JPH05227249A - 分散データベース管理方式 - Google Patents
分散データベース管理方式Info
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- JPH05227249A JPH05227249A JP4059170A JP5917092A JPH05227249A JP H05227249 A JPH05227249 A JP H05227249A JP 4059170 A JP4059170 A JP 4059170A JP 5917092 A JP5917092 A JP 5917092A JP H05227249 A JPH05227249 A JP H05227249A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分散型マルチメディア通信網において、網内
に分散配置されている各ノードシステムにおける個別デ
ータべース内のデータ更新に際し、保守者が、管理ノー
ドシステムに接続された保守端末から、そのためのコマ
ンドを投入して作業を行うとき、マルチメディアに伴
い、扱うべきデータが大量であるにもかかわらず、その
作業効率の向上を図る。 【構成】 個別データべース105のデータを全部集め
て別に共通データべース103に蓄積しておき、管理ノ
ードシステム101が、保守端末104からデータ更新
の要求を受けると、共通データべースを参照してその可
否を判断して直ぐに保守端末に通知する。
に分散配置されている各ノードシステムにおける個別デ
ータべース内のデータ更新に際し、保守者が、管理ノー
ドシステムに接続された保守端末から、そのためのコマ
ンドを投入して作業を行うとき、マルチメディアに伴
い、扱うべきデータが大量であるにもかかわらず、その
作業効率の向上を図る。 【構成】 個別データべース105のデータを全部集め
て別に共通データべース103に蓄積しておき、管理ノ
ードシステム101が、保守端末104からデータ更新
の要求を受けると、共通データべースを参照してその可
否を判断して直ぐに保守端末に通知する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散配置された複数の
ノードシステムと、それらを集中的に管理する管理ノー
ドシステムと、を相互に接続することにより構成した分
散型マルチメディア通信網における分散データベース管
理方式に関するものである。
ノードシステムと、それらを集中的に管理する管理ノー
ドシステムと、を相互に接続することにより構成した分
散型マルチメディア通信網における分散データベース管
理方式に関するものである。
【0002】かかる分散型マルチメディア通信網におい
ては、マルチメディアであることにかんがみ、各ノード
システムが、各自のノードシステムに関して必要とする
データとして、それぞれの持つ個別データべースに有す
る個別データも膨大なものとなる。
ては、マルチメディアであることにかんがみ、各ノード
システムが、各自のノードシステムに関して必要とする
データとして、それぞれの持つ個別データべースに有す
る個別データも膨大なものとなる。
【0003】このような状況のもとで、例えば或るノー
ドシステムの配下にある端末の番号を変更したいとか、
新設したいとかの要求があり、それによって通信網の保
守者が、保守端末にコマンドを投入して、その要求を満
たすべく、当該ノードシステムの管理する個別データベ
ース内のデータを更新(設定、変更、削除など)しよう
とする。このような際に、そのことの効率的な可否判
断、実行を可能にするための分散データベース管理方式
に、本発明は関するものである。
ドシステムの配下にある端末の番号を変更したいとか、
新設したいとかの要求があり、それによって通信網の保
守者が、保守端末にコマンドを投入して、その要求を満
たすべく、当該ノードシステムの管理する個別データベ
ース内のデータを更新(設定、変更、削除など)しよう
とする。このような際に、そのことの効率的な可否判
断、実行を可能にするための分散データベース管理方式
に、本発明は関するものである。
【0004】
【従来の技術】従来、電子交換機の如きノードシステム
では、加入者データなど交換機が呼処理に必要とするデ
ータを更新(設定、変更、削除など)したいという場合
には、保守者が、保守端末からコマンドを投入すること
により、更新の対象となるデータの管理部(データベー
ス)を個々に直接参照し、投入コマンドに従ってデータ
の更新を行なってよいかどうかを判断し、それが可と判
断された場合に、データの更新を実行し、実行が完了し
た後で、保守端末に対して、投入されたコマンドの実行
完了通知を行っていた。
では、加入者データなど交換機が呼処理に必要とするデ
ータを更新(設定、変更、削除など)したいという場合
には、保守者が、保守端末からコマンドを投入すること
により、更新の対象となるデータの管理部(データベー
ス)を個々に直接参照し、投入コマンドに従ってデータ
の更新を行なってよいかどうかを判断し、それが可と判
断された場合に、データの更新を実行し、実行が完了し
た後で、保守端末に対して、投入されたコマンドの実行
完了通知を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】LAN、PBX、TD
Mなど複数の網種別を統合して扱う分散型マルチメディ
ア通信網では、その規模の大きさ(例えば数百のオーダ
のノードシステム数)や提供するサービスの多様さに伴
って、網内で管理する所要データの量は、従来の通信網
のそれに比べて数倍〜数百倍にもなると予想される。
Mなど複数の網種別を統合して扱う分散型マルチメディ
ア通信網では、その規模の大きさ(例えば数百のオーダ
のノードシステム数)や提供するサービスの多様さに伴
って、網内で管理する所要データの量は、従来の通信網
のそれに比べて数倍〜数百倍にもなると予想される。
【0006】そのため、所要の管理データを全て一ヶ所
に集中配置することは、それに必要なメモリ容量、分散
配置された各ノードシステムからのアクセス時間など、
の問題から困難となり、各ノードシステムに個別データ
べースを持ち、それによって個別に管理(分散管理)す
ることになるものと考えられる。
に集中配置することは、それに必要なメモリ容量、分散
配置された各ノードシステムからのアクセス時間など、
の問題から困難となり、各ノードシステムに個別データ
べースを持ち、それによって個別に管理(分散管理)す
ることになるものと考えられる。
【0007】また、それらのデータを更新(設定、変
更、削除など)する必要が生じたとき、そのために保守
者がコマンドを投入するのに用いる保守端末は、各ノー
ドシステムを集中管理するノードシステム(管理ノード
システム)にのみ接続されるようになっている。
更、削除など)する必要が生じたとき、そのために保守
者がコマンドを投入するのに用いる保守端末は、各ノー
ドシステムを集中管理するノードシステム(管理ノード
システム)にのみ接続されるようになっている。
【0008】このようなシステムにおいて、ノードシス
テム毎に個別管理されているデータを、必要に応じて更
新する際、そのためのコマンドが保守端末から投入され
ると、それを受け付けた管理ノードシステムは、要求さ
れたデータの更新が可能かどうかを判断し、可能と判断
した場合、それを実行することになる。
テム毎に個別管理されているデータを、必要に応じて更
新する際、そのためのコマンドが保守端末から投入され
ると、それを受け付けた管理ノードシステムは、要求さ
れたデータの更新が可能かどうかを判断し、可能と判断
した場合、それを実行することになる。
【0009】しかし、それには、網内で様々な形態に分
散配置されているノードシステムがそれぞれに持つ個別
データベースを、管理ノードシステムが、個々に直接参
照して他への影響具合をも見て判断しなければならず、
その後でコマンドで指示されたデータの更新を実行し、
それが完了してから保守端末に対して実行完了通知をす
る(これが従来通りの手順である)。
散配置されているノードシステムがそれぞれに持つ個別
データベースを、管理ノードシステムが、個々に直接参
照して他への影響具合をも見て判断しなければならず、
その後でコマンドで指示されたデータの更新を実行し、
それが完了してから保守端末に対して実行完了通知をす
る(これが従来通りの手順である)。
【0010】従って、保守者が複数のコマンドを投入す
る場合などには、所要の作業を終了するまでに多大な時
間を要するという問題が生ずる。また、このような大規
模な分散型マルチメディア通信網では、コマンド投入に
先立つ網全体の初期立ち上げ時に、各ノードシステムが
立ち上がる順序や、立ち上がりが完了するまでに要する
時間が一意に決まらず、保守者のコマンド投入による各
個別データベースへのデータ設定は、全ノードシステム
の立ち上げ完了後でないとできないことから、効率的に
行えないという問題もあった。
る場合などには、所要の作業を終了するまでに多大な時
間を要するという問題が生ずる。また、このような大規
模な分散型マルチメディア通信網では、コマンド投入に
先立つ網全体の初期立ち上げ時に、各ノードシステムが
立ち上がる順序や、立ち上がりが完了するまでに要する
時間が一意に決まらず、保守者のコマンド投入による各
個別データベースへのデータ設定は、全ノードシステム
の立ち上げ完了後でないとできないことから、効率的に
行えないという問題もあった。
【0011】本発明の目的は、上述した如き問題点を克
服し、大規模な分散型マルチメディア通信網において、
網内で分散配置されている各ノードシステムにおける個
別データベース内のデータ更新(設定、変更、削除な
ど)に際し、そのためのコマンドを、保守者が、管理ノ
ードシステムに接続された保守端末から投入して作業を
行うとき、その作業効率を高めることのできる分散デー
タベース管理方式を提供することにある。
服し、大規模な分散型マルチメディア通信網において、
網内で分散配置されている各ノードシステムにおける個
別データベース内のデータ更新(設定、変更、削除な
ど)に際し、そのためのコマンドを、保守者が、管理ノ
ードシステムに接続された保守端末から投入して作業を
行うとき、その作業効率を高めることのできる分散デー
タベース管理方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、分散配置された複数のノードシステム
と、それらを集中的に管理する管理ノードシステムと、
を相互に接続することにより構成した分散型マルチメデ
ィア通信網において、前記各ノードシステムが、各自の
ノードシステムに関して必要とするデータとして、それ
ぞれの持つ個別データべースに有する個別データと、同
じデータを各ノードシステムから集めてきて一括して蓄
積し管理する共通データべースを網内に持つことにし
た。
め、本発明では、分散配置された複数のノードシステム
と、それらを集中的に管理する管理ノードシステムと、
を相互に接続することにより構成した分散型マルチメデ
ィア通信網において、前記各ノードシステムが、各自の
ノードシステムに関して必要とするデータとして、それ
ぞれの持つ個別データべースに有する個別データと、同
じデータを各ノードシステムから集めてきて一括して蓄
積し管理する共通データべースを網内に持つことにし
た。
【0013】具体的に述べると、各ノードシステムが個
別に持って(分散管理する)個別データベースでは、基
本的に、当該ノードシステム内で閉じて必要となるデー
タ、アクセス頻度の高いデータ、アクセスおよびその応
答にリアルタイム性が要求されるデータなどを保持して
管理し、管理ノードシステムに接続される共通データベ
ースでは、各個別データべース内の全データ(あるいは
必要に応じてその一部)と同一なデータを、全個別デー
タべース分、集めてきて保持し、一括管理する。
別に持って(分散管理する)個別データベースでは、基
本的に、当該ノードシステム内で閉じて必要となるデー
タ、アクセス頻度の高いデータ、アクセスおよびその応
答にリアルタイム性が要求されるデータなどを保持して
管理し、管理ノードシステムに接続される共通データベ
ースでは、各個別データべース内の全データ(あるいは
必要に応じてその一部)と同一なデータを、全個別デー
タべース分、集めてきて保持し、一括管理する。
【0014】
【作用】管理ノードシステムに対し、任意のノードシス
テムの持つ個別データべース内のデータを更新(設定、
変更、削除を含む)したいという要求がなされたとき、
管理ノードシステムは、共通データべースを参照するこ
とにより、当該要求を満たした場合に他のノードシステ
ムなどへ及ぶべき影響の具合を予め知り、それにより当
該要求の可否を判断し、可のときは、共通データべース
内の該当データを更新した後、要求された個別データべ
ース内のデータ更新及びそれに伴って必要となる他デー
タの更新を行う。
テムの持つ個別データべース内のデータを更新(設定、
変更、削除を含む)したいという要求がなされたとき、
管理ノードシステムは、共通データべースを参照するこ
とにより、当該要求を満たした場合に他のノードシステ
ムなどへ及ぶべき影響の具合を予め知り、それにより当
該要求の可否を判断し、可のときは、共通データべース
内の該当データを更新した後、要求された個別データべ
ース内のデータ更新及びそれに伴って必要となる他デー
タの更新を行う。
【0015】分散配置された各ノードシステムにおい
て、それぞれのシステムが管理する個別データべース内
のデータを更新(設定、変更、削除など)するためのコ
マンドを、保守者が、管理ノードシステムに接続された
保守端末から、投入した場合、管理ノードシステムで
は、実際にそのコマンドを個別データべースにおいて実
行する以前に、共通データべースを参照した段階で、コ
マンドで指示されたデータの更新が可能か否かの判断が
でき、可能なら、個別データべースにおけるその実行を
待たずに、コマンドの受付完了通知を保守端末に返すこ
とができるので、作業効率の向上を図ることができる。
て、それぞれのシステムが管理する個別データべース内
のデータを更新(設定、変更、削除など)するためのコ
マンドを、保守者が、管理ノードシステムに接続された
保守端末から、投入した場合、管理ノードシステムで
は、実際にそのコマンドを個別データべースにおいて実
行する以前に、共通データべースを参照した段階で、コ
マンドで指示されたデータの更新が可能か否かの判断が
でき、可能なら、個別データべースにおけるその実行を
待たずに、コマンドの受付完了通知を保守端末に返すこ
とができるので、作業効率の向上を図ることができる。
【0016】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の分散データベース管理方式が適用
される分散型マルチメディア通信網の構成を示すブロッ
ク図である。
る。図1は、本発明の分散データベース管理方式が適用
される分散型マルチメディア通信網の構成を示すブロッ
ク図である。
【0017】同図において、101は管理ノードシステ
ム、102は管理ノードシステム101の持つ管理機能
部、103は共通データべース、104は保守端末、1
05は各ノードシステム内にあって各ノードシステムが
管理する個別データべース、である。
ム、102は管理ノードシステム101の持つ管理機能
部、103は共通データべース、104は保守端末、1
05は各ノードシステム内にあって各ノードシステムが
管理する個別データべース、である。
【0018】保守端末104から管理ノードシステム1
01の管理機能部102へは、保守者が、必要なときに
投入するコマンドや、それに伴うパラメータが、送られ
る。管理機能部102は、それにより共通データべース
103を参照し、その実行の可否を判断し、その結果
を、保守端末104へ、投入されたコマンドに対する応
答信号として伝達する。
01の管理機能部102へは、保守者が、必要なときに
投入するコマンドや、それに伴うパラメータが、送られ
る。管理機能部102は、それにより共通データべース
103を参照し、その実行の可否を判断し、その結果
を、保守端末104へ、投入されたコマンドに対する応
答信号として伝達する。
【0019】実行可の場合には、管理ノードシステム1
01の管理機能部102から、共通データべース103
へ、制御・管理信号や設定するデータを送って所要の実
行を行い、次に所要の個別データべース105へ、制御
・管理信号や設定するデータを送って所要の実行を行
う。
01の管理機能部102から、共通データべース103
へ、制御・管理信号や設定するデータを送って所要の実
行を行い、次に所要の個別データべース105へ、制御
・管理信号や設定するデータを送って所要の実行を行
う。
【0020】図2は、図1における管理機能部102の
実行する処理の流れを示すフローチャートである。図2
を参照して、本発明にかかる分散データ管理を説明す
る。先ず、保守者が、一つまたは複数の個別データべー
ス内にある所要のデータを更新(設定、変更、削除な
ど)するために、保守端末からコマンドを投入したとす
る。
実行する処理の流れを示すフローチャートである。図2
を参照して、本発明にかかる分散データ管理を説明す
る。先ず、保守者が、一つまたは複数の個別データべー
ス内にある所要のデータを更新(設定、変更、削除な
ど)するために、保守端末からコマンドを投入したとす
る。
【0021】すると、保守端末が接続される管理ノード
システム内にある管理機能部が、まず、シンタックスチ
ェック、すなわち、投入されたコマンドの記述法やそれ
に付随するパラメータ数および各パラメータ値の範囲な
どに誤りがないかどうかのチェックを行う。シンタック
スチェックでエラーが検出された場合には、保守端末に
その旨を通知(エラー通知)する。
システム内にある管理機能部が、まず、シンタックスチ
ェック、すなわち、投入されたコマンドの記述法やそれ
に付随するパラメータ数および各パラメータ値の範囲な
どに誤りがないかどうかのチェックを行う。シンタック
スチェックでエラーが検出された場合には、保守端末に
その旨を通知(エラー通知)する。
【0022】次にシンタックスチェックでエラーがない
と判断された場合には、管理機能部は、共通データべー
ス内のデータの中で、投入されたコマンドによってデー
タの更新対象となっている、各個別データべースに対応
する部分のデータ設定状況を参照し、データの更新可
否、すなわち、コマンドの指示どおりデータの更新を実
行して良いかどうかを判断する。
と判断された場合には、管理機能部は、共通データべー
ス内のデータの中で、投入されたコマンドによってデー
タの更新対象となっている、各個別データべースに対応
する部分のデータ設定状況を参照し、データの更新可
否、すなわち、コマンドの指示どおりデータの更新を実
行して良いかどうかを判断する。
【0023】データ更新を実行することに伴って、何ら
かの影響が及ぼされる個別データべースが他にあると判
断されれば、それに対応する部分のデータ設定状況も参
照する。データ更新が不可能と判断された場合には、保
守端末にその旨(エラー通知)をする。
かの影響が及ぼされる個別データべースが他にあると判
断されれば、それに対応する部分のデータ設定状況も参
照する。データ更新が不可能と判断された場合には、保
守端末にその旨(エラー通知)をする。
【0024】投入されたコマンドのシンタックスチェッ
クでエラーがなく、データの更新も可能と判断された
ら、管理機能部は、本来データ更新の対象となっている
各個別データべースをアクセスする前に、まず、共通デ
ータべースの中のデータで、コマンドによるデータ更新
の対象になっている各個別データべースに対応する部分
のデータ更新を行い、それが完了した時点で、保守端末
にコマンド受付完了通知を行う。
クでエラーがなく、データの更新も可能と判断された
ら、管理機能部は、本来データ更新の対象となっている
各個別データべースをアクセスする前に、まず、共通デ
ータべースの中のデータで、コマンドによるデータ更新
の対象になっている各個別データべースに対応する部分
のデータ更新を行い、それが完了した時点で、保守端末
にコマンド受付完了通知を行う。
【0025】この時点では、コマンドが指示する本来の
動作を実行していないが、保守者は保守端末に返された
このコマンド完了通知を確認した後、すぐに次のコマン
ドを投入することが可能な状態となる。
動作を実行していないが、保守者は保守端末に返された
このコマンド完了通知を確認した後、すぐに次のコマン
ドを投入することが可能な状態となる。
【0026】管理機能部は、保守端末にコマンド受付完
了通知を行った後、本来データ更新の対象となっている
各個別データべースをアクセスし、その中のデータを更
新する。すなわち、この時点で初めてコマンドの実行が
完了したことになる。
了通知を行った後、本来データ更新の対象となっている
各個別データべースをアクセスし、その中のデータを更
新する。すなわち、この時点で初めてコマンドの実行が
完了したことになる。
【0027】図3は、本発明による分散データベース管
理方式に従って、保守者が保守端末がら投入したコマン
ドを、処理(実行)する場合のシーケンス例を示したシ
ーケンス図である。
理方式に従って、保守者が保守端末がら投入したコマン
ドを、処理(実行)する場合のシーケンス例を示したシ
ーケンス図である。
【0028】同図は、保守者が保守端末よりあるコマン
ド「コマンド」を投入する場合の例で、コマンド
は、ノードシステム#1、ノードシステム#2、および
ノードシステム#3の、それぞれが管理する個別のデー
タべース内のデータを更新することを目的としたもので
あるとする。
ド「コマンド」を投入する場合の例で、コマンド
は、ノードシステム#1、ノードシステム#2、および
ノードシステム#3の、それぞれが管理する個別のデー
タべース内のデータを更新することを目的としたもので
あるとする。
【0029】同図のシーケンス例を以下に説明する。ま
ず、保守者は保守端末から呼コマンドを投入する。こ
のコマンドは、付随して投入されたパラメータと共
に、管理ノードシステム内の管理機能部に送られる。管
理機能部では、コマンドおよびそのパラメータに対し
て、シンタックスチェックを行い、エラーが検出されれ
ばその旨を保守端末に通知する。
ず、保守者は保守端末から呼コマンドを投入する。こ
のコマンドは、付随して投入されたパラメータと共
に、管理ノードシステム内の管理機能部に送られる。管
理機能部では、コマンドおよびそのパラメータに対し
て、シンタックスチェックを行い、エラーが検出されれ
ばその旨を保守端末に通知する。
【0030】本シーケンス例では、シンタックスチェッ
クの結果、エラーはなかった場合の例を示している。次
に、管理機能部は、共通データべース内のデータを参照
して、投入されたコマンドに従ったデータ更新の可否
判断を行い、データ更新が不可能と判断されれば、その
旨を保守端末に通知する。
クの結果、エラーはなかった場合の例を示している。次
に、管理機能部は、共通データべース内のデータを参照
して、投入されたコマンドに従ったデータ更新の可否
判断を行い、データ更新が不可能と判断されれば、その
旨を保守端末に通知する。
【0031】シンタックスチェックと同様に本シーケン
ス例では、データ更新が可能と判断された場合の例を示
している。投入されたコマンドに従ったデータ更新が可
能と判断されると、共通データべース内のデータの中
で、コマンドの対象となっている各個別データべース
に対応する部分のデータを更新し、それが完了した時点
で、直ちに保守端末に対してコマンドの受付が完了し
たことを通知する(受付完了通知)。
ス例では、データ更新が可能と判断された場合の例を示
している。投入されたコマンドに従ったデータ更新が可
能と判断されると、共通データべース内のデータの中
で、コマンドの対象となっている各個別データべース
に対応する部分のデータを更新し、それが完了した時点
で、直ちに保守端末に対してコマンドの受付が完了し
たことを通知する(受付完了通知)。
【0032】この通知を受けた保守端末は、この時点で
次のコマンドを受付可能な状態になっている。また、管
理機能部は、受付完了通知を返した後、本来コマンド
の対象となっているノードシステム#1、ノードシステ
ム#2、および、ノードシステム#3に、コマンドお
よびパラメータを通知する。
次のコマンドを受付可能な状態になっている。また、管
理機能部は、受付完了通知を返した後、本来コマンド
の対象となっているノードシステム#1、ノードシステ
ム#2、および、ノードシステム#3に、コマンドお
よびパラメータを通知する。
【0033】それを受けたノードシステム#1、ノード
システム#2、および、ノードシステム#3は、通知さ
れたコマンドおよびパラメータに従って、それぞれの
個別データべース内データを更新する。すなわち、実際
にコマンドを実行する。保守端末は、管理ノードシス
テム内の管理機能部より、コマンドに対する受付完了
通知を受けたことにより、この時点で次の新たなコマン
ドを受付可能な状態になっている。
システム#2、および、ノードシステム#3は、通知さ
れたコマンドおよびパラメータに従って、それぞれの
個別データべース内データを更新する。すなわち、実際
にコマンドを実行する。保守端末は、管理ノードシス
テム内の管理機能部より、コマンドに対する受付完了
通知を受けたことにより、この時点で次の新たなコマン
ドを受付可能な状態になっている。
【0034】図3のシーケンス例では、保守者がコマン
ドを投入してから、次のコマンドを投入可能となるま
での時間、すなわち、コマンドの受付完了通知を受け
るまでの時間(同図中の縦向きの両端矢付き実線)が保
守者の作業時間となる。
ドを投入してから、次のコマンドを投入可能となるま
での時間、すなわち、コマンドの受付完了通知を受け
るまでの時間(同図中の縦向きの両端矢付き実線)が保
守者の作業時間となる。
【0035】これは、保守者がコマンドを投入してか
ら、本来データ更新の対象となっているノードシステム
#1、ノードシステム#2、および、ノードシステム#
3それぞれの管理する個別データべース内のデータ更新
が完了するまでの時間(同図中の縦向きの両端矢付き破
線)に比べて短い。
ら、本来データ更新の対象となっているノードシステム
#1、ノードシステム#2、および、ノードシステム#
3それぞれの管理する個別データべース内のデータ更新
が完了するまでの時間(同図中の縦向きの両端矢付き破
線)に比べて短い。
【0036】
【発明の効果】分散型マルチメディア通信網において、
本発明による分散データベース管理方式を用いると、保
守者が、分散配置されたノードシステムがそれぞれ管理
する個別データべース内のデータを、更新(設定、変
更、削除など)するためのコマンドを、管理ノードシス
テムに接続された保守端末から投入した場合、管理ノー
ドシステム内の管理機能部が、実際にそのコマンドを実
行する以前に、コマンドで指示されたデータ更新が可能
と判断された時点で、コマンドの受付完了通知を保守端
末に返し、次のコマンドを受付可能な状態にすることが
できるため、各ノードシステムの立ち上がりが完了して
いる、いないに関わらず、保守者が連続して複数のコマ
ンドを投入するような場合には、その作業効率が向上す
る。
本発明による分散データベース管理方式を用いると、保
守者が、分散配置されたノードシステムがそれぞれ管理
する個別データべース内のデータを、更新(設定、変
更、削除など)するためのコマンドを、管理ノードシス
テムに接続された保守端末から投入した場合、管理ノー
ドシステム内の管理機能部が、実際にそのコマンドを実
行する以前に、コマンドで指示されたデータ更新が可能
と判断された時点で、コマンドの受付完了通知を保守端
末に返し、次のコマンドを受付可能な状態にすることが
できるため、各ノードシステムの立ち上がりが完了して
いる、いないに関わらず、保守者が連続して複数のコマ
ンドを投入するような場合には、その作業効率が向上す
る。
【0037】図1に示した分散型マルチメディア通信網
では、共通データべースは、特定の管理ノードシステム
に接続されているが、共通データべース自体が独立した
一つのノードシステムとして存在している場合や、一般
のノードシステムのうちの特定のものに、保守端末と共
通データべースが接続されて、管理ノードシステムとし
て併用される場合にも、同様の効果が得られる。
では、共通データべースは、特定の管理ノードシステム
に接続されているが、共通データべース自体が独立した
一つのノードシステムとして存在している場合や、一般
のノードシステムのうちの特定のものに、保守端末と共
通データべースが接続されて、管理ノードシステムとし
て併用される場合にも、同様の効果が得られる。
【0038】また、本発明の効果は、分散配置された各
ノードシステムの物理的な接続形態(例えば、階層型接
続、リング型接続、スター型接続)には依存しないこと
は述べるまでもないであろう。
ノードシステムの物理的な接続形態(例えば、階層型接
続、リング型接続、スター型接続)には依存しないこと
は述べるまでもないであろう。
【図1】本発明の分散データベース管理方式が適用され
る分散型マルチメディア通信網の構成を示すブロック図
である。
る分散型マルチメディア通信網の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1における管理機能部102の実行する処理
の流れを示すフローチャートである。
の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明による分散データベース管理方式に従っ
て処理をする場合のシーケンス例を示したシーケンス図
である。
て処理をする場合のシーケンス例を示したシーケンス図
である。
101…管理ノードシステム、102…管理機能部、1
03…共通データべース、104…保守端末、105…
個別データべース
03…共通データべース、104…保守端末、105…
個別データべース
Claims (1)
- 【請求項1】 分散配置された複数のノードシステム
と、それらを集中的に管理する管理ノードシステムと、
を相互に接続することにより構成した分散型マルチメデ
ィア通信網において、 前記各ノードシステムが、各自のノードシステムに関し
て必要とするデータとして、それぞれの持つ個別データ
べースに有する個別データと、同じデータを各ノードシ
ステムから集めてきて一括して蓄積し管理する共通デー
タべースを網内に持ち、 前記管理ノードシステムに対し、任意のノードシステム
の持つ個別データべース内のデータを更新(設定、変
更、削除を含む)したいという要求がなされたとき、管
理ノードシステムは、前記共通データべースを参照する
ことにより、当該要求を満たした場合に他のノードシス
テムなどへ及ぶべき影響の具合を予め知り、それにより
当該要求の可否を判断し、可のときは、共通データべー
ス内の該当データを更新した後、要求された個別データ
べース内のデータ更新及びそれに伴って必要となる他デ
ータの更新を行うようにしたことを特徴とする分散デー
タベース管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059170A JPH05227249A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 分散データベース管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059170A JPH05227249A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 分散データベース管理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05227249A true JPH05227249A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13105642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4059170A Pending JPH05227249A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 分散データベース管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05227249A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6286004B1 (en) | 1997-12-12 | 2001-09-04 | Ricoh Company, Ltd. | Distributed type of database system, consistency managing method for the same, and a computer-readable recording medium with a program for making a computer execute each step of the method stored therein |
CN100448238C (zh) * | 2004-09-06 | 2008-12-31 | 恒生电子股份有限公司 | 离散数据集中处理系统 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4059170A patent/JPH05227249A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6286004B1 (en) | 1997-12-12 | 2001-09-04 | Ricoh Company, Ltd. | Distributed type of database system, consistency managing method for the same, and a computer-readable recording medium with a program for making a computer execute each step of the method stored therein |
CN100448238C (zh) * | 2004-09-06 | 2008-12-31 | 恒生电子股份有限公司 | 离散数据集中处理系统 |
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