の電源モジュールの出力口をアダプタボード3
やバスバーに接続し、一系統にまとめて負荷6へ供給し
ている。電源モジュール1、2においては各々単独で運
転可能な回路となっていて、ある一台が故障した場合、
そのモジュールだけを交換する方式となっている。
様に数台の電源モジュールの出力口をアダプタボード3
やバスバーに接続し、一系統にまとめて負荷6へ供給し
ている。電源モジュール1、2においては各々単独で運
転可能な回路となっていて、ある一台が故障した場合、
そのモジュールだけを交換する方式となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の並列運転方式の
電源モジュールは、アダプタボードに接続することによ
って出力電圧を一系統にまとめ、電源モジュールを数台
並列接続して負荷へ電源を供給する。一台の電源モジュ
ールが故障しても、他のモジュールから電源供給を続け
られるので、負荷への電源供給を中断することなく、故
障したモジュールだけを交換することができる。しか
し、故障したモジュールを抜き取り、新しいモジュール
を活電部へ接続する瞬間、モジュールの出力フィルタ回
路のコンデンサを充電する為に逆電流が流れ、負荷へ供
給する電圧が一瞬低下するという欠点がある。その対策
としてインダクタンスやダイオードを入れる等の方法が
とられているが部品点数が増える為に、電源モジュール
を小型化できない、コストアップする等の欠点がある。
電源モジュールは、アダプタボードに接続することによ
って出力電圧を一系統にまとめ、電源モジュールを数台
並列接続して負荷へ電源を供給する。一台の電源モジュ
ールが故障しても、他のモジュールから電源供給を続け
られるので、負荷への電源供給を中断することなく、故
障したモジュールだけを交換することができる。しか
し、故障したモジュールを抜き取り、新しいモジュール
を活電部へ接続する瞬間、モジュールの出力フィルタ回
路のコンデンサを充電する為に逆電流が流れ、負荷へ供
給する電圧が一瞬低下するという欠点がある。その対策
としてインダクタンスやダイオードを入れる等の方法が
とられているが部品点数が増える為に、電源モジュール
を小型化できない、コストアップする等の欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の活線挿抜可能な
並列冗長運転方式の電源装置は、コネクタ類を用いて直
接アダプタボードに接続できる構造で、出力電圧平滑用
フィルタ回路にコンデンサを含まない回路を特徴とする
AC−DCコンバータを内蔵する複数の電源モジュール
と、各々の電源モジュールからの出力を内部で並列接続
して電源ラインとし、電源ライン間に平滑用コンデンサ
を有する回路を備えたアダプタボードからなる構成を有
する。
並列冗長運転方式の電源装置は、コネクタ類を用いて直
接アダプタボードに接続できる構造で、出力電圧平滑用
フィルタ回路にコンデンサを含まない回路を特徴とする
AC−DCコンバータを内蔵する複数の電源モジュール
と、各々の電源モジュールからの出力を内部で並列接続
して電源ラインとし、電源ライン間に平滑用コンデンサ
を有する回路を備えたアダプタボードからなる構成を有
する。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る、図1は本発明の一実施例として電源モジュールが2
台の場合の回路図である。
る、図1は本発明の一実施例として電源モジュールが2
台の場合の回路図である。
【0006】AC−DCコンバータを含む2台の電源モ
ジュール1、2は、アダプタボード3にコネクタ類5を
利用して接続できる構造を有する。
ジュール1、2は、アダプタボード3にコネクタ類5を
利用して接続できる構造を有する。
【0007】電源モジュール1、2内のAC−DCコン
バータの回路的な特徴として、出力電圧フィルタ回路部
において平滑用コンデンサを内蔵していない。
バータの回路的な特徴として、出力電圧フィルタ回路部
において平滑用コンデンサを内蔵していない。
【0008】アダプタボード3には複数のコネクタ5を
有し、必要台数の電源モジュールを接続でき、各々の電
源モジュール1、2の出力電圧を一系統にまとめて負荷
側へ供給する電源ラインを有する。アダプタボード3の
回路的な特徴として、電源ラインに出力平滑用コンデン
サ4を必要数だけ内蔵している。
有し、必要台数の電源モジュールを接続でき、各々の電
源モジュール1、2の出力電圧を一系統にまとめて負荷
側へ供給する電源ラインを有する。アダプタボード3の
回路的な特徴として、電源ラインに出力平滑用コンデン
サ4を必要数だけ内蔵している。
【0009】電源モジュールを数台アダプタボード3に
接続して運用することにより、並列冗長運転が可能とな
る。負荷電流は数台の電源モジュールで分担し、一台の
モジュールが故障しても他のモジュールで負荷電流を引
き続き分担し、電源供給を続行できる。
接続して運用することにより、並列冗長運転が可能とな
る。負荷電流は数台の電源モジュールで分担し、一台の
モジュールが故障しても他のモジュールで負荷電流を引
き続き分担し、電源供給を続行できる。
【0010】電源モジュール1、2は出力口をコネクタ
類5を用いてアダプタボード3に取り付ける構造とする
ことにより、例えば電源モジュール2が故障した場合で
も他の電源モジュール1を停止させることなく、故障し
た電源モジュール2だけをアダプタボード3の活電部か
ら引き抜くことができる。
類5を用いてアダプタボード3に取り付ける構造とする
ことにより、例えば電源モジュール2が故障した場合で
も他の電源モジュール1を停止させることなく、故障し
た電源モジュール2だけをアダプタボード3の活電部か
ら引き抜くことができる。
【0011】その後新品の電源モジュール2をAC入力
を入れずに停止させたままアダプタボード3へ挿入す
る。前述した通り電源モジュール1、2は出力電圧のフ
ィルタ回路部に平滑用コンデンサを持たず、又、アダプ
タボード3に平滑用コンデンサ4を集中的に実装してあ
る為、運転を続行していた電源モジュール1によってコ
ンデンサ4は常に充電された状態となっている。よって
新品の電源モジュール2を活電部に接触させた瞬間に電
源モジュール2内部に逆電流が流れ込まずに済む。
を入れずに停止させたままアダプタボード3へ挿入す
る。前述した通り電源モジュール1、2は出力電圧のフ
ィルタ回路部に平滑用コンデンサを持たず、又、アダプ
タボード3に平滑用コンデンサ4を集中的に実装してあ
る為、運転を続行していた電源モジュール1によってコ
ンデンサ4は常に充電された状態となっている。よって
新品の電源モジュール2を活電部に接触させた瞬間に電
源モジュール2内部に逆電流が流れ込まずに済む。
【0012】新品の電源モジュール2がアダプタボード
3に取り付けられた後、AC入力を投入してAC−DC
コンバータを起動させれば、前の状態通りに同じ台数の
電源モジュールにて並列運転を再開する。
3に取り付けられた後、AC入力を投入してAC−DC
コンバータを起動させれば、前の状態通りに同じ台数の
電源モジュールにて並列運転を再開する。
【0013】電源モジュールにおいては負荷電流をn台
で分担して並列冗長運転する場合、一台が停止しても電
源供給を続行できる様に負荷電流をn−1台でも分担で
きるだけの容量を持たなければならない為、電源モジュ
ール一台当りの出力容量はn台運転時では大き過ぎるこ
とになる。ここでアダプタボード3にコンデンサ4を集
中実装しておくことにより、コンデンサの容量は負荷電
流に応じて最適値とすることができ、各電源モジュール
毎に分散して余分な容量を持たなくても良くなる為、電
源モジュール、アダプタボード全体では部品点数や外形
を削除できる。
で分担して並列冗長運転する場合、一台が停止しても電
源供給を続行できる様に負荷電流をn−1台でも分担で
きるだけの容量を持たなければならない為、電源モジュ
ール一台当りの出力容量はn台運転時では大き過ぎるこ
とになる。ここでアダプタボード3にコンデンサ4を集
中実装しておくことにより、コンデンサの容量は負荷電
流に応じて最適値とすることができ、各電源モジュール
毎に分散して余分な容量を持たなくても良くなる為、電
源モジュール、アダプタボード全体では部品点数や外形
を削除できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、挿抜する
電源モジュールから出力フィルタ回路のコンデンサを取
り除きアダプタボードに集中実装することにより、コン
デンサを常に充電した状態にできる為、新しい電源モジ
ュールを活電部に接触させた際に逆電流が流れることを
防げるので、負荷に供給する電源ラインの電圧をより安
定化させることができるという効果を有する。又、電源
モジュールもコンデンサを装備していない分小型化でき
る他、負荷電流に応じたコンデンサ容量を選定できるの
で、電源モジュールごとに実装するよりもコンデンサの
数量は少なくでき、全体としても小型化できる。
電源モジュールから出力フィルタ回路のコンデンサを取
り除きアダプタボードに集中実装することにより、コン
デンサを常に充電した状態にできる為、新しい電源モジ
ュールを活電部に接触させた際に逆電流が流れることを
防げるので、負荷に供給する電源ラインの電圧をより安
定化させることができるという効果を有する。又、電源
モジュールもコンデンサを装備していない分小型化でき
る他、負荷電流に応じたコンデンサ容量を選定できるの
で、電源モジュールごとに実装するよりもコンデンサの
数量は少なくでき、全体としても小型化できる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】従来技術の実施例のブロック図。
1、2 電源モジュール 3 アダプタボード 4 コンデンサ 5 コネクタ 6 負荷
Claims (1)
- 【請求項1】 コネクタ類を用いて直接アダプタボード
に接続できる構造で、出力電圧平滑用フィルタ回路にコ
ンデンサを含まない回路を特徴とするAC−DCコンバ
ータを内蔵する複数の電源モジュールと、各々の電源モ
ジュールからの出力を内部で並列接続して電源ラインと
し、電源ライン間に平滑用コンデンサを有する回路を備
えたアダプタボードからなる構成を特徴とする、活線挿
抜可能な並列冗長運転方式の電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056604A JPH05227656A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 活線挿抜可能な並列冗長運転方式の電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056604A JPH05227656A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 活線挿抜可能な並列冗長運転方式の電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05227656A true JPH05227656A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13031834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4056604A Pending JPH05227656A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 活線挿抜可能な並列冗長運転方式の電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05227656A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU727588B2 (en) * | 1995-10-11 | 2000-12-14 | Invetech Operations Pty Ltd | Modular power supply |
CN1074865C (zh) * | 1995-10-11 | 2001-11-14 | 英威泰克经营公司 | 不间断电源及为电气设备提供不间断电源的方法 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4056604A patent/JPH05227656A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU727588B2 (en) * | 1995-10-11 | 2000-12-14 | Invetech Operations Pty Ltd | Modular power supply |
CN1074865C (zh) * | 1995-10-11 | 2001-11-14 | 英威泰克经营公司 | 不间断电源及为电气设备提供不间断电源的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8782449B2 (en) | Power supply system with a plurality of power supply units capable of powering a plurality of load units depending on the type and operation state of each load unit | |
JP2940536B1 (ja) | 無停電電源装置 | |
JP3113159B2 (ja) | 電源装置 | |
US8446044B2 (en) | Power conversion and distribution scheme for electronic equipment racks | |
CN100380767C (zh) | 风能系统以及用于运行该种风能系统的方法 | |
US20090164806A1 (en) | Apparatus, system, and method for a high efficiency redundant power architecture | |
JP2004038331A (ja) | 情報処理装置および同装置への電源供給方法 | |
US20090179494A1 (en) | On-line uninterruptible power system | |
US6317345B1 (en) | Power supply distribution system employing non-isolated DC/DC converters | |
CN210958137U (zh) | 母线电容放电电路和供电保护系统 | |
CN111342651A (zh) | 一种电磁兼容冗余输出的交直流双输入插卡式时统设备电源 | |
US20090206671A1 (en) | Backup power system equipped with independent protection circuit architecture | |
US7531918B2 (en) | Hot insertion and extraction of power supply module | |
JPH05227656A (ja) | 活線挿抜可能な並列冗長運転方式の電源装置 | |
US7538450B2 (en) | Power switch device and method for cluster computer | |
US7109603B2 (en) | Power converter system | |
CN106972617A (zh) | 应用于模块化航电系统的电源冗余备份装置 | |
JP6054846B2 (ja) | 変換器内蔵型コンセントバー | |
JP2005287129A (ja) | 待機系電源装置 | |
JP3385600B2 (ja) | 電源装置 | |
CN217469532U (zh) | 分布式整机柜 | |
CN214255826U (zh) | 一种不间断供电设备 | |
JPH05274061A (ja) | 多重化電源装置 | |
JP2752774B2 (ja) | 活線挿抜パッケージ | |
CN216118770U (zh) | 高功率扩展卡 |