JPH05227560A - 構内自動交換機 - Google Patents

構内自動交換機

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JPH05227560A
JPH05227560A JP2628492A JP2628492A JPH05227560A JP H05227560 A JPH05227560 A JP H05227560A JP 2628492 A JP2628492 A JP 2628492A JP 2628492 A JP2628492 A JP 2628492A JP H05227560 A JPH05227560 A JP H05227560A
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Tokuyuki Anzai
徳幸 安在
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプロセッサで構成される構内自動交換
機において、頻繁に操作されるデータをそれぞれのプロ
セッサにコピー配置し、あるプロセッサにおいて前記コ
ピー配置データの更新要求が発生すると、コピー配置さ
れる全データを更新することにより、プログラム部から
はコピーの存在やその物理的な配置を意識せずに、操作
できることを目的とする。 【構成】 複数のプロセッサで構成される構内自動交換
機の各々のプロセッサ内のデータをデータベースとして
一元管理化し、そのデータベースの操作要求を受け付け
実行するデータベース管理部を設け、このデータベース
管理部に、プロセッサ間の通信を行う通信処理部と、コ
ピーデータの配置されるプロセッサ番号を記憶するデー
タ配置記憶部とを備え、また、コピー配置データの更新
中は、他のプロセッサからは更新出来ないようにするた
めのロック機能を設けることにより、コピー配置される
データを効率よく、確実に更新できるような構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のシステムを有す
る構内自動交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、構内自動交換機は機能拡大及び処
理効率の向上のために、複数のプロセッサーによる機能
及び負荷の分散を図っている。
【0003】以下、図面を参照しながら複数のプロセッ
サーよりなる従来の構内自動交換機の構成について説明
する。図9は従来の構内自動交換機のシステム構成図で
ある。1は構内自動交換機内に複数構成されるシステ
ム、2はシステム毎にそれぞれ異なる機能を有し、呼の
交換接続を処理する呼処理プロセッサー、3は内線若し
くは外線を監視制御するラインプロセッサー、4は呼処
理プロセッサー2とラインプロセッサー3との間で交換
されたデータを記憶する通話路メモリ、5はそれぞれの
システムに接続された電話機群である。
【0004】システム6も、呼処理プロセッサー7とラ
インプロセッサー8と通路路メモリ8と電話機群10よ
り構成され、それぞれシステム1に於いて説明したもの
と同様の機能を有する。以下、他のシステムも同様とす
る。
【0005】このような複数の呼処理プロセッサーで構
成される構内自動交換機では、自プロセッサー内のデー
タのみならず他プロセッサー内に格納されているデータ
をも操作する必要が生じる場合がある。例えば、電話機
より受信したダイヤル数字を分析し、そのダイヤル番号
に割り当てられた機能を理解するための番号翻訳テーブ
ル(図示せず)は、従来の構内自動交換機ではマスター
システム内に配置される。図9ではシステム1をマスタ
ーシステムとすると、上記番号翻訳テーブルはシステム
1の呼処理プロセッサー2内に設けられる。システム6
の電話機群10から発呼する場合、電話機群10から送
出されるダイヤル信号は、システム6の呼処理プロセッ
サー7に於いて翻訳され、そのとき、呼処理プロセッサ
ー7は、システム1の呼処理プロセッサー2内に配置さ
れている前記番号翻訳テーブルを参照する必要がある。
【0006】次に、図10を用いて複数のプロセッサー
間に於けるデータ通信を説明する。図10は、図9に於
けるシステム1及び6内の呼処理プロセッサー2及び7
の構成図である。2は図9に於ける構内自動交換機のシ
ステムに構成される呼処理プロセッサーであって、他の
プロセッサーとの通信を司る通信制御部11と、呼処理
プロセッサー毎に異なるプログラムを記憶しているデー
タメモリ12と、ある機能を有するデータがどの呼処理
プロセッサーに属するデータメモリに格納されているか
を記憶しているデータ配置記憶部13と、通信制御部1
1とデータメモリ12とデータ配置記憶部13の動作を
支配し、各種の命令を発する中央制御部14より構成さ
れる。また、呼処理プロセッサー6も、通信制御部15
とデータメモリ16とデータ配置記憶部17と中央制御
部18よりなり、それぞれの有する機能は呼処理プロセ
ッサー2に於いて述べたものと同様である。
【0007】尚、通信制御部11及び15は他の呼処理
プロセッサーに於ける通信制御部と互いに接続されてい
る。
【0008】このとき、図9の電話機群10から電話機
群5に対してダイヤル信号を送信した場合を考えると、
電話機群10からのダイヤル信号は通信制御部15に送
られる。中央制御部18はダイヤル信号に対応する出力
データがどの呼処理プロセッサーに於けるデータメモリ
に格納されているかをデータ配置記憶部17で確認す
る。この場合、所望の番号翻訳テーブルはデータメモリ
12に格納されているので、中央制御部18は通信制御
部15及び11を通して、データメモリ12より番号翻
訳テーブルを参照する旨の情報を中央制御部14に送信
する。中央制御部14は受信したダイヤル信号に対応す
るデータをデータメモリ12より取り出し、通信制御部
11及び15を通して中央制御部18に送信する。こう
して、中央制御部18は受け取ったデータを構内自動交
換機から外線に送信する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、呼処理プロセッサー7が発呼要求を受け付ける
度にその処理データがどのデータメモリに格納されてい
るのかをデータ配置記憶部で確認しなければならず、所
望の処理データが他の呼処理プロセッサーのデータメモ
リにある場合は、呼処理プロセッサー間で通信しなけれ
ばならない等、中央制御部にかかる負荷が大きくなると
いう問題を有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記従
来の課題を解決するために、一度マスタープロセッサー
で処理された通信データは、次回のデータ処理から各々
の呼処理プロセッサー内で独立して行うことができるよ
うに、初めて処理された通信データをその都度記憶した
り、若しくは消去するデータベース管理部と、各々のデ
ータ管理部に等しく格納されているデータの一部を書き
換える命令が中央制御部から出されたときに、当該デー
タを他の中央制御部が書き換えられないようにロックを
かけるロック制御部とを設けた。
【0011】
【作用】上記のような構成により、ある一つのシステム
の呼処理プロセッサーが処理した通信データはその他の
システムに送信され、前記通信データが各システムのデ
ータベース管理部に格納されていない場合は、各データ
ベース管理部が各々のデータベースに前記通信データの
書き込みを行う。
【0012】また、既に格納されている通信データを書
き換える場合は、最初に書き換え命令を発した呼処理プ
ロセッサーのロック制御部が、他のシステムの中央制御
部に対して各々のデータベース管理部に格納されている
当該通信データをロックする旨の命令を発し、各システ
ムのロック制御部が、各々のデータベース管理部の当該
データにロックをかける旨の命令を発する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例に係る構内自動交換機内に
於いて、同一の構成を有する複数のシステム内に構成さ
れた呼処理プロセッサーの構成を示し、図9に於けるシ
ステム1及び6内の呼処理プロセッサー2及び7間のデ
ータ通信方法を説明したものである。尚、構内自動交換
機の構成は従来と同じである。それぞれの呼処理プロセ
ッサーには、呼処理プロセッサー間通信のためのアドレ
ス情報(以下、「プロセッサー番号」と称する。)が割
り当てられている。
【0014】図1に於いて、19は構内交換機が有する
複数のシステムに構成される呼処理プロセッサーであっ
て、他のプロセッサーとの通信を司る通信制御部20
と、初めて処理された通信データをその都度記憶若しく
は消去するデータベース管理部21と、ある機能を有す
るデータがデータメモリに格納されているか否かをプロ
セッサー番号として記憶しているデータ配置記憶部22
と、データベース管理部21の既存のデータを書き換え
る場合に、他の呼処理プロセッサーのデータ管理部に格
納されている同じデータに他の中央制御部から書き換え
命令がかからないようにロックする旨の信号を各呼処理
プロセッサーのロック制御部23に対して出力すると共
に、データベース管理部21の書き換え命令がかかった
データを書き換えるロック制御部23と、通信制御部2
0とデータベース管理部21とデータ配置記憶部22及
びロック制御部23の動作を支配し、各種の命令を発す
る中央制御部24より構成される。また、呼処理プロセ
ッサー25も、通信制御部26とデータベース管理部2
7とデータ配置記憶部28とロック制御部29と中央制
御部30よりなり、それぞれの有する機能は呼処理プロ
セッサー19に於いて述べたものと同様である。
【0015】尚、呼処理プロセッサーは同じ構成のもの
が数台並列接続して構成されるが、ここでは2台の場合
について説明する。また、通信制御部20及び26は他
の呼処理プロセッサーに於ける通信制御部と互いに接続
されている。
【0016】このように構成された呼処理プロセッサー
の動作について、呼処理プロセッサー19がマスタープ
ロセッサーであって、データベース管理部21に格納さ
れている番号翻訳テーブルを使用する場合を例に採り説
明する。まず、呼処理プロセッサー19に接続された電
話機(図示せず)からダイヤル信号が入力された場合、
中央制御部24はデータベース管理部21に格納された
番号翻訳テーブルを参照する為、データベース管理部2
1に対して前記ダイヤル信号に対応するレコード番号を
指定する。読み出し操作要求を受け付けたデータベース
管理部21は、指定されたレコードに対して読み出し操
作を実行し、内蔵するデータベース(図示せず)より読
み出した番号翻訳テーブルのコピー配置データを中央制
御部24に通知し、処理を終了する。
【0017】一方、呼処理プロセッサー19がデータベ
ース管理部21に格納されていない新たなデータにより
処理をする場合は、データ配置記憶部22がデータベー
ス管理部21に当該データが格納されていないことを中
央制御部24に通知する。データベース管理部24は当
該データを前記データベースに記憶すると共に、データ
配置記憶部22が当該データをコピーさせるべきデータ
ベース管理部を有するプロセッサー番号を確認し(ここ
では呼処理プロセッサー25のみである。)、通信制御
部20が通信制御部26を通して、前記プロセッサー番
号を有するデータベース管理部27に当該データを送信
し、データベース管理部27が内蔵するデータベースに
当該データを記憶する。
【0018】次に、呼処理プロセッサー19内の中央制
御部24が、データベース管理部21及び27の番号翻
訳テーブルの既存データ(以下、「コピー配置データ」
と称する。)を更新する場合について説明する。データ
ベース管理部21のコピー配置データを更新するとき
は、まず中央制御部30から万が一同じコピー配置デー
タの書き変え命令が出されていても、中央制御部24か
らの書換え命令しか実行されないように、ロック制御部
23が、データベース管理部21及び27の当該コピー
配置データをロックする命令を、ロック制御部29に送
信する。中央制御部24及び30はデータベース管理部
21及び27からロックするコピー配置データのレコー
ド番号やロック操作を要求したプロセッサー番号等の情
報(以下、「タスク番号」と称す。)を受信して、ロッ
ク制御部23及び29に当該コピー配置データのロック
命令を出す。
【0019】ロック操作が完了すると、中央制御部24
及び30はデータベース管理部21及び27に書き換え
命令を出す。データベース管理部21及び27は、ロッ
ク制御部23及び29のタスク番号より、当該コピー配
置データがロックされているか否かを確認し、ロックさ
れていることが確認されると、データベース管理部21
及び27の各々が支配するデータベースの書き換えを行
う。
【0020】次に、フローチャートを用いてデータベー
ス管理部21及び27のロック操作と書き込み操作を詳
説する。図2乃至図8は、ロック操作と書き込み操作の
処理に関するフローチャートである。
【0021】まず図2に於いて、中央制御部24は、ロ
ック制御部23に対してロック操作を要求し、番号翻訳
テーブルに対応するレコード番号を指定する。ロック操
作要求を受け付けたロック制御部23は、データ配置記
憶部22より、指定されたレコード番号のデータがデー
タベース管理部21に配置されていることを認識すると
(31,32)、指定されたレコード番号に対応するデ
ータのロック状態を認識する(33)。既にロックされ
ていた場合は、ロック制御部23は、中央制御部24に
対して、既にロックされているという主旨のステータス
を通知する(34〜36)。ロックされていない場合
は、ロック制御部23は、ロックするレコード番号と、
ロック操作を要求したプロセッサー番号を記憶し(3
8)、ロック状態をロック中に変更する(39)。デー
タベース管理部21は、通信処理部20及び26を介し
て呼処理プロセッサー25内のデータベース管理部27
にロック操作要求のイベントを送信する(40)。その
とき、ロック制御部23に記憶された内容も通知する。
その後、データベース管理部21は、データベース管理
部27からのロック操作要求に対する応答待ちに入る
(41)。
【0022】図3に於いて、データベース管理部21か
らロック操作要求イベントを受け付けた呼処理プロセッ
サー25内のデータベース管理部27は、ロック制御部
39より、指定されたレコード番号に対応するコピー配
置データのロック状態を認識する(42)。既にロック
されていれば、ロック制御部29は、中央制御部30に
対して、既にロックされているという主旨のステータス
を通知する(43,44)。そして中央制御部30は、
ロック制御部29に、指定されたレコード番号等のタス
ク番号を記憶させ(45)、ロック状態をロック中に変
更する(46)。その後、データベース管理部27は、
通信制御部26及び20を介して呼処理プロセッサー1
9内のデータベース管理部21にロック操作の正常終了
を示す応答イベントを返送する(47)。
【0023】図4に於いて、データベース管理部27
は、データベース管理部21からの応答イベントを受信
し、そのロック操作が正常に終了したのであればロック
操作正常終了のステータスを要求元の中央制御部24に
通知する(48、49,52、53)。ロック操作が失
敗の場合、つまり、既にロックされているのであれば、
データベース管理部27は、ロック解除操作の処理に移
り、既にロックされている旨のステータスを中央制御部
30に送信する(50、51)。ここで、ロック解除操
作とは、ロック制御部23及び29に記憶されている記
憶内容を消去することであり、この操作もレコード単位
に行われ、操作要求時にはレコード番号を指定する。
【0024】図5に於いて、データベース管理部27は
ロック操作が失敗した主旨の応答イベントをデータベー
ス管理部21に送信し、ロック制御部29に対してロッ
ク解除操作を実行する。具体的には、ロック制御部29
内の、指定されたレコード番号のロック情報を消去し
(52、53、54)、ロック状態をロック解除に変更
する(55)。更に、データ配置記憶部28より、指定
されたレコード番号に対応するコピー配置データが配置
されているプロセッサー番号である19を得て、データ
ベース管理部21にロック解除操作の要求イベントを送
信する(56)。その後、データベース管理部27はデ
ータベース管理部21からのロック解除操作要求に対す
る応答待ちに入る(57)。
【0025】図6に於いて、呼処理プロセッサー25か
らロック解除要求イベントを受け付けた呼処理プロセッ
サー19内のデータベース管理部21は、ロック制御部
23内の指定されたレコード番号のロック情報を消去し
(58、59、60、61)、ロック状態をロック中か
らロック解除に変更する(62)。その後、正常終了の
応答イベントをデータベース管理部27に返す(6
3)。データベース管理部27は、呼処理プロセッサー
19内のデータベース管理部21からロック解除操作の
応答イベントを受信すると、ロック操作を要求した中央
制御部30に対して、ロック情報が消去された主旨のイ
ベントを通知して、ロック操作処理を終了する(64,
64〜66,51,52、53)。
【0026】ロック操作を要求した中央制御部30は、
データベース管理部27からのデータのロック操作の結
果を通知するイベントを受信した後、ロック操作が正常
に完了したのであれば、書き込み操作をデータベース管
理部27に要求することができる(67)。もしロック
操作が失敗であれば、それは、このロック操作要求が他
のプロセッサーからのロック操作要求と競合したことを
示している。この場合、中央制御部30は、ある任意時
間の後、再度ロック操作を試みなければならない。
【0027】次に、データの書き込み操作を説明する。
図7に於いて、中央制御部30は、番号翻訳テーブルの
指定したレコード番号のデータのロックを確認すると、
引き続きデータベース管理部27に対して書き込み操作
を要求する。このとき、番号翻訳テーブルに対応するレ
コード番号と、書き込みデータの内容を指定する。デー
タベース管理部27は書き込み操作要求を受信すると、
データ配置記憶部28より得られる情報から、指定され
たレコード番号のデータがデータベース管理部27のデ
ータベースに配置されていることを認識し、まず、デー
タベース27の指定されたレコードに対して、書き込み
操作を実行する(68、69、70)。
【0028】更に、データ配置記憶部28より、指定さ
れたレコード番号に対応するコピー配置データが配置さ
れているプロセッサー番号である19を得る。データベ
ース管理部27は、通信制御部26及び20を介して呼
処理プロセッサー19内のデータベース管理部21に書
き込み操作要求のイベントを送信する(71)。そのと
きに前記レコード番号と書き込みデータの内容も通知す
る。その後、データベース管理部27は、データベース
管理部21からの書き込み操作要求に対する応答待ちに
入る(72)。
【0029】図8に於いて、中央制御部24から書き込
み操作要求イベントを受け付けた呼処理プロセッサー2
5内のデータベース管理部27は、データベースの指定
されたレコードに対して書き込み操作を実行する(7
3,74)。その後、データベース管理部21は、通信
制御部20及び26を介してデータベース管理部27
に、書き込み操作の完了を示す応答イベントを返送する
(75)。
【0030】データベース管理部27は、データベース
管理部21からの書き込み操作の応答イベントを受信す
ると、書き込み操作を要求した中央制御部30に対し
て、書き込み操作の終了した主旨の応答ステータスを通
知して、書き込み操作処理を終了する(76、77、7
8)。このとき、番号翻訳テーブルのデータはロックさ
れた状態になっているので、直ちにロック解除操作を要
求しなければならない。そこで書き込み操作を要求した
中央制御部30は、データベース管理部27からの書き
込み操作終了を通知するステータスを受信すると、ロッ
ク解除操作に移る。ロック解除操作についての説明は既
に述べたので、ここでは省略することにする。
【0031】以上のように、コピー配置データの更新に
ついては、データベース管理部に対して、まずロック操
作を要求し、ロック操作が正常に完了すると書き込み操
作を要求し、その後、ロック解除操作を要求するという
手順を踏むことにより可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、読み出し操作が
頻繁に行われるデータを、並列して構成されている呼処
理プロセッサーの全てのデータベースにコピーしていく
ことにより、自プロセッサー内に配置されるコピー配置
データを直接参照することができる。また、プログラム
部からは、操作するデータの存在や配置されているデー
タベースの場所を考慮する必要がない。更に、あるプロ
セッサー内のデータが破壊されたとしても、他のプロセ
ッサー内にあるコピー配置データにより修復可能であ
り、データの安全性を図ることができる。
【0033】また、コピー配置データの更新中は、他の
プロセッサーからは更新できないようにするためのロッ
ク機能を備えることにより、コピーデータの内容に矛盾
が生じることがなく、コピー配置データの同時更新を安
全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る呼処理プロセッサーの
構成図
【図2】同プログラム部のロック操作要求に係るフロー
チャート
【図3】同プログラム部のロック操作要求のイベント交
換に係るフローチャート
【図4】同プログラム部のロック操作要求のイベント交
換に係るフローチャート
【図5】同プログラム部のロック解除要求のイベント交
換に係るフローチャート
【図6】同プログラム部のロック解除要求のイベント交
換に係るフローチャート
【図7】同プログラム部の書き込み要求のイベント交換
に係るフローチャート
【図8】同プログラム部の書き込み要求のイベント交換
に係るフローチャート
【図9】従来の構内自動交換機の構成図
【図10】従来の呼処理プロセッサーの構成図
【符号の説明】
19 呼処理プロセッサー 20 通信制御部 21 データベース管理部 22 データ配置記憶部 23 ロック制御部 24 中央制御部 25 呼処理プロセッサー 26 通信制御部 27 データベース管理部 28 データ配置記憶部 29 ロック制御部 30 中央制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースを有し、通信データの格納命
    令を受信した場合あるいは他のシステムから通信データ
    のコピー命令を受信した場合に、通信データを前記デー
    タベースに格納する複数のデータベース管理部と、前記
    データベース管理部間の通信を司る中央制御部と、通信
    データの操作要求イベントの授受を前記中央制御部に対
    して行い、前記データベース管理部間でデータ通信する
    通信処理部と、前記データベース管理部と、中央制御部
    と、通信処理部の動作を制御する呼処理プロセッサーと
    で構成されるシステムを複数並列接続した構成を有する
    ことを特徴とする構内自動交換機。
  2. 【請求項2】データベースを有し、通信データの格納命
    令を受信した場合あるいは他のシステムから通信データ
    のコピー命令を受信した場合に、通信データを前記デー
    タベースに格納し、既に格納されている通信データを書
    き換える命令を受信した場合はその命令を発したプロセ
    ッサー以外のプロセッサーが前記通信データを書き換え
    ることができないように前記通信データをロックすると
    共に、前記データを書き換えるデータベース管理部を有
    することを特徴とする請求項1に記載された構内自動交
    換機。
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