JPH0522620A - フライバツクトランスの異常検出装置 - Google Patents

フライバツクトランスの異常検出装置

Info

Publication number
JPH0522620A
JPH0522620A JP3170008A JP17000891A JPH0522620A JP H0522620 A JPH0522620 A JP H0522620A JP 3170008 A JP3170008 A JP 3170008A JP 17000891 A JP17000891 A JP 17000891A JP H0522620 A JPH0522620 A JP H0522620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
short break
high voltage
abnormality detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3170008A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Konishi
隆夫 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3170008A priority Critical patent/JPH0522620A/ja
Publication of JPH0522620A publication Critical patent/JPH0522620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商用電源の瞬停時に、誤って異常検出動作を
行うことのないフライバックトランスの異常検出装置を
得ること。 【構成】 テレビジョン受像機の商用電源の瞬停時の電
源ラインの立上りを検出する手段2と、この立上りを検
出したとき異常検出回路1の検出動作を一時的に停止さ
せるミュート手段とを設けた。 【効果】 瞬停後に電源が立上り、異常検出回路1に電
流I2 が流れも、異常検出信号Sが出力されるのを阻止
するので、高圧発生回路3の動作が停止することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陰極線管装置の高圧
発生回路の異常時に作動してその動作を停止させる、フ
ライバックトランスの異常検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】第2図は、従来のフライバックトランス
の異常検出装置とその周辺回路を示す図であり、1はフ
ライバックトランスの異常を検出する異常検出回路、3
は水平偏向回路、4はフライバックトランス、5はフラ
イバックトランスの高圧発生巻線、6は高圧放電抵抗、
7はCRTの容量である。
【0003】次に、動作について説明する。フライバッ
クトランス4の外郭に生じたクラック等によって、高圧
発生巻線5からの放電等の異常な事態が発生した場合、
高圧電流I1 が増加し、これに伴ってI2 も増加する。
2 がさらに増加してツェナーダイオードD1 のツェナ
ー電圧に達すると、トランジスタQ1 がオンとなり、つ
いでトランジスタQ2 もオンとなってダイオードD2
電流が流れる。D2 を通った“H”レベル(通常時は
“L”レベル)の検出記号Sは、マイクロコンピュータ
8を動作させて陰極線管装置の電源をオフにするか、V
CJ(ビデオクロマジャンクション)を動作させて水平
パルスの発生を停止し、高圧の発生を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】陰極線管装置が高圧放
電抵抗6を有していない場合、ストレーエミッション現
象を防ぐために、電源オフ時に作動する図3に示すスポ
ットキラー回路8が設けられている。このスポットキラ
ー回路8は、電源の立ち下がりに伴うV4 の立ち下がり
に同期してトランジスタQ4 がオンとなり、VCJ9の
CLAMP端子(黒レベル)の電位を上げてCRTを強
制的に光らせ、CRTの容量7の電荷を放出させるよう
に構成されている。
【0005】しかし、このポットキラー回路8の動作中
に、すぐに電源が回復した場合(つまり電源の瞬停時)
には、CLAMPの電位が高いままであり、その時、自
動輝度調整(ACL)は動作しないため、I2 が増加す
ると、異常検出回路1が動作してしまうという問題点が
あった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、陰極線管装置の商用電源の瞬停時
に、誤動作を起こさないフライバックトランスの異常検
出回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフライバ
ックトランスの異常検出回路は、商用電源が瞬停を起こ
したとき、その立ち上がりを検出して異常検出回路の異
常検出動作を一時停止させる瞬停検出ミュート手段を備
えた点を特徴とする。
【0008】
【作用】この発明における瞬停検出ミュート手段は、商
用電源の瞬停後の立ち上がりを検出したとき、異常検出
回路の異常検出動作を一時停止させるので、異常検出回
路の誤動作を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、図2と同一部分には、それぞれ同
一符号を付して説明を省略する。図において、2は瞬停
検出ミュート回路で、V3 電源ラインの立上がりを検出
し、この検出時点から異常検出回路1の異常検出動作を
一時停止させるものである。
【0010】次に、動作を説明する。高圧放電抵抗6を
有していない陰極線管装置の商用電源が瞬停を起こした
とき、図3に示したスポットキラー回路が動作したまま
となり、フライバックトランスの異常検出回路1は動作
しようとする。
【0011】しかし、電源が瞬停を起こした場合にはV
3 電源ラインが立上り、そのとき瞬停検出ミュート回路
2にI3 が流れ、Q3がオンとなるのでQ2 はオフとな
り、異常検出回路1は動作しない。このため、異常検出
回路1の誤動作を防止することができる。
【0012】なお、上記実施例では、瞬停検出ミュート
回路2の検出する電源ラインをV3 電源ラインとした
が、他の電源ラインでもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、商用
電源の瞬停時に、電源の立ち上りを検出したとき、異常
検出回路の検出動作を一時停止させる瞬停検出ミュート
手段を設けたので、瞬停時に、誤動作を行なうことのな
いフライバックトランスの異常検出装置が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるフライバックトラン
スの異常検出装置の回路図である。
【図2】従来のフライバックトランスの異常検出装置の
回路図である。
【図3】スポットキラー回路を示す図である。
【符号の説明】
1 異常検出回路 2 瞬停検出ミュート回路 3 水平偏向回路 4 フライバックトランス 5 高圧発生巻線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 フライバックトランスの高圧発生巻線電
    流を検出し、所定の電流値を越えたとき、高圧発生回路
    の動作を停止させる異常検出回路と、商用電源の瞬停後
    の立ち上がりを検出する手段と、この立ち上がりを検出
    したとき上記異常検出回路の動作を一時的に停止させる
    手段とを備えたことを特徴とするフライバックトランス
    の異常検出装置。
JP3170008A 1991-07-10 1991-07-10 フライバツクトランスの異常検出装置 Pending JPH0522620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170008A JPH0522620A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 フライバツクトランスの異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170008A JPH0522620A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 フライバツクトランスの異常検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522620A true JPH0522620A (ja) 1993-01-29

Family

ID=15896883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3170008A Pending JPH0522620A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 フライバツクトランスの異常検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8009137B2 (en) 2007-02-27 2011-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Image display apparatus and method of controlling over-current therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8009137B2 (en) 2007-02-27 2011-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Image display apparatus and method of controlling over-current therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4074323A (en) Television receiver protection system
US4321513A (en) Television receiver high voltage protection circuit
US4562508A (en) Regulator fault protection circuit
JPH0522620A (ja) フライバツクトランスの異常検出装置
US5047698A (en) High voltage shutdown circuit
CA1177158A (en) High voltage protection circuit for a television receiver
US4114072A (en) High voltage protection circuit having predictable firing point
KR910001467Y1 (ko) 이상 고압 제어회로
JPS6338606Y2 (ja)
JP2748695B2 (ja) テレビジョン受信機用高圧発生回路
JPS6338605Y2 (ja)
JPS6035316Y2 (ja) 異常高圧発生防止装置の補助回路
JPH07212679A (ja) Crtの高圧放電回路
EP0870397B1 (en) Over-current protection circuit in line deflection circuits
KR970004895Y1 (ko) 모니터의 엑스레이차단회로
JPS5924217Y2 (ja) X線保護装置
JPS6035317Y2 (ja) 異常高圧発生防止装置の補助回路
JP2002330306A (ja) フライバックトランス異常検知回路
KR930005833Y1 (ko) 비임전류 자동제어회로
JPS6138303Y2 (ja)
KR100312488B1 (ko) 영상표시기기의 포커스팩 접점불량에 따른 브라운관 손상방지 회로
KR930000447Y1 (ko) 모니터의 피이드백형 x선 보호회로
KR200156525Y1 (ko) 모니터의 밝기 조절 장치
KR850001848Y1 (ko) Tv전원 자동 차단회로
JPH0670452A (ja) フライバックトランスの保護回路